JP3767809B2 - 情報記録装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報記録装置に関し、さらに詳しくは、CD−R、CD−RW、DVD等の光ディスクに対して光パワーにより情報の記録及び再生を行なう光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、線密度一定の記録媒体には、たとえばCD−R(Compact Disc Recordable)ディスクがある。このようなディスクでは、線速度一定(CLV:Constant Linear Velocity)で回転させながら記録するのが普通であった。この場合、媒体とレーザビームとの相対速度がいつも一定なので、記録パワーや記録パルス幅などの記録条件は、一度最適に決めてしまえば、全面にわたり変える必要がない。このため、通常は最内周部の特定の領域(試し書き領域)で、パワーを複数段階に振って試し書きを行ない、それで決定した最適記録パワーを用いて、同じ線速度で全面記録しても問題はなかった。しかしながら、CLVでは内周部ほど回転数を高くする必要があるので、ある速度以上高速回転させるのが困難になる。また、モータコストが高くなったり、騒音、振動が増えたり、その他のサーボシステムの設計も困難になってくる。そこで、内周で回転数をあまり上げないかわりに、外周へいってもあまり回転数を下げないようにする手法がとられる。この場合線速度は外周にいくほど高くなる。
また、完全に回転数一定(CAV:Constant Angular Velocity)の場合は、線速度は半径に比例して高くなる。また適当な半径位置でゾーンを区切って、そのゾーン内はCLVとし、外周ゾーンほど高い線速にするZCLV(Zone CLV)という手法もある。図8はZCLVによるゾーン区分けの例である。この例では横軸をディスクの半径方向のアドレス、縦軸に線速をとる。ディスクに記載されているアドレスに応じて4ゾーンを設け、内周から12倍速(12x)、16x,20x,24xというように可変する。しかし、もともと内周の回転数を上げないようにしているので、前述したように試し書きをする内周領域の線速とは異なる線速度で記録するケースが出てくる。記録速度が異なれば記録時の最適なパワーも異なるので、記録パワーをどうするか、というのは課題になってくる。
【0003】
特開平11−296858号公報では、CAV記録時又はジッタフリー記録時等における線速度が目標速度からずれている状態でもレーザパワーレベルを自動的に調整してS/N比の高いデータ記録が行える光ディスク装置について開示されている。これによると、符号化された情報信号がピット列もしくはウォブルとして記録されているディスクをスピンドルモータで回転させ、ディスクに対し再生用レーザビームを所定パワーレベルで照射し、反射光を受光した受光素子の出力から再生データ信号並びにディスク回転に同期した記録用タイミング信号を生成すると共に、記録用レーザビームを複数のパワーレベルの組合わせで照射し、符号化した情報信号をピット列としてディスク上に記録する光ディスク装置であって、記録用タイミング信号に同期させて記録用クロックを生成する記録用PLL回路と、記録用レーザビームの駆動をパワーレベル変更可能に行う記録パワー可変レーザ駆動器とを備え、当該記録パワー可変レーザ駆動器が、パワーレベルを記録用クロックの周波数に略比例させた値に調整されるよう構成したものである。しかし、この従来例では、媒体の記録特性(つまり必要な記録パワーやその他記録条件)が線速に完全に比例しなくては、品質のよい記録はできない。もとよりそのような媒体はないし、媒体ごとのバラツキも避けられない。
【0004】
ここで、従来から前記記録パワーの最適化は、OPC(Optimum Power Calibration)といい、前記試し書きを行う位置をPCA(Power Calibration Area)と称される。なおこのPCAはテストエリアとカウントエリアに分けられ、それぞれ100個のパーティーションに分けられている。このパーティーションは1回の試し書きにおいて1パーティーションが使用される。1パーティーションは15フレームで構成され、オレンジブックには15フレームの間で15段階のレーザ光強度で試し書きを行ない、その中で最も記録状態の良かったレーザ光強度を使用して情報記録を行う方法が記載されている。しかしながら、試し書きで得た最適パワーは、記録中のメディア内感度変動、温度による感度変動、レーザパワー制御誤差による記録パワー変動、波長変動による感度変動などさまざまの変動要因があり、必ずしも常に最適であるわけではなく変動している。
