JP3761580B2 - 電力供給装置の出力端における直流電圧の緩衝装置 - Google Patents

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Description

系統電圧を入力として作動する電力供給装置を介して負荷に給電する際には通常、電力供給装置を作動させる電力系統が短時間故障する場合に対する対策が講じられる。このような電力系統は一般に交流電圧系統である。しかし、それは直流電圧系統であってもよい。
給電する電力系統の故障またはその電圧の一定の値以下への低下は電力供給装置の入力端において一般に特別な検出装置により認識かつ報知される。これらは次いでたとえば電池をリレーまたは半導体スイッチにより負荷にスイッチオンする。給電する電力系統が一定の電圧値に再び到達すると直ちに、スイッチが再び開かれる。従って、電力供給装置はしばしば、これらが入力端における給電する電力系統から確実に分離された出力直流電圧を与えるように構成されていなければならない。これは特に、電力系統が400Vまたは230Vの交流電圧系統である場合である。その際には、電力供給装置がたとえば24Vの値を有するEN60950(EN:ヨーロッパ規格)によるいわゆるSELV直流電圧を出力することが必要となり得る(SELV:Safety Extra Low Voltage)。
このような場合には系統電圧入力側で監視される電圧に対する検出装置により同じく確実な分離に関する要求が満足されなければならない。このことは、そのためになかんずく必要な大きい空間距離および沿面距離が高い費用および大きい占有場所および相応に高コストの部品を必要とするので、不利である。
電力供給装置の入力側で給電する系統電圧を直接に検出する場合の別の欠点は、電力供給装置の故障の際にも、検出装置がここに相変わらず存在している系統電圧に基づいて故障を認識しないので、自動的に電池がスイッチオンされないことにある。しかし、電流、電圧および温度による高い負荷に基づいて電力供給装置は特に強く負荷される装置の一つに数えられ、従って一般にたいていそれにより給電されるたいていの負荷よりも早く故障する。従って、このような装置によっては、たとえば一次トランジスタの駆動が故障する場合、電力供給装置が一時的に始動しない場合または一次または二次回路内のいずれかの部品または接続が開いている場合は認識されない。電力供給装置が一次短絡により故障し、またその結果として前段に接続されている自動安全装置が給電する電力系統を分離する特に重大な場合にのみ、電池がスイッチオンされる。
別の問題は、直流側の多くの負荷、たとえば白熱電球、DC/DC変換器、コンデンサ、直流電動機、DC単巻コイルを有する保護開閉器などがたとえばスイッチオンの際に高い始動電流を必要とすることにある。多くの電力供給装置は過負荷の際に直ちにスイッチオフする。このことは、負荷の電力供給の突然の完全な中断が生ずるので、不利である。他の電力供給装置は自動的な電流制限を有し、それによって出力電圧はオームの法則U=RRast×IStrombegrenzungに従って崩壊する。この場合、負荷は高い始動電流により引き起こされる電圧中断の継続時間中に不利なことに許容し得ない低い電圧を供給される。
系統入力電圧に無関係な電力供給装置の出力直流電圧の回復は公知の回路では、正の電位を担う出力導線が電力供給装置と負荷との間に接続されているダイオードにより認識され得る。このダイオードの陰極には負荷電圧、たとえば電力供給装置に24Vの出力直流電圧からスイッチオフされた電池におけるダイオードV1の導通電圧またはスイッチオンされた電池における電池電圧を差し引いた電圧が与えられている。電力供給装置が出力電圧を供給しないならば、ダイオードの陽極における電圧はほぼ0ボルトである。これから、電池のスイッチオンを維持する制御信号が導き出され得る。陽極における電圧が予め設定可能な値を越えて上昇すると、電池が不必要に放電されないように、電池は再び負荷から切り離される。ダイオードはこうして定常的な場合に、負荷における直流電圧が電力供給装置から与えられるか、電池から与えられかの確実な区別を可能にする。このようなダイオードを使用することは、出力直流電圧を減ずる約1ボルトの電圧降下、高い損失電力および大きい冷却ブロックの占有場所の点で不利である。
それに対して本発明の課題は、電力供給装置の出力端における直流電圧を緩衝するための汎用的な装置であって、一方では大きな費用をかけずに構成可能であり、また他方では電力供給装置自体の故障の際に、または電力供給装置の出力側の過負荷の際に出力直流電圧の緩衝を行う装置を提供することにある。
