JP2003187445A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JP2003187445A
JP2003187445A JP2001385241A JP2001385241A JP2003187445A JP 2003187445 A JP2003187445 A JP 2003187445A JP 2001385241 A JP2001385241 A JP 2001385241A JP 2001385241 A JP2001385241 A JP 2001385241A JP 2003187445 A JP2003187445 A JP 2003187445A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の演算関係と異なってしまった場合、若
しくは、ZCLVにおいて速度変化が生じた場合でも最
適なパワーを設定でき、記録品質を向上した情報記録装
置を提供する。 【解決手段】 記録パルスに変換するパルス設定手段1
11と、記録媒体のタイプと線速度に応じたパルス幅デ
ータを記憶する設定テーブル112と、ディスク種別を
検出するメディアタイプ検出手段104と、線速度を設
定するスピード設定手段118と、βなるパラメータを
測定するβ値検出手段106と、β値から最適パワーを
決定する最適パワー決定手段108と、B値を検出する
B値検出手段107と、最適B値を決定してその値を記
憶する最適B値決定・記憶手段109と、B値検出手段
107と最適B値決定・記憶手段109との値を比較す
る比較手段115と、記録媒体のタイプと線速度により
記録パワーを変換するデータを記録する変換テーブル1
14と、比較手段115と変換テーブル114の結果を
積算する積算手段117から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録装置に関
し、さらに詳しくは、CD−R、CD−RW、DVD等
の光ディスクに対して光パワーにより情報の記録及び再
生を行なう光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、線密度一定の記録媒体には、
たとえばCD−R(Compact Disc Recordable)ディス
クがある。このようなディスクでは、線速度一定(CL
V:Constant Linear Velocity)で回転させながら記録
するのが普通であった。この場合、媒体とレーザビーム
との相対速度がいつも一定なので、記録パワーや記録パ
ルス幅などの記録条件は、一度最適に決めてしまえば、
全面にわたり変える必要がない。このため、通常は最内
周部の特定の領域(試し書き領域)で、パワーを複数段
階に振って試し書きを行ない、それで決定した最適記録
パワーを用いて、同じ線速度で全面記録しても問題はな
かった。しかしながら、CLVでは内周部ほど回転数を
高くする必要があるので、ある速度以上高速回転させる
のが困難になる。また、モータコストが高くなったり、
騒音、振動が増えたり、その他のサーボシステムの設計
も困難になってくる。そこで、内周で回転数をあまり上
げないかわりに、外周へいってもあまり回転数を下げな
いようにする手法がとられる。この場合線速度は外周に
いくほど高くなる。また、完全に回転数一定(CAV:
Constant Angular Velocity)の場合は、線速度は半径
に比例して高くなる。また適当な半径位置でゾーンを区
切って、そのゾーン内はCLVとし、外周ゾーンほど高
い線速にするZCLV(Zone CLV)という手法もあ
る。図8はZCLVによるゾーン区分けの例である。こ
の例では横軸をディスクの半径方向のアドレス、縦軸に
線速をとる。ディスクに記載されているアドレスに応じ
て4ゾーンを設け、内周から12倍速(12x)、16
x,20x,24xというように可変する。しかし、も
ともと内周の回転数を上げないようにしているので、前
述したように試し書きをする内周領域の線速とは異なる
線速度で記録するケースが出てくる。記録速度が異なれ
ば記録時の最適なパワーも異なるので、記録パワーをど
うするか、というのは課題になってくる。
【0003】特開平11−296858号公報では、C
AV記録時又はジッタフリー記録時等における線速度が
目標速度からずれている状態でもレーザパワーレベルを
自動的に調整してS/N比の高いデータ記録が行える光
ディスク装置について開示されている。これによると、
符号化された情報信号がピット列もしくはウォブルとし
て記録されているディスクをスピンドルモータで回転さ
せ、ディスクに対し再生用レーザビームを所定パワーレ
ベルで照射し、反射光を受光した受光素子の出力から再
生データ信号並びにディスク回転に同期した記録用タイ