前記オレンジブックでは、情報記録時においては、ランニングOPCを行うと記載されている。このランニングOPCとは、前記OPC時におけるピット部からの反射光強度と、情報記録時におけるピット部からの反射光強度とを比較し、この比較結果に基づいて、前記OPC時に求めたレーザ光強度に対して随時補正を行いながら情報記録を行うというものである。
従って、全面を同じ記録速度で記録する場合や、図8のように最大24xのようなZCLVの設定であっても、記録するデータ量が少なく、図1における内周の12xだけのゾーンで記録が終わるような場合は、前記ランニングOPCにより最適なパワーを記録中、随時更新することにより最適なパワーで記録し続けることができる。しかし前記ZCLVの2つ以上の記録速度で記録し、さらに記録条件を、例えば、メディア感度むらが異なる位置や、記録によって半導体レーザの発光しつづけた場合の特性等、が大きく異なるケースがあった場合、それを補正するために、試し書き結果に所定の演算をして異なる線速の記録条件を算出する装置についての技術が、同一出願人より提案されている。しかし記録条件は記録を行うと共に変わるため、最適パワーが変わっていくことは前述したとおりである。例えば、ランニングOPCで記録パワーが上がって行く場合において、前記同一出願人による提案で、記録速度が異なった場合の最適パワーの演算を、ある正の係数を掛けることで行ったとする。記録条件が変わってパワーが上がっているということは、記録速度を変更した場合でも、試し書きの最適パワーに前記係数を掛けた値よりも実際の最適パワーは大きくなっていることが予想される。これは記録条件が記録感度の変動などで記録速度が変わった瞬間に大きく変化することはないためである。結果として、試し書きによって求められたパワーを、そのまま演算しても最適なパワーにはならないため、記録品質が悪くなることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる課題に鑑み、試し書きと異なる線速度、あるいは、記録媒体の膜特性バラツキや半径によるバラツキあるいは記録装置のバラツキ等により、所定の演算関係と異なってしまった場合、若しくは、ZCLVにおいて速度変化が生じた場合でも最適なパワーを設定でき、記録品質を向上させた情報記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、ディスク状の記録媒体の円周方向に、ほぼ一定な線密度で情報を書き込む情報記録装置において、前記記録媒体の試し書領域に所定の基本線速度で試し書きを行なう試し書き手段と、該試し書き手段の試し書き結果に基づいて前記基本線速度における記録パワーを決定して記憶する記録パワー決定・記憶手段と、前記試し書き手段による試し書き時の再生信号のレベルを記録パワーにより正規した値から目標値を決定して記憶する目標値決定・記憶手段と、記録中の再生信号のレベルを記録パワーにより正規した値と、前記目標値決定・記憶手段の目標値とを比較する比較手段と、前記記録媒体の種別及び前記記録データを記録する記録速度に応じた係数を記憶した変換テーブルと、前記変換テーブルで得られた前記係数により前記記録パワー決定・記憶手段に記憶された記録パワーを所望の線速度の記録パワーに変換し、前記比較手段の結果と積算してパワー設定を行う積算手段と、を備えたことを特徴とする
これにより、本発明の情報記録装置は、従来不可能であった、試し書きと異なる線速度、あるいは記録媒体の膜特性バラツキや半径によるバラツキや記録装置のバラツキ等により、演算関係が異なった場合、若しくは、ZCLV方式により速度変化が生じた場合でも対応できる情報記録装置を提供することができる。
【0007】
