JP3768336B2 - 心線接続余長収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ケーブル、特に光ファイバ心線を有する光ケーブルの接続部を保護し、余長心線を収納する心線接続余長収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ケーブル用クロージャには、ケーブル心線相互を接続するとともにケーブル心線の余長分を収納するための心線接続余長収納ケースが用いられている。このケースは、トレイ本体に、心線を導出入する部分となる心線導出入部と、その心線導出入部からの心線相互を接続したコネクタを収納するコネクタ収納部と、余長心線を巻回して収納する余長心線収納部とを備えたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の従来の心線接続余長収納ケースでは、心線導出入部を設けるためのスペースがトレイ本体に必要となり、トレイ本体すなわち心線接続余長収納ケースが大型化するという問題がある。特に、光ケーブル用クロージャ内での心線の配線の便宜のためには複数の心線導出入部を設けることが好ましいが、このような場合では、さらに心線接続余長収納ケースが大型化してしまうという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、心線接続余長収納ケースを大きくすることなく心線導出入部を複数設けることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、請求項1の発明は、心線を導出入する心線導出入部と、該心線導出入部から入る心線相互を接続したコネクタを収納するコネクタ収納部と、余長心線を巻回して収納する余長心線収納部とを複数備えた心線接続余長収納ケースにおいて、前記コネクタ収納部及び前記余長心線収納部を備えた一対のトレイ本体を、該トレイ本体の一外縁部両端に二つの屈曲部を有するヒンジ部を設けて開閉自在に連結するとともに、前記ヒンジ部はトレイ本体の底面に平行なヒンジ片の両側に薄肉の屈曲部を設けてヒンジ片と垂直なヒンジ片を連結し、さらにヒンジ片とトレイ本体とをそれぞれ薄肉の屈曲部によって連結したダブルヒンジ部としたもので、このダブルヒンジ部の両側の前記トレイ本体の外縁部に壁部を設け、前記心線接続余長収納ケースを閉じたときに前記ヒンジ部と前記リブとで構成される空間により前記心線導出入部を形成したことを特徴とする。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載の心線接続余長収納ケースにおいて、前記トレイ本体には、それぞれ複数の前記余長心線収納部が並設されており、少なくとも1つの前記余長心線収納部は、前記心線のガイドリブとで形成された第1出入口と、並設する他の余長心線収納部に隣接して設けられ、前記心線の入口側となった心線導出入部側に前記心線を送り出すための前記心線のリブとで形成された第2出入口とを備えることを特徴とする。
【0006】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の心線接続余長収納ケースにおいて、それぞれの前記トレイ本体には余長心線収納部に略円形状に設けられたリブと、リブの半径外方向に所定間隔を隔ててリブを囲むように設けられたリブを備え、各リブの外側に心線を接続するコネクタ収納部が設けられ、一方の前記トレイ本体に複数あるリブの中心位置に係合用穴を設け、他方の前記トレイ本体に複数あるリブの中心位置に外方向に突出する係合用突起を設けて、前記心線接続余長収納ケースを積み重ねたときに一方の前記心線接続余長収納ケースの前記係合用突起が他方の前記心線接続余長収納ケースの前記係合用穴にそれぞれ嵌合するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
請求項1の発明においては、トレイ本体を連結しているダブルヒンジ部とその両側に設けたリブとにより構成される空間が心線導出入部となり、この空間から心線がケース内に入り、コネクタで接続されるとともに余長心線が余長心線収納部に収納され、前記空間から外部に出される。したがって、心線導出入部をトレイ本体以外の部分に設けて、ケースの小型化を図ることができる。
【0008】
請求項2の発明においては、それぞれ複数の余長心線収納部が並設されており、一方の第1出入口又は第2出入口から余長心線収納部内に心線を入れて、他方の第2出入口又は第1出入口から出せば、いずれか一方の心線導出入部から心線をケース内に入れ、その心線導出入部から再度心線を出すことができトレイ本体の配線形態を多用化でき取扱いやすくできる。
