JP3762020B2 - 気化器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロート位置より車両進行方向の前方にバルブ及びバルブシートを配置した気化器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、気化器においては一般に、フロート位置より車両進行方向の後方に、フロート室内への燃料流入用バルブとそのバルブシートとを配置している。ここで、従来一般の気化器の断面図を図4に示す。
気化器のミキシングボデー50とその下方に位置するフロートチャンバーボデー52とによってフロート室54が形成され、そのフロート室54内にフロート56が備えられる。ミキシングボデー50から前記フロート室54の内部に向けてヒンジ用腕58が突出形成されており、そのヒンジ用腕58にヒンジピン60が取り付けられている。前記ヒンジピン60にフロート用アーム62の一端が揺動自在に取り付けられ、そのフロート用アーム62の他端に前記フロート56が取り付けられている。
前記フロート用アーム62の途中には、燃料流入用のバルブ64が上方に向けて配置されている。前記ミキシングボデー50の内部には、フロート室54に開口する燃料通路66が形成され、その燃料通路66の開口部にバルブシート68が取り付けられる。前記バルブ64はそのバルブシート68を開閉して、燃料通路66からフロート室54内へ燃料を供給する。
図4に示した従来一般の気化器では、バルブ64やバルブシート68の位置は、フロート56の位置より車両進行方向の後方に配置される。
【0003】
次に、図4に示した気化器において、車両の停止時や加速時や減速時における油面の傾斜方向と浮力の作用位置とを示す概略図を図5乃至図7に示す。
車両の停止時や一定速度の運転時には、図5に示すように、フロート室内の油面70は水平な状態にある。油面70が水平な状態にある時には、フロート56の浮力をFとすると、その浮力Fはフロート56の油面70の下部の体積の中心位置に鉛直上方に作用する。ここで、ヒンジピン60からフロート56の中心までの距離をL0 とすると、ヒンジピン60にかかる時計方向のモーメントはF×L0 となる。バルブ64がバルブシート68を押す力をP0 とし、ヒンジピン60からバルブ64までの距離をmとすると、P0 はF×L0 に比例する。即ち、浮力Fと距離mは一定なので、P0 はL0 に比例する。
この力P0 が所定の値以上の場合にはバルブ64がバルブシート68を閉じ、フロート室54内へは燃料が流入されない。一方、この力P0 が所定の値以下になると、供給燃料の圧力によりバルブ64がバルブシート68から離れて、フロート室54内へ燃料が流入されるよう設定されている。
【0004】
加速時には、図6に示すように、油面70は慣性力によって車両進行方向の後方が上位になるよう傾斜する。この結果、フロート56の油面70に沈んでいる部分は進行方向の後方が多くなる。フロート56の油面70に沈んでいる部分の体積の中心位置に浮力Fがかかるので、加速時における浮力Fがかかる位置は、図5の位置よりバルブ64に近い位置となる。ここで、浮力Fがかかる位置とヒンジピン60との距離をL1 とし、加速時におけるバルブ64がバルブシート68を押す力をP1 とすると、このL1 は図5のL0 より短くなるので、バルブ64がバルブシート68を押す力P1 はP0 より小さくなる。この結果、燃料消費量の多い加速時には、バルブ64がバルブシート68を開き易くなり、フロート室54内への燃料流入量が増大される。
【0005】
一方、減速時には、図7に示すように、油面70は慣性力によって車両進行方向の前方が上位になるよう傾斜する。この結果、フロート56における油面70に沈んでいる部分は進行方向の前方が多くなり、減速時における浮力Fがかかる位置は、図5の位置よりバルブ64から遠い位置となる。ここで、浮力Fがかかる位置とヒンジピン60との距離をL2 とし、減速時におけるバルブ64がバルブシート68を押す力をP2 とすると、このL2 は図5のL0 より長くなるので、バルブ64がバルブシート68を押す力P2 はP0 より大きくなる。この結果、燃料消費量の少ない減速時には、バルブ64がバルブシート68を閉じ易くなり、フロート室54内への燃料流入量が減少される。
このように、従来一般の気化器では、バルブ64やバルブシート68の位置を、フロート56の位置と比べて車両進行方向の後方に配置することによって、加速時にフロート室内への燃料の供給量を増大させ、減速時にフロート室内への燃料流入量を減少させ、運転状況に応じた適正な燃料量をフロート室54内に供給することができる。
【0006】
これに対して、車載上の都合により、図4とは反対方向を車両の進行方向の前方とせざるを得ない場合が起こり得る。この状態の気化器の断面図を図8に示す。
ここで、図8における気化器の停止時と加速時と減速時との概略図を、図9、図10及び図11に示す。停止時である図9のP0 ,m,F,L0 は、図5のP0 ,m,F,L0 と同じものとする。
図10に示す加速時には、油面70は慣性力によって車両進行方向の後方が上位になるよう傾斜する。ここで、浮力Fの中心位置とヒンジピン60との距離をL3 とし、加速時におけるバルブ64がバルブシート68を押す力をP3 とすると、このL3 は図9のL0 より長くなるので、バルブ64がバルブシート68を押す力P3 はP0 より大きくなる。この結果、燃料消費量の多い加速時に、バルブ64がバルブシート68を閉じ易くなり、フロート室54内への燃料が流入されにくくなる。
一方、図11に示す減速時には、油面70は慣性力によって車両進行方向の前方が上位になるよう傾斜する。ここで、浮力Fの中心位置とヒンジピン60との距離をL4 とし、加速時におけるバルブ64がバルブシート68を押す力をP4 とすると、このL4 は図9のL0 より短くなるので、バルブ64がバルブシート68を押す力P4 はP0 より小さくなる。この結果、燃料消費量の少ない減速時に、バルブ64がバルブシート68を開き易くなり、フロート室内へ燃料が必要以上に流入される。
【0007】
従って、このような場合には、加速時及び減速時の燃料供給の過不足を改善するために、バルブ64やバルブシート68がフロート56の位置より車両進行方向の後方に配置した新たな気化器を設計することになる。その気化器を図12に示す。図12に示すミキシングボデー76の長さは、バルブ64やバルブシート68の幅の分だけ、図4に示すミキシングボデー50の長さより長くなる。即ち、図4のミキシングボデー50における中心位置よりエンジンボデー78との接合側端部までの長さをX1 とし、図12のミキシングボデー76における中心位置よりエンジンボデー78との接合側端部までの長さをX2 とすると、図12に示すミキシングボデー76の長さは、図4に示すミキシングボデー50の長さより、X2 −X1 だけ長くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、バルブ64やバルブシート68が、フロート56の位置より車両進行方向の前方に備えられる気化器においては、より多くの燃料を必要とする加速時にフロート室内への燃料の流入がされにくくなって加速性が悪くなり、燃料を必要としない減速時にフロート室内へ燃料が過度に供給されて、次の加速の際に失火を生じるおそれがあるという不具合があった。
更に、車両の進行方向の前方に吸気通路72の吸入口74側が位置する場合であって、バルブ64やバルブシート68の位置をフロート56の位置より車両の進行方向の後方に配置した場合(図12の場合)には、車両の進行方向の後方に吸気通路72の吸入口74側が位置する場合であって、バルブ64やバルブシート68の位置をフロート56の位置より車両の進行方向の後方に配置した場合(図4の場合)と比べて、気化器のミキシングボデーの長さをX2 −X1 だけ長くしなければならない。従って、図12に示したミキシングボデー76は、図4に示したミキシングボデー50とは別な型を起こさなければならず、余分なコストがかかるという欠点があった。
【0009】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、バルブやバルブシートを車両進行方向の前方に備えた場合においても、進行方向の後方に備えた場合と同様に、加速時や減速時でのフロート室内への燃料流入を適正に行えるようにし、しかも、ミキシングボデーの長さをバルブやバルブシートを車両進行方向の後方に備えたものより長くならないようにした気化器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、フロート室と、そのフロート室内に備えられるフロートと、前記フロートを揺動自在に保持するフロート用アームと、前記フロート室内に燃料を供給するためのバルブ並びにバルブシートとを有する気化器において、前記バルブ並びに前記バルブシートの位置を前記フロートの位置より進行方向の前方側に配置し、前記吸気通路の吸入口側の位置を前記フロートの位置より進行方向の前方に配置し、前記バルブを変位させるためのバルブシート閉鎖用アームを前記フロートと固定しない状態で前記フロート室内に揺動自在に備え、前記バルブシート閉鎖用アームのヒンジの位置を前記フロートの位置より進行方向の前方側に配置し、前記フロート用アームのヒンジの位置を前記フロートの位置より進行方向の後方側に配置し、前記フロートの上下方向の移動に応じて前記バルブシート閉鎖用アームを上下方向に移動させて前記バルブを変位させるようにしたものである。本発明は更に、前記フロートにピンを備え、前記ピンで前記バルブシート閉鎖用アームの自由端側の下側を支持するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係わる気化器の一実施形態を示す断面図である。
ミキシングボデー10は、図4で示したミキシングボデー50とほぼ同じ形状構成であるが、図4で示したミキシングボデー50に2か所の追加部を有する。1つは、フロートチャンバーボデー12との接合箇所において、エンジンボデー78側に水平にやや突出する延長フランジ部14を形成した点である。もう1つは、その延長フランジ部14に近い側に、フロート室16内に突出するヒンジ用腕18を備えたことである。但し、そのヒンジ用腕18に相当するものを、フロートチャンバーボデー12に設けるようにしても良い。
【0012】
本発明に係る気化器では、フロート室16内にフロート20を備え、そのフロート20の位置を中心にして、前記ヒンジ用腕18の反対側にヒンジ用腕22を備える。このヒンジ用腕22はミキシングボデー10に一体に形成されても、フロートチャンバーボデー12に一体に形成されても良い。このヒンジ用腕22に第一ヒンジピン24を備え、その第一ヒンジピン24にバルブシート閉鎖用アーム26の一端を揺動自在に取り付け、そのバルブシート閉鎖用アーム26の長手方向の途中に上方に向けてバルブ28を配置し、このバルブ28によってバルブシート30を開閉させる。
本発明に係る気化器では、ミキシングボデー10に形成した吸気通路32の吸気口34側を、フロート20の位置より車両進行方向の前方に配置する。即ち、前記バルブ28とバルブシート30とを吸気口34に近い側に配置する。
【0013】
前記フロート20の外壁には水平に外方に伸びるピン36が備えられており、このピン36によって、前記バルブシート閉鎖用アーム26の自由端付近を下から支持する。フロート20の上下方向の移動に応じて、このピン36が前記バルブシート閉鎖用アーム26の自由端を上下方向に移動させ、その結果、バルブ28がバルブシート30を押す力を変化させる。フロート20におけるピン36の取り付け位置は、車両進行方向の前方と後方との丁度中間が望ましいが、これに限るものではない。
前記ヒンジ用腕18には第二ヒンジピン38を備え、その第二ヒンジピン38にフロート用アーム40の一端を揺動自在に取り付け、そのフロート用アーム40の他端にフロート20を取り付ける。即ち、フロート用アーム40は、フロート20に対して前記吸気口34と反対位置に配置する。
【0014】
次に、図1に示した気化器において、車両の停止時と減速時における浮力等の力の方向関係を示す概略図を図2及び図3に示す。
車両の停止時や一定速度の運転時には、図2に示すように、フロート室内の油面42は水平な状態にある。この油面42が水平な状態にある時に作用する種々の力について説明する。フロート20の浮力をFとすると、浮力Fはフロート20の油面42の下部の体積の中心位置で鉛直上方に作用する。第一ヒンジピン24からバルブ28の鉛直線までの距離をNとし、第一ヒンジピン24からピン36までの距離をMとすると、バルブ28がバルブシート30を閉じようとする力をRとし、ピン36にかかるフロート20を押し下げようとする力をQとすると、Q=R×N÷Mとなる。また、第二ヒンジピン38から浮力の中心までの距離をLとし、第二ヒンジピン38からピン36までの距離をmとし、第二ヒンジピン38からフロート用アーム40とフロート20との合計重量の重心位置までの距離をnとし、フロート用アーム40とフロート20との合計重量をWとすると、第二ヒンジピン38のまわりのモーメントは、nW+mQ=LFの状態で釣り合う。ここで、Q=R×N÷Mを釣り合い式に当てはめると、nW+mRN÷M=LFとなる。この釣り合い式で、変数となるのはLとRであり、LとRは比例関係にある。
【0015】
油面42が水平な状態から、加速時や減速時のように変化することで、フロート20の浮力Fの位置、即ち第二ヒンジピン38から浮力Fの中心までの距離Lが変化する。これによって、バルブ28がバルブシート30を閉じようとする力Rが変化する。
ここで、減速して油面42が変化した状態を図3に示す。油面42は車両進行方向の前方が上位となるよう傾斜する。この結果、フロート20の浮力Fの位置は、車両進行方向の前方に移動する。即ち、第二ヒンジピン38から浮力Fの中心までの距離がL1 に変化する。このL1 はLより大きいものである。ここで、バルブ28がバルブシート30を閉じようとする力をR1 とすると、第二ヒンジピン38のまわりのモーメントは、nW+mR1 N÷M=L1 Fとなって釣り合う。L1 はLより大きいので、バルブ28がバルブシート30を閉じようとする力R1 はRより大きくなり、燃料が流入しにくくなる。
この反対に、加速時には、バルブ28がバルブシート30を閉じようとする力はRより小さくなり、バルブシート30が開けられてフロート室16内に燃料が流入する。
このように本発明では、加速時にフロート室内に燃料を供給し易く、減速時にフロート室内に燃料を供給しにくくして、しかも定常状態では油面保持機能を低下しないようにすることができる。
【0016】
本発明では、バルブ28やバルブシート30をフロート20に対して車両進行方向の前方に備える気化器において、吸気通路32の吸気口34をフロート20の位置より車両進行方向の前方に配置するようにした。これによって、バルブ28やバルブシート30の位置をエンジンボデー78から離すことができ、ミキシングボデー10における中心位置よりエンジンボデー78との接合側端部までの長さを、図4と同じX1 とすることができる(図8のようなX2 とはならなくて済む)。この結果、気化器の全長を長くしなくても済む。
【0017】
本発明では、ミキシングボデー10のフロートチャンバーボデー12との接合箇所に、車両進行方向の後方にやや突出する延長フランジ部14を形成した。しかし、図4で示したミキシングボデー50として使用する場合(フロート位置より車両進行方向の後方に、燃料流入用のバルブとバルブシートを配置する場合)には、その延長フランジ部14及びヒンジ腕18をカットするだけで良く、ミキシングボデーを共用してコストダウンを図ることができる。
【0018】
本発明ではまた、バルブシート閉鎖用アーム26の長さやフロート用アーム40の長さを変えることができるので、油面に対するバルブ28の作動感度を変更選定することができる。
本発明では更に、バルブ28とバルブシート30を吸気口34側に設けたので、気化器の全長を長くすることなく、大型のバルブシートを用いることもできる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係わる気化器によれば、バルブとバルブシートをフロートに対して吸入口側に配置し、フロート用アームとは別のバルブシート閉鎖用アームでバルブを支持するようにしたので、バルブとバルブシートをフロートに対して車両進行方向の前方に配置させる場合でも、気化器の全長を長くすることなく、しかも油面保持機能を低下しないようにすることが可能になった。
本発明では、フロート位置より車両進行方向の後方に燃料流入用のバルブ並びにバルブシートを配置する従来の気化器と、ミキシングボデーを共用することができ、ミキシングボデーの型代に余分な費用をかけなくて済む。
本発明では、油面に対するバルブの作動感度を選定することができ、その上、大型のバルブシートを用いて燃料供給量の増大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる気化器の一実施形態を示す正面図である。
【図2】図1の気化器の停止時または一定速度の走行時における浮力等の力の方向関係を示す概略図である。
【図3】図1の気化器の減速時における浮力等の力の方向関係を示す概略図である。
【図4】バルブやバルブシートをフロート位置より進行方向の後方に備えた従来の気化器の断面図である。
【図5】図4の気化器の停止時または一定速度の走行時における油面の傾斜方向と浮力の作用位置を示す概略図である。
【図6】図4の気化器の加速時における油面の傾斜方向と浮力の作用位置を示す概略図である。
【図7】図4の気化器の減速時における油面の傾斜方向と浮力の作用位置を示す概略図である。
【図8】バルブやバルブシートをフロート位置より進行方向の前方に備えた従来の気化器の断面図である。
【図9】図8の気化器の停止時または一定速度の走行時における油面の傾斜方向と浮力の作用位置を示す概略図である。
【図10】図8の気化器の加速時における油面の傾斜方向と浮力の作用位置を示す概略図である。
【図11】図8の気化器の減速時における油面の傾斜方向と浮力の作用位置を示す概略図である。
【図12】バルブやバルブシートをフロート位置より進行方向の後方に備えたその他の気化器の断面図である。
【符号の説明】
10 ミキシングボデー
12 フロートチャンバーボデー
14 延長フランジ部
16 フロート室
20 フロート
26 バルブシート閉鎖用アーム
28 バルブ
30 バルブシート
32 吸気通路
34 吸入口
36 ピン
40 フロート用アーム
Claims (2)
- フロート室と、そのフロート室内に備えられるフロートと、前記フロートを揺動自在に保持するフロート用アームと、前記フロート室内に燃料を供給するためのバルブ並びにバルブシートとを有する気化器において、前記バルブ並びに前記バルブシートの位置を前記フロートの位置より進行方向の前方側に配置し、前記吸気通路の吸入口側の位置を前記フロートの位置より進行方向の前方に配置し、前記バルブを変位させるためのバルブシート閉鎖用アームを前記フロートと固定しない状態で前記フロート室内に揺動自在に備え、前記バルブシート閉鎖用アームのヒンジの位置を前記フロートの位置より進行方向の前方側に配置し、前記フロート用アームのヒンジの位置を前記フロートの位置より進行方向の後方側に配置し、前記フロートの上下方向の移動に応じて前記バルブシート閉鎖用アームを上下方向に移動させて前記バルブを変位させるようにしたことを特徴とする気化器。
- 前記フロートにピンを備え、前記ピンで前記バルブシート閉鎖用アームの自由端側の下側を支持することを特徴とする請求項1記載の気化器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP04573097A JP3762020B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04573097A JP3762020B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 気化器 |
Publications (2)
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JPH10238410A JPH10238410A (ja) | 1998-09-08 |
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ID=12727448
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP04573097A Expired - Fee Related JP3762020B2 (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 気化器 |
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JP (1) | JP3762020B2 (ja) |
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1997
- 1997-02-28 JP JP04573097A patent/JP3762020B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10238410A (ja) | 1998-09-08 |
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