JP2003179536A - 無線移動通信システム - Google Patents

無線移動通信システム

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JP2003179536A JP2001375853A JP2001375853A JP2003179536A JP 2003179536 A JP2003179536 A JP 2003179536A JP 2001375853 A JP2001375853 A JP 2001375853A JP 2001375853 A JP2001375853 A JP 2001375853A JP 2003179536 A JP2003179536 A JP 2003179536A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末局が移動している場合は、単一の伝送経
路では、障害物、無線電波伝播の影響、移動速度等によ
り、基地局、中継端末、エリア圏外の端末の中継伝送で
の確達性が小さくなるという問題点があった。 【解決手段】 移動端末局14から移動端末局14の通
達可能範囲外に位置する基地局1にパケットを送信する
とき、移動端末局14は、移動端末局14の通達可能範
囲内に位置する移動端末局11、15にパケットを複製
して送信し、パケットを受信した移動端末局11、15
は、それぞれ自身を経由する伝送経路により基地局1に
パケットを転送するようにして、複数の移動端末局1
1、15を経由することにより、パケット伝達の確実性
を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動する端末と
基地局間及び移動する端末相互間のデータ及び音声情報
を複数の伝送経路で通信し、移動中の情報伝送の途切れ
を少なくするとともに、情報伝送の確達性を向上させた
無線移動通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無線移動通信システムの基地局と
端末間及び端末相互間の通信については以下の方式があ
る。まず、特開2000−31895号公報、特開平8
−84373号公報及び特開平6−252816号公報
に記載されているように、基地局と直接通信しない移動
局1が、基地局に対してデータ送受信の中継が可能なこ
とを通知し、基地局が移動局1と同期をとり、さらに移
動局1と移動局2で同期を取ることで移動局1経由で移
動局2と送受信を行う。また、特開2001−3696
1号公報に記載のものは、基地局と複数の移動局からな
る通信システムにおいて、基地局を経由しない移動局間
の直接通信を可能としている。一般的には、基地局と複
数の移動局間で構成されるネットワークで、エリア圏外
の移動局2と通信する場合は、エリア圏内の移動局1を
経由して、時分割多重されたタイムスロットのタイムス
ロット位置を変更することにより、中継機能を実施して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、移動局1、
移動局2ともに移動している場合は、単一の伝送経路で
は、障害物、無線電波伝播の影響、移動速度等により、
基地局、中継端末、端末(エリア圏外)の中継伝送での
確達性が小さくなると考えられるとともに、別のタイム
スロットへの乗せ替えが発生するため、タイムスロット
を余分に必要とするため、エリア内の収容可能な端末数
に制約が出る問題点がある。
【0004】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものであり、移動する端末と基地局間及
び移動する端末相互間のデータ及び音声情報を複数の伝
送経路で通信し、移動中の情報伝送の途切れを少なくす
るとともに、情報伝送の確達性を向上させた無線通信シ
ステムを得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる無線移
動通信システムにおいては、それぞれ所定の通達可能範
囲を有する基地局及び複数の移動端末局によりネットワ
ークが構成された無線移動通信システムにおいて、第一
の移動端末局から第一の移動端末局の通達可能範囲外に
位置する基地局にパケットを送信するとき、第一の移動
端末局は、第一の移動端末局の通達可能範囲内に位置す
る複数の第二の移動端末局にパケットを複製して送信
し、パケットを受信した複数の第二の移動端末局は、そ
れぞれ自身を経由する伝送経路により基地局にパケット
を転送するものである。
【0006】また、それぞれ所定の通達可能範囲を有す
る基地局及び複数の移動端末局によりネットワークが構
成された無線移動通信システムにおいて、第一の移動端
末局から第一の移動端末局の通達可能範囲外に位置する
第三の移動端末局にパケットを送信するとき、第一の移
動端末局は、第一の移動端末局の通達可能範囲内に位置
する複数の第二の移動端末局にパケットを複製して送信
し、パケットを受信した複数の第二の移動端末局は、そ
れぞれ自身を経由する伝送経路により第三の移動端末局
にパケットを転送するものである。
【0007】また、パケットの伝送経路に基地局が含ま
れる場合に、基地局は、自身が含まれるネットワーク内
に第三の移動端末局が存在しないときは、他の基地局に
パケットを転送するものである。
【0008】さらに、各移動端末局は、自身の端末番号
に関する情報を隣接する移動端末局に送信すると共に、
隣接する移動端末局から端末番号に関する情報を受信し
て、受信した情報により、ネットワーク内の相対的位置
関係を把握するものである。
【0009】また、第一の移動端末局は、ネットワーク
内の相対的位置関係に基づき、第二の移動端末局毎に設
定された伝送経路に関する情報をパケットに付加して第
二の移動端末局に送信すると共に、パケットを受信した
第二の移動端末局は、伝送経路の関する情報に基づきパ
ケットを転送するものである。また、第一の移動端末局
は、第二の移動端末局との間の測距及び第二の移動端末
局の移動方向を測定して、測定結果に応じて伝送経路を
設定するものである。
【0010】さらにまた、第一の移動端末局は、通達可
能範囲内にある全ての第二の移動端末局にパケットを複
製してマルチキャストするものである。また、第一の移
動端末局は、パケットにデータ種別を付加して送信する
と共に、第二の移動端末局は、データ種別に応じてパケ
ットの転送を制限するものである。
【0011】また、第二の移動端末局は、自身の性能ま
たは自身の状態によりパケットの転送を制限するもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1及び実施の形態2による無線移動通信シ
ステムを示す説明図であり、システム概念を示してい
る。図1において、1、2は基地局、11〜15、21
〜25は移動可能な端末である。10は基地局1の通達
可能範囲、20は基地局2の通達可能範囲、140は端
末14(第一の移動端末局)の通達可能範囲、250は
端末25の通達可能範囲、141、142は端末14の
送信するパケット、251、252は端末25の送信す
るパケットである。
【0013】次に、動作について説明する。移動端末1
4と基地局1との間は通達可能範囲外であるため直接通
信ができない。この場合、端末14の通達可能範囲14
0内に隣接端末11(第二の移動端末局)及び端末15
(第二の移動端末局)がある。端末11及び端末15が
移動している場合、伝送経路が確定できないとともに、
通達が困難となる場合があるため、送信元である移動端
末14は送信すべき情報パケットを隣接端末の11及び
端末15に対して、情報を複製してパケット141及び
パケット142として送信する。端末11及び端末15
はパケットに含まれる伝送経路情報を考慮し、該当パケ
ットを転送する。転送されたパケット141又はパケッ
ト142が最終的に基地局1に到着する。基地局1で
は、パケット141及びパケット142が共に正常に受
信されれば、後着パケットを廃棄する。このような情報
の中継転送により、通達可能範囲外の端末14と基地局
1間の通信が可能であり、端末の移動に伴う伝送経路上
での情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能で
ある。
【0014】実施の形態1によれば、移動する端末と基
地局間のデータ及び音声情報を複数の伝送経路で通信
し、移動中の情報伝送の途切れを少なくするとともに、
情報伝送の確達性を向上させることができる効果があ
る。
【0015】実施の形態2.実施の形態2は、図1を援
用して以下に説明する。図1の構成では、移動端末25
(第一の移動端末局)と端末22(第三の移動端末局)
との間は通達可能範囲外であるため直接通信ができな
い。この場合、端末25の通達可能範囲250内には隣
接端末23(第二の移動端末局)及び端末24(第二の
移動端末局)がある。端末23及び端末24が移動して
いる場合、伝送経路が確定できないとともに、通達が困
難となる場合があるため、送信元である移動端末25