この課題は請求項1に示されている装置により解決される。その有利な実施態様は従属請求項に示されている。
以下に図面に示されている実施例により本発明を一層詳細に説明する。その際に、
図1は本発明による装置のブロック回路図を示し、
図2aおよび図2bは、出力直流電圧の調節器に対する内部補助電力供給装置を有する電力供給装置の例における緩衝過程の間の本発明による装置の主な電圧の経過を示し、また
図3a、3bおよび3cは出力直流電圧の調節器の始動に必要な補助電圧を供給するための蓄積コンデンサを有する電力供給装置の例における緩衝過程の間の本発明による装置の主な電圧の経過を示す。
図1のブロック回路図で符号DC-USVを付されている本発明による装置は電力供給装置SVの出力端における直流電圧Uaを緩衝する役割をする。これは図1の例では電力系統側で交流電圧Unを供給されるので、電力供給装置SVはいわゆるAC-DCモジュールを成している。他の図示されていない実施例では電力供給装置は系統直流電圧を供給され得る。
本発明による装置は少なくとも1つの緩衝用電池BATTを含んでいる。その際にそれは電力供給装置を介して自動的に充電可能な蓄電池であってもよい。このような場合には、蓄電池の所定の充電を行うために、たとえば1つ充電電流制限を行う手段が追加的に存在している。これらは図面を見やすくするため図1中には示されておらず、またそこの制御ユニットCUのなかに一体化されていてもよい。
本発明によれば、制御ユニットCUは、直流電圧Uaの実際値が予め設定された最小値Uaminよりも小さいときに、緩衝用電池BATTをスイッチオンする。この比較は制御ユニットCUにより行われる。この比較の結果が肯定であれば、すなわち出力直流電圧Uaの保護が行われなければならないならば、電池BATTは好ましくは電子スイッチング要素Vの駆動により制御ユニットCUから発せられるスイッチング信号SIを介してスイッチオンされる。出力直流電圧Uaは次いで電池によりサポートされ、また現在利用可能な電池電圧Ubの値をとる。
電池BATTのスイッチオンと同時に制御ユニットにおいて予め設定された緩衝時間tmが発生される。有利には、緩衝時間の継続時間は短く、好ましくはたとえば値tm=1secを有する秒のオーダーに選ばれる。継続時間の経過後に緩衝電池BATTは先ず強制的に再びスイッチオフされる。それに基づいて出力直流電圧が新たに予め設定された最小値Uaminを下回ると、一連のこのようなスイッチオンおよびスイッチオフサイクルが、出力直流電圧Uaの回復に基づいて出力直流電圧の予め設定された最小値Uaminを下回ることがもはや生起せず、またその結果としてその後の電池スイッチオンサイクルももはや発生しなくなるまで、継続する。出力直流電圧Uaの回復はたとえば給電する電力系統の回復または電力供給装置の内部の阻止条件の消滅により行われ得る。
実際的な例では電力供給装置SVの直接に監視される出力直流電圧Uaの値は+24V DCである。この場合、最小値Uaminは有利には+23V DCに予め設定され得る。こうして出力直流電圧Uaの値がなんらかの理由から1Vだけ23V以下に低下すると、DC-USV緩衝装置はそれにより先にロードされた電池BATTを実際上直ちに電子的に出力端にスイッチオンする。出力端における負荷に生ずる最小電圧はこうして実際にたとえば23V DCの予め設定された最小電圧値以下に低下せず、この最小電圧値は約18.5Vの不足電圧に対する理論的限界よりもなおかなり高い。緩衝電池BATTが直流電圧Uaの定格値Uanennよりも大きい無負荷電圧Ubを有することは有利である。電力供給装置SVの出力直流電圧Uaに対する+24Vの定格値の際にはこの条件はたとえば約27.3Vの無負荷電圧を有する緩衝電池により満足される。
電力供給装置の出力電圧の可能な回復は、本発明により電池BATTが緩衝装置DC-USVにより好ましくは約1秒の継続時間を有する各個の緩衝時間tmの経過によりサイクリックにスイッチオフされることにより認識され得る。2つの緩衝時間tmの間のこのような休止中に、負荷に与えられている直流電圧Uaの実際値が測定される。電力供給装置がまだ電圧を供給しないならば、電池電圧の値を有する出力直流電圧Uaが短い時間中のスイッチオフ相の間にたとえば23V DCの予め設定された最小電圧値まで低下する。緩衝装置DC-USVは次いで電池を自動的に再び負荷にスイッチオンし、また別の緩衝時間tmが経過する。それに対して電力供給装置の出力電圧が緩衝時間tmの経過の間に回復すると、電池のスイッチオフの後に緩衝時間の経過により最小電圧値Uaminをもはや下回ることはない。出力電圧Uaは電力供給装置により次いで一般に定格値Uanennの高さに安定に保たれ、電池はもはやスイッチオンされず、また場合によっては電力供給装置SVにより再び充電される。
本発明による装置は、電力供給装置の出力直流電圧の故障が給電する入力交流電圧の喪失により惹起されたときにも、完全に機能し得る。この場合、正常作動中に出力直流電圧を一定に保つ課題を有する電力供給装置の内部の調節器が緩衝時間tmの経過後の休止時間の間に目標値の下に位置している出力直流電圧Uaの実際値を検出する。このような調節される電力供給は次いで給電する入力電圧の回復の際に再び始動する。
多くの場合に、系統電圧を入力として作動する電力供給装置SVは直流電圧出力端DCに、緩衝時間tmの間に緩衝電池BATTにより充電されるコンデンサを有する。緩衝時間の経過に続く休止時間中にこのコンデンサはQ=I×t=C×Uによりdu/dt=ILaststrom/Cにより放電する。こうして出力直流電圧Uaの故障の存在の際に、緩衝された電圧Uaはサイクリックに連続する緩衝時間の1つの経過の後に突然に低下せずに、時定数をもって予め設定された最小値Uaminまで低下する。このことは、緩衝時間の間の休止時間が過度に短くならず、また負荷が場合によっては許容し得ない開閉サージを免れるという利点を有する。
本発明による装置なしでは、特に定格値の周辺にある出力直流電圧が回復した電力供給装置により与えられるか、またはスイッチオンされた電池により与えられるかどうかを認識することは容易には可能ではない。その際に本装置は、電力供給装置の出力直流電圧の回復が大きな費用なしに有効に認識され得るという利点を有する。電池はこうして故障の消滅後に迅速に再び負荷から切り離され、また不必要に放電されない。本発明により、たとえばダイオードを直流電圧検出のために出力回路に設けることは必要でない。それと関連する導通電圧降下の生起および冷却体の大きな場所の占有の欠点が避けられる。
本発明による装置は、電力供給装置の入力端において給電系統電圧を直接に検出するための費用および占有場所を必要とする対策が講じられなくてよいという別の利点を有する。本発明では、負荷は給電する入力電圧の故障の際にも電力供給装置自体の故障の際にも、負荷に対して重要な電力供給装置の出力直流電圧または負荷の入力電圧が監視されるので、引き続き給電される。こうして本発明による装置は追加的に電力供給装置に、その構成への介入を必要とせずに、後置から接続することができる。
本発明による装置は、これがたとえば負荷の高いスイッチオン電流により惹起される電力供給装置の出力直流電圧の一時的な中断の際にも、負荷電圧がたとえば23V DCの予め設定可能な最小値以下に低下すると直ちに、電池を自動的にサポートとしてスイッチオンするという別の利点を有する。こうして本発明は多数の故障事例で出力直流電圧のいわば飛ぶように迅速な引継ぎまたはサポートを可能にする。さらに電池は、本発明による強制的スイッチオフの結果として、緩衝時間の経過後にあらゆる場合に出力直流電圧における正常な状況の回復の後に非常に迅速にスイッチオフされ得る。これにより、場合によっては非常に長く続く電力供給装置および電池の並列作動が避けられる。この並列作動は、さもなければ、電池の徐々の放電により、より長い時間の後に初めて終了されるものである。
さらに、負荷短絡の場合にも、出力直流電圧の監視により、この電圧が予め設定された最小値以下に低下すると直ちに、電池のスイッチオンがあらゆる場合に行われるので、追加的な電流が供給され得る。これにより選択性の目的で負荷の前に接続されている自動安全装置がより迅速にかつより確実に起動され得る。有利なことに、この場合に電池電流は緩衝装置のなかに一体化されている電子的短絡電流制限装置によりt=20msに対して典型的に120Aの定められた値に制限される。
本発明を以下に図2a、2bおよび3aないし3cに示されている電圧経過の群により説明される。その際作動の仕方に関しては基本的に電力供給装置の2つの形式が区別され得る。
第1の形式では、出力直流電圧を一定に保つための調節器が自立的な内部のまた系統入力電圧により給電される補助電圧供給装置を設けられている。これは、現在の出力電圧Uaが電池BATTのスイッチオンにより目標値Uanennより大きいときにもの上に位置しているときにも、調節器を常に準備状態に保つ。系統入力電圧の故障の際には調節器は明白にスイッチオフされている。
