JP3756911B2 - 既設排水桝の点検口蓋装置 - Google Patents

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Description

本発明は、既設排水桝の点検口蓋装置に係り、地中に埋設されている排水管路に接続した排水桝の点検口が地表面に開口される所謂掃除口といわれる既設排水桝の点検口蓋装置に関する。
一般に地中に埋設される排水管路には、一定距離ごと、または、排水管路の屈曲部、或いは、排水枝管の合流個所に、排水桝を設けることになっている。
そして、従来の既設排水桝の点検口蓋装置では、図8に示すように、排水桝本体1は排水流入口2と排水流出口3とを連通するインバート部4の上方に点検用開口部5が開口されている。そして、この排水桝本体1の点検用開口部5に、例えば、下段の立ち上がり管6の下端開口縁部を係合し、さらに、この下段の立ち上がり管6の上端開口部に、上段の立ち上がり管6の下端開口縁部を順次に係合し、このように、排水桝本体1の埋設深さに応じて排水桝本体1の点検用開口部5には1ないし複数の立ち上がり管6を接続する。そして、この上段の立ち上がり管6の点検口となる上端開口部に上面が地表面と略同一面となるように蓋体7を支持し、或いは、立ち上がり管6の上端開口部に点検口となる受け枠を接続し、この受け枠に蓋体を開閉自在に嵌合する構造が採られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この点検口蓋装置では、地表面に開口した点検口の口径が小さい場合は蓋体の耐荷重強度は問題とならないが、公共桝、或いは多人数が集まる施設などに設置される排水管路は管径が大きく、排水桝本体1の点検用開口部5の口径も大きく、立ち上がり管6の上端開口面の口径も大きくなり、この点検用の上端開口面に開閉自在に設けられる蓋体7の径も必然的に大きくなり、また、立ち上がり管6の径も大きくなっている。
一般に敷地内に設けられる排水桝の点検口に設けた蓋体には大きな荷重が掛からないため、耐荷重強度も大きくは設計されていないのが実情である。しかしながら、例えば、蓋体上を自動車などが通過するなど、実際には耐荷重強度を上回る荷重が加わることがあり、このような場合、蓋体が破損され易く、さらに、立ち上がり管が径大となっていると、この立ち上がり管の耐荷重強度は低くなり、土圧も加わることにより割れ易く、この蓋体の割れや立ち上がり管の割れで水が排水桝内に流入することがあるなどの問題があった。
そこで、蓋体及び立ち上がり管の耐荷重強度を大きくすることも考えられるが、蓋体は周縁部で点検口に支えられているのみであり、また、立ち上がり管は下端開口部が排水桝本体に係合され上端開口部が上段の立ち上がり管または蓋体に係合されるのみで、蓋体は耐荷重強度が低く、立ち上がり管は土圧による変形で破損し易く、特に、大口径の蓋体の場合には、蓋体の厚さ、立ち上がり管の肉厚など限界条件を考慮すると、耐荷重を必要とするレベルまで強度を高めることは困難で、所望の耐荷重強度を得ることは困難であった。
特開平8−326139号公報(第2頁、図3)
解決しようとする問題点は、既設排水桝の点検口の蓋体の口径を小径にして、耐荷重強度の大きい小径の蓋体とすることができる既設排水桝の点検口蓋装置を提供するものである。
本発明の既設排水桝の点検口蓋装置は、少なくとも排水流入口及び排水流出口を両端部に形成するとともにこの排水流入口及び排水流出口とを連通するインバート部の上方に点検用開口部を開口した排水桝本体と、この排水桝本体の点検用開口部に下端開口縁部を係合するとともに上端開口部に蓋体を開閉自在に支持する立ち上がり管とを備えた既設排水桝装置において、前記排水桝本体の点検用開口部または立ち上がり管に係合される係合部を下端開口部に形成するとともに前記下端開口部の口径よりも縮径された口径の上端開口部を有し前記立ち上がり管の内側に配設される筒状の口径変換支持体と、この口径変換支持体の上端開口部に係合され前記立ち上がり管に支持される蓋体と略同一面位置に縮径蓋体を支持する縮径蓋受け枠とを備えたものである。
