JP3770004B2 - Tabテープ及びそれを用いた半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、TAB(Tape Automated Bonding)テープ及びそれを用いた半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の18μm厚さの銅箔の高温高伸び箔では、光沢面最大粗さが2.5μm以上で粗化面最大粗さが6μm以上あり、TABテープを応用した半導体装置としては、例えば図3に示すものがある。
【0003】
図3において、10は上記TABテープで、銅箔2aと絶縁フィルムとを接着剤を介して貼り合わせて三層構造としたものから成る。
【0004】
即ち、一般にTABテープは、厚さ50〜125μm厚さ、幅35mmあるいは48mm、70mm等の幅を有する有機ポリイミドテープ、ガラスエポキシテープ等の絶縁性ベースフィルム1に、接着剤3を厚さ9〜25μm塗布した後、パンチング加工により、実装時にTABテープ本体を送り出す図示してない送り穴(パーフォレーションホール)と、半田ボールを搭載するビアホール(Via Hole)11と、ダイレクトボンディングするためのスリット12とを形成する。これに上記の電解銅箔を、その粗化面5を図4の如く接着剤側にして貼り合わせた後、フォトレジスト・エッチングプロセスによってIC搭載用のリード配線を含む所定の配線パターン4を形成したものから構成される。次に、このCu配線パターン4を形成した後、Au電気めっき等を行っている。
【0005】
半導体装置を構成する際には、このTABテープ10の回路面側、つまり銅箔4の光沢面6側に、絶縁体であるエラストマ(低弾性樹脂)20を、そのICチップ(半導体チップ)30の搭載されない側の面(図1では上面)をもって貼り合せる。その後、ICチップ30をその回路面を接着剤側にして搭載した後、配線パターン4のボンディングリード4aを直接ICチップ30の電極とボンディングした後、封止樹脂40をスリット12の隙間に充填し硬化させた後、半田ボール50を搭載して半導体装置としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、電解析出状態のままの電解銅箔の粗化面の粗さは、ベースフィルム上の接着に必要な粗化面の粗さ(2〜3μm)よりも粗く、不均一であることから、エッチングにより整面処理することが行われる。この整面処理は、例えば、特開平5−160208号公報では、電解銅箔から狭ピッチのリードパターンを形成する際のパターニングを考慮すると、電解銅箔の粗化面の粗さを極力小さくすることが望ましいが、そうすると、リードパターンにめっきを施す際に電解銅箔がはがれるおそれが生じることから、80μm〜60μmのリードピッチを有するリードパターンを得るに際しては、電解銅箔の粗化面の粗さを2〜1μmとなるように整面するとよいとされる。
【0007】
また、特開平4−94145号公報では、最近微電流による交流電解粗化法や、電気めっき法による微粒子電着粗化法が著しく進歩して、いわゆる低粗化銅箔が製造可能となったことを前提とし、銅箔の貼り合わせ前の粗化面の平均粗さRaを0.1〜0.4μmとし、その銅箔パターンの腐食防止と剥離防止の観点から接着剤の厚さを3〜7μmとして、インナーリードピッチが0.1mmのものを得ることが提案されている。
【0008】
しかしながら、最近では配線リードピッチが30μm〜60μmというように更に狭ピッチのものが求められている。
【0009】
ところが、上記を含め、従来における電解銅箔の粗化面の粗さの議論は、いずれも「平均粗さ」についてのみ行われてきた。このため、平均粗さで見ると良好な数値範囲内に入っている場合であっても、図5の如く拡大して見た場合、偶発的に粗化面の極めて小さな一部分については大きな値の粗さを持っている、つまり粗化面の最大粗さとして大きな値を持っている場合があった。つまり、これが原因となって、例えば60μm或いは50μmといった狭ピッチのリードパターンを確実に形成することが困難であった。
【0010】
即ち、上記銅箔は、18μm厚さの高温高伸び箔で、光沢面最大粗さが2.5μm以上で粗化面最大粗さが6μm以上であり、粗化面が粗いため、配線リードピッチが80μm以下になるとCu残りが発生して、配線の断面積が、図5に断面部7として示すように、上辺が狭く底辺が広い台形となり、微細配線リードピッチの形成が困難となり半導体装置の生産が不可能となる。
【0011】
また、クロック周波数400MHz 以上という高速伝送の半導体装置では、伝送波形は表皮層に沿ってのみ伝送されるため、上記銅箔の粗化面が粗いと、伝送損失が非常に大きくなって、高速伝送の半導体装置として不適当で使用することができない。
【0012】
これらの問題は、従来の高温高伸び箔の粗化面の荒さが、最大粗さの観点から見た場合に、大きいことに起因している。
【0013】
また、既に述べたように、上記銅箔は粗化面が粗いため化学研磨処理を施して整面するが、これによりリードの厚さが約4μm薄くなるため、リード強度が低下し、温度サイクル−65℃(30分)と+150℃(30分)の繰り返しの長期信頼性の要求に対して劣化してしまい、半導体装置としての信頼性を欠く結果となっていた。
【0014】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、TABテープの銅箔の粗化面を最大粗さにより規制して、60μm以下といった狭ピッチのリードパターンを確実に形成することを可能とし、温度サイクル等の長期信頼性を高めたTABテープ及びそれを用いた半導体装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、次のように構成したものである。
【0016】
本発明のTABテープは、接着剤を貼り合わせした絶縁性ベースフィルムに穴開けした後、銅箔を貼り合せて配線パターンを形成したTABテープにおいて、前記銅箔に、光沢表面最大粗さが2μm以下で粗化面の最大粗さが2.5μm以下である高温高伸び箔を用いたことを特徴とするものである(請求項1)。
【0017】
また、本発明の半導体装置は、接着剤を貼り合わせした絶縁性ベースフィルムに穴開けした後、銅箔を貼り合せて配線パターンを形成したTABテープを用い、その配線パターンのリードを直接に又はボンディングワイヤを介して半導体チップとボンディングした半導体装置において、前記TABテープの銅箔に、光沢表面最大粗さが2μm以下で粗化面の最大粗さが2.5μm以下である高温高伸び箔を用いたことを特徴とするものである(請求項6)。
【0018】
本発明のTABテープ又はこれを用いた半導体装置において、前記銅箔の厚さは9〜25μmであることが好ましい(請求項2、7)。また前記絶縁性ベースフィルムはポリイミドテープから成り、その厚さが25μm〜125μmであることが好ましい(請求項3、8)。また、前記配線パターン上に無電解めっき又は電気めっきが施されていることが好ましい(請求項4、9)。
【0019】
<発明の要点>
本発明のTABテープ及びそれを用いた半導体装置において、TABテープを構成する銅箔は、高温高伸び箔で、光沢表面の粗さ及び粗化面の粗さが、それぞれ最大粗さにより規制される。ここで光沢表面の最大粗さは2μm以下で、粗化面の最大粗さは2.5μm以下である。従って、従来の粗化面をその平均粗さで規制する場合よりも管理が厳しくなり、60μm以下といった狭ピッチのリードパターンを確実に形成することができる。即ち、粗化面粗さの小さい高温高伸び箔を用いてTABテープを作成し、更にこれを用いて半導体装置を構成することで、温度サイクル等の長期信頼性を向上させると共に微細配線が可能なすなわちI/O(In Put/Out Put)の多い高速伝送に適した半導体装置を得ることができる。
【0020】
本発明のTABテープ及びそれを用いた半導体装置において、TABテープの構成に用いられる銅箔は、高温高伸び箔で、光沢表面の最大粗さが2μm以下で、粗化面の最大粗さが2.5μm以下である。これは、高温高伸び箔での市販品で一般的に入手可能なものであって且つ上記配線リードピッチが60μm以下という微細配線が可能な銅箔の粗さ構成のものは、この範囲にしか存在しないことが明らかになっためである。この条件を満たす銅箔の高温高伸び箔としては、例えば古河電工(株)のF2−WS箔がある。
【0021】
また、本発明のTABテープ及びそれを用いた半導体装置においては、TABテープを構成する銅箔の厚さを9〜25μmの範囲とする。これは、高温高伸び箔での市販品で一般的に入手可能な銅箔の厚さ構成を示したものである。上述の古河電工(株)のF2−WS箔はこの条件も満たす。
【0022】
