JP3766359B2 - 密閉型圧縮機のシリンダ組立体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は圧縮機に係り、さらに詳しくは冷蔵庫などに設けられて冷媒を圧縮する密閉型圧縮機のシリンダ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1及び図2を参照するに、通常の密閉型圧縮機100は冷媒流入管111と冷媒排出管(図示せず)が設けられたケーシング110と、ケーシング110の内部に設けられた電動駆動部120とシリンダ組立体130とを備える。
【0003】
電動駆動部120は、冷媒圧縮に必要な駆動力を提供し、ケーシング110の内部に固定された固定子121と、固定子121の内部で回転しその中心に回転軸125が押し込まれた回転子123と、回転軸125の一端に偏心結合された偏心部127と、偏心部127の一側に連結されたピストン129とを備える。
【0004】
シリンダ組立体130は、圧縮機100の内部に流入される冷媒を圧縮するためのものであり、ピストン129が往復動する空間であるシリンダ133が内部に形成されたシリンダブロック131と、シリンダブロック131の開放された一側にシリンダ133を密閉させるよう設けられるシリンダヘッド135と、シリンダブロック131とシリンダヘッド135との間に設けられるバルブプレート137と、シリンダガスケット136とを備える。
【0005】
シリンダヘッド135の内側には隔璧135cが形成され、その隔璧135cによってバルブプレート137とシリンダヘッド135との間には冷媒吸引室135aと冷媒吐出室135bが区画形成される。冷媒吸引室135aは冷媒流入管111を通してシリンダ133に流入される冷媒が一時的に貯蔵される空間であり、冷媒吐出室135bはシリンダ133で圧縮された冷媒が一時に留まる空間である。
【0006】
バルブプレート137はシリンダ133と冷媒吸引室135aとを連通させる冷媒吸込孔137aと、シリンダ133と冷媒吐出室135bとを連通させる冷媒吐出孔137cを有する。
【0007】
冷媒吸込孔137aは吸引バルブ134aが冷媒の流動に沿って弾性的に流動されることによって開閉される。吸引バルブ134aはシリンダブロック131とバルブプレート137との間に設けられる吸引バルブシート134の一部が切開され形成される。
【0008】
図3に示した通り、冷媒吐出孔137cは吐出バルブ139aが冷媒の流動によって弾性的に流動されることによって開閉される。吐出バルブ139aは冷媒吐出室135bに露出されるバルブプレート137の側面に冷媒吐出孔137cを覆うよう設けられる。この際、吐出バルブ139aはその一端がリベットのような締結手段Sによってバルブプレート137に固定されることによって片持ちばり状にバルブプレート137に設けられ、その自由端側が冷媒吐出孔137cを覆う。そして、バルブプレート137にはストッパ部材139b及びキーパプレート139cが吐出バルブ139aを覆うよう設けられ冷媒の吐出時吐出バルブ139aの流動を規制する。
【0009】
以上のように構成された従来の密閉型圧縮機100によれば、バルブプレート137に吐出バルブ139a、ストッパ部材139b、キーパプレート139cを別設すべきため、圧縮機100の製造時所要部品数及び製造工数が増える問題点がある。
【0010】
そして、吐出バルブ139aが所定弾性力を有する材質で片持ちばり状に形成されるため、冷媒の吸込/吐出時その流動幅が吐出バルブ139aの他の部分より大きい吐出バルブ139aの自由端がストッパ部材139b及びバルブプレート137を打撃することによって騒音及び振動が発生する。このような騒音及び振動は吐出バルブ139aの挙動時その自由端が振れることによってそのサイズが大きくなる場合もある。よって、圧縮機100が静かに駆動できず、この状態で圧縮機100を長期間使用する場合、前記振動によって締結手段Sにクラックが発生するなど耐久性が低下する問題点が発生する。
【0011】