は、送信すべき情報パケットを隣接端末23及び端末2
4に対して、情報を複製してパケット251及びパケッ
ト252として送信する。端末23、端末24及び基地
局2は、パケットに含まれる伝送経路情報を考慮し、該
当パケットを転送する。転送されたパケット251又は
パケット252が最終的に端末22に到着する。端末2
2では、パケット251及びパケット252が共に正常
に受信されれば、後着パケットを廃棄する。このような
情報の中継転送により、通達可能範囲外の端末と端末間
の通信が可能であり、端末の移動に伴う伝送経路上での
情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能であ
る。
【0016】実施の形態2によれば、移動する端末相互
間のデータ及び音声情報を複数の伝送経路で通信し、移
動中の情報伝送の途切れを少なくするとともに、情報伝
送の確達性を向上させることができる効果がある。
【0017】実施の形態3.図2は、この発明の実施の
形態3による無線移動通信システムの装置構成を示す図
である。図2において、3は端末、4は基地局、5は端
末3に接続され、上記端末3に情報を発信する情報端末
である。端末3は、アンテナ部31、送受信部32、変
復調部33、アクセス部34、ネットワーク監視部3
5、IF部36、パケット制御部37によって構成され
ている。基地局4は、アンテナ部41、送受信部42、
変復調部43、アクセス部44、ネットワーク監視部4
5、IF部46、パケット制御部47、さらにルーティ
ング制御部48、アクセズ制御部49によって構成され
る。
【0018】図3は、この発明の実施の形態3による無
線移動通信システムのネットワーク監視処理を示すフロ
ーチャートである。図4は、この発明の実施の形態3に
よる無線移動通信システムのパケット送信処理を示すフ
ローチャートである。図5は、この発明の実施の形態3
による無線移動通信システムのパケット受信処理を示す
フローチャートである。図6は、この発明の実施の形態
3による無線移動通信システムのパケットフォーマット
を示す図である。
【0019】次に、動作について説明する。端末3及び
基地局4のネットワーク監視部35、45では、常時自
端末番号(IPアドレス等)情報をデータ及び音声等の
情報送信間隔の隙間で送信し、隣接する端末へ送信する
と共に、隣接端末から、隣接端末が管理する自端末番号
及びこれを含む他の隣接端末のネットワーク情報を受信
する。また、受信したネットワーク情報をさらに隣接端
末へ転送することで端末3及び基地局4の相対位置関係
を把握することができる。
【0020】次に、図3を用いて、ネットワーク監視処
理について説明する。まず、ステップS11で、自装置
番号の情報を送信する。次いで、ステップS12で、隣
接端末及び基地局の自装置番号を含むネットワーク情報
を受信する。ステップS13で、隣接端末情報を入手済
みかどうかを確認し、入手済みでなければステップS1
1に戻る。入手済みであれば、ステップS14で、端末
及び基地局情報を更新する。次いで、ステップS15
で、伝送経路テーブルを更新して、ステップS11に戻
る。図3の処理から、受信したネットワーク情報を基
に、端末3と基地局4の相対位置関係であるネットワー
クトポロジ(通信網形態)を把握することができる。ネ
ットワーク監視部35では、図1の端末14から基地局
1までの伝送経路を、ネットワークトポロジから複数の
ルートを検索及び選択し、その情報を、図6に示される
ように、パケット141のヘッダ部分に伝送経路情報と
して設定する。伝送経路情報は、送信元、送信先及び中
継する端末の情報を格納したものである。また、複製さ
れたパケット142のヘッダ部にも別の伝送経路情報を
設定し送信する。
【0021】次に、図4を用いて、パケット送信処理に
ついて説明する。まず、ステップS20で、伝送経路テ
ーブルを探索する。次いで、ステップS21で、最終相
手端末までの伝送経路の有無を調べ、無しのとき、ステ
ップS22で、基地局までの伝送経路を調べ、無しのと
き、ステップS23で、送信不可として、ステップS2
4で、パケットを破棄して終了する。ステップS21ま
たはステップS22で、伝送経路が有りのとき、ステッ
プS25で、基地局及び端末までのルートを探索する。
ステップS26で、複数の伝送経路の有無を調べ、無け
ればステップS29へ行く。有れば、ステップS27
で、ホップ数が小さくて、伝送品質が良好なルートを選
択する。次いで、ステップS28で、伝送経路数分のパ
