JP3759901B2 - 無線移動通信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動する端末と基地局間及び移動する端末相互間のデータ及び音声情報を複数の伝送経路で通信し、移動中の情報伝送の途切れを少なくするとともに、情報伝送の確達性を向上させた無線移動通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、無線移動通信システムの基地局と端末間及び端末相互間の通信については以下の方式がある。
まず、特開2000−31895号公報、特開平8−84373号公報及び特開平6−252816号公報に記載されているように、基地局と直接通信しない移動局1が、基地局に対してデータ送受信の中継が可能なことを通知し、基地局が移動局1と同期をとり、さらに移動局1と移動局2で同期を取ることで移動局1経由で移動局2と送受信を行う。
また、特開2001−36961号公報に記載のものは、基地局と複数の移動局からなる通信システムにおいて、基地局を経由しない移動局間の直接通信を可能としている。
一般的には、基地局と複数の移動局間で構成されるネットワークで、エリア圏外の移動局2と通信する場合は、エリア圏内の移動局1を経由して、時分割多重されたタイムスロットのタイムスロット位置を変更することにより、中継機能を実施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この場合、移動局1、移動局2ともに移動している場合は、単一の伝送経路では、障害物、無線電波伝播の影響、移動速度等により、基地局、中継端末、端末(エリア圏外)の中継伝送での確達性が小さくなると考えられるとともに、別のタイムスロットへの乗せ替えが発生するため、タイムスロットを余分に必要とするため、エリア内の収容可能な端末数に制約が出る問題点がある。
【0004】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、移動する端末と基地局間及び移動する端末相互間のデータ及び音声情報を複数の伝送経路で通信し、移動中の情報伝送の途切れを少なくするとともに、情報伝送の確達性を向上させた無線通信システムを得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる無線移動通信システムにおいては、それぞれ所定の通達可能範囲を有する基地局及び複数の移動端末局によりネットワークが構成された無線移動通信システムにおいて、第一の移動端末局から第一の移動端末局の通達可能範囲外に位置する基地局または第三の移動端末局を最終相手先とする情報パケットを送信するとき、第一の移動端末局は、第一の移動端末局の通達可能範囲内に位置する全ての第二の移動端末局に伝送経路情報を持たない情報パケットを複製してマルチキャスト送信し、情報パケットを受信した第二の移動端末局は、情報パケットの最終相手先情報に基づき情報パケットを最終相手先に中継伝送するものである。
【0006】
また、第一の移動端末局は、情報パケットにデータ種別を付加して送信すると共に、第二の移動端末局は、データ種別に応じて情報パケットの中継伝送を制限するものである。
【0007】
また、第二の移動端末局は、自身の性能または自身の状態により情報パケットの中継伝送を制限するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1及び実施の形態2による無線移動通信システムを示す説明図であり、システム概念を示している。
図1において、1、2は基地局、11〜15、21〜25は移動可能な端末である。10は基地局1の通達可能範囲、20は基地局2の通達可能範囲、140は端末14(第一の移動端末局)の通達可能範囲、250は端末25の通達可能範囲、141、142は端末14の送信するパケット、251、252は端末25の送信するパケットである。
【0009】
次に、動作について説明する。
移動端末14と基地局1との間は通達可能範囲外であるため直接通信ができない。この場合、端末14の通達可能範囲140内に隣接端末11(第二の移動端末局)及び端末15(第二の移動端末局)がある。端末11及び端末15が移動している場合、伝送経路が確定できないとともに、通達が困難となる場合があるため、送信元である移動端末14は送信すべき情報パケットを隣接端末の11及び端末15に対して、情報を複製してパケット141及びパケット142として送信する。端末11及び端末15はパケットに含まれる伝送経路情報を考慮し、該当パケットを転送する。転送されたパケット141又はパケット142が最終的に基地局1に到着する。
基地局1では、パケット141及びパケット142が共に正常に受信されれば、後着パケットを廃棄する。このような情報の中継転送により、通達可能範囲外の端末14と基地局1間の通信が可能であり、端末の移動に伴う伝送経路上での情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能である。
【0010】
実施の形態1によれば、移動する端末と基地局間のデータ及び音声情報を複数の伝送経路で通信し、移動中の情報伝送の途切れを少なくするとともに、情報伝送の確達性を向上させることができる効果がある。
【0011】
実施の形態2.
実施の形態2は、図1を援用して以下に説明する。
図1の構成では、移動端末25(第一の移動端末局)と端末22(第三の移動端末局)との間は通達可能範囲外であるため直接通信ができない。この場合、端末25の通達可能範囲250内には隣接端末23(第二の移動端末局)及び端末24(第二の移動端末局)がある。端末23及び端末24が移動している場合、伝送経路が確定できないとともに、通達が困難となる場合があるため、送信元である移動端末25は、送信すべき情報パケットを隣接端末23及び端末24に対して、情報を複製してパケット251及びパケット252として送信する。端末23、端末24及び基地局2は、パケットに含まれる伝送経路情報を考慮し、該当パケットを転送する。転送されたパケット251又はパケット252が最終的に端末22に到着する。端末22では、パケット251及びパケット252が共に正常に受信されれば、後着パケットを廃棄する。このような情報の中継転送により、通達可能範囲外の端末と端末間の通信が可能であり、端末の移動に伴う伝送経路上での情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能である。
【0012】
実施の形態2によれば、移動する端末相互間のデータ及び音声情報を複数の伝送経路で通信し、移動中の情報伝送の途切れを少なくするとともに、情報伝送の確達性を向上させることができる効果がある。
【0013】
実施の形態3.
図2は、この発明の実施の形態3による無線移動通信システムの装置構成を示す図である。
図2において、3は端末、4は基地局、5は端末3に接続され、上記端末3に情報を発信する情報端末である。端末3は、アンテナ部31、送受信部32、変復調部33、アクセス部34、ネットワーク監視部35、IF部36、パケット制御部37によって構成されている。基地局4は、アンテナ部41、送受信部42、変復調部43、アクセス部44、ネットワーク監視部45、IF部46、パケット制御部47、さらにルーティング制御部48、アクセズ制御部49によって構成される。
【0014】
図3は、この発明の実施の形態3による無線移動通信システムのネットワーク監視処理を示すフローチャートである。
図4は、この発明の実施の形態3による無線移動通信システムのパケット送信処理を示すフローチャートである。
図5は、この発明の実施の形態3による無線移動通信システムのパケット受信処理を示すフローチャートである。
図6は、この発明の実施の形態3による無線移動通信システムのパケットフォーマットを示す図である。
【0015】
次に、動作について説明する。
端末3及び基地局4のネットワーク監視部35、45では、常時自端末番号(IPアドレス等)情報をデータ及び音声等の情報送信間隔の隙間で送信し、隣接する端末へ送信すると共に、隣接端末から、隣接端末が管理する自端末番号及びこれを含む他の隣接端末のネットワーク情報を受信する。また、受信したネットワーク情報をさらに隣接端末へ転送することで端末3及び基地局4の相対位置関係を把握することができる。
【0016】
次に、図3を用いて、ネットワーク監視処理について説明する。
まず、ステップS11で、自装置番号の情報を送信する。次いで、ステップS12で、隣接端末及び基地局の自装置番号を含むネットワーク情報を受信する。ステップS13で、隣接端末情報を入手済みかどうかを確認し、入手済みでなければステップS11に戻る。入手済みであれば、ステップS14で、端末及び基地局情報を更新する。次いで、ステップS15で、伝送経路テーブルを更新して、ステップS11に戻る。
図3の処理から、受信したネットワーク情報を基に、端末3と基地局4の相対位置関係であるネットワークトポロジ(通信網形態)を把握することができる。ネットワーク監視部35では、図1の端末14から基地局1までの伝送経路を、ネットワークトポロジから複数のルートを検索及び選択し、その情報を、図6に示されるように、パケット141のヘッダ部分に伝送経路情報として設定する。伝送経路情報は、送信元、送信先及び中継する端末の情報を格納したものである。また、複製されたパケット142のヘッダ部にも別の伝送経路情報を設定し送信する。
【0017】
次に、図4を用いて、パケット送信処理について説明する。
まず、ステップS20で、伝送経路テーブルを探索する。次いで、ステップS21で、最終相手端末までの伝送経路の有無を調べ、無しのとき、ステップS22で、基地局までの伝送経路を調べ、無しのとき、ステップS23で、送信不可として、ステップS24で、パケットを破棄して終了する。ステップS21またはステップS22で、伝送経路が有りのとき、ステップS25で、基地局及び端末までのルートを探索する。ステップS26で、複数の伝送経路の有無を調べ、無ければステップS29へ行く。有れば、ステップS27で、ホップ数が小さくて、伝送品質が良好なルートを選択する。次いで、ステップS28で、伝送経路数分のパケットを複製する。次いで、ステップS29で、各パケットヘッダに伝送経路情報を設定する。ステップS30で、パケットを送信する。
【0018】
次いで、図5を用いて、パケット受信処理について説明する。
まず、ステップS40で、受信パケットの誤りを検出した結果を確認する。ステップS41で、確認を行い、誤り有りのとき、ステップS51に行く。ステップS41で誤り無しのとき、ステップS52で、伝送経路情報に自端末が有るかどうかを確認し、無いときステップS51に行く。ステップS52で、有りのとき、ステップS42で、送信元、送信先を確認する。ステップS43で、その確認処理を行い、最終宛先が自端末のとき、ステップS44で、パケットシーケンス番号を確認する。ステップS45で、受信済みパケットかどうかを確認して、受信済みパケットであれば、ステップS51に行く。受信済みで無ければ、ステップS46で、そのパケットを受信する。ステップS43で、最終宛先が自端末でなければ、ステップS47で、パケット内の伝送経路情報を確認する。
ステップS48で、すでに転送済みパケットかどうかを確認して、既に転送済みパケットであれば、ステップS49に行き、転送先の有無を調べ、転送先有りならば、ステップS50で、パケットを転送して終了する。ステップS48で、転送済みパケットでなければ、ステップS51に行き、ステップS49で、転送先無しの場合も、ステップS51に行く。ステップS51では、パケットを破棄して、終了する。
【0019】
これにより、端末11及び端末15を経由して、パケットが転送されることになり、端末の移動に伴う伝送経路上での情報欠落が減少できると共に、継続した通信が可能である。また、基地局1のネットワーク内に最終相手先端末が存在しない場合は、基地局1が受信し、他基地局2へ該当パケットを1個転送する。基地局2は送信相手先端末がネットワーク上に存在するか確認し、存在する場合は、ネットワーク内へ伝送経路情報を設定し、パケットを複数コピーし送信する。存在しない場合は、更に別基地局へパケットを転送することとする。したがって、同一ネットワーク以外の端末間の通信においても、伝送経路上での情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能である。
また、端末の移動が伴っても、パケットの送信と同時に、ネットワーク情報が交換されているため、ダイナミックにトポロジパターンが更新され、パケットの伝送経路を逐次変更することができるとともに、複数経路で伝送していることから情報伝送の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0020】
実施の形態3によれば、端末と基地局の相対位置関係を把握するので、端末の移動に伴う伝送経路上での情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能であり、同一ネットワーク以外の端末間の通信においても、伝送経路上での情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能である。
【0021】
実施の形態4.
実施の形態3は、パケットに伝送経路情報を付加したが、実施の形態4は、送信情報であるパケット141を隣接する端末数分複製し、隣接する端末すべてにマルチキャストでパケットを送信する。
パケットを受信した隣接する端末では、パケットヘッダに格納される最終相手先端末の情報に基づき中継伝送し、最終相手先に情報伝送を行う。これにより、最終的には、少なくとも1つ以上の伝送経路で最終相手先に到着することになる。最終相手先端末は受信するパケットに対して後着パケットを廃棄する。
【0022】
これにより、隣接する端末すべてを経由して、パケットが転送されることになり端末の移動に伴う伝送経路上での情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能である。
また、基地局1のネットワーク内に最終相手先端末が存在しない場合は、実施の形態3と同様に、基地局1が受信し、他基地局2へ該当パケットを1個転送する。同様に、端末の移動が伴ってもネットワーク情報の交換を行わずともよく、パケットの伝送経路を意識せずに、複数経路で伝送していることから情報伝送の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0023】
実施の形態4によれば、隣接する端末すべてを経由して、パケットが転送されることになり端末の移動に伴う伝送経路上での情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能である。
【0024】
実施の形態5.
実施の形態5は、実施の形態4と同様に、送信情報であるパケット141を隣接する端末数分複製し、隣接する端末すべてにマルチキャストでパケット141を送信するが、送信するパケットヘッダにデータ種別を追加付与することとする。送信する端末は、送信情報内容及び送信側の意図に応じて、データ種別を設定する。隣接する各端末及び基地局は、パケット受信時にこのデータ種別応じてパケット取り込み、パケット転送、パケット廃棄等の処理を行う。これらの処理は、予めユーザが自分の意図に応じて各端末及び基地局で設定することにより実現できる。データ種別には、データの情報内容、例えば、広告情報、ニュース、メール等の様々の種別を付与でき、各端末の送信側ユーザ及び受信側ユーザの意図により、これらの情報を取り込む、転送、廃棄等の設定ができるものとする。
また、基地局1のネットワーク内に最終相手先端末が存在しない場合は、実施の形態3と同様に、基地局1が受信し、他基地局2へ該当パケットを1個転送する。
【0025】
実施の形態5によれば、データ種別が付加されるから、マルチキャストされたパケットは各端末で、取り込み、転送、廃棄等が行われ、取り込み及び転送されたパケットは最終相手先に到達することが可能となる。
また、基地局1のネットワーク内に最終相手先端末が存在しない場合は、実施の形態3と同様に、基地局1が受信し、他基地局2へ該当パケットを1個転送する。
同様に、端末の移動が伴っても、パケットの伝送経路を意識せずに、複数経路で伝送していることから情報伝送の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0026】
実施の形態6.
実施の形態6は、実施の形態4と同様に、送信情報であるパケット141を隣接する端末数分複製し、隣接する端末すべてにマルチキャストでパケット141を送信する。
隣接する各端末及び基地局は、パケット受信したときに通信中であった場合は廃棄する、端末の性能が低いものは転送を中止し廃棄する、端末が接続している伝送速度に応じて転送可否を判断する等の制限等を加えることができ、マルチキャストでの送信によるパケットの増大を防ぐことが可能となる。
また、基地局1のネットワーク内に最終相手先端末が存在しない場合は、実施の形態3と同様に、基地局1が受信し、他基地局2へ該当パケットを1個転送することにより、他のネットワークへ転送する。
【0027】
実施の形態6によれば、マルチキャストされたパケットは各端末で、取り込み、転送、廃棄等が行われ、取り込み及び転送されたパケットは最終相手先に到達することが可能となる。
また、基地局1のネットワーク内に最終相手先端末が存在しない場合は、実施の形態3と同様に、基地局1が受信し、他基地局2へ該当パケットを1個転送して他基地局2のエリアに転送するようにして、他のネットワークにも転送することができる。
同様に、端末の移動が伴っても、パケットの伝送経路を意識せずに、複数経路で伝送していることから情報伝送の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0028】
実施の形態7.
実施の形態7は、実施の形態3と同様に、端末及び基地局のアクセスがCSMA/CDである場合は、隣接する装置との測距及び移動方向の情報が収集可能である。したがって、他隣接する端末及び基地局の相対位置関係、この移動体の移動情報を情報交換することにより、より正確なネットワークトポロジが認識可能である。自端末からの通達可能範囲から遠ざかる端末や、移動速度の速い端末は伝送経路として選択しない等の条件を設定することが可能となる。したがって、端末の移動が伴ってもパケットの伝送経路を十分確保することができ、複数経路で伝送していることから情報伝送の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0029】
実施の形態7によれば、隣接する端末との距離や移動情報を収集するので、伝送経路の条件を設定することができ、より正確に伝送することができる。
【0030】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
それぞれ所定の通達可能範囲を有する基地局及び複数の移動端末局によりネットワークが構成された無線移動通信システムにおいて、第一の移動端末局から第一の移動端末局の通達可能範囲外に位置する基地局または第三の移動端末局を最終相手先とする情報パケットを送信するとき、第一の移動端末局は、第一の移動端末局の通達可能範囲内に位置する全ての第二の移動端末局に伝送経路情報を持たない情報パケットを複製してマルチキャスト送信し、情報パケットを受信した第二の移動端末局は、情報パケットの最終相手先情報に基づき情報パケットを最終相手先に中継伝送するので、移動端末局と基地局間または移動端末局間の情報パケットを、伝送経路を意識せずに複数の伝送経路で伝送し、移動中の情報伝送の途切れを少なくすると共に情報伝送の確達性を向上させることができる。
【0031】
また、第一の移動端末局は、情報パケットにデータ種別を付加して送信すると共に、第二の移動端末局は、データ種別に応じて情報パケットの中継伝送を制限するので、データ種別に応じて情報パケットを取捨選択して中継伝送することができる。
【0032】
また、第二の移動端末局は、自身の性能または自身の状態により情報パケットの中継伝送を制限するので、自身の性能または自身の状態に応じて情報パケットを取捨選択して中継伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1及び実施の形態2による無線移動通信システムを示す説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態3による無線移動通信システムの装置構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による無線移動通信システムのネットワーク監視処理を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態3による無線移動通信システムのパケット送信処理を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3による無線移動通信システムのパケット受信処理を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態3による無線移動通信システムのパケットフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1,2,4 基地局、3 端末、5 情報端末、
10、20、140、250 通達可能範囲、
11〜15 端末、21〜25 端末、 31,41 アンテナ部、
32,42 送受信部、33,43 変復調部、34,44 アクセズ部、
35,45 ネットワーク監視部、36,46 IF部、
37,47 パケット制御部、48 ルーティング制御部、
49 アクセス制御部、141,142,251,252 パケット。

Claims (3)

  1. それぞれ所定の通達可能範囲を有する基地局及び複数の移動端末局によりネットワークが構成された無線移動通信システムにおいて、第一の移動端末局から上記第一の移動端末局の通達可能範囲外に位置する基地局または第三の移動端末局を最終相手先とする情報パケットを送信するとき、上記第一の移動端末局は、上記第一の移動端末局の通達可能範囲内に位置する全ての第二の移動端末局に伝送経路情報を持たない情報パケットを複製してマルチキャスト送信し、上記情報パケットを受信した第二の移動端末局は、上記情報パケットの最終相手先情報に基づき上記情報パケットを上記最終相手先に中継伝送することを特徴とする無線移動通信システム。
  2. 第一の移動端末局は、情報パケットにデータ種別を付加して送信すると共に、第二の移動端末局は、上記データ種別に応じて上記情報パケットの中継伝送を制限することを特徴とする請求項1記載の無線移動通信システム。
  3. 第二の移動端末局は、自身の性能または自身の状態により情報パケットの中継伝送を制限することを特徴とする請求項1記載の無線移動通信システム。
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