JP3771374B2 - 切断機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属薄板(銅板、ステンレス鋼板、鉄板等)、防水シート、シート状壁材などの切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、現場での板金加工における銅板等の切断、建築資材例えば防水シートやシート状壁材の切断に際し、ハサミや押切式切断機が使用されている。
押切式切断機は、基台上に固定した直尺状下刃に、直尺状上刃を、刃面が接触するように重ねて、上・下刃の一端を刃面が擦合いながら開閉するように枢着したもので、前記上刃の他端を作業者が上下操作するようになっている。
【0003】
また、上下一対の円形刃を回転自在に配設したスチールコイル切断用のスリッターがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の押切式切断機は、被切断材の切断長が長い場合は、下刃と上刃の開き角度が大きくなり、狭い所では扱い難く、安全カバーを設け難いので怪我をする危険性が高く、しかも切り口が良くないほか、現場での作業に不向きである。
【0005】
また、従来の回転刃をもつスリッターを薄板の切断に使用する場合、薄板を移動させる送り装置を必要とし、設備が大掛りなものとなるなどの問題がある。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、被切断材を移動させることなく円滑かつ確実にしかもきれいに精度よく切断でき、コンパクトで作業現場への持ち込みが容易な切断機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、本発明に係る切断機は、案内部材に沿って往復移動する各カッター保持フレームに、一対のロータリーカッターが夫々前記フレームの移動方向と直交しかつ互いに平行な軸をもって取付けられ、各ロータリーカッターに夫々伝動歯車が一体回転自在に設けられ、各伝動歯車に噛合するピニオンがカッター保持フレームに回転自在に設けられ、各ピニオンに噛合するラックが案内部材にカッター保持フレームの移動方向に沿って設けられ、一方のロータリカッターを取り付ける軸、又は該一方のロータリカッターと一体回転する一方の伝動歯車に噛合する一方のピニオンを、手動又は電動により回転駆動することによって、該一方のロータリカッターが回転駆動されると共に一方のピニオンが該ピニオンに噛合する一方のラックに対して転動してカッター保持フレームが移動し、このカッター保持フレームの移動によって、他方のラックに噛合する他方のピニオンが回転して該ピニオンに噛合する他方の伝動歯車が回転すると共に該他方の伝動歯車と一体回転する他方のロータリカッターが回転駆動され、これによりカッター保持フレームの移動経路を横切るように配置された被切断材が上下のロータリカッター間で切断されるように構成されている。
【0007】
したがって、被切断材は、前記両カッター保持フレーム間に位置し、かつカッター保持フレームと干渉せずに静止し、該フレーム及びロータリーカッターを円滑に移動及び回転させることができ、一対のロータリーカッターによりスムーズにしかも能率的に切断される。
また、本発明に係る切断機は、前記カッター保持フレームが一対のロータリーカッターを共に取付けうるように一体構造とされ、該フレームに被切断材の未切断部と切離し部を被切断材板面の相反する方向に分ける分岐案内面が設けられている構成を採用することができる。この場合、一対のロータリーカッターの位置決め取付けを容易に、かつ精度良く行なうことができ、カッター保持フレームの駆動機構の同期手段が不要となり、しかも、前記分岐案内面により被切断材がカッター保持フレームと干渉するのを避けてロータリーカッターを前進移動させることができ、切断作業を円滑かつ確実に行なうことが可能である。
【0008】