ミング信号を生成すると共に、記録用レーザビームを複
数のパワーレベルの組合わせで照射し、符号化した情報
信号をピット列としてディスク上に記録する光ディスク
装置であって、記録用タイミング信号に同期させて記録
用クロックを生成する記録用PLL回路と、記録用レー
ザビームの駆動をパワーレベル変更可能に行う記録パワ
ー可変レーザ駆動器とを備え、当該記録パワー可変レー
ザ駆動器が、パワーレベルを記録用クロックの周波数に
略比例させた値に調整されるよう構成したものである。
しかし、この従来例では、媒体の記録特性(つまり必要
な記録パワーやその他記録条件)が線速に完全に比例し
なくては、品質のよい記録はできない。もとよりそのよ
うな媒体はないし、媒体ごとのバラツキも避けられな
い。
【0004】ここで、従来から前記記録パワーの最適化
は、OPC(Optimum Power Calibration)といい、前
記試し書きを行う位置をPCA(Power Calibration Ar
ea)と称される。なおこのPCAはテストエリアとカウ
ントエリアに分けられ、それぞれ100個のパーティー
ションに分けられている。このパーティーションは1回
の試し書きにおいて1パーティーションが使用される。
1パーティーションは15フレームで構成され、オレン
ジブックには15フレームの間で15段階のレーザ光強
度で試し書きを行ない、その中で最も記録状態の良かっ
たレーザ光強度を使用して情報記録を行う方法が記載さ
れている。しかしながら、試し書きで得た最適パワー
は、記録中のメディア内感度変動、温度による感度変
動、レーザパワー制御誤差による記録パワー変動、波長
変動による感度変動などさまざまの変動要因があり、必
ずしも常に最適であるわけではなく変動している。前記
オレンジブックでは、情報記録時においては、ランニン
グOPCを行うと記載されている。このランニングOP
Cとは、前記OPC時におけるピット部からの反射光強
度と、情報記録時におけるピット部からの反射光強度と
を比較し、この比較結果に基づいて、前記OPC時に求
めたレーザ光強度に対して随時補正を行いながら情報記
録を行うというものである。従って、全面を同じ記録速
度で記録する場合や、図8のように最大24xのような
ZCLVの設定であっても、記録するデータ量が少な
く、図1における内周の12xだけのゾーンで記録が終
わるような場合は、前記ランニングOPCにより最適な
パワーを記録中、随時更新することにより最適なパワー
で記録し続けることができる。しかし前記ZCLVの2
つ以上の記録速度で記録し、さらに記録条件を、例え
ば、メディア感度むらが異なる位置や、記録によって半
導体レーザの発光しつづけた場合の特性等、が大きく異
なるケースがあった場合、それを補正するために、試し
書き結果に所定の演算をして異なる線速の記録条件を算
出する装置についての技術が、同一出願人より提案され
ている。しかし記録条件は記録を行うと共に変わるた
め、最適パワーが変わっていくことは前述したとおりで
ある。例えば、ランニングOPCで記録パワーが上がっ
て行く場合において、前記同一出願人による提案で、記
録速度が異なった場合の最適パワーの演算を、ある正の
係数を掛けることで行ったとする。記録条件が変わって
パワーが上がっているということは、記録速度を変更し
た場合でも、試し書きの最適パワーに前記係数を掛けた
値よりも実際の最適パワーは大きくなっていることが予
想される。これは記録条件が記録感度の変動などで記録
速度が変わった瞬間に大きく変化することはないためで
ある。結果として、試し書きによって求められたパワー
を、そのまま演算しても最適なパワーにはならないた
め、記録品質が悪くなることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる課題
に鑑み、試し書きと異なる線速度、あるいは、記録媒体
の膜特性バラツキや半径によるバラツキあるいは記録装
置のバラツキ等により、所定の演算関係と異なってしま
った場合、若しくは、ZCLVにおいて速度変化が生じ
た場合でも最適なパワーを設定でき、記録品質を向上さ
せた情報記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1は、ディスク状記録媒体の円周
方向に、ほぼ一定な線密度で情報を書き込む情報記録装
置において、前記記録媒体の試し書領域に所定の基本線
速度で試し書きを行ない、前記基本線速度における最適
記録パワーを決定する試し書き手段と、記録データを所
定の記録パルス幅に設定する記録パルス幅設定手段と、
前記記録媒体の形式及び前記記録データの記録速度に応
じたパルス幅可変量を記憶したパルス幅設定テーブル
と、前記試し書き記録パワー時の所定のタイミングで読
み出し信号をサンプリングして最適値を検出し、該最適
