JP3761849B2 - ガラスチューブの密封装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ガラスチューブ内に、例えば長期に亘り保存が必要な液体や気体等の密封必要な収容物を収納して密封させるためのガラスチューブの密封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、長期に亘り保管が必要であったり外部に漏れると危険な液体や気体等の収容物、あるいは衛生上の管理が要求される薬品等の収容物を保管する場合、内部の状態が視認できる透明のガラスチューブ内に密封状態で収納することが行われている。そして従来、この密封必要な収容物が収納されたガラスチューブの密封は、ガラスチューブの密封部分である一方の開口端部をガスバーナにより所定温度まで加熱しつつ、該加熱部分を金型で押し潰すことによって行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなガラスチューブの密封方法においては、ガスバーナによる密封部分の加熱温度を均一に維持することが難しく、収容物を熱破壊等させることなく確実かつ均一した密封状態を得ることが困難であるという問題点を有している。また、ガスバーナの場合、その火力の温度を所定温度まで短時間に上げることが困難であるため、ガラスチューブの密封部分を加熱するのに時間がかかると共に、火力を使用するため、作業自体の安全性が劣り、結果として密封作業の作業性が極めて悪いという問題点も有している。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、収容物をガラスチューブ内に確実かつ均一した状態で密封し得ると共に、その作業性を向上させ得るガラスチューブの密封装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ガラスチューブ内に密封必要な収容物を収納した状態で該チューブを密封するガラスチューブの密封装置であって、前記ガラスチューブの密封部分の外周面側に配置されると共に赤外線放射温度計が一体的に組み込まれた加熱コイルと、該加熱コイルとチューブの外周面との間に配置された加熱部材と、前記加熱コイルに高周波電流を供給して前記加熱部材を加熱する高周波発振器と、前記ガラスチューブの加熱された部分を変形させて密封部分を設ける変形手段と、前記密封部分を保持部材で保持した状態で捻ると共に前記保持部材が移動することによりガラスチューブの密封部分を切断する捻り装置と、を備えることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、前記加熱部材が、加熱コイルのチューブ側内面もしくはチューブの外周面に一体的に配設されていることを特徴とする。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、ガラスチューブ内に密封必要な収容物を収納した状態で該チューブを密封するガラスチューブの密封装置であって、前記ガラスチューブの密封部分の外周面側に配置された自己発熱作用を有する加熱手段と、該加熱手段に電流を供給して加熱手段を発熱させる電源手段と、前記ガラスチューブの加熱された部分を変形させて密封部分を設ける変形手段と、前記密封部分を保持部材で保持した状態で捻ると共に前記保持部材が移動することによりガラスチューブの密封部分を切断する捻り装置と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、請求項4に記載の発明は、前記加熱手段がグラファイト等の導電部材で形成され、前記電源手段が商用電源であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明に係わるチューブの密封装置の一実施例を示している。図において、密封装置1は、ガラスチューブ2の外周面側に配置された加熱コイル3と、この加熱コイル3に高周波電流を供給する高周波発振器4と、一対のチューブ変形部材5を所定方向に移動させる一対(もしくは1つ)の変形部材移動装置6と、マイコンやシーケンサー等を有し前記高周波発振器4及び変形部材移動装置6等を制御する制御装置7を備えている。
【0010】
前記加熱コイル3は、例えば銅パイプをスパイラル状に巻回すると共に絶縁剤をコーティングすることにより略円筒形状に形成され、その内面側にはカーボン、セラミック、磁性金属あるいは各種磁性材料が混合された樹脂等からなり、渦電流が誘起され得る加熱部材8が一体的に配設されている。また、加熱コイル3の円周上の対向する直径位置には、中心方向に指向して一対の貫通孔3aが形成され、この貫通孔3a内に前記チューブ変形部材5がそれぞれ嵌挿されている。
【0011】
チューブ変形部材5は、例えば金属棒、金型等により形成され、その先端部形状が加熱されたガラスチューブ2を押し潰すことができるように設定されている。そして、シリンダやモータ等からなる変形部材移動装置6の作動で、一対のチューブ変形部材5が前進することにより、先端部同士の間隔が狭くなって、図2(b)に示すように、最終的に加熱されたガラスチューブ2の変形部分2a(加熱部分)を押し潰して密封するようになっている。なお、チューブ変形部材5の数や形状はこの例に限定されず、例えばチューブ変形部材5を3つあるいは4つ以上設けて三方や四方から押し潰すこともできるし、先端部形状も幅狭や幅広の適宜形状に設定することができる。
【0012】
前記高周波発振器4は、例えばIGBT、MOSFET、SIT等の半導体スイッチング素子を有するインバータ回路と出力変成器等で構成されたトランジスタインバータが使用され、所定周波数の高周波電流を出力し得るようになっている。なお、高周波発振器4には、加熱コイル3や半導体スイッチング素子を冷却するための冷却水を循環供給する図示しない冷却水供給装置が付帯して設けられている。
【0013】
この密封装置1によれば、先ず、制御装置7により各変形部材移動装置6を作動させてチューブ変形部材5をそれぞれ後退位置(先端部が加熱部材8の孔8a内面側に突出しない位置)に設定し、ガラスチューブ2内に所定の収容物Wを収納した状態で、このガラスチューブ2の密封部分2aを加熱コイル3の加熱部材8の孔8a内に嵌挿させる。
【0014】
なお、ガラスチューブ2内への収容物Wの収納は、一端側が密封された所定長さのガラスチューブ2内にその開口している他端側から収納させることで自動的に行われ、また、この収容物Wが収納されたガラスチューブ2の加熱コイル3へのセットは、収容物Wが収納されたガラスチューブ2が垂直状態で加熱コイル3の下部まで自動的に搬送し、該位置で所定距離上昇させて自動的にセットすることにより行われる。
【0015】
加熱コイル3内にガラスチューブ2がセットされたら、制御装置7の制御信号で高周波発振器4を作動させ、加熱コイル3に所定周波数で所定電力の高周波電流を供給する。この加熱コイル3への高周波電流の供給により、加熱コイル3から発生する磁束が加熱部材8に作用して渦電流を誘起させ、加熱部材8を所定温度まで急速加熱する。この加熱部材8の急速加熱により、加熱部材8の孔8a内面に近接配置されているガラスチューブ2の外周面が所定温度まで加熱される。
【0016】
このガラスチューブ2の加熱温度を後述する赤外線放射温度計等で検知して、ガラスチューブ2の少なくとも密封部分2aの外表面が所定温度となった際に、制御装置7の制御信号で変形部材移動装置6を作動させて各チューブ変形部材5を前進させ、加熱されているガラスチューブ2をその外周面側から押し潰す。なお、チューブ変形部材5の前進動作と加熱コイル3への通電停止は、略同時に行っても良いし、例えば完全に押し潰すまで通電状態を維持して押し潰しの容易化と確実化を図ることもできる。
【0017】
そして、チューブ変形部材5で密封部分2aを押し潰すことにより、収容物Wが密封状態とされたガラスチューブ2は、所定距離下降することにより、加熱コイル2内から退去され、例えば搬送途中に自然冷却(もしくは空冷等による強制冷却)された後に、製品箱に収容される。
【0018】
これにより、内部に収容物Wが密封状態で収納されたガラスチューブ2が得られ、この時、収容物Wが収納されたガラスチューブ2の密封が、加熱部材8の誘導加熱による加熱で行われると共に、誘導加熱の利用で加熱温度の制御がガスバーナ等に比較して正確に行えること等から、ガラスチューブ2の内部に収納されている収容物Wを熱破壊等しない適正な温度に高精度に制御できる。その結果、収容物Wの種類に係わらず確実かつ均一な密封状態を容易に得ることができると共に、密封作業の自動化や作業環境の改善を図ることができて、その作業性を向上させることができる。
【0019】
なお、この例においては、加熱コイル3にチューブ変形部材5が進退し得る貫通孔3aを形成したが、例えば図3に示すように、加熱コイル3をコイル移動装置9によって移動可能に配置しても良い。この場合は、ガラスチューブ2が加熱コイル3で所定温度まで加熱された際に、制御装置7の制御信号でコイル移動装置9を作動させて、加熱コイル3を例えば二点鎖線で示す如く上昇させて密封部分2aから退去させる。
【0020】
そして、この加熱コイル3の退去状態で、チューブ変形部材5を変形部材移動装置6の作動でそれぞれ前進させ、ガラスチューブ2の密封部分2aを押し潰して変形させて密封する。この例の場合、チューブ変形部材5が加熱コイル3を貫通しないことから、加熱コイル3の形状の簡略化が図れると共に、チューブ変形部材5の先端部形状を適宜に設定できて、所定の押し潰し状態(押し潰し形状)が容易に得られることになる。また、この例の場合は、加熱コイル3の代わりにガラスチューブ2自体を移動可能に配置しても同様の作用効果を得ることができる。ところで、実験によれば、加熱部材8を1300℃に設定し外径5〜30mmのガラスチューブ2を数秒加熱したところ、ガラスチューブ2を極めて簡単に押し潰す(変形)ことができた。
【0021】
図4及び図5、図6、図7、図8及び図9は、本発明のそれぞれ他の実施例を示している。以下、上記実施例と同一部位には同一符号を付して説明する。先ず、図4及び図5に示す実施例の特徴は、加熱部材8を加熱コイル3の内周面ではなく、ガラスチューブ2の密封部分2aの外周面に例えば塗布することで配置した点にある。
【0022】
この時、加熱部材8は、例えばカーボン等の磁性材料が混入されたパウダー、塗料等が使用され、これをガラスチューブ2の密封部分2aに薄く(所定厚さ)塗布し、この加熱部材8を加熱コイル3への高周波電流の供給により誘導加熱してガラスチューブ2を所定温度まで加熱する。この実施例の場合は、加熱部材8がガラスチューブ2の密封部分2aに直接塗布等されるため、加熱効率が向上して所定温度までの加熱時間を短くすることができると共に、例えば収容物Wに応じて色の異なる塗料を使用することにより、密封されている内部の収容物Wを容易に識別できる等の作用効果が得られる。
【0023】
また、図6に示す実施例の特徴は、ガラスチューブ2の密封部分2aに捻り力を作用させて密封する点にある。すなわち、ガラスチューブ2の初期状態において密封されている一端部を固定部材10で固定保持し、このガラスチューブ2の他端側を捻り装置12に連結された保持部材11で保持する。
【0024】
そして、制御装置7の制御信号で、捻り装置12を作動させることにより、保持部材11を図の矢印イの如く回転させてガラスチューブ2の密封部分2aを捻って変形させる。この捻れにより、ガラスチューブ2の密封部分2aが密封され、この時、保持部材11を捻り完了後に矢印ロの如く上方に移動させる(引っ張る)ことにより、図6(b)に示すように、ガラスチューブ2を捻れ部分(密封部分2a)で切断することができる。
【0025】
この実施例の場合は、捻り力によってガラスチューブ2を変形させるため、一層確実かつ均一な密封状態を得ることができる。また、例えば捻れと引っ張力でガラスチューブ2を密封部分2aを切断するようにすれば、所望長さの密封状態のガラスチューブ2が得られて、その保管の容易化や工程の簡略化等が図れる。
【0026】
さらに、図7に示す実施例の特徴は、加熱コイル3に赤外線放射温度計13を一体的に組み込み、この温度計13の温度に基づいて高周波発振器4を制御すると共に、図6に示す固定部材10や保持部材11をチャック及びアンチャック可能に構成した点にある。
【0027】
この実施例においても、図6と同様の作用効果を得ることができる他に、赤外線放射温度計13が加熱コイル3に一体化されているため、密封部分2aの温度を高精度に検知できるという作用効果が得られる。また、固定部材10や保持部材11がチャック及びアンチャック可能であるため、例えば収容物Wの収納装置等と機能的に結び付けることにより、連続して搬送されてくるガラスチューブ2内に収容物Wを収納しつつ、密封・切断できて、一環した密封作業が自動的に行え、その作業性の大幅な向上を図ることができる等の作用効果が得られる。
【0028】
また、図8及び図9に示す実施例の特徴は、加熱部材20(加熱手段)としてグラファィト(カーボン)、ステンレス材等の所定の抵抗を有する略リング状の導電部材を使用し、この加熱部材20に商用電源を供給し、加熱部材20のジュール熱(自己発熱)によって加熱部材20の孔内に配置されたガラスチューブ2を所定温度まで加熱するようにした点にある。すなわち、加熱部材20は、中央部にガラスチューブ2が挿通される孔を有する略リング状の加熱部20aと、この加熱部20aの両端部で略直径方向外側に突出した一対の電源供給部20bとを有し、電源供給部20bに電源ケーブル22を介して電源手段としての電源装置21を接続する。
【0029】
電源装置21は、例えば単相AC100V、三相200V等の商用電源21aと、該商用電源21aに電源スイッチ21cを介して接続された電源トランス21b等を有している。そして、商用電源21aの例えば電圧を電源トランス21bにより所定電圧まで昇圧等させ、電源ケーブル22を介して所定電圧を加熱部材20に供給するように構成されている。
【0030】
なお、この実施例における変形手段としては、上記各実施例のチューブ変形部材5や、引っ張り力を付与する各種機構、捻り力を付与する前記捻り装置12等の適宜の変形手段を採用することができるし、自己発熱もジュール熱に限らず他の適宜の自己発熱を採用できる。また、電源装置21として商用電源21aの使用に限らず専用の電源を使用したり、、電源装置21に適宜の安全装置を設けることもできるし、加熱部材20の加熱部20aの形状もガラスチューブ2の外形形状に応じて適宜変更できる。
【0031】
この実施例によれば、上記実施例と同様の作用効果が得られる他に、上記実施例に比較して低電圧の商用電源21aを使用できることから、作業の安全性を高めることができると共に、加熱部材20のジュール熱によってチューブ2を加熱できるため、上記実施例のような加熱コイル3等を必要とせず、密封装置1自体の構成を簡略化して一層安価に形成できるという作用効果が得られる。ところで、この実施例においても、加熱部材20の板厚tを5mm程度で幅wを20mm程度に設定し、この加熱部材20の表面温度を1300℃として、外径5〜30mmのガラスチューブ2を数秒加熱したところ、ガラスチューブ2を極めて簡単に押し潰す(変形)ことができることが実験的に確認されている。
【0032】
なお、本発明は上記した各実施例のそれぞれに限定されるものでもなく、例えば赤外線放射温度計13を各実施例において使用する等、各実施例の全部もしくは一部を適宜に組み合わせることもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、ガラスチューブの密封部分の外周面側に配置された加熱コイルに高周波発振器から高周波電流を供給し、加熱コイルとガラスチューブの外周面間に配置された加熱部材を誘導加熱してチューブの加熱部分を加熱し、この加熱された密封部分を変形手段によって変形密封させるため、適正な温度に制御可能な誘導加熱を利用できて、収容物の種類に係わらず確実かつ均一な密封状態を得ることができると共に、加熱時間の短縮等により密封作業の作業性の向上を図り、かつ火力を使用する必要がなくなり、作業の安全性向上や作業環境の悪化防止等も同時に図ることができる。また、ガラスチューブが捻り力の作用によって変形されるため、ガラスチューブの一層確実かつ均一な密封状態を容易に得ることができると共に、赤外線放射温度計が加熱コイルに一体化されているため、ガラスチューブの密封部分の温度を高精度に検知することができる。
【0034】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、加熱部材が加熱コイルのチューブ側内面もしくはチューブ外周面に一体的に配設されているため、加熱部材によるガラスチューブの加熱効率を向上させることができると共に、装置の使い勝手の向上等を図ることができる。
