JP3760467B2 - コンテンツ再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツ再生装置及び方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、編集者の意図を反映して簡単に自動編集することができるようにしたコンテンツ再生装置及び方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラにより撮影された画像ファイルの自動編集は、多くのソフトウェアによって実現されている。
【0003】
このような従来の自動編集用ソフトウェアは、撮影者の意図とは無関係に、シーンの切り換わり、1シーン当たりの撮影時間、動きのあるシーン、動きのないシーン、明るいシーン、暗いシーンといった撮影データから読み取れる内容(撮影状態)に基づいて、所定の判断条件でシーンを選択し、自動編集を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動編集では、主に撮った画像の情報に基づいて編集が行われるため、撮影の仕方によっては、編集者(撮影者)の意図とは異なった作品(編集結果)に仕上がってしまうという課題があった。
【0005】
そこで、撮影中または撮影直後にランク分けし、そのランク分けのデータを、編集条件としてメディア上に記録し、その編集条件に基づいて自動編集することも提案されている。
【0006】
しかしながら、通常、撮影者は撮影操作に没頭しているため、データ入力までは気が回らず、撮影中に、撮影者の意図を盛り込むことは困難であった。
【0007】
従って、自動編集は、イン点とアウト点を編集者が手動で指定するマニュアル編集に比べて、編集者の手間が掛からず編集できる反面、編集者の意図が反映されない作品となることが多いため、利用されることが少なかった。
【0008】
これに対して、マニュアル編集は編集者の意図を正確に反映させることが可能であるが、編集操作が煩雑で時間がかかるため、一般のユーザは、編集から遠のく傾向があった。
【0009】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、編集者の意図にそった編集を、簡単に、かつ自動的に行うことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1のコンテンツ再生装置は、コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定手段と、第1の判定手段により、コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出手段と、コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定手段と、第2の判定手段により、コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出手段と、再生開始位置と再生終了位置を記憶する記憶手段と、再生開始位置と再生終了位置に基づいて、編集点を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
決定手段は、複数の再生開始位置と複数の再生終了位置に重み付けを行って、編集点を決定することができる。
【0014】
決定手段により決定された編集点を、情報記録媒体に記録する記録手段をさらに備えることができる。
【0015】
情報記録媒体に記録された編集点を再生し、その編集点に基づいて、情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生する再生手段をさらに備えることができる。
【0016】
第1の検出手段は、実際の再生開始位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの先頭を再生開始位置として検出することができる。
【0017】
第2の検出手段は、実際の再生終了位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの終端を再生終了位置として検出することができる。
【0018】
本発明の第2のコンテンツ再生装置は、コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定手段と、第1の判定手段により、コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出手段と、コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定手段と、第2の判定手段により、コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出手段と、再生開始位置と再生終了位置を記憶する記憶手段と、再生開始位置と再生終了位置の間の時間と所定の基準値の長さを判定する第3の判定手段とを備え、記憶手段は、第3の判定手段により、再生開始位置と再生終了位置の間の時間が基準値より長いと判定された場合、再生開始位置と再生終了位置を記憶することを特徴とする。
【0019】
第3の判定手段により、再生開始位置と再生終了位置の間の時間が基準値より短いと判定された場合、記憶手段はその再生開始位置と再生終了位置を記憶しないことができる。
【0020】
本発明のコンテンツ再生方法は、コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、第1の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、第2の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、再生開始位置と再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、再生開始位置と再生終了位置の再生を制御する再生制御ステップと、再生制御ステップの処理により再生された再生開始位置と再生終了位置に基づいて、編集点を決定する決定ステップとを含むことを特徴とする。
第1の検出ステップの処理は、実際の再生開始位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの先頭を再生開始位置として検出するようにすることができる。
第2の検出ステップの処理は、実際の再生終了位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの終端を再生終了位置として検出するようにすることができる。
本発明の第2のコンテンツ再生方法は、コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、第1の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、第2の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、再生開始位置と再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、再生開始位置と再生終了位置の間の時間と所定の基準値の長さを判定する第3の判定ステップとを含み、記憶制御ステップの処理は、第3の判定ステップの処理により、再生開始位置と再生終了位置の間の時間が基準値より長いと判定された場合、再生開始位置と再生終了位置を記憶させることを特徴とする。
【0021】
本発明の第1の記録媒体のプログラムは、コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、第1の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、第2の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、再生開始位置と再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、再生開始位置と再生終了位置の再生を制御する再生制御ステップと、再生制御ステップの処理により再生された再生開始位置と再生終了位置に基づいて、編集点を決定する決定ステップとを含むことを特徴とする。
第1の検出ステップの処理は、実際の再生開始位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの先頭を再生開始位置として検出するようにすることができる。
第2の検出ステップの処理は、実際の再生終了位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの終端を再生終了位置として検出するようにすることができる。
本発明の第2の記録媒体のプログラムは、コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、第1の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、第2の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、再生開始位置と再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、再生開始位置と再生終了位置の間の時間と所定の基準値の長さを判定する第3の判定ステップとを含み、記憶制御ステップの処理は、第3の判定ステップの処理により、再生開始位置と再生終了位置の間の時間が基準値より長いと判定された場合、再生開始位置と再生終了位置を記憶させることを特徴とする。
【0022】
本発明の第1のプログラムは、コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、第1の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、第2の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、再生開始位置と再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、再生開始位置と再生終了位置の再生を制御する再生制御ステップと、再生制御ステップの処理により再生された再生開始位置と再生終了位置に基づいて、編集点を決定する決定ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
第1の検出ステップの処理は、実際の再生開始位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの先頭を再生開始位置として検出するようにすることができる。
第2の検出ステップの処理は、実際の再生終了位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの終端を再生終了位置として検出するようにすることができる。
本発明の第2のプログラムは、コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、第1の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、第2の判定ステップの処理により、コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、再生開始位置と再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、再生開始位置と再生終了位置の間の時間と所定の基準値の長さを判定する第3の判定ステップとを含み、記憶制御ステップの処理は、第3の判定ステップの処理により、再生開始位置と再生終了位置の間の時間が基準値より長いと判定された場合、再生開始位置と再生終了位置を記憶させることを特徴とする。
【0023】
本発明の第1のコンテンツ再生装置および第1のコンテンツの再生方法、第1の記録媒体、並びに第1のプログラムにおいては、コンテンツの再生開始位置と再生終了位置が記憶され、その再生開始位置と再生終了位置に基づいて、編集点が決定される。
また、本発明の第2のコンテンツ再生装置および第2のコンテンツの再生方法、第2の記録媒体、並びに第2のプログラムにおいては、コンテンツの再生開始位置と再生終了位置の間の時間が基準値より長いと判定された場合、その再生開始位置と再生終了位置が記憶される。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明を適用したディスクカムコーダ50の構成を示す。
【0025】
ビデオ符号器2には、CCD(charge-coupled device),CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)等の撮像素を含む撮像部1からビデオ信号が入力される。ビデオ符号器2は、入力されたビデオ信号を圧縮符号化する。同様に、オーディオ符号器4には、マイクロホン3からオーディオ信号が入力され、オーディオ符号器4は、入力されたオーディオ信号を圧縮符号化する。ビデオ信号及びオーディオ信号を圧縮符号化する方法としては、例えばMPEG(Moving Picture
Experts Group)がある。
【0026】
ビデオ符号器2及びオーディオ符号器4から出力された圧縮符号化されたビデオデータ及びオーディオデータは、ファイル生成器5に供給される。ファイル生成器5は、システム制御マイコン(マイクロコンピュータ)8によって制御され、特殊なハードウェアを用いずに動画等を同期して再生するためのコンピュータソフトウェアにより取り扱うことができるファイル構造をもつように、符号化ビデオデータとオーディオデータをビデオエレメンタリストリーム及びオーディオエレメンタリストリームに変換する。また、ファイル生成器5では、ビデオエレメンタリストリームとオーディオエレメンタリストリームを多重化し、1つのファイルを生成する。
【0027】
ファイル生成器5で生成されたファイルがメモリコントローラ7を介してメモリ6に順次書きこまれる。メモリコントローラ7に対して、システム制御マイコン8からディスクへのデータ書きこみ要求が入力されると、メモリコントローラ7によって、メモリ6からファイル生成器5で生成されたファイルが読み出される。ここで、このファイルの符号化の転送レートは、ディスクへの書きこみデータの転送レートより低く、例えば約1/2とされている。従って、ファイルが連続的にメモリ6に書きこまれるのに対して、メモリ6からの読み出しは、メモリ6がオーバフローまたはアンダフローしないことをシステム制御マイコン8が監視しながら間欠的に行われる。
【0028】
メモリコントローラ7を介してメモリ6から読み出されたファイルがエラー訂正符号化/復号器10に供給される。エラー訂正符号化/復号器10は、ファイルを一旦メモリ9に書きこみ、インターリーブ処理を施すとともに、エラー訂正符号の冗長データを生成し、冗長データが付加されたデータをメモリ9から読み出す。そして、エラー訂正符号化/復号器10の出力がデータ変復調器12に供給される。データ変復調器12は、デジタルデータをディスクに記録する時に、再生時のクロック抽出を容易とし、符号間干渉のような問題が生じないように、データを変調する。
【0029】
データ変復調器12は、光ピックアップ16を駆動するための信号を出力する。光ピックアップ16は、記録用のレーザビームを光ディスク14に照射する。このようにして、光ディスク14に対してデータが記録される。また、光ディスク14は、モータ15によって、CLV(線速度一定)、CAV(角速度一定)、またはZCAV(ゾーンCLV)で回転される。
【0030】
メモリコントローラ7から読み出される間欠的なデータを光ディスク14へ記録するので、通常は、連続的な記録動作がなされず、一定のデータ量を記録したら記録動作を中断し、次の記録要求まで待機するように、記録動作が間欠的になされる。
【0031】
また、システム制御マイコン8からの要求に応じて、ドライブ制御マイコン11がサーボ回路13に要求を出し、ディスクドライブ全体の制御がなされ、記録動作がなされる。サーボ回路13によって、光ピックアップ16のディスク径方向の移動サーボ、トラッキングサーボ、フォーカスサーボがなされ、また、モータ15のスピンドルサーボがなされる。さらに、システム制御マイコン8は、ユーザが操作入力部22を操作することによって制御される。
【0032】
次に、再生のための構成について説明する。DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスク14がディスクカムコーダ50に装着されると、再生ボタン31、キューボタン32、レビューボタン33、停止ボタン34、ディスク取り出しボタン35、自動編集再生モードボタン36等を有する操作入力部22からの入力信号に応じて、システム制御マイコン8はドライブ制御マイコン11に要求を出力し、ドライブ制御マイコン11がサーボ回路13に要求を出力して、ディスクドライブ全体を制御する。再生する場合は、光ピックアップ16は、再生用のレーザビームを光ディスク14に照射し、光ディスク14からの反射光を光ピックアップ16中のホトディテクタによって再生信号に変換する。
【0033】
この場合、サーボ回路13は、光ピックアップ16のホトディテクタの出力信号からトラッキングエラー及びフォーカスエラーを検出し、読み取りレーザビームがトラック上に位置し、トラック上に合焦するように制御する。また、サーボ回路13は、光ディスク14上の所望の位置のデータを再生するために、光ピックアップ16の径方向の移動を制御する。
【0034】
光ピックアップ16は、画像ファィルの転送レートよりも高い、例えば2倍のレートで再生信号をデータ変復調器12へ供給する。この場合、通常、連続的な再生は行われず、一定のデータ量を再生したら再生動作を中断し、次の再生要求まで待機するような間欠的な再生が行われる。
【0035】
データ変復調器12は、光ピックアップ16からデータ変復調器12に供給された再生信号を復調し、エラー訂正符号化/復号器10に供給する。エラー訂正符号化/復号器10は、復調された再生データを一旦メモリ9に書きこみ、デインターリーブ処理及びエラー訂正処理を実行する。メモリコントローラ7は、エラー訂正後の再生データをメモリ6に書きこむ。
【0036】
メモリ6に書きこまれた再生データは、システム制御マイコン8の要求に応じて、ビデオデータ及びオーディオデータの多重化を解く同期のタイミングに合わせてファイル復号器17に出力される。システム制御マイコン8は、ビデオデータ及びオーディオデータを連続再生するために、光ディスク14から再生されてメモリ6に書きこまれるデータ量と、メモリ6から読み出してファイル復号器17に出力されるデータ量を監視し、メモリ6がオーバフローまたはアンダフローしないように、メモリコントローラ7及びドライブ制御マイコン11を制御し、光ディスク14からのデータの読み出しを行う。
【0037】
ファイル復号器17では、システム制御マイコン8の制御によって、再生データをビデオエレメンタリストリーム及びオーディオエレメンタリストリームに分解する。そして、ビデオエレメンタリストリームがビデオ復号器18に、オーディオエレメンタリストリームがオーディオ復号器20に、それぞれ供給される。ファイル復号器17からのビデオエレメンタリストリーム及びオーディオエレメンタリストリームは、両者が同期するように出力される。
【0038】
ビデオ復号器18及びオーディオ復号器20は、圧縮符号化の復号をそれぞれ行い、ビデオ出力信号をLCD(liquid crystal display)19に、オーディオ出力信号をスピーカ21に、それぞれ出力し、画像と音声が再生される。
【0039】
なお、上述したようにデータが記録された光ディスク14は、着脱自在のものであるので、他の機器でも再生できる。例えば、上述の画像データを再生するソフトウェアで動作するパーソナルコンピュータが光ディスク14に記録されているデータを読み取り、パーソナルコンピュータによって記録されているビデオ及びオーディオデータを再生することができる。さらに、この発明は、ビデオデータのみ、またはオーディオデータのみを扱う場合に対しても適用できる。
【0040】
また、システム制御マイコン8には、インタネットに代表されるネットワークを介してデータを通信する通信部24、プログラムなどの各種データを格納する半導体メモリなどよりなる記憶部23が接続されている。
【0041】
さらに、磁気ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、半導体メモリ44などの記録媒体に対してデータを読み書きするドライブ25が必要に応じて接続される。
【0042】
このディスクカムコーダ50に所定の動作を実行させるコンピュータプログラムは、磁気ディスク41(フロッピディスクを含む)、光ディスク42(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク43(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリ44に格納された状態でディスクカムコーダ50に供給され、ドライブ25によって読み出されて、記憶部23に内蔵される半導体メモリにインストールされる。記憶部23にインストールされたコンピュータプログラムは、操作入力部22に入力されるユーザからのコマンドに対応するシステム制御マイコン8の指令によって、記憶部23からロードされて実行される。
【0043】
次に、ディスクカムコーダ50の自動編集処理プログラムが実行する再生開始点と再生終了点の記録処理について、図2乃至図4のフローチャートを参照して説明する。
【0044】
図2のステップS1において、自動編集処理プログラム(システム制御マイコン8)は、操作入力部22からの信号に基づいて、本体(ディスクカムコーダ50)の電源のオンが指令されたか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、本体の電源のオンが指令されていないと判定した場合、処理をステップS1に留め、電源のオンが指令されるまで、その処理を続ける。自動編集処理プログラムは、本体の電源のオンが指令されたと判定した場合、処理をステップS2に進める。
【0045】
ステップS2において、自動編集処理プログラムは、光ディスク14が本体に装着されたか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、装着されていないと判定した場合、処理をステップS2に留め、光ディスク14が装着されるまで、その処理を続ける。自動編集処理プログラムは、光ディスク14が本体に装着されたと判定した場合、処理をステップS3に進める。
【0046】
ステップS3において、自動編集処理プログラムは、操作入力部22の再生ボタン31が押されたか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、再生ボタン31が押されていないと判定した場合、処理をステップS3に留め、再生ボタン31が押されるまで、その処理を続ける。自動編集処理プログラムは、再生ボタン31が押されたと判定した場合、処理をステップS4に進め、再生開始点(再生が開始されたフレーム)を検出する。
【0047】
ステップS5において、自動編集処理プログラムは、再生開始点が、オーバラン領域内(シーンチェンジ点の前後一定時間(数秒程度の範囲内))に位置するか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、オーバラン領域内に位置すると判定した場合、最も近いシーンの先頭と開始点のズレはユーザの操作入力の誤差範囲であると判断して、処理をステップS6に進め、再生開始点をシーンの先頭に設定する(シーンの先頭のフレームを再生開始点とする)。なお、機器の応答性、キュー(早送り)、レビュー(巻き戻し)の速度等により、最適なオーバーラン領域の長さは変化する。即ち、ここで、オーバラン領域とは、キュー又はレビュー時にユーザが停止(または再生)を指令してから実際に停止(または再生)が行われるまでの距離(時間)を意味する。
【0048】
ステップS5において、再生開始点がオーバランの領域内に位置しない(オーバランの領域外に位置する)と判定された場合、ステップS6の処理はスキップされる。
【0049】
次に、ステップS7において、自動編集処理プログラムは、再生開始点をメモリ6に記憶し、処理をステップS8に進める。ステップS8において、自動編集処理プログラムは、操作入力部22のキューボタン32またはレビューボタン33が押されたか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、キューボタン32またはレビューボタン33が押されたと判定した場合、処理をステップS9に進め、再生終了点(キューボタン32又はレビューボタン33が押されたタイミングで再生されているフレーム)を検出する。
【0050】
ステップS10において、自動編集処理プログラムは、再生終了点がオーバランの領域内に位置するか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、再生終了点がオーバランの領域内に位置すると判定された場合、ステップS11において、最も近いシーンの終端と再生終了点のズレをユーザの操作入力の誤差範囲であると判断して、再生終了点をシーンの終端に設定する(シーンの終端のフレームを再生終了点とする)。
【0051】
ステップS10において、再生終了点がオーバランの領域内に位置しないと判定された場合、ステップS11の処理はスキップされる。
【0052】
次に、ステップS12において、自動編集処理プログラムは、再生終了点をメモリ6に記憶し、処理をステップS13に進める。ステップS13において、自動編集処理プログラムは、停止ボタン34が押されていないと判定した場合、処理をステップS21に進め、再生ボタン31が押されたか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、再生ボタン31が押されていないと判定した場合、そのシーンは、まだキュー又はレビュー中なので、処理をステップS13に戻し、停止ボタン34又は再生ボタン31が押されるまで、処理を留める。自動編集処理プログラムは、再生ボタン31が押されたと判定した場合、シーンが再び再生されているので、処理をステップS4に戻し、再生開始点を記憶する処理を行う。
【0053】
ステップS8において、自動編集処理プログラムは、キューボタン32又はレビューボタン33が押されていないと判定した場合、処理をステップS15に進め、操作入力部22の停止ボタン34が押されたか否かを判定する。
【0054】
ステップS15において、自動編集処理プログラムは、停止ボタン34が押されていないと判定した場合、まだシーンが再生されているので、処理をステップS8に戻し、キューボタン32又はレビューボタン33が押されるか、停止ボタン34が押される(再生が終了する)まで処理を留める。
【0055】
自動編集処理プログラムは、ステップS15において、停止ボタン34が押されたと判定した場合、再生を終了したと判断し、ステップS16において、再生終了点(停止ボタンが押されたタイミングで再生されていたフレーム)を検出する。そして、ステップS17において、再生終了点がオーバランの領域内に位置するか否かを判定する。
【0056】
ステップS17において、自動編集処理プログラムは、再生終了点がオーバランの領域内に位置すると判定した場合、シーンの終端と再生終了点とのズレがユーザの操作入力の誤差範囲であると判断して、処理をステップS18に進める。ステップS18において、自動編集処理プログラムは、再生終了点をシーンの終端に設定する。
【0057】
ステップS17において、再生終了点がオーバランの領域内に位置しないと判定された場合、ステップS18の処理はスキップされる。
【0058】
次に、ステップS19において、自動編集処理プログラムは、再生終了点をメモリ6に記憶する。
【0059】
ステップS19の処理の後、または、ステップS13において、停止ボタン34が操作されたと判定された場合、ステップS14において、自動編集処理プログラムは、再生開始点から再生終了点までの時間が3秒(一般的な、最も短い撮影時間)以上であるか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、再生開始点から再生終了点までの時間が3秒以上であると判定した場合、そのシーンが再生されたと判断し、ステップS22の処理に進む。
【0060】
これに対して、再生開始点から再生終了点までの時間が3秒以上ではない(3秒未満である)と判定した場合、自動編集処理プログラムは、そのシーンが再生されていないと判断して、処理をステップS20に進め、ステップS7,S12またはS19で記憶された再生開始点及び再生終了点のデータを消去する。その後、処理はステップS22に進む。
【0061】
ステップS22において、自動編集処理プログラムは、操作入力部22のディスク取り出しボタン35が押されたか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、ディスク取り出しボタン35が押されたと判定した場合、処理をステップS23に進める。
【0062】
自動編集処理プログラムは、ディスク取り出しボタン35が押されていないと判定した場合、処理をステップS25に進め、本体の電源のオフが指令されたか否かを判定する。自動編集処理プログラムは、本体の電源のオフが指令されたと判定した場合、処理をステップS23に進める。ステップS25において、本体の電源のオフが指令されていないと判定された場合、処理はステップS3に戻り、それ以降の処理が繰り返される。即ち、ディスクが本体から取り出されるか、本体の電源が切られるまでは、上述の処理が繰り返される。
【0063】
ステップS23において、自動編集処理プログラムは、メモリ6に登録された全ての再生開始点と再生終了点を光ディスク14のPlay Data81(後述する図5)に記録する。そして、ステップS24において、自動編集処理プログラムは、光ディスク14を排出するか、または、電源をオフし、処理を終了する。
【0064】
上述の処理において、キューボタン32とレビューがボタン33を押している時のみ動作し、キューまたはレビュー後に自動的に再生状態になるような仕様のディスクカムコーダの場合、「ボタンが押される」は、「ボタンを押した後の状態である」ことを意味する。即ち、例えば、「再生ボタンが押されたか?」は、「再生状態であるか?」を意味する。
【0065】
図2乃至図4の処理において、DVD-RW上にVRフォーマットで書かれたディスクファイル構成を、図5を参照して説明する。VRフォーマットで書かれたディスクファイル110において、Lead in61がディスクの最内周、Lead out83がディスクの最外周に対応する。Lead in61には、ディスクの種類やフォーマット、記録方法等が記述されている。UDF(Universal Disk Format)62には、ファイルシステムが記述され、RTR_VMG(Real Time Recording Video Manager)63には、VRフォーマットの各種管理情報が記録される。VOB(Video Object)71乃至77には、実際の画像データと音声データが格納される。
【0066】
RTR_VMG63について、詳細に説明する。RTR_VMG63は7つの情報テーブルから構成される。ここでは、本発明に関連する以下の4つについて説明する。RTR_VMGI(Real Time Recording Video Manager Information)91には、RTR_VMG 63内の情報テーブルのアドレス情報、プレイリストの作成日時、及びそのリストの格納場所(ユーザが定義するPGCIの場所)等のReal Time Recordingに関する基本的な情報が記述される。M_AVFIT(Movie AV File Information Table)92には、VOBの圧縮フォーマット、アスペクト比、解像度等の画像属性、圧縮フォーマット、チャンネル数、転送速度等の音声属性、及びTime Map情報が記述される。
【0067】
ORG_PGCIT(Original Program Chain Information Table)93には、オリジナルの再生順のプログラムが記述されており、記録順のVOB1 71、VOB2 72、VOB3 73、VOB4 74、VOB5 75、VOB6 76、・・・・・、VOBn 77それぞれの開始点と終了点が、図6に示されるように、ORG_PGCIT93内の対応するCell1 111、Cell2 112、Cell3 113、Cell4 114・・・・・、Celln 117に順次記述されている。
【0068】
Cellの連続した集まりはプログラム(PG)と呼ばれる。例えば、図6の例では、PG1 141はCell1 111、Cell2 112、Cell3 113、Cell4 114・・・・・、Celln 117、PG2 142はCell n+1 121、Celln+2 122、Celln+3 123、Celln+4 124・・・・・、Celln+n 127により構成される。このとき、再生順はCell番号順(プログラム番号順)となる。
【0069】
UD_PGCIT(User Defined Program Chain Information Table)94は、ユーザが定義する複数のPGCIで構成され、編集などに使われる。UD_PGCIT94内のCellは、ユーザの指定するVOB内のVOBU(VOB Unit(MPEGの1GOPに相当))単位の任意の開始点と終了点が記述可能である。図7に示されるように、例えば、Cell1 151には、VOB1 71内のVOBU1 101乃至VOBUm 104のVOBU単位の任意の開始点と終了点が記述される。そして、そのようなCellが連続して集められ、プログラムPG1 171となる。
【0070】
再生はCell番号順に行われるが、Cellの指し示すVOBUは、必ずしも記録順とは限らない。この再生順(例えば、Cell1 151、Cell2 152、Cell3 153、Cell4 154・・・・・、Celln 155)のリスト(プレイリスト)はPGCIに記述される。
【0071】
図5に戻って、Play Data81には、ディスクカムコーダ50で再生されたVOBU単位の再生開始点と再生終了点が記述される。
【0072】
即ち、ORG_PGCIT93に基づいて、ディスクカムコーダ50で、図2乃至図4のフローチャートに示されるように再生された時、ステップS23の処理で、Play Data81に再生開始点と再生終了点が記述される。その再生開始点と再生終了点に基づいて編集され、UD_PGCIT94に編集後の再生開始点と再生終了点が記述される。
【0073】
さらに、ORG_PGCIT93及びUD_PGCIT94のCellのVOBUは、VOBUのアドレス、サイズ、再生時間が定義されているM_AVFIT92内のTime MAPを参照して、再生される。
【0074】
なお、RTR_VMG63、VOB1 71乃至VOBn 77及びPlay Data81はUDFによって、開始点、終了点、サイズを任意に割り当てることが可能で、最初に割り当てたサイズで不足する場合は、新たに別の場所に設定することができる。
【0075】
以上のようにして、光ディスク14のPlay Data81に、再生開始点と再生終了点が記録された後、その処理に続いてユーザが編集処理を指令した場合、若しくは、光ディスク14が装着された時、または光ディスク14がディスクカムコーダ50に装着された状態で本体の電源がオンされた時、図8のフローチャートに示されるように、編集処理が実行される。
【0076】
次に、ディスクカムコーダ50の自動編集処理プログラムが実行する編集処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。
【0077】
ステップS41において、自動編集処理プログラムは、図4のステップS23において、光ディスク14のPlay Data81(図5)に書きこまれた再生開始点と再生終了点を読み出す。ステップS42において、自動編集処理プログラムは、ユーザから編集規則が指示されているか否かを判定する。例えば、ユーザは、再生開始点と再生終了点で規定される長さが最長の範囲、最短の範囲、または平均の範囲のいずれかを求めることを編集規則として指定することができる。
【0078】
自動編集処理プログラムは、ユーザから編集規則が指示されていると判定した場合、処理をステップS43に進め、指示された編集規則を取得する。
【0079】
ステップS42において、自動編集処理プログラムは、ユーザから編集規則が指示されていないと判定した場合、処理をステップS46に進め、デフォルトの編集規則を取得する。上述した例では、最長、最短、または平均のいずれかが、デフォルトの規則として予め規定されており、それが取得される。
【0080】
次に、ステップS44において、自動編集処理プログラムは、取得した編集規則に基づいて、光ディスク14のPlay Data81に書きこまれた再生開始点と再生終了点から編集点を決定する。すなわち、取得された規則に基づいて、範囲を最長、最短または平均とする点が、編集点(編集開始点及び編集終了点)として決定される。ステップS45において、自動編集処理プログラムは、ステップS44において決定された編集点を光ディスク14のUD_PGCIT94に記録し、処理を終了する。
【0081】
本発明の自動編集プログラムを用いて、編集者が、画像ファイルを3回再生することにより自動編集を行った例を図9を参照して説明する。なお、図9の斜線部は、オーバラン領域を示し、丸く囲った部分は、一般的な、最も短い撮影時間(今の場合、3秒とされるが、それ以外の値としてもよい)未満の再生を示す。
【0082】
1回目の再生例について説明する。ステップS61において、シーンAの先頭からシーンBの先頭付近まで再生された後、ステップS62において、シーンCの先頭付近までキューされる。そして、ステップS63において、シーンCが短い時間再生された後、ステップS64において、シーンCの先頭付近までレビューされる。さらに、ステップS65において、シーンCの途中まで再生され、ステップS66において、シーンDの全てとシーンEの先頭付近までキューされる。そして、ステップS67において、シーンEが極めて短い時間(3秒未満)再生され、ステップS68において、すぐにシーンEの途中までキューされる。さらに、ステップS69において、シーンEの途中から再生されて、そのまま続けてシーンFの途中まで再生される。
【0083】
即ち、1回目の再生では、シーンB、シーンCの途中以降、シーンD、及びシーンEの先頭から途中までは、再生されていない。従って、これらの範囲は撮影者があまり重要と考えていないシーンと推測される。
【0084】
次に、1回目の再生例の下段に示された、2回目の再生例を説明する。ステップS81において、シーンAからシーンBの先頭付近まで再生され、ステップS82において、シーンCの先頭付近までキューされる。そして、ステップS83において、シーンCの途中まで再生され、ステップS84において、シーンEの途中までキューされる。さらに、ステップS85において、シーンFの途中まで再生される。
【0085】
3回目の再生例を説明する。ステップS101において、シーンAの途中まで再生され、ステップS102において、シーンB、C、D、に続いてシーンEの途中までキューされる。そして、ステップS103において、シーンEが極めて短い時間再生された後、ステップS104において、シーンEの途中までレビューされる。さらに、ステップS105において、シーンFの途中まで再生される。
【0086】
1回目の再生によって、光ディスク14のPlay Data81に記憶される再生開始点と再生終了点を、図10を参照して説明する。なお、VOBU単位は0.5秒、オーバーラン領域は、シーンチェンジ点±3秒とする。
【0087】
ステップS61において、VOB1のVOBU1からVOB2のVOBU4(シーンAからシーンBの先頭付近)まで再生され、VOB2のVOBU4はオーバラン領域内にあるので、登録されるVOB1の再生開始点は、VOBU1、再生終了点は、VOB1(シーンA)の終端であるVOBU40になる。即ち、VOBU1からVOBU40までの区間181が再生された区間として登録される。同様にして、ステップS65において、再生された区間は、VOB2のVOBU20からVOB3のVOBU40(シーンCの先端付近からシーンCの途中)までで、VOB2のVOBU20はオーバラン領域内にあるので、再生開始点として登録されず、VOB3(シーンC)の先頭であるVOBU1が再生開始点として登録される。再生終了点は、VOBU40がそのまま登録される。即ち、この場合、シーンCのVOBU1からVOBU40までの区間182が再生された区間として登録される。
【0088】
ステップS67において、VOB5のVOBU5からVOBU10まで(シーンEの極めて短い区間)再生されているが、再生時間が3秒(一般的に最も少ない再生時間)未満であるので、再生されたと判定されず、その再生開始点と再生終了点は登録されない。
【0089】
ステップS69において、VOB5のVOBU35からVOB6のVOBU25(シーンEの途中からシーンFの途中)まで再生されるので、VOB5(シーンE)のVOBU35が再生開始点とされ、VOB6(シーンF)のVOBU25が再生終了点として登録される。即ち、VOB5のVOBU35からVOBU46までの区間183と、VOB6のVOBU1からVOBU25までの区間184が再生された区間として登録される。
【0090】
2回目と3回目の再生データも同様の処理を行うことによって、図9に示されるような蓄積データが光ディスク14のPlay Data81に記憶される。即ち、2回目の再生により登録される再生区間は、シーンA、シーンCの先端(再生開始点がオーバランの領域であるため)から再生が終了した位置まで、シーンE及びシーンFの再生された区間である。また、3回目の再生により登録される再生区間は、シーンA、シーンE及びシーンFのステップS105において再生された区間である。シーンEのステップS103で再生された区間は、3秒未満であるので、再生されたと判定されず、登録されない。
【0091】
図11は光ディスク14のPlay Data81に蓄積されるデータのテーブルの例を示す。1回の再生に対して、その間に再生されたVOB番号を表すデータ201(VOB n)、再生開始点のVOBU番号を表すデータ202(VOBU_S)、再生終了点のVOBU番号を表すデータ203(VOBU_E)が、それぞれ4バイト用意されている。さらに、4バイトが将来の使用のためにReserve204として用意されており、合計16バイトで、1回の再生区間が表される。
【0092】
例えば、図10の区間181の場合、VOBn201には、「1」が、VOBU_S202には、「1」が、VOBU_E203には、「40」がそれぞれ書きこまれる。
【0093】
このようにして、Play Data81に蓄積された3回の再生データを参照して、編集規則に基づいて、画像が自動編集される。編集規則として、例えば、再生開始点と再生終了点を一番再生時間の長いものに合わせるものが選択された場合、その編集結果に基づく再生は、図9の編集後の再生例1に示すようになる。同様に、再生区間を平均するもの、または、再生時間の短いものに合わせるものが編集規則とされた場合、編集結果に基づく再生は、図9の編集後の再生例2または3に、それぞれ示すものとなる。
【0094】
従って、1回だけの再生でも、自動編集は可能であるが、2回、3回と複数のデータを蓄積することにより、撮影者の意図がより反映された編集結果を得ることができる。また、編集規則として、重み付けを行う規則を設けることもできる。例えば、図9の場合、シーンCは、シーンA、シーンE、及びシーンFより再生頻度が少ないので、シーンA、シーンE、及びシーンFに比べて小さい重み付けをすることができる。このようにすれば、編集後のトータル時間が決められているような場合、低い優先度(重み付け)の再生区間は、編集シーンから削除され、例えば、図9の編集後の再生例4のような編集結果を得ることができる。
【0095】
次に、ディスクカムコーダ50の自動編集処理プログラムが実行する編集後の再生処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。この処理は、ユーザが自動編集再生モードボタン36をオンにして、再生ボタン31を操作した時、開始される。
【0096】
自動編集再生モードボタン36がオンされている場合、自動編集処理プログラムは、自動編集再生モードを設定し、ステップS121において、自動編集処理プログラムは、光ディスク14から、図5のUD_PGCIT94に記録されている編集点を読み出す。この編集点は、図8のステップS45の処理で記録されたものである。ステップS122において、自動編集処理プログラムは、その編集点に基づき、VOBUのアドレス、サイズ、再生時間が定義されている図5のM_AVFIT92のTime MAPを参照して、編集された画像を再生する。これにより、図9の編集後の再生例1乃至4に示されるような再生が行われる。
【0097】
即ち、システム制御マイコン8は、読み出された編集点を再生するように、ドライブ制御マイコン11に要求を出力する。ドライブ制御マイコン11は、この要求に基づいて、サーボ回路13を制御し、光ピックアップ16を編集点に移動させる。光ピックアップ16は、再生用のレーザビームを光ディスク14上の編集点の位置に照射し、光ディスク14からの反射光をホトディテクタによって再生信号に変換する。
【0098】
再生信号は、データ変復調器12、エラー訂正符号化/復号器10に順次供給され、復調、デインターリーブ処理、及びエラー訂正処理が行われ、メモリコントローラ7により、メモリ6に再生データとして一旦書きこまれる。再生データは、ファイル復号器17に供給され、ビデオエレメンタリストリーム及びオーディオエレメンタリストリームに分解される。そして、ビデオエレメンタリストリームがビデオ復号器18に、オーディオエレメンタリストリームがオーディオ復号器20に、両者が同期するように、それぞれ供給される。
【0099】
ビデオ復号器18及びオーディオ復号器20は、圧縮符号化の復号をそれぞれ行い、ビデオ出力信号をLCD(liquid crystal display)19に、オーディオ出力信号をスピーカ21に、それぞれ出力する。このようにして、編集後の画像と音声が再生される。
【0100】
以上、本発明をディスクカムコーダに応用した場合を例としたが、本発明はビデオ、オーディオ等のコンテンツがディスク、テープ、半導体メモリ等の情報記録媒体に記録されている場合に、それを再生する装置に適用することができる。
【0101】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているディスクカムコーダ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のディスクカムコーダなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0102】
この記録媒体は、図1に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、もしくは半導体メモリ44などよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているメモリ6や、記憶部23に含まれる半導体メモリなどで構成される。
【0103】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0104】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0105】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、コンテンツを自動編集することができる。またその編集を容易に行うことが可能となる。さらに、編集者の意図を反映した編集結果を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスクカムコーダの実施の形態の構成を示す図である。
【図2】図1のディスクカムコーダの再生開始点と再生終了点の記録処理を説明するフローチャートである。
【図3】図1のディスクカムコーダの再生開始点と再生終了点の記録処理を説明するフローチャートである。
【図4】図1のディスクカムコーダの再生開始点と再生終了点の記録処理を説明するフローチャートである。
【図5】図1のディスクカムコーダで記述されるディスクのファイル構成を示す図である。
【図6】図5のORG_PGCITを説明する図である。
【図7】図5のUD_PGCITを説明する図である。
【図8】図1のディスクカムコーダの編集処理を説明するフローチャートである。
【図9】再生パターンの例を示す図である
【図10】図5のPlay Dataに登録される登録データを示す図である。
【図11】図5のPlay Dataに蓄積されるデータテーブルの例を示す図である。
【図12】図1のディスクカムコーダの編集後の再生処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮像部, 2 ビデオ符号器, 3 マイクロホン, 4 オーディオ符号器, 5 ファイル生成器, 6 メモリ, 7 メモリコントローラ, 8 システム制御マイコン, 9 メモリ, 10 エラー訂正符号化/復号器, 11 ドライブ制御マイコン, 12 データ変復調器, 13 サーボ回路,14 光ディスク, 15 モータ, 16 光ピックアップ, 17 ファイル復号器, 18 ビデオ復号器, 19 LCD, 20 オーディオ復号器, 21 スピーカ, 22 操作入力部, 31 再生ボタン, 32 キューボタン, 33レビューボタン, 34 停止ボタン, 35 ディスク取り出しボタン, 36 自動編集再生モードボタン, 50 ディスクカムコーダ
Claims (20)
- 情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、
前記コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段により、前記コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出手段と、
前記コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により、前記コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出手段と、
前記再生開始位置と前記再生終了位置を記憶する記憶手段と、
前記再生開始位置と前記再生終了位置に基づいて、編集点を決定する決定手段と
を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 前記決定手段は、複数の前記再生開始位置と複数の前記再生終了位置に重み付けを行って、前記編集点を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。 - 前記決定手段により決定された前記編集点を、前記情報記録媒体に記録する記録手段
をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。 - 前記情報記録媒体に記録された前記編集点を再生し、その編集点に基づいて、前記情報記録媒体に記録されている前記コンテンツを再生する再生手段
をさらに備える
ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ再生装置。 - 前記第1の検出手段は、実際の再生開始位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの先頭を前記再生開始位置として検出する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。 - 前記第2の検出手段は、実際の再生終了位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの終端を前記再生終了位置として検出する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生装置。 - 情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、
前記コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段により、前記コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出手段と、
前記コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により、前記コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出手段と、
前記再生開始位置と前記再生終了位置を記憶する記憶手段と、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の間の時間と所定の基準値の長さを判定する第3の判定手段と
を備え、
前記記憶手段は、前記第3の判定手段により、前記再生開始位置と前記再生終了位置の間の時間が前記基準値より長いと判定された場合、前記再生開始位置と前記再生終了位置を記憶する
ことを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 前記第3の判定手段により、前記再生開始位置と前記再生終了位置の間の時間が前記基準値より短いと判定された場合、前記記憶手段はその前記再生開始位置と前記再生終了位置を記憶しない
ことを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ再生装置。 - 情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生するコンテンツ再生装置のコンテンツ再生方法において、
前記コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、
前記コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の再生を制御する再生制御ステップと、
前記再生制御ステップの処理により再生された前記再生開始位置と前記再生終了位置に基づいて、編集点を決定する決定ステップと
を含むことを特徴とするコンテンツ再生方法。 - 前記第1の検出ステップの処理は、実際の再生開始位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの先頭を前記再生開始位置として検出する
ことを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再生方法。 - 前記第2の検出ステップの処理は、実際の再生終了位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの終端を前記再生終了位置として検出する
ことを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再生方法。 - 情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生するコンテンツ再生装置のコンテンツ再生方法において、
前記コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、
前記コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の間の時間と所定の基準値の長さを判定する第3の判定ステップと
を含み、
前記記憶制御ステップの処理は、前記第3の判定ステップの処理により、前記再生開始位置と前記再生終了位置の間の時間が前記基準値より長いと判定された場合、前記再生開始位置と前記再生終了位置を記憶させる
ことを特徴とするコンテンツ再生方法。 - 情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生するコンテンツ再生装置のプログラムであって、
前記コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、
前記コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の再生を制御する再生制御ステップと、
前記再生制御ステップの処理により再生された前記再生開始位置と前記再生終了位置に基づいて、編集点を決定する決定ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - 前記第1の検出ステップの処理は、実際の再生開始位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの先頭を前記再生開始位置として検出する
ことを特徴とする請求項13に記載の記録媒体。 - 前記第2の検出ステップの処理は、実際の再生終了位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの終端を前記再生終了位置として検出する
ことを特徴とする請求項13に記載の記録媒体。 - 情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生するコンテンツ再生装置のプログラムであって、
前記コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が開始されたと判定された場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、
前記コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が停止されたと判定された場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の間の時間と所定の基準値の長さを判定する第3の判定ステップと
を含み、
前記記憶制御ステップの処理は、前記第3の判定ステップの処理により、前記再生開始位置と前記再生終了位置の間の時間が前記基準値より長いと判定された場合、前記再生開始位置と前記再生終了位置を記憶させる
ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - 情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生するコンテンツ再生装置を制御するコンピュータに、
前記コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が開始されたと判定され
た場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、
前記コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が停止されたと判定され
た場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の再生を制御する再生制御ステップと、
前記再生制御ステップの処理により再生された前記再生開始位置と前記再生終了位置に基づいて、編集点を決定する決定ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記第1の検出ステップの処理は、実際の再生開始位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの先頭を前記再生開始位置として検出する
ことを特徴とする請求項17に記載のプログラム。 - 前記第2の検出ステップの処理は、実際の再生終了位置が所定の領域内に位置するか否かを判定し、所定の領域内に位置すると判定された場合、最も近いシーンの終端を前記再生終了位置として検出する
ことを特徴とする請求項17に記載のプログラム。 - 情報記録媒体に記録されているコンテンツを再生するコンテンツ再生装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記コンテンツの再生が開始されたか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が開始されたと判定され
た場合、再生開始位置を検出する第1の検出ステップと、
前記コンテンツの再生が停止されたか否かを判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップの処理により、前記コンテンツの再生が停止されたと判定され
た場合、再生終了位置を検出する第2の検出ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の記憶を制御する記憶制御ステップと、
前記再生開始位置と前記再生終了位置の間の時間と所定の基準値の長さを判定する第3の判定ステップと
を含み、
前記記憶制御ステップの処理は、前記第3の判定ステップの処理により、前記再生開始位置と前記再生終了位置の間の時間が前記基準値より長いと判定された場合、前記再生開始位置と前記再生終了位置を記憶させる
ことを特徴とするプログラム。
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