値を決定して記憶する最適値決定・記憶手段と、前記最
適値決定・記憶手段からの値とデータ記録中の読み出し
信号値を比較する比較手段と、前記記録媒体の形式及び
前記記録データを記録する記録速度に応じた係数を記憶
した変換テーブルと、前記変換テーブルで得られた前記
係数により前記最適記録パワーを所望の線速度のパワー
に変換し、前記比較手段の結果と積算してパワー設定を
行う積算手段とを備えたことを特徴とする。本発明の情
報記録装置は、記録パルス幅設定手段、最適値決定・記
憶手段、比較手段、変換テーブル、積算手段とを更に備
えることにより、従来不可能であった、試し書きと異な
る線速度、あるいは記録媒体の膜特性バラツキや半径に
よるバラツキや記録装置のバラツキ等により、演算関係
が異なった場合、若しくは、ZCLV方式により速度変
化が生じた場合でも対応できる情報記録装置を提供する
ことができる。かかる発明によれば、記録パルス幅設定
手段、最適値決定・記憶手段、比較手段、変換テーブ
ル、積算手段とを更に備えることにより、従来の情報記
録装置が持つ課題を解決することができる。
【0007】請求項2は、前記記録媒体に前記基本線速
度と異なる線速度で記録を行なう場合、前記異なる線速
度に変更する直前の最適記録パワーを前記変換テーブル
により前記異なる線速度のパワーに変換し、該パワーと
前記比較手段の結果とを前記積算手段により積算して記
録パワー設定を行うことも本発明の有効な手段である。
ディスクの最内周の試し書き領域に基本線速度で試し書
きを行い、そこから読み出されるデータからβを検出し
てそれにより最適パワーを決定する。しかし、ディスク
に前記基本線速度と異なる線速度で記録する場合、先に
決定した最適パワーと同じパワーで記録することは不都
合が生じる可能性がある。そこで、前記異なる線速度に
変更する直前の最適記録パワーの割合を求め、それに試
し書き時の最適パワーを掛けて、その値を基準としてこ
れに所定の係数を掛けて記録パワーを求める。かかる技
術手段によれば、前記記録媒体に前記基本線速度と異な
る線速度で記録を行なう場合、前記異なる線速度に変更
する直前の最適記録パワーを前記変換テーブルにより前
記異なる線速度のパワーに変換し、該パワーと前記比較
手段の結果とを前記積算手段により積算して記録パワー
設定を行うことにより、試し書きと異なる線速度でも、
正確に記録パワーを決めることができ、品質のよい記録
を高速域でも行なうことができる。
【0008】請求項3は、前記所定の演算の演算式また
は係数を、前記記録媒体の種類に応じて設定可能とした
ことも本発明の有効な手段である。メディアタイプ検出
手段の中の、製造者IDコードとタイプコードに対し
て、記録パラメータ(Strategy Type)番号を割り当
て、この記録パラメータ番号が、タイプとして各種設定
・変換テーブルで用いられる。かかる技術手段によれ
ば、前記所定の演算の演算式または係数を、前記ディス
ク状記録媒体の種類に応じて設定するため、多様な媒体
に対してより適切にパワー設定や修正が可能で、より品
質のよい記録を高速域でも行なうことができる。請求項
4は、前記ディスク状記録媒体の種類分けを、該ディス
ク状記録媒体に埋め込まれた識別コードに応じて行なう
ことも本発明の有効な手段である。ディスク種別は、ヘ
ッドでディスクの特定場所を再生したときの再生信号か
ら、メディアタイプ検出手段で検出する。この種別は、
例えばディスクメーカを何らかの方法で特定できれば、
メーカ別にしてもよいし、同一メーカでもさらに細かく
分類できればなお好ましい。他の種別判定方法として
は、例えばディスクにあらかじめ埋め込んである各種パ
ラメータを用いることもできる。例えば、推奨パワーや
パルス幅などを埋め込んである場合はそれを用いてもよ
い。あるいは、ディスクメーカごとに特定のメーカ識別
コードを埋め込んでおくこともある。さらに細分類のた
めのコードを埋め込んでもよい。かかる技術手段によれ
ば、前記ディスク状記録媒体の種類分けを、該ディスク
状記録媒体に埋め込まれた識別コードに応じて行なうこ
とにより、さまざまなメーカのさまざまな種類の媒体に
対して、より適切にパルス幅設定が可能で、より品質の
よい記録を高速域でもおこなうことができる。請求項5
は、前記記録パルス幅設定手段は、前記パルス幅設定テ
ーブルに記憶された前記記録媒体にデータを記録する記
録線速度若しくは前記記録媒体の種類の何れか一方若し
くは両方のデータに基づいて前記記録パルス幅を設定可
能としたことも本発明の有効な手段である。記録データ
は、符号化手段で所定のフォーマットで符号化や変調処
理がなされ、シリアル形式で記録データ列として出力さ
れる。またスピード指令で、記録速度に応じた速度で出
力される。そして、記録データ列はパルス幅設定手段に