請求項3の発明においては、心線接続余長収納ケースが光ケーブル用クロージャ内で積み重ねられたときに、互いに重なり合う一方の心線接続余長収納ケースの係合用突起が他方の心線接続余長収納ケースの係合用穴に多数嵌合され、多重に重なり合う心線接続余長収納ケースが確実に連結される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である心線接続余長収納ケース(以下、単に「ケース」という。)10の平面図であって開いた状態の内面側を示す図であり、図2は、図1に示すケース10の左上側部分を詳細に示す平面図である。また、図3(A)及び(B)並びに図4は、それぞれ図1中、A、B及びC方向から見た側面図である。さらにまた、図5、図6、図7及び図8は、それぞれ図1中、D−D、E−E、F−F及びG−G断面を示す断面図である。さらに、図9及び図10は、それぞれ図5のH部及びI部を詳細に示す断面図である。
ケース10は、合成樹脂により一体成形された成形品であり、図1に示すように、略長方形状の外形を有し、内面側が同一形状に形成されたトレイ本体11と12とをヒンジ部13及び14で回動自在に連結したものである。
【0010】
前記ヒンジ部13はトレイ本体11と12とを連結する外縁部の両端に設けられ、図7に示す形状をなすダブルヒンジタイプのものである。ヒンジ部13は、図7中、トレイ本体11及び12の底面に平行なヒンジ片13aの両側に薄肉の屈曲部13bを設けてヒンジ片13aと垂直なヒンジ片13cを連結し、さらにヒンジ片13cとトレイ本体11及び12とを薄肉の屈曲部13dによって連結したものである。さらに、このヒンジ部13の両側(トレイ本体11及び12の外縁部)には、リブ(壁部)28が立設されている。
【0011】
これにより、トレイ本体11と12とを閉じ合わせたときは、図11に示すように、リブ28の上面同士が当接するとともに、ヒンジ部13の屈曲部13b及び13dが変形してヒンジ片13aがリブ28に略平行に配置される。これらのヒンジ部13とリブ28とで構成される空間により、ケース10への心線の出入口となる心線導出入部40A及び40Bが形成される。したがって、トレイ本体11や12の内面領域に心線導出入部を設けない構造であるので、トレイ本体11や12の内面領域に他の構成部分の領域を広く確保することができ、また、ケース10の小型化を図ることができる。
【0012】
ヒンジ部14は、図8に示す形状をなしており、トレイ本体11及び12の外縁部に設けたガイドリブ15の上端部を、薄肉の屈曲部14aで連結したものである。ヒンジ部14はヒンジ部13の間に複数(本実施形態では3つ)設けられている。
ガイドリブ15は、トレイ本体11及び12のヒンジ部13及び14が設けられた外縁部において、ヒンジ部13が設けられた範囲を除いた略全範囲に設けられている。さらにこのガイドリブ15と所定間隔を介してガイドリブ17及び29が設けられている。ガイドリブ17は、各余長心線収納部30A等の略中央に設けられ、ガイドリブ29は、隣接する余長心線収納部間(例えば30Aと30Bとの間)を含む範囲に設けられている。これらのガイドリブ15、17及び29により、心線通路を形成している。また、これらのガイドリブ15、17及び29の所定位置には、前記心線通路を通る心線の浮きを防止するための押さえ片(舌状片)16が設けられている。
【0013】
余長心線収納部30(30A〜30F)は、トレイ本体11及び12の長手方向にそれぞれ3つ並設されている。
余長心線収納部30は、略円形状に設けられたリブ19と、リブ19の半径外方向に所定間隔を隔ててリブ19を囲むように設けられたリブ20を備えている。
さらに、リブ20の周回りの6か所には、リブ19とリブ20との間に収納される余長心線の浮きを防止する押さえ片(舌状片)22が設けられている。さらにまた、ガイドリブ17と所定間隔を隔ててガイドリブ18が対向配置されており、ガイドリブ17及び18には、これらの間を通る心線の浮きを防止するための押さえ片16が設けられている。これらのガイドリブ17と18とにより、余長心線収納部30への出入口(第1出入口)J1を形成している。
【0014】
また、余長心線収納部30内のリブ19の外側には、心線を接続するコネクタを収納するためのコネクタ収納部23(23A〜23F)となる2つの差込リブ23aが設けられている。
さらにまた、例えば余長心線収納部30Bの外側であって余長心線収納部30A側かつガイドリブ15側には、リブ20の一部の範囲と所定間隔を隔ててリブ21が対向配置されており、このリブ20と21とにより、余長心線収納部30Aへの出入口(第2出入口)J2を形成している。他の余長心線収納部30C、30D及び30Eについても同様に設けられている。
【0015】
トレイ本体11と12との各リブ19の略中心位置には、それぞれ互いに係合可能な係合用突起25と係合用穴24とが設けられている。これらの係合用突起25及び係合用穴24は、ケース10が積み重ねられたときに、重なり合うケース10の一方の係合用突起25が他方の係合用穴24に入り込むことで、両者を連結させるためのものである。
【0016】
トレイ本体11と12とにおいて、ヒンジ部13で連結された外縁部と対向する外縁部には、それぞれ係止用孔27と係止用爪部26とが設けられている(図9及び図10参照)。これらの係止用孔27と係止用爪部26とは、ケース10を閉じたときに係合する部分である。
【0017】