また、吐出バルブ139aが別の締結手段Sによってバルブプレート137に結合されるため、バルブプレート137及び吐出バルブ139aの製造誤差などによってバルブプレート137と吐出バルブ139aの基端が完全に圧着されない場合が度々発生する。この場合は、冷媒吐出孔137cが吐出バルブ139aによって完全に密閉できなくなって吐出された冷媒が再びシリンダ133に流入される、いわばバックリーク(back leak)現象が発生して圧縮機の効率が劣化する問題点も発生する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、本発明の第1の目的は圧縮機の駆動時発生する騒音及び振動を低減させうるよう改善された密閉型圧縮機のシリンダ組立体を提供するところにある。
【0013】
本発明の他の目的は、圧縮機の製造時構成部品数及び製造工程数を低減させうるよう改善された密閉型圧縮機のシリンダ組立体を提供するところにある。
【0014】
本発明のさらに他の目的は、吐出バルブの基端部をバルブプレートに密着させられてシリンダから吐出された冷媒が再びシリンダに流入されることを抑えるよう改善された密閉型圧縮機のシリンダ組立体を提供するところにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための本発明に係る密閉型圧縮機のシリンダ組立体は、シリンダブロックの外側にシリンダの開放側を覆うよう設けられ、前記シリンダで圧縮された冷媒が排出される通路の冷媒吐出孔を有するバルブプレートと、該バルブプレートの外側を覆うよう設けられ前記バルブプレートとの間に冷媒吐出室を形成させるシリンダヘッドと、前記冷媒吐出孔をその中央部を覆うよう前記バルブプレートとシリンダヘッドとの間に片持ちばり状に設けられる吐出バルブと、該吐出バルブの流動を規制するための規制手段と、を備え、前記規制手段は、その終端が前記吐出バルブの先端と所定間隔をなすよう前記シリンダヘッドの前記冷媒吐出室側の内壁から突出形成された第1ストッパ部材と、前記シリンダヘッドの前記冷媒吐出室側の内壁から前記吐出バルブの中央部側に突出され前記吐出バルブの中央部の流動を規制する第2ストッパ部材と、を含み、前記冷媒吐出孔の開放時前記吐出バルブは、前記第1ストッパ部材によってその先端の流動範囲が限られて中央部が膨らんで撓む形状に変形されることによって冷媒吐出孔を開放することを特徴とする。
【0016】
そして、前記バルブプレートと前記シリンダヘッドとの間にはプレート状の吐出バルブシートがさらに設けられ、前記吐出バルブは前記吐出バルブシートの一部が切開されることによって一体に形成される。
【0018】
それから、前記第1ストッパ部材は前記第2ストッパ部材より前記シリンダヘッドの内壁から前記吐出バルブ側に所定長ささらに長く突出形成される。
【0020】
ここで、規制手段は、前記吐出バルブシートとシリンダヘッドとの間に設けられるシリンダガスケットをさらに備え、前記シリンダガスケットの一部は前記第3ストッパ部材によって前記吐出バルブの基端部を前記バルブプレート側に圧着することが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図に基づき本発明の望ましい実施形態を詳述する。一方、図1ないし図3に示しかつ説明された従来の密閉型圧縮機の構成要素と同一な構成及び機能を有する構成要素については従来と同様な参照符号を付して引用し、その詳細な説明は省く。
【0022】
図4及び図5を参照するに、本発明に係る密閉型圧縮機100のシリンダ組立体200は、シリンダブロック131と、シリンダヘッド220と、バルブプレート230と、シリンダガスケット267とを備える。そして、バルブプレート230の冷媒吐出孔235を弾性的に開閉する吐出バルブ245と、吐出バルブ245の流動範囲を規制するための手段としてシリンダヘッド220と一体に形成された複数のストッパ部材261、263、265とを備える。
【0023】
バルブプレート230は、シリンダブロック131の開放側に設けられてシリンダ133を覆う。それから、シリンダ133と連結される冷媒吸込孔231と冷媒吐出孔235を備える。冷媒吸込孔231はピストン129(図1参照)の往復動時シリンダ133に流入される冷媒によって吸引バルブ134aの先端が弾性的に流動されることによって開放される。吸引バルブ134aは従来と同様に吸引バルブシート134に一体に形成させうるなど、現在通用されるいずれの形態でも構成可能なので、ここでそれについて詳しい説明は省く。
【0024】