そして、本発明に係る切断機は、一方のロータリカッターを取り付ける又は該一方のロータリカッターと一体回転する一方の伝動歯車に噛合する一方のピニオンを、手動又は電動により回転駆動することにより、カッター保持フレームを移動させると共に両ロータリーカッターを同時に回転させることができ、構造を簡単にかつコンパクトにすることができるうえ、小型化を図ることが可能である。しかも、組立精度を高めて、一対のロータリーカッターの相対位置を適正に保持でき、切断性能の維持向上を図ることができ、切断機の品質を高めることが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図7は、本発明に係る切断機1の実施形態を示している。この切断機1は、基台2の前端上に立設された架構3の天板4上に設けられている。基台2上には、左右両側に被切断材支持架台5が設けられ、その上面に左右方向の軸線をもつ軸受6が夫々設けられており、コイル状に被切断材7を巻装したリール8の回転軸9が、前記軸受6により回転自在に支持されている。
【0010】
前記切断機1は、前記天板4上の左右両端に対向状に立設された支持フレーム10間に、天板4と夫々平行に設けた上部案内部材11及び下部案内部材12と、上部案内部材11の下面にその略全長にわたって固着した上部ラック13と、下部案内部材12の前側に近接して設けた下部ラック14と、前記両案内部材11,12に案内されて左右方向に往復移動可能に設けられたカッター保持フレーム15と、該フレーム15に互いに平行な軸16,17により取付けられた上・下一対のロータリーカッター18,19及び伝動歯車20,21と、両伝動歯車20,21及び上・下部ラック13,14に噛合するピニオン22,23とにより主構成されている。
【0011】
前記上部案内部材11は、中空角棒状を呈し、その下面に上部ラック13が下向きに固着されている。前記下部案内部材12は、上面にフレーム摺動案内溝24を備え、前記天板4上面に上部案内部材11の直下に位置して互いに平行に固着されている。そして、下部ラック14は、下部案内部材12の前面に当接するように天板4上面に上向きに固着されている。
【0012】
前記カッター保持フレーム15は、上部案内部材11を跨ぐように懸架され、かつ往復移動可能とされた上部フレーム15Aと、上・下両ロータリーカッター18,19を取付ける下部フレーム15Bと、上下部フレーム15A,15Bを着脱可能にボルト及びナット等の連結金具15Cにより連結する連結板15Dとから成っている。
【0013】
そして、上部フレーム15Aの下部に、前記ピニオン22が前記上部ラック13に噛合するように回転駆動軸25及びブシュ26を介して回転自在に取付けられている。ピニオン22と回転駆動軸25は、キー27により固着連結され、一体的に回転するようになっている。また、回転駆動軸25の前端部には、回転操作ハンドル28の装着部29が設けられ、このハンドル28が着脱自在とされており、回転駆動軸25の後端にはナット30が螺着されている。
【0014】
前記下部フレーム15Bは、図5〜図7にも示されているが、正面視方形板状を呈し、側面から見ると図7に示すようにクランク状を呈している。即ち、上板部31と下板部32が、前後にずれるように連結部33により連結一体化されており、連結部33がカッター取付側の約半分を除く部分(被切断材7の切断方向後方側)に形成されている。
【0015】
そして、前記上板部31が前側で、下板部32が後側とされ、カッター取付側の夫々の端部にカッター取付軸孔34,35が設けられ、上板部31には連結金具15Cの挿通孔36が設けられており、下板部32にはピニオン取付軸孔37が設けられ、前記ピニオン23が軸38により回転自在に取付けられている。
また、上板部31と下板部32の対向面間隔Sは、前記両カッター18,19の幅寸法の和又はこれより若干広い寸法とされ、前記両カッター18,19を取付けた状態において、両カッター18,19の軸方向対向面の外周側縁部を相互に若干接触させうるようになっている。
【0016】
さらに、上・下板部31,32のカッター取付側対向面31A,32Aは、左右(切断)方向中間部分で互いに下又は上に向って傾斜する被切断材分岐案内面31B,32Bを経て、上下位置が逆となる被切断材案内面31C,32Cへと続いており、前記連結部33のカッター取付側端部が前記分岐案内面31B,32Bと面一でクサビ状の被切断材分岐端33Aが形成されている。
【0017】
したがって、被切断材7の未切断部は、前記下板部32の分岐案内面32Bにより、被切断材7の切離し部7Aは前記上板部31の分岐案内面31により夫々上下(被切断材7の板面の相反する方向)に分けられ、かつ前記案内面31C,32Cにより案内されるので、被切断材7及びその切離し部7Aがカッター下部フレーム15Bに干渉することがなく、カッター保持フレーム15を円滑に移動させ、かつ切断を行なうことができる。
