JP3764335B2 - 液処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハやLCD基板等の各種基板に対して所定の液処理や乾燥処理を施すために用いられる液処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、半導体デバイスの製造工程においては、基板としての半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)を所定の薬液や純水等の洗浄液によって洗浄し、ウエハからパーティクル、有機汚染物、金属不純物等のコンタミネーションを除去し、また、窒素(N2)ガス等の不活性ガスや揮発性および親水性の高いIPA蒸気等によってウエハから液滴を取り除いてウエハを乾燥させるウエハ洗浄処理装置が使用されている。このようなウエハ洗浄処理装置としては、複数枚のウエハをウエハ洗浄/乾燥チャンバに収納してバッチ式に処理するものが知られている。
【0003】
例えば、米国特許5784797号、同第5678320号に記載されているウエハ洗浄装置には、ウエハ洗浄室の前面側(ウエハ搬送アームが移動してきた際にウエハ搬送アームと対向する面)に設けられた搬入出口を介して、ウエハ搬送アームのウエハチャックをウエハ洗浄室の前方側(ロータの前方側)からウエハ洗浄室内に進入させ、このウエハチャックに把持されたウエハをロータに渡したり、ロータに保持されたウエハをウエハチャックにより受け取るようになっているウエハ洗浄処理機構が開示されている。
【0004】
ここで、ウエハ洗浄処理機構については定期的にメンテナンスを行う必要があり、また、洗浄処理中にウエハの破損が生じたり、処理液が漏洩した場合には、洗浄処理を中断して、ウエハ洗浄処理機構の清掃や復旧等の作業を行う必要がある。このため、洗浄処理装置はウエハ洗浄処理機構に容易にアクセスできる構造を有していることが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記米国特許第5784797号、同第5678320号に開示されたウエハ洗浄処理機構では、メンテナンス等のためにロータの脱着を行う際には、洗浄処理室の前面からしかアクセスできないために、作業性が悪いという問題があった。
【0006】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、被処理体の液処理を行う部分である液処理機構へのアクセスを容易として、メンテナンス性を向上させた液処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は第1発明として、
側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
前記ケーシング内に設けられ、被処理体を回転可能に保持する保持手段と、
保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、
前記ケーシング内に設けられ、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に対して液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、
前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、を具備し、
前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置を提供する。
【0008】
本発明は第2発明として、
側面および前面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
前記ケーシング内に設けられ、被処理体を回転可能に保持する保持手段と、
保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、
前記ケーシング内に設けられ、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に対して液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、
前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、
前記処理チャンバの前面を開閉可能な蓋体と、を具備し、
前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となり、前記蓋体を開いた状態で前記ケーシングの前面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置を提供する。
【0009】
本発明は第3発明として、
被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、を有する液処理部と、
前記液処理部を収容し、側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
前記被処理体を収納可能な容器の搬入出を行う容器搬入出部と、
前記容器搬入出部と前記液処理部との間で被処理体を搬送する搬送機構と、
前記容器搬入出部と前記液処理部とを仕切る壁部と、を具備し、
前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置を提供する。
【0010】
本発明は第4発明として、
側面および前面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
前記ケーシング内に設けられ、被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、前記ケーシング内に設けられ、前記保持手段を囲繞してその中で液処理を行う筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバの前面を開閉可能な蓋体と、を有する液処理部と、
前記被処理体を収納可能な容器の搬入出を行う容器搬入出部と、
前記容器搬入出部と前記液処理部との間で被処理体を搬送する搬送機構と、
前記容器搬入出部と前記液処理部との間を仕切る脱着可能な仕切り用側壁パネルと、を具備し、
前記液処理へは、前記ケーシングの側面から、および前記脱着可能な仕切り用側壁パネルを取り外し、かつ前記蓋体を開いた状態で前記容器搬入出部からアクセス可能であることを特徴とする液処理装置を提供する。
【0011】
本発明は第5発明として、
被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体の液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、を有する液処理部と、