ケットを複製する。次いで、ステップS29で、各パケ
ットヘッダに伝送経路情報を設定する。ステップS30
で、パケットを送信する。
【0022】次いで、図5を用いて、パケット受信処理
について説明する。まず、ステップS40で、受信パケ
ットの誤りを検出した結果を確認する。ステップS41
で、確認を行い、誤り有りのとき、ステップS51に行
く。ステップS41で誤り無しのとき、ステップS52
で、伝送経路情報に自端末が有るかどうかを確認し、無
いときステップS51に行く。ステップS52で、有り
のとき、ステップS42で、送信元、送信先を確認す
る。ステップS43で、その確認処理を行い、最終宛先
が自端末のとき、ステップS44で、パケットシーケン
ス番号を確認する。ステップS45で、受信済みパケッ
トかどうかを確認して、受信済みパケットであれば、ス
テップS51に行く。受信済みで無ければ、ステップS
46で、そのパケットを受信する。ステップS43で、
最終宛先が自端末でなければ、ステップS47で、パケ
ット内の伝送経路情報を確認する。ステップS48で、
すでに転送済みパケットかどうかを確認して、既に転送
済みパケットであれば、ステップS49に行き、転送先
の有無を調べ、転送先有りならば、ステップS50で、
パケットを転送して終了する。ステップS48で、転送
済みパケットでなければ、ステップS51に行き、ステ
ップS49で、転送先無しの場合も、ステップS51に
行く。ステップS51では、パケットを破棄して、終了
する。
【0023】これにより、端末11及び端末15を経由
して、パケットが転送されることになり、端末の移動に
伴う伝送経路上での情報欠落が減少できると共に、継続
した通信が可能である。また、基地局1のネットワーク
内に最終相手先端末が存在しない場合は、基地局1が受
信し、他基地局2へ該当パケットを1個転送する。基地
局2は送信相手先端末がネットワーク上に存在するか確
認し、存在する場合は、ネットワーク内へ伝送経路情報
を設定し、パケットを複数コピーし送信する。存在しな
い場合は、更に別基地局へパケットを転送することとす
る。したがって、同一ネットワーク以外の端末間の通信
においても、伝送経路上での情報欠落が減少できると共
に継続した通信が可能である。また、端末の移動が伴っ
ても、パケットの送信と同時に、ネットワーク情報が交
換されているため、ダイナミックにトポロジパターンが
更新され、パケットの伝送経路を逐次変更することがで
きるとともに、複数経路で伝送していることから情報伝
送の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0024】実施の形態3によれば、端末と基地局の相
対位置関係を把握するので、端末の移動に伴う伝送経路
上での情報欠落が減少できると共に継続した通信が可能
であり、同一ネットワーク以外の端末間の通信において
も、伝送経路上での情報欠落が減少できると共に継続し
た通信が可能である。
【0025】実施の形態4.実施の形態3は、パケット
に伝送経路情報を付加したが、実施の形態4は、送信情
報であるパケット141を隣接する端末数分複製し、隣
接する端末すべてにマルチキャストでパケットを送信す
る。パケットを受信した隣接する端末では、パケットヘ
ッダに格納される最終相手先端末の情報に基づき中継伝
送し、最終相手先に情報伝送を行う。これにより、最終
的には、少なくとも1つ以上の伝送経路で最終相手先に
到着することになる。最終相手先端末は受信するパケッ
トに対して後着パケットを廃棄する。
【0026】これにより、隣接する端末すべてを経由し
て、パケットが転送されることになり端末の移動に伴う
伝送経路上での情報欠落が減少できると共に継続した通
信が可能である。また、基地局1のネットワーク内に最
終相手先端末が存在しない場合は、実施の形態3と同様
に、基地局1が受信し、他基地局2へ該当パケットを1
個転送する。同様に、端末の移動が伴ってもネットワー
ク情報の交換を行わずともよく、パケットの伝送経路を
意識せずに、複数経路で伝送していることから情報伝送
の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0027】実施の形態4によれば、隣接する端末すべ
てを経由して、パケットが転送されることになり端末の
移動に伴う伝送経路上での情報欠落が減少できると共に
継続した通信が可能である。
【0028】実施の形態5.実施の形態5は、実施の形
態4と同様に、送信情報であるパケット141を隣接す
る端末数分複製し、隣接する端末すべてにマルチキャス
トでパケット141を送信するが、送信するパケットヘ
ッダにデータ種別を追加付与することとする。送信する
端末は、送信情報内容及び送信側の意図に応じて、デー
タ種別を設定する。隣接する各端末及び基地局は、パケ
ット受信時にこのデータ種別応じてパケット取り込み、
パケット転送、パケット廃棄等の処理を行う。これらの
処理は、予めユーザが自分の意図に応じて各端末及び基
地局で設定することにより実現できる。データ種別に
は、データの情報内容、例えば、広告情報、ニュース、
メール等の様々の種別を付与でき、各端末の送信側ユー
ザ及び受信側ユーザの意図により、これらの情報を取り
込む、転送、廃棄等の設定ができるものとする。また、
基地局1のネットワーク内に最終相手先端末が存在しな
い場合は、実施の形態3と同様に、基地局1が受信し、
他基地局2へ該当パケットを1個転送する。
【0029】実施の形態5によれば、データ種別が付加
されるから、マルチキャストされたパケットは各端末
で、取り込み、転送、廃棄等が行われ、取り込み及び転
送されたパケットは最終相手先に到達することが可能と
なる。また、基地局1のネットワーク内に最終相手先端
末が存在しない場合は、実施の形態3と同様に、基地局
1が受信し、他基地局2へ該当パケットを1個転送す
る。同様に、端末の移動が伴っても、パケットの伝送経
路を意識せずに、複数経路で伝送していることから情報
伝送の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0030】実施の形態6.実施の形態6は、実施の形
態4と同様に、送信情報であるパケット141を隣接す
る端末数分複製し、隣接する端末すべてにマルチキャス
トでパケット141を送信する。隣接する各端末及び基
地局は、パケット受信したときに通信中であった場合は
廃棄する、端末の性能が低いものは転送を中止し廃棄す
る、端末が接続している伝送速度に応じて転送可否を判
断する等の制限等を加えることができ、マルチキャスト
での送信によるパケットの増大を防ぐことが可能とな
る。また、基地局1のネットワーク内に最終相手先端末
が存在しない場合は、実施の形態3と同様に、基地局1
が受信し、他基地局2へ該当パケットを1個転送するこ
とにより、他のネットワークへ転送する。
【0031】実施の形態6によれば、マルチキャストさ
れたパケットは各端末で、取り込み、転送、廃棄等が行
われ、取り込み及び転送されたパケットは最終相手先に
到達することが可能となる。また、基地局1のネットワ
ーク内に最終相手先端末が存在しない場合は、実施の形
態3と同様に、基地局1が受信し、他基地局2へ該当パ
ケットを1個転送して他基地局2のエリアに転送するよ
うにして、他のネットワークにも転送することができ
る。同様に、端末の移動が伴っても、パケットの伝送経
路を意識せずに、複数経路で伝送していることから情報
伝送の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0032】実施の形態7.実施の形態7は、実施の形
態3と同様に、端末及び基地局のアクセスがCSMA/
CDである場合は、隣接する装置との測距及び移動方向
の情報が収集可能である。したがって、他隣接する端末
及び基地局の相対位置関係、この移動体の移動情報を情
報交換することにより、より正確なネットワークトポロ
ジが認識可能である。自端末からの通達可能範囲から遠
ざかる端末や、移動速度の速い端末は伝送経路として選
択しない等の条件を設定することが可能となる。したが
って、端末の移動が伴ってもパケットの伝送経路を十分
確保することができ、複数経路で伝送していることから
情報伝送の欠落が皆無もしくは最小限に抑えられる。
【0033】実施の形態7によれば、隣接する端末との
距離や移動情報を収集するので、伝送経路の条件を設定
することができ、より正確に伝送することができる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。それぞ
れ所定の通達可能範囲を有する基地局及び複数の移動端
末局によりネットワークが構成された無線移動通信シス
テムにおいて、第一の移動端末局から第一の移動端末局
の通達可能範囲外に位置する基地局にパケットを送信す
るとき、第一の移動端末局は、第一の移動端末局の通達
可能範囲内に位置する複数の第二の移動端末局にパケッ
トを複製して送信し、パケットを受信した複数の第二の
移動端末局は、それぞれ自身を経由する伝送経路により