【0018】
なお、カッター下部フレーム15Bの下板部32の下端部は、摺動案内部39とされ、前記下部案内部材12のフレーム摺動案内溝24内に嵌入されている。
また、前記上板部31の下板部32との対向面側には、ボルト40により同軸的に連結された上部ロータリーカッター18及び伝動歯車20が、ブシュ41及び前記軸16を介して、前記軸孔34を利用して取付けられている。前記軸16は、ナット42により上板部31に固着され、該軸16に対してブシュ41及び前記カッター18等が回転自在となっている。
【0019】
前記下板部32の上板部31との対向面側には、ボルト43により同軸的に連結された下部ロータリーカッター19及び伝動歯車21が、ブシュ44及び前記軸17を介して、前記軸孔35を利用して取付けられている。なお、前記軸17は、ナット45により下板部32に固着され、該軸17に対してブシュ44及び前記カッター19等が回転自在となっている。
【0020】
さらに、前記下板部32には、下部ロータリーカッター19側に、伝動歯車21及び下部ラック14に噛合するピニオン23がブシュ46を介して固定軸38・ナット(図示せず)により、前記軸孔37を利用して回転自在に取付けられている。
前記天板4上には、前記下部案内部材12の前後に位置して、断面コ字状の被切断材受部材47,48が取付けられている。そして、前記架台5側の被切断材受部材47上には、その左側端部にブラケット49が固着され、角棒材の被切断材押え棒50の一端が、ブラケット49に軸51を介して枢着されている。この押え棒50の右端は、適宜の係止手段52により係止固定しうるようになっている。
【0021】
記実施形態において、切断材7を所要の幅に切断する場合、まず、被切断材押え棒50を図3に2点鎖線で示すように上方に回動させると共に、カッター保持フレーム15を後退させて、図1に示すスタート位置に戻し、被切断材7をリール8から巻き戻して前記受部材47,48上に、図3に2点鎖線で示すように所要切断幅が得られるように載せた後、被切断押え棒50を下方に回動させて被切断材7を押さえて前記受材47に固定する。
【0022】
次いで、ハンドル装着部29に回転操作ハンドル28を装着し、該ハンドル28を操作して回転駆動軸25を図4に矢印イで示す方向に回転すると、ピニオン22が同矢印イ方向に回転し、該ピニオン22に噛合した伝動歯車20を介して上部ロータリーカッター18が矢印ロ方向に回転すると同時に、固定されている上部ラック13に対してピニオン22が転動し、カッター保持フレーム15が図4に矢印ハで示す方向に前進移動する。
【0023】
このカッター保持フレーム15が前進移動すると、下部ラック14に噛合するピニオン23が、図4に矢印ニで示す方向に回転し、該ピニオン23に噛合する伝動歯車21を介して下部ロータリーカッター19が、図4に矢印ホで示す方向に回転して、上下部ロータリーカッター18,19によりピンチされた被切断材7が、両カッター18,19によって切断される。
【0024】
そして、被切断材7の未切断部は、分岐案内面32Bにより案内されて上方に若干逃げ、連結部33上面及び下板部案内面32Cに案内され、上板部31と干渉しない。他方、被切断材7の切離し部7Aは、分岐案内面31Bにより案内されて下方に若干逃げ、連結部33下面及び上板部案内面31Cに案内され、下板部32と干渉しない。したがって、切断機1は、固定された被切断材7を切断しながら円滑に前進移動し、能率的にかつきれいに切断することができる。
【0025】
続いて被切断材7の切断を行なう場合は、上記操作を繰返し行なえばよい。
記実施形態によれば、被切断材7を固定した状態で、上下一対のロータリーカッター18,19を、回転操作ハンドル28により手動操作することにより、同期的に回転させながら共に前進させ、被切断材7をカッター保持フレーム15に干渉させることなく容易にかつ円滑にしかも精度良く切断することができる。そして、全体がコンパクトでしかも小型化できるから運搬が容易であり、作業現場に持ち込んで使用でき、被切断材7を固定した状態で切断するので、安全性を高めることができ、狭い場所でも安全に使用できる。
【0026】
なお、上記実施形態において、前記回転駆動軸25を図3、図4に2点鎖線で示すように、電動モータ53によりピニオン22に噛合させた駆動歯車54を回転させることで駆動するようにすることができる。また、カッター保持フレーム15の上部フレーム15Aと前記下部フレーム15の上板部31を一体構造とすることができる。