シリンダヘッド220は、バルブプレート230を覆うようシリンダブロック131の一側に結合され、その結合時生成されるバルブプレート230とシリンダヘッド220との空間に冷媒吸引室135aと冷媒吐出室135bが区画形成される。冷媒吸引室135aは冷媒吸込孔231を通してシリンダ133と連通され、冷媒吐出室135bはシリンダ133と冷媒吐出孔235を通して連通される。
【0025】
吐出バルブ245は冷媒の流動によって弾性的に流動され冷媒吐出孔235を開閉するためのものであり、吸引バルブ134aの形状と類似に吐出バルブシート240の一部が切開されることによって片持ちばり状に形成される。吐出バルブシート240はプレート状に形成され、ボルトなどの締結手段Bでシリンダヘッド220及びバルブプレート230と共にシリンダブロック131に装着されることが可能である。これによれば、吐出バルブ245の設置のために別の締結部材S(図2参照)を使用しなくても良いので、圧縮機100の製造時所要部品数と製造工程数を低減させうる。ここで、冷媒吐出孔235を覆う吐出バルブ245の中央部が冷媒吐出孔235を完全に覆えるようその幅が吐出バルブ245の他の部位より拡張形成されることが望ましい。
【0026】
一方、吐出バルブ245はシリンダ133から圧縮された冷媒が吐出される時その形状が弾性的に変形され冷媒吐出孔235を開放する。このような吐出バルブ245の形状変化は、冷媒吐出孔235の位置と、吐出バルブ245の流動を規制する規制手段260の形態によって決定される。本実施形態における吐出バルブ245は、その中央部が冷媒吐出孔235を覆うよう設けられ、これによって冷媒吐出孔235を通して外部に吐出される冷媒の圧力は吐出バルブ245の中央部に集中される。
【0027】
規制手段260は、シリンダヘッド220の内壁から吐出バルブ245側に突出形成される第1、第2及び第3ストッパ部材261、263、265及びシリンダガスケット267を備え、吐出バルブ245の流動を規制する。
【0028】
第1ストッパ部材261は、その終端が吐出バルブ245の先端に隣接配置されるようシリンダヘッド220の冷媒吐出室135b側の内壁から吐出バルブ245の先端方向に突出形成され、よって吐出バルブ245の先端は所定流動範囲内で流動する。
【0029】
第2ストッパ部材263はシリンダヘッド220の冷媒吐出室135b側の内壁から吐出バルブ245の中央部(すなわち、冷媒吐出孔)に向かって突出形成され、第1ストッパ部材261の突出長さより短い突出長さを有する。
【0030】
第3ストッパ部材265はシリンダヘッド220の冷媒吐出室135b側の内壁から吐出バルブ245の基端部方向に突出形成される。
【0031】
本実施形態における第2ストッパ部材263と第3ストッパ部材265はシリンダヘッド220の縁部220aと等しい高さになるよう前記内壁から突出され、第1ストッパ部材261はシリンダヘッド220の縁部220aより吐出バルブ245側にさらに長く突出される。第2ストッパ部材263と吐出バルブ245の中央部はその間に形成された間隔によって冷媒吐出時相互接触されず相互離隔してセッティングされることが望ましい。すなわち、吐出バルブ245が非正常的に過多に挙動される時だけ第2ストッパ部材263の終端が吐出バルブ245に接触する長さに第2ストッパ部材263と吐出バルブ245の間隔が設定される方が望ましい。
【0032】
このように構成されるストッパ部材261、263、265は全てシリンダヘッド220と一体に形成され、シリンダヘッド220の成形作製時シリンダヘッド220と共に簡単に形成させうる。そして、ストッパ部材261、263、265はその突出方向が吐出バルブ245方向に向かい、前述した通りストッパ部材261、263、265それぞれの終端面と吐出バルブ245の該当部位と所定間隔をなすことさえできれば多様な形態に形成されることも可能である。
【0033】
一方、シリンダヘッド220はバルブプレート230との結合時シリンダヘッド220の縁部220aよりさらに長く突出された第1ストッパ部材261によってバルブプレート230に完全に密着できなくなる。このようにバルブプレート230とシリンダヘッド220が完全に密着されなければ、冷媒の吸込/吐出時その間隙を通して冷媒がシリンダ組立体200の外部に流出されうる。このような冷媒の流出を抑制するため、シリンダヘッド220とバルブプレート230との間にシリンダガスケット267が設けられる。
【0034】
シリンダガスケット267は、シリンダヘッド220の縁部220aの断面形状と同様な四角フレーム状に形成され、その一部はシリンダ組立体200の組立時第3ストッパ部材265によって吐出バルブ245の基端を圧着させうる形状に形成される。すなわち、シリンダ組立体200が完全に組立てられた状態でシリンダガスケット267の一部が第3ストッパ部材265の終端によって加圧され吐出バルブ245の基端部を加圧させることによって、その吐出バルブ245の基端部がバルブプレート230に完全に密着される。これによれば、冷媒が完全に吐出された後吐出バルブ245が冷媒吐出孔235を確実に覆って、冷媒吐出室135bに吐出された冷媒が再びシリンダ133に流入される現象を防止することができる。一方、シリンダガスケット267の厚さはシリンダヘッド220の縁部220aから第1ストッパ部材261の終端間の間隔よりさらに厚く形成されるべきである。
【0035】
本実施形態の場合、シリンダガスケット267の厚さは0.5mmになり、第1ストッパ部材261はシリンダヘッド220の縁部220aより吐出バルブ245側にさらに0.4mm突出される。これにより、シリンダ組立体200の組立時第1ストッパ部材261と吐出バルブ245の先端がなす間隔は0.1mmになり、第2ストッパ部材263終端と吐出バルブ245の中央部との間隔は0.5mmになる。一方、吐出バルブ245の基端部は第3ストッパ部材265とシリンダガスケット267によってバルブプレート230方向に圧着される。
【0036】
次に図6を参照して冷媒が吐出される際の吐出バルブ245の動作を説明する。冷媒がシリンダ133内で圧縮された後冷媒吐出孔235を介して吐出されれば、吐出バルブ245の中央部が上昇することによって吐出バルブ245の自由端も同時に上昇しようとする。しかし、第1ストッパ部材261の終端によって吐出バルブ245の自由端の上昇が制限されるにつれ吐出バルブ245はその中央部だけ上昇する膨らんだ形状に変形される。
【0037】
これによれば、吐出バルブ245の運動量が割合に小さい冷媒吐出孔235の開放初期に吐出バルブ245の先端が第1ストッパ部材261にだけ接触されるため、冷媒の吐出時発生する騒音及び振動の発生を効率よく遮断することができる。また、非正常的に冷媒が吐出され吐出バルブ245が第2ストッパ部材263と接触するほど過多に開放されても、既に吐出バルブ245の先端と第1ストッパ部材261が接触することによってその衝撃が緩和された状態なので騒音と振動の量を効率よく減衰させうる。
【0038】
以上シリンダヘッド220に一体に形成されたストッパ部材261、263、265を説明するにあたって、シリンダヘッド220の外部に突出形成された例を説明した。しかし、ストッパ部材261、263、265の構成は必ずこれに限られない。一例に、示されていないが、第1ストッパ部材261の終端がシリンダヘッド220の外側に突出しないよう、第3ストッパ部材265を除いた第1及び第2ストッパ部材261、263をシリンダヘッド220の内側に配させ、第2ストッパ部材263より第1ストッパ部材261の突出長さを所定長さに長く形成させれば本実施形態における効果と同様な効果が得られ、状況に応じて第2ストッパ部材263の設置が省かれても吐出バルブ245の流動にはさほど差がない。
【0039】
【発明の効果】
このように構成された本発明によれば、吐出バルブの設置位置と、規制手段によって冷媒の吐出時吐出バルブはその中央部が膨らむ形状に変形され冷媒吐出孔を開放する。これによって、吐出バルブの先端の流動幅が従来に比べて少ない状態で第1ストッパ部材と接触されるにつれ吐出バルブの挙動による騒音及び振動を軽減させる効果を奏する。
【0040】
また、吐出バルブの自由端の流動範囲が第1ストッパ部材によって限定されることによって、冷媒吐出時吐出バルブの自由端が振るえることを抑えられるため、これによる振動及び騒音低減の効果がある。
【0041】
そして、吐出バルブの基端部をシリンダガスケットとシリンダヘッドで圧着することによって吐出バルブとバルブプレートを完全に密着させ吐出された冷媒が冷媒吐出室からシリンダに再び流入されるバックリーク現象を抑えられる。
【0042】
また、シリンダヘッドの成形時一体に形成されるストッパ部材によって吐出バルブの流動を規制できるため、別のストッパ部材やキーパープレートを設けることによって、圧縮機の製造時所要部品数及び製造工程数を低減することができて製造コストを低減でき、一層小型化した圧縮機を提供することができる。
【0043】
以上本発明の原理を例示するための望ましい実施形態について示しかつ説明したが、本発明はそのように示し説明されたそのままの構成及び作用に限られない。かえって、特許請求の範囲の思想及び範疇を逸脱せず本発明に対する多様な変更及び修正が可能なことを当業者は良く理解できろう。従って、そのような全ての適切な変形と修正及び均等物も本発明の範囲内に属する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の密閉型圧縮機を示した断面図である。
【図2】図1のシリンダ組立体を抜粋して示した分離斜視図である。
【図3】図2のシリンダ組立体が組み立てられた状態における使用例を示した断面図である。
【図4】本発明に係る密閉型圧縮機のシリンダ組立体を示した分離斜視図である。
【図5】図4のシリンダ組立体が組立てられた状態を示した断面図である。
【図6】図5のシリンダ組立体が組立てられた状態における使用例を示した断面図である。
【符号の説明】
100 密閉型圧縮機
129 ピストン
131 シリンダブロック
133 シリンダ
134 バルブシート
134a 吸引バルブ
135a 冷媒吸引室
135b 冷媒吐出室
200 シリンダ組立体
220 シリンダヘッド
220a 縁部
230 バルブプレート
231 冷媒吸込孔
235 冷媒吐出孔
240 吐出バルブシート
245 吐出バルブ
260 規制手段
261 第1ストッパ部材
263 第2ストッパ部材
265 第3ストッパ部材
267 シリンダガスケット

Claims (5)

  1. シリンダブロックの外側にシリンダの開放側を覆うよう設けられ、前記シリンダで圧縮された冷媒が排出される通路である冷媒吐出孔を有するバルブプレートと、
    該バルブプレートの外側を覆うよう設けられ前記バルブプレートとの間に冷媒吐出室を形成させるシリンダヘッドと、
    前記冷媒吐出孔をその中央部が覆われるよう前記バルブプレートとシリンダヘッドとの間に片持ちばり状に設けられる吐出バルブと、
    該吐出バルブの流動を規制するための規制手段と、を備え、
    前記規制手段は、その終端が前記吐出バルブの先端と所定間隔をなすよう前記シリンダヘッドの前記冷媒吐出室側の内壁から突出形成された第1ストッパ部材と、
    前記シリンダヘッドの前記冷媒吐出室側の内壁から前記吐出バルブの中央部側に突出され前記吐出バルブの中央部の流動を規制する第2ストッパ部材と、を含み、
    前記冷媒吐出孔の開放時前記吐出バルブは、前記第1ストッパ部材によってその先端の流動範囲が限られて中央部が膨らんで撓む形状に変形されることを特徴とする密閉型圧縮機のシリンダ組立体。
  2. 前記バルブプレートと前記シリンダヘッドとの間にはプレート状の吐出バルブシートがさらに設けられ、前記吐出バルブは前記吐出バルブシートの一部が切開されることによってその吐出バルブシートと一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機のシリンダ組立体。
  3. 前記第1ストッパ部材は、前記第2ストッパ部材より前記シリンダヘッドの内壁から前記吐出バルブ側に所定長ささらに長く突出形成されることを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機のシリンダ組立体。
  4. 前記規制手段は、前記吐出バルブの基端部を前記バルブプレートに圧着させるよう前記シリンダヘッドの冷媒吐出室側の内壁から前記吐出バルブの基端部側に突出形成された第3ストッパ部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機のシリンダ組立体。
  5. 前記規制手段は、前記吐出バルブシートとシリンダヘッドとの間に設けられるシリンダガスケットをさらに備え、前記シリンダガスケットの一部は前記第3ストッパ部材によって加圧され前記吐出バルブの基端部を前記バルブプレート側に圧着することを特徴とする請求項4に記載の密閉型圧縮機のシリンダ組立体。
JP2002234999A 2002-04-10 2002-08-12 密閉型圧縮機のシリンダ組立体 Expired - Fee Related JP3766359B2 (ja)

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