JP3760625B2 - インクジェットヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置に用いられるインクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インクチャンネル内にインクを溜めておき、圧電素子に電圧を印加することにより生じる圧電素子の変形を利用して、インクチャンネル内のインクを加圧することにより、インクチャンネルに連通するノズルからインクを噴射させるインクジェットヘッドが知られている。
【0003】
このインクジェットヘッドでは、インクを噴射するインクジェットユニットを複数設けて、記録シートの同じ位置にインクを重ねて記録したり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)などの数色のインクを噴射させて、それらの色を混ぜ合わせることによりフルカラー画像の記録ができるようになっているのが通常である。
【0004】
ここで図11から図13を用いて従来のインクジェットヘッドを説明する。図11は、従来のインクジェットヘッドにおけるインクジェットユニットのノズルを有する面の一部を示す平面図である。図12は図11のF−F線断面図であり、図13は図12のG−G線断面図であり、図14は図11のH−H線断面図である。なお、図中において同一符号は同一または相当する部材を示す。
【0005】
これらの図を参照して、インクジェットユニット200は、チャンネルプレート301、隔壁303、個別電極側配線部318、振動板305、共通電極側配線部317、基板307とを一体に重ねて、ノズルプレート306を横(図12の左側方向)から貼り付けた構成となっている。
【0006】
チャンネルプレート301と隔壁303の間には、インクを収容する複数のインクチャンネル311と、各インクチャンネル311をインク共通室313に連結するインレット315と、インレット315を介してインクチャンネル311にインクを供給するインク共通室313とが形成されている。インク共通室313は図示しないインクタンクに連結されており、インクタンクよりインクの供給を受ける。
【0007】
振動板305には、各インクチャンネル311に対応した駆動用圧電素子319と圧電素子柱部321が含まれ、駆動用圧電素子319と圧電素子柱部321とはセパレート溝320によって分離される。
【0008】
基板307と駆動用圧電素子319との間の共通電極側配線部317は、アースに接続され、隔壁303と駆動用圧電素子319との間の個別電極側配線部318は、ヘッド吐出駆動部に接続される。この共通電極側配線部317は、駆動用圧電素子319内の共通電極に接続され、個別電極側配線部は駆動用圧電素子319内の個別電極に接続される。
【0009】
このような構成のインクジェットユニットの動作は、インクジェットプリンタの制御部によってコントロールされ、共通電極側配線部317と個別電極側配線部318との間に電圧が印加され、駆動用圧電素子319は隔壁303を押す方向に変形する。駆動用圧電素子319の変形は隔壁303に伝えられ、これによりインクチャンネル311内のインクが加圧され、ノズル312を介してインクドロップが記録シートに向かって飛翔する。
【0010】
インクジェットヘッドの性能を向上させるために、インクジェットユニット300を2つ用いてノズルを千鳥配列にする方法が知られている。これは、2つのインクジェットユニット300をノズル間隔の半分だけずらして配列するもので、ノズルを千鳥配列にすることでノズル密度を倍にするものである。
【0011】
図15に2つのインクジェットユニット300を用いてノズルを千鳥配列にした場合のインクジェットヘッドのノズルを有する面の平面図を示す。これによれば、たとえば、ノズル密度が180[dpi]のインクジェットヘッドを2つ用いれば、ノズル密度360[dpi]のインクジェットヘッドとすることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、インクジェットヘッドの性能を向上させるためには、記録シートに印刷されるドットのきめを細かくするためにノズルの間隔を狭めてノズル密度を高める必要がある。上述のインクジェットユニット300のノズル密度を高めるには、インクチャンネル311の容積を確保する必要性や、振動板305の加工の困難性などから構造上の問題があった。
【0013】