より、所定のパルス幅に設定されて記録パルスに変換さ
れる。パルス幅の設定は、固定でもよいが、線速度やデ
ィスク種別に応じてそれぞれに設定してやるとなお好ま
しい。これにより、線速度やディスク種別による、記録
マーク長ごとの感度の違いを吸収できる。かかる技術手
段によれば、前記記録パルス幅設定手段は、前記パルス
幅設定テーブルに記憶された前記記録媒体にデータを記
録する記録線速度若しくは前記記録媒体の種類の何れか
一方若しくは両方のデータに基づいて前記記録パルス幅
をすることにより、さまざまなメーカのさまざまな種類
の媒体に対して、より適切にパルス幅設定が可能で、よ
り品質のよい記録を高速域でも行なうことができる。
【0009】請求項6は、前記記録パルス幅設定手段の
出力は、前記記録データの立ち上がりエッジから所定量
の時間遅延させた信号と前記記録データの論理和の信号
であり、前記遅延時間は全ての前記記録データの立ち上
がりエッジに対して同じ時間若しくは前記記録データの
記録マーク長に応じて異なる時間に設定されることも本
発明の有効な手段である。記録データはデータの内容に
よりそのマーク長が変化する。そのため、線速やディス
クの種別により、マーク長が短すぎて記録が正常に行わ
れない場合がある。これを補正するために、記録データ
の立ち上がりから所定時間遅延させ、その遅延時間分パ
ルス幅を広げるようにすれば、短いマークの記録感度を
補正できる場合がある。この所定時間は、すべての立ち
上がりエッジに対して同じ時間でもよいが、記録データ
列の記録マーク長に応じて異なる時間を設定してもよ
い。たとえば、記録マーク長幅が短いほど長めの所定量
を設定するようにする。かかる技術手段によれば、前記
遅延時間は全ての前記記録データの立ち上がりエッジに
対して同じ時間若しくは前記記録データの記録マーク長
に応じて異なる時間に設定されるため、短いマークの記
録感度を補正することができる。請求項7は、前記積算
手段は、前記変換テーブルから得られた記録パワーを初
期値として設定するか否かを選択可能としたことも本発
明の有効な手段である。積算手段はランニングOPCを
行うときに有効である。従って、線速やメディアの種類
が確定している場合は、ランニングOPCをしないで、
最適パワー値を初期値としてそのまま使用し、積算手段
を動作させないことが好ましい。かかる技術手段によれ
ば、前記積算手段は、前記変換テーブルから得られた記
録パワーを初期値として設定するか否かを選択可能とす
ることにより、無駄な動作を省略して処理時間を短縮す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は本発明の一実施形態の情報記憶装置の構成を
示すブロック図である。この装置は光ディスク記録装
置、特にCD−Rの記録装置の例である。この構成は、
情報が記録されたディスク102と、ディスク102を
回転する回転モータ100と、回転モータ100を回転
制御するモータ制御手段101と、ディスクの記録膜上
に光ビームを集光させ、記録マークを形成するヘッド1
03と、所定の記録パワー状態に、入力パルスWD1信
号で変調するLDドライバ手段105と、入力される記
録パワー指令(117の出力)に応じて、LDドライバ
を駆動し、レーザをそのパワーで光らせるパワー設定手
段113と、所定のフォーマットで符号化や変調処理が
なされる符号化手段116と、記録パルスに変換するパ
ルス設定手段111と、記録媒体のタイプと線速度に応
じたパルス幅データを記憶する設定テーブル112と、
ディスク種別を検出するメディアタイプ検出手段104
と、線速度を設定するスピード設定手段118と、βな
るパラメータを測定するβ値検出手段106と、β値か
ら最適パワーを決定する最適パワー決定手段108と、
B値を検出するB値検出手段107と、最適B値を決定
してその値を記憶する最適B値決定・記憶手段109
と、B値検出手段107と最適B値決定・記憶手段10
9との値を比較する比較手段115と、記録媒体のタイ
プと線速度により記録パワーを変換するデータを記録す
る変換テーブル114と、比較手段115と変換テーブ
ル114の結果を積算する積算手段117から構成され
ている。
【0011】次に、この構成による情報記録装置の動作
について説明する。ディスク102は回転モータ100
によって回転される。回転モータ100はモータ制御手
段101によって、所定の速度で回転する。この例では
CLV(線速度一定)で、その線速度が速度指令(sp
eed)によって可変できるようになっている。ヘッド
103は、ディスクの記録膜上に光ビームを集光させ、
記録マークを形成する。また、ディスクの半径方向にシ
ーク移動可能で、ディスク102にあらかじめ設けられ
た試し書き領域や、ユーザデータ領域にアクセス可能で