第2の形式では、調節器の始動のために蓄積コンデンサの形態の補助供給装置が設けられており、それにより特定の時間中は補助エネルギーが用意される。始動が行われた後に蓄積コンデンサは高抵抗の抵抗を介してたとえば系統電圧から充電され、また調節器は電力供給装置の主変圧器の補助巻線を介して給電される。この第2の形式の電力供給装置は、入力電圧の故障の際に調節器に対する安定なエネルギー供給も存在していないという欠点を有する。これにより、出力直流電圧Uaが電池のスイッチオンに基づいて目標値より大きい場合に、電力供給装置SVの一連の絶え間ない不成功裡の始動の試みが惹起される。
それにもかかわらず本発明による装置は両形式の出力端に連結され得る。両形式において、電池を本来の緩衝過程の経過後に、すなわちたとえば系統故障の終了後に、またはダイナミックな負荷ピークの消滅後に、本発明による緩衝装置を用いて迅速に、また簡単で損失電力の少ない仕方で負荷から切り離すことが可能である。
以下の説明のために図2a、2bには、上記の第1の形式に相応して出力直流電圧の調節器に対する内部の補助電圧供給装置を有する電力供給装置を例として緩衝過程の間の本発明による装置の主な電圧の経過が示されている。
その際に図2aにより、電力供給装置に給電する電力系統が時点t1で故障し、また時点t8で回復するものとする。t1での故障に基づいて出力直流電圧Uaは図2bのように第1のサポート時間ts1内でUa=UanennからUaminまで低下し、その際に電圧経過は電力供給装置の出力コンデンサのキャパシタンスおよび負荷電流Iaの大きさに関係する。この時点t2で本発明による緩衝装置が電池BATTをスイッチオンする。その結果、Uaが時点t3でUaminから値Ub−dUまで上昇し、その際にUbは電池の無負荷電圧を、またdUは電池を能動化するスイッチの両端の電圧降下を意味する。負荷に基づいて電池電圧はt3から無負荷電圧Ubの少し下に低下する。それと平行して時点t2で緩衝時間tmが発生される。
tmの経過後に時点t4で電池が強制的にスイッチオフされ、またそれに別の緩衝時間ts1が続き、この緩衝時間内で出力直流電圧Uaは新たにUaminまで低下する。この時点t5で電池が再びスイッチオンされ、別のt7まで継続する緩衝時間tmが発生され、またUaが新たに時点t6で値Ub−dUまで上昇する。このシーケンスは、系統電圧Unが回復しないかぎり、繰り返す。
時点t8で系統電圧Unの回復が行われる。この時点t8で進行している現在の緩衝時間tmの時点t9での終了により自動的に電池の永続的なスイッチオンが行われる。出力直流電圧Uaは時点t10でUanennまで低下する。この時点から電力供給装置は負荷のその後の給電を引継ぎ、また電力供給装置の調節器がUaを可能なかぎり値Uanennに一定に保つ。電池はスイッチオフされた状態にとどまる。なぜならば、出力直流電圧がもはや予め設定された最小値Uaminまで低下しないからである。
特に電力供給装置の長く続く故障の際には、電池電圧Ubと合致する直流電圧Uaの実際値が多くの後続の緩衝時間tmの1つの間に最小値Uaminをもはや上回らなくなるまで電池が放電される特別な場合が生じ得る。この場合には、制御ユニットCUにより緩衝時間tmがもはや発生されず、また緩衝用電池がその結果として、そのスイッチオンの後に直流電圧Uaの実際値が予め設定されたUaminよりも小さい値にとどまるならば、もはやスイッチオフされないと有利である。有利なことに、緩衝用電池BATTは制御ユニットCU内の独立した論理回路により、そのスイッチオン後に緩衝時間tmがもはや発生されておらず、また直流電圧Uaの実際値が予め設定された最小値Uaminよりも再び大きくなっているときに、再びスイッチオフされる。
緩衝時間tmの間の電池の負荷はその徐々の放電を生じさせる。その無負荷電圧Ubおよび緩衝時間の間に生ずる出力直流電圧Ua=Ub−dUの値は徐々に低下する。この経過は、図面を見やすくするため、図2a、2b、3a、3b、3c中には示されていない。
図2aおよび2bと同様な仕方で最後に図3aないし3cには、上記の第2の形式に相応して出力直流電圧の調節器の始動のための補助電圧供給のための蓄積コンデンサを有する電力供給装置を例として緩衝過程の間の本発明による装置の主な電圧の経過が示されている。
その際に時点t8までの図3aおよび3b中の経過は図2aおよび2b中の経過と一致している。追加的に、電力内供給装置内の調節器に給電する役割をする補助電圧Uhの経過を示す図3cが含まれている。