また、本発明のTABテープ及びそれを用いた半導体装置においては、TABテープを構成する絶縁性ベースフィルム、具体的にはポリイミドテープの厚さを25μm〜125μmの範囲とする。これは、一般的に入手可能なテープの厚さ構成を示したものである。下限が25μm以上となっているのは、25μm未満の厚さは、腰が弱く平坦性が劣るためである。また上限が125μm以下となっているのは、125μm厚さを超えると、半田ボール付けの際、ボール径が150μm以下ではポリイミドの厚さが邪魔をして作業性が悪くなるためである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
【0024】
図1に示す半導体装置において、10はTABテープであり、接着剤3を貼り合わせした絶縁性ベースフィルム1に穴開けした後、銅箔2を貼り合せて配線パターン4を形成したものから成る。
【0025】
このTABテープ10の製造は、次のように行った。まず幅70mmの有機ポリイミドテープから成る絶縁性ベースフィルム1に、接着剤3を厚さ9〜25μm塗布した後、パンチング加工により、実装時にTABテープ本体を送り出すパーフオレーションホール(図示せず)と、半田ボールを搭載する直径400μmのビアホール(Via Hole)11と、ダイレクトボンディングするためのスリット12とを形成する。
【0026】
この打ち抜き後、銅箔2として、光沢表面最大粗さが2μm以下で粗化面の最大粗さが2.5μm以下である高温高伸び箔を、その粗化面を接着剤側にして接着剤3を介して貼り合わせる。ここでは、高温高伸び箔での市販品で一般的に入手可能なものであって、配線リードピッチが60μm以下という微細配線が可能な銅箔の粗さの構成のものとして、古河電工(株)のF2−WS箔を用いた。具体的には、銅箔厚さ18μmのF2−WS箔(粗化面最大粗さ:2.5μm以下)をラミネート・キュアした。
【0027】
その後、フォトアプリケーションでパターンを形成後、エッチングにより配線リードピッチが60μmの銅配線とダイレクトボンディング用リード4aを含む配線パターン4を作成した。次に、この配線パターン4上に電気Auめっきを施した。
【0028】
上記のように構成したTABテープ10に対し、その回路面側にエラストマ20を接着し、そのエラストマ20の他面に貼り合わせることにより半導体チップとしてICチップ(正確にはLSIチップ)30を搭載した。その後、ボンディングツールを上記スリット12に挿入し、ダイレクトボンディングリード4aを図1に示す如くS字状に曲げてICチップ30のAl電極にボンディングした。
【0029】
次に、封止樹脂40をスリット12に充填して、樹脂封止した後、半田ボール50をビアホール11部分に搭載し、配線パターン4上に接続して半導体装置を完成した。
【0030】
要するに、接着剤を貼り合わせしたポリイミドテープに穴開けした後、光沢表面最大粗さが2μm以下で粗化面の最大粗さが2.5μm以下である高温高伸び箔から成る銅箔を貼り合せ、この銅箔にエッチングにより配線ピッチが80μm以下の配線リードを含む配線パターンを形成し、めっきを施して構成したTABテープを用い、このTABテープの回路面側にエラストマを介して半導体チップを接着した後、前記配線パターンのリードを直接に又はボンディングワイヤを介して半導体チップとボンディングして半導体装置とした。
【0031】
比較のため、銅箔を従来の高温高伸び箔(粗化面最大粗さ6μm以上)についても作成し半導体装置とした。なお、この場合の銅配線(配線リードピッチが60μm)は図4の如く上辺が狭く底辺が広い台形となっている。
【0032】
次に機能テストとして、上記半導体装置を400MHz から1GHz のクロック周波数での信号遅延による誤動作を、ダイレスト・ランバスDRAMチップとして構成し、従来の銅箔使用品と比較測定した。その結果、本実施形態のF2−WS箔(粗化面最大粗さ:2.5μm以下)を用いた半導体装置は、ビットエラー・フリーで伝送できることを確認した。
【0033】
また、耐マイグレーション特性は、配線パターンの60μmピッチ部で85℃x85%RH、30Vで1000時間実施したが、試験中の絶縁抵抗が高く(10の9乗Ω以上あり)安定しており、信頼性に優れていることが判明した。次に温度サイクル試験−65℃(30分保持)、+150℃(30分保持)を1000サイクル試験しても、剥離等の不具合もなく良好な結果を得た。
【0034】
上記実施形態では、ボンディングリード4aが有る場合であるが、デバイスホール無しのワイヤボンディングタイプのCSP(Chip Scale Package)にも応用可能である。即ち、配線パターン4のボンディングリード4aを直接にボンディングするのではなく、図2に示すように、ボンディングワイヤ13を介してICチップ30の電極31とボンディングした半導体装置に適用することもできる。
