JP3762561B2 - スイッチ、並びにスイッチの取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、音響機器等に使用されるスイッチ、並びにスイッチの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチ、並びにスイッチの取付構造を図13〜図15に基づいて説明すると、箱形のハウジング51は、絶縁材である合成樹脂の成型品からなり、このハウジング51には、第1と第2の端子板52、53が埋設されている。
そして、第1、第2の端子板52、53は、図15に示すように、幅B3を有する金属板のフープ材F2から、それぞれ接点部52a、53aと、端子部52b、53bとを打ち抜きして形成すると共に、端子部52b、53bの端部近傍に設けられたく字状の掛け止め部52c、53cを形成して構成されている。
また、第1、第2の端子板52、53は、接点部52a、53aをハウジング51の凹部51a内で露出させ、端子部52b、53bをハウジング51の両側面部51bから突出させた状態で、ハウジング51に埋設されて取り付けられ、そして、図13、図14に示すように、端子部52b、53bを側面部51bに沿って折り曲げして形成され、図15に示すように、端子部52b、53bは、ハウジング51の下面部51cの幅B4からはみ出た状態となっている。
【0003】
また、ハウジング51の正面部51dには、操作部54が取付板55によって移動可能に取り付けられている。
なお、ここでは図示していないが、ハウジング51の凹部51a内には、円形皿状の可動接点が配設されていて、この可動接点は、常時、第1の端子板52の接点部52aに接触し、そして、操作部54を押圧した時、操作部54が可動接点のセンター部を押圧して、可動接点のセンター部を反転させる。
これによって、センター部を第2の端子板53の接点部53aに接触させて、第1と第2の端子板52、53間をON状態とし、また、操作部54の押圧を解除すると、可動接点が自己復帰して、接点部53aから離れ、第1と第2の端子板52、53間をOFF状態にするようになっている。
【0004】
また、このような構成を有するスイッチの取付は、図13、図14に示すように、第1、第2の端子板52、53の端子部52b、53を、プリント基板56に孔56aに挿通して、ハウジング51の下面部51cをプリント基板56上に載置する。
すると、く字状の掛け止め部52c、53cが孔56aから抜き出て、孔56aの角部に掛け止めされて、スイッチがプリント基板56に係止された状態となる。
この時、掛け止め部52c、53cは、第1、第2の端子板52、53の板面方向に対して直角方向に形成されているため、端子部52b、53bの挿入時における撓み性が良好になるが、その反面、係止状態での係止強度が弱いものである。
【0005】
次に、スイッチを係止した状態で、プリント基板56を半田付装置に搬送して、スイッチの端子部52b、53bを、プリント基板56の下面に設けた導電パターン(図示せず)に半田付する。
この半田付時、フラックスが孔56aや端子部52b、53bを通ってスイッチのハウジング51にまで上がって来て、フラックスが操作部54の操作を悪くするため、スイッチには、予め、フラックス上がり防止剤が塗布されたものとなっている。
特に、半田付時に発生するガスにより、フラックス上がりが一層助長されることからフラックス上がり防止剤の使用が不可欠となっている。
更に、このガスの圧力により、掛け止め部52c、53cによる係止部分が僅かに持ち上げられた状態で、端子部52b、53bが半田付けされた好ましくない事態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスイッチは、フラックス上がり防止剤を塗布する必要があり、このため、フラックス上がり防止剤を塗布する作業が面倒であるばかりか、その作業により、コスト高になるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、絶縁材の成型品からなる略直方体状のハウジングと、このハウジングの正面部に取り付けられた操作部と、前記ハウジングに埋設されて取り付けられ、前記ハウジングの下面部から前記ハウジング外に突出した端子板とを備え、前記ハウジングの側面部には、該側面部の後面部側を、前記正面部側より凹ませて前記端子板の面と面一に形成された上下方向の段差部によって構成した前記下面部に至るフラックス誘導手段を設けた構成とした。
【0008】
また、第2の解決手段として、絶縁材の成型品からなる略直方体状のハウジングと、このハウジングの正面部に取り付けられた操作部と、前記ハウジングに埋設されて取り付けられ、前記ハウジングの下面部から前記ハウジング外に突出した端子板とを備え、前記端子板が位置する前記ハウジングの後面部において、前記下面部に至る切り欠き部を設けて、前記端子板の後面一部を露出させた構成とした。
また、第3の解決手段として、前記ハウジングの側面部には、前記下面部に至るフラックス誘導手段が設けられ、前記フラックス誘導手段が前記切り欠き部の近傍に配設された構成とした。
また、第4の解決手段として、前記フラックス誘導手段は、前記側面部の後面部側を、前記正面部側より凹ませて前記端子板の面と面一に形成された上下方向の段差部によって構成した。
また、第5の解決手段として、請求項2、又は3、又は4記載のスイッチと、導電パターンを有すると共に孔を設けたプリント基板とを備え、前記ハウジングを前記プリント基板上に載置すると共に、前記端子部を前記プリント基板の前記孔に挿入し、また、前記孔の正面部側は、前記下面部で塞がれると共に、前記孔の前記後面部側は、前記切り欠き部で開放された状態で、前記端子部を前記導電パターンに半田付した構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のスイッチ、並びにスイッチの取付構造を図1〜図11に基づいて説明すると、図1は本発明のスイッチの正面図、図2は本発明のスイッチを裏面から見た斜視図、図3は図1の3−3線における断面図、図4は図1の4−4線における断面図、図5は本発明のスイッチに係り、ハウジングと端子板を示す正面図、図6は本発明のスイッチの製造方法を示す説明図、図7は本発明のスイッチの製造方法を示す成形金型の要部断面図、図8は本発明のスイッチの取付構造を示す正面図、図9は本発明のスイッチの取付構造を示す側面図、図10は本発明のスイッチの取付構造を示す裏面図、図11は本発明のスイッチの取付構造を示す要部の断面図である。
【0010】
次に、本発明のスイッチを図1〜図7に基づいて説明すると、絶縁材の成型品からなる略直方体状のハウジング1は、正面部1aと、正面部1aと対向する後面部1bと、正面部1aと後面部1bとの間に位置する両側面部1cと、両側面部1c間に位置する上面部1dと、上面部1dと対向し、正面部1aと直角位置にある下面部1eと有している。
また、ハウジング1は、その正面部1aに設けられた窪み部1fと、上下方向、即ち、下面部1eから上面部1dにわたって両側面部1cに形成されたフラックス誘導手段1gと、このフラックス誘導手段1gの近傍において、後面部1b側が開放するように下面部1eに設けられた切り欠き部1hとを有している。
また、前記フラックス誘導手段1gは、側面部1cの後面部1b側を、正面部1a側より凹ませて形成した上下方向の段差壁によって構成されており、この段差壁は、この実施例ではL型となっているが、U型などの溝で形成しても良い。
【0011】
また、金属板からなる一対の第1、第2の端子板2、3は、接点部2a、3aと、接点部2a、3aに繋がった端子部2b、3bと、端子部2b、3bの端部において、先端部が先細となるテーパ部2c、3cを有し、且つ、板面方向に突出して形成された幅広の係止部2d、3dを備えている。
この一対の第1、第2の端子板2、3は、係止部2d、3dを互いに向かい合わせて対向させ、且つ、同一面上に配設した状態でハウジング1に埋設して取り付けられている。
そして、この一対の第1、第2の端子板2、3がハウジング1に取り付けられた際、接点部2a、3aは窪み部1fの底面から露出し、また、端子部2b、3bは、下面部1fの幅寸法B1以内において、下面部1eの切り欠き部1hからそれぞれハウジング1外に突出すると共に、切り欠き部1hにおいて、端子部2b、3bの後面一部が露出した状態となっている。
更に、フラックス誘導手段1gである段差部と第1、第2の端子板2、3の後面とは、面一に形成されたものとなっている。
【0012】
また、このようなハウジング1と第1、第2の端子板2、3の製造方法を説明すると、先ず、図6に示すように、一枚の幅寸法B2を有する金属板からなるフープ材Fを打ち抜き加工して、第1と第2の端子板2、3が繋がった状態で、接点部2a、3a、端子部2b、3b、テーパ部2c、3c、及び係止部2d、3dを形成する。