前記液処理部を収容し、側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
前記液処理部の下方に設けられ、上下方向の駆動により前記保持手段との間で被処理体の受渡を行う被処理体受渡機構が配設された被処理体受渡部と、を具備し、
前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置を提供する。
【0012】
本発明は第6発明として、
被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、前記処理チャンバの前面を開閉可能な蓋体と、を有する液処理部と、
前記液処理部を収容し、側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
前記液処理部の下方に設けられ、上下方向の駆動により前記保持手段との間で被処理体の受渡を行う被処理体受渡機構が配設された被処理体受渡部と、を具備し、
前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となり、前記蓋体を開いた状態で前記ケーシングの前面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置を提供する。
【0013】
本発明は第7発明として、
被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、を有する液処理部と、
側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
前記液処理部の下方に設けられ、上下方向の駆動により前記保持手段との間で被処理体の受渡を行う被処理体受渡機構が配設された被処理体受渡部と、
被処理体を収納可能な容器の搬入出を行う容器搬入出部と、
前記被処理体受渡部と前記容器搬入出部との間に位置し、前記容器の載置が可能であり、かつ前記被処理体受渡部との間で前記容器の受渡を行う第1容器搬送機構が配設された容器中継部と、
前記容器中継部と前記容器搬入出部との間で容器の搬送を行う第2容器搬送機構と、を具備し、
前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置を提供する
【0014】
本発明は第8発明として、
被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、前記処理チャンバの前面を開閉可能な蓋体と、を有する液処理部と、
側面および前面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
前記液処理部の下方に設けられ、上下方向の駆動により前記液処理部との間で前記被処理体の受渡を行う被処理体受渡機構が配設された被処理体受渡部と、
前記被処理体を収納可能な容器の搬入出を行う容器搬入出部と、
前記被処理体受渡部と前記容器搬入出部との間に位置し、前記被処理体受渡部との間で容器の受渡を行う第1容器搬送機構が配設された容器中継部と、
前記容器中継部と前記容器搬入出部との間で容器の搬送を行う第2容器搬送機構と、を具備し、
前記ケーシングは、
前記処理チャンバの側面に対向する脱着可能な第1側壁パネルと、
前記液処理部と前記容器搬入出部とを仕切る脱着可能な第2側壁パネルと、を有し、
前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
前記液処理部へは、前記第1側壁パネルを取り外して前記ケーシングの側面からアクセス可能であり、また前記第2側壁パネルを取り外し、前記蓋体を開いて前記ケーシングの前面からアクセス可能であることを特徴とする液処理装置を提供する。
【0015】
このような本発明の液処理装置では、作業員や清掃機械等は被処理体の保持手段等の故障、清掃等のメンテナンス時に、保持手段や液処理部へ少なくともケーシングの側面からアクセスが可能であり、また、必要に応じてケーシングの前面からもアクセス可能であることから、作業性が向上して作業時間が短縮され、奥部や細部の処置を丁寧に行うことが可能となる。
【0016】
また、本発明の液処理装置では、作業員や清掃機械等は、例えば、液処理中に処理チャンバからケーシング内に処理液が漏洩したり、被処理体が回転時に破損する等の事故が生じた場合や、定期的なメンテナンスの際に、ケーシングの内部に少なくとも側面からアクセスが可能であり、また、必要に応じて前面からもアクセス可能であることから、ケーシングの床面等の清掃等の作業性が向上して作業時間が短縮され、また、安全に作業を行うことが可能となり、奥部や細部の処置を丁寧に行うことが可能となる。こうして、ケーシング内部の環境を良好に保持することも可能となる。このことは、結果的に被処理体へのパーティクル等の付着量を低減させ、品質を高めるものでもある。なお、スライド式チャンバを用いることで、このような作業性はより高いものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の液処理装置について、その一実施形態である半導体ウエハ(ウエハ)の洗浄処理装置を例として具体的に説明することとする。
【0018】
図1は洗浄処理装置1の斜視図であり、図2はその平面図である。図1および図2に示されるように、洗浄処理装置1は、ウエハWを収納可能な容器であるキャリアCの搬入出が行われるイン・アウトポート(容器搬入出部)2と、ウエハWに対して洗浄処理を実施する洗浄処理ユニット(洗浄処理室)3と、洗浄処理ユニット3の下方に洗浄処理ユニット3と隔離して設けられたウエハ受渡部9(図1・2に図示せず、後に参照する図3参照)と、ウエハ受渡部9とイン・アウトポート2との間に設けられ、ウエハ受渡部9に対してキャリアCの搬入出を行うキャリア中継部4を備えている。
【0019】
また、洗浄処理装置1は、キャリアCを洗浄するキャリア洗浄ユニット5と、複数のキャリアCをストックするキャリアストックユニット6と、電源ユニット7と、洗浄処理ユニット3へ送液する所定の処理液を貯蔵したケミカルタンクボックス8を備えている。
【0020】
イン・アウトポート2は、4個のキャリアCを載置可能な載置台10と、キャリアCの配列方向に沿って形成された搬送路11に沿って移動可能であり、載置台10のキャリアCをキャリア中継部4に搬送し、逆にキャリア中継部4に載置されたキャリアCを載置台10に搬送する第1キャリア搬送機構12を有している。キャリアC内には、例えば26枚のウエハWが収納可能となっており、キャリアCはウエハWの面が鉛直に配列されるようにして載置台10上に載置されている。
【0021】
キャリア洗浄ユニット5はキャリア洗浄槽16を有しており、ウエハ受渡部9においてウエハWが取り出されて空になったキャリアCが第1キャリア搬送機構12および後述する第2キャリア搬送機構17を用いて搬送され、洗浄されるようになっている。