以上の構成からなるケース10において、心線は、ケース10のいずれか一方の心線導出入部40A又は40Bから入ると、リブ28とガイドリブ15との間や、ガイドリブ15と29との間の心線通路を通るとともに押さえ片16により押されられ、いずれかの余長心線収納部30A〜30F内に入る。心線が余長心線収納部30A等内に入るときは、ガイドリブ17と18とで形成された出入口J1、又はリブ20と21とで形成された出入口J2を通る。そして、押さえ片22によって押さえられるとともにリブ19の回りを巻回され、かつコネクタ収納部23A等の差込リブ23aに取り付けられたコネクタ(図示せず)に接続される。そして、心線は、その余長心線収納部30A等から上述したいずれかの出入口J1又はJ2を通って、いずれか一方の心線導出入部40A又は40Bから外部に出る。
【0018】
ここで、心線導出入部40A側から心線を入れる場合に、余長心線収納部30A、30B、30C及び30Dに収納したときは、心線導出入部40B側に出すことができる。すなわち、例えば余長心線収納部30Aに収納するときは、出入口J1を通して図1中、時計回りにリブ19に巻回し、再度出入口J1を通して心線導出入部40B側に出せば良い。他の余長心線収納部30B、30C及び30Dについても同様である。
【0019】
また、心線導出入部40A側から心線を入れて余長心線収納部30E及び30Fに収納したときは、心線導出入部40A又は40Bのいずれの側にも出すことができる。すなわち、例えば余長心線収納部30Eに収納するときは、出入口J1又はJ2のいずれの出入口を通しても、余長心線収納部30Eに入れることができる。ここで、出入口J1から入れれば、図1中、反時計回りに巻回され、再度出入口J1から出せば心線導出入部40B側に心線を出すことができ、出入口J2から出せば心線導出入部40A側に出すことができる。一方、出入口J2から入れれば、図1中、時計回りに巻回され、出入口J1を通して心線導出入部40A側に出すことができる。
【0020】
上述と同様に、心線導出入部40B側から心線を入れる場合に、余長心線収納部30C、30D、30E及び30Fに収納したときは、反対側の心線導出入部40A側に出すことができ、余長心線収納部30A及び30Bに収納したときは、心線導出入部40A又は40Bのいずれの側にも出すことができる。
以上のように、いずれかの心線導出入部40A又は40Bから心線をケース10内に入れることができ、かつ心線の曲率を小さくすることなく(過負荷を加えることなく)、入口側となった心線導出入部40A又は40Bと同一の又は異なる心線導出入部40A又は40Bから出すことができる。これにより、心線の出入口側を自在として、光ケーブル用クロージャ内での心線の配線の便宜を図ることができる。
【0021】
心線が収納されたケース10は、トレイ本体11と12との図1中、表面側同士が対向するように閉じられ、係止用孔27と係止用爪部26とが係合される(図12参照)。
なお、リブ28は、トレイ本体11及び12のヒンジ部13を設けた辺以外の3辺の外縁部にも設けられており、ケース10を閉じたときは、トレイ本体11及び12のこれらのリブ28上面同士が当接して、ケース10内部を閉塞する。
【0022】
ここで、心線導出入部40A又は40Bには、貫通穴51が形成されたゴム等の弾性変形可能な心線支持部材50(図11参照)が設けられ、心線は、この貫通穴51を通ってケース10内に入り、かつケース10外に出る。この心線支持部材50は、ケース10を閉じたときに、心線導出入部40A及び40Bにより保持される。ここで、ヒンジ部13は、二つの屈曲部13b及び13dを有していることから、ヒンジ部13とその両側のリブ28とで構成される空間の形状は、多少の変形が可能であるとともに、心線支持部材50もまた弾性変形が可能であるので、心線導出入部40A及び40Bに心線支持部材50が保持されたときにヒンジ部13及び心線支持部材50が相互に変形して、両者の隙間を略なくすことができる。
このように心線支持部材50を心線導出入部40A及び40Bに介在させれば、心線が心線導出入部40A又は40Bを通るときに、心線がヒンジ部13のエッジに擦れること等を確実に防止することができる。
【0023】
そして、ケース10は、光ケーブル用クロージャ内に順次積み重ねられるようにして実装される(図13参照)。この積み重ねは、係合用突起25(トレイ本体11)側が上側となるようにする。そして、下側のケース10の係合用突起25を、上側のケース10の係合用穴24に入れれば、重なり合うケース10同士をネジ止め等することなく連結することができる(図14参照)。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、心線導出入部をトレイ本体以外の部分に設け二つの屈曲部を有するダブルヒンジ部で連結したので、トレイ本体の心線導出入部以外の他の構成部分の領域を広く確保することができるほか一対のトレイ本体の開閉操作がスムーズであり、その結合も確実・安全であって、心線接続余長収納ケースの小型化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、心線の曲率を小さくすることなく(過負荷を加えることなく)、第1出入口及び第2出入口を用いて、入口側となった心線導出入部と同一の又は異なる心線導出入部から心線を出すことができ、心線の出入口側を自在として、トレイ本体を多用の配線形態で活用でき作業性をも大巾に向上できて光ケーブル用クロージャ内での心線の配線の便宜を図ることができる。
請求項3の発明によれば、心線接続余収納ケースを積み重ねたときに、外れることなく安定した取扱操作もでき相互間をネジ止め等することなく安全・確実に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である心線接続余長収納ケースの平面図であって開いた状態の内面側を示す図である。
【図2】 図1に示すケースの左上側部分を詳細に示す平面図である。
【図3】 図1中、A方向及びB方向から見た側面図である。
【図4】 図1中、C方向から見た側面図である。
【図5】 図1中、D−D断面を示す断面図である。
【図6】 図1中、E−E断面を示す断面図である。
【図7】 図1中、F−F断面を示す断面図である。
【図8】 図1中、G−G断面を示す断面図である。
【図9】 図5のH部を詳細に示す断面図である。
【図10】 図5のI部を詳細に示す断面図である。
【図11】 ケースを閉じたときの心線導出入部を示す図である。
【図12】 ケースを閉じたときの係止用孔と係止用爪部とを示す図である。
【図13】 ケースを順次積み重ねた状態を示す斜視図である。
【図14】 下側のケースの係合用突起を、上側のケースの係合用穴に入れた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 心線接続余長収納ケース
11、12 トレイ本体
13、14 ヒンジ部
13a、13c ヒンジ片
13b、13d 屈曲部
15 ガイドリブ
16、22 押さえ片
17、18 ガイドリブ
19、20、21 リブ
23 コネクタ収納部
24 係合用穴
25 係合用突起
26 係止用爪部
27 係止用孔
28 リブ(壁部)
30 余長心線収納部
40 心線導出入部
50 心線支持部材
J1 (第1)出入口
J2 (第2)出入口

Claims (3)

  1. 心線を導出入する心線導出入部40A,40Bと、該心線導出入部40A,40Bから入る心線相互を接続したコネクタを収納するコネクタ収納部23A〜23Fと、余長心線を巻回して収納する余長心線収納部30A〜30Fとを複数備えた心線接続余長収納ケース10において、前記コネクタ収納部23A〜23F及び前記余長心線収納部30A〜30Fを備えた一対のトレイ本体11,12を、該トレイ本体10の一外縁部両端に二つの屈曲部13b,13dを有するヒンジ部13を設けて開閉自在に連結するとともに、前記ヒンジ部13はトレイ本体11,12の底面に平行なヒンジ片13aの両側に薄肉の屈曲部13b,13bを設けてヒンジ片13aと垂直なヒンジ片13c,13cを連結し、さらにヒンジ片13cとトレイ本体11,12とをそれぞれ薄肉の屈曲部13d,13dによって連結したダブルヒンジ部13としたもので、このダブルヒンジ部13の両側の前記トレイ本体11及び12の外縁部にリブ28を設け、前記心線接続余長収納ケース10を閉じたときに前記ヒンジ部13と前記リブ28とで構成される空間により前記心線導出入部40A,40Bを形成したことを特徴とする心線接続余長収納ケース。
  2. 請求項1に記載の心線接続余長収納ケース10において、前記トレイ本体11,12には、それぞれ複数の前記余長心線収納部30A〜30Fが並設されており、少なくとも1つの前記余長心線収納部30Aは、前記心線のガイドリブ17と18とで形成された第1出入口と、並設する他の余長心線収納部30Bに隣接して設けられ、前記心線の入口側となった心線導出入部側に前記心線を送り出すための前記心線のリブ20と21とで形成された第2出入口J2とを備えることを特徴とする心線接続余長収納ケース。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の心線接続余長収納ケース10において、それぞれの前記トレイ本体11,12には余長心線収納部30A〜30Fに略円形状に設けられたリブ19と、リブ19の半径外方向に所定間隔を隔ててリブ19を囲むように設けられたリブ20を備え、各リブ19の外側に心線を接続するコネクタ収納部23A〜23Fが設けられ、一方の前記トレイ本体12に複数あるリブ19の中心位置に係合用穴24を設け、他方の前記トレイ本体11に複数あるリブ19の中心位置に外方向に突出する係合用突起25を設けて、前記心線接続余長収納ケース10を積み重ねたときに一方の前記心線接続余長収納ケース10の前記係合用突起25が他方の前記心線接続余長収納ケース10の前記係合用穴24にそれぞれ嵌合するようにしたことを特徴とする心線接続余長収納ケース。
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