JP3757626B2 - 楽音制御用打撃操作検出装置および楽音制御信号出力装置 - Google Patents

楽音制御用打撃操作検出装置および楽音制御信号出力装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、楽音制御信号出力装置、および、この楽音制御信号出力装置に用いて好適な楽音制御用打撃操作検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スティックに加速度センサや振動センサを取り付けて楽音の発生や楽音特性の制御をするスティック型の楽音制御信号出力装置が知られている。
このようなスティック型の楽音制御信号出力装置においては、操作性のよいものがなかった。例えば、スティックの1度の振りにより発生する正負の加速度により出力が2回発生するものや、スティックを空中で振ったときにセンサ出力の発生タイミングが手で感じ取れないといったものがある。
また、打撃をセンサで検出し、この出力が閾値を超えたときに発音させる場合、この閾値の設定が非常に難しく、低く設定すれば誤発音しやすく、高く設定されれば発音されにくくなるという問題があった。
【0003】
また、このようなスティック型演奏操作子において、スティックに感度や周波数特性の異なる振動センサを設けて、スティックの異なる操作によって異なる楽音制御を行なうものが、例えば、実公昭59−5912号公報等で知られている。しかし、どのような操作をすれば所望の楽音制御がなされるのかが明確でない。スティックにX方向,Y方向,Z方向別の加速度センサを取付け、スティックを振る方向によって異なる楽音制御を行なうものが、例えば、特公平7−82323号公報等で知られている。しかし、振る方向を制御することがむずかしい。したがって、思い通りの演奏制御をすることがむずかしく、演奏性が悪いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、誤動作しにくい楽音制御用打撃操作検出装置、演奏性のよい楽音制御信号出力装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、請求項1に記載の発明においては、楽音制御用打撃操作検出装置において打撃を受ける本体部に取り付けられる振動センサ、前記振動センサの出力の包絡線出力を生成する包絡線を抽出する包絡線抽出部、抽出された包絡線出力に基づいて前記打撃を検出する打撃検出部、および、打撃が検出されたのに応じて、前記包絡線出力の最大値の検出が開始され、所定の検出期間の間に前記最大値が更新されるごとに前記検出期間を更新し、前記検出期間の終了により、前記打撃を受ける動作に応じた第1の楽音制御信号を出力する制御部を有するものである。
したがって、打撃の大きさが最大値になった時点を認識した上で打撃を受ける動作に応じた楽音制御信号を出力することができる。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の楽音制御用打撃操作検出装置において、前記検出期間の終了時における前記最大値に基づいて,前記打撃の大きさに応じた強度データを出力するものである。
したがって、打撃の大きさに応じた楽音制御を行なうことができる。
請求項3に記載の発明においては、請求項1に記載の楽音制御用打撃操作検出装置において、前記打撃検出部は、さらに、前記包絡線出力の差分値を算出する差分算出部を含み、前記打撃検出部は、前記振動センサの出力の包絡線出力の値および該包絡線出力の差分値の大きさに基づいて前記打撃を検出するものである。
したがって、単に前記振動センサの出力の包絡線出力の値の大きさを検出するのに比べ、振動センサの出力の包絡線出力から打撃をより正確に検出することができるようになり、誤出力や無出力が少なくなる。
【0008】
請求項4に記載の発明においては、楽音制御信号出力装置において、請求項1に記載の楽音制御用打撃操作検出装置に、さらに、前記本体部の振り操作を振動として検出する振り操作検出センサを有し、前記制御部は、さらに、前記振動センサにより打撃が検出されないときの前記振り操作検出センサによる振り操作の検出に応じて第2の楽音制御信号を出力するものである。
したがって、打撃および振り操作という明確に区別される操作のそれそれに応じた楽音制御を行うことができ、演奏性がよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の楽音制御信号出力装置の第1の実施の形態の全体構成の説明図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は平面図である。図中、1はスティック、2は第1の取付部、3は第1の振動センサ、4は取り付けねじ、5はリード線、6は第2の取付部、7は制御部、8は振り操作検出器、9は第1の振動センサ、10は第3の取付部、10aは係合突起部、11はスイッチ、12は出力線、13は第4の取付部である。
【0010】
スティック1には、ドラムを叩くのに通常使用される略丸棒状のスティックそのものを使用する。第1の取付部2により第1の振動センサ3が、第2の取付部6により制御部7および振り操作検出器8が、第3の取付部10により複数のスイッチ11が、第4の取付部13により出力線12が取り付けられる。なお、リード線5は第1の振動センサ3のリード線である。第1の振動センサは、図示の第1の振動センサ3のようにスティック1の先端部寄りに取り付けられても、あるいは、第1の振動センサ9として図示したように、第2の取付部6によって振り操作検出器8とともに取り付けられてもよい。
【0011】
第1の取付部2は、リング状であり内側に第1の振動センサ3が設けられ、切り欠き部からスティック1にはめ込まれ、結合部が取り付けねじ4で締結される。第2の取付部は、スティック1を囲む上下2個の部材からなり、上の部材の内側に制御部7が設けられ、下の部材の内側に振り操作検出器8が設けられ、上下の部材の結合部同士が取り付けねじ4で締結される。第3の取付部10は、係合突起部10aを有し、第2の取付部6の上側部材の溝に係合するように取り付けられ、上部に3個のスイッチ11、下部に1個のスイッチ11が固定されている。スイッチ11は、押す組み合わせによって音色等の選択を行うものである。出力線12は、図示しない外部機器から電源供給を受けるとともに、楽音制御信号としてMIDI(Musical Instrument digital Interface)データを出力する。
【0012】
上述したように、この実施の形態の楽音制御信号出力装置は、スティック1に取り外し自在に取り付けるものであるため、取り付けおよび取り外しが容易である。したがって、操作者は、自分の好みのスティック1に、この装置を取り付けて演奏操作子とすることができる。なお、図示の例では、制御部7やスイッチ11もスティック1に取り付けるようにしたが、第1の振動センサ3および振り操作検出器8のみをスティック1に取り付け、制御部7やスイッチ11は、スティック1に取り付けない状態で使用するような構造としてもよい。
【0013】
図2は、本発明の楽音制御信号出力装置の第2の実施の形態の全体構成の説明図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。21はスティック、22は取付カバーである。この実施の形態は、専用のスティック21に各部材を接着その他の方法により固定的に取り付け、楽音制御用演奏操作子としたものである。制御部7は取付カバーに覆われて取り付けねじ4で取り付けられる。この例においても、制御部7やスイッチ11は、スティック1に取り付けられない状態で使用するような構造としてもよい。
【0014】
図3は、図1,図2に示した第1の振動センサの一例の説明図である。第1の振動センサ3は、振動伝達ゴム31を介してスティック1,21に接着その他の方法により取り付けられている。振動伝達ゴム31は、スティック1に加えられた打撃により発生する振動を振動センサ3に伝えやすくするもので、一具体例として、振動をよく伝えかつ変形可能なゲル状のゴムを用いている。第1の振動センサ3は、スティック1に衝撃を与える打撃操作に応じた楽音制御信号を生成するための信号を出力する。
【0015】
第1の振動センサ3の一具体例としては、小型マイク、テープレコーダ内蔵マイクとして、通常使用されているコンデンサマイクを使用する。空気振動を振動板に受け入れるマイク開口部を接着剤で塞いで空気振動の検出を遮断し、マイク本体に伝わる振動だけを検出するようにしている。このコンデンサマイクは、振動を検知する際の応答が後述する第2の振動センサの一具体例であるピエゾ(圧電)センサよりも速いという特徴がある。
第1の振動センサとしては、ダイナミック型(動電型)マイク、マグネチックマイク等の電気音響変換器を、上述したコンデンサマイクと同様な方法で用いることができる。また、ピエゾ(圧電)型センサを用いることもできる。
【0016】
図4は、図1,図2に示した振り操作検出器の実施の一形態の説明図である。図4(a)は正面から見た説明用の断面図、図4(b)は側面から見た説明用の断面図、図4(c)は裏面の説明図、図4(d)は振り操作状態の説明図である。図中、41は重り、42はクッション材、43は板バネ、44は第2の振動センサ、45は支持体、46はクッション材である。
支持体45は箱状であり、支持体45の箱内部の壁面に弾性を有する板バネ43が片持ち梁の形態で取り付けられている。板バネ43の自由端には重り41が設けられている。支持体45の箱内部の上部壁面にはクッション材42が振動吸収部材として取り付けられ、上部壁面に相対向する下部壁面は衝突部となっている。支持体45は、クッション材46を介してスティック1,21に取り付けられている。
【0017】
重り41は、支持体45が振られる動作に応じて、上方に変位して振動吸収用のクッション部材42を押圧するとともに、下方に変位して支持体45の衝突部に衝突する。第2の振動センサ44は、重り41の衝突時の振動を検出することにより、スティック1に取り付けられた支持体45が振られる動作に応じた楽音制御信号を生成するための信号を出力する。
重り41はほぼ砲弾型をしており、下方向に丸み帯びた突起形状として衝撃を強くするとともに、上面は平面状としてクッション材42への押圧力を分散させている。
【0018】
なお、第2の振動センサ44の取付位置は、衝突時の振動を検出できる位置であればよく、衝突部の位置でもよい。板バネ43の一具体例として、ニクロム合金製で弾性力の弱い弾性体を使用しているが、重り41を変位自在に支持体45に取り付けることができれば、材質は特に限定されない。両端支持の板バネで重り41を上下に変位させてもよく、また、弾性体の形状も特に限定されない。2本のコイルバネを用いて重り41を上下から支持して変位させてもよい。クッション材4の一具体例としてはスポンジを用いている。重り41を弾性体と同一材料で一体に形成してしてもよい。第2の振動検出センサ44の一具体例として、、ピエゾ(圧電)型センサを用いることができる。
【0019】
次に、この振り操作検出器8の動作を説明する。図4(a),図4(b)に示すように、重り41は、静止状態においてその上面がクッション材42に接触している。スティック1を振り下げる動作時に、重り41は慣性により、クッション材42に押し付けられる。図4(d)に示すように、振り下げ終了時に、重り41はクッション材42を離れて、下方向に変位して支持体45の下の衝突部に衝突する。この衝突による振動を第2の振動センサ44が検出する。振動の大きさは振り下げ時の加速度に応じた大きさとなる。同時に、この振動は、スティック1を伝わり、振り下げ操作により、振り操作検出器8から出力が発生するタイミングを直接に手で操作者に感じ取らせることができるために操作性がよい。
その後、板バネ43の作用により、重り41は図4(a),図4(b)に示す静止位置に復帰する。その際の衝撃はクッション材42により吸収されるため、第2の振動センサ44は僅かな振動しか検出しない。
【0020】
振り下げ終了後、スティック1を振り下げ動作の開始位置に戻すときには、戻し始めに重り41に下向きの力が加わる。これは振り下げ動作に比較すると弱い力であり、かつ、板バネ43の付勢する方向とは逆方向の力である。したがって、この力によって重り41がクッション材42から離れたとしても、支持体45の衝突部には衝突しないか、あるいは、衝突したとしても小さな振動しか発生しない。後述する閾値ADthの働きにより、この小さな振動に応じた発音は行なわれない。
上述した振り操作検出器8は、振り操作時の一種の加速度を検出するものであり、振り操作検出器としては、ピエゾ(圧電)素子に重りを付けた圧電型加速度センサ、半導体式加速度センサなど、一般的な加速度センサでもよい。ただし、振動を検知する際の応答は、第1の振動センサ3よりも遅いほうがよい。また、重りが支持体に衝突しなものでは、振られたときの出力発生タイミングを操作者に感じ取らせるものとはならない。
【0021】
振り操作検出器8の長さは約2cmとしたが、1cm〜10cmの範囲が好適である。重り41の質量は1gとしたが、数100mg〜数gの範囲が好適である。板バネ43の弾性係数は、重り41の質量および板バネ43の長さに応じて決められるものであり、重り41が上述したような所期の動作を行うような値に設定される。
【0022】
図5は、本発明の楽音制御信号出力装置の実施の一形態のブロック構成図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。51,53はセンサアンプ、52,54はエンベロープ抽出部、55は1チップマイコンLSI、56は音源および電源部であり、図1の出力線12によって接続される外部機器に対応する。また、57はサウンドシステムである。
第1の振動センサ3、第2の振動センサ44は、それぞれ、センサアンプ51,53により増幅され、エンベロープ抽出部52,54に入力される。エンベロープ抽出部52,54は、振動波形の包絡線検出器であり、例えば、ダイオードとコンデンサ、抵抗器を用いた半波整流回路で実現される。各エンベロープ抽出器52,54の出力は、1チップマイコンLSI55に入力され、内部で所定のサンプルクロック周期でA/D変換されディジタル信号処理される。
【0023】
制御部7内のワンチップマイコン55は、第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力により、演奏者がスティック1で何かを打撃する動作を検出して第1の楽音制御信号を出力するとともに、第1の振動センサ3により打撃が検出されないときの、スティック1を空中で振る動作を検出する振り操作検出器8の第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力により、第2の楽音制御信号を出力する。
【0024】
第2の振動センサ44は、重り41の衝突による振動を検出するだけでなく、演奏者がスティック1で何かを打撃したときにも、スティック1を伝わる振動を検出してしまう。そのため、上述したように、第1の振動センサ3により打撃が検出されないことを条件として、第2の楽音制御信号を出力するようにしている。第1の振動センサ3は、第2の振動センサ44よりも応答が速いものを用いているので、第2の振動センサ44がスティック1を伝わる振動を検出する前に、第1の振動検出センサ3がこの振動を検出する。
逆に、重り41の打撃による振動はさほど強くなく、また、この振動はクッション材46が介在することもあって、第1の振動センサ3に伝わる振動が小さく、かつ、図9を参照して後述するように、第1の振動検出センサ3による打撃検出には、VDTH,VSTHという閾値が設定されている。したがって、重り41の衝突による振動を第2の振動センサ44が検出したときに、第1の振動センサ3の出力によって、第2の態様の楽音発生を指示する楽音制御信号の出力が阻止されることはない。
【0025】
このようにして、ワンチップマイコン55は、スティック1で何かを打撃する動作とスティック1を空中で振る動作とを明確に区別して、それぞれに応じた楽音制御信号を出力している。複数のスイッチ11のオンオフ状態はパラレルポートを経て1チップマイコン55に入力される。上述した2つの動作のそれぞれに指定される制御対象、例えば、音色は、複数のスイッチ11を押す組み合わせによって設定される。楽音を制御する信号として、例えば、MIDIデータを用い、これを音源および電源部56に出力する。
【0026】
楽音制御信号出力装置自体に電池等を内蔵させてもよいが、図示の例では、音源および電源部56から電源の供給を受ける。音源および電源部56は、入力されたMIDIデータにより制御されて楽音を生成してサウンドシステム57に出力し、サウンドシステム57はスピーカから楽音を発生する。音源および電源部56、サウンドシステム57は、演奏者が身につけてもよい。また、電池を内蔵させた場合には、MIDIデータを無線電波あるいは赤外線で音源および電源部56に送信するようにしてもよい。あるいは、音源と電池を内蔵させて、この音源で生成された楽音を無線電波でラジオ受信機等に送信するようにしてもよい。
【0027】
図6ないし図10は、本発明の楽音制御信号出力装置の動作を説明するためのフローチャートである。図5に示した1チップマイコンLSI55によって実行される。図6は、メインのフローチャートである。図7は、スイッチのオンイベントのフローチャートである。図8は、タイマ割込イベント処理のフローチャートである。図9は、図8における第1の振動センサのエンベロープ抽出出力の処理ステップのフローチャートである。図10は、図8における第2の振動センサのエンベロープ抽出出力の処理ステップのフローチャートである。
【0028】
図11は、第1の振動センサのエンベロープ抽出出力の処理を説明するための波形図である。説明用の波形図であって、実際の振動検出波形を示したものではない。図中、横軸は時間、縦軸は振幅である。121は第1の振動センサの出力であり、122はそのエンベロープ抽出出力である。123は、エンベロープ抽出出力の微分値である。
【0029】
図6に示すメインのフローチャートにおいて、S61においては初期設定を行い、S62に処理を進める。S62においてはイベントの検出を行いS63に処理を進める。S63においては、イベントがあるか否かを判定し、イベントがあるときにはS64に処理を進め、ないときにはS62に処理を戻す。S64においては各イベントに応じた処理ルーチンを実行してS62に処理を戻す。各イベントに応じた具体的な処理ルーチンとして、スイッチのオンイベントを図7に、タイマ割込イベントの処理を図8に示す。
【0030】
図7のS71においては、同時にオンされている、図5にSW1〜SW4として示したスイッチ11のオン状態の組み合わせに応じて音色グループナンバTGNの値を設定する。音色グループナンバTGNの値により、スティック1で何かを打撃する動作とスティック1を空中で振る動作とのそれぞれに、同じか、または、異なる音色TC(TGN,1)と音色TC(TGN,2)を与える。なお、音色グループナンバTGNを与える代わりに、スティック1で何かを打撃する動作とスティック1を空中で振る動作のそれぞれに、個別に音色TCを指定するようにしてもよい。
【0031】
図8のタイマ割込イベント処理は、所定時間間隔で行われる。S81においてはT0=0であるか否かを判定し、0であればS82に処理を進め、0でなければS83に処理を進める。S83においては、T0の値をデクリメントしてS82に処理を進める。ここで、T0とは、図6のS61の初期設定時に0にセットされ、後述する図9のS102において初期値WT0がセットされる時間変数である。その意味するところは、先に第1の振動センサ3の出力によってスティック1で打撃する動作に対応した発音指示がなされた後に、所定時間WT0を経過するまで、後述するS87の第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力の処理ステップをスキップさせるものである。
【0032】
S82においては、A/D入力の取り込みを行い、S84に処理を進める。図5のA/D入力1の端子に入力された第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力を取り込み、サンプリングしてディジタル化する。この値を、以後VD(バイブレーションデータ)とする。
図11に示した波形において、エンベロープ抽出出力122を所定の割込周期でサンプリングされた値が、このVDに相当する。
一方、図5のA/D入力2の端子に入力された第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力も取り込み、サンプリングしてディジタル化する。この値を、以後AD(アクセラレーションデータ)とする。第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力については図示を省略している。
【0033】
S84においては、第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力に関して、差分を取り、以後この値をVS(バイブレーションスピード)とする。ここで、VD0は前回割り込み時のVDの値である。
図11に示した波形において、エンベロープ抽出出力の微分値123を所定の割込周期でサンプリングされた値が、この差分値VSにほぼ対応するものとなる。ただし、VSは、サンプル出力であるVDの差分で行っており、図示のようなエンベロープ抽出出力の微分値123を直接にサンプリングしているのではない。
【0034】
図8に再び戻り、S85においては第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力の処理が行われる。S86においてはT0=0、かつ、T1=0であるか否かが判定され、この条件を満足するときにはS87の第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力の処理に進み、満足しないときにはタイマ割込イベント処理を終了する。
【0035】
ここで、T0については、先にS81において説明した時間変数である。T1は、図6のS61の初期設定時に0にセットされ、後述する図9のS94およびS98においてWT1にセットされる時間変数である。その意味するところは、第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力のピーク値を検出する動作を行う残り時間を示す変数である。したがって、S86のステップによって、S87に処理を進めるのは、スティック1で打撃する動作に対応した発音指示がなされた後所定時間WT0を経過した後であって、かつ、第1の振動検出センサ3のエンベロープ抽出出力のピーク値検出期間が終了しているときである。
【0036】
図9に示す第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力の処理においては、S91においてT1=0であるか否かが判定され、0であるときにはS92に処理を進め、0でないときにはS95に処理を進める。最初はピーク値を検出するための検出時間が与えられていないのでS92に処理が進む。S92においては、VD>VDthか否かを判定し、この条件を満足するときにはS93に処理を進め、満足しないときには図8のS86に処理を戻す。ここで、VDthは、VDの閾値を意味し、図11に示したアナログ波形を用いた説明図では、(VDth)と示したレベルに対応する。すなわち、この条件は、第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力122が所定の閾値を超えたか否かを判定する条件である。
【0037】
S93においては、VS>VSthか否かを判定し、この条件を満足するときにはS94に処理を進め、満足しないときには図8のS86に処理を戻す。ここで、VSthはVSの閾値を意味し、図11に示したアナログ波形を用いた説明図に(VSth)として示したレベルに対応する。この判定条件は、第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力の微分値123(差分値)が所定の閾値を超えたか否かを判定する条件である。ステップS92,S93の両条件を満足したときに初めてS94に処理を進め、ピーク検出動作を開始させ、図8のS86に処理を戻す。検出時間WT1をピーク値を検出する動作を行う残り時間T1にセットし、ピーク値の初期設定として、VDをVDP(VDのピーク値)にセットし、VSをVSP(VSのピーク値)にセットする。
【0038】
第1の振動センサ3は、コンデンサマイクなど具体例によっては、振動といえない揺らぎなどにより閾値を超える出力を発生する。そのため、単に第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力値のレベルが閾値を超えているかの判定だけでは、この揺らぎ等も検出してしまう。そのため、上述したように、このエンベロープ抽出出力値の微分値(差分値)が閾値を超えていることも判定条件に加えている。その結果、第1の振動センサ3の出力の包絡線出力から打撃の有無をより正確に検出することができるようになる。
【0039】
S91においてT1=0でないとして、S95に処理が進むのは、ピーク検出動作を開始し、まだ検出時間WT1が経過していないときである。S95においてはT1の値をデクリメントし、S96に処理を進める。S96においては、VDP≧VDであるか否かを判定し、この条件を満足するときにはS97に処理を進め、満足しないときにはS98に処理を進めた後にS97に処理を進める。VDPは前回のタイマ割込イベントまでにおけるVDのピーク値であるから、今回のVDがVDPを上回るときには、ピーク値を更新するためにS98の処理を行う。S98においては、今回のVDの値をVDPにセットするとともに、T1に再びWT1をセットする。
【0040】
S94におけるT1へのWT1のセット時点は、図11の▲1▼に示す時点である。S98においてT1へのWT1の再セットが行われる処理は、タイマ割込イベントごとに繰り返し行われ、次にS96からS97に処理が進むときが図11の▲2▼に示す時点である。その後、VDの値がVDPより小さくなった後、図11の▲3▼の時点以後、再びVDの値がVDPより大きくなって、タイマ割込イベントごとにS98に処理が進むようになり、最後に図11に示した▲4▼の時点以後は、VDの値がVDPよりも小さくなる。
この▲1▼から▲2▼の期間、▲3▼から▲4▼の期間は、S98に処理が進むため、T1の値がWT1に再セットされる。また、▲4▼の時点以後は、VDPの値が更新されることなく保持される。このような処理によって、第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力の新たなピークが検出されてからWT1の時間経過を待って、その間に、新たなピークがなければ、以後ピークが来ないものとして、後述するように、図11の▲5▼の時点で発音を行うようになっている。
【0041】
S97においては、VSP≧VSであるか否かを判定し、この条件を満足するときにはS100に処理を進め、満足しないときにはS99に処理を進める。VSPは前回のタイマ割込イベントまでにおけるVSのピーク値であるから、今回のVSがVSPを上回るときには、ピーク値を更新するためにS99の処理を行う。S99においてはVSの値をVSPにセットして、S100に処理を進める。S100においては、T1=0であるか否かを判定し、この条件を満足するときにはS101に処理を進めるが、満足しないときには図8のS86に処理を戻す。
【0042】
ピーク検出時間WT1が経過する図11に示した▲5▼の時点で、S101に処理が進む。S101においては強度データTD(タッチデータ)を作成する。例えば、VDPの値に重み計数aを乗算した値とVSPの値に重み計数bを乗算した値との和をTDにセットする。この演算式は単なる一例であり、VDPに重み計数を乗算した値のみをTDにセットしたり、VDPやVSPを羃乗した値をセットするなど、種々の特性を持たせることが可能である。演算に代えてルックアップテーブルを用いてTDを出力してもよい。
また、VDPとVSPとでTDを生成するのではなく、VDPで1つのパラメータ、例えば上述したTDを生成し、VSPで他のパラメータ、例えば音高を制御するようにしてもよい。これによれば、打撃操作に応じた発音に対するVDPとVSPによるバリエーションに富んだ楽音制御が可能である。
次に、S102に処理を進め、発音指示を行う。強度がTDであり音色がTC(TGN,1)の楽音発生を指示するMIDIデータを出力する。次に、S103に処理を進め、発音指示後のマスク期間を設定するために、WT0をT0にセットする。また、後述するT2を0にセットする。
【0043】
図10に示す第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力の処理においては、図9に示した第1の振動センサ3のピーク検出処理と同様な処理が行われる。S111においてT2=0か否かを判定し、T2が0のときにはS112に処理を進め、T2が0でないときにはS114に処理を進める。ここで、T2は、第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力のピーク値を検出する動作の残り時間を示す変数である。図6のS61の初期設定、および、図9に示したS103において0にセットされている。S103でT2に0をセットしているのは、第1の振動センサ3によって打撃操作が検出開始される前に、第2の振動センサ44による振り操作の検出を開始していた場合でも、振り操作の検出を終了して、この振り操作に応じた楽音の発生を禁止するためである。T2は、S113においてWT2にセットされ、S116において再度WT2にセットされる。
【0044】
最初はT2=0であるので、S112に処理が進む。S112においては、AD>ADthか否かを判定し、この条件を満足するときにはS113に処理を進め、満足しないときにはタイマ割込イベント処理を終了する。ここで、ADthは、ADの閾値を意味する。この条件は、図示を省略するが、第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力が所定の閾値ADthを超えたか否かを判定する条件である。
S113においては、ピーク検出動作を開始させた後にタイマ割込イベント処理を終了する。検出時間WT2をピーク値を検出する動作を行う残り時間T2にセットし、ピーク値の初期設定として、ADをADP(ADのピーク値)にセットする。
【0045】
S111においてT2=0でないとして、S114に処理が進むのは、ピーク検出動作を開始し、まだ検出時間WT2が経過していないときである。S114においてはT2の値をデクリメントし、S115に処理を進める。S115においては、ADP≧ADであるか否かを判定し、この条件を満足するときにはS117に処理を進め、満足しないときにはS116に処理を進めた後にS117に処理を進める。ADPは前回のタイマ割込イベントまでにおけるADのピーク値であるから、今回のADがADPを上回るときには、ピーク値を更新するためにS116の処理を行う。S116においては、今回のADの値をADPにセットするとともに、T2に再びWT2をセットする。S117においては、T2=0であるか否かを判定し、この条件を満足するときにはS118に処理を進めるが、満足しないときにはタイマ割込イベント処理を終了する。
【0046】
このような処理によって、第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力についても、第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力と同様に、新たなピークが検出されてからWT2の時間経過を待って、その間に、新たなピークがなければ、以後ピークが来ないものとして、S118に処理を進める。S118においては強度データTDを作成する。例えば、ADPの値に重み計数cを乗算した値をTDにセットする。この演算式は単なる一例であり、ADPを羃乗した値をセットするなど、種々の特性を持たせることが可能である。演算に代えてADPでタッチカーブテーブルを参照してTDを生成するようにしてもよい。
次に、S119に処理を進め、発音指示を行う。強度がTDであり音色がTC(TGN,2)の楽音発生を指示するMIDIデータを出力して、タイマ割込イベント処理を終了する。
【0047】
上述した説明では、図8のS86において、第1の振動センサ3のピーク検出動作時間中(T1≠0)およびピーク検出後の発音指示後のマスク期間中(T0≠0)において、第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力の処理を禁止していた。すなわち、打撃操作の検出開始時点(図9のステップS94)から、この打撃操作に応じた発音開始の所定時間後までの期間において、第2の振動センサ44を用いた振り操作検出器8による振り操作の検出を禁止していた。
この条件を変更して、第1の振動センサ3のエンベロープ抽出出力の値が所定値以下に低下するまでの間、第2の振動センサ44のエンベロープ抽出出力の処理を禁止するようにしてもよい。すなわち、打撃を検出する第1の振動センサ3の出力レベルが所定値以下に低下するまでの間、振り操作の検出を禁止するようにしてもよい。あるいは、単純に、上述した打撃操作の検出開始時点から所定時間を禁止期間としてもよい。要するに、打撃操作に応じた振動が、第2の振動センサ44で検出されている間、第2の振動センサ44による発音を禁止することができれば、その禁止期間はどのように決めてもよい。
【0048】
上述した禁止期間は、打撃により発生したスティック1の振動を第2の振動センサ44でも検出してしまうことによって、振り操作の誤検出とならないようにするためである。第1の振動センサ3として、打撃の振動に対して第2の振動センサ44よりも応答が速いものを用いたり、図10におけるS112のADthを高くすることによって、さらに、振り操作の誤検出のおそれを少なくすることができる。
以上をもって、図8ないし図11を参照した本発明の楽音制御信号出力装置の動作説明を終了する。
【0049】
図12は、本発明の楽音制御信号出力装置とともに用いる演奏補助具の説明図である。図中、131は打撃パッド、132は長方形リング、133は波状ボードである。図1,図2に示したスティック1,21で打撃パッド131を叩くと、第1の振動センサ3により打撃が検出されて強度TD,音色TC(TGN,1)の楽音発生を指示する楽音制御信号が出力される。同様に、長方形リング132のリングの中にスティック1,21を差し込んで早打ちするときにも打撃が検出されて強度TD,音色TC(TGN,1)の楽音発生を指示する楽音制御信号が出力される。波状ボード133の表面をスティック1,21でこすったときにも、強度TD,音色TC(TGN,1)の楽音発生を指示する楽音制御信号が出力され、自然楽器の「ギロ」のような演奏が可能となる。また、スティック1,21を空中で振ると強度TD,音色TC(TGN,2)の楽音発生を指示する楽音制御信号が出力され
【0050】
上述した説明では、楽音制御信号として、強度TDと音色TGを指定した発音指示信号を出力するようにした。この強度TDとしては、音量(楽音のエンベロープレベル)あるいはピッチシフト量(楽音の音高の公称値からのずれ)等でもよい。楽音の音色TGの指定に代えて、楽音の他の態様を指定するするようにしてもよい。また、発音指示信号に代えて、発音中のあるいは他の入力手段で発音される楽音に対して、態様を指定するようにしてもよい。例えば、打撃操作検出時に、TDに応じて楽音のピッチを異ならせ、振りの操作の検出時に、TDに応じて楽音の音量を異ならせる楽音制御信号とすることもできる。
【0051】
上述した説明では、楽音制御信号出力装置に、振り操作検出器8および第1の振動センサ3の2つを同時に用いたが、いずれか一方を用いるものとしてもよい。また、上述した説明では振り操作検出器8、第1の振動センサ3を演奏者が手で把持するスティックに取り外し可能にあるいは固定的に取り付けた。それ以外に、これらを演奏者の手足に直接取り付けたり、演奏者の靴やサポータに取り付けて使用してもよい。
【0052】
【発明の効果】
上述した説明から明らかなように、本発明の楽音制御用打撃操作検出装置は、誤動作しにくいという効果がある。さらにまた、本発明の楽音制御信号出力装置は、打撃操作および振り操作という明確に異なる操作のそれぞれに応じて、楽音制御信号、例えば、音色の異なる楽音発生指示信号を出力することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の楽音制御信号出力装置の第1の実施の形態の全体構成の説明図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は平面図である。
【図2】 本発明の楽音制御信号出力装置の第2の実施の形態の全体構成の説明図である。
【図3】 図1,図2に示した第1の振動センサの一例の説明図である。
【図4】 図1,図2に示した振り操作検出器の実施の一形態の説明図である。
【図5】 本発明の楽音制御信号出力装置の実施の一形態のブロック構成図である。
【図6】 本発明の楽音制御信号出力装置の動作を説明するためのメインのフローチャートである。
【図7】 本発明の楽音制御信号出力装置の動作を説明するためのスイッチのオンイベントのフローチャートである。
【図8】 本発明の楽音制御信号出力装置の動作を説明するためのタイマ割込イベント処理のフローチャートである。
【図9】 図8における第1の振動センサのエンベロープ抽出出力の処理ステップのフローチャートである。
【図10】 図8における第2の振動センサのエンベロープ抽出出力のフローチャートである。
【図11】 第1の振動センサのエンベロープ抽出出力の処理を説明するための波形図である。
【図12】 本発明の楽音制御信号出力装置とともに用いる演奏補助具の説明図である。
【符号の説明】
1 スティック、2 第1の取付部、3 第1の振動センサ、4 取り付けねじ、5 リード線、6 第2の取付部、7 制御部、8 振り操作検出器、9 第1の振動センサ、10 第3の取付部、11 スイッチ、12 出力線、13第4の取付部、21 スティック、22 取付カバー、31 振動伝達ゴム、41 重り、42 クッション材、43 板バネ、44 第2の振動センサ、45 支持体

Claims (4)

  1. 打撃を受ける本体部に取り付けられる振動センサ
    記振動センサの出力の包絡線出力を生成する包絡線を抽出する包絡線抽出部、
    抽出された包絡線出力に基づいて前記打撃を検出する打撃検出部、および、
    打撃が検出されたのに応じて、前記包絡線出力の最大値の検出が開始され、所定の検出期間の間に前記最大値が更新されるごとに前記検出期間を更新し、前記検出期間の終了により、前記打撃を受ける動作に応じた第1の楽音制御信号を出力する制御部
    を有することを特徴とする楽音制御用打撃操作検出装置。
  2. 前記検出期間の終了時における前記最大値に基づいて、前記打撃の大きさに応じた強度データを出力すること
    を特徴とする請求項に記載の楽音制御用打撃操作検出装置。
  3. 記打撃検出部は、さらに、前記包絡線出力の差分値を算出する差分算出部を含み、
    前記打撃検出部は、前記振動センサの出力の包絡線出力の値および該包絡線出力の差分値の大きさに基づいて前記打撃を検出す
    ことを特徴とする請求項1に記載の楽音制御用打撃操作検出装置。
  4. 請求項1に記載の楽音制御用打撃操作検出装置に、さらに、
    前記本体部の振り操作を振動として検出する振り操作検出センサを有し
    前記制御部は、さらに、前記振動センサにより打撃が検出されないときの前記振り操作検出センサによる振り操作の検出に応じて第2の楽音制御信号を出力する
    ことを特徴とする楽音制御信号出力装置。
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