【0027】
図8は、他の切断機1を示し、前述した実施形態と異なるところは、上下のロータリーカッター18,19を、夫々上下に分割されたカッター保持フレーム55,56に取付けると共に、夫々別個の電動モータ57,58により伝動歯車20,21等を介して同期的に互いに反対方向に駆動させ、さらに、両カッター保持フレーム55,56を駆動モータ(図示省略)により同期して往復移動させるようにした点であり、上記実施形態と同等の作用効果を期待することができる。
【0028】
なお、上記実施形態と共通する構成については、図3に付した符号と同符号を付し、図8に示す切断機1の特徴部分について詳述する。
前記上部カッター保持フレーム55は、上部に丸棒からなる案内部材11の挿通孔59を備え、下部に二股状のカッター取付部60A,60Bを備えると共に、中間部分に雌ねじ体装着孔61を前記挿通孔59と平行に設けて、該装着孔61に円筒状の雌ねじ体62を嵌着してある。また、前記カッター取付部60A,60Bには、前記挿通孔59と直交する軸孔63を同軸線上に設けて、前記カッター18及び伝動歯車20を取付けてある。
【0029】
そして、前記雌ねじ体62には、上部カッター保持フレーム55を往復移動させるねじ軸64が螺装されている。該ねじ軸64は、両端が支持フレーム10に上部案内部材11の下側にこれと平行にかつ回転自在に取付けられており、該ねじ軸64の一端部には支持フレーム10の外側に位置して連動歯車65が固着されている。
【0030】
また、前記上部カッター保持フレーム55のカッター取付部60Aの前面には、前記電動モータ57を後方に出力軸(図示省略)が突出するように取付け、前記出力軸に伝動歯車20に噛合する駆動歯車(図示省略)を取付けてある。
前記下部カッター保持フレーム56は、方形板状でその下端部を前記下部案内材12のフレーム摺動案内溝に嵌入して、往復移動自在としてある。そして、該フレーム56の上部に軸孔66を前記案内溝24と直交する方向に貫通状に設け、該フレーム56前面に上部ロータリーカッター18に対応して下部ロータリーカッター19及び伝動歯車21を軸17により回転自在に取付けてある。
【0031】
さらに、下部カッター保持フレーム56には、その下部前面に、前記案内溝24と平行な軸線をもった円筒状雌ねじ体67を嵌着したブラケット68を固着してあり、後面に前記電動モータ58をその出力軸69が前記フレーム56を貫通するように取付けてあって、出力軸69に固着した駆動歯車(図示省略)が、前記伝動歯車21に噛合するようにしてある。
【0032】
前記雌ねじ体67には、下部カッター保持フレーム56を往復移動させるねじ軸70が螺装されている。該ねじ軸70は、両端が下部案内部材12の前側上方にこれと平行にかつ回転自在に取付けられており、該ねじ軸70の一端部(前記連動歯車65側)には、支持フレーム10の外側に位置して連動歯車71が固着されている。
【0033】
前記連動歯車65,71は、同じ大きさでかつ同じ歯数とされ、駆動歯車72に共に噛合されている。この駆動歯車72は、前記支持フレーム10に軸(図示省略)を介して回転自在に取付けられており、図外の電動モータにより駆動されるようになっている。
なお、前記カッター駆動用の電動モータ57,58は、同期モータで同速度で前記カッター18,19を回転させるようになっている。
【0034】
上記図8に示す切断機1において、被切断材7を所要の幅に切断する場合、まず上記実施形態と同様に被切断材押え棒50を上方に回動させると共に、両ねじ軸64,70を連動的に駆動して、上・下部カッター保持フレーム55,56を後退させてスタート位置に戻し、前記受部材47,48上に、図8に2点鎖線で示すように被切断材7を引き出し、所要切断幅が得られるように載せた後、被切断材押え棒50を下方に回動させて被切断材7を押さえて前記受材47に固定する。
【0035】
次いで、電動モータ57,58を始動して上下部ロータリーカッター18,19を回転させると共に、図外のモータにより駆動歯車72を回転させて前記両ねじ軸64,70を同方向に回転させ、上下部カッター保持フレーム55,56を同時に同期して前進移動させることにより、被切断材7が上下部ロータリーカッター18,19により切断される。
【0036】
このとき、上下部カッター保持フレーム55,56は、同速度で一定間隔をもって離れた状態で移動するので、被切断材7の未切断部及び切離し部7Aがこれに干渉することがなく、円滑に切断が行なわれる。
切断が完了すれば、電動モータ57,58を停止し、図外の電動モータを逆転させて、前記両ねじ軸64,70を逆回転し、前記両フレーム55,56を後退移動させてスタート位置に戻す。
【0037】
続いて被切断材7の切断を行なう場合は、上記操作を繰返し行なえばよい。
上記図8に示す切断機1によれば、被切断材7を固定した状態で、電動モータ57,58及び図外の電動モータを運転し、上下部カッター保持フレーム55,56を連動して往復移動させることにより、被切断材7をカッター保持フレーム55,56に干渉させることなく、容易にかつ円滑にしかも精度良く能率的に切断することができる。そして、全体が小型でかつコンパクトであるから運搬が容易で、作業現場に持ち込んで使用でき、しかも、狭い場所でも安全に使用できる。
【0038】
【発明の効果】
本発明に係る切断機は、上述のように構成されていることを特徴とするものであるから、被切断材を移動させることなく円滑かつ確実にしてしかもきれいに精度よく切断でき、コンパクトで小型化できるので運搬が容易であり、作業現場への持ち込みも容易で、切断作業能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す全体平面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面拡大図である。
【図4】 図3のC−C線断面図である。
【図5】 同実施形態におけるカッター保持フレームの下部フレームを示す正面図である。
【図6】 図5の上面図である。
【図7】 図5の側面図である。
【図8】 他の切断機の要部を示す断面(図1のB−B線断面相当)図である。
【符号の説明】
1 切断機
7 被切断材
7A 被切断材の切離し部
11 上部案内部材
12 下部案内部材
13 上部ラック
14 下部ラック
15 カッター保持フレーム
16,17 軸
18 上部ロータリーカッター
19 下部ロータリーカッター
20 伝動歯車
21 伝動歯車
22 ピニオン
23 ピニオン
28 回転操作ハンドル
31 上板部
31B 被切断材分岐案内面
32 下板部
32B 被切断材分岐案内面
33 連結部
53 電動モータ
54 駆動歯車
55 上部カッター保持フレーム
56 下部カッター保持フレーム
57 電動モータ
58 電動モータ
62 雌ねじ体
64 ねじ軸
65 連動歯車
67 雌ねじ体
70 ねじ軸
71 連動歯車
72 駆動歯車

Claims (2)

  1. 案内部材に沿って往復移動する各カッター保持フレームに、一対のロータリーカッターが夫々前記フレームの移動方向と直交しかつ互いに平行な軸をもって取付けられ、各ロータリーカッターに夫々伝動歯車が一体回転自在に設けられ、各伝動歯車に噛合するピニオンがカッター保持フレームに回転自在に設けられ、各ピニオンに噛合するラックが案内部材にカッター保持フレームの移動方向に沿って設けられ、一方のロータリカッターを取り付ける軸、又は該一方のロータリカッターと一体回転する一方の伝動歯車に噛合する一方のピニオンを、手動又は電動により回転駆動することによって、該一方のロータリカッターが回転駆動されると共に一方のピニオンが該ピニオンに噛合する一方のラックに対して転動してカッター保持フレームが移動し、このカッター保持フレームの移動によって、他方のラックに噛合する他方のピニオンが回転して該ピニオンに噛合する他方の伝動歯車が回転すると共に該他方の伝動歯車と一体回転する他方のロータリカッターが回転駆動され、これによりカッター保持フレームの移動経路を横切るように配置された被切断材が上下のロータリカッター間で切断されるように構成されていることを特徴とする切断機。
  2. 前記カッター保持フレームが一対のロータリーカッターを共に取付けうるように一体構造とされ、該フレームに被切断材の未切断部と切離し部を被切断材板面の相反する方向に分ける分岐案内面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の切断機。
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