そして、既設の排水桝本体の点検用開口部に立ち上がり管の下端開口縁部を係合した立ち上がり管の内側において、排水桝本体の点検用開口部または立ち上がり管の上端開口部に口径変換支持体の下端開口部を係合するとともに、この口径変換支持体の上端開口部に係合した縮径蓋受け枠に縮径蓋体を支持することにより、縮径蓋体の径を立ち上がり管の上端開口部を閉塞する蓋体の径より小さくして耐荷重強度を高めることができる。
また、口径変換支持体の高さを立ち上がり管の高さ位置に合わせて調節することにより、立ち上がり管に支持される蓋体と略同一面位置に縮径蓋体を支持することができ、しかも、立ち上がり管の内側に設置するため、既設の装置を利用して容易に設置できる。
さらに、立ち上がり管と口径変換支持体との間に土砂などを充填して立ち上がり管の上面開口部まで埋め戻することにより、土圧は立ち上がり管で受け、口径変換支持体の外周面に直接土圧が掛かることがないので、口径変換支持体は破損することがない。
また、本発明の既設排水桝の点検口蓋装置の口径変換支持体は、下部口径変換支持部材と上部口径変換支持部材とにて形成され、この下部口径変換支持部材は、排水桝本体の点検用開口部に係合される係合部を下端開口部に形成するとともにこの下端開口部の口径より縮径された口径の上端開口部を形成しかつ下端開口部と上端開口部との間に下部から上部に向って縮径される縮径筒部を形成し、前記上部口径変換支持部材は、下部口径変換支持部材の上端開口部に接続される下端開口部と縮径蓋受け枠を係合する上端開口部とを有しかつこの下端開口部に連続して下部から上部に向って縮径される縮径筒部とこの縮径筒部に連続して上端開口部までの立ち上がり筒部とを有するものである。
そして、口径変換支持体は、下部口径変換支持部材と上部口径変換支持部材と2段としたため、排水桝本体の点検用開口部に下部口径変換支持部材を係合した状態では、下部口径変換支持部材の上部には広い空間が形成され、下部口径変換支持部材の係合部と排水桝本体の点検用開口部との目地止めが容易にでき、次いで、下部口径変換支持部材に上部口径変換支持部材を係合することができ、施工作業性がよく、さらに、口径変換支持体を下部口径変換支持部材と上部口径変換支持部材との2部材としたため、それぞれの部材が小形で軽量となり、取り扱い性が向上される。
さらに、本発明の既設排水桝の点検口蓋装置は、口径変換支持体の下部両側部にはこの口径変換支持体の軸方向と平行でかつこの口径変換支持体の外径より狭めた互いに平行の狭小部をそれぞれ形成したものである。
そして、口径変換支持体の外径の大きい下部両側部に形成された平行の狭小部を両側にするとともに径の大きい側を上下方向として傾斜させて挿入することにより、口径変換支持体の両側狭小部間の幅寸法は、立ち上がり管の最小内径寸法より狭くなっているので、口径変換支持体は立ち上がり管に衝合することなく立ち上がり管内に挿入でき、立ち上がり管を削り取ることなく、口径変換支持体を排水桝本体の点検用開口部に係合することができる。
さらに、本発明の既設排水桝の点検口蓋装置は、縮径蓋受け枠を係合する口径変換支持体の上端開口部の呼び径を150mmないし200mmとしたものである。
そして、外径が150mmないし200mm程度の縮径蓋体のため、縮径蓋体は耐荷重強度が大きく、口径変換支持体は立ち上がり管内に配設され、土圧による変形で破損することもなく、耐荷重を必要とするレベルまで強度を高めることできる。
また、本発明の既設排水桝の点検口蓋装置の排水桝本体はポリプロピレン系の合成樹脂にて成形され、口径変換支持体は塩化ビニル樹脂にてブロー成形されたものである。
本発明によれば、既設の排水桝本体の点検用開口部を閉塞する縮径蓋体の径を立ち上がり管の上端開口部を閉塞する蓋体の径より小さくして耐荷重強度を高めることができる。
また、口径変換支持体の高さを立ち上がり管の高さ位置に合わせて調節することにより、立ち上がり管に支持される蓋体と略同一面位置に縮径蓋体を支持することができ、しかも、立ち上がり管の内側に設置するため、既設の装置を利用して容易に設置できる。
また、口径変換支持体を下部口径変換支持部材と上部口径変換支持部材との2部材としたため、それぞれの部材が小形で軽量となり、取り扱い性が向上され、作業性が良好である。
さらに、口径変換支持体の両側狭小部間の幅寸法は、立ち上がり管の最小内径寸法より狭くなっているので、口径変換支持体は立ち上がり管に衝合することなく、立ち上がり管内に挿入でき、立ち上がり管の係合部を削り取ることなく、口径変換支持体を排水桝本体の点検用開口部に係合することができる。
本発明の一実施の形態を図面に基いて説明する。
排水桝本体10は、ポリプロピレン系の合成樹脂にて成形され、少なくとも、排水流入口11及び排水流出口12を両端部に形成するとともにこの排水流入口11及び排水流出口12とを連通するインバート部13の上方に点検用開口部14が開口され、この点検用開口部14の上端部には上方に開口した環状の係合溝15が形成されている。
また、前記排水桝本体10の点検用開口部14の係合溝15に下端開口縁部を係合する立ち上がり管16は、前記排水桝本体10の埋設深さに応じて複数段、例えば、2段を積重ねる立ち上がり管部材17,18にて形成されている。この立ち上がり管部材17,18はともに上端開口部に上方に開口した環状の係合溝19が形成されており、この係合溝15,19とは同一口径、同一形状となっている。
そして、前記排水桝本体10の点検用開口部14の係合溝15に、立ち上がり管16の下段の立ち上がり管部材17の下端開口縁部を係合し、この下段の立ち上がり管部材17の上端開口部の係合溝19に上段の立ち上がり管部材18の下端開口縁部を係合し、この上段の立ち上がり管部材18の上端開口部の係合溝19に図示しない蓋体を開閉自在に係合支持することにより既設排水桝の点検口蓋装置20が構成されている。
この既設排水桝の点検口蓋装置20において、立ち上がり管16の上端開口部の通常、350mm〜400mmの内径より小径の150mmないし200mmの縮径蓋体21を設置するものである。
前記排水桝本体10の点検用開口部14に係合されて前記立ち上がり管16の内側に配設される筒状の口径変換支持体22は、前記排水桝本体10の点検用開口部14に係合する係合部23が下端開口部に形成されるととも前記下端開口部の口径よりも縮径された口径の上端開口部が形成されている。
この口径変換支持体22は、塩化ビニル樹脂にてブロー成形された下部口径変換支持部材24と上部口径変換支持部材25とにて形成され、この下部口径変換支持部材24には、排水桝本体10の点検用開口部14に係合される係合部23が下端開口部に縮径段部にて形成されている。
この下部口径変換支持部材24には、その下端開口部の口径より縮径された口径の上端開口部が形成され、この下端開口部と上端開口部との間は下部から上部に向って縮径される縮径筒部26に形成されている。また、この下部口径変換支持部材24の上端開口部は受け口27に形成されている。
前記上部口径変換支持部材25は、前記下部口径変換支持部材24の上端開口部に形成した受け口27に嵌挿係合される係合部30が下端開口部に縮径段部にて形成されている。上部口径変換支持部材25は、下端開口部に連続して下部から上部に向って縮径される縮径筒部28とこの縮径筒部28に連続して上端開口部までの立ち上がり筒部29とが形成されている。そして、この立ち上がり筒部29は長さを切断して調整するようになっている。
また、前記上部口径変換支持部材25のこの立ち上がり筒部29の上端開口部に係合する縮径蓋受け枠31は、前記立ち上がり筒部29の上端開口部に嵌挿係合する係合段部32が形成され、この縮径蓋受け枠31の内周縁部には前記縮径蓋体21の下面周縁部を嵌合支持する受け段部33が形成されている。
さらに、図2及び図3に示すように、前記口径変換支持体22の下部口径変換支持部材24は、その最大外径となる縮径筒部26の下部両側部にこの口径変換支持体22の軸方向と平行でかつこの口径変換支持体22の外径より狭めた互いに平行の狭小部34が形成され、この下部口径変換支持部材24の両側狭小部34間の外径は、前記立ち上がり管16を構成する上段の立ち上がり管部材18の最小内径部より小径に形成されている。
次に、この実施の形態の作用を説明する。
立ち上がり管16の下段の立ち上がり管部材17の下端開口縁部を係合した既設の排水桝本体10の点検用開口部14に、口径変換支持体22の下部口径変換支持部材24の係合部23を係合し、この係合部23と排水桝本体10の点検用開口部14との間にコーキング材38の目地を施し、排水桝本体10の点検用開口部14に下部口径変換支持部材24の係合部23を固着する。
この下部口径変換支持部材24を立ち上がり管16の下段の立ち上がり管部材17に挿入するとき、下部口径変換支持部材24の平行の狭小部34を両側にするとともに径の大きい側を上下方向として傾斜させて挿入することにより、下部口径変換支持部材24の両側狭小部34間の幅寸法は、立ち上がり管16の最小内径寸法より狭くなっており、口径変換支持体22の下部口径変換支持部材24が立ち上がり管16の上段の立ち上がり管部材18の内側面に衝合することがなく、下部口径変換支持部材24を立ち上がり管16内に挿入でき、立ち上がり管16の内側を削り取ることなく、口径変換支持体22の下部口径変換支持部材24を排水桝本10の点検用開口部14に係合することができる。
次いで、口径変換支持体22の下部口径変換支持部材24の上端開口部に上部口径変換支持部材25の下端開口部の係合部30を嵌挿係合して接着する。このとき、予め上部口径変換支持部材25の立ち上がり筒部29を、この上部口径変換支持部材25の上端開口部に縮径蓋受け枠31を介して支持される縮径蓋体21が前記立ち上がり管16に支持される蓋体と略同一面位置になるように切断して長さを調節する。
さらに、上部口径変換支持部材25の上端開口部に縮径蓋受け枠31の係合段部32を嵌挿係合し、この縮径蓋受け枠31の内周縁部に形成した受け段部33に前記縮径蓋体21の下面周縁部を嵌合支持する。
この状態で、縮径蓋体21の上面は地表面と略同一面となり、口径変換支持体22は下部口径変換支持部材24の縮径筒部26と上部口径変換支持部材25の縮径筒部28とにて2段に縮径され、上部口径変換支持部材25の上端開口部は充分に縮径され、縮径蓋受け枠31に嵌合される縮径蓋体21は立ち上がり管16の上端開口部を閉塞する蓋体の径より小さくなる。
さらに、立ち上がり管16と口径変換支持体22との間に土砂などを充填して立ち上がり管16の上面開口部まで埋め戻しをすることにより、既設の既設排水桝の点検口蓋装置の蓋体の径を小径にして縮径蓋体21の耐荷重強度を高めることができるともに口径変換支持体22も小径となり、耐荷重強度が高められる。
そして、口径変換支持体22は、下部口径変換支持部材24と上部口径変換支持部材25との2段としたため、排水桝本体10の点検用開口部14に下部口径変換支持部材24を係合した状態では、下部口径変換支持部材24の上部には広い空間が形成され、下部口径変換支持部材24の係合部23と排水桝本体10の点検用開口部14との目地止めが容易にでき、下部口径変換支持部材24の固着後に、下部口径変換支持部材24に上部口径変換支持部材25を係合することができ、施工作業性がよく、さらに、口径変換支持体22を下部口径変換支持部材24と上部口径変換支持部材25との2部材としたため、それぞれの部材24,25が小形で軽量となり、取り扱い性が向上される。
また、口径変換支持体22の高さを立ち上がり管16の高さ位置に合わせて調節することにより、立ち上がり管16に支持される蓋体と略同一面位置に縮径蓋体21を支持することができ、しかも、立ち上がり管16の内側に設置するため、既設の装置を利用して容易に設置できる。
さらに、立ち上がり管16と口径変換支持体22との間に土砂などを充填して立ち上がり管16の上面開口部まで埋め戻すことにより、土圧は立ち上がり管16で受け、口径変換支持体22の外周面に直接土圧が掛かることがないので、口径変換支持体22は破損することがない。
前記実施の形態では、口径変換支持体22は、下部口径変換支持部材24と上部口径変換支持部材25との2段とした構成について説明したが、下部口径変換支持部材24と上部口径変換支持部材25とを一体に結合した構成とすることもできる。
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。
前記実施の形態では、口径変換支持体22の上部口径変換支持部材25は、縮径筒部28と立ち上がり筒部29とが一体に形成されていたが、この実施の形態では、図4及び図5に示すように口径変換支持体22の上部口径変換支持部材25が、縮径筒部28を形成する縮径筒部部材35と立ち上がり筒部29を形成する立ち上がり筒部材36とにて形成された構成である。
そして、この縮径筒部部材35の上端開口部は受け口37に形成され、この受け口37に立ち上がり筒部材36が嵌挿接着され、この立ち上がり筒部材36の上端開口部に縮径蓋受け枠31が嵌挿係合される。
この実施の形態では、他の構成は図1ないし図3に示す構成と同一である。
この構成では、立ち上がり筒部材36をパイプにて形成できるので、高さ調整が容易にでき、他の作用は図1ないし図3に示す構成と同一である。
また、この実施の形態では、既設排水桝の点検口蓋装置20の立ち上がり管16を一つの立ち上がり管部材17にて形成したものである。
また、排水桝本体10の埋設深さが深いときには、図6に示すように、立ち上がり管16を立ち上がり管部材17,18にて形成する。
そして、立ち上がり筒部材36は排水桝本体10の埋設深さに応じて図4に示す実施の形態より長く形成されている。
この実施の形態の他の構成、作用は図1ないし図3及び図4及び図5に示す実施の形態と同一である。
また、図7に示すように、口径変換支持体22は、既設排水桝の点検口蓋装置20における立ち上がり管16の上段の立ち上がり管部材18に係合することもできる。すなわち、立ち上がり管16の下段の立ち上がり管部材17の上端開口部に、口径変換支持体22の下部口径変換支持部材24の係合部23を係合し、下段の立ち上がり管部材17の上端開口部に下部口径変換支持部材24の係合部23をコーキング材38の目地を施して固着する。
次いで、口径変換支持体22の下部口径変換支持部材24の上端開口部に上部口径変換支持部材25の下端開口部の係合部30を嵌挿係合して接着する。このとき、予め上部口径変換支持部材25の立ち上がり筒部材36を、この立ち上がり筒部材36の上端開口部に縮径蓋受け枠31を介して支持される縮径蓋体21が前記立ち上がり管16に支持される蓋体と略同一面位置になるように切断して長さを調節することもできる。
本発明の一実施の形態を示す既設排水桝の点検口蓋装置の縦断正面図である。 同上口径変換支持体の縦断側面図である。 同上口径変換支持体の平面図である。 本発明の他の実施の形態を示す既設排水桝の点検口蓋装置の縦断正面図である。 同上口径変換支持体の縦断側面図である。 本発明の他の実施の形態を示す既設排水桝の点検口蓋装置の縦断正面図である。 本発明の他の実施の形態を示す既設排水桝の点検口蓋装置の縦断正面図である。 従来の排水桝の点検口蓋装置の縦断正面図である。
符号の説明
10 排水桝本体
11 排水流入口
12 排水流出口
13 インバート部
14 点検用開口部
16 立ち上がり管
20 既設排水桝の点検口蓋装置
21 縮径蓋体
22 口径変換支持体
23 係合部
24 下部口径変換支持部材
25 上部口径変換支持部材
26 縮径筒部
28 縮径筒部
29 立ち上がり筒部
31 縮径蓋受け枠
34 狭小部

Claims (5)

  1. 少なくとも排水流入口及び排水流出口を両端部に形成するとともにこの排水流入口及び排水流出口とを連通するインバート部の上方に点検用開口部を開口した排水桝本体と、この排水桝本体の点検用開口部に下端開口縁部を係合するとともに上端開口部に蓋体を開閉自在に支持する立ち上がり管とを備えた既設排水桝装置において、
    前記排水桝本