次に、図7に示すように、第1の形成金型4と第2の成形金型5との合わせ目(パーティングライン)6で、フープ材Fを挟持した状態で、第1、第2の成形金型4、5の空洞部7に絶縁材である合成樹脂の湯を注入して、図6において二点鎖線で示すように、ハウジング1を形成する。
その結果、ハウジング1の下面部1eの幅寸法B1内にフープ材Fの幅寸法B2が位置して、幅寸法B1以内に一対の第1、第2の端子板2、3が位置した状態となっている。
また、このハウジング1の形成時において、第2の成形金型5は、合わせ目6において、空洞部7側に若干突出した段部5aを設けた状態となっており、この状態で、ハウジング1を成形により形成すると、この段部5aの部分において、側面部1cの後面部1b側が正面部1a側より凹んだ上下方向の段差壁となって、フラックス誘導手段1gが構成され、且つ、このフラックス誘導手段1gとフープ材Fの後面とは面一となっている。
そして、図6において、線Sの位置で切断することによって、図5に示すようなハウジング1と第1、第2の端子板2、3の結合部材が製造される。
【0013】
また、皿状の金属板からなる可動接点8は、図3、図4に示すように、ハウジング1の窪み部1f内に収納され、その周縁部は、常時、第1の端子板2の接点部2aと接触すると共に、中央部は、通常時、第2の端子板3の接点部3aと対向した状態となっている。
また、合成樹脂の成型品からなる操作部9は、鍔部9aと、後方に突出した突部9bとを有し、この操作部9は、突部9bを可動接点8に当接した状態で、鍔部9aと突部9bを窪み部1f内に移動可能に収納している。
また、金属板からなる矩形状の支持板10は、中央孔10aに操作部9を挿通した状態で、ハウジング1の正面部1aに載置され、また、ハウジング1の正面部1aに設けた凸部1jを、支持板10の孔(図示せず)に挿通した状態で、凸部1jの先端部を広げて(カシメ)、ハウジング1に取り付けられている。
これによって、操作部9がハウジング1に移動可能に取り付けられた状態となっている。
【0014】
そして、上記のような構成を有するスイッチは、操作部9を可動接点8のバネ性に抗して押圧すると、可動接点8の中央部が凸部9bによって押圧されて、中央部が反転し、その結果、可動接点8の中央部が第2の端子板3の接点部3aに接触して、第1と第2の端子板2、3とが導通して、ON状態となる。
次に、操作部9の押圧を解除すると、可動接点8の自己復帰力により、可動接点8の中央部が元の状態に反転して、操作部9を押圧前の状態に戻すと共に、第2の端子板3の接点部3aからの接触が離れて、第1と第2の端子板2、3は非導通のOFF状態となる。
このようにして、スイッチの操作が行われる。
【0015】
次に、このようなスイッチの取付構造を図8〜図11に基づいて説明すると、スイッチの取付部材となるプリント基板11は、所定間隔を置いて形成された複数個の矩形状の孔11aと、孔11aの周囲を含む下面に設けられた導電パターン(図示せず)とを有している。
そして、第1、第2の端子板2、3の端子部2b、3bに設けられた係止部2d、3dを、プリント基板11の孔11aに圧入すると、図8〜図11に示すように、端子部2b、3bは、テーパ部2c、3cに沿って板面方向、即ち、下面部1eの幅方向に拡開されて、係止部2d、3dが孔11a内において食い込んで係止すると共に、ハウジング1の下面部1eがプリント基板11の上面に載置された状態で、スイッチがプリント基板11に仮止めされた状態となる。
【0016】
そして、この仮止め時、図8において矢印で示すように、一対の第1、第2の端子板2、3は、板面方向の互いに向かい合うような反力が働いて、係止強度が大きなものとなっている。
また、この仮止め時、図11に示すように、プリント基板11の孔11aにおいては、ハウジング1の正面部1a側、及び両側部がハウジング1の下面部1eにより塞がれた状態であると共に、後面側は、ハウジング1の切り欠き部1hが位置して、切り欠き部1hと孔11aとが連通した状態となっている。
そして、このような仮止め状態で、プリント基板11を半田付装置に搬送して、スイッチの端子部2b、3bを、プリント基板11の下面に設けた導電パターン(図示せず)に半田付する。
この半田付時、フラックスが切り欠き部1hに位置する端子部2b、3b上を上がってくる。
【0017】
即ち、切り欠き部1hの存在によって、フラックスをハウジング1の後面部1b側に誘導すると共に、半田付時に発生するガスのガス抜きを行わしめている。また、端子部2b、3b上を上がってきたフラックスは、図11に示すように、切り欠き部1hの内面から後面部1bに伝わって側面部1cに至るが、この側面部1cに上がってきたフラックスは、フラックス誘導手段1gである段差壁に沿って、下面部1eから上面部1dへと上がり、フラックス誘導手段1gを境として、正面部1a側へのフラックスの進出を阻止するようになっている。
このような構成によって、スイッチにフラックス上がり防止剤を塗布することなく、操作部9の操作を確実に出来ると共に、半田付時にガスが生じても、係止部2d、3dのプリント基板11への係止強度が強いため、スイッチがプリント基板11から浮き上がることなく、半田付出来るものである。
【0018】
また、図12は本発明のスイッチの他の実施例を示し、この実施例においては、一対の第1、第2の端子板2、3の端子部2b、3bには、互いに外向きで対向した係止部2d、3dを設けた構成としたものである。
その他の構成は、前記実施例と同様であるので、ここでは同一部品に同一番号を付している。
また、プリント基板11への取付構造は、前記同様に孔11aに係止部2d、3dを圧入するが、圧入された際、第1、第2の端子板2、3は、互いに内側に変形して、互いに外向きの反力が働くようになるものである。
【0019】
【発明の効果】
本発明のスイッチは、絶縁材の成型品からなる略直方体状のハウジング1と、このハウジング1の正面部1aに取り付けられた操作部9と、ハウジング1に埋設されて取り付けられ、ハウジング1の下面部1eからハウジング1外に突出した端子板2、3とを備え、ハウジング1の側面部1cには、下面部1eに至るフラックス誘導手段1gを設けた構成としたため、フラックス誘導手段1gによってフラックスの操作部9への上がりを防止でき、従って、従来のようなフラックス上がり防止剤を塗布する必要が無く、生産性が良く、安価なスイッチを提供できる。
また、フラックス誘導手段1gは、側面部1cの後面部1b側を、正面部1a側より凹ませて形成された上下方向の段差部によって構成したため、その構成が簡単で、製作性が良好であると共に、段差部によってフラックスの正面部1a側への進出を確実に防止できるスイッチを提供できる。
また、フラックス誘導手段1gは、端子板2、3の面と面一に形成した構成としたため、ハウジング1の成型時において、成形金型4、5の合わせ目6でフラックス誘導手段1gを形成でき、従って、フラックス誘導手段1gの製作が極めて簡単で、生産性の良好なスイッチを提供できる。
【0020】
また、絶縁材の成型品からなる略直方体状のハウジング1と、このハウジング1の正面部1aに取り付けられた操作部9と、ハウジング1に埋設されて取り付けられ、ハウジング1の下面部1eからハウジング1外に突出した端子板2、3とを備え、端子板2、3が位置するハウジング1の後面部1bにおいて、下面部1eに至る切り欠き部1hを設けて、端子板2、3の後面一部を露出させた構成としたため、切り欠き部1hによってフラックスをハウジング1の後面部1b側に誘導することが出来て、操作部9の操作の確実なスイッチを提供できる。
また、この切り欠き部1hによって、ガス抜きを行うことが出来て、半田付の確実なスイッチを提供できる。
また、ハウジング1の側面部1cには、下面部1eに至るフラックス誘導手段1gが設けられ、フラックス誘導手段1gが切り欠き部1hの近傍に配設された構成であるため、切り欠き部1hから上がったフラックスを、更にフラックス誘導手段1gによって正面部1a側への進出を阻止でき、操作部9側へのフラックスの進出防止の確実なスイッチを提供できる。
また、フラックス誘導手段1gは、側面部1cの後面部1b側を、正面部1a側より凹ませて形成された上下方向の段差部によって構成したため、その構成が簡単で、製作性が良好であると共に、段差部によってフラックスの正面部1a側への進出を確実に防止できるスイッチを提供できる。
【0021】
また、フラックス誘導手段1gは、端子板2、3の面と面一に形成した構成としたため、ハウジング1の成型時において、成形金型4、5の合わせ目6でフラックス誘導手段1gを形成でき、従って、フラックス誘導手段1gの製作が極めて簡単で、生産性の良好なスイッチを提供できる。
また、ハウジング1をプリント基板11上に載置すると共に、端子部2、3をプリント基板11の孔11aに挿入し、また、孔11aの正面部1a側は、下面部1eで塞がれると共に、孔11aの後面部1b側は、切り欠き部1hで開放された状態で、端子部2、3を導電パターンに半田付した構成としたため、スイッチの半田付時において、ハウジング1の正面部1a側へのフラックスの進出を切り欠き部1hで防止でき、操作部9の操作の確実なスイッチの取付構造を提供できる。
また、ハウジング1の側面部1cには、下面部1eに至るフラックス誘導手段1gが設けられ、フラックス誘導手段1gが切り欠き部1hの近傍に配設された構成であるため、切り欠き部1hから上がったフラックスを、更にフラックス誘導手段1gによって正面部1a側への進出を阻止でき、操作部9側へのフラックスの進出防止の確実なスイッチの取付構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチの正面図。
【図2】本発明のスイッチを裏面から見た斜視図。
【図3】図1の3−3線における断面図。
【図4】図1の4−4線における断面図。
【図5】本発明のスイッチに係り、ハウジングと端子板を示す正面図。
【図6】本発明のスイッチの製造方法を示す説明図。
【図7】本発明のスイッチの製造方法を示す成形金型の要部断面図。
【図8】本発明のスイッチの取付構造を示す正面図。
【図9】本発明のスイッチの取付構造を示す側面図。
【図10】本発明のスイッチの取付構造を示す裏面図。
【図11】本発明のスイッチの取付構造を示す要部の断面図。
【図12】本発明のスイッチの他の実施例を示す正面図。
【図13】従来のスイッチの取付構造を示す正面図。
【図14】従来のスイッチの取付構造を示す側面図。
【図15】従来のスイッチのハウジングと端子板を示す正面図。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a 正面部
1b 後面部
1c 側面部
1d 上面部
1e 下面部
1f 窪み部
1g フラックス誘導手段
1h 切り欠き部
1j 凸部
2 第1の端子板
2a 接点部
2b 端子部
2c テーパ部
2d 係止部
3 第2の端子板
3a 接点部
3b 端子部
3c テーパ部
3d 係止部
4 第1の成形金型
5 第2の成形金型
5a 段部
6 合わせ目
7 空洞部
8 可動接点
9 操作部
9a 鍔部
9b 突部
10 支持板
10a 孔
11 プリント基板
11a 孔
Claims (5)
- 絶縁材の成型品からなる略直方体状のハウジングと、このハウジングの正面部に取り付けられた操作部と、前記ハウジングに埋設されて取り付けられ、前記ハウジングの下面部から前記ハウジング外に突出した端子板とを備え、前記ハウジングの側面部には、該側面部の後面部側を、前記正面部側より凹ませて前記端子板の面と面一に形成された上下方向の段差部によって構成した前記下面部に至るフラックス誘導手段を設けたことを特徴とするスイッチ。
- 絶縁材の成型品からなる略直方体状のハウジングと、このハウジングの正面部に取り付けられた操作部と、前記ハウジングに埋設されて取り付けられ、前記ハウジングの下面部から前記ハウジング外に突出した端子板とを備え、前記端子板が位置する前記ハウジングの後面部において、前記下面部に至る切り欠き部を設けて、前記端子板の後面一部を露出させたことを特徴とするスイッチ。
- 前記ハウジングの側面部には、前記下面部に至るフラックス誘導手段が設けられ、前記フラックス誘導手段が前記切り欠き部の近傍に配設されたことを特徴とする請求項2記載のスイッチ。
- 前記フラックス誘導手段は、前記側面部の後面部側を、前記正面部側より凹ませて前記端子板の面と面一に形成された上下方向の段差部によって構成したことを特徴とする請求項3記載のスイッチ。
- 請求項2、又は3、又は4記載のスイッチと、導電パターンを有すると共に孔を設けたプリント基板とを備え、前記ハウジングを前記プリント基板上に載置すると共に、前記端子部を前記プリント基板の前記孔に挿入し、また、前記孔の正面部側は、前記下面部で塞がれると共に、前記孔の前記後面部側は、前記切り欠き部で開放された状態で、前記端子部を前記導電パターンに半田付したことを特徴とするスイッチの取付構造。
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