【0035】
また、請求項3に記載の発明によれば、ガラスチューブの密封部分の外周面側に配置された加熱手段に電源手段から電流を供給し、加熱手段の自己発熱によりガラスチューブの加熱部分を加熱し、この加熱された密封部分を変形手段によって変形密封させるため、商用電源等の低電圧を使用して加熱温度を適正な温度に制御でき、収容物の種類に係わらず確実かつ均一な密封状態を得ることができると共に、加熱時間の短縮等により密封作業の作業性の向上を図り、かつ火力を使用する必要がなくなり、作業の安全性向上や作業環境の悪化防止等も同時に図ることができる。また、ガラスチューブが捻り力の作用によって変形されるため、ガラスチューブの一層確実かつ均一な密封状態を容易に得ることができる。
【0036】
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、加熱手段がグラファイト等の導電部材で形成され電源手段が商用電源であるため、導電部材としてグラファイト等を使用することにより、加熱部材を所定温度まで短時間かつ効率的に加熱でき、作業の一層の作業性向上を図ることができると共に、商用電源の使用により加熱部材を低電圧で加熱できて、作業の安全性を一層高めることができ、かつ構成を簡略化して装置自体を安価に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる密封装置の一実施例を示す構成図
【図2】 同その動作を示す概略側面図
【図3】 同変形例を示す構成図
【図4】 本発明に係わる密封装置の他の実施例を示す平面図
【図5】 同その概略側面図
【図6】 本発明に係わる密封装置のさらに他の実施例を示す構成図
【図7】 本発明に係わる密封装置のさらに他の実施例を示す構成図
【図8】 本発明に係わる密封装置のさらに他の実施例を示す構成図
【図9】 同その平面図
【符号の説明】
1 密封装置
2 ガラスチューブ
2a 密封部分
3 加熱コイル
3a 貫通孔
4 高周波発振器
5 チューブ変形部材
6 変形部材移動装置
7 制御装置
8 加熱部材
8a 孔
9 コイル移動装置
10 固定部材
11 保持部材
12 捻り装置
13 赤外線放射温度計
20 加熱部材
20a 加熱部
20b 電源供給部
21 電源装置
21a 商用電源
21b 電源トランス
21c 電源スイッチ
Claims (4)
- ガラスチューブ内に密封必要な収容物を収納した状態で該チューブを密封するガラスチューブの密封装置であって、
前記ガラスチューブの密封部分の外周面側に配置されると共に赤外線放射温度計が一体的に組み込まれた加熱コイルと、該加熱コイルとチューブの外周面との間に配置された加熱部材と、前記加熱コイルに高周波電流を供給して前記加熱部材を加熱する高周波発振器と、前記ガラスチューブの加熱された部分を変形させて密封部分を設ける変形手段と、前記密封部分を保持部材で保持した状態で捻ると共に前記保持部材が移動することによりガラスチューブの密封部分を切断する捻り装置と、を備えることを特徴とするガラスチューブの密封装置。 - 前記加熱部材は、加熱コイルのチューブ側内面もしくはチューブの外周面に一体的に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のガラスチューブの密封装置。
- ガラスチューブ内に密封必要な収容物を収納した状態で該チューブを密封するガラスチューブの密封装置であって、
前記ガラスチューブの密封部分の外周面側に配置された自己発熱作用を有する加熱手段と、該加熱手段に電流を供給して加熱手段を発熱させる電源手段と、前記ガラスチューブの加熱された部分を変形させて密封部分を設ける変形手段と、前記密封部分を保持部材で保持した状態で捻ると共に前記保持部材が移動することによりガラスチューブの密封部分を切断する捻り装置と、を備えることを特徴とするガラスチューブの密封装置。 - 前記加熱手段がグラファイト等の導電部材で形成され、前記電源手段が商用電源であることを特徴とする請求項3に記載のガラスチューブの密封装置。
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