【0022】
また、キャリアストックユニット6は、洗浄前のウエハWが収納されたキャリアCや洗浄前のウエハWが取り出されて空になったキャリアCを一時的に待機させたり、洗浄後のウエハWを収納するための空のキャリアCを予め待機させるためのものであり、上下方向に複数のキャリアCがストック可能となっている。キャリアストックユニット6は、キャリアストックユニット6内の所定のキャリアCを載置台10に載置したり、その中の所定の位置にキャリアCをストックしたりするためのキャリア移動機構を内蔵している。
【0023】
次に、キャリア中継部4、ウエハ受渡部9、洗浄処理ユニット3について、図1・2に加え、図3〜図5を参照しながら説明する。ここで、洗浄処理ユニット3に配設される処理チャンバ26としては、外側チャンバ26aと外側チャンバ26a内に収納可能な内側チャンバ26bからなる二重構造チャンバを例として用いることとする。
【0024】
図3はキャリア中継部4、ウエハ受渡部9、洗浄処理ユニット3の配置構成を示す断面図、図4および図5は洗浄処理ユニット3に配設された処理チャンバ26の構成を示す断面図であり、図4は内側チャンバ26bを外側チャンバ26aの外部に出した状態(このような状態における内側チャンバ26bの位置を「退避位置」ということとする)、図5は外側チャンバ26aの内部に内側チャンバ26bを配置した状態(このような状態における内側チャンバ26bの位置を「処理位置」ということとする)を示しており、図3では外側チャンバ26aと内側チャンバ26bの両方が退避位置にある状態が示されている。
【0025】
キャリア中継部4にはステージ13が設けられており、ステージ13上に第2キャリア搬送機構17が配設されている。第2キャリア搬送機構17は、キャリアCを載置・保持可能であって、図示しない伸縮機構によってウエハ受渡部9との間で進退可能であるアーム17aを有しており、アーム17aには、後述するウエハ保持部材41とウエハ保持部材41を支持する支持棒42が貫通できるように、中央部に図示しない孔部が形成されている。
【0026】
また、キャリア搬送機構17は、アーム17aに載置されたキャリアCの向きを180°変えることが可能な図示しない反転機構を有している。この反転機構は、載置台10上のキャリアCを第1キャリア搬送機構12のキャリア搬送アームを回転させてアーム17a上に載置したときには、アーム17a上のキャリアCの向きは載置台10上に載置されていた向きとは逆向きとなるため、キャリアCの向きを戻すために用いられる。また、この反転機構は逆にアーム17aから載置台10へキャリアCを戻す際にも同様に使用される。
【0027】
キャリア中継部4とウエハ受渡部9との間には仕切壁14が設けられており、仕切壁14には、キャリアCおよびアーム17aを搬入出するためにキャリアCおよびアーム17aが通過可能なキャリア搬送口14aが形成され、キャリア搬送口14aは、キャリア中継部4側において蓋体15により開閉可能となっている。蓋体15は、図3中に示した矢印S1で示すように水平方向と鉛直方向に移動可能となっており、蓋体15を水平方向で移動させる図示しないエアーシリンダ等の移動/押付機構によってシール材18を介して仕切壁14に密着させることで、キャリア搬送口14aを密閉閉塞することが可能となっている。
【0028】
ウエハ受渡部9には、ウエハWを保持するウエハ保持部材41と、鉛直に配置されウエハ保持部材41を支持する支持棒42と、支持棒42を介してウエハ保持部材41を昇降する図示しない昇降駆動機構とを有するウエハ受渡機構40が配設されている。
【0029】
例えば、キャリア中継部4から洗浄処理ユニット3へのウエハWの搬送は、次のようにして行われる。まず、キャリア搬送口14aを開口してウエハWが収納されたキャリアCを保持したアーム17aをウエハ受渡部9の所定位置まで挿入し、この状態においてウエハ保持部材41を上昇させてキャリアC内のウエハWをウエハ保持部材41に保持させた後、後述するウエハ搬送口19aを開口して、さらにウエハ保持部材41を洗浄処理ユニット3まで押し上げ、処理チャンバ26内に収納されたウエハWの保持手段たるロータ24にウエハWを移し替える。次に、ウエハ保持部材41を降下させてウエハ搬送口19aを閉口し、ウエハ保持部材41がアーム17aよりも下方に移動したことを確認した後に、アーム17aを縮ませてキャリア中継部4に戻し、しかる後にキャリア搬送口14aを閉口する。
【0030】
なお、ウエハWを保持したウエハ保持部材41を昇降させる際には、ラインセンサ44が、ウエハWの枚数の過不足や破損、垂直に保持されずに斜めに保持されている等のウエハWの状態を監視し、異常がある場合には処理を中断し、または警報を発するようになっている。
【0031】
洗浄処理ユニット3とウエハ受渡部9との間には仕切壁19が設けられており、仕切壁19にはウエハWおよびウエハ保持部材41が通過可能なようにウエハ搬送口19aが形成されている。ウエハ搬送口19aは、図3中に示した矢印S2で示されるように水平方向と鉛直方向に移動可能な蓋体21により開閉可能となっている。蓋体21は、図3中に示した矢印S2で示すように水平方向と鉛直方向に移動可能となっており、蓋体21を鉛直方向で移動させる図示しなエアーシリンダ等の移動/押付機構によってシール材22を介して仕切壁19に密着させることで、ウエハ搬送口19aを密閉閉塞することが可能となっている。
【0032】
ところで、上述したように、ウエハ受渡部9は洗浄処理ユニット3の下方に設けられ、ウエハWは洗浄処理ユニット3とウエハ受渡部9との間を上下方向に移動する構造となっているが、ウエハWの移動方向に制限はなく、例えば、側面(横)方向等からウエハWが洗浄処理ユニット3内に搬入され、また洗浄処理ユニット3から搬出されるように構成してもよい。
【0033】
次に、洗浄処理ユニット3について説明する。洗浄処理ユニット3は、例えば、ウエハWのエッチング処理後にレジストマスク、エッチング残渣であるポリマー層等の除去、洗浄を行うために用いられる。洗浄処理ユニット3の外壁の1つである仕切壁25には孔部25aが形成されており、孔部25aを貫通するようにして回転軸23aが水平に配設されている。
【0034】
この回転軸23aには、洗浄処理ユニット3内においてロータ24が取り付けられ、また、洗浄処理ユニット3外においてモータ23が取り付けられており、モータ23の回転駆動によりロータ24を回転させることが可能となっている。なお、例えば、モータ23はモータ固定治具23bを用いて仕切壁25に固定することができる。
【0035】
回転軸23aは、また、円筒状の支持筒32に囲繞されて支持されており、支持筒32は第2垂直壁34に取り付けられている。支持筒32と回転軸23aとの間にはベアリング28が設けられ、また、第2垂直壁34と支持筒32の先端部はラビリンスシール29によりシールされており、回転軸23aの回転によって回転軸23aと支持筒32との間隙で生ずるパーティクル等がロータ24側へ拡散しない構造となっている。
【0036】
支持筒32のモータ23側には、内側チャンバ26bを係止する係止部材33が設けられており、係止部材33は仕切壁25に固定されている。こうして、モータ23は洗浄処理ユニット3の室内とは隔離されて配置されることとなり、モータ23において発生するパーティクル等は洗浄処理ユニット3内に侵入することが防止され、これにより洗浄処理ユニット3の汚染が抑制される。
【0037】
このように、洗浄処理ユニット3内が汚染され難い構造とすることで、洗浄処理ユニット3内の清掃やメンテナンスの負荷を低減することが可能となる。また、モータ23は処理チャンバ26から処理液が漏洩した場合にも処理液の影響を受けず、使用寿命を長く保つことが可能となる。
【0038】
ロータ24は、円盤70a・70b間に係止部材71a・71b・72a・72bが配設され、ウエハ保持部材73a・73bによって、鉛直にされた複数(例えば26枚)のウエハWを水平方向に配列した状態で、その内部に保持可能な構造を有している。円盤70bは、例えば、回転軸23aに4本のネジ76を用いて取り付けられており、モータ23を回転させると、回転軸23aを介してロータ24が内部に保持されたウエハWとともに回転するようになっている。また、係止部材71a・71b・72a・72bは、例えば、ネジ74a・74bを用いて円盤70a・70bと固定することができるようになっている。なお、図4および図5において、係止部材71b・72bはそれぞれ係止部材71a・72aの背面に位置し、また、ウエハ保持部材73bはウエハ保持部材73aの背面に位置している。
【0039】
ロータ24を囲繞するように設けられた外側チャンバ26aは、筒状体61aと筒状体61aの端面に配設されたリング部材62a・62bを構成部材として有しており、筒状体61aはリング部材62a側の外径がリング部材62b側の外径よりも大きくなるように構成されている。外側チャンバ26aは、図3に示した退避位置と図4に示した処理位置との間をスライド自在に配設されている。
【0040】
一方、内側チャンバ26bは、筒状体61aよりも外径が短い略円筒状の筒状体61bと筒状体61bの端面に配設されたリング部材67a・67bを構成部材に有しており、図3・図4に示した退避位置と図5に示した処理位置との間をスライド自在に構成されている。ウエハWの搬入出時には、外側チャンバ26aと内側チャンバ26bは、ともに図3に示すように退避位置に位置される。
【0041】
なお、外側チャンバ26aが退避位置にあるときには、通常、内側チャンバ26bが処理位置にあることはなく、退避位置にあるように制御される。これは外側チャンバ26aと内側チャンバ26bを保持してスライドさせるスライド機構の構成と、内側チャンバ26bの下部に配設された排液管65cの存在により、干渉が生ずること等の理由による。
【0042】
図4に示すように外側チャンバ26aが処理位置にあるときには、第1垂直壁31の構成部材の1つであって洗浄処理ユニット3の外壁またはフレーム等に連結・固定して設けられた枠部材31bとリング部材62aとの間がシール材63aを介してシールされ、また、リング部材62bとリング部材67aとの間がシール材63bを介してシールされた状態となる。なお、シール材63aは枠部材31bに配設され、シール材63bはリング部材62bに配設されている。
【0043】
図4に示すように内側チャンバ26bが退避位置にあるときには、リング部材67aと第2垂直壁34の端面との間がシール材68aを介してシールされ、かつ、リング部材67aとリング部材62bとの間がシール材63bを介してシールされる。また、リング部材67bと係止部材33との間がシール材68bを介してシールされた状態となる。そして、内側チャンバ26bを処理位置に移動させた場合には図5に示すように、リング部材67aと第1垂直壁31を構成する部材の1つである蓋体31aにおいて水平に形成された部分との間がシール材68aを介してシールされ、リング部材67bと第2垂直壁34の端面との間がシール材68bを介してシールされ、かつ、リング部材67bとリング部材62bとの間がシール材63bを介してシールされた状態となる。なお、シール材68aはリング部材67aに配設され、シール材68bはリング部材67bに配設されている。
【0044】
このように、シール材63a・63b・68a・68bを介してリング部材62b等が配置されている部分はシール構造を有することから、図4に示すように、外側チャンバ26aが処理位置にあり、内側チャンバ26bが退避位置にある場合には、第1垂直壁31、第2垂直壁34、筒状体61a・リング部材62a・62b・67aによって、密閉された処理空間51が形成される。また、図5に示すように、外側チャンバ26aと内側チャンバ26bがともに処理位置にある場合には、蓋体31a、第2垂直壁34、筒状体61b、リング部材67a・67bによって、密閉された処理空間52が形成される。
【0045】
筒状体61aの上部には、水平方向に配設された多数の処理液吐出口53を有する処理液吐出ノズル54が、ノズルケース57に収納された状態で取り付けられており、処理液吐出ノズル54には、ケミカルタンクボックス8等の処理液供給源から純水やIPA、各種薬液といった処理液やN2ガス等の乾燥ガスが供給されて、処理液吐出口53からロータ24に保持されたウエハWに向かって吐出することができるようになっている。
【0046】
また、筒状体61bの上部には、水平方向に配設された多数の処理液吐出口55を有する処理液吐出ノズル56がノズルケース58に収納された状態で取り付けられており、処理液吐出ノズル56には、ケミカルタンクボックス8等の処理液供給源から各種薬液、純水、IPAといった処理液が供給され、処理液吐出口55からロータ24に保持されたウエハWに向かって吐出可能となっている。これら処理液吐出ノズル54・56は、図3〜図5では、各1本のみ示されているが、それぞれを複数配設することも可能であり、また、必ずしも筒状体61a・61bの真上に設けなければならないものでもない。
【0047】
筒状体61aの底部は、第1垂直壁31側が低くなるように斜面状に形成されており、外側チャンバ26aによる処理空間51において液処理を行う際に、処理液吐出ノズル54から処理空間51内に吐出された各種の処理液は、枠部材31bの下部に形成された孔部65aとこの孔部65aに連通して設けられた排液管65bを通して外部へ排出されるようになっている。
【0048】
筒状体61aの下方には、外側チャンバ26aを処理位置と退避位置との間でスライドさせるときに、外側チャンバ26a内から液垂れが生じた場合にも、この液を捕集することができる液受け64a・64bが設けられており、これにより、液垂れした処理液によって洗浄処理ユニット3内が汚染されることが防止される。外側チャンバ26a内からの液垂れは高さの低いリング部材62a側で生ずることから、リング部材62aの下方で液受け64aに捕集された処理液は液受け64bに流れてドレインから排出される構造となっており、液受け64aからの処理液の排出口(図4において、液受け64aの右端)は、外側チャンバ26aのスライド可能な範囲で常に液受け64b上に位置するようになっている。
【0049】
一方、筒状体61bの下部には、底面を傾斜させた溝部69が筒状体61bから突出する形で形成されており、溝部69の下側がリング部材67bの下部に形成された排液口66と連通し、さらに排液口66には排液管65cが接続されている。こうして、内側チャンバ26bによる処理空間52での液処理において、処理液吐出ノズル56から吐出された各種の処理液は、溝部69から排液口66を通って排液管65cに流れ込み、排出されるようになっている。
【0050】
蓋体31aには2カ所に洗浄液吐出ノズル79aが設けられており、円盤70aにおいて蓋体31aに対向している面に所定の洗浄液を吐出して、洗浄処理を行うことができるようになっている。また、第2垂直壁34には、円盤70bにおいて第2垂直壁34に対向している面の洗浄を行うための洗浄液吐出ノズル79bが2カ所に設けられている。これらの洗浄液吐出ノズル79a・79bから吐出された洗浄液は、形成されている処理空間51・52に応じて、排液管65b・65cのいずれか一方から排出される。
【0051】
なお、蓋体31aに設けられた洗浄液吐出ノズル79aには、図示しない洗浄液供給管を簡便に脱着することができ、また、洗浄液吐出ノズル79aにも図示しない処理液供給管またはガス供給管を簡便に脱着することができる構造としておくと、蓋体31aの開閉作業を容易に行うことができ、好ましい。
【0052】
また、洗浄液吐出ノズル79a・79bは、処理空間51・52へ雰囲気調整ガス、例えば、N2ガスやアルゴン(Ar)ガス、二酸化炭素(CO2)ガス、酸素(O2)ガス等の種々のガスを供給する目的にも用いることができるようになっている。後述するように、こうして処理空間51・52に供給された雰囲気調整ガスは、蓋体31aに配設されたガス排気機構80を用いて行われる。
【0053】
続いて、外側チャンバ26aを例として、そのスライド機構について図6を参照しながら説明する。図6(a)はスライド機構90と外側チャンバ26aを示した正面図、図6(b)はその平面図である。スライド機構90は、長手方向に延在する凸部93aが形成されているガイド93、エアーシリンダ等の直線駆動機構94、凸部93aと嵌合するように凹部92aが形成されており、直線駆動機構94と連結されてガイド93の長手方向に沿って移動する連結治具92を有している。ガイド93の長手方向端部は、例えば、洗浄処理ユニット3を形成するフレーム等に固定することができる。
【0054】
また、直線駆動機構94から発生するパーティクル等の拡散を防止するために、直線駆動機構94にはシール構造を有するカバー95aが取り付けられており、凹部92aと凸部93aとの嵌合部から発生するパーティクル等の拡散を防止するために、シール材95bがガイド93に取り付けられている。
【0055】
筒状体61aには筒状体保持治具91が固定されており、筒状体保持治具91はネジ91aによって連結治具92に固定されている。こうして、直線駆動機構94を駆動させることによって外側チャンバ26aをガイド93の長手方向にスライドさせることができる。ガイド93の一方にはストッパ96a・96bが設けられており、ストッパ96aは連結治具92に当接して外側チャンバ26aを処理位置で位置決めし、ストッパ96bは連結治具92に設けられた当接部92bと当接して外側チャンバ26aを退避位置で位置決めする。
【0056】
なお、筒状体保持治具91と連結治具92との連結をネジ91aを用いた簡便な構造とすることにより、外側チャンバ26aを容易に連結治具92から取り外すことが可能となる。筒状体保持治具91と連結治具92との連結は、ネジ91aに代えて、例えば、ピンや嵌め合い等によっても行うことができる。また、内側チャンバ26bのスライド機構も、ガイドを外側チャンバ26aと内側チャンバ26bとの間隙部に設ける等して、外側チャンバ26aのスライド機構90と同様に構成することができる。
【0057】
次に、第1垂直壁31の構造について、図4・図5に加え、図7に示す第1垂直壁31をキャリア中継部4側から見た斜視図を参照しながら詳細に説明する。第1垂直壁31は、蓋体31aと枠部材31bから構成され、蓋体31aにはガス排気機構80が配設されている。
【0058】
洗浄処理ユニット3を形成するフレームの一部であるフレーム75aと蓋体31aとを連結するように配設されたヒンジ機構85を用いて、蓋体31aは枠部材31bに形成された窓部31cを開閉することができるようになっており、窓部31cの近傍では蓋体31aを所定距離だけ水平方向に移動することが可能であるとともに、ヒンジ機構85を中心とした回転駆動により、窓部31cが全開した状態(図3〜図5において、各図左側から右側を見た場合に蓋体31aが窓部31cを遮ることなく窓部31c全体が開口して見える状態)となる位置に退避させることが可能となっている。
【0059】
また、蓋体31aは、フレーム75aと対向するように設けられたフレーム75bに設けられた回転自在な固定治具78を用い、ボルト78aにより蓋体31aを枠部材31bに締め付けることで、蓋体31aを枠部材31bに固定して、窓部31cを密閉閉塞することができるようになっている。そして、数カ所において(図7では4カ所)ボルト77を用いてより確実に蓋体31aを枠部材31bに固定することができるようになっている。
【0060】
蓋体31aに配設されたガス排気機構80は、図4・図5に示される「排気1」および「排気2」の2系統のガス排気ラインを備えており、それぞれ処理空間51・52の雰囲気や使用薬液の種類によって使い分けられる。排気されるガスは処理空間51・52からパイプ部材83・84を通り、所定のガス排気ラインから排出されることとなるが、パイプ部材83が配設されたパイプ保持部材81は、蓋体31aにパイプ保持部材81を固定しているピン82を抜くことで、容易に蓋体31aから離隔することができ、このため、パイプ部材83とパイプ部材84とはシール性を保ちながらも脱着が容易な構造となっている。
【0061】
こうして、窓部31cの開閉のために蓋体31aを移動させなければならない場合に、ガス排気機構80の配管等が蓋体31aの移動作業の妨げにならないように、簡単にガス排気機構80を取り外して退避させることが可能となり、蓋体31aの移動を容易に行うことが可能となる。なお、逆に、パイプ保持部材81は容易に窓部31cを密閉閉塞した蓋体31aの所定位置に取り付けることが可能である。
【0062】
続いて、洗浄処理ユニット3に配設されたその他の装置について説明する。洗浄処理ユニット3内には、内部での火災の発生を検知する火災センサ50が配設されており、火災センサ50が火災を検知すると図示しない消火機構から消火薬剤または消火ガスが噴射されるようになっている。このような火災は、例えば、IPA等の可燃性溶媒を用いた処理中に回転しているウエハWが破損等して周囲に飛散し、損傷を与えた場合等に発生するおそれがある。前述したように、ウエハ搬送口19aは蓋体21を用いて密閉することができることから、洗浄処理ユニット3内での事故の影響は、他のユニットに及び難い構造となっている。
【0063】
また、洗浄処理ユニット3の上部にはフィルターファンユニット(FFU)20が配設されており、清浄な空気が洗浄処理ユニット3内に送風される。また、仕切壁25に設けられた排気口27から排気されるようになっている。ここで、前述したように、ウエハ搬送口19aは蓋体21により密閉され、仕切壁25を貫通して配設された回転軸23aと仕切壁25との間は密閉シールされていることから、洗浄処理ユニット3内の排気は、排気口27からのみ行うことができるようになっており、これにより洗浄処理ユニット3内の雰囲気調整を容易に行うことができるようになっている。
【0064】
次に、洗浄処理ユニット3に配設された処理チャンバ26やロータ24へのアクセス方法について説明する。図2中の矢印A1で示したキャリア中継部4の側壁パネルは脱着可能となっており、作業員や作業機械、清掃機械等は、容易にキャリア中継部4の内部にアクセスできるようになっている。そして、キャリア中継部4と洗浄処理ユニット3とを仕切る側壁パネル14bもまた脱着可能となっていることから、側壁パネル14bを取り外すことにより、キャリア中継部4側(洗浄処理ユニット3の前面側)から洗浄処理ユニット3の内部にアクセスが可能となる。
【0065】
側壁パネル14bを取り外した状態では、蓋体31aを移動させて窓部31cを開口させた状態とすることが可能となり、これによって、窓部31cからロータ24の円盤70aにアクセスし、例えば、ネジ74aの取り付け、取り外しを行うことが容易に可能となる。さらに、後述するように処理チャンバ26の側面からのアクセスによってロータ24の取り外しが容易であることから、ロータ24を取り外した状態で外側チャンバ26aを処理位置に配置すると、窓部31cを通して外側チャンバ26a内部に容易にアクセスして、内部のメンテナンスを容易に行うことができる。もちろん、内側チャンバ26bを処理位置に配置した場合も同様に、窓部31cを通して内部のメンテナンスを容易に行うことが可能である。
【0066】
洗浄処理装置1では、前述した処理チャンバ26の前面からのアクセスに加えて、図2に矢印A2に示した洗浄処理ユニット3の側壁パネルも脱着可能となっていることから、この側壁パネルを取り外すことによって、洗浄処理ユニット3の側面方向から容易に洗浄処理ユニット3の内部へアクセスすることが可能となっている。なお、この側壁パネルを取り外すことによって、側面方向からウエハ受渡機構40にも容易にアクセスすることが可能である。
【0067】
例えば、前述したように、ロータ24はネジ76を用いて回転軸23aに固定されていることから、ロータ24の回転軸23aへの取り付け、回転軸23aからの取り外しは、外側チャンバ26a・内側チャンバ26bを退避位置に移動させて、洗浄処理ユニット3の側面からネジ76にアクセスすることで、容易に行うことができる。
【0068】
また、ウエハ受渡機構40へもアクセスが可能であることから、ウエハ保持部材41とロータ24との間でのウエハWの受渡位置の調整等も、側面方向から容易に行うことが可能であり、外側チャンバ26a・内側チャンバ26bの取り付け、取り外しや、外側チャンバ26a・内側チャンバ26bの外周面に配設された図3〜図5には図示していない各種の配管部材へのアクセスも、この側面方向から行うことが可能である。もちろん、これらの作業は、前述した洗浄処理ユニット3の前面方向からのアクセスによって、より容易に行うことができる。
【0069】
このように、洗浄処理装置1は、洗浄処理ユニット3の前面と側面の2方向から洗浄処理ユニット3の内部へアクセスが容易な構造となっているために、一方からのアクセスでは作業が行えない場合と比較すると、メンテナンス性に特に優れた構造を有している。そして、洗浄処理ユニット3内での作業内容によって適宜好適なアクセス方向を選択することができるため、作業を効率よく進めることが可能である。さらに、こうして各種メンテナンスを行う場合には、細部にわたって丁寧な処理が可能となる。このような良好なメンテナンス性は、スライド式の処理チャンバ26を用いることでより高められる。
【0070】
なお、洗浄処理装置1は、複数の処理ユニットの組合せにより構成されていることから、例えば、洗浄処理ユニット3に隣接する電源ユニット7やケミカルタンクボックス8を移動させて、これらとの境界を構成している洗浄処理ユニット3の側壁パネルを取り外すことによっても、洗浄処理ユニット3の内部にアクセスすることが可能である。
【0071】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明が上記実施の形態に限定されるものでないことはいうまでもなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、外側チャンバ26aおよび内側チャンバ26bの2つの処理チャンバによって処理を行う場合について説明したが、チャンバは3つ以上あってもよいし、1つでもよい。また、外側チャンバ26aおよび内側チャンバ26bは、いずれを洗浄に、いずれを乾燥に用いても構わず、洗浄と乾燥の両方を連続して行う用途にも用いることができる。さらに、上記実施の形態では本発明を洗浄処理に適用した場合について示したが、これに限らず、所定の塗布液を塗布する塗布処理等の他の液処理、または液処理以外の処理、例えばCVD処理やエッチング処理等に適用することも可能である。さらにまた、半導体ウエハに適用した場合について示したが、これに限らず、液晶表示装置(LCD)用基板等、他の基板の処理にも適用することができる。
【0072】
【発明の効果】
上述の通り、本発明の液処理装置においては、作業員等は2方向から液処理室内にアクセスできるため、液処理室内での各種メンテナンスの作業性が向上して作業時間を短縮することが可能となるという効果が得られ、このような作業性の向上は、スライド式の処理チャンバを用いることで、より高められる。また、液処理室内の狭いスペースにおいて部品交換等を行わなければならない場合でも、2方向からのアクセスによりその作業を容易に行うことができるようになることから、作業のし難さから生ずる作業員の怪我や機械の損傷の発生が防止されるという効果を奏する。さらに、液処理室内での処理液の漏洩や破損事故の発生後の処置、定期的なメンテナンス等において、奥部や細部の処置を丁寧に行うことができるようになるため、液処理室内の環境を良好に保持することが可能となり、これにより、例えば、被処理体へのパーティクルの付着量が低減される等、被処理体の品質を高く保持することが可能となるという効果を奏する。なお、本発明の液処理装置においては液処理室に2方向からアクセス可能であるが、液処理装置のフットプリントを大きくするものではないという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液処理装置の一実施形態である洗浄処理装置の外観を示す斜視図。
【図2】図1記載の洗浄処理装置の平面図。
【図3】図1記載の洗浄処理装置におけるキャリア中継部、ウエハ受渡部、洗浄処理ユニットの構成を示す断面図。
【図4】図3に示した洗浄処理ユニットに配設された処理チャンバの断面図。
【図5】図3に示した洗浄処理ユニットに配設された処理チャンバの別の断面図。
【図6】処理チャンバを構成する外側チャンバのスライド機構を示す正面図(a)および断面図(b)。
【図7】処理チャンバを構成する蓋体を示す斜視図。
【符号の説明】
1;洗浄処理装置
2;イン・アウトポート
3;洗浄処理ユニット
4;キャリア中継部
9;ウエハ受渡部
14;仕切壁
14b;側壁パネル
24;ロータ
26a;外側チャンバ
26b;内側チャンバ
31a;蓋体
54・56;処理液吐出ノズル
90;スライド機構
W;半導体ウエハ(基板)
C;キャリア(収納容器)

Claims (17)

  1. 側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられ、被処理体を回転可能に保持する保持手段と、
    保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、
    前記ケーシング内に設けられ、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に対して液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、
    前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、を具備し、
    前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
    前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置。
  2. 側面および前面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられ、被処理体を回転可能に保持する保持手段と、
    保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、
    前記ケーシング内に設けられ、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に対して液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、
    前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、
    前記処理チャンバの前面を開閉可能な蓋体と、を具備し、
    前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
    前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となり、前記蓋体を開いた状態で前記ケーシングの前面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置。
  3. 被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、を有する液処理部と、
    前記液処理部を収容し、側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
    前記被処理体を収納可能な容器の搬入出を行う容器搬入出部と、
    前記容器搬入出部と前記液処理部との間で被処理体を搬送する搬送機構と、
    前記容器搬入出部と前記液処理部とを仕切る壁部と、を具備し、
    前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
    前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置。
  4. 側面および前面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられ、被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、前記ケーシング内に設けられ、前記保持手段を囲繞してその中で液処理を行う筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバの前面を開閉可能な蓋体と、を有する液処理部と、
    前記被処理体を収納可能な容器の搬入出を行う容器搬入出部と、
    前記容器搬入出部と前記液処理部との間で被処理体を搬送する搬送機構と、
    前記容器搬入出部と前記液処理部との間を仕切る脱着可能な仕切り用側壁パネルと、を具備し、
    前記液処理へは、前記ケーシングの側面から、および前記脱着可能な仕切り用側壁パネルを取り外し、かつ前記蓋体を開いた状態で前記容器搬入出部からアクセス可能であることを特徴とする液処理装置。
  5. 前記処理チャンバをガイドに沿ってスライドさせるスライド機構をさらに具備し、前記処理チャンバは、前記ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能であり、前記処理チャンバを退避位置に位置させることにより前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする請求項に記載の液処理装置。
  6. 前記処理チャンバは外側チャンバと内側チャンバからなる二重構造を有することを特徴とする請求項1から請求項3、および請求項5のいずれか1項に記載の液処理装置。
  7. 前記ケーシングは側壁パネルを有し、その少なくとも1枚は脱着可能であり、
    前記側壁パネルを取り外すことにより、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセスが可能となることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の液処理装置。
  8. 被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体の液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、を有する液処理部と、
    前記液処理部を収容し、側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
    前記液処理部の下方に設けられ、上下方向の駆動により前記保持手段との間で被処理体の受渡を行う被処理体受渡機構が配設された被処理体受渡部と、を具備し、
    前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
    前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置。
  9. 被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、前記処理チャンバの前面を開閉可能な蓋体と、を有する液処理部と、
    前記液処理部を収容し、側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
    前記液処理部の下方に設けられ、上下方向の駆動により前記保持手段との間で被処理体の受渡を行う被処理体受渡機構が配設された被処理体受渡部と、を具備し、
    前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
    前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となり、前記蓋体を開いた状態で前記ケーシングの前面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置。
  10. 被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で被処理体に液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、を有する液処理部と、
    側面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
    前記液処理部の下方に設けられ、上下方向の駆動により前記保持手段との間で被処理体の受渡を行う被処理体受渡機構が配設された被処理体受渡部と、
    被処理体を収納可能な容器の搬入出を行う容器搬入出部と、
    前記被処理体受渡部と前記容器搬入出部との間に位置し、前記容器の載置が可能であり、かつ前記被処理体受渡部との間で前記容器の受渡を行う第1容器搬送機構が配設された容器中継部と、
    前記容器中継部と前記容器搬入出部との間で容器の搬送を行う第2容器搬送機構と、を具備し、
    前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
    前記処理チャンバを前記退避位置に位置させた状態で、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセス可能となることを特徴とする液処理装置。
  11. 前記処理チャンバは外側チャンバと内側チャンバからなる二重構造を有することを特徴とする請求項から請求項10のいずれか1項に記載の液処理装置。
  12. 前記処理チャンバの側面に対向する脱着可能な側壁パネルを有し、前記液処理部が配設されるケーシングを具備し、
    前記液処理部へ少なくとも前記脱着可能な側壁パネル方向からアクセス可能であることを特徴とする請求項から請求項11のいずれか1項に記載の液処理装置。
  13. 前記ケーシングは側壁パネルを有し、その少なくとも1枚は脱着可能であり、
    前記側壁パネルを取り外すことにより、前記ケーシングの側面から前記保持手段へアクセスが可能となることを特徴とする請求項から請求項12のいずれか1項に記載の液処理装置。
  14. 被処理体を回転可能に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された被処理体に処理液を供給する処理液吐出ノズルと、ガイドに沿って、前記保持手段を囲繞してその中で液処理を行う処理位置と前記保持手段から退避した退避位置との間でスライド可能な筒状の処理チャンバと、前記処理チャンバを前記ガイドに沿ってスライドさせるスライド機構と、前記処理チャンバの前面を開閉可能な蓋体と、を有する液処理部と、
    側面および前面から内部にアクセス可能に構成されたケーシングと、
    前記液処理部の下方に設けられ、上下方向の駆動により前記液処理部との間で前記被処理体の受渡を行う被処理体受渡機構が配設された被処理体受渡部と、
    前記被処理体を収納可能な容器の搬入出を行う容器搬入出部と、
    前記被処理体受渡部と前記容器搬入出部との間に位置し、前記被処理体受渡部との間で容器の受渡を行う第1容器搬送機構が配設された容器中継部と、
    前記容器中継部と前記容器搬入出部との間で容器の搬送を行う第2容器搬送機構と、を具備し、
    前記ケーシングは、
    前記処理チャンバの側面に対向する脱着可能な第1側壁パネルと、
    前記液処理部と前記容器搬入出部とを仕切る脱着可能な第2側壁パネルと、を有し、
    前記処理チャンバを前記処理位置に位置させた状態で、被処理体を回転させながら被処理体に処理液を供給して液処理を行い、
    前記液処理部へは、前記第1側壁パネルを取り外して前記ケーシングの側面からアクセス可能であり、また前記第2側壁パネルを取り外し、前記蓋体を開いて前記ケーシングの前面からアクセス可能であることを特徴とする液処理装置。
  15. 前記第2側壁パネルを取り外した状態においては、
    前記処理チャンバの前面を開閉する蓋体が、ヒンジ機構を用いた回転移動によって、前記第2側壁パネルの壁面に垂直な方向からの矢視において前記処理チャンバの前面が全開するように退避可能であることを特徴とする請求項14に記載の液処理装置。
  16. 前記保持手段を回転させる回転駆動機構が前記ケーシングの外部に配設され、前記保持手段と前記回転駆動機構を連結する回転軸が前記ケーシングの1側面を貫通して配設されていることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の液処理装置。
  17. 前記スライド機構と前記処理チャンバとは、ネジ止めもしくはピン止めまたは嵌め合いにより連結され、前記処理チャンバの脱着が容易となっていることを特徴とする請求項1から請求項3、および請求項5から請求項16のいずれか1項に記載の液処理装置。
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