JP3765186B2 - モータ - Google Patents

モータ Download PDF

Info

Publication number
JP3765186B2
JP3765186B2 JP20098598A JP20098598A JP3765186B2 JP 3765186 B2 JP3765186 B2 JP 3765186B2 JP 20098598 A JP20098598 A JP 20098598A JP 20098598 A JP20098598 A JP 20098598A JP 3765186 B2 JP3765186 B2 JP 3765186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic steel
salient poles
steel sheets
different
stator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20098598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000037049A (ja
Inventor
雅裕 塚本
匡之 初田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP20098598A priority Critical patent/JP3765186B2/ja
Publication of JP2000037049A publication Critical patent/JP2000037049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3765186B2 publication Critical patent/JP3765186B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、駆動するときの作動音を低減する改良を施したモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
モータは、ステータを励磁することによってロータを回転させて、駆動力を発生させている。この駆動力の発生と同時に、ステータにステータを変形させる力が作用する。この力が駆動とともに回転するので、ステータに周期的な変形が生じ、共振を引き起こして作動音を発生させることになる。
【0003】
ブラシレス式モータでは、突極を有するステータに複数のコイルを備え、ロータの位置によって決まるコイルへ電流を与えて突極に発生する磁力でロータを引き付け、または遠ざけて駆動力を発生させている。したがって駆動力の発生とともにステータに駆動力と直交する径方向の力も発生し、ステータを径方向に歪ませて作動音を発生する原因を作っている。
コイルに流す電流が急激に変化するスイッチトリラクタンスモータは、とくにこの径方向の力が大きいので、コイルが切り替わるたびに振動を起こし大きな作動音を立てている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この作動音を低減すべく、例えばステータの剛性を高めるためにバックヨークの厚みを増やして、変形を抑える措置が取られているが、バックヨークの厚みを増やして変形を抑えることで振動を減らす方法では、モータ重量の増加を招くという問題があった。
本実施例は、上記の問題点に鑑み、重量や大きさの増加を伴わずに作動音を低減させることが可能なモータを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ロータとロータを囲んで配置されるステータとを有し、ステータに励磁コイルが備えられるモータにおいて、まず、ステータは外周を同一径の円形状とするとともに、リングの内方に複数の突極が突出して形成された電磁鋼板を回転軸方向に積層して構成される。
【0006】
そしてとくにリラクタンスモータとして突極が等間隔に設定され、励磁コイルの励磁で突極に発生しロータへ向かう磁力に対して、対向する突極間の剛性を隣り合う電磁鋼板の間で異ならせてあるものとした。
【0007】
ロータへの磁力方向に隣り合う電磁鋼板の剛性を異ならせたことによって、磁力方向の振動周波数が異なる。この結果磁力でステータが変形して振動が起きた場合は、互いに干渉しあい、摩擦力が働いて振動エネルギーが消費され、減衰が早まり、早期に振動が停止することが図られる。
【0008】
とくにリラクタンスモータでは、磁力が対向する突極から発生しているので、対向する突極間の剛性を異ならせたことによって、変形方向の振動周波数が異なり、隣り合う電磁鋼板で、振動を干渉させることができる。
【0009】
対向する突極間の剛性を異ならせることは、電磁鋼板の突極間のバックヨーク幅を異ならせて形成し、隣り合う電磁鋼板で異なる幅のバックヨークが重なるよう電磁鋼板が積層されることによって実現できる。
【0010】
また、電磁鋼板の突極間のバックヨークに深さの異なる切り欠きを入れて形成し、隣り合う電磁鋼板で異なる深さの切り欠きを有するバックヨークが重なるよう電磁鋼板を積層することによっても実現できる。
さらに、電磁鋼板を少なくとも2種類の厚さで形成し、それぞれが交互になるように積層することによっても実現できる。
【0011】
電磁鋼板の各突極位置に、軸による固定に寄与する小穴と、固定に寄与しない大穴を交互に設け、大穴と小穴が交互に重なるように電磁鋼板を積層し、軸による固定が行われることによっても隣り合う電磁鋼板で対向する突極の剛性が異なる。
【0012】
また、溶接で電磁鋼板を固定する場合は、積層される電磁鋼板の外周において、隣り合う2枚の電磁鋼板が対向する突極位置で溶接して固定するとともに、該溶接部位は、電磁鋼板の積層に連れ、円周方向にずらしていくことによって、隣り合う電磁鋼板で対向する突極の剛性が異なる。
【0013】
電磁鋼板の突極の振れ剛性を異ならせて形成し、隣り合う電磁鋼板で異なる振れ剛性の突極が重なるよう電磁鋼板を積層することによって、突極振れ振動が抑えられる。
突極の幅を変えることによって、振れ剛性を異ならせることができる。
また、突極がリングと接触する根元において、隅アール(R)を違えたことによって、振れ剛性を異ならせることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、実施例により発明の実施の形態を説明する。
図1、図2、図3は第1の実施例の構成を示す図である。図1は、ステータに用いられる電磁鋼板の形状を示す図で、図2は電磁鋼板を積層したステータの断面図である。図3はモータの構成を示す図である。
【0015】
図1において、リング80の内周に6個の突極(1、2、3、4、5、6)が等ピッチで設けられている。各突極は同じ幅に形成され、突極間のバックヨークの幅をそれぞれ変化させてある。すなわち突極1と突極2の間のバックヨーク7および、突極4と突極5の間のバックヨーク10は幅の小さいt1に形成されている。突極1と突極6の間のバックヨーク12および、突極2と突極3の間のバックヨーク8は幅の大きいt2に形成されている。突極5と突極6の間のバックヨーク11および、突極3と突極4の間のバックヨーク9は幅が中間のt3に形成されている。以上のように、バックヨーク幅はt1<t3<t2となっているが、その平均値が従来のバックヨーク幅と同じように設定される。これによって、対向する突極1と突極4の間の剛性と、突極6と突極3の間の剛性と、突極2と突極5の間の剛性がそれぞれ異なり、同じ力が働いたときの変位および振動周波数が異なることになる。
【0016】
このように形成される電磁鋼板100を例えばプレス加工して作成し、突極1に対して突極2、突極3を重ねるように電磁鋼板100を60°ずつ回転させて積層する。こうして構成されるステータ200は図2のように突極は同じ幅であるが、リングはバックヨーク7、8、9が重なるように隣り合う電磁鋼板ではバックヨーク幅が異なっている。
【0017】
上記のように形成されるステータ200の各突極に図3のようにコイルを巻き、対向する突極で、それぞれ1組の励磁コイルを構成している。すなわちコイル13とコイル16は1組、コイル18とコイル15は1組、コイル17とコイル14は1組と円周方向に角度が120°ずれた3組の励磁コイルが形成されている。
【0018】
ロータ19はステータ200と極数を異ならせた4つの突極71、72、73、74を有している。ロータの突極位置は図示しない検出手段で検出され、ステータの突極と対向する直前に励磁コイルを切替えて、モータを制御して駆動力を発生させる。
【0019】
例えば図3の位置では、ロータ19を矢印B方向に駆動力を発生させたい場合は、コイル13とコイル16に流す電流を遮断し、コイル14、コイル17に電流を与え、励磁される突極で、ロータ19の突極71、73を引き付けて回転させる。一方、この駆動力の発生とともにステータ200には励磁される突極に矢印Cの方向の力が発生し、バックヨークの中間を通るS線を中心にステータ全体が変形する。この変形はとくにS線が通るバックヨークが屈曲し、大きく変形する。
【0020】
ロータ19の突極と励磁されるステータの突極が完全に向き合って、駆動力が零となるとき、電流を流す励磁コイルを切り替えるため、その時点で矢印C方向の力が無くなり、変形で蓄積したエネルギーが解放され振動が生じる。この振動が対向する突極間の剛性で決まる共振周波数で振動するので、剛性が同じ従来のステータでは、各電磁鋼板が同じ振動周波数で振動をし、大きな作動音を発生している。
【0021】
本実施例では、上記のステータ200が、バックヨークの幅が隣り合う電磁鋼板同士で異なるため、それぞれが異なる振動周波数で振動し、電磁鋼板の間で摩擦が生じ、振動エネルギーが消費され、減衰が早くなって、振動が早期に停止する。
【0022】
本実施例は以上のように構成され、ステータは互いに隣り合う電磁鋼板の振動周波数を異ならせるようにしたので、ステータ全体の振動を低く抑え、かつ振動時のエネルギーを消費するので、作動音を殆ど立てずにモータ駆動ができる。
このように電磁鋼板間の摩擦力で振動を抑えるので、単純にバックヨークの幅を広くとって、剛性を増強する対策に比べて、モータの大きさ、重量が増加せずに作動音を低減させることができる。また、振動時の減衰効果も期待できるため作動音をより小さく抑えることができる。
【0023】
なお、本実施例では、ステータの突極を6、ロータの突極数を4としてスイッチトリラクタンスモータを構成したが、突極数はこれらに限るものではない。
また、モータ形式もスイッチトリラクタンスモータに限らず、磁石付きの同期モータ、誘導モータなどステータを積層鋼板で構成するモータであれば、いずれも適用可能であり、かつ同様の効果が得られる。
【0024】
さらにバックヨークの幅設定も3種類に限定されることはなく、隣り合う電磁鋼板で異なれば、どのような組み合わせでも構わない。
また幅の種類を増やせば、共振周波数の設定数が多くなり、ステータとして周波数ピークを持たなくなり、より靜かな駆動ができる。
【0025】
次に変形例について説明する。上記実施例では、突極間のバックヨーク幅を異ならせて対向する突極間の剛性を変えるようにしたが、幅を変化させる代わりに例えば図4のように同じ幅のリング81に切り欠き82、83を入れて、バックヨーク12、9、11、8の剛性を変えることもできる。切り欠き82は対向するバックヨーク12と9の中央で浅く形成される。切り欠き83はバックヨーク8、11の中央部で深く形成される。
【0026】
これらに切り欠きなしのバックヨーク部7、10を加えて、各対向する突極間の剛性がそれぞれ異なるものとなる。これを第1の実施例と同じように60°ずつ回転させて積層すると、隣り合う電磁鋼板で異なる振動周波数が得られ、摩擦力で振動を抑え、作動音の小さいモータが得られる。
この変形例ではバックヨークの幅を等幅とし、切り欠きを小さな範囲に限定するので、従来のステータを用いても磁気飽和が小さい範囲にとどまりモータ性能に影響を与えずに利用可能である。
【0027】
次に、第2の実施例を説明する。
第1の実施例では、ロータとステータの突極が真正面に対向して、ステータには突極を互いに引き付ける力のみが作用し突極を横に振らせる力がないときに、励磁コイルを切替えて発生する振動を抑えるが、励磁コイルに電流を与える瞬間は、ロータに向う磁力の方向が斜めになり、突極を倒す力が働く。この実施例では、この力によって引き起こされる突極の振れ振動を電磁鋼板間の摩擦力で抑えることを目的としている。そのため、図5に示す電磁鋼板を用いる。
【0028】
同じ幅のリング90に等間隔で突極31、32、33、34、35、36が突出して電磁鋼板が形成される。突極31、34は幅を同じにして広く設定される。突極32と35は同じ幅で狭く設定される。突極33と36は中間の幅に設定される。突極31、32、33の幅の平均値を従来のステータと同じように設定する。
【0029】
このように形成される電磁鋼板300を第1の実施例と同じように60°ずつ回転させて積層してステータを構成する。ステータは図6のように回転軸方向に同じ幅のバックヨークを有するリング90が重ねられるが、突極は突極32、33、31のように異なる幅のものが交互に重なって形成される。これによって、従来と同じ磁気特性が得られるとともに、対向する突極の振れ剛性がそれぞれ異なることになる。
【0030】
これによって、励磁コイルに電流を与える瞬間に、発生する突極振れ振動が、振れ剛性で決まる振動周波数が異なることによって、干渉が起き、作動音を低減させることができる。またこの実施例では突極の幅の平均値を従来と同じようにしたので、従来と同じ駆動力を出力することができる。
【0031】
また、突極の振れに影響を与える要因として突極がリングと接続する根元の隅アール(R)があり、この隅アールを変えることによって、振れ剛性を異ならせることもできる。
すなわち、図7に示すように等幅のリング90に等間隔で6つの突極が形成される。突極は同じ幅とし、リングと接続する根元において、異なる半径の隅アールが設定されている。隅アール41、42、45、46、49、50は大きく設定される。隅アール43、44、47、48、51、52は小さく設定される。
【0032】
これによって、突極の片側の隅アールが大きくなっており、剛性が高い。従って突極の振動は隅アールの小さい側に大きく振れることになる。このように形成される電磁鋼板を60°ずつずらして積層してステータを構成すると、各突極の振れが1枚ずつ反対側に寄って振れることになる。つまり隣り合った電磁鋼板同士が異なる振動をすることになるので、振動する際に干渉が起き、減衰を早ませることができる。またここでは、突極の幅はすべて同じなので、磁気特性に変化が生じず駆動力特性への影響はない。
【0033】
以上の例についても、突極幅、隅アールの設定とも、上記に限定されるものではなく、隣り合う鋼板が異なる振動を行うようなものであれば、どのような設定でも可能で、同じ効果が得られる。
また、この実施例は突極の振れを素早く減衰させることで作動音を低減するもので、ステータの半径方向の共振周波数を異ならせる第1の実施例および変形例と同時にかつ複数採用することも可能である。この場合には作動音をより効果的に低減させることができる。
【0034】
次に、第3の実施例について説明する。
この実施例は、異なる厚さの電磁鋼板で突極間の剛性と突極の振れ剛性を隣電磁鋼板で異ならせることを目的としている。すなわち薄肉と厚肉の2種類の電磁鋼板500a、500bを図8のように等幅のリング90に等幅の突極1、2、3、4、5、6が突出して形成される同一形状に作成する。そして図9のように電磁鋼板500aと500bが交互に積層してステータを構成する。
【0035】
電磁鋼板の厚さが異なることで、隣り合う電磁鋼板の剛性が異なり、対向する突極間の剛性と突極の振れ剛性も違うものになる。これによって、半径方向の振動にも、突極の振れ方向の振動にも振動周波数の違いで振動を低く抑えることできる。
また、電磁鋼板の厚さを変える代わりに、例えば磁気特性の低い電磁鋼板と、磁気特性の高い電磁鋼板を交互に積層し、電磁鋼板剛性が磁気特性によって異なることを利用することもできる。この場合は作動音の低減と同時にコスト上のメリットも生まれる。
【0036】
次に、電磁鋼板の固定について第4の実施例により説明する。
図10は電磁鋼板の構成を示す図である。図8と同じように等幅のリング90に等幅の突極1、2、3、4、5、6が等間隔で突出して形成される電磁鋼板600に固定軸を通す貫通穴61、62、63、64、65、66が各突極位置に形成される。突極1、3、5の位置では、貫通穴61、63、65は、ここを通す固定軸より充分に大きな大穴とし、貫通穴62、64、66は、固定軸と微小なクリアランスを保ち、固定に寄与する小穴とする。
このように形成される電磁鋼板を大穴と小穴が交互に重なるように60°ずらして積層してステータに構成する。
【0037】
こうすることで、励磁コイルに電流が流され、または切断されるとき、固定に寄与する3ヶ所の穴を節として振動が励起されることができる。それが隣り合う電磁鋼板で異なるため、干渉が起き、振動が素早く減衰する。
【0038】
また、溶接による電磁鋼板の固定では、例えば図8に示す形状の電磁鋼板を積層して構成したステータ700を、図11に示すように隣り合う電磁鋼板で2枚ずつリング90の外周で、対向する突極位置を溶接部位として溶接して固定する。この溶接部位は、積層が軸方向に進むに連れ、60°ずつ変えていく。これによって、両端の電磁鋼板を除いて、各電磁鋼板は前後の電磁鋼板と2ヶ所ずつ溶接で固定され、自由に移動できる突極は対向する2ヶ所で、かつ回転軸方向に60°ずつ異なっていく。
【0039】
これによって突極を引き寄せる力が発生し、振動が発生するとき、自由移動のできる突極のみが移動しようとするが、前後の電磁鋼板との摩擦で振動早く減衰をさせることができる。
本実施例は溶接固定によって、振動周波数を変えるため、実施例で用いる電磁鋼板のほかに、上記各実施例および変形例での電磁鋼板を利用することができる。
上記2例の固定についても穴の設定、溶接ヶ所の設定は隣り合う鋼板同士が異なるものであればよく、この実施例に限られるものではない。
【0040】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、リングの内方に等間隔で複数の突極が突出して形成されたステータに励磁コイルが備えられるモータにおいて、対向する突極間の剛性を隣り合う電磁鋼板で異ならせたことによって、電磁鋼板の振動が、互いに異なる振動周波数で干渉しあい、振動エネルギーを消費し、減衰が早くなる。この結果、作動音を立てずにモータ駆動ができる。
電磁鋼板では、隣り合うもの同士で剛性が違うものの、トータルでは、磁気特性を維持できるから、大きさや重量増に繋がらない効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例におけるステータを積層する電磁鋼板の構成を示す図である。
【図2】バックヨークの幅を示す断面図である。
【図3】スイッチトリラクランスモータの構成を示す原理図である。
【図4】変形例を示す図である。
【図5】第2の実施例におけるステータを積層する電磁鋼板の構成を示す図である。
【図6】突極の幅を示す断面図である。
【図7】変形例を示す図である
【図8】第3の実施例を示す図である
【図9】ステータの構成を示す図である
【図10】第4の実施例を示す図である
【図11】第5の実施例を示す図である
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6 突極
7、8、9、10、11、12 バックヨーク
19 ロータ
21、22、23、24、25、26 溶接点
31、32、33、34、35、36 突極
41、42、43、43、44、45、46 隅アール
47、48、49、50、51、52 隅アール
61、63、65 大穴
62、64、66 小穴
71、72、73、74 突極
80、81、90 リング
82、83 切り欠き
100、200、300、400 電磁鋼板
500a、500b、600 電磁鋼板
200、700 ステータ

Claims (9)

  1. ロータとロータを囲んで配置されリングの内方に等間隔で複数の突極が突出して形成されたステータとを有し、ステータに励磁コイルが備えられるモータにおいて、前記ステータは外周を同一径の円形状とした電磁鋼板を回転軸方向に積層して構成されるとともに、前記励磁コイルの励磁で前記突極に発生しロータへ向う磁力に対し、対向する突極間の剛性を隣り合う電磁鋼板で異ならせてあることを特徴とするモータ。
  2. 前記電磁鋼板の突極間のバックヨーク幅を異ならせて形成し、隣り合う電磁鋼板で異なる幅のバックヨークが重なるよう電磁鋼板が積層されることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 前記電磁鋼板の突極間のバックヨークに深さの異なる切り欠きを入れて形成し、隣り合う電磁鋼板で異なる深さの切り欠きを有するバックヨークが重なるよう電磁鋼板が積層されることを特徴とする請求項1または2記載のモータ。
  4. 前記電磁鋼板が少なくとも2種類の厚さで形成され、それぞれが交互になるように積層されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載のモータ。
  5. 前記電磁鋼板の各突極位置に、軸による固定に寄与する小穴と、固定に寄与しない大穴を交互に設け、大穴と小穴が交互に重なるように電磁鋼板を積層し、軸による固定が行われることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のモータ。
  6. 前記積層される電磁鋼板の外周において、隣り合う2枚の電磁鋼板が対向する突極位置で溶接して固定するとともに、該溶接部位は、電磁鋼板の積層に連れ、円周方向にずらしていくことを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のモータ。
  7. 前記電磁鋼板の突極の振れ剛性を異ならせて形成し、隣り合う電磁鋼板で異なる振れ剛性の突極が重なるよう電磁鋼板が積層されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載のモータ。
  8. 前記突極の幅を変えることによって、振れ剛性を異ならせたことを特徴とする請求項7記載のモータ。
  9. 前記突極が前記リングと接触する根元において、隅アール(R)を違えたことによって、振れ剛性を異ならせたことを特徴とする請求項7または8記載のモータ。
JP20098598A 1998-07-15 1998-07-15 モータ Expired - Fee Related JP3765186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20098598A JP3765186B2 (ja) 1998-07-15 1998-07-15 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20098598A JP3765186B2 (ja) 1998-07-15 1998-07-15 モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000037049A JP2000037049A (ja) 2000-02-02
JP3765186B2 true JP3765186B2 (ja) 2006-04-12

Family

ID=16433597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20098598A Expired - Fee Related JP3765186B2 (ja) 1998-07-15 1998-07-15 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3765186B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4576912B2 (ja) * 2004-07-16 2010-11-10 日産自動車株式会社 回転電機のステータ構造
JP5640411B2 (ja) * 2010-03-17 2014-12-17 日産自動車株式会社 電動機のステータ
JP6791691B2 (ja) * 2016-09-16 2020-11-25 東芝ライフスタイル株式会社 電動送風機
JP6791692B2 (ja) * 2016-09-16 2020-11-25 東芝ライフスタイル株式会社 電動送風機
JP2020129861A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 本田技研工業株式会社 回転電機のステータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000037049A (ja) 2000-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5806073B2 (ja) ブラシレスモータ
JP5533879B2 (ja) 永久磁石形回転電機の回転子
JP5120687B2 (ja) 永久磁石型回転機の固定子構造
US7245054B1 (en) Permanent magnet electric machine having reduced cogging torque
WO2012008012A1 (ja) 永久磁石型回転電機
WO2017195498A1 (ja) 回転子および回転電機
JP2004215442A (ja) 永久磁石埋め込み同期モータ
JPH11289726A (ja) レラクタンスモータ
JP4984347B2 (ja) 電動機
JP3765186B2 (ja) モータ
JP2002136090A (ja) ブラシレスモータ
JP3769315B2 (ja) 電気機械用ステータおよびステータ用積層体
JP4490736B2 (ja) 回転電機
JP5446482B2 (ja) 内転形電動機用固定子
JP2003047184A (ja) 電動モータにおけるアーマチュア構造
JPH07143714A (ja) 同期機のステータ構造および同期型モータ
JP2020108277A (ja) 回転電機のロータ
JP7258100B1 (ja) 回転電機
JP2019154154A (ja) 回転電機のロータ
KR102390035B1 (ko) 자속 집중형 모터
US20240063671A1 (en) Rotor
JP2011199919A (ja) 電動機のステータ
JP2024029631A (ja) 回転子
JP2020065363A (ja) 回転電機、および該回転電機の鉄心
JP2004260918A (ja) 電動機の回転子

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100203

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees