JP3757173B2 - ダイアフラムポンプ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイアフラムの変位により、ポンプ室への液体の吸入,吐出を行うダイアフラムポンプに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
例えば塗装装置(スプレーガン)に塗料を移送(圧送)するためのポンプとして、図4に例示するようなダイアフラムポンプ1が供されている。このダイアフラムポンプ1は、第1,第2のポンプ部2,2′を左右対称的に有している(以下、第2のポンプ部2′における第1のポンプ部2と同等の部材には、共通の符号に「′」を付すこととする)。そのうち、図で左側の第1のポンプ部2においては、ボディ3とフランジ部4との間に、ダイアフラム5がその外周部が挟まれるようにして設けられている。
【0003】
前記フランジ部4は、内側の面に円形(球面状)の凹部4aが形成されており、その凹部4aと前記ダイアフラム5との間がポンプ室6とされている。また、このフランジ部4の外側部には、上下方向に延びる塗料通路7が形成されており、この塗料通路7の中央部と前記凹部4a(ポンプ室6)の中心部とが出入口穴4bにより連通されている。そして、前記塗料通路7の下端部は、左右に延びる吸込パイプ8の左端部に接続され、この部分にバルブシート、バルブボール等からなる吸入弁9が設けられている。塗料通路7の上端部は、左右に延びる吐出パイプ10の左端部に接続され、この部分にバルブシート、バルブボール等からなる吐出弁11が設けられている。
【0004】
一方、第2のポンプ部2′においても、フランジ部4′、ダイアフラム5′、ポンプ室6′、塗料通路7′を備え、塗料通路7′の下端部が、前記吸込パイプ8の右端部に接続され、この部分に吸入弁9′が設けられ、塗料通路7′の上端部が前記吐出パイプ10の右端部に接続され、この部分に吐出弁11′が設けられている。前記吸込パイプ8の中央部には、塗料の供給源に接続される吸込口8aが設けられ、前記吐出パイプ10の中央部には、図示しないスプレーガンに接続される吐出口10aが設けられている。そして、前記ダイアフラム5,5′は、ボディ3を左右に貫通するようなシャフト12により連結され、図示しないエア駆動機構より、図で左右方向に所定のストロークで往復動するようになっている。
【0005】
これにて、図4(a)に示すように、ダイアフラム5,5′がシャフト12と一体に右方に変位したときには、第1のポンプ部2でポンプ室6に塗料が吸込まれると共に、第2のポンプ部2′でポンプ室6′から塗料が吐出される。一方、図4(b)に示すように、ダイアフラム5,5′がシャフト12と一体に左方に変位したときには、第1のポンプ部2でポンプ室6から塗料が吐出され、第2のポンプ部2′でポンプ室6′に塗料が吸入される。このように、第1,第2のポンプ部2,2′において、塗料の吸入工程、吐出工程が逆の関係で交互に行われ、塗料が連続的に移送されるのである。
【0006】
ところで、塗装に使用する塗料の種類(色)を切替える際などには、例えばシンナー等の洗浄液により、ダイアフラムポンプ1の内部(ポンプ室6,6′や塗料通路7,7′、吸込パイプ8、吐出パイプ10等)を洗浄した上で、新たな塗料に切替える必要がある。この場合、吸込口8a側に洗浄液を供給しながらポンプを駆動させることにより洗浄が行われるようになっている。
【0007】
しかしながら、上記した従来のダイアフラムポンプ1では、特にポンプ室6,6′内での液体の流れが良好であるとは言えないため、その流れの悪い部分での塗料の滞留、ひいてはゲル化や固化が起りやすく、また、洗浄液も良好に流れない事情があって、ポンプ室6,6′内を完全に洗浄するには、時間がかかると共に多量の洗浄液を必要とする不具合があった。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、フランジ部の凹部とダイアフラムとの間に形成されるポンプ室の洗浄性の向上を図ることができるダイアフラムポンプを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のダイアフラムポンプは、フランジ部に設けられた円形又は円形に類似した形状の凹部とダイアフラムとの間にポンプ室を形成するものにあって、フランジ部に、入口穴と出口穴とを兼用する複数個の穴を、該フランジ部の外面側の中心部から、凹部の軸方向に対して傾斜して延び、且つ該凹部の径方向に対して傾いて、前記凹部内でポンプ室の中心部から外周側にずれた位置に開口するように設けたところに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0010】
これによれば、ポンプ室内への液体の吸入時には、入口穴から吸込まれる液体は、ポンプ室内で回転流を生ずるように吸込まれ、また、液体の吐出時には、やはりポンプ室内で回転流を生ずるようにして出口穴から吐出されるようになる。従って、ポンプ室内での液体の流れが良好となって、塗料等の液体が滞留しにくくなると共に、洗浄液の流れも良好となる。この結果、ポンプ室の洗浄性の向上を図ることができ、少量の洗浄液で、短時間に洗浄を行うことが可能となる。
【0011】
尚、本発明にいう円形又は円形に類似した形状とは、円形や楕円形等を総称したものであるが、必ずしも厳密な円形,楕円形のみを意味するものではなく、多少歪んだ円形や楕円形であったり、周縁部の一部に直線部を有していたり、八角形等の円形に近い多角形等であっても良く、要は、ポンプ室内で液体が回転流を生成するような形状であれば良いのである。
【0015】
さらには、上記したフランジ部の凹部の表面を、テフロン(登録商標)等のフッ素樹脂コーティングするようにすれば(請求項2の発明)、凹部の表面に塗料等の液体が付着しにくくなるので、ポンプ室の洗浄性の一層の向上に寄与することができる。尚、本発明においては、ダイアフラムの材質等を何ら限定するものではないが、このダイアフラムをフッ素樹脂から構成しても良いことは勿論である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、塗装システムにおいて液体としての塗料を移送(圧送)するためのポンプに適用した実施例について、図1ないし図3を参照しながら説明する
【0017】
図1は、本実施例に係るダイアフラムポンプ21の全体構成を概略的に示している。このダイアフラムポンプ21の中央部には、ボディ22が配置され、このボディ22には、その中心部を図で左右方向に貫通する貫通孔22aが設けられていると共に、左右の側面部に円形の凹部22b,22b′が形成されている。そして、ダイアフラムポンプ21は、このボディ22の左右部に、第1及び第2のポンプ部23,23′を左右対称的に有して構成される。なお、第2のポンプ部23′における第1のポンプ部23と同等の部材(部位)には、共通の符号に「′」を付すこととする。
【0018】
そのうち、図で左側の第1のポンプ部23においては、前記ボディ22の図で左側面部に、フランジ部24がねじ止めにより取付けられるようになっており、それらの間には、合成樹脂(例えばナイロン)製のほぼ円形状をなすダイアフラム25が、その外周縁部を挟むようにして設けられている。さらに、このダイアフラム25の中心部は、前記ボディ22の貫通孔22a内を気密且つ摺動自在に貫通して設けられたシャフト26の左端部に連結されている。
【0019】
このとき、前記フランジ部24は、内側の面(図で右側面)に円形の凹部24aが形成されており、その凹部24aと前記ダイアフラム25との間がポンプ室27とされている。この場合、前記凹部24aは、その底面の円形の平坦面部と、その外周のテーパー面部とを有して構成され、本実施例においては、この凹部24aの底面(円形の平坦面部)の中央部には、円形の開口部24bが形成されている。また、ダイアフラム25の図で右側には、前記ボディ22の凹部22bによって変形可能な空間が確保され、もって、ダイアフラム25の図で左右方向への往復変位によってポンプ室27内への液体(塗料)を吸込む吸入工程と、ポンプ室27内の液体(塗料)を吐出する吐出工程とが実行されるようになっている。
【0020】
そして、前記フランジ部24の外面(図で左側面)側には、図2にも示すようなマニホールド28がねじ止め等により取付けられている。このマニホールド28には、上下方向に延びる液体通路29が形成されており、この液体通路29の下端部には、バルブシート、バルブボール、ボールガイド等を備える逆止弁からなる吸入弁30が組込まれ、液体通路29の上端部には、同様の逆止弁からなる吐出弁31が組込まれている。
【0021】
さらに、前記マニホールド28(液体通路29)の下端には、前記ボディ22の下部を左右方向に延びる吸込パイプ32の左端部が接続されており、マニホールド28(液体通路29)の上端には、ボディ22の上部を左右方向に延びる吐出パイプ33の左端部が接続されている。前記吸込パイプ32には吸込口32aが設けられ、図示しない塗料の供給源に接続されるようになっており、また、前記吐出パイプ33には吐出口33aが設けられ、図示しない塗装装置(スプレーガン)に接続されるようになっている。
【0022】
さて、前記マニホールド28には、前記液体通路29の途中部と、前記フランジ部24の凹部24a内(ポンプ室27)とを連通させるための、この場合入口穴と出口穴とを兼用する複数個例えば4個の出入口穴34が設けられる。即ち、図2及び図3にも示すように、マニホールド28の図で右側壁部には、右方に若干量だけ凸となる円形の凸部28aが一体に設けられており、前記フランジ部24への取付状態では、その凸部28aが前記フランジ部24の開口部24bに外側から液密に嵌合するようになっている。
【0023】
そして、マニホールド28には、液体通路29から延びて凸部28aの先端面にて開口するように、4個の出入口穴34が周方向に90°間隔で設けられるのであるが、これら出入口穴34は、夫々、前記フランジ部24の外面側の中心部から軸方向に対して外周側に例えば30°程度傾斜し(図2(a)参照)、且つ、径方向に対して若干量だけ(例えば図2(b)及び図3で左回り方向に5°程度)傾くように延びて、フランジ部24の凹部24a(ポンプ室27)の中心部から外周側にややずれた位置で開口するように形成されているのである。
【0024】
一方、前記第2のポンプ部23′においても、凹部24a′及び開口部24b′を有するフランジ部24′、ダイアフラム25′、ポンプ室27′、液体通路29′並びに吸入弁30′及び吐出弁30′を有するマニホールド28′を備え、液体通路29′の下端部が、前記吸込パイプ32の右端部に接続され、液体通路29′の上端部が前記吐出パイプ33の右端部に接続されている。また、前記マニホールド28′には、上記マニホールド28と同様に、円形の凸部28a′、4個の出入口穴34′が設けられている。
【0025】
そして、前記ダイアフラム25′の中心部が、前記シャフト26の右端部に連結されている。このとき、ダイアフラム25,ダイアフラム25′及びシャフト26は、ボディ22に設けられた図示しない高圧エア駆動機構により、図で左右方向に所定のストロークで一体的に往復動するようになっており、その際、図1に示すように、一方のダイアフラム25が吸入工程にあるときに、他方のダイアフラム25′が吐出工程となることを、逆の関係で交互に繰返すようになるのである。
【0026】
次に、上記構成の作用について述べる。上記したダイアフラムポンプ21において、今、第1のポンプ部23について見てみると、まず、図1に示すように、ダイアフラム25が右方に変位した吸入工程にあっては、ポンプ室27内が負圧となってそれに連通する液体通路29も負圧となり、吐出弁31が閉塞すると共に吸入弁30が開放する。これにて、吸込パイプ32(吸込口32a)から塗料が液体通路29内に吸込まれ、出入口穴34を通ってポンプ室27内に吸込まれるようになる。
【0027】
これに対し、ダイアフラム25がその状態から左方に変位する吐出工程にあっては、ポンプ室27内の塗料が出入口穴34を通って液体通路29に押出されて該液体通路29が正圧となり、吸入弁30が閉塞すると共に吐出弁31が開放する。これにて、塗料が吐出パイプ33を通して吐出口32aから吐出されるようになる。この場合、第2のポンプ部23′においては、上記と逆の動作(工程)が行われるので、第1,第2のポンプ部23,23′において、塗料の吸入工程、吐出工程が逆の関係で交互に行われ、塗料が連続的に移送されるのである。
【0028】
しかして、上記吸入工程にあっては、塗料が出入口穴34,34′を通ってポンプ室27,27′(フランジ部24,24′の凹部24a,24a′)内に吸込まれるのであるが、このとき、4個の出入口穴34,34′が外周方向に指向すると共に円周方向に傾いて指向しているので、塗料は、例えば図3に矢印で示すように、第1のポンプ部23のポンプ室27内でこの場合左回りの渦を巻くような回転流を生じながら吸込まれるようになる。
【0029】
また、上記吐出工程にあっては、ポンプ室27内の塗料は、図3の矢印とは反対方向の回転流を生ずるようにして出入口穴34から吐出されるようになる。従って、ポンプ室27内での塗料の流れが良好となって、塗料が滞留しにくくなるのである。第2のポンプ部23′のポンプ室27′内でも同様に回転流が生ずるようになり、塗料が滞留しにくくなる。
【0030】
そして、塗装に使用する塗料の種類(色)を切替える際などには、例えばシンナー等の洗浄液により、ダイアフラムポンプ21の内部(ポンプ室27,27′や液体通路29,29′、吸込パイプ32、吐出パイプ33等)を洗浄した上で、新たな塗料に切替える必要がある。この場合、吸込口32a側に洗浄液を供給しながらダイアフラムポンプ21を駆動させることにより洗浄が行われるようになっている。
【0031】
この洗浄時においても、吸入工程にあっては、出入口穴34,34′から吸込まれる洗浄液は、ポンプ室27,27′内で回転流を生ずるように吸込まれるようになり、また、吐出工程にあっては、やはりポンプ室27,27′内の洗浄液は回転流を生ずるようにして出入口穴34,34′から吐出されるようになる。従って、ポンプ室27,27′内での洗浄液の流れも良好となり、上記したポンプ室27,27′内で塗料が滞留しにくくなることと相俟って、ポンプ室27,27′の洗浄を効率的に行うことができるのである。
【0032】
このように本実施例によれば、液体の吸入,吐出時に、ポンプ室27,27′内で回転流が生ずるように出入口穴34,34′を設けたので、従来のようなポンプ室6,6′内での液体の流れが悪いため洗浄性に劣っていたものと異なり、ポンプ室27,27′内での塗料の滞留、ひいてはゲル化や固化を抑制することができると共に、洗浄液の流れも良好とすることができ、この結果、ポンプ室27,27′の洗浄性の向上を図ることができ、少量の洗浄液で、短時間に洗浄を行うことが可能となるという優れた効果を得ることができる。
【0045】
ちなみに、本発明者は、上記した実施例、及び従来例のものに対して、洗浄性に関する試験を実施した。試験の詳細についての説明は省略するが、その試験の結果、実施例の構成において、従来例のものに比べて著しく良好な洗浄性が得られた
【0046】
尚、上記した実施例におけるフランジ部の凹部の表面に、テフロン等のフッ素樹脂コーティングを施すようにしても良い(請求項2に対応)。これによれば、凹部の表面に塗料等の液体が付着しにくくなるので、ポンプ室の洗浄性の一層の向上に寄与することができる。この場合、本発明においては、ダイアフラムの材質等を何ら限定するものではないが、このダイアフラムをフッ素樹脂から構成しても良いことは勿論である。
【0047】
また、上記した実施例では、フランジ部に設けられる凹部を円形に構成したが、楕円形状に形成しても良く、同様にポンプ室内に回転流を生成することができて洗浄性の向上を図ることができる。但しこの場合、円形又は楕円形というのは、必ずしも厳密な円形,楕円形のみを意味するものではなく、多少歪んだ円形や楕円形であったり、周縁部の一部に直線部を有していたり、八角形等の円形に近い多角形等であっても良く、要は、ポンプ室内で液体が回転流を生成するような形状であれば良いのである。
【0048】
その他、上記実施例における出入口穴は、4個に限らず、2個又は3個あるいは5個以上であっても良い。また、ダイアフラムポンプの構造としても、2個のポンプ室(ポンプ部)を有するものに限らず、ポンプ室が1個のものであっても良く、油圧等によりダイアフラムを駆動する方式のものであっても良い。さらには、本発明は、塗料を移送するものに限らず、各種の液体を移送(圧送)するダイアフラムポンプ全般に適用できることは勿論である等、要旨を逸脱しない範囲内で、適宜変更して実施し得るものである。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明にて明らかなように、本発明のダイアフラムポンプによれば、フランジ部に設けられた円形又は楕円形の凹部とダイアフラムとの間にポンプ室を形成するものにあって、フランジの凹部内で開口する液体の入口穴及び出口穴を、ポンプ室の中心部から外周側にずれた位置に、径方向に対して傾きを有した形態で開口させたので、ポンプ室内での液体の流れが良好となって、ポンプ室の洗浄性の向上を図ることができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すもので、ダイアフラムポンプの全体構成を示す縦断正面図
【図2】 マニホールドの縦断正面図(a)及び凸部の右側面図(b)
【図3】 フランジ部の右側面図
【図4】 従来例を示すもので、(a),(b)で工程を異ならせて示すダイアフラムポンプの縦断正面図
【符号の説明】
図面中、21はダイアフラムポンプ、22はボディ、23,23′はポンプ部、24,24′はフランジ部、24a,24a′は凹部、25,25′はダイアフラム、27,27′はポンプ室、28,28′はマニホールド、29,29′は液体通路、34,34′は出入口穴を示す。

Claims (2)

  1. 内面側に円形又は円形に類似した形状の凹部を有すると共にその凹部内で開口する液体の入口穴及び出口穴を有するフランジ部と、このフランジ部の内面側に取付けられ前記凹部との間にポンプ室を形成するダイアフラムとを備え、前記ダイアフラムの変位により、前記ポンプ室への液体の吸入,吐出を行うものであって、
    前記フランジ部には、前記入口穴と出口穴とを兼用する複数個の穴が、該フランジ部の外面側の中心部から、前記凹部の軸方向に対して傾斜して延び、且つ該凹部の径方向に対して傾いて、前記凹部内で前記ポンプ室の中心部から外周側にずれた位置に開口するように設けられていることを特徴とするダイアフラムポンプ。
  2. 前記フランジ部の凹部の表面は、フッ素樹脂コーティングされていることを特徴とする請求項1記載のダイアフラムポンプ。
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