またインクジェットユニット300を2つ用いてノズルを千鳥配列にする方法では、単純にインクジェットユニット300を2つ用いるだけなので、インクジェットヘッドが大きくなると同時に重量も増すといった問題があった。インクジェットヘッドは、記録中に記録媒体上を移動するので、移動させる機構を簡素化するために小型化、軽量化が要求される。
【0014】
本発明は、係る問題点を解決するためになされたもので、その目的は大型化することなくノズル密度を高めたインクジェットヘッドを提供することである。
【0015】
さらに本発明は、構造が簡単で製造が容易なインクジェットヘッドを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明のある局面によると、第1の面上に設けられた複数の第1駆動部と、第1の面に対向して設けられた第2の面上に設けられた複数の第2駆動部と、複数の第1駆動部に各々対応して第2の面とは反対の面側に設けられ、複数の第1駆動部により駆動される複数の第1インクチャネルと、複数の第2駆動部に各々対応して第1の面とは反対の面側に設けられ、複数の第2駆動部により駆動される複数の第2インクチャネルと、を有することを特徴とする。
【0017】
この発明に従うと、大型化することなくノズル密度を高めたインクジェットヘッドを提供することができる。
【0018】
さらに好ましくは、面上にそれぞれ設けられた複数の駆動部は、1つの振動板として一体に形成され、1つの振動板は、電極が形成され、複数の駆動部として動作する部分と、電極が形成されないことによって複数の駆動部のそれぞれを分割する部分とを有することを特徴とする。
【0019】
この発明に従うと、さらに、構造が簡単で製造が容易なインクジェットヘッドを提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態におけるインクジェットヘッドについて説明する。
【0021】
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるインクジェットヘッドを適用したインクジェットプリンタの概要構成を示す斜視図である。
【0022】
インクジェットプリンタ1は、用紙やプラスチック薄板などの記録媒体である記録シート2と、インクジェット方式のプリンタヘッドであるインクジェットヘッド3と、インクジェットヘッド3を保持するキャリッジ4と、キャリッジ4を記録シート2の記録面に平行に往復移動させるための摺動軸5、6と、キャリッジ4を摺動軸5、6に沿って往復駆動させる駆動モータ7と、駆動モータ7の回転をキャリッジの往復運動に変えるためのタイミングベルト9と、アイドルプーリ8とを含んでいる。
【0023】
また、インクジェットプリンタ1は、記録シート2を搬送経路に沿って案内するガイド板を兼ねるプラテン10と、プラテン10との間で記録シート2を抑えることにより記録シート2の浮きを防止する紙押さえ板11と、記録シート2を排出するための排出ローラ12と、拍車ローラ13と、プリンタヘッド3のインクを吐出するノズル面を洗浄しインク吐出量を良好な状態に回復させる回復系14と、記録シート2を手動で搬送するための紙送りノブ15とを含んでいる。
【0024】
記録シート2は、手差しあるいはカットシートフィーダなどの給紙装置によって、インクジェットヘッド3とプラテン10とが対向する記録部へ送り込まれる。この際、図示しない紙送りローラの回転量が制御され、記録部への搬送が制御される。
【0025】
インクジェットヘッド3には圧電素子(PZT)が用いられる。圧電素子には、電圧が印加され、歪みが生じる。この歪みは、インクで満たされたインクチャンネルの容積を変化させる。この容積変化によりインクチャンネルに設けられたノズルからインクが吐出され、記録シート2への記録が行なわれる。これについては、後で詳しく述べる。
【0026】
キャリッジ4は駆動モータ7、アイドルプーリ8、およびタイミングベルト9により、記録シート2を桁方向(記録シート2を横切る方向)に主走査し、キャリッジ4に取付けられたインクジェットヘッド3は1ライン分の画像を記録する。1ラインの記録が終わるごとに、記録シート2は縦方向に送られ、副走査されて次のラインが記録される。
【0027】
記録シート2にはこのようにして画像が記録される。記録部を通過した記録シート2は、その搬送方向下流側に配置された排出ローラ12と、これに圧接される拍車ローラ13とによって排出される。
【0028】
図2は、インクジェットプリンタ1の制御部の概要構成を示すブロック図である。
