JP3762202B2 - 平面型スピーカー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平面型スピーカーに関する。
【0002】
【従来の技術】
平面型スピーカーは、通常のスピーカーではコーンと称される円錐状の振動板を平板状にしたもので、外形寸法に比較して振動板面積が大きくできるので、豊富な音量と優れた低音域特性が評価されている。また、背面からも前面と同音質、同音量の音が放射できること、および薄型であることも特徴としている。
【0003】
図7は、従来作られている代表的な平面型スピーカーの表面を、図8は、裏面の外観を示し、図9は断面構造を示している。
全体を符号1で示す平面型スピーカーは、金属製の支持部材14上に額縁10がとりつけられ、額縁10の内側に振動板12が配置されている。振動板12の中央部の内側には、振動素子16が配設される。振動素子16は、加振器エキサイター又はトランスジューサであって、支持部材14上に支持され、振動板12を駆動する。
【0004】
通常のスピーカーでは振動板を円錐状にすることによって剛性値を確保しているので、一般的には円錐状の厚紙が使用されているが、平面型スピーカー1の振動板12には、軽量であることと高い曲げ剛性が要求されるので、各種の積層板や積層パネルが使われている。
【0005】
スピーカーの加振器に加えられるエネルギーは、音圧発生のためのエネルギーと振動板質量を加振、制振するためのエネルギーとなる。高音域においては、音圧発生のためのエネルギーより、振動板質量を加振、制振するためのエネルギーが遙かに大きくなるので、振動板質量が大きいと充分な加振、制振ができないので高音特性が悪くなる。面積の大きいことを特徴とする平面型スピーカーの振動板の質量は自ずと重くなるので、従来製品の多くでは高音域特性に不満が持たれていた。さりとて、軽量化のために振動板の曲げ剛性を犠牲にすると、振動板が均一な単純振動(ピストン運動)をせず、部分的に異なる振幅を示す分割振動を生じる。低音域における分割振動は、発生する音圧が部分的に異なり、低圧部と高圧部ができる位相差も生じるので、低圧部と高圧部がお互いに相殺して音圧レベルを下げる結果となる。
【0006】
さらに、振動板が大きくなると、曲げ変形に加えて捩り変形が現れて分割振動を助長するため、一層、低音特性を阻害する。
従来から、材料と構造設計の限度から、振動板の軽量化に重点が置かれ、曲げ剛性と捩り剛性が低下することは軽視されて来たので、振動板の分割振動が低音特性を犠牲にして来た。
【0007】
平面型スピーカーの低音域特性を阻害するもう一つの要因に、振動板の背面圧力の上昇に伴う振動抑制がある。すなわち、スピーカーの振動板を垂直に置いた場合、振動板は前後に動くが、振動板が前方に動くと、前方の空気を圧縮して圧力を上昇させ、背面の空気を吸引して圧力を低下させる。後方に動くと、後面の圧力を上昇させ、前面の圧力を低下させる。振動板の背面近くに板状のもの、あるいは壁面を配置すると、振動板が後方に動いた場合の圧力上昇が顕著となり、その圧力上昇が振動板の動きを阻害する。
【0008】
平坦な周波数特性を求める場合、周波数の低い低音域では、振動板は大きな振幅で振動するので、背面に配設する支持構造物による阻害が大きくなる。
また、周波数の高い高音域では、振動板後面から放射された音圧が背面の構造物に反射する現象となって現れ、振動板前面から放射される音に影響して音質劣化を与える。
【0009】
従来の製品では、これらの障害を排除し、振動板と加振器を正しい位置関係に保つために、反射面積を小さくした支持構造が設計されているが、これらの支持構造は鉄製で複雑なフレーム構造となって美観を整えることが困難であった。このため、室内の装着位置に制限が出て、背面からも同音質、同音量の音を放射するという平面スピーカーが持っている大きな特徴を活かして室内に高音質の音を満遍なく提供することはできなかった。
【0010】
また、複雑な構造上の理由から厚さを薄くすることにも限度があって、壁面や柱への装着を容易でなくしていた。
平面スピーカーの特徴を生かして、航空機、車両、船舶あるいはデパートの天井に装着する場合には、厳しい耐火性が要求され、狭い客室に装着する場合には、乗客や乗員の手や身体から振動板を隔離する必要があるが、従来の平面スピーカーではこれらの対策が難しかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決すべき課題は、
1. 大面積の振動板の重量を増さずに高い曲げ剛性と捩り剛性を確保して、平面型スピーカーの持つ音質、音量特性を改善すること。
2. 表裏両面から音を放射する特徴を保ったまま、裏面の美観を整え、支持構造物が振動板の動きを阻害することなく、スピーカーの装着場所に自由度を与えて室内に満遍なく高音質の音を提供すること。
3. 航空機、車両などに装着する場合、あるいはデパートの天井に装着する場合には、要求される耐火性を確保することと、客の手や身体から振動板を隔離すること。
の3つである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、
1.の振動板の重量を増さずに高い曲げ剛性と捩り剛性を確保して、平面型スピーカーの持つ音質、音量特性を改善するという課題を解決するための手段として、振動板の表裏面層に3軸織りの炭素繊維織布を用い、アラミッド繊維製のハニカムコアに接着して3層の積層構造とした。
3軸織りの織布は繊維方向が、従来、振動板にも積層材料として使われてきた0°、90°の織布と異なり、0°、60°、120°となっていて等方性を持っているので、厚さを持たせた積層構造の表裏層に適用することによって優れた捩り剛性を得ることが出来る。
【0013】
2.の表裏両面から音を放射する特徴を保ったまま、裏面の美観を整え、支持構造物が振動板の動きを阻害することなく、スピーカーの装着場所に自由度を与えて室内に満遍なく高音質の音を提供するという課題を解決するための手段として、振動板と加振器を支える支持構造を従来の鉄製フレームに変えて音響透過性と強度を兼ね備えた積層パネルで構成した。積層パネルの具体的な構成は、メッシュ状(金網状)に織ったガラス繊維を厚さが20ミリ程度のハニカムコアに張り付けて積層パネルとしたものである。
【0014】
音響透過性と強度を兼ね備えた積層パネルを支持構造として使う方法により、スピーカー全体の厚さを薄く、軽量化することができ、かつスピーカーの裏面を平面とすることができた。
さらに、裏面の美観を得るために、メッシュ状の積層パネルの表面に多数の小穴をあけた化粧紙を張り付けて色柄を整えた。小穴の穴径と数を変えて、全面積の22%の開口率まで実験した結果、音響的に必要な小穴の開口率は8%以上であることが確かめられた。
【0015】
振動板も不燃性樹脂フィルムとアラミッド繊維製ハニカムコアの積層パネルとして、振動板の剛性を保ったまま軽量化したが、併せて航空機に要求される耐火性を満足させた。
【0016】
3.の航空機、車両などに装着する場合、あるいはデパートの天井に装着する場合には、要求される耐火性を確保することと、客の手や身体から振動板を隔離するという課題を解決する手段として、スピーカーの裏面を客側に向けて、客室壁面に装着することにより、振動板は支持構造パネル(メッシュ状のサンドイッチパネル)で保護されることとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の平面型スピーカーの斜視図であって、(A)はスピーカーの表面を(B)はスピーカーの裏面を示し、図2は断面図である。
全体を符号100で示す平面型スピーカーは、曲げ剛性、捩り剛性を有する支持パネル部材140と、支持パネル部材140に対して、加振器160を介して支持される振動板120を有する。支持パネル部材140の周囲は、必要に応じて装飾用の縁材110で囲われる。
加振器160は、振動伝達部材170を介して振動板160に接続される。
【0018】
図3は、振動板120の構造を示す平面図、図4は断面図である。
振動板120は、ハニカムコア材124を芯部材として、その両面に表面部材122と裏面部材126を接着材127で接着した構造を有する。
ハニカムコア材124は、例えば、アラミッド繊維材料をハニカムコアに形成したものが用いられる。
【0019】
表面部材122と裏面部材126は、等方性を持った材料が望ましいので、本実施の形態では炭素繊維を3軸織りした織物が用いられる。
3軸織りの織布は繊維方向が、従来、振動板にも積層材料として使われてきた0°、90°の織布と異なり、0°、60°、120°となっていて等方性を持っているので、厚さを持たせた積層構造の表裏層に適用することによって優れた捩り剛性を得ることが出来る。
【0020】
図5は、支持パネル140の構造を示す平面図、図6は断面図である。
支持パネル140は、ハニカムコア材144を芯部材として、その両面に表面部材142と裏面部材146を接着材147で接着した構造を有する。
ハニカムコア材144は、例えばアラミッド繊維材料をハニカムコア形成したものが用いられる。
【0021】
表面部材142と裏面部材146は、ガラス繊維のメッシュ材でつくられる。
具体的には、ガラス繊維でつくった糸束(3,000本)をピッチ3ミリメートルのメッシュとして織った布地に接着樹脂を含浸させたものである。この接着樹脂はメッシュ材142,146とハニカムコア144との接着材147として機能する。この接着は両面部材142,146とハニカムコア材144を加熱、加圧して接着している。
【0022】
この平面型スピーカー100は、試験の結果、音響透過性は充分と判断できた。
ガラス繊維を炭素繊維やアラミッド繊維などの高強度繊維に、ハニカムコアを開口率の高いロール状コアや波状コアに替えても、同じ目的を達成できる。
【0023】
【発明の効果】
本発明によって、平面型スピーカーの裏面を平面とし、美観が整えられたので、両面から音を放射する特徴を発揮させることができた。
特に、乗客の手や身体が触れる航空機、車両、船舶内に装備する場合は、背面から出る音を客室に向けることによって、振動板を乗客や乗員から隔離できるので、スピーカーを至近距離に装着することも可能となった。
【0024】
50センチ角の大きさを持つスピーカーの厚さを25ミリ程度にすることができ、重量も軽減できたので、豊富な音量と優れた低音特性を持っているスピーカーの装着場所選定の自由度を高くすることができた。
また、航空機、デパートなどに装着する場合に要求される耐火性も確保することができた。
スピーカー裏面に小穴が沢山あいた反射スクリーンとして、プロジェクターの画像を写すことにより、音響と映像を同時に楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における平面型スピーカーの外観図。
【図2】本発明における平面型スピーカーの断面図。
【図3】本発明に用いた3軸織り表面層を持つ振動パネルの構成図。
【図4】本発明における支持構造パネルの構成図。
【図5】本発明に用いた3軸織り表面層を持つ振動パネルの断面図。
【図6】本発明における支持構造パネルの断面図。
【図7】従来の平面型スピーカーの表面を示す図。
【図8】従来の平面型スピーカーの裏面を示す図。
【図9】従来の平面型スピーカーの支持構造を示す断面図。
【符号の説明】
100 平面型スピーカー
110 フレーム
120 振動板
140 支持パネル
160 加振器

Claims (3)

  1. 剛性及び振動版の動きを阻害することのない音響透過性を有する材料でつくられる平板状の支持パネル部材と、支持パネル部材に取付けられる加振器と、加振器により加振される平板状の振動板を備える平面型スピーカー。
  2. 平板状の支持パネルは、ハニカムコア材の芯部材と、芯部材の両面に積層されるメッシュ状に織ったガラス繊維を備える請求項1記載の平面型スピーカー。
  3. 平板状の振動板は、ハニカムコア材の芯部材と、芯部材の両面に積層される炭素繊維の織物を備え、該炭素繊維の織物は、繊維方向が0°、60°、120°の3軸方向に配されて3軸織りをしたことにより高い捩り剛性を備える請求項1記載の平面型スピーカー。
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