JP3764732B2 - 一部掴みキャリア - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷用輪転機の折機から連続的に排出される新聞や雑誌等の印刷物をカウンタスタッカや梱包機等を設置している発送場へ搬送するキャリアに係り、特に、無端状のチェーンに印刷物を一部宛掴むグリッパを一定のピッチで取り付け、当該無端状のチェーンをガイドレールに沿って高速走行させるようにした一部掴みキャリアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、印刷用輪転機の折機から連続的に排出されて来る新聞等の印刷物は、折機から離れた位置にある発送場(カウンタスタッカや梱包機等が設置されている場所)へ搬送装置により搬送されている。近年、この搬送装置には、印刷速度の増加や新聞枚数の増加、搬送装置の設置空間の減少等を図る観点から、所謂センターグリップ方式の一部掴みキャリアが多く使用されている。
【0003】
従来、この種の一部掴みキャリアとしては、ガイドレールに沿って走行する無端状のチェーンに印刷物を一部宛掴む掴み機構を一定のピッチで取り付けた構造の印刷物搬送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
即ち、前記印刷物搬送装置(一部掴みキャリア)は、印刷物の搬送経路に設けたガイドレールと、ガイドレールに沿って走行する無端状のチェーンと、チェーンをガイドレールに沿って走行させるチェーン駆動手段と、チェーンに一定のピッチで取り付けられ、印刷物を一部宛掴む自閉式の掴み機構(グリッパ)と、印刷物の搬送経路の所定位置に設けられ、掴み機構に設けたカムフォロアーを押圧操作して掴み機構を開放するカム部材等を備えており、掴み機構付きのチェーンをガイドレールに沿って走行させつつ、掴み機構によって印刷用輪転機から連続的に排出されて来る印刷物を一部宛掴み、この掴んだ印刷物を発送場へ搬送して所定の位置で解放するように構成されている。
【0004】
【特許文献1】
特許第3046308号公報
【0005】
ところで、新聞の印刷に於いては、印刷用輪転機から高速(通常毎時15万部)で連続して排出されて来る新聞紙の刷り上り状態(インキの濃淡むらや汚れ等)を検査するため、高速で搬送されている新聞紙の中から適宜のインターバルを空けて新聞紙を抜き取って検査する検紙作業が行われている。
【0006】
従来、この検紙を行うための新聞紙の抜き取り作業は、作業員が新聞紙の搬送ラインの近傍位置に立ち、手作業によって搬送されている新聞紙の中から所定部数だけ抜き取るようにしている。しかし、この作業は非常な危険を伴うと共に、高速で搬送されている多数の新聞紙の中から所定部数の新聞紙を抜き取ることは至難の業であった。
【0007】
そこで、これらの問題を解決するため、従来から専用の抜き取り装置(図示省略)が各種開発され、新聞の搬送ラインで実際に使用されている。これらの抜き取り装置は、何れも連続的に重なり合って搬送されている多数の新聞紙から検紙用の新聞紙を抜き取るものであり、人手に比べて作業性の向上は可能であるが、誤動作等によって必要以上の新聞を抜き取ることがあり、又、抜き取り装置を新聞の搬送ラインに設置していても、高速で流れる新聞紙の列を乱すことなく新聞紙を所定部数だけ確実に取り出すことは極めて困難であった。
【0008】
一方、一部掴みキャリアから搬送されている新聞紙Pを取り出す場合には、図11に示すようにカム部材34を備えた脱荷機構30が使用されている(特許文献1参照)。
即ち、前記脱荷機構30は、掴み機構31付きのチェーン(図示省略)を走行させるガイドレール32の近傍位置に配設され、掴み機構31のカムフォロアー33に当接可能なカム部材34と、カム部材34を移動可能に支持する複数のリンク35と、リンク35を揺動操作する流体圧シリンダ36とから成り、前記カム部材34が流体圧シリンダ36及びリンク35によって掴み機構31のカムフォロアー33に干渉する位置と干渉しない位置とに亘って移動可能となっている。この脱荷機構30によれば、カム部材34を掴み機構31のカムフォロアー33に干渉する位置に移動させると、掴み機構31のカムフォロアー33がカム部材34に当接して掴み機構31を開放し、掴んでいた新聞紙Pを解放するようになっている。
従って、一部掴みキャリアに於いては、上述した構造の脱荷機構30を用いて一部宛搬送されている多数の新聞紙Pの中から検紙用の新聞紙Pを所定部数だけ抜き取るようにしても良い。
【0009】
ところで、最近の新聞の印刷用輪転機に於いては、一時間当たり15万部の新聞を印刷できる印刷速度となっており、この印刷速度は益々増加する傾向にある。例えば、近年中に実用化される新聞の印刷用輪転機の印刷速度は、一時間当たり20万部と予想される。
従って、このような印刷用輪転機に使用する一部掴みキャリアも、必然的に走行速度が速いものでなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、一部掴みキャリアの走行速度が上昇した場合には、上述した構造の脱荷機構30を用いて一部掴みキャリアから検紙用の新聞紙Pを一部だけ取り出すのは不可能となり、必要部数以上の新聞紙Pを取り出してしまうと云う問題が発生する。下記にその理由を述べる。
【0011】
一部掴みキャリアの掴み機構31(グリッパ)のピッチは、キャリアの載荷部の動作制約から通常76.2mmである。そのため、この一部掴みキャリアを印刷速度が一時間当たり20万部の印刷用輪転機に使用した場合、一部掴みキャリアの走行速度は約2.1mm/msecとなり、又、掴み機構31(グリッパ)のワンピッチの通過時間は約36msecとなる。
一方、一部掴みキャリアの実験結果から、掴み機構31が開き始めてから掴み機構31に掴まれていた一部の新聞紙Pが掴み機構31の先端から完全に離脱するには、新聞紙Pの走行慣性力もあって、約120msecかかることになる。
【0012】
このように、前記一部掴みキャリアに於いては、掴み機構31のワンピッチの通過時間が36msecであり、又、一つの掴み機構31を開放するには一個のカム部材34を要することから、約120msecの間に一個のカム部材34が約3.3個の掴み機構31を作動させることになる。
その結果、高速の一部掴みキャリアから上述した構造の脱荷機構30を用いて検紙用の新聞紙Pを一部だけ取り出すのは不可能である。
【0013】
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は高速走行する一部掴みキャリアから所定部数の印刷物を確実且つ良好に取り出せるようにした一部掴みキャリアを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の発明は、ガイドレール1に沿って走行する無端状のチェーン2と、チェーン2に一定のピッチで取り付けられて印刷物Pを一部掴む開閉自在なグリッパ3と、グリッパ3に設けた作動用ローラ12を押圧操作してグリッパ3を所定の位置で開放するカム板を備えた脱荷機構4とから成り、印刷用輪転機の折機から連続的に排出される印刷物Pをグリッパ3により一部宛掴んで発送場へ搬送するようにした一部掴みキャリアに於いて、前記チェーン2に、グリッパ3の幅方向の内側寄りの位置に作動用ローラ12を設けたグリッパ3と、グリッパ3の幅方向の外側寄りの位置に作動用ローラ12を設けたグリッパ3とを一定のピッチで交互に取り付け、又、前記脱荷機構4は、時間差を置いて個別に押圧駆動されたあと時間差を置いて個別に引上げ駆動される複数のカム部分19a、19bを駆動の開始の順に前記チェーン2に沿ってその進行方向に配設して形成され、前記各カム部分19a、19bにより同じグリッパ3の内側寄りの作動用ローラ12を押圧操作する内側カム板19と、時間差を置いて個別に押圧駆動されたあと時間差を置いて個別に引上げ駆動される複数のカム部分20a、20bを駆動の開始の順に前記チェーン2に沿ってその進行方向に配設して形成され、前記各カム部分により同じグリッパ3の外側寄りの作動用ローラ12を押圧操作する外側カム板20とを備え、前記内側カム板19又は外側カム板20の作動により走行移動する任意の一つのグリッパ3のみを開放する構成としたことを発明の基本構成とするものである。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、グリッパ3を、内側寄りの作動用ローラ12、12をその両側位置に設けたグリッパ3及び外側寄りの作動用ローラ12、12をその両側位置に設けたグリッパ3とすると共に、ガイドレール1の両側位置に前記内側寄りの両作動用ローラ12、12を夫々同時に押圧操作する内側カム板19、19及び前記外側寄りの両作動用ローラ12、12を夫々同時に押圧操作する外側カム板20、20を夫々配設し、更に、前記各内側カム板19、19及び各外側カム板20、20を夫々前カム部分と後カム部分の二つの部分より形成するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る一部掴みキャリアの要部を示すものであり、当該一部掴みキャリアは、印刷用輪転機の折機(図示省略)から連続的に排出されて来る新聞等の印刷物Pを載荷部で一部宛掴んでカウンタスタッカや梱包機等を設置した発送場へ搬送すると共に、搬送中の印刷物Pの中から任意の印刷物Pを一部だけ取り出せるようにしたものであり、ガイドレール1と、ガイドレール1に沿って走行する無端状のチェーン2と、チェーン2に一定のピッチで取り付けられ、印刷物Pの折口中央部を掴む自閉式の開閉自在なグリッパ3と、グリッパ3を開放操作して搬送中の印刷物Pの中から検紙用の印刷物P′を一部だけ取り出す脱荷機構4等から構成されている。
尚、図1に於いて、5は一部掴みキャリアの載荷部でグリッパ3を開放するカム部材、6は印刷用輪転機の折機から排出される印刷物Pを載荷部へ搬送して一部掴みキャリアへ引き渡すデリバリーコンベヤである。
【0017】
前記ガイドレール1は、印刷用輪転機の折機とカウンタスタッカ等を設置した発送場との間に略環状に配設されており、直線部及び湾曲部等を備えている。このガイドレール1は、断面形状が略C型に形成されており、開放された部分が外側を向くように配置されている。
【0018】
前記チェーン2は、図2に示す如く、走行ローラ8及びガイドローラ9を回転自在に設けた多数のリンク部材2′を連結軸10及び球面軸受11を介して回動自在且つ揺動自在に連結することにより構成されており、走行ローラ8及びガイドローラ9を介してガイドレール1内に走行自在に配設され、減速機付サーボモータ及び駆動スプロケット等から成る駆動装置(図示省略)により所定速度で矢印方向へ走行駆動されるようになっている。この例では、チェーン2の走行速度(即ち、一部掴みキャリアの走行速度)は、印刷速度が一時間当たり20万部の印刷用輪転機に対応できるように約2.1mm/msecに設定されている。
【0019】
前記各グリッパ3は、図2に示す如く、チェーン2の各リンク部材2′に夫々取り付けられており、一部掴みキャリアの載荷部で印刷物Pを一部宛掴んで所定の場所(検紙を行う場所や発送場等)で解放できるように自閉式の開閉自在な構造に構成されている。このグリッパ3には、図3に示す如く、グリッパ3を開放動作させるための作動用ローラ12をグリッパ3の幅方向の内側寄りの位置に設けたグリッパ3と、同じく作動用ローラ12をグリッパ3の幅方向の外側寄りの位置に設けたグリッパ3とがあり、両グリッパ3はチェーン2の各リンク部材2′に交互に取り付けられている。
【0020】
即ち、両グリッパ3は、図4及び図5に示す如く、チェーン2のリンク部材2′に固定されるプラスチック製の固定側掴み部材13と、固定側掴み部材13に支持軸14を介して揺動自在に支持され、先端が固定側掴み部材13の先端に当接自在なプラスチック製の可動側掴み部材15と、固定側掴み部材13と可動側掴み部材15との間に介設され、可動側掴み部材15を固定側掴み部側へ附勢保持する二つのコイルバネ16と、可動側掴み部材15の両側位置に回転自在に取り付けた作動用ローラ12等から夫々構成されており、コイルバネ16の弾性力によって固定側掴み部材13の先端が可動側掴み部材15の先端へ常時押し付けられる自閉式のグリッパ3となっている。
【0021】
具体的には、固定側掴み部材13は、リンク部材2′に直交姿勢で取り付けられるブロック部13aと、ブロック部13aの一端部に傾斜姿勢で連設され、先端が印刷物Pに当接自在な板状の固定側掴み部13bと、ブロック部13aの他端部両端に連設され、支持軸14が挿通支持される一対の筒状の支持部13cとから成り、固定側掴み部13bの両側先端にはゴム製の滑り止め部材13dが取り付けられている。
又、可動側掴み部材15は、ブロック部13a及び固定側掴み部13bに対向し、先端が固定側掴み部13bの先端に当接自在な湾曲板状の可動側掴み部15aと、可動側掴み部15aの基端部の中央及び両端に連設され、固定側掴み部材13に支持された支持軸14に取り付けられる三つの取り付け部15bと、両端の取り付け部15bに連設され、可動側掴み部15aと略反対の方向へ延びる一対の湾曲状のアーム部15cとから成り、支持軸14を介して固定側掴み部材13に揺動自在に取り付けられ、支持軸14に装着したコイルバネ16の弾性力によって可動側掴み部15aの先端が固定側掴み部13bの先端へ常時当接するようになっている。
更に、作動用ローラ12は、可動側掴み部材15の両アーム部15cの先端部内側面又は先端部外側面に軸17を介して回転自在に取り付けられている。
【0022】
そして、前記両グリッパ3(作動用ローラ12を内側寄りの位置に設けたグリッパ3と作動用ローラ12を外側寄りの位置に設けたグリッパ3)は、チェーン2の各リンク部材2′にボルト18を介して交互に取り付けられており、作動用ローラ12を後述する脱荷機構4の内側カム板19及び外側カム板20で押圧操作することによって可動側掴み部材15がコイルバネ16の弾性力に抗して支持軸14を支点にして回動し、可動側掴み部材15の先端が固定側掴み部材13の先端から離れるようになっている。この例では、各グリッパ3は、チェーン2の各リンク部材2′に76.2mmのピッチで夫々取り付けられている。
このように、作動用ローラ12の取り付け位置を変えたグリッパ3をチェーン2の各リンク部材2′に交互に取り付けると、後述する脱荷機構4の内側カム板19及び外側カム板20によってグリッパ3を一つ置き毎に開放操作することができ、グリッパ3のピッチを擬似的に2倍にすることができる。
【0023】
前記脱荷機構4は、図6に示す如く、閉じた状態で走行移動しているグリッパ3の作動用ローラ12を押圧操作してグリッパ3を所定の位置で開放し、検紙用の印刷物P′を一部だけ取り出せるようにしたものであり、ガイドレール1の所定の位置にブラケット21を介して取り付けられている。この例では、脱荷機構4は、図1に示すように一部掴みキャリアの載荷部の下流側位置に取り付けられている。
【0024】
具体的には、脱荷機構4は、図6及び図7に示す如く、ガイドレール1の両側位置にグリッパ3の移動方向に沿って配設され、グリッパ3の内側寄りの作動用ローラ12を押圧操作する前後方向に二分割された前カム部分19a及び外カム部分19bから成る内側カム板19と、ガイドレール1の両側位置にグリッパ3の移動方向に沿って配設され、グリッパ3の外側寄りの作動用ローラ12を押圧操作する前後方向に二分割された前カム部分20a及び外カム部分20bから成る外側カム板20と、ガイドレール1にブラケット21を介して取り付けられ、前後方向に二分割された内側カム板19及び外側カム板20の前カム部分19a,20a及び後カム部分19b,20bを夫々各グリッパ3の作動用ローラ12側へ向かって往復移動自在に支持する八個のガイド付の流体圧シリンダ22(エアシリンダ)とから構成されている。
又、内側カム板19及び外側カム板20の作動用ローラ12に当接するカム面19c,20cは、その両端部分が傾斜状(テーパ状)に形成されており、作動用ローラ12が通過する際にショックを防止できるように形成されている。
更に、内側カム板19及び外側カム板20の分割部分(前カム部分19a,20aと後カム部分19b,20bの境目部分)は、作動用ローラ12が通過する際にショックを防止できるようにいんろう構造となっている。
【0025】
そして、脱荷機構4の内側カム板19及び外側カム板20は、流体圧シリンダ22の伸縮動作によってグリッパ3の作動用ローラ12に干渉する位置と作動用ローラ12に干渉しない位置とに亘って往復移動自在となっており、内側カム板19及び外側カム板20の前カム部分19a,20a及び後カム部分19b,20bが夫々前側から後側へ向かって順に時間差を持って作動するように構成されている。
即ち、脱荷機構4は、グリッパ3の作動用ローラ12を検出する光電スイッチ23により印刷物Pを取り出すグリッパ3を検出し、この検出信号と一部掴みキャリアのチェーン2の走行速度に基づいて制御装置(図示省略)により各流体圧シリンダ22に作動用流体を供給する電磁弁(図示省略)を駆動制御し、内側カム板19又は外側カム板20の前カム部分19a,20a及び後カム部分19b,20bを夫々前側から後側へ向かって順に時間差を持たせて作動させる構成となっている。これによって、各グリッパ3に一部宛掴まれている多数の印刷物Pの中から検紙用の印刷物P′を一部だけ取り出せることになる。
【0026】
前記光電スイッチ23は、脱荷機構4の内側カム板19及び外側カム板20の前側位置(脱荷機構4の上流側位置)で且つガイドレール1に取り付けられている。この光電スイッチ23を設ける位置は、内側カム板19及び外側カム板20の夫々の作動ストロークを20mmとした場合、光電スイッチ23が作動用ローラ12を検出してから内側カム板19又は外側カムが20mm下降するまでに合計76msec(指令回路時間:10msec、電磁弁の作動時間:30msec、流体圧シリンダ22の下降時間:36msec)かかるため、一部掴みキャリアの走行速度を2.1mm/msecとすると、光電スイッチ23は少なくとも内側カム板19及び外側カム板20の前側端より約160mm以上離れた位置に設ける必要がある。
更に、一部掴みキャリアのチェーン2の速度検出は、印刷用輪転機の速度と連動している一部掴みキャリアのチェーン2の駆動部に設けたエンコーダで検出することができ、又、光電スイッチ23でグリッパ3の通過時間計測から検出することもでき、これらの検出値は制御装置に入力されている。
【0027】
尚、内側カム板19及び外側カム板20のカム面19c,20cの形状及び長さ、内側カム板19及び外側カム板20の作動ストローク、内側カム板19及び外側カム板20の前カム部分19a,20a及び後カム部分19b,20bの動作タイミング等は、チェーン2の走行速度やグリッパ3のピッチ等に応じて適宜に変更され、各グリッパ3に一部宛掴まれて搬送されている多数の印刷物Pの中から検紙用の印刷物P′を一部だけ取り出すことができるように夫々設定されている。
【0028】
次に、上述した一部掴みキャリアを用いて印刷用輪転機の折機から連続的に排出されて来る印刷物Pをカウンタスタッカ等を設置した発送場へ搬送する場合と、搬送されている印刷物Pの中から検紙用の印刷物P′を一部だけ取り出す場合について説明する。
【0029】
印刷用輪転機の折機から連続的に排出されて来る印刷物Pは、デリバリーコンベヤ6により一部掴みキャリアの載荷部へ一部宛搬送され、当該載荷部でカム部材5によって開放状態にあるグリッパ3の固定側掴み部材13と可動側掴み部材15との間に送り込まれた後、グリッパ3が閉じることによってグリッパ3に一部宛掴まれる。
グリッパ3に掴まれた印刷物Pは、チェーン2がガイドレール1に走行することによってカウンタスタッカ等を設置した発送場へ搬送されて行き、発送場にある一部掴みキャリアの脱荷部でグリッパ3から解放されてカウンタスタッカへ導入され、ここで所定部数毎に積層整理された後、梱包機によって自動梱包され、所定の発送ラインへ搬出されて行く。
【0030】
そして、光電スイッチ23が検紙用の印刷物P′を掴んでいるグリッパ3の作動用ローラ12を検出すると、前側に位置する外側寄りの二つの流体圧シリンダ22が伸長動作して左右の外側カム板20の前カム部分20aを所定のストロークだけ同時にグリッパ3側へ前進移動させる(図9(B)参照)。
そうすると、検紙用の印刷物P′を掴んでいるグリッパ3の左右の作動用ローラ12がグリッパ3側へ移動して来た前カム部分20aのカム面20cの傾斜部分に当接し、順次グリッパ3側へ押されて行く(図9(C)参照)。これに伴って、グリッパ3が徐々に開放されて行き、グリッパ3に掴まれていた検紙用の印刷物P′がグリッパ3から解放されることになる(図9(D)参照)。
このとき、外側カム板20の前カム部分20aが下降しても、検紙用の印刷物P′を掴んでいるグリッパ3の前後位置にある他のグリッパ3は、その作動用ローラ12を内側寄りの位置に設けているため、外側カム板20の前カム部分20aと干渉することなく、前カム部分20aの近傍位置を通過し、外側カム板20の前カム部分20aによって開放されることもない。
【0031】
検紙用の印刷物P′を掴んでいるグリッパ3が外側カム板20の前カム部分20aの近傍を通過する間に、後側に位置する外側寄りの二つの流体圧シリンダ22が伸長動作して左右の外側カム板20の後カム部分20bを前カム部分20aと同じストロークだけ同時にグリッパ3側へ前進移動させ、前カム部分20aのカム面20cと後カム部分20bのカム面20cを面一にする(図9(E)参照)。
そうすると、グリッパ3の前カム部分20aのカム面20cを転動している作動用ローラ12が後カム部分20bのカム面20cを転動することなり、グリッパ3は引き続き開放された状態で外側カム板20の後カム部分20bの近傍を通過することになる。これによって、グリッパ3は、検紙用の印刷物P′が完全に離脱するまで開放された状態となる。その結果、高速走行している一部掴みキャリアからでも検紙用の印刷物P′を一部だけ確実且つ良好に取り出すことができる。
このとき、検紙用の印刷物P′を掴んでいるグリッパ3の前後位置にあるグリッパ3(作動用ローラ12を内側寄りの位置に設けたグリッパ3)は勿論のこと、これらのグリッパ3の隣にあるグリッパ3(作動用ローラ12を外側寄りの位置に設けたグリッパ3)も外側カム板20に干渉することなく、外側カム板20の近傍を通過することになる。
【0032】
そして、検紙用の印刷物P′を掴んでいるグリッパ3が外側カム板20の前カム部分20aから後カム部分20bに移動すると、前側に位置する外側寄りの二つの流体圧シリンダ22が短縮動作して左右の外側カム板20の前カム部分20aを元の位置(基準位置)へ同時に後退移動させる(図10(F)〜(K)参照)。これによって、引き続き外側カム板20の近傍位置に移動して来る後続のグリッパ3(作動用ローラ12を外側寄りの位置に設けたグリッパ3)は、その作動用ローラ12が外側カム板20の前カム部分20aに干渉すると云うことがなく、印刷物Pを掴んだ状態で前カム部分20aの近傍を通過することになる。
【0033】
又、検紙用の印刷物P′を掴んでいたグリッパ3(開放されたグリッパ3)が外側カム板20の後カム部分20bの近傍を通過する間に、後側に位置する外側寄りの二つの流体圧シリンダ22が短縮動作して左右の外側カム板20の後カム部分20bを元の位置(基準位置)へ同時に後退移動させる(図10(G)〜(K)参照)。これによって、外側カム板20の前カム部分20aの近傍を通過して来たグリッパ3(作動用ローラ12を外側寄りの位置に設けたグリッパ3)は、その作動用ローラ12が外側カム板20の後カム部分20bに干渉すると云うことがなく、印刷物Pを掴んだ状態で後カム部分20bの近傍を通過することになる。
このとき、開放されたグリッパ3(検紙用の印刷物P′を掴んでいたグリッパ3)の作動用ローラ12は、元の位置(基準位置)へ後退移動する外側カム板20の後カム部分20bに追従しつつ、後カム部分20bのカム面20cを転動することになる。その結果、開放されたグリッパ3は、図10(G)〜(K)に示す如く、外側カム板20の後カム部分20bが元の位置(基準位置)へ後退移動するに伴ってコイルバネ16の弾性力により徐々に閉鎖されて行くことになる。
このように、開放されたグリッパ3は、元の位置(基準位置)へ後退移動する外側カム板20の後カム部分20bによって滑らかに閉鎖されるため、閉鎖時にグリッパ3に無理な力が掛かると云うことがなく、グリッパ3の破損を防止することができる。
【0034】
一方、作動用ローラ12を内側寄りの位置に設けたグリッパ3から検紙用の印刷物P′を一部だけ取り出す場合には、外側カム板20の作動を停止し、内側カム板19の前カム部分19a及び後カム部分19bを時間差を持たせて作動させれば良い。この場合にも、検紙用の印刷物P′を掴んでいるグリッパ3の前後のグリッパ3は内側カム板19及び外側カム板20に干渉すると云うことがなく、高速で走行している一部掴みキャリアのグリッパ3から任意の印刷物Pを一部だけ確実且つ良好に取り出すことができる。
【0035】
尚、一部掴みキャリアにより搬送されている印刷物Pの中から検紙用の印刷物P′を取り出す場合、検紙用の印刷物P′は二部続けて取り出す。何故なら、印刷用輪転機の版胴の円周方向に取り付けられている刷版には2頁分の画像があるからである。検紙用の印刷物P′を二部続けて取り出すには、脱荷機構4の内側カム板19と外側カム板20を続けて一回だけ作動させれば良い。
【0036】
このように、前記一部掴みキャリアは、作動用ローラ12を内側寄りの位置に設けたグリッパ3を内側カム板19で、又、作動用ローラ12を外側寄りの位置に設けたグリッパ3を外側カム板20で夫々開放操作すると共に、内側カム板19及び外側カム板20の前カム部分19a,20a及び後カム部分19b,20bを時間差を持たせて作動させているため、検紙用の印刷物P′を掴んでいるグリッパ3の前後のグリッパ3は内側カム板19及び外側カム板20に干渉されることがなく、高速で走行している一部掴みキャリアのグリッパ3から任意の印刷物Pを一部だけ確実且つ良好に取り出すことができる。
【0037】
尚、上記実施の形態に於いては、グリッパ3の両側位置に内側寄りの作動用ローラ12又は外側寄りの作動用ローラ12を夫々設けるようにしたが、他の実施の形態に於いては、グリッパ3の片側位置にのみ内側寄りの作動用ローラ12又は外側寄りの作動用ローラ12を夫々設け、これらのグリッパ3を交互に配置するようにしても良い。この場合には、脱荷機構4の内側カム板19と外側カム板20をガイドレール1の片側のみに配設すれば良い。
【0038】
又、上記実施の形態に於いては、内側カム板19及び外側カム板20を前後方向に二分割したが、他の実施の形態に於いては、内側カム板19及び外側カム板20を前後方向に三つ以上に分割し、分割した各カム部分を前側から後側に向かって順次時間差を持たせて作動させるようにしても良い。
【0039】
更に、上記実施の形態に於いては、脱荷機構4を一部掴みキャリアの載荷部の下流側位置に配設し、一部掴みキャリアから検紙用の印刷物P′を一部だけ取り出すようにしたが、他の実施の形態に於いては、脱荷機構4を発送場にある一部掴みキャリアの脱荷部に配設し、ここで一部掴みキャリアから印刷物Pを所定部数だけ連続的に取り出すようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】
上述の通り、本発明の一部掴みキャリアは、作動用ローラを内側寄りの位置に設けたグリッパと作動用ローラを外側寄りの位置に設けたグリッパとをチェーンに交互に取り付けると共に、これらのグリッパを内側カム板及び外側カム板で一つ置き毎に開放動作させ、更に内側カム板及び外側カム板を夫々前後方向に複数に分割して分割したカム部分を時間差を持たせて作動させているため、検紙用の印刷物を掴んでいるグリッパの前後のグリッパが内側カム板及び外側カム板に干渉されると云うことがなく、検紙用の印刷物を掴んでいるグリッパのみを開放することができる。その結果、高速で走行している一部掴みキャリアのグリッパから任意の印刷物を一部だけ確実且つ良好に取り出すことができる。
又、本発明の一部掴みキャリアは、グリッパの両側位置に内側寄りの作動用ローラ及び外側寄りの作動用ローラを夫々設けると共に、ガイドレールの両側位置に二つの内側寄りの作動用ローラ及び二つの外側寄りの作動用ローラを夫々同時に押圧操作する内側カム板及び外側カム板を夫々配設しているため、グリッパは捻れることなく開放動作されることになり、掴んでいる印刷物を確実且つ良好に解放すると共に、グリッパに無理な力が掛かって破損したりすると云うこともない。
更に、本発明の一部掴みキャリアは、内側カム板又は外側カム板をグリッパ側へ進退移動させつつ、走行移動するグリッパを前記内側カム板又は外側カム板により開閉操作するようにしているため、開放されたグリッパを閉鎖する際にグリッパが急激に閉鎖されると云うことがなく、グリッパは後退移動する内側カム板又は外側カム板により滑らかに閉鎖されることになる。その結果、グリッパの閉鎖時に於いても、グリッパに無理な力が掛かると云うことがなく、グリッパの破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る一部掴みキャリアの要部を示す側面図である。
【図2】グリッパを一定のピッチで取り付けたチェーンの要部の側面図である。
【図3】作動用ローラを内側寄りの位置に設けたグリッパと作動用ローラを外側寄りの位置に設けたグリッパとを交互に配置した状態の平面図である。
【図4】作動用ローラを内側寄りの位置に設けたグリッパを示し、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は平面図、(E)は底面図である。
【図5】作動用ローラを外側寄りの位置に設けたグリッパを示し、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は背面図、(D)は平面図、(E)は底面図である。
【図6】グリッパ付きのチェーンが走行するガイドレールに脱荷機構を取り付けた状態を示し、(A)は脱荷機構の外側カム板が作動した状態の側面図、(B)は脱荷機構の内側カム板が作動した状態の側面図である。
【図7】グリッパ付きのチェーンが走行するガイドレールに脱荷機構を取り付けた状態を示し、(A)は脱荷機構の外側カム板が作動した状態の縦断面図、(B)は脱荷機構の内側カム板が作動した状態の縦断面図である。
【図8】脱荷機構の底面図である。
【図9】脱荷機構の外側カム板とグリッパの位置関係を示し、外側カム板が下降する状態の作用説明図である。
【図10】脱荷機構の外側カム板とグリッパの位置関係を示し、外側カム板が上昇する状態の作用説明図である。
【図11】従前の一部掴みキャリアの脱荷機構の側面図である。
【符号の説明】
1はガイドレール、2はチェーン、3はグリッパ、4は脱荷機構、12は作動用ローラ、19は内側カム板、20は外側カム板、Pは印刷物。
Claims (2)
- ガイドレール(1)に沿って走行する無端状のチェーン(2)と、チェーン(2)に一定のピッチで取り付けられて印刷物(P)を一部掴む開閉自在なグリッパ(3)と、グリッパ(3)に設けた作動用ローラ(12)を押圧操作してグリッパ(3)を所定の位置で開放するカム板を備えた脱荷機構(4)とから成り、印刷用輪転機の折機から連続的に排出される印刷物(P)をグリッパ(3)により一部宛掴んで発送場へ搬送するようにした一部掴みキャリアに於いて、前記チェーン(2)に、グリッパ(3)の幅方向の内側寄りの位置に作動用ローラ(12)を設けたグリッパ(3)と、グリッパ(3)の幅方向の外側寄りの位置に作動用ローラ(12)を設けたグリッパ(3)とを一定のピッチで交互に取り付け、又、前記脱荷機構(4)は、時間差を置いて個別に押圧駆動されたあと時間差を置いて個別に引上げ駆動される複数のカム部分(19a)、(19b)を駆動の開始の順に前記チェーン(2)に沿ってその進行方向に配設して形成され、前記各カム部分(19a)、(19b)により同じグリッパ(3)の内側寄りの作動用ローラ(12)を押圧操作する内側カム板(19)と、時間差を置いて個別に押圧駆動されたあと時間差を置いて個別に引上げ駆動される複数のカム部分(20a)、(20b)を駆動の開始の順に前記チェーン(2)に沿ってその進行方向に配設して形成され、前記各カム部分により同じグリッパ(3)の外側寄りの作動用ローラ(12)を押圧操作する外側カム板(20)とを備え、前記内側カム板(19)又は外側カム板(20)の作動により走行移動する任意の一つのグリッパ(3)のみを開放する構成としたことを特徴とする一部掴みキャリア。
- グリッパ(3)を、内側寄りの作動用ローラ(12)、(12)をその両側位置に設けたグリッパ(3)及び外側寄りの作動用ローラ(12)、(12)をその両側位置に設けたグリッパ(3)とすると共に、ガイドレール(1)の両側位置に前記内側寄りの両作動用ローラ(12)、(12)を夫々同時に押圧操作する内側カム板(19)、(19)及び前記外側寄りの両作動用ローラ(12)、(12)を夫々同時に押圧操作する外側カム板(20)、(20)を夫々配設し、更に、前記各内側カム板(19)、(19)及び各外側カム板(20)、(20)を夫々前カム部分と後カム部分の二つの部分より形成するようにした請求項1に記載の一部掴みキャリア。
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