請求項2は、前記記録媒体に前記基本線速度と異なる線速度で記録を行なう場合、前記変換テーブルにより前記異なる線速度に変更する直前の記録パワーを前記異なる線速度の記録パワーに変換する請求項1に記載の情報記録装置を特徴とする。ディスクの最内周の試し書き領域に基本線速度で試し書きを行い、そこから読み出されるデータからβを検出してそれにより最適パワーを決定する。しかし、ディスクに前記基本線速度と異なる線速度で記録する場合、先に決定した最適パワーと同じパワーで記録することは不都合が生じる可能性がある。そこで、前記異なる線速度に変更する直前の最適記録パワーの割合を求め、それに試し書き時の最適パワーを掛けて、その値を基準としてこれに所定の係数を掛けて記録パワーを求める。かかる技術手段によれば、前記記録媒体に前記基本線速度と異なる線速度で記録を行なう場合、前記異なる線速度に変更する直前の最適記録パワーを前記変換テーブルにより前記異なる線速度のパワーに変換し、該パワーと前記比較手段の結果とを前記積算手段により積算して記録パワー設定を行うことにより、試し書きと異なる線速度でも、正確に記録パワーを決めることができ、品質のよい記録を高速域でも行なうことができる。
【0008】
請求項3は、前記変換テーブルで得られた係数を、前記記録媒体の種別に応じて設定可能とした請求項1記載の情報記録装置を特徴とする。ディスク種別検出手段の中の、製造者IDコードとタイプコードに対して、記録パラメータ(Strategy Type)番号を割り当て、この記録パラメータ番号が、タイプとして各種設定・変換テーブルで用いられる。
かかる技術手段によれば、前記所定の演算の演算式または係数を、前記ディスク状記録媒体の種別に応じて設定するため、多様な媒体に対してより適切にパワー設定や修正が可能で、より品質のよい記録を高速域でも行なうことができる。
請求項4は、前記記録媒体の種別分けを、前記記録媒体に埋め込まれた識別コードに応じて行なう請求項3記載の情報記録装置を特徴とする。ディスク種別は、ヘッドでディスクの特定場所を再生したときの再生信号から、ディスク種別検出手段で検出する。この種別は、例えばディスクメーカを何らかの方法で特定できれば、メーカ別にしてもよいし、同一メーカでもさらに細かく分類できればなお好ましい。
他の種別判定方法としては、例えばディスクにあらかじめ埋め込んである各種パラメータを用いることもできる。例えば、推奨パワーやパルス幅などを埋め込んである場合はそれを用いてもよい。あるいは、ディスクメーカごとに特定のメーカ識別コードを埋め込んでおくこともある。さらに細分類のためのコードを埋め込んでもよい。
かかる技術手段によれば、前記ディスク状記録媒体の種別分けを、該ディスク状の記録媒体に埋め込まれた識別コードに応じて行なうことにより、さまざまなメーカのさまざまな種別の媒体に対して、より適切にパルス幅設定が可能で、より品質のよい記録を高速域でもおこなうことができる。
請求項5は、前記試し書き手段による試し書き時の記録データを所定の記録幅に設定する記録パルス幅設定手段と、前記記録媒体の種別及び前記記録データの記録速度に応じたパルス幅可変量を記憶したパルス幅設定テーブルとを備え、前記記録パルス幅設定手段は、前記パルス幅設定テーブルに記憶された前記記録媒体にデータを記録する記録線速度若しくは前記記録媒体の種別の何れか一方若しくは両方のデータに基づいて前記記録パルス幅を設定可能とした請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の情報記録装置を特徴とする。
記録データは、符号化手段で所定のフォーマットで符号化や変調処理がなされ、シリアル形式で記録データ列として出力される。またスピード指令で、記録速度に応じた速度で出力される。そして、記録データ列はパルス幅設定手段により、所定のパルス幅に設定されて記録パルスに変換される。パルス幅の設定は、固定でもよいが、線速度やディスク種別に応じてそれぞれに設定してやるとなお好ましい。これにより、線速度やディスク種別による、記録マーク長ごとの感度の違いを吸収できる。
かかる技術手段によれば、前記記録パルス幅設定手段は、前記パルス幅設定テーブルに記憶された前記記録媒体にデータを記録する記録線速度若しくは前記記録媒体の種別の何れか一方若しくは両方のデータに基づいて前記記録パルス幅をすることにより、さまざまなメーカのさまざまな種別の媒体に対して、より適切にパルス幅設定が可能で、より品質のよい記録を高速域でも行なうことができる。
【0009】
請求項6は、前記記録パルス幅設定手段の出力は、前記記録データの立ち上がりエッジから所定量の時間遅延させた信号と前記記録データの論理和の信号であり、前記遅延時間は全ての前記記録データの立ち上がりエッジに対して同じ時間若しくは前記記録データの記録マーク長に応じて異なる時間に設定される請求項5に記載の情報記録装置を特徴とする。
記録データはデータの内容によりそのマーク長が変化する。そのため、線速やディスクの種別により、マーク長が短すぎて記録が正常に行われない場合がある。これを補正するために、記録データの立ち上がりから所定時間遅延させ、その遅延時間分パルス幅を広げるようにすれば、短いマークの記録感度を補正できる場合がある。
この所定時間は、すべての立ち上がりエッジに対して同じ時間でもよいが、記録データ列の記録マーク長に応じて異なる時間を設定してもよい。たとえば、記録マーク長幅が短いほど長めの所定量を設定するようにする。
かかる技術手段によれば、前記遅延時間は全ての前記記録データの立ち上がりエッジに対して同じ時間若しくは前記記録データの記録マーク長に応じて異なる時間に設定されるため、短いマークの記録感度を補正することができる。
請求項7は、前記積算手段は、前記変換テーブルから得られた記録パワーを初期値として設定するか否かを選択可能としたことも本発明の有効な手段である。
積算手段はランニングOPCを行うときに有効である。従って、線速やメディアの種別が確定している場合は、ランニングOPCをしないで、最適パワー値を初期値としてそのまま使用し、積算手段を動作させないことが好ましい。
かかる技術手段によれば、前記積算手段は、前記変換テーブルから得られた記録パワーを初期値として設定するか否かを選択可能とすることにより、無駄な動作を省略して処理時間を短縮することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の一実施形態の情報記憶装置の構成を示すブロック図である。この装置は光ディスク記録装置、特にCD−Rの記録装置の例である。
この構成は、情報が記録されたディスク102と、ディスク102を回転する回転モータ100と、回転モータ100を回転制御するモータ制御手段101と、ディスクの記録膜上に光ビームを集光させ、記録マークを形成するヘッド103と、所定の記録パワー状態に、入力パルスWD1信号で変調するLDドライバ手段105と、入力される記録パワー指令(117の出力)に応じて、LDドライバを駆動し、レーザをそのパワーで光らせるパワー設定手段113と、所定のフォーマットで符号化や変調処理がなされる符号化手段116と、記録パルスに変換するパルス設定手段111と、記録媒体のタイプと線速度に応じたパルス幅データを記憶する設定テーブル112と、ディスク種別を検出するディスク種別検出手段104と、線速度を設定するスピード設定手段118と、βなるパラメータを測定するβ値検出手段106と、β値から最適パワーを決定する最適パワー決定手段108と、B値を検出するB値検出手段107と、最適B値を決定してその値を記憶する最適B値決定・記憶手段109と、B値検出手段107と最適B値決定・記憶手段109との値を比較する比較手段115と、記録媒体のタイプと線速度により記録パワーを変換するデータを記録する変換テーブル114と、比較手段115と変換テーブル114の結果を積算する積算手段117から構成されている。
【0011】
次に、この構成による情報記録装置の動作について説明する。
ディスク102は回転モータ100によって回転される。回転モータ100はモータ制御手段101によって、所定の速度で回転する。この例ではCLV(線速度一定)で、その線速度が速度指令(speed)によって可変できるようになっている。ヘッド103は、ディスクの記録膜上に光ビームを集光させ、記録マークを形成する。また、ディスクの半径方向にシーク移動可能で、ディスク102にあらかじめ設けられた試し書き領域や、ユーザデータ領域にアクセス可能である。
また、ヘッド103には図示しない光源が搭載されている。これは一般的には半導体レーザ(LD:Laser Diode)が用いられる。この半導体レーザはLDドライバ手段105によって、所定の記録パワー状態に、入力パルスWD1信号により変調される。半導体レーザが、記録パワー状態とスペースパワー状態の間で変調されることで、記録膜上には記録マークと、そうでないところができる。これを再生すると反射率の差が生じて、情報信号として再生することができる。
記録マークは、CD−Rのような非可逆的な有機色素媒体では、ピット(穴)であり、そうでないところはスペースと呼ばれる。また、パワー設定手段113は、入力される記録パワー指令(117の出力)に応じて、LDドライバ105を駆動し、レーザをそのパワーで光らせる。また、(OPCmode)指令が入力されると、記録パワー指令とは関係なく、試し書きモードになり順次記録パワーを段階的に可変する。記録データ(data)は、符号化手段116で所定のフォーマットで符号化や変調処理がなされ、シリアル形式で記録データ列(WDATA)として出力される。
また、スピード指令(speed)で、記録速度に応じた速度で(WDATA)が出力される。データ列(WDATA)は、パルス設定手段111により、記録媒体のタイプと線速度に応じたパルス幅データを記憶する設定テーブル112に基づいて記録パルスに変換される。
この変換は、パルス幅を変える操作であり、例えば、図2のように、データ列(WDATA)に対して、時間tだけ遅延させ、信号(WDATA’)を作り、(WDATA)と(WDATA’)の論理和により記録パルス(WD1)を発生させる。
この遅延時間tは、すべての立ち上がりエッジに対して同じ量でもよいが、WDATAのHigh幅(すなわち記録マーク長)に応じて異なる量を設定してもよい。たとえば、High幅が短いほど長めのtを設定することにより、短いマークの記録感度を補正できる場合がある。
また、パルス幅の設定は、固定でもよいが、線速度やディスク種別に応じてそれぞれに設定してやるとなおよい。線速度やディスク種別による、記録マーク長ごとの感度の違いを吸収できるからである。
ディスク種別は、ヘッド102でディスクの特定場所を再生したときの再生信号から、ディスク種別検出手段104で検出する。この種別は、例えばディスクメーカを何らかの方法で特定できれば、メーカ別にしてもよいし、同一メーカでもさらに細かく分類できれば更に好ましい。
他の種別検出方法としては、例えばディスクにあらかじめ埋め込んである各種パラメータを用いることもできる。例えば、推奨パワーやパルス幅などを埋め込んである場合はそれを用いてもよい。あるいは、ディスクメーカごとに特定のメーカ識別コードを埋め込んでおくこともある。さらに、細分類のためのコードを埋め込んでもよい。こうすることで、同一メーカのさまざまな記録膜に応じて、最適なパルス幅設定が可能になる。
【0012】
次に試し書きについて説明する。試し書きは、ある線速度で記録パワーを順次変化させて記録し、その後その領域を再生して記録状態を評価し、最適な記録状態になる記録パワーを決定する操作である。図1の装置では、パワー設定手段113を(OPCmode)にすることで、順次パワーを段階的に変化させて記録することができる。このとき、線速度はスピード設定手段118で設定された速度になる。場所は、一般にはユーザエリアよりも内周のPCA領域(PCA:Power Calibration Area)が用いられる。PCAに記録後、ヘッド103で同じ場所を再生して再生信号RFを得る。このRF信号の適当なパラメータを測定する評価することで、最適な記録状態が評価できる。例えば、図3を参照しながら説明すると、β値検出手段106でβなるパラメータを測定する。β値検出手段106は、RF信号の低域成分を除去(AC結合)して、その上側包絡線レベルaと下側包絡線レベルbを検出する。記録膜の特性として、記録マーク部で反射率が下がると仮定し、RF信号は低反射部で低レベルになると仮定すると、適正な記録状態のときAC結合されたRF信号は図3a)のように上下対称で、a=bになる。また記録パワーが過大のときb)のように記録マーク部が長くなるから、AC結合すると上側レベルが高くなりa>bになる。また記録パワーが不足のときc)のように記録マーク部が短くなるから、AC結合すると下側レベルが高くなりa<bになる。このaとbの差をRF振幅a+bで正規化した量がβである。すなわち、
β=(a−b)/(a+b)
が成り立つ。
【0013】
この式で、βが大きいとパワー過大、小さいとパワー不足である。最適なパワーはβがある値(例えば4%程度)になったときで、このβを「beta target」と呼ぶ。
今、beta targetが4%程度とし、パワーを10mWから1mWきざみで19mWまで振って試し書きしたとする。そこを再生して、記録パワーに対するβをグラフにしたのが図4である。パワーを横軸にとると、βが10mWからほぼ直線的に右上のほうに伸びる。このβカーブ1がbeta target3と交わるA点を下の下ろしたパワーPWoptが最適パワーである。最適パワー決定・記憶手段108は、このようにして最適パワーを決定する。
Beta target3は固定値(例えば4%)でもよいが、ディスク種別に応じて設定すると更によい。このディスク種別は、前述のようにディスク種別検出手段104の検出結果を用いることができる。
次に、最適パワーが求まれば、これを最適パワー決定・記憶手段108で記憶しておき、ユーザデータの記録のときにパワー設定手段113に設定する。さらに変換テーブル手段114へ試し書きによる最適パワーとして、前記最適パワーが入力される。
例えば、図8のようなZCLV時試し書きによって求める最適パワーは、CDの12倍速(12x。1xは150Kbyte/sec)における最適パワーである。
【0014】
次にランニングOPCについて説明する。ランニングOPCは、例えば、以下のような方法で実現できる。記録中の再生信号のレベルを記録パワーで正規化した値をB値とする。これはB値検出手段107で行われる。まず、試し書きのときにB値も測定しておく。そして、Bの評価で最適パワーを得たら、最適B値決定・記憶手段109によって、そのパワーにおけるB値を目標として記憶する。そして、ユーザデータの記録中に、B値をモニタし、目標B値と比較手段115で比較する。比較結果を積算手段117で積算してパワー設定を修正する。
【0015】
図5は、B値検出の概念図である。記録中のRF信号は、レーザが記録パワーで光り始めた瞬間P点では、レーザパワーをそのまま反射して、高いレベルになる。しかし、記録マークが形成し始めると反射率が下がるので、反射レベルは漸減する。パワー不足の場合は曲線5のように反射率の減り方は緩やかであり、6パワーを高くしていくとパワーが適正値の曲線、パワー過大曲線7のように変化して、記録マーク形成は早くから始まり、より低反射になる。パワー自体の反射レベルの影響をキャンセルするために、記録パワーでRF信号を割り算するのが好ましい。この記録パワー時の適当なタイミングでRF/パワーをサンプリングしたのがB値8として用いられる。ただし、かならずしもサンプリングでなくても、平均値でもよい。つまり、記録マーク形成状態を反映し、記録パワーに対してある程度(とりわけ最適パワー付近で)単調であれば、どのような検出方法でもよい。
また、比較手段115の比較結果が0、すなわち目標B値と検出B値が等しければ、積算手段117は初期値のままである。つまり最適パワーのまま記録する。これは記録状態がずっと良好な場合にこのような結果になる。比較結果が0でなくなると、積算手段が動きパワーが修正される。積算極性を、比較結果がパワー不足側のときパワーを増大させる方向にしておけば、記録状態が良好になる方向に常時パワーが修正される。
【0016】
ここで、前記最適パワーは、試し書きを行なった線速度における最適パワーである。
しかし、前述したように、高速な記録装置では外周にいくほど速い線速度で記録するようになり、同じように速い線速度を内周のPCA領域で出そうとすると、回転数が速くなりすぎて好ましくない。
また、ある速度で記録していくうち、最適パワーが変わっていった場合、試し書き時の最適パワーをそのまま適用して新しい記録速度のパワーとするのは適切ではない。
そこで、記録速度を変更した後の最適記録パワーは、試し書きを行なって得た最適記録パワーだけではなく、記録条件がより記録速度変更時に近くなったときのもの、つまりランニングOPCで求まった記録速度変更直前の最適記録パワーをある演算ルールで修正して求めるのが好ましい。
例えば、図8のZCLVの場合、試し書き時の最適パワーPwopt121、16x変更直前の最適パワーPwopt122を得たとする。別の線速16x,20x,24xでの最適パワーをPwopt161,201,241とし、20x変更直前の最適パワーをPwopt162、24x変更直前の最適パワーをPwopt202とし、
Pwopt162=1.10*(Pwopt121*(Pwopt122/Pwopt121))
Pwopt202=1.15*(Pwopt121*(Pwopt162/Pwopt161))
Pwopt242=1.20*(Pwopt121*(Pwopt202/Pwopt201))
というように、記録速度変化直後(記録開始直後)の最適パワーと記録速度変化直前の最適パワーの割合をもとめ、試し書きにおける最適パワーに積算した値を基準とし、これに所定の係数をかけて求めることにする。
ランニングOPCによる変化分を含めることでより記録変化直後の最適記録パワーを設定できる。これらのパラメータは最適パワー記憶手段108に記憶される。
この演算ルールは、このように定数乗算でもよいし、定数加算でもよいし、線速度の関数としてより複雑な式を用いてもよいし、記録直前のパワーを上記とは違う方法で反映させてもちいた式でもよい。また、この所定係数は固定でもよいが、ディスク種別に応じて設定すると更に好ましい。このディスク種別は、前述のようにディスク種別検出手段104の検出結果を用いることができる。
【0017】
図6に、ディスク種別(Type)、線速度別に係数F1、遅延時間tを表にした例を示す。この表に基づいて、変換テーブル手段114で最適パワーを所望の線速度に対する記録パワーに変換する。また、このテーブルは設定テーブル112にも記録され、ディスク種別(Type)、線速度別に遅延時間tを参照して記録パルス幅を設定する。例えば、ディスク種別1で線速度12の場合、係数F1は1.00が選択され、前記式に応じて積算手段117でこの係数が積算されて記録パワーが設定される。
この最適パワーは、積算手段117の初期値として積算手段に入力される。ランニングOPCを行なわない場合は、on/off指令をoffとし、積算を行なわないようにする。この場合、積算手段117を初期値のまま維持される。すなわち初期値をそのままスルーしてパワー設定手段113に送る。したがって、変換テーブル114で得た最適パワーで記録される。
【0018】
図7は、ディスク種別検出手段の中の、製造者IDコードとタイプコードに対して、記録パラメータ(Strategy Type)番号を割り当てる表の例である。この記録パラメータ番号が、図6のTypeとして各種設定・変換テーブルで用いられる。記録パラメータ番号を、各製造者ID(A社、B社、....)の各Typeコード(0,1,2,....)に対してすべて通番で振らないのは、類似した特性の記録膜には同じ記録パラメータを用いることにして、変換テーブルサイズを小さくするためである。
【0019】
【発明の効果】
以上記載のごとく、請求項1に記載の発明によれば、従来不可能であった、試し書きと異なる線速度、あるいは記録媒体の膜特性バラツキや半径によるバラツキや記録装置のバラツキ等により、演算関係が異なった場合、若しくは、ZCLV方式により速度変化が生じた場合でも対応できる情報記録装置を提供することができる。
また請求項2に記載の発明によれば、前記記録媒体に前記基本線速度と異なる線速度で記録を行なう場合、前記変換テーブルにより前記異なる線速度に変更する直前の記録パワーを前記異なる線速度の記録パワーに変換することにより、試し書きと異なる線速度でも、正確に記録パワーを決めることができ、品質のよい記録を高速域でも行なうことができる。
また請求項3に記載の発明によれば、前記変換テーブルで得られた係数を、前記記録媒体の種別に応じて設定可能としたことにより、多様な媒体に対してより適切にパワー設定や修正が可能で、より品質のよい記録を高速域でも行なうことができる。
また請求項4に記載の発明によれば、前記記録媒体の種別分けを、前記記録媒体に埋め込まれた識別コードに応じて行なうことにより、さまざまなメーカのさまざまな種別の媒体に対して、より適切にパルス幅設定が可能で、より品質のよい記録を高速域でもおこなうことができる。
また請求項5に記載の発明によれば、前記試し書き手段による試し書き時の記録データを所定の記録幅に設定する記録パルス幅設定手段と、前記記録媒体の種別及び前記記録データの記録速度に応じたパルス幅可変量を記憶したパルス幅設定テーブルとを備え、前記記録パルス幅設定手段は、前記パルス幅設定テーブルに記憶された前記記録媒体にデータを記録する記録線速度若しくは前記記録媒体の種別の何れか一方若しくは両方のデータに基づいて前記記録パルス幅をすることにより、さまざまなメーカのさまざまな種別の媒体に対して、より適切にパルス幅設定が可能で、より品質のよい記録を高速域でも行なうことができる。
また請求項6に記載の発明によれば、前記遅延時間は全ての前記記録データの立ち上がりエッジに対して同じ時間若しくは前記記録データの記録マーク長に応じて異なる時間に設定されるため、短いマークの記録感度を補正することができる。
また請求項7に記載の発明によれば、前記積算手段は、前記変換テーブルから得られた記録パワーを初期値として設定するか否かを選択可能とすることにより、無駄な動作を省略して処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の情報記憶装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の記録パルス幅設定を説明するタイミングチャートである。
【図3】本発明の記録パワーの違いによるRF信号の対称性を説明する図である。
【図4】本発明の記録パワーに対するβとB値の関係を表す図である。
【図5】本発明のB値検出の方法を説明するための概念図である。
【図6】本発明の記録タイプ別のデータを記録したテーブル図である。
【図7】本発明の製造会社別の記録パラメータを割り当てたテーブル図である。
【図8】ZCLVによるゾーン区分けの例を示す図である。
【符号の説明】
106 β値検出手段、108 最適パワー決定手段、114 変換テーブル、117 積算手段

Claims (7)

  1. ディスク状の記録媒体の円周方向に、ほぼ一定な線密度で情報を書き込む情報記録装置において、
    前記記録媒体の試し書領域に所定の基本線速度で試し書きを行なう試し書き手段と、
    該試し書き手段の試し書き結果に基づいて前記基本線速度における記録パワーを決定して記憶する記録パワー決定・記憶手段と、
    前記試し書き手段による試し書き時の再生信号のレベルを記録パワーにより正規した値から目標値を決定して記憶する目標値決定・記憶手段と、
    記録中の再生信号のレベルを記録パワーにより正規した値と、前記目標値決定・記憶手段の目標値とを比較する比較手段と、
    前記記録媒体の種別及び前記記録データを記録する記録速度に応じた係数を記憶した変換テーブルと、
    前記変換テーブルで得られた前記係数により前記記録パワー決定・記憶手段に記憶された記録パワーを所望の線速度の記録パワーに変換し、前記比較手段の結果と積算してパワー設定を行う積算手段と、
    を備えたことを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記記録媒体に前記基本線速度と異なる線速度で記録を行なう場合、前記変換テーブルにより前記異なる線速度に変更する直前の記録パワーを前記異なる線速度の記録パワーに変換することを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記変換テーブルで得られた係数を、前記記録媒体の種別に応じて設定可能としたことを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  4. 前記記録媒体の種別分けを、前記記録媒体に埋め込まれた識別コードに応じて行なうことを特徴とする請求項3記載の情報記録装置。
  5. 前記試し書き手段による試し書き時の記録データを所定の記録幅に設定する記録パルス幅設定手段と、前記記録媒体の種別及び前記記録データの記録速度に応じたパルス幅可変量を記憶したパルス幅設定テーブルとを備え、
    前記記録パルス幅設定手段は、前記パルス幅設定テーブルに記憶された前記記録媒体にデータを記録する記録線速度若しくは前記記録媒体の種別の何れか一方若しくは両方のデータに基づいて前記記録パルス幅を設定可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の情報記録装置。
  6. 前記記録パルス幅設定手段の出力は、前記記録データの立ち上がりエッジから所定量の時間遅延させた信号と前記記録データの論理和の信号であり、前記遅延時間は全ての前記記録データの立ち上がりエッジに対して同じ時間若しくは前記記録データの記録マーク長に応じて異なる時間に設定されることを特徴とする請求項5に記載の情報記録装置。
  7. 前記積算手段は、前記変換テーブルから得られた記録パワーを初期値として設定するか否かを選択可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の情報記録装置。
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