【0029】
インクジェットプリンタ1の制御部は、CPU101と、RAM102と、ROM103と、データ受信部104と、ヘッド吐出駆動部105と、ヘッド移動駆動部106と、紙送り駆動部107と、回復系モータ駆動部108と、各種センサ部109とを含んでいる。
【0030】
全体を制御するCPU101は、必要に応じてRAM102を用い、ROM103に記憶されているプログラムを実行する。このプログラムには、データ受信部104から読込まれる画像データに基づいて、ヘッド吐出駆動部105、ヘッド移動駆動部106、紙送り駆動部107、各種センサ部109を制御し、記録シート2上に画像を記録するための部分と、必要なときに回復系モータ駆動部108、各種センサ部109を制御し、インクジェットヘッド3のノズル面を良好な状態に回復させるための部分とが含まれる。
【0031】
データ受信部104はホストコンピュータなどに接続され、記録すべき画像データを受信する。
【0032】
CPU101の制御に基づいて、ヘッド吐出駆動部105は、インクジェットヘッド3の圧電素子を駆動し、ヘッド移動駆動部106はインクジェットヘッド3を保持するキャリッジ4を桁方向に移動させる駆動モータ7を駆動し、紙送り駆動部107は紙送りローラを駆動する。また、CPU101の制御に基づいて、回復系モータ駆動部108は、インクジェットヘッド3のノズル面を良好な状態に回復させるために必要なモータなどを駆動する。
【0033】
図3〜図8は、インクジェットヘッド3のインクジェットユニット200の構成を説明するための図である。図3は、インクジェットユニット200のノズル212を有する面の一部を示す平面図である。図4は図3のA−A線断面図、図5は図3のB−B線断面図、図6は図3のC−C線断面図である。図7は図4のD−D線断面図、図8は図4のE−E線断面図である。
【0034】
インクジェットユニット200は、チャンネルプレート201と202、隔壁203と204、振動板205とを一体に重ね、ノズルプレート206を横(図4左方向)から貼り合わせた構成となっている。
【0035】
ノズルプレート206は、ニッケルなどの金属またはポリイミドなどの合成樹脂などからなり、ノズル212を有する。
【0036】
ノズル212は、ノズルプレート206がニッケルなどの金属の場合は電気鋳造またはプレス加工により、ノズルプレート206がポリイミドなどの合成樹脂の場合はレーザ加工により、穴開け加工される。ノズル212の内径は、飛翔させるインクドロップの径によって決められるものであるが、本実施の形態では25[μm]とした。
【0037】
チャンネルプレート201と202は、ステンレス鋼(SUS)あるいはニッケル(Ni)をエッチングすることにより、複数のインクチャンネル211とインク共通室213,214と、各インクチャンネル211をインク共通室213,214に連結するインレット215を形成する。このときインクチャンネル211とインク共通室213,214の深さは、インクチャンネル211内に加える圧力などにより決められるが、本実施の形態では200[μm]とした。
【0038】
隔壁203,204は、ステンレス鋼(SUS)あるいはニッケル(Ni)で、厚さ約10[μm]の薄膜である。
【0039】
振動板205には、各インクチャンネル211に対応した複数の駆動用圧電素子219と、共通電極側配線部217と個別電極側配線部218とを含む。振動板205の加工は、まず、隔壁203上に形成された共通電極側配線部217に圧電素子が固定され、その後ダイサ加工によりセパレート溝220が形成されて圧電素子が分断される。そして個別電極側配線部218が形成されることにより行なわれる。
【0040】
また、この分断によって、各インクチャンネル211に対応する駆動用圧電素子219と、これらを囲む壁216とが分離される。
【0041】
共通電極側配線部217は、一端をインクジェットユニット200内のすべての駆動用圧電素子219に共通のアースに接続され、他端をすべての駆動用圧電素子219内の共通電極に接続される。個別電極側配線部218は、一端をインクジェットプリンタ1のヘッド吐出駆動部105に接続され、他端を各駆動用圧電素子219内の個別電極に接続される。
【0042】
チャンネルプレート201,202、隔壁203,204、振動板205、ノズル212とはインクに侵されない接着剤(AZ−15など)にて貼り合わされ、ノズルプレート206が、ノズル212をインクチャンネル211の位置に合わせて貼り付けられる。本実施の形態での接着層の厚みは約2〜3[μm]である。
【0043】
このような構成のインクジェットユニット200の動作は、インクジェットプリンタ1のヘッド吐出駆動部105によって制御される。ヘッド吐出駆動部105からは、共通電極側配線部217と個別電極側配線部218との間に、印字信号である所定の電圧が印加され、駆動用圧電素子219は隔壁203または204を押す方向に変形する。駆動用圧電素子219の変形は、隔壁203または204に伝えられ、これによりインクチャンネル211内のインクが加圧され、ノズル212を介してインクドロップが記録シート2に向かって飛翔する。
【0044】
図6を参照して、インク共通室214は図示しないインクタンクに接続されており、インクタンクによりインクが供給される。インク共通室214内のインクは、インレット215を介してインクチャンネル211へと供給される。チャンネルプレート201にあるインク共通室213も同様に、インクタンクに接続されている。
【0045】
図7を参照して、駆動用圧電素子219は、隔壁203に接して一列に配列されている。チャンネルプレート201に形成されたインクチャンネル211は、隔壁203から見て駆動用圧電素子219と反対側に配列されている。チャンネルプレート202に形成されたインクチャンネル211は、隔壁203から見て駆動用圧電素子219と同じ側に配列されている。また、チャンネルプレート201に形成されたインクチャンネル211に対応する駆動用圧電素子219と、チャンネルプレート202側のインクチャンネル211に対応する駆動用圧電素子219とが交互に配列されている。
【0046】
換言すれば、インクジェットユニット200は、隣り合う駆動用圧電素子219が、異なるチャンネルプレート201,202に形成されたインクチャンネル211に対応するように、駆動用圧電素子219とインクチャンネル211が配列されている。
【0047】
従来、柱部材として用いられていた圧電素子を、インクチャンネル211内のインクを加圧するための駆動用の圧電素子として用いて、スペースを削減した構成となっている。
【0048】
ここで、駆動用圧電素子219の変形により生じる反力について説明する。駆動用圧電素子219が変形してノズルプレート201側のインクチャンネル211内のインクを加圧する場合に、隔壁203を押すが、その反力が隔壁204に作用する。隔壁204を支えるチャンネルプレート202は、反力が作用する位置にインクチャンネル211が形成されておらず、部分的に厚くなっている。したがって、チャンネルプレート202によって反力を支えるのに十分な剛性を保つことができる。
【0049】
駆動用圧電素子219が変形してチャンネルプレート202側のインクチャンネル211内のインクを加圧する場合も同様に、チャンネルプレート201の反力が作用する位置にインクチャンネル211が形成されていないので、反力を支えるのに十分な剛性を保つことができる。
【0050】
さらに、チャンネルプレート201,202の振動板205と反対側の面223を別の部材、たとえば他のインクジェットユニット200などで固定すれば、チャンネルプレート201,202の変形を防止できる。これによりチャンネルプレート201,202の変形により生じるクロストークを確実に防止することができる。
【0051】
本実施の形態で示したインクジェットヘッド3は、インクジェットユニット200を上述のごとく構成したので、従来のインクジェットヘッドのインク飛翔性能を維持しつつ、ノズル密度を倍にすることができ、かつ、小型化することができる。また、圧電素子を柱部材として用いないので、圧電素子を有効に利用することができ材料コストの削減ができる。
【0052】
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態におけるインクジェットヘッド3は、第1の実施の形態におけるインクジェットヘッド3のインクジェットユニット200に複数ある駆動用圧電素子219を1つにした形態である。第2の実施の形態においては、駆動用圧電素子219を除いて第1の実施の形態と同じなので、ここでは説明を繰返さない。
【0053】
図9は、第2の実施の形態におけるインクジェットヘッド3のインクジェットユニット200の断面図である。
【0054】
図を参照して、振動板205は、圧電素子を積層して作られたもので、電極を圧電素子の間に入れて積層した電極部221と、電極を入れずに圧電素子を積層した空隙部222とからなる。空隙部と電極部とは、交互に配列され、空隙部は電極部を分割する。振動板205は電極部221と空隙部222との間にセパレート溝を有しない。電極部221は、インクチャンネル211に対向する位置にあり、電極部221の間に空隙部222が設けられる。
【0055】
図10は、図9のI−I線断面の一部を示す図であり、振動板205の電極部221の断面を示す図である。図を参照して、駆動用圧電素子219は、極性が逆になるように交互に積層されている。そして駆動用圧電素子219の間には、共通電極224と個別電極225とが交互に入り込んでおり、共通電極224は共通電極側配線部217に、個別電極225は個別電極側配線部218に接続されている。なお、空隙部222には、共通電極224と個別電極225が積層されていない。
【0056】
このように振動板205を構成したので、共通電極側配線部217と個別電極側配線部218との間に電圧を印加すると、電極部221のみが圧電効果により変形し、空隙部222は変形しない。
【0057】
したがって、電極部221の変形により隔壁203または隔壁204を押す方向に力が加えられ、隔壁203または隔壁204が変形する。これによりインクチャンネル211内のインクが加圧されノズル212を介してインクドロップが記録シート2に向かって飛翔する。
【0058】
本実施の形態におけるインクジェットヘッド3によると、第1の実施の形態で示したインクジェットヘッド3と同様の効果の他に、次の効果を奏することができる。
【0059】
本実施の形態におけるインクジェットヘッド3は、電極部221と空隙部222とがセパレート溝で分離されていないので、空隙部222が隔壁203と204との間の距離を維持する役割を果たす。これにより空隙部222に隣接する電極部2221の変形によるチャンネルプレート201またはチャンネルプレート202の変形を防止することができる。
【0060】
また、電極部221と空隙部222とをセパレート溝で分離する必要がないので、インクジェットヘッド3を単純な構造とすることができるとともに、インクジェットヘッド3を容易に製造することができる。
【0061】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるインクジェットヘッドを適用したインクジェットプリンタの回路構成を示す斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタの制御回路のブロック図である。
【図3】インクジェットユニット200の平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】図3のC−C線断面図である。
【図7】図4のD−D線断面図である。
【図8】図4のE−E線断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるインクジェットヘッドのインクジェットユニットの断面図である。
【図10】振動板の断面図である。
【図11】従来のインクジェットユニットの平面図である。
【図12】図11のF−F線断面図である。
【図13】図12のG−G線断面図である。
【図14】図11のH−H線断面図である。
【図15】従来のインクジェットユニットを2つ用いてノズル密度を2倍にしたときの平面図である。
【符号の説明】
200 インクジェットユニット
201,202 チャンネルプレート
203,204 隔壁
205 振動板
206 ノズルプレート
211 インクチャンネル
212 ノズル
219 圧電素子
221 電極部
222 空隙部
Claims (2)
- 第1の面上に設けられた複数の第1駆動部と、
第1の面に対向して設けられた第2の面上に設けられた複数の第2駆動部と、
複数の第1駆動部に各々対応して第2の面とは反対の面側に設けられ、複数の第1駆動部により駆動される複数の第1インクチャネルと、
複数の第2駆動部に各々対応して第1の面とは反対の面側に設けられ、複数の第2駆動部により駆動される複数の第2インクチャネルと、
を有するインクジェットヘッド。 - 前記面上にそれぞれ設けられた複数の駆動部は、1つの振動板として一体に形成され、1つの振動板は、電極が形成され、前記複数の駆動部として動作する部分と、電極が形成されないことによって前記複数の駆動部のそれぞれを分割する部分とを有する、請求項1に記載のインクジェットヘッド。
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