ある。また、ヘッド103には図示しない光源が搭載さ
れている。これは一般的には半導体レーザ(LD:Lase
r Diode)が用いられる。この半導体レーザはLDドラ
イバ手段105によって、所定の記録パワー状態に、入
力パルスWD1信号により変調される。半導体レーザ
が、記録パワー状態とスペースパワー状態の間で変調さ
れることで、記録膜上には記録マークと、そうでないと
ころができる。これを再生すると反射率の差が生じて、
情報信号として再生することができる。記録マークは、
CD−Rのような非可逆的な有機色素媒体では、ピット
(穴)であり、そうでないところはスペースと呼ばれ
る。また、パワー設定手段113は、入力される記録パ
ワー指令(117の出力)に応じて、LDドライバ10
5を駆動し、レーザをそのパワーで光らせる。また、
(OPCmode)指令が入力されると、記録パワー指
令とは関係なく、試し書きモードになり順次記録パワー
を段階的に可変する。記録データ(data)は、符号
化手段116で所定のフォーマットで符号化や変調処理
がなされ、シリアル形式で記録データ列(WDATA)
として出力される。また、スピード指令(speed)
で、記録速度に応じた速度で(WDATA)が出力され
る。データ列(WDATA)は、パルス設定手段111
により、記録媒体のタイプと線速度に応じたパルス幅デ
ータを記憶する設定テーブル112に基づいて記録パル
スに変換される。この変換は、パルス幅を変える操作で
あり、例えば、図2のように、データ列(WDATA)
に対して、時間tだけ遅延させ、信号(WDATA’)
を作り、(WDATA)と(WDATA’)の論理和に
より記録パルス(WD1)を発生させる。この遅延時間
tは、すべての立ち上がりエッジに対して同じ量でもよ
いが、WDATAのHigh幅(すなわち記録マーク
長)に応じて異なる量を設定してもよい。たとえば、H
igh幅が短いほど長めのtを設定することにより、短
いマークの記録感度を補正できる場合がある。また、パ
ルス幅の設定は、固定でもよいが、線速度やディスク種
別に応じてそれぞれに設定してやるとなおよい。線速度
やディスク種別による、記録マーク長ごとの感度の違い
を吸収できるからである。ディスク種別は、ヘッド10
2でディスクの特定場所を再生したときの再生信号か
ら、メディアタイプ検出手段104で検出する。この種
別は、例えばディスクメーカを何らかの方法で特定でき
れば、メーカ別にしてもよいし、同一メーカでもさらに
細かく分類できれば更に好ましい。他の種別検出方法と
しては、例えばディスクにあらかじめ埋め込んである各
種パラメータを用いることもできる。例えば、推奨パワ
ーやパルス幅などを埋め込んである場合はそれを用いて
もよい。あるいは、ディスクメーカごとに特定のメーカ
識別コードを埋め込んでおくこともある。さらに、細分
類のためのコードを埋め込んでもよい。こうすること
で、同一メーカのさまざまな記録膜に応じて、最適なパ
ルス幅設定が可能になる。
【0012】次に試し書きについて説明する。試し書き
は、ある線速度で記録パワーを順次変化させて記録し、
その後その領域を再生して記録状態を評価し、最適な記
録状態になる記録パワーを決定する操作である。図1の
装置では、パワー設定手段113を(OPCmode)
にすることで、順次パワーを段階的に変化させて記録す
ることができる。このとき、線速度はスピード設定手段
118で設定された速度になる。場所は、一般にはユー
ザエリアよりも内周のPCA領域(PCA:Power Cali
bration Area)が用いられる。PCAに記録後、ヘッド
103で同じ場所を再生して再生信号RFを得る。この
RF信号の適当なパラメータを測定する評価すること
で、最適な記録状態が評価できる。例えば、図3を参照
しながら説明すると、β値検出手段106でβなるパラ
メータを測定する。β値検出手段106は、RF信号の
低域成分を除去(AC結合)して、その上側包絡線レベ
ルaと下側包絡線レベルbを検出する。記録膜の特性と
して、記録マーク部で反射率が下がると仮定し、RF信
号は低反射部で低レベルになると仮定すると、適正な記
録状態のときAC結合されたRF信号は図3a)のよう
に上下対称で、a=bになる。また記録パワーが過大の
ときb)のように記録マーク部が長くなるから、AC結
合すると上側レベルが高くなりa>bになる。また記録
パワーが不足のときc)のように記録マーク部が短くな
るから、AC結合すると下側レベルが高くなりa<bに
なる。このaとbの差をRF振幅a+bで正規化した量
がβである。すなわち、 β=(a−b)/(a+b) が成り立つ。
【0013】この式で、βが大きいとパワー過大、小さ
いとパワー不足である。最適なパワーはβがある値(例
えば4%程度)になったときで、このβを「beta targe