【0035】
本実施形態では、エラストマを使用した半導体装置について述べたが、ウェハレベルのCSP半導体装置にも応用可能である。
【0036】
本発明のTABテープを用いた半導体装置は、高速伝送に優れ、また耐マイグレーション特性に優れている。また微細配線(ピッチ50μm以下)のデバイスホール無しのフリップチップ接続用およびワイヤボンディング・タイプの半導体装置にも応用可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のTABテープ及びそれを用いた半導体装置によれば、TABテープの構成に用いられる銅箔は、高温高伸び箔で、光沢表面の粗さ及び粗化面の粗さが、それぞれ最大粗さにより規制され、光沢表面の最大粗さは2μm以下で、粗化面の最大粗さは2.5μm以下であるため、従来の粗化面をその平均粗さで規制する場合よりも管理が厳しくなり、60μm以下といった狭ピッチのリードパターンを確実に形成することができる。従って、次のような利点が得られる。
【0038】
(1) 本発明のTABテープ及びそれを用いた半導体装置によれば、安定して微細リードピッチ(50μm)を達成することが可能でファインピッチの半導体装置を供給できる。
【0039】
(2) また、本発明のTABテープを用いた半導体装置は、高速伝送に優れ、400MHz から1GHz のクロック周波数でも使用可能である。
【0040】
(3) 本発明のTABテープ及びそれを用いた半導体装置によれば、半導体装置の組立性と歩留と生産性が向上し、微細リードピッチの半導体装置を安定した量産体制の下で供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一実施例を示す横断面図である。
【図2】本発明の半導体装置の他の実施例を示す横断面図である。
【図3】従来のTABテープを用いた半導体装置の横断面図である。
【図4】従来のTABテープを用いた半導体装置の不具合を説明する横断面図である。
【図5】従来のTABテープを用いた半導体装置の不具合を説明する横部分断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁性ベースフィルム
2 銅箔
3 接着剤
4 配線パターン
4a ボンディングリード
5 粗化面
6 光沢面
7 断面部
10 TABテープ
11 ビアホール
12 スリット
13 ボンディングワイヤ
20 エラストマ
30 ICチップ(半導体チップ)
40 封止樹脂
50 半田ボール
Claims (8)
- 接着剤を貼り合わせした絶縁性ベースフィルムに穴開けした後、銅箔を貼り合せて配線パターンを形成したTABテープにおいて、前記銅箔に、光沢表面最大粗さが2μm以下で粗化面の最大粗さが2.5μm以下である高温高伸び箔を用いたことを特徴とするTABテープ。
- 請求項1記載のTABテープにおいて、前記銅箔の厚さが9〜25μmであることを特徴とするTABテープ。
- 請求項1又は2記載のTABテープにおいて、前記絶縁性ベースフィルムがポリイミドテープから成り、その厚さが25μm〜125μmであることを特徴とするTABテープ。
- 請求項1、2又は3記載のTABテープにおいて、前記配線パターン上に無電解めっき又は電気めっきが施されていることを特徴とするTABテープ。
- 接着剤を貼り合わせした絶縁性ベースフィルムに穴開けした後、銅箔を貼り合せて配線パターンを形成したTABテープを用い、その配線パターンのリードを直接に又はボンディングワイヤを介して半導体チップとボンディングした半導体装置において、前記TABテープの銅箔に、光沢表面最大粗さが2μm以下で粗化面の最大粗さが2.5μm以下である高温高伸び箔を用いたことを特徴とする半導体装置。
- 請求項5記載の半導体装置において、前記TABテープの銅箔の厚さが9〜25μmであることを特徴とする半導体装置。
- 請求項5又は6記載の半導体装置において、前記TABテープの絶縁性ベースフィルムがポリイミドテープから成り、その厚さが25μm〜125μmであることを特徴とする半導体装置。
- 請求項5、6又は7記載の半導体装置において、前記配線パターン上に無電解めっき又は電気めっきが施されていることを特徴とする半導体装置。
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