基地局にパケットを転送するので、移動端末局と基地局
間のパケットを複数の伝送経路で伝送し、移動中の情報
伝送の途切れを少なくすると共に情報伝送の確達性を向
上させることができる。
【0035】また、それぞれ所定の通達可能範囲を有す
る基地局及び複数の移動端末局によりネットワークが構
成された無線移動通信システムにおいて、第一の移動端
末局から第一の移動端末局の通達可能範囲外に位置する
第三の移動端末局にパケットを送信するとき、第一の移
動端末局は、第一の移動端末局の通達可能範囲内に位置
する複数の第二の移動端末局にパケットを複製して送信
し、パケットを受信した複数の第二の移動端末局は、そ
れぞれ自身を経由する伝送経路により第三の移動端末局
にパケットを転送するので、移動端末局間のパケットを
複数の伝送経路で伝送し、移動中の情報伝送の途切れを
少なくすると共に情報伝送の確達性を向上させることが
できる。
【0036】また、パケットの伝送経路に基地局が含ま
れる場合に、基地局は、自身が含まれるネットワーク内
に第三の移動端末局が存在しないときは、他の基地局に
パケットを転送するので、他のネットワーク内の移動端
末局にもパケットを送信することができる。さらに、各
移動端末局は、自身の端末番号に関する情報を隣接する
移動端末局に送信すると共に、隣接する移動端末局から
端末番号に関する情報を受信して、受信した情報によ
り、ネットワーク内の相対的位置関係を把握するので、
端末番号に関する情報の送受信によりネットワーク内の
相対位置関係を把握することができる。
【0037】また、第一の移動端末局は、ネットワーク
内の相対的位置関係に基づき、第二の移動端末局毎に設
定された伝送経路に関する情報をパケットに付加して第
二の移動端末局に送信すると共に、パケットを受信した
第二の移動端末局は、伝送経路の関する情報に基づきパ
ケットを転送するので、パケットに伝送経路を付加する
ことにより、移動中であっても、より正確にパケットを
伝送することができる。また、第一の移動端末局は、第
二の移動端末局との間の測距及び第二の移動端末局の移
動方向を測定して、測定結果に応じて伝送経路を設定す
るので、さらに正確にパケットを伝送することができ
る。
【0038】さらにまた、第一の移動端末局は、通達可
能範囲内にある全ての第二の移動端末局にパケットを複
製してマルチキャストするので、パケットの伝送経路を
意識せずに、端末の移動に伴う情報の欠落を減少するこ
とができる。また、第一の移動端末局は、パケットにデ
ータ種別を付加して送信すると共に、第二の移動端末局
は、データ種別に応じてパケットの転送を制限するの
で、データ種別に応じてパケットを取捨選択して転送す
ることができる。
【0039】また、第二の移動端末局は、自身の性能ま
たは自身の状態によりパケットの転送を制限するので、
自身の性能または自身の状態に応じてパケットを取捨選
択して転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1及び実施の形態2に
よる無線移動通信システムを示す説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態3による無線移動通信
システムの装置構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による無線移動通信
システムのネットワーク監視処理を示すフローチャート
である。
【図4】 この発明の実施の形態3による無線移動通信
システムのパケット送信処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3による無線移動通信
システムのパケット受信処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】 この発明の実施の形態3による無線移動通信
システムのパケットフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1,2,4 基地局、3 端末、5 情報端末、10、
20、140、250 通達可能範囲、11〜15 端
末、21〜25 端末、 31,41 アンテナ部、3
2,42 送受信部、33,43 変復調部、34,4
4 アクセズ部、35,45 ネットワーク監視部、3
6,46 IF部、37,47 パケット制御部、48
ルーティング制御部、49 アクセス制御部、14
1,142,251,252 パケット。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA01 BB06 CC05 DD04 5K030 HA08 HC09 JL01 JT09 KA05 LA19 LB06 5K033 CA11 CB13 CC01 DA19 DB18 5K067 AA35 BB02 BB21 CC08 EE02 EE06 EE10 FF02 5K072 AA28 BB02 DD11 DD16 FF27 GG12 GG13 GG14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ所定の通達可能範囲を有する基
    地局及び複数の移動端末局によりネットワークが構成さ
    れた無線移動通信システムにおいて、第一の移動端末局
    から上記第一の移動端末局の通達可能範囲外に位置する
    基地局にパケットを送信するとき、上記第一の移動端末
    局は、上記第一の移動端末局の通達可能範囲内に位置す
    る複数の第二の移動端末局にパケットを複製して送信
    し、上記パケットを受信した複数の第二の移動端末局
    は、それぞれ自身を経由する伝送経路により上記基地局
    にパケットを転送することを特徴とする無線移動通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 それぞれ所定の通達可能範囲を有する基
    地局及び複数の移動端末局によりネットワークが構成さ
    れた無線移動通信システムにおいて、第一の移動端末局
    から上記第一の移動端末局の通達可能範囲外に位置する
    第三の移動端末局にパケットを送信するとき、上記第一
    の移動端末局は、上記第一の移動端末局の通達可能範囲
    内に位置する複数の第二の移動端末局にパケットを複製
    して送信し、上記パケットを受信した複数の第二の移動
    端末局は、それぞれ自身を経由する伝送経路により上記
    第三の移動端末局にパケットを転送することを特徴とす
    る無線移動通信システム。
  3. 【請求項3】 パケットの伝送経路に基地局が含まれる
    場合に、上記基地局は、自身が含まれるネットワーク内
    に第三の移動端末局が存在しないときは、他の基地局に
    上記パケットを転送することを特徴とする請求項2記載
    の無線移動通信システム。
  4. 【請求項4】 各移動端末局は、自身の端末番号に関す
    る情報を隣接する移動端末局に送信すると共に、上記隣
    接する移動端末局から端末番号に関する情報を受信し
    て、上記受信した情報により、ネットワーク内の相対的
    位置関係を把握することを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれか一項記載の無線移動通信システム。
  5. 【請求項5】 第一の移動端末局は、ネットワーク内の
    相対的位置関係に基づき、第二の移動端末局毎に設定さ
    れた伝送経路に関する情報をパケットに付加して上記第
    二の移動端末局に送信すると共に、上記パケットを受信
    した第二の移動端末局は、上記伝送経路の関する情報に
    基づき上記パケットを転送することを特徴とする請求項
    4記載の無線移動通信システム。
  6. 【請求項6】 第一の移動端末局は、第二の移動端末局
    との間の測距及び上記第二の移動端末局の移動方向を測
    定して、上記測定結果に応じて伝送経路を設定すること
    を特徴とする請求項5記載の無線移動通信システム。
  7. 【請求項7】 第一の移動端末局は、通達可能範囲内に
    ある全ての第二の移動端末局にパケットを複製してマル
    チキャストすることを特徴とする請求項1〜請求項6の
    いずれか一項記載の無線移動通信システム。
  8. 【請求項8】 第一の移動端末局は、パケットにデータ
    種別を付加して送信すると共に、第二の移動端末局は、
    上記データ種別に応じて上記パケットの転送を制限する
    ことを特徴とする請求項7記載の無線移動通信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 第二の移動端末局は、自身の性能または
    自身の状態によりパケットの転送を制限することを特徴
    とする請求項7記載の無線移動通信システム。
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