t」と呼ぶ。今、beta targetが4%程度とし、パワーを
10mWから1mWきざみで19mWまで振って試し書
きしたとする。そこを再生して、記録パワーに対するβ
をグラフにしたのが図4である。パワーを横軸にとる
と、βが10mWからほぼ直線的に右上のほうに伸び
る。このβカーブ1がbeta target3と交わるA点を下
の下ろしたパワーPWoptが最適パワーである。最適
パワー決定・記憶手段108は、このようにして最適パ
ワーを決定する。beta target3は固定値(例えば4
%)でもよいが、ディスク種別に応じて設定すると更に
よい。このディスク種別は、前述のようにメディアタイ
プ検出手段104の検出結果を用いることができる。次
に、最適パワーが求まれば、これを最適パワー決定・記
憶手段108で記憶しておき、ユーザデータの記録のと
きにパワー設定手段113に設定する。さらに変換テー
ブル手段114へ試し書きによる最適パワーとして、前
記最適パワーが入力される。例えば、図8のようなZC
LV時試し書きによって求める最適パワーは、CDの1
2倍速(12x。1xは150Kbyte/sec)に
おける最適パワーである。
【0014】次にランニングOPCについて説明する。
ランニングOPCは、例えば、以下のような方法で実現
できる。記録中の再生信号のレベルを記録パワーで正規
化した値をB値とする。これはB値検出手段107で行
われる。まず、試し書きのときにB値も測定しておく。
そして、Bの評価で最適パワーを得たら、最適B値決定
・記憶手段109によって、そのパワーにおけるB値を
目標として記憶する。そして、ユーザデータの記録中
に、B値をモニタし、目標B値と比較手段115で比較
する。比較結果を積算手段117で積算してパワー設定
を修正する。
【0015】図5は、B値検出の概念図である。記録中
のRF信号は、レーザが記録パワーで光り始めた瞬間P
点では、レーザパワーをそのまま反射して、高いレベル
になる。しかし、記録マークが形成し始めると反射率が
下がるので、反射レベルは漸減する。パワー不足の場合
は曲線5のように反射率の減り方は緩やかであり、6パ
ワーを高くしていくとパワーが適正値の曲線、パワー過
大曲線7のように変化して、記録マーク形成は早くから
始まり、より低反射になる。パワー自体の反射レベルの
影響をキャンセルするために、記録パワーでRF信号を
割り算するのが好ましい。この記録パワー時の適当なタ
イミングでRF/パワーをサンプリングしたのがB値8
として用いられる。ただし、かならずしもサンプリング
でなくても、平均値でもよい。つまり、記録マーク形成
状態を反映し、記録パワーに対してある程度(とりわけ
最適パワー付近で)単調であれば、どのような検出方法
でもよい。また、比較手段115の比較結果が0、すな
わち目標B値と検出B値が等しければ、積算手段117
は初期値のままである。つまり最適パワーのまま記録す
る。これは記録状態がずっと良好な場合にこのような結
果になる。比較結果が0でなくなると、積算手段が動き
パワーが修正される。積算極性を、比較結果がパワー不
足側のときパワーを増大させる方向にしておけば、記録
状態が良好になる方向に常時パワーが修正される。
【0016】ここで、前記最適パワーは、試し書きを行
なった線速度における最適パワーである。しかし、前述
したように、高速な記録装置では外周にいくほど速い線
速度で記録するようになり、同じように速い線速度を内
周のPCA領域で出そうとすると、回転数が速くなりす
ぎて好ましくない。また、ある速度で記録していくう
ち、最適パワーが変わっていった場合、試し書き時の最
適パワーをそのまま適用して新しい記録速度のパワーと
するのは適切ではない。そこで、記録速度を変更した後
の最適記録パワーは、試し書きを行なって得た最適記録
パワーだけではなく、記録条件がより記録速度変更時に
近くなったときのもの、つまりランニングOPCで求ま
った記録速度変更直前の最適記録パワーをある演算ルー
ルで修正して求めるのが好ましい。例えば、図8のZC
LVの場合、試し書き時の最適パワーPwopt12
1、16x変更直前の最適パワーPwopt122を得
たとする。別の線速16x,20x,24xでの最適パ
ワーをPwopt161,201,241とし、20x
変更直前の最適パワーをPwopt162、24x変更
直前の最適パワーをPwopt202とし、 Pwopt162 = 1.10 * (Pwopt121 * (Pwopt122 / Pwopt12
1)) Pwopt202 = 1.15 * (Pwopt121 * (Pwopt162 / Pwopt16
1)) Pwopt242 = 1.20 * (Pwopt121 * (Pwopt202 / Pwopt20
1)) というように、記録速度変化直後(記録開始直後)の最
