JP3602522B2 - シート出し装置におけるシート押え装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シート出し装置において、所定寸法のシートを搬送コンベヤー上面で先行するシートの上にずれ重ならせ、ずれ重なったシートを上から押さえるようにしたシート押え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術におけるシート出し装置のシート押え装置としては、例えば、特許第2769999号公報及び特許第2806498号公報に開示されるものがある。
【0003】
特許第2769999号公報に開示されたシート押え装置は、フレームに支持された軸に、所定間隔をおいて複数のアームが角変位可能に設けられていて、各アーム先端にシート押えローラーが設けられ、更に、各アームにはばねが連係するように設けられ、各シート押えローラーは、それぞればねの力によって、上流側の搬送ベルトより十分遅い速度で動作する搬送ベルト上面に押し付けられている。
【0004】
そして、それぞれのシート押えローラーを、搬送されるシートに接触しないように、ばねの押付け力に抗して搬送ベルト上方向に浮上させたときに、当該シート押えローラーを浮上させた位置に保持する、保持機構が設けられている。そして、シートの印刷状況によっては、印刷汚れが生じないように、搬送されるシートの印刷部分に対応したシート押えローラーを上方へ浮上させ、その位置で保持することができるものである。
【0005】
特許第2806498号公報に開示されたシート押え装置は、フレームに支持された軸に所定間隔をおいて複数のアームが角変位可能に設けられていて、各アーム先端にシート押えローラーが設けられ、更に、各アームにはばねが連係するように設けられ、各シート押えローラーがそれぞればねの力によって、上流側の搬送ベルトより十分遅い速度で動作する搬送ベルト上面に押し付けられている。
【0006】
そして、それぞれのアームに設けたシート押えローラーには、このシート押えローラーを搬送ベルト上方向に浮上させるべく、アームを角変位させるねじ機構が設けられていて、このねじ機構を操作することで、シート押えローラーと搬送ベルトとの間に隙間を設けることができるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の技術である特許第2769999号公報に開示されたものには、次のような問題点がある。
それは、複数のシート押えローラーを、個別に搬送ベルト上方へ持ち上げて浮上させ、保持機構によって保持することはできるが、この複数のシート押えローラーを、一斉に搬送ベルト上方へ浮上させ、又浮上させた状態から一斉にシートを押える状態に戻すことができるような機構は設けられていないということである。
【0008】
又、特許第2806498号公報に開示されたものには、次のような問題点がある。
それは、複数のシート押えローラーを、ねじ機構を操作することによって個別に搬送ベルト上方へ浮上させ、ねじ機構のストッパー作用で浮上位置に停止させることはできるが、この複数のシート押えローラーを、一斉に搬送ベルト上方へ浮上させ、又浮上させた状態から一斉にシートを押える状態に戻すことができるような機構は設けられていないということである。
【0009】
以上のようにいずれの従来の技術においても、複数のシート押えローラーを一斉に搬送ベルト上方に浮上させ、又浮上させた状態から一斉にシートを押える状態に戻すことができず、それを可能とする機構は設けられていない。
従って、例えば機械始動時に、シート押え装置下方の搬送ベルトに搬送されてくるシートが折り不良や形状不良のシートであり、搬送方向の寸法が不揃いのため速度の相違する上下流双方の搬送ベルトに跨るようなシートである場合、これら相違する搬送速度が同時に作用する搬送状態の不安定なシートをシート押えローラーで押さえず通過させ、続いて搬送されてくる良好な状態のシートを、一斉にシート押えローラーで押さえるようにすることができない。
【0010】
又、何らかの理由で搬送されてくるシートが不揃いであり、シート押え装置によって紙詰まりが生じかけた場合は、シート押えローラーを一挙に搬送ベルト上方へ浮上させて、これらシートを通過させることができない。そして、シートの不揃いや紙詰まりを起こすことがある。
【0011】
更に、シート出し装置の保守点検の際には、作業者が各シート押えローラーを個別に搬送ベルト上方へ持ち上げる操作をしなければならず、作業が煩雑なものになっている。
従って、この発明は、上記従来の技術における問題を解消するもので、複数のシート押えローラーを一斉に搬送ベルト上方へ浮上させるような機構を備えたシート押え装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の所定寸法のシートを搬送コンベヤー上面で先行するシートの上にずれ重ならせて搬出するシート出し装置におけるシート押え装置は、搬送コンベヤー上方に配置され角変位可能に支持された支持軸と、該支持軸に角変位可能に設けられた第1アーム及び該第1アーム先端に設けられたローラーからなる少なくとも1つのシート押え手段と、前記第1アームと対応して前記支持軸に一体となるように設けられた第2アーム及び前記第1アームと前記第2アームとの間に設けられた圧縮ばねからなる押付手段と、前記支持軸に一体となるように設けられた第3アーム及び該第3アームの先端に連結して設けられ、又、以上の記載の構成に加え、下記の▲1▼▲2▼▲3▼の少なくとも1を具備し、前記搬送コンベヤー上面でずれ重ならせたシートを上方から押さえるようになっている。
▲1▼ 前記第1アームに一端を連結し他端を前記第2アームに貫通して設けられたねじ付き軸及び該ねじ付き軸の他端にねじ結合して設けられたハンドルからなる調整手段
▲2▼ 電磁弁操作による流体回路の切換えで作動する流体圧シリンダーからなる移動手段
▲3▼ 前記第1アーム先端に設けられた前記ローラーが前記搬送コンベヤーのベルトを挟んで対向するガイドプレート
【0013】
上記のシート出し装置においては、所定の重なりピッチで先行のシートの上にずれ重なっている後続のシートが搬送コンベヤーで搬送される。その際、搬送コンベヤー上で、先行のシートは、既にシート押え装置のローラーと搬送コンベヤーの上面とに挟まれた状態にあるとき、後続のシートの先端部はシート押え装置のローラーの周面に突き当たって、先行のシートの上にずれ重なった状態でローラーの下側に速やかに入り込む。
【0014】
第1アームと第2アームとの間に圧縮ばねの反発力が作用しているので、先行のシートとその上にずれ重なった後続のシートとの所定のピッチで重なり部分は、シート押え装置のローラーにより搬送コンベヤーの上面に押し付けられた状態で、ローラーの回転に伴って進行する。なお、搬送コンベヤーの下面には、ガイドプレートがあるので、ローラーの押付け力で搬送コンベヤーが押し込まれることはない。
【0015】
従って、先行のシートと後続のシートとの重なりがずれることなく、先行のシート共々後続のシートは、搬送コンベヤーの搬送速度によって搬送されることとなる。
上記のような先行のシートとその上にずれ重なる後続のシートとの重なりがずれることなく搬送される作動が順次繰り返されることにより、所定ピッチの間隔でうろこ状に互いにずれ重なった状態が確実に維持されたシート列は搬送コンベヤーで搬送される。
【0016】
搬送コンベヤーに先行のシートとずれ重なって送り込まれる後続のシートを、ローラーによって先行のシート共々搬送コンベヤー上面に押し付ける際、ローラーの周面と搬送コンベヤー上の先行のシートの上面との間にシートの先端部が入り易いように、シートの先端部の厚さや硬さにあわせて、そのシートの先端部に対応するローラーに係る調整手段のハンドルを回してねじ付き軸を進退させ、そのローラーの周面と搬送コンベヤーの搬送面との隙間を調整することができる。
【0017】
又、紙詰りの処理作業や保守点検作業など、何らかの理由でローラーを上げるようなときには、作業者が図示しないスイッチを操作して、第3アームに連結された流体圧シリンダーへの圧力流体回路の電磁弁を遠隔操作することによって、すべてのローラーを一斉に変位させることができる。
【0018】
その変位操作は、スイッチ操作により電磁弁を介してのローラーの変位を行うことによるので、作業者は、楽な姿勢で複数のローラーを一斉に変位させることができ、又、動作中の装置に近づかなくてもよいので、安全に作業を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態における折機のシート出し装置のシート押え装置を図面に従って説明する。
なお、以下の説明における上下方向は、図1及び図3における方向である。
【0020】
先ず、この発明の実施の形態におけるシート押え装置Eを備えたシート出し装置Dが適用される処理装置の一例である輪転機の折機Qを図3に例示して説明する。
図3において、輪転機の折機Qは、印刷部(図示しない)を通過し、フォーマーAによって縦に2つ折りされた連続紙Pを、フレームFa、Fb間に設けられたニッピングローラーBで挟んで引っ張って下方向に送り出し、連続紙Pを紙経路Nの折畳胴群Gに通し、折畳胴群Gにて所定の長さに切断し、4つ折りにして折帳(図示しない)とし、折帳搬送コンベヤーHによって搬送する。
【0021】
そして、下流に設けられたチョッパー折り装置(図示しない)でチョッパー折りを施して、又はチョッパー折り装置を作動させないでそのまま、更に下流に設けられたデリバリーファン(図示しない)を介して最下流のコンベヤー(図示しない)上に折帳を順次うろこ状にずれ重なった状態として、機外に排出するようになっている。
【0022】
又、折機Qにおいて、フォーマーA下のニッピングローラーBと折畳胴群Gとの間の紙経路Nには、ガイドローラーCが設けられて、紙経路Nから分岐する分岐紙経路Mが形成されており、分岐紙経路Mは、ガイドローラーC1を経由して、折畳胴群Gを挟んで折帳搬送コンベヤーHと反対側(図3の右側)に配置され、更に、折畳胴群Gの下方、且つ折帳搬送コンベヤーHの下方へと伸ばされているシート出し装置Dに引き継がれている。
【0023】
この発明の実施の形態のシート押え装置Eを備えたシート出し装置Dは、図3に例示するように、折機Qにおける分岐紙経路Mに設けられ、断裁機構Da、第1搬送コンベヤーDb、第2搬送コンベヤーDc、押下げ部材Dd及びシート押え装置Eを備えている。
【0024】
断裁機構Daは、分岐紙経路Mを走行する連続紙Pを挟むようにして設けられた紙送りローラー対94及びその直ぐ下流の断裁胴対95から構成され、図示しない駆動手段で図3矢印方向に回転駆動される紙送りローラー対94により、適宜な押圧力で挟み込まれて下流の断裁胴対95に送り出される連続紙Pが、断裁胴対95により紙幅方向と平行に断裁され、所定寸法のシートJに作成され、該シートJが断裁機構Daの下流に設けられた第l搬送コンベヤーDbに入り込むようになっている。
【0025】
第1搬送コンベヤーDbは、図3に示すように、断裁機構Daの下流において、折畳胴群Gの下方に回り込むように設けられており、フレームFa、Fbに回転可能に軸部が支持されたローラー60a、ローラー60c及びローラー60bに無端の平ベルト61が軸方向に間隔をおいて複数巻き掛けられた上部コンベヤーDb1と、フレームFa、Fbに回転可能に軸部を支持されたローラー62a及びローラー62bに無端の平ベルト64が軸方向で間隔をおいて複数巻き掛けられた下部コンベヤーDb2とから構成され、上部コンベヤーDb1の平ベルト61と下部コンベヤーDb2の平ベルト64とは、軸方向の配置ピッチが同一である。
【0026】
又、ローラー60aとローラー62aとは、断裁機構Daの断裁胴対95の下方に水平方向に間隔をあけて設けられていて、その下方にローラー60cが設けられている。
ローラー60aに下流方向に巻き掛けられた平ベルト61とローラー62aに下流方向に巻き掛けられた平ベルト64とは、互いに間隔を徐々に狭めながら下方に設けたローラー60cの周面で重ねられ、ローラー60cに巻き掛けられており、断裁機構Daにより形成されたシートJを第1搬送コンベヤーDbに受入れるようになっている。
【0027】
そして平ベルト61と平ベルト64とは、ローラー60cのすぐ上流で、断裁機構Daによって断裁されたシートJを挟み込み、垂直方向から略水平方向に向きを変えて搬送するようになっている。
又、上部コンベヤーDb1及び下部コンベヤーDb2は、断裁機構Daの紙送りローラー対94及び断裁胴対95の周速度より若干速い搬送速度で、紙送りローラー対94及び断裁胴対95の周速度に対し搬送速度の比が一定になるように図示しない駆動源によって駆動され、断裁された各個のシートJ、J・・・間に間隔を生じさせ、シートJを搬送するようになっている。
【0028】
第1搬送コンベヤーDbの下流部分においては、上部コンベヤーDb1のローラー60bが、下部コンベヤーDb2の最下流側のローラー62bより更に下流に、即ち、後述の第2搬送コンベヤーDcの平ベルト71の上方位置に設けられており、上部コンベヤーDb1の平ベルト61は、第2搬送コンベヤーDcの平べルト71の上方において、ローラー60bに向かって(つまり下流に向かって)、緩やかに斜め上方へ向うような構成になっている。
【0029】
第2搬送コンベヤーDcは、図1及び図3に示すように、第1搬送コンベヤーDbの下部コンベヤーDb2の下流に、且つ第1搬送コンベヤーDbの上部コンベヤーDb1の下に入り込むように設けられている。
又、図1及び図2に示すように、第1搬送コンベヤーDbの上部コンベヤーDb1のローラー60bの下方において、フレームFa、Fbには、支持軸75の両端部が角変位可能に支持されている。
【0030】
支持軸75には、フレームFa、Fbの内側近傍において下方に向くアーム80、80の一方の端部が夫々支持軸75と一体となって取り付けられており、更に、支持軸75には、アーム80、80の内側において、上流側に向くアーム76、76の各一方の端部が夫々支持軸75と一体となって取り付けられている。
【0031】
上流側に向くアーム76、76の各他方の端部、即ち先端部には、軸73の両端部が取り付けられており、軸73には第1搬送コンベヤーDbの下部コンベヤーDb2の下流側のローラー62bに下流側で隣接し、軸方向で複数に分割されたローラー72が回転可能に取り付けられている。
【0032】
支持軸75の下流側(図1で示す支持軸75の左側)には駆動ローラー74の軸の両端部がフレームFa、Fbに回転可能に支持されて、一方の端部はフレームFaの外側へ突出し、歯車84が取り付けられており、歯車84は図示しない駆動源の駆動を伝達する歯車に噛み合っている。
又、支持軸75には、アーム76、76の内側域で、軸方向に互に間隔をあけて複数(第2搬送コンベヤーDcのベルト数)のアーム78、78・・・が支持軸75と一体となるように取り付けられている。
【0033】
そして、下方に向うアーム80、80の各他方の端部、即ち先端部は、流体圧シリンダー81、81のシリンダー本体の一方の端部から突出したロッド82、82の先端に角変位可能に取りつけられており、シリンダー本体の他方の端部は、フレームFa、Fbの内面に設けられたピン83、83に角変位可能に取り付けられている。
又、各アーム78の他方の端部、即ち先端部にはテンションローラー79が回転可能に支持されている。
【0034】
そして、第2搬送コンベヤーDcは、第1搬送コンベヤーDbの下流に設けられ、ローラー72と駆動ローラー74とテンションローラー79に、順次無端の平ベルト71が軸方向に間隔をおいて複数巻き掛けられて構成されており、第1搬送コンベヤーDbの搬送速度より十分遅い速度で、第1搬送コンベヤーDbとの搬送速度比が一定になるように図示しない駆動源によって駆動ローラー74が図3で反時計方向に回転駆動され、第1搬送コンベヤーDbから乗り移るシートJを平ベルト71上でうろこ状に互いにずれ重なる状態のシート列にして、このシート列を搬送するようになっている。
【0035】
ローラー72は、その上面が上流に隣り合う第1搬送コンベヤーDbのローラー62bの上面より僅かに低い位置に設けられており、ローラー72と駆動ローラー74の間の平ベルト71は、上方の第1搬送コンベヤーDbの上部コンベヤーDb1の平ベルト61と間隔をおいて平行に設けられている。
【0036】
そして、ローラー72と駆動ローラー74との間の平ベルト71の下側には、平ベルト71の上方に設けられる後述するシート押え装置Eのローラー22に平ベルト71を挟んで対向するように、アーム76、76に両側端が取り付けられたガイドプレート77が設けられている。
【0037】
押下げ部材Ddは、第2搬送コンベヤーDcの上流端近傍、且つシート押え装置Eの上流に設けられ、第1搬送コンベヤーDbから第2搬送コンベヤーDcへ乗り移るシートJの後端部を、その後端部の当該位置通過とタイミングを合わせて第2搬送コンベヤーDc上へ押し下げるようになっている。
そして、押下げ部材Ddにおいては、図1及び図3に示すように、第2搬送コンベヤーDcのローラー72の上方にフレームFa、Fbに回転可能に支持され、キー溝が設けられた回転軸91が設けられている。
【0038】
回転軸91には、アーム92とカラー(図示しない)とが交互になった列がキーを介して取り付けられており、カラーは、隣接したアーム92間を所定間隔、即ち上部コンベヤーDb1の平ベルト61の間隔と同じ間隔に保ち、平ベルト61とアーム92とが齟齬状態なるようにしている。
【0039】
アーム92は、回転軸91に取り付けられるボス部から互いに反対の半径方向に伸びた同じ長さの2つのアーム部が形成され、アーム部の先端にコロ93a、93bが回転可能に取り付けられて構成されている。
【0040】
そして、アーム92のコロ93a、93bは、回転軸91が回転する際、第1搬送コンベヤーDbの上部コンベヤーDb1の平ベルト61に接触しないで平ベルト61の各ベルト間を通り抜け可能で、コロ93a、93bの周面が、第2搬送コンベヤーDcの平ベルト71の上面と若干の間隔をおいて対向するようになっている。
【0041】
この発明の実施の形態におけるシート押え装置Eは、押下げ部材Ddの下流側に、且つ第2搬送コンベヤーDcの上方に設けられ、第1搬送コンベヤーDbから第2搬送コンベヤーDcへ乗り移るシートJの先端部を所定位置で、ローラー22の周面で受け止めると共に、第2搬送コンベヤーDcの走行にともなって回転するローラー22の回転によって、受け止めたシートJの先端部を先行するシートJの上に案内してずれ重ならせ、ずれ重ならされた状態で第2搬送コンベヤーDcによって搬送されるシートJを、上方から押さえるのである。
【0042】
そして、該シート押え装置Eは、
(a)フレームFa、Fbに角変位可能に支持された支持軸1と
(b)支持軸1に支持されて設けられ、第1搬送コンベヤーDbから第2搬送コンベヤーDcへ乗り移るシートJの先端部を受け止め、先行するシートJの上に案内するシート押え手段2と
【0043】
(c)シート押え手段2がシートJを押さえる方向に一定の押付け力を加える押付手段3と
(d)複数のシート押え手段2を一斉に角変位させ、移動させることが可能な移動手段4と
(e)押付手段3の押付け力に抗して、後述するローラー22を第2搬送コンベヤーDc上面から離隔させる調整手段5と
から構成されている。
【0044】
次に、上記のシート押え装置Eの各構成部分について説明する。
1.支持軸1及びシート押え手段2
図1及び図2に示すように、フレームFa、Fbに角変位可能に支持された支持軸1が第1搬送コンベヤーDbの上部コンベヤーDb1の上方でフレームFa、Fbの内面に設けられている。
【0045】
又、支持軸1の軸方向の移動を防止するカラー10b、10bが支持軸1と一体となるよう取り付けられている。
シート押え手段2は、図1及び図3に示すように、第1搬送コンベヤーDbの搬送面の下流端であるローラー62bから、シートJの搬送方向長さだけ下流側に離れた位置付近に設けられている。
【0046】
そして、シート押え手段2においては、第1アーム21が第2搬送コンベヤーDcの平ベルト71の各ベルトに対応する数だけ設けられ、その各一端部が支持軸1に対し角変位可能であるように取り付けられている。
又、第1アーム21の他方の端部、即ち先端部には、ローラー22が回転可能に支持され、ローラー22は、その周面がガイドプレート77の上を走行する第2搬送コンベヤーDcの平ベルト71の上面に接触可能である。
又、第1アーム21及びローラー22は、第1搬送コンベヤーDbの上部コンベヤーDb1の平ベルト61には接触しない位置関係になっている。
【0047】
2.押付手段3
押付手段3においては、第2アーム30が、前記第1アーム21と対になるように設けられ、第2アーム30の一方の端部が第1アーム21の一方の端部と重なり合うように、且つ支持軸1と一体に角変位可能であるように取り付けられている。
そして、第1アーム21と第2アーム30の対において、第1アーム21の軸方向の移動を防止するために、各対の間の支持軸1にはカラー10a、10a、10a・・・が取り付けられている。
【0048】
第2アーム30の他方の端部、即ち先端部には、ブロック32が角変位可能に取り付けられており、ブロック32に形成された貫通孔には、第1アーム21の中央部に向う軸50が挿入され、軸50の先端部は第1アーム21の中央部に支持軸1と平行な中心線周りに角変位可能に取り付けられている。軸50の中間部に形成された鍔50aとブロック32との間には、軸50に挿入された圧縮コイルばね31が適宜のばね力を保持するように装着されている。
【0049】
3.移動手段4
支持軸1のフレームFa側に設けられたカラー10bの内側には、第3アーム40の一方の端部が支持軸1に固定されて取り付けられ、第3アーム40は、支持軸1と一体となって角変位可能である。又、流体圧シリンダー41のシリンダー本体の一端がフレームFa内面に取り付けられたブラケット42に角変位可能に連結され、流体圧シリンダー41のシリンダー本体の他端から突出したロッド43の先端が第3アーム40の他方の端部、即ち先端部に角変位可能に連結されている。
【0050】
4.調整手段5
第2アーム30のブロック32の貫通孔に挿入された軸50の上端部はブロック32から突出しており、上端部から適宜の範囲にねじが形成されねじ軸部となっている。ブロック32から突出した軸50のねじ軸部の端部には、ナット状のハンドル51がねじ込まれており、ハンドル51を回転させることで軸50を軸方向に移動させ、第1アーム21を支持軸1の中心線周りに図1で反時計回りに角変位させて、ローラー22をそれぞれ個別に、平ベルト71の上面との間隔を変えることができる。又、ハンドル51は軸50が第1アーム21の方にブロック32から抜け落ちないようにストッパーとしても機能している。
【0051】
そして、上記のシート押え手段2、押付手段3、移動手段4及び調整手段5は、次の関係で取り付けられている。即ち、図1に示されるように、調整手段5によって押え手段2の第1アーム21と押付手段3の第2アーム30との角度をXとしたときに、移動手段4の流体圧シリンダー41のロッドが伸びきった状態で、シート押え手段2のローラー22が第2搬送コンベヤーDcの平ベルト71の上面に軽く接触するよう第2アーム30と移動手段4の第3アーム40との角度Yが定められ、且つ、軽く接触しているローラー22と平ベルト71の間を通過するシートJを所望の押付け力で押さえることができるよう、押付手段3の圧縮コイルばね31の寸法とばね定数が定められている。
又、押付手段3の圧縮コイルばね31の反発力は、移動手段4の流体圧シリンダー41のロッド43の出力圧より小さく設定される。
【0052】
次に上記の折機のシート出し装置D及びシート押え装置Eの動作・操作の説明をする。
図3に示すように、輪転機の折機Qにおいて、印刷部(図示しない)を通過した連続紙Pは、フォーマーAによって縦に2つ折りされ、ニッピングローラーBに挟まれて引っ張られる。更に、ガイドローラーC1を経由して分岐紙経路Mを走行する連続紙Pは、断裁機構Daへ送られる。
【0053】
断裁機構Daの図で矢印方向に回転駆動される紙送りローラー対94によって送り出され、同様に矢印方向に回転駆動される断裁胴対95の間を通過し、断裁胴対95が半回転する毎に、連続紙Pは定長のシートJに断裁される。
【0054】
その断裁と同時に又はそれより僅かに遅く、連続紙Pから切り離されたシートJの先端が、第1搬送コンベヤーDbの上部コンベヤーDb1の図3で時計回りの平ベルト61と下部コンベヤーDb2の図3で反時計回りの平ベルト64が重なるすぐ上流の位置で挟まれると、第1搬送コンベヤーDbの搬送速度が断裁機構Daによる連続紙Pの送り出し速度より若干速いことによって、シートJの後端が送り出される連続紙Pの先端から引き離され、両者間に間隔が生じることとなり、第1搬送コンベヤーDbでは、順次切断された各シートJが間隔をおいて搬送される。
【0055】
そして、このようにして順次第1搬送コンベヤーDbで搬送される各シートJは、その後端が上部コンベヤーDb1と下部コンベヤーDb2とによって挟まれた状態から解放されるまで、つまりシートJの先端が第1搬送コンベヤーDbの下部コンベヤーDb2の搬送面の下流端からシートJの搬送方向長さだけ下流にあるシート押え装置Eに接触するまで、第1搬送コンベヤーDbによって搬送される。
【0056】
そして、シートJの第1搬送コンベヤーDbへの引き渡しのタイミングをもって第1搬送コンベヤーDbで搬送されるシートJは、第1搬送コンベヤーDbから第2搬送コンベヤーDcに乗り移り、シートJの先端部は、シート押え装置Eのローラー22により、平ベルト71上に押さえられて、図3で反時計回りの平ベルト71の移動と共に搬送される。
【0057】
シートJが第1搬送コンベヤーDbの下部コンベヤーDb2から第2搬送コンベヤーDcに乗り移る際、このシートJ毎に押下げ部材Ddが作用するように、押下げ部材Ddの回転軸91は、断裁胴対95と同じ回転数で回転駆動されており、第1搬送コンベヤーDbの下部コンベヤーDb2から第2搬送コンベヤーDcにシートJが乗り移る度に、回転軸91は半回転する。
【0058】
従って、シートJの後端部上面の適宜の位置にコロ93a(又は93b)の周面が接触するように回転位相が合わせられたアーム92のコロ93a(又は93b)は、ローラー72より適宜下流側でシートJの後端部の上面をたたくようにして、シートJの後端部を段差がある第2搬送コンベヤーDc上の搬送面に押し下げる。
【0059】
先行のシートJの後端部がコロ93aで押し下げられた際、後続のシートJの先端部は第1搬送コンベヤーDbの下部コンベヤーDb2のローラー62bの上にある。
【0060】
そして、後続のシートJは、第1搬送コンベヤーDbにより第2搬送コンベヤーDcへと搬送されるが、第2搬送コンベヤーDcの走行速度は、第1搬送コンベヤーDbの走行速度に対し所定比で十分遅いので、第1搬送コンベヤーDbで送られる後続のシートJの先端部は、第2搬送コンベヤーDc上の搬送面に押し下げられて送られる先行のシートJの上方に重なる状態になる。
【0061】
その際、先行のシートJの後端部は、すでに押下げ部材Ddのコロ93aによって第2搬送コンベヤーDcの搬送面上に押し下げられているので、先行のシートJより高速で搬送される後続のシートJの先端部が先行のシートJの後端部に衝突したり、その下に入り込むことはなく、後続のシートJは先行のシートJの上に重なるように進行する。
【0062】
そして、万一後続のシートJの先端部が垂れて先行のシートJの上面に接しながら進行しても、先行のシートJの先端部は既にシート押え装置Eのローラー22の下にあって、ローラー22の押圧力を受けながら、第2搬送コンベヤーDc上を搬送されているので、先行のシートJは、第1搬送コンベヤーDbの搬送速速で搬送される後続のシートJの進行に伴って前方へ押し出されたり曲げられたりすることはなく、シートの重なりピッチが乱れることはない。
【0063】
第1搬送コンベヤーDbによって、後続のシートJの先端部が第2搬送コンベヤーDcの上方に搬送されてくるのに伴って、押下げ部材Ddは回転し、第2搬送コンベヤーDcの平ベルト71上にあったコロ93aは、後続のシートJから逃げるように下流側、且つ平ベルト71と対向する側の平ベルト61の上方に移動する。
【0064】
従って、移動するコロ93aは、第2搬送コンベヤーDc上を搬送される後続のシートJの先端部に接触することはない。
そして、コロ93aに対して回転軸91のまわりに180度開いた位置のもう1つのコロ93bが、平ベルト61の上方に移動してくる。
【0065】
所定の重なりピッチで先行のシートJの上にずれ重なっている後続のシートJが更に搬送され、その後端部が第1搬送コンベヤーDbから解放されると、後続のシートJは、先端部がシート押え装置Eのローラー22の周面に突き当たってから、先行のシートJの上にずれ重なった状態でローラー22の下側に速やかに入り込む。
【0066】
その際、第1アーム21と第2アーム30との間に作用する圧縮コイルばね31の反発力をもって、第1アーム21は、時計回り方向の力を受けているので、先行のシートJとその上にずれ重なった後続のシートJとの所定のピッチの重なり部分は、シート押え装置Eのローラー22により第2搬送コンベヤーDcの平ベルト61に押し付けられた状態で、ローラー22の回転に伴って進行する。
【0067】
なお、平ベルト71の下側には、ガイドプレート77があるので、ローラー22の押付け力で平ベルト71が押し込まれることはない。
従って、先行のシートJと後続のシートJとの重なりがずれることなく、先行のシートJ共々後続のシートJは、第2搬送コンベヤーDcの搬送速度によって搬送されることとなる。
【0068】
上記のような先行のシートJと先行のシートJの上にずれ重なる後続のシートJとの重なりがずれることなく搬送される作動が順次繰り返されることにより、所定ピッチの間隔でうろこ状に互いにずれ重なった状態が確実に維持されたシート列J、J、J・・・として第2搬送コンベヤーDcで搬送される。
【0069】
上記作動中に第2搬送コンベヤーDcと第1搬送コンベヤーDbの上部コンベヤーDb1の間で、紙詰りが生じた際、又は保守、調整の際は、機械を停止した後、図示しない電磁弁の切換えスイッチを切り換えて、第2搬送コンベヤーDcの流体圧シリンダー81、81に対する圧力流体回路を切り換えて、ロッド82、82を縮退させ、ローラー72を下方に移動させ、第2搬送コンベヤーDcの搬送面を下げる。
【0070】
又、第1搬送コンベヤーDbのローラー62b周面上から、第2搬送コンベヤーDc上へ送り込まれるシートJを、ローラー22によって平ベルト71に押し付ける際、ローラー22の周面と平ベルト71との間にシートJの先端部が入り易いように、シートJの先端部の厚さや硬さにあわせて、そのシートJの先端部に対応する複数のローラー22に係る調整手段5のハンドル51を回して、これら複数のローラー22の周面と第2搬送コンベヤーDcの平ベルト71上面との隙間を調整することができる。
【0071】
又、紙詰りの処理作業や保守点検作業など、第1搬送コンベヤーDb及び第2搬送コンベヤーDcの動作中、停止中の如何にかかわらず、何らかの理由でローラー22を上げるようなときには、作業者が図示しないスイッチを操作して、第3アーム40に連結された流体圧シリンダー41への圧力流体回路の電磁弁(図示しない)を遠隔操作することによって、すべてのローラー22を一斉に変位させることができる。
【0072】
スイッチ操作により電磁弁を介してのローラー22の変位を行うことが可能であるので、作業者は、楽な姿勢で複数のローラー22を一斉に変位させることができ、又、動作中の装置に近づかなくてもよいので、安全に作業を行うことができる。
【0073】
【発明の効果】
この発明のシート押え装置によって、機械始動時に、シート押え装置下方の搬送ベルトに搬送されてくるシートが折り不良であったり、形状不良のシートであったりして、搬送方向の寸法が不揃いのため速度の相違する上下流双方の搬送ベルトに跨るようなシートである場合、これら相違する搬送速度が同時に作用する搬送状態の不安定なシートをシート押えローラーで押さえず通過させ、続いて搬送されてくる良好な状態のシートを、一斉にシート押えローラーで押さえることができるので、紙詰まりを防止することができると共に、シート出しを支障なく継続することができる。
【0074】
又、この発明のシート押え装置においては、シート押えローラーを一斉に搬送ベルト上方へ浮上させて、シートを通過させることができ、しかもその操作は、電磁弁操作での流体圧シリンダー作動によるので、装置に近づかないで行い得る。従って、何らかの理由で搬送されてくるシートが不揃いであり、シート押え装置によって紙詰まりが生じかけた場合の対応やシート出し装置の保守点検の際のシート押えローラーの浮上作業は、各シート押えのローラーを個別に搬送ベルト上方へ持ち上げるような手数を要さず、しかも装置に近づかないで安全に行われ得るので、作業者の負担の軽減と安全が図られる。
【0075】
更に、搬送コンベヤー上へ送り込まれるシートを、ローラーによって搬送コンベヤー上面に押し付ける際、ローラーの周面と搬送コンベヤー上の先行シートとの間に後続のシートの先端部が入りやすいように、シートの先端部の厚さや硬さにあわせるように、シート押えローラーの周面と搬送コンベヤーの搬送面との隙間を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態におけるシート押え装置を示す側面図である。
【図2】図1のII−II矢視断面展開図。
【図3】この発明の実施の形態におけるシート押え装置を具備した折機の概略側面図である。
【符号の説明】
A フォーマー
B ニッピングローラー
C、C1 ガイドローラー
D シート出し装置
Da 断裁機構
Db 第1搬送コンベヤー
Db1 上部コンベヤー
Db2 下部コンベヤー
Dc 第2搬送コンベヤー
Dd 押下げ部材
E シート押え装置
Fa、Fb フレーム
G 折畳胴群
M 折帳搬送コンベヤー
M 紙経路
N 分岐紙経路
P 連続紙
X 第1アームと第2アームの角度
Y 第2アームと第3アームの角度
1 支持軸
10a、10b カラー
2 シート押え手段
21 第1アーム
22 ローラー
3 押付手段
30 第2アーム
31 圧縮ばね
32 ブロック
4 移動手段
40 第3アーム
41 流体圧シリンダー
42 ブラケット
43 ロッド
5 調整手段
50 (ねじ付き)軸
50a 鍔
51 ハンドル
52 ピン
60a、60b、60c ローラー
61 平ベルト
62 軸
62a、62b ローラー
64 平ベルト
71 平ベルト
72 ローラー
73 軸
74 駆動ローラー
75 支持軸
76 アーム
77 ガイドプレート
78 アーム
79 テンションローラー
80 アーム
81 流体圧シリンダー
82 ロッド
83 ピン
84 歯車
91 回転軸
92 アーム
93a、93b コロ
94 紙送りローラー対
95 断裁胴対

Claims (4)

  1. 所定寸法のシートを搬送コンベヤー上面で先行するシートの上にずれ重ならせて搬出するシート出し装置において、
    前記搬送コンベヤー上方に配置され角変位可能に支持された支持軸と、
    前記支持軸に角変位可能に設けられた第1アーム及び前記第1アーム先端に設けられたローラーからなる少なくとも1つのシート押え手段と、
    前記第1アームと対応して前記支持軸に一体となるように設けられた第2アーム及び前記第1アームと前記第2アームとの間に設けられた圧縮ばねからなる押付手段と、
    前記支持軸に一体となるように設けられた第3アーム及び該第3アームの先端に連結して設けられた流体圧シリンダーからなる移動手段と、
    を具備し、前記搬送コンベヤー上面でずれ重ならせたシートを上方から押さえるようにしたシート押え装置。
  2. 第1アームに一端を連結し他端を第2アームに貫通して設けられたねじ付き軸及び該ねじ付き軸の他端にねじ結合して設けられたハンドルからなる調整手段を具備した請求項1に記載のシート押え装置。
  3. 流体圧シリンダーは、電磁弁操作による流体回路の切換えで作動する請求項1又は請求項2に記載のシート押え装置。
  4. 第1アーム先端に設けられたローラーが、搬送コンベヤーのベルトを挟んでガイドプレートと対向している請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシート押え装置。
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