たとえば電力供給装置に給電する系統電圧の回復または電力供給装置を作動させない条件の終了を示す時点t8から、補助電圧Uhが0からしきい値Ustartまで上昇する。これは電力供給装置内の抵抗を介しての蓄積コンデンサの充電により行われる。時点t9でのその到達の際に電力供給装置の調節器が動作し始める。t9で図3cから3aに向かって上げられている点線で示されている矢印から、まさに緩衝時間tmが能動的であることがわかる。時点t9では出力直流電圧Uaは電池の不変のスイッチオンの結果としてなおUanennよりも大きいので、調節器は蓄積コンデンサを確かに放電させるが、電力供給装置は始動し得ない。時点t11でのUh=Ustopの際に調節器は再び停止され、また蓄積コンデンサの充電が新たに開始する。その原因は、この瞬間t11に、たといその前に位置している時点t9で緩衝時間tmが経過し終わり、電池が切り離され、またその結果としてUaが低下するとしても、出力直流電圧Uaが常になおUanennよりも大きいことにある。
シーケンス 緩衝時間tmの開始/終了”およびそれと関連する電池のスイッチオン/スイッチオフおよび 調節器始動/停止”は系統電圧Unの回復後に先ず互いに非同期で進行する。これは図3bおよび3c中に時点t12、t13およびそれらに続く波線により示されている。非同期性は、条件 調節器が動作する”およびUamin<Ua<Uanennが重なり合うときに初めて終了される。これに該当するのは図3bおよび3cの例では時点t15である。いまUa<Uanennであるから、調節器はいわば 調節器必要”を示し、作動し続ける。その結果として出力直流電圧Uaはもはやその後はUaminまで低下せず、回復した系統電圧により作動して時点t16でUanennまで高められる。従って電池はUaminをもはや下回ることができないので、もはやスイッチオンされない。同時に、蓄積コンデンサが完全に充電されるまで、調節器の補助電圧U従って、電池はから上側しきいUstartを上回る。
実際には、平均して系統電圧の回復後または電力供給装置の作動を中断する条件の解消後に約5つの緩衝時間tmが経過した後に、図3cの例では時点t8で、電力供給装置が始動し、また電池がスイッチオフされた状態にとどまることが判明している。
有利なことに、緩衝用電池BATTは無負荷電圧Ubおよび容量に関して、電池電圧Ub=Uaが緩衝時間tmの間に近似的に定格値の範囲内にある負荷電流Iaの存在の際に、好ましくは直流電圧Uaの定格値Uanennの電圧値以下には放電されないように選ばれている。実際には、この条件は、Uanenn=24Vにおいて電池のBATTの無負荷電圧Ubが少なくとも27Vの値を有するときに満足され得る。

Claims (6)

  1. 系統電圧を入力として作動する電力供給装置(SV)の出力端における直流電圧(Ua)を緩衝するための装置において、
    a)少なくとも1つの緩衝用電池(BATT)、特に電力供給装置(SV)を介して充電可能な蓄電池と、
    b)b1)直流電圧(Ua)の実際値が予め設定された最小値(Uamin)よりも小さいときに、緩衝用電池(BATT)をスイッチオンし、またb2)予め設定された緩衝時間(tm)を発生し、またその経過後に緩衝用電池(BATT)をサイクリックに再びスイッチオフする
    制御ユニット(CU)と
    を有する直流電圧の緩衝装置。
  2. 緩衝用電池(BATT)のスイッチオン後に直流電圧(Ua)の実際値が予め設定された最小値(Uamin)よりも小さいときに、制御ユニット(CU)から緩衝時間(tm)がもはや発生されず、また緩衝用電池(BATT)がもはやスイッチオフされない請求項1記載の装置。
  3. 緩衝時間(tm)がもはや発生されず、また直流電圧(Ua)の実際値が予め設定された最小値(Uamin)よりも小さいときに、緩衝用電池(BATT)が制御ユニット(CU)により再びスイッチオフされる請求項2記載の装置。
  4. 緩衝用電池(BATT)の無負荷電圧(Ub)が直流電圧(Ua)の定格値(Uanenn)よりも大きい請求項1ないし3の1つに記載の装置。
  5. 緩衝用電池(BATT)無負荷電圧(Ub)および容量は、緩衝用電池(BATT)が、近似的に定格値の範囲内にある負荷電流の存在時には緩衝時間(tm)の間に直流電圧(Ua)の定格値(Uanenn)の電圧値以下には放電されないように、選ばれている請求項4記載の装置。
  6. 系統電圧を入力として作動する電力供給装置(SV)が直流電圧出力端(DC)にコンデンサを有し、またこのコンデンサが緩衝時間(tm)の間に緩衝用電池(BATT)により充電される請求項1ないし5の1つに記載の装置。
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