適パワーと記録速度変化直前の最適パワーの割合をもと
め、試し書きにおける最適パワーに積算した値を基準と
し、これに所定の係数をかけて求めることにする。ラン
ニングOPCによる変化分を含めることでより記録変化
直後の最適記録パワーを設定できる。これらのパラメー
タは最適パワー記憶手段108に記憶される。この演算
ルールは、このように定数乗算でもよいし、定数加算で
もよいし、線速度の関数としてより複雑な式を用いても
よいし、記録直前のパワーを上記とは違う方法で反映さ
せてもちいた式でもよい。また、この所定係数は固定で
もよいが、ディスク種別に応じて設定すると更に好まし
い。このディスク種別は、前述のようにメディアタイプ
検出手段104の検出結果を用いることができる。
【0017】図6に、ディスクタイプ(Type)別、
線速度別に係数F1、遅延時間tを表にした例を示す。
この表に基づいて、変換テーブル手段114で最適パワ
ーを所望の線速度に対する記録パワーに変換する。ま
た、このテーブルは設定テーブル112にも記録され、
ディスクタイプ(Type)別、線速度別に遅延時間t
を参照して記録パルス幅を設定する。例えば、ディスク
タイプ1で線速度12の場合、係数F1は1.00が選
択され、前記式に応じて積算手段117でこの係数が積
算されて記録パワーが設定される。この最適パワーは、
積算手段117の初期値として積算手段に入力される。
ランニングOPCを行なわない場合は、on/off指
令をoffとし、積算を行なわないようにする。この場
合、積算手段117を初期値のまま維持される。すなわ
ち初期値をそのままスルーしてパワー設定手段113に
送る。したがって、変換テーブル114で得た最適パワ
ーで記録される。
【0018】図7は、メディアタイプ検出手段の中の、
製造者IDコードとタイプコードに対して、記録パラメ
ータ(Strategy Type)番号を割り当てる表の例であ
る。この記録パラメータ番号が、図6のTypeとして
各種設定・変換テーブルで用いられる。記録パラメータ
番号を、各製造者ID(A社、B社、....)の各T
ypeコード(0,1,2,....)に対してすべて
通番で振らないのは、類似した特性の記録膜には同じ記
録パラメータを用いることにして、変換テーブルサイズ
を小さくするためである。
【0019】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1は、記録パルス幅設定手段、最適値決定・記憶手
段、比較手段、変換テーブル、積算手段とを更に備える
ことにより、従来の情報記録装置が持つ課題を解決する
ことができる。また請求項2は、前記記録媒体に前記基
本線速度と異なる線速度で記録を行なう場合、前記異な
る線速度に変更する直前の最適記録パワーを前記変換テ
ーブルにより前記異なる線速度のパワーに変換し、該パ
ワーと前記比較手段の結果とを前記積算手段により積算
して記録パワー設定を行うことにより、試し書きと異な
る線速度でも、正確に記録パワーを決めることができ、
品質のよい記録を高速域でも行なうことができる。また
請求項3は、前記所定の演算の演算式または係数を、前
記ディスク状記録媒体の種類に応じて設定するため、多
様な媒体に対してより適切にパワー設定や修正が可能
で、より品質のよい記録を高速域でも行なうことができ
る。また請求項4は、前記ディスク状記録媒体の種類分
けを、該ディスク状記録媒体に埋め込まれた識別コード
に応じて行なうことにより、さまざまなメーカのさまざ
まな種類の媒体に対して、より適切にパルス幅設定が可
能で、より品質のよい記録を高速域でもおこなうことが
できる。また請求項5は、前記記録パルス幅設定手段
は、前記パルス幅設定テーブルに記憶された前記記録媒
体にデータを記録する記録線速度若しくは前記記録媒体
の種類の何れか一方若しくは両方のデータに基づいて前
記記録パルス幅をすることにより、さまざまなメーカの
さまざまな種類の媒体に対して、より適切にパルス幅設
定が可能で、より品質のよい記録を高速域でも行なうこ
とができる。また請求項6は、前記遅延時間は全ての前
記記録データの立ち上がりエッジに対して同じ時間若し
くは前記記録データの記録マーク長に応じて異なる時間
に設定されるため、短いマークの記録感度を補正するこ
とができる。また請求項7は、前記積算手段は、前記変
換テーブルから得られた記録パワーを初期値として設定
するか否かを選択可能とすることにより、無駄な動作を
省略して処理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の情報記憶装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の記録パルス幅設定を説明するタイミン
グチャートである。
