JP3771397B2 - 汎用エンジンのクラッチ及びクラッチケース構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は継手を兼ねるとともに、クラッチの駆動側と従動側との心合せを精度よく行うのに好適な汎用エンジンのクラッチ及びクラッチケース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
クラッチ及びこのクラッチを収納するクラッチケースとしては、例えば、実開昭48−81015号公報「刈払機における振動緩衝装置」に記載されたものが知られている。
【0003】
上記技術には、同公報の第2図に、発動機1の出力軸2に遠心クラッチ(符号なし)を介して伝動軸3を連結し、発動機1の機体の前部に緩衝部材5,6を介してクラッチケースとしての長杆結合金具20を取付け、この長杆結合金具20に取付けた軸受で伝動軸3を支持する刈払機が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記技術では、発動機1の機体の前部に長杆結合金具20を緩衝部材5,6を介して取付けるため、発動機1の出力軸2と遠心クラッチの入力側及び出力側の軸となる伝動軸端3’とを精度よく心合せするのが難しく、例えば、出力軸2と伝動軸端3’との心が合っていない状態で、出力軸2から伝動軸3へ動力を伝えると、出力軸2、遠心クラッチ及び伝動軸端3’を支えるそれぞれの軸受の負担が大きくなる。また、発動機1と長杆結合金具20との間に緩衝部材5,6を挟み込むので、構造が複雑になり、コストアップとなる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、簡単な構造で汎用エンジンの出力軸とクラッチの従動側との心合わせを精度よく行うことができるとともに、クラッチが継手を兼ねる汎用エンジンのクラッチ及びクラッチケース構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、クラッチケースを構成する一方のケース半体に遠心クラッチの従動側に設けたクラッチドラムを取付け、クラッチケースを構成する他方のケース半体を汎用エンジンに取付け、汎用エンジンの出力軸に前記遠心クラッチの駆動側に設けるとともに前記クラッチドラムの内面に接触可能としたシューを取付け、前記他方のケース半体に前記一方のケース半体を合せることでクラッチ並びにクラッチケースの組立を完了するクラッチ及びクラッチケースであって、前記他方のケース半体に凸部又は凹部を設け、この凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を汎用エンジン側に設けることで他方のケース半体と汎用エンジンとの結合部をいんろう構造にし、前記一方のケース半体に凸部又は凹部を設け、この凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を他方のケース半体に設けることで一方のケース半体と他方のケース半体との結合部をいんろう構造にしたことを特徴とする。
【0007】
他方のケース半体に凸部又は凹部を設け、この凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を汎用エンジン側に設けることで他方のケース半体と汎用エンジンとの結合部をいんろう構造にし、一方のケース半体に凸部又は凹部を設け、この凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を他方のケース半体に設けることで一方のケース半体と他方のケース半体との結合部をいんろう構造にして、汎用エンジンの出力軸に取付けた遠心クラッチの駆動側と一方のクラッチ半体に取付けた遠心クラッチの従動側との心を合わせる。
【0008】
この結果、凸部及び凹部で構成するいんろう構造という簡単な構造で汎用エンジンの出力軸に取付けた遠心クラッチの駆動側と一方のクラッチ半体に取付けた遠心クラッチの従動側との心合わせを精度よく行うことができるとともに、遠心クラッチが継手を兼ねるため、特別な継手を設ける必要がない。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る汎用エンジン及びクラッチケースの正面図であり、汎用エンジン10は、クランクケース11と、このクランクケース11の斜め上方に設けたシリンダブロック12と、このシリンダブロック12の端部に取付けたシリンダヘッド13と、このシリンダヘッド13の端部を覆うヘッドカバー14と、シリンダヘッド13の吸気側に取付けたエアクリーナ15と、シリンダヘッド13の排気側に取付けた排気管16と、クランクケース11の上部に取付けた燃料タンク17とからなる。なお、18はシリンダブロック12及びシリンダヘッド13の側方を覆う遮熱カバーである。
【0010】
クラッチケース21は、図示せぬ遠心クラッチ(後述する。)を収納し、汎用エンジン10を構成するクランク軸(図の表裏方向に延びる。詳細については後述する。)端部側に配置したケースである。
【0011】
図2は図1の2−2線断面図であり、汎用エンジン10は、クランクケース11の端部に汎用エンジン側としてのクランクケース端部カバー11aを取付け、クランクケース11に第1ジャーナル部23を設け、この第1ジャーナル部23にベアリング24を取付け、クランクケース端部カバー11aに第2ジャーナル部25を設け、この第2ジャーナル部25にベアリング26を取付け、これらのベアリング25,26で出力軸としてのクランク軸27を回転自在に支持したものである。なお、28,28はオイルシール、29はクランク軸27と図示せぬピストンとを連結するコネクティングロッドである。
【0012】
クラッチケース21は、クラッチとしての遠心クラッチ32を収納したケースであり、クランクケース端部カバー11aの前部に複数のボルト33で取付けた他方のケース半体としての後部ケース半体34と、この後部ケース半体34の前部に複数のボルト35で取付けた一方のケース半体としての前部ケース半体36とからなる。
【0013】
後部ケース半体34は、クランクケース端部カバー11aの第2ジャーナル部25に設けた凹部としてのオイルシール取付穴37に凸部としての後部環状凸部38を嵌合させた部品である。
即ち、後部ケース半体34に凸部を設け、この凸部に対応する凹部をクランクケース端部カバー11aに設けることで、後部ケース半体34とクランクケース端部カバー11aとの結合部をいんろう構造にする。
【0014】
前部ケース半体36は、後部ケース半体34に設けた凸部としての前部環状凸部41に凹部としての環状溝部42を嵌合させた部品である。
即ち、前部ケース半体36に凹部を設け、この凹部に対応する凸部を後部ケース半体34に設けることで、前部ケース半体36と後部ケース半体34との結合部をいんろう構造にする。
【0015】
遠心クラッチ32は、クランク軸27に取付けた駆動側としてのインナクラッチ部44と、前部ケース半体36側に配置した従動軸45に取付けた従動側としてのクラッチドラム46とからなる。
【0016】
インナクラッチ部44は、クランク軸27の先端部にボルト47で取付けたボス部48と、このボス部48の端部に取付けたフランジ部51と、このフランジ部51に取付けた複数のピン52と、これらのピン52にスイング自在に取付けたウェイト53・・・(・・・は複数個を示す。以下同様。)と、これらのウェイト53・・・に取付けたシュー54・・・と、ウェイト53・・・のスイングを戻すための複数のスプリング55とからなる。なお、56はワッシャである。
【0017】
従動軸45は、前部ケース半体36にベアリング57,57を取付け、これらのベアリング57,57で支持したものであり、クランク軸27側の端部に上記したボルト47の頭部を逃げるための凹部58を備える。なお、59はベアリング57,57の抜け止め用リングである。
【0018】
このように、従動軸45の端部に凹部58を設けることで、従動軸45をよりクランク軸27側に近づけることができ、遠心クラッチ32付き汎用エンジン10の全長を短縮することができる。
また、凹部58は、従動軸45の加工時のセンタ出しのタイミングで成形することができ、加工工数を低減することができる。従って、従動軸45の製造コストを抑えることができる。
【0019】
クラッチドラム46は、フランジ部及び円筒部からなるカップ状部材である。
クラッチインナ部44のウェイト53は、クランク軸27が所定回転数以下では、スプリング55によって径内方に引き付けられ、シュー54をクラッチドラム46と接触させないようにし、また、クランク軸27が所定回転数を越えた時には、ウェイト53は、遠心力でスプリング55の弾性力に抗して径外方にスイングしてシュー54をクラッチドラム46に接触させる部材である。
従って、遠心クラッチ32は、クランク軸27が所定回転数を越えた時に、クランク軸27から従動軸45へ動力を伝えるための機構である。
【0020】
以上の構成により、クランク軸27を支持するクラッチケース端部カバー11aに後部ケース半体34をいんろう構造で位置決めし、この後部ケース半体34に、従動軸45を支持する前部ケース半体36をいんろう構造で位置決めするので、クランク軸27に対して従動軸45の心合わせを精度よく行うことができ、これによって、クランク軸27に取付けたインナクラッチ部44と、従動軸45に取付けたクラッチドラム46との心合わせを精度よく行うことができる。
【0021】
従って、クランク軸27が所定回転数を越え、遠心クラッチ32が接続したときに、シュー54とクラッチドラム46の内面とが無理なく接触し、これらの間でスムーズに動力が伝達するため、クランク軸27を支持するベアリング26及び従動軸45を支持するベアリング57,57に過大な力が加わらず、ベアリング26,57,57の寿命を延ばすことができる。
【0022】
以上に述べた遠心クラッチ32及びクラッチケース21の組立要領を次に説明する。
図3(a),(b)は本発明に係るクラッチ及びクラッチケースの第1組立図である。
(a)において、クランクケース端部カバー11aのオイルシール取付穴37の内周面37aに、後部ケース半体34の後部環状凸部38の外周面38aを嵌合し、クランクケース端部カバー11aにボルト33で後部ケース半体34を取付ける。
(b)において、クランク軸27の先端にボルト47でインナクラッチ部44を取付ける。
【0023】
図4は本発明に係るクラッチ及びクラッチケースの第2組立図である。
予め前部ケース半体36にクラッチドラム46付き従動軸45を取付けておき、後部ケース半体34の前部環状凸部41の外周面41aに、前部ケース半体36の環状溝部42の内周面42aを嵌合し、後部ケース半体34にボルト35で前部ケース半体36を取付ける。
【0024】
以上で遠心クラッチ32及びクラッチケース21の組立が完了する。
このように、遠心クラッチ32及びクラッチケース21を汎用エンジンのクランクケース端部カバー11aに容易に組付けることができる。
【0025】
以上の図2〜図4で説明したように、本発明は、クラッチケース21を構成する前部ケース半体36に遠心クラッチ32のクラッチドラム46を取付け、クラッチケース21を構成する後部ケース半体34をクランクケース端部カバー11aに取付け、汎用エンジン10(図2参照)のクランク軸27に遠心クラッチ32のインナクラッチ部44を取付け、後部ケース半体34に前部ケース半体36を合せることで遠心クラッチ32並びにクラッチケース21の組立を完了するクラッチ及びクラッチケースであって、後部ケース半体34に後部環状凸部38を設け、この後部環状凸部38に対応するオイルシール取付穴37をクランクケース端部カバー11aに設けることで後部ケース半体34とクランクケース端部カバー11aとの結合部をいんろう構造にし、前部ケース半体36に環状溝部42を設け、この環状溝部42に対応する前部環状凸部41を後部ケース半体34に設けることで前部ケース半体36と後部ケース半体34との結合部をいんろう構造にしたことを特徴とする。
【0026】
上記構成により、後部環状凸部38とオイルシール取付穴37並びに環状溝部42と前部環状凸部41でそれぞれ構成するいんろう構造という簡単な構造で汎用エンジン10のクランク軸27に取付けた遠心クラッチ32のインナクラッチ部44と前部クラッチ半体36に取付けた遠心クラッチ32のクラッチドラム46との心合わせを精度よく行うことができるとともに、遠心クラッチ32が継手を兼ねるため、特別な継手を設ける必要がない。
【0027】
図5は本発明に係るクラッチ及びクラッチケースを取付けた汎用エンジンの使用例を示す第1説明図であり、簡易式船外機70の側面図を示す。
簡易式船外機70は、汎用エンジン10をフレーム71に載せ、このフレーム71の前部に長尺のチューブ72を取付け、このチューブ72内にシャフト73を回転可能に挿入し、このシャフト73の一端部をクラッチケース21から突出させた従動軸45に継手74を介して連結し、シャフト73の他端部にプロペラ75を取付けたものである。
【0028】
図6は本発明に係るクラッチ及びクラッチケースを取付けた汎用エンジンの使用例を示す第2説明図であり、ポンプ80の斜視図を示す。
ポンプ80は、汎用エンジン10の従動軸45(図2参照)に、ポンプ本体81に収納した図示せぬインペラを接続したものであり、82はポンプ本体81の吸入口、83はポンプ本体81の吐出口である。
【0029】
図7は本発明に係るクラッチ及びクラッチケースを取付けた汎用エンジンの使用例を示す第3説明図であり、発電機90の側面図を示す。
発電機90は、クラッチケース21を取付けた汎用エンジン10と、従動軸45の回転により発電する発電機本体91と、この発電機本体91から出力する電力の制御、出力電流の種類や出力電圧の大小の選択等を行うためのコントロールボックス92とをフレーム93内に取付けたものである。
【0030】
図8は本発明に係るクラッチ及びクラッチケースを取付けた汎用エンジンの使用例を示す第4説明図であり、脱穀機100の側面図を示す。
脱穀機100は、稲穂から籾を取除くために機体101内に回転自在に収納した扱胴102と、この扱胴102の軸の端部に取付けた第1プーリ103と、籾から取除いた籾殻を排出する排塵管104とからなり、クラッチケース21から突出させた従動軸45に第2プーリ105を取付け、この第2プーリ105と第1プーリ103とにベルト106を掛け渡して、汎用エンジン10の動力で脱穀機100を駆動する。
【0031】
以上の図5〜図8で説明したように、遠心クラッチ付き汎用エンジン10は、遠心クラッチ32(図2参照)の駆動側と従動側とを精度よく心合わせすることができるため、従動軸45を種々の作業機、管理機等の入力軸に連結した場合に、その入力軸の振れを小さくすることができ、作業機、管理機等から発生する音、振動を小さくすることができる。
【0032】
また、クラッチケース21をコンパクトに構成したことで、遠心クラッチ付き汎用エンジン10を作業機、管理機等に取付けた場合に、全体を小型にすることができ、取扱性を向上させることができる。
更に、遠心クラッチ32の従動側にある従動軸45及び前部ケース半体36を、作業機、管理機等の使用方法や汎用エンジン10から作業機、管理機等への動力伝達方法に合せて構造変更することができる。
【0033】
例えば、図5に示した簡易式船外機70では、プロペラ75の推力により従動軸45に軸長手方向の大きな力が加わるため、従動軸45を支えるベアリング57(図2参照)をスラストベアリングに変更することで、この力に対処することができる。
【0034】
また、図8に示した脱穀機100の場合には、第2プーリ105から従動軸45に大きなラジアル方向の力が加わるため、耐荷重の大きなベアリングに変更することで、この力に対処することができる。
このように、遠心クラッチ付き汎用エンジン10は、汎用性をより高めたものである。
【0035】
尚、本発明では、図2に示したように、クランクケース端部カバー11aに凹部としてのオイルシール取付穴37、後部ケース半体34に凸部としての後部環状凸部38を設けたが、これに限るものではなく、クランクケース端部カバー11aに凸部、後部ケース半体34に凹部を設けてもよい。
【0036】
また、後部ケース半体34に凸部としての前部環状凸部41、前部ケース半体36に凹部としての環状溝部42を設けたが、これに限るものではなく、後部ケース半体34に凹部、前部ケース半体36に凸部を設けてもよい。
【0037】
更に、クラッチケース端部カバー11aと後部ケース半体34、後部ケース半体34と前部ケース半体36の2箇所の結合部をいんろう構造にしたが、他の位置決め手段、例えば、位置決めピンによる位置決め構造を2箇所のうちの1箇所に採用して、いんろう構造と位置決めピンの構造と組合わせてもよいし、2箇所の両方に位置決めピンの構造を採用してもよい。
【0038】
また更に、請求項1に記載した凹部、凸部は、狭義の形状を示すものではなく、雌・雄嵌合を意味するものである。従って、いんろう構造を構成するものであって、凹部、凸部に相当するものであれば、形状は自由に変更して差し支えない。
【0039】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1の汎用エンジンのクラッチ及びクラッチケース構造は、他方のケース半体に凸部又は凹部を設け、この凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を汎用エンジン側に設けることで他方のケース半体と汎用エンジンとの結合部をいんろう構造にし、一方のケース半体に凸部又は凹部を設け、この凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を他方のケース半体に設けることで一方のケース半体と他方のケース半体との結合部をいんろう構造にしたので、凸部及び凹部で構成するいんろう構造という簡単な構造で汎用エンジンの出力軸に取付けた遠心クラッチの駆動側と一方のクラッチ半体に取付けた遠心クラッチの従動側との心合わせを精度よく行うことができるとともに、遠心クラッチが継手を兼ねるため、特別な継手を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る汎用エンジン及びクラッチケースの正面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係るクラッチ及びクラッチケースの第1組立図
【図4】本発明に係るクラッチ及びクラッチケースの第2組立図
【図5】本発明に係るクラッチ及びクラッチケースを取付けた汎用エンジンの使用例を示す第1説明図
【図6】本発明に係るクラッチ及びクラッチケースを取付けた汎用エンジンの使用例を示す第2説明図
【図7】本発明に係るクラッチ及びクラッチケースを取付けた汎用エンジンの使用例を示す第3説明図
【図8】本発明に係るクラッチ及びクラッチケースを取付けた汎用エンジンの使用例を示す第4説明図
【符号の説明】
10…汎用エンジン、11…クランクケース、11a…汎用エンジン側(クランクケース端部カバー)、21…クラッチケース、27…出力軸(クランク軸)、32…クラッチ(遠心クラッチ)、34…他方のケース半体(後部ケース半体)、36…一方のケース半体(前部ケース半体)、37…汎用エンジン側の凹部(オイルシール取付穴)、38…他方のケース半体の凸部(後部環状凸部)、41…他方のケース半体の凸部(前部環状凸部)、42…一方のケース半体の凹部(環状溝部)、44…クラッチの駆動側(インナクラッチ部)、45…従動軸、46…クラッチの従動側(クラッチドラム)、54…シュー。
Claims (1)
- クラッチケースを構成する一方のケース半体に遠心クラッチの従動側に設けたクラッチドラムを取付け、クラッチケースを構成する他方のケース半体を汎用エンジンに取付け、汎用エンジンの出力軸に前記遠心クラッチの駆動側に設けるとともに前記クラッチドラムの内面に接触可能としたシューを取付け、前記他方のケース半体に前記一方のケース半体を合せることでクラッチ並びにクラッチケースの組立を完了するクラッチ及びクラッチケースであって、前記他方のケース半体に凸部又は凹部を設け、この凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を汎用エンジン側に設けることで他方のケース半体と汎用エンジンとの結合部をいんろう構造にし、前記一方のケース半体に凸部又は凹部を設け、この凸部又は凹部に対応する凹部又は凸部を他方のケース半体に設けることで一方のケース半体と他方のケース半体との結合部をいんろう構造にしたことを特徴とする汎用エンジンのクラッチ及びクラッチケース構造。
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