【図3】本発明の記録パワーの違いによるRF信号の対
称性を説明する図である。
【図4】本発明の記録パワーに対するβとB値の関係を
表す図である。
【図5】本発明のB値検出の方法を説明するための概念
図である。
【図6】本発明の記録タイプ別のデータを記録したテー
ブル図である。
【図7】本発明の製造会社別の記録パラメータを割り当
てたテーブル図である。
【図8】ZCLVによるゾーン区分けの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
106 β値検出手段、108 最適パワー決定手段、
114 変換テーブル、117 積算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC04 CC04 EF03 EF06 5D090 AA01 BB04 CC01 CC05 CC16 CC18 EE05 FF30 HH01 JJ12 KK03 LL08 5D119 AA23 BA01 DA01 DA09 EC09 HA19 HA45 5D789 AA23 BA01 DA01 DA09 EC09 HA19 HA45

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体の円周方向に、ほぼ
    一定な線密度で情報を書き込む情報記録装置において、 前記記録媒体の試し書領域に所定の基本線速度で試し書
    きを行ない、前記基本線速度における最適記録パワーを
    決定する試し書き手段と、 記録データを所定の記録パルス幅に設定する記録パルス
    幅設定手段と、 前記記録媒体の形式及び前記記録データの記録速度に応
    じたパルス幅可変量を記憶したパルス幅設定テーブル
    と、 前記試し書き記録パワー時の所定のタイミングで読み出
    し信号をサンプリングして最適値を検出し、該最適値を
    決定して記憶する最適値決定・記憶手段と、 前記最適値決定・記憶手段からの値とデータ記録中の読
    み出し信号値を比較する比較手段と、 前記記録媒体の形式及び前記記録データを記録する記録
    速度に応じた係数を記憶した変換テーブルと、 前記変換テーブルで得られた前記係数により前記最適記
    録パワーを所望の線速度のパワーに変換し、前記比較手
    段の結果と積算してパワー設定を行う積算手段とを備え
    たことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体に前記基本線速度と異なる
    線速度で記録を行なう場合、前記異なる線速度に変更す
    る直前の最適記録パワーを前記変換テーブルにより前記
    異なる線速度のパワーに変換し、該パワーと前記比較手
    段の結果とを前記積算手段により積算して記録パワー設
    定を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記所定の演算の演算式または係数を、
    前記記録媒体の種類に応じて設定可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の情報記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体の種類分けを、該記録媒体
    に埋め込まれた識別コードに応じて行なうことを特徴と
    する請求項3記載の情報記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録パルス幅設定手段は、前記パル
    ス幅設定テーブルに記憶された前記記録媒体にデータを
    記録する記録線速度若しくは前記記録媒体の種類の何れ
    か一方若しくは両方のデータに基づいて前記記録パルス
    幅を設定可能としたことを特徴とする請求項3又は4に
    記載の情報記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録パルス幅設定手段の出力は、前
    記記録データの立ち上がりエッジから所定量の時間遅延
    させた信号と前記記録データの論理和の信号であり、前
    記遅延時間は全ての前記記録データの立ち上がりエッジ
    に対して同じ時間若しくは前記記録データの記録マーク
    長に応じて異なる時間に設定されることを特徴とする請
    求項1乃至5の何れか1項に記載の情報記録装置。
  7. 【請求項7】 前記積算手段は、前記変換テーブルから
    得られた記録パワーを初期値として設定するか否かを選
    択可能としたことを特徴とする請求項1乃至7の何れか
    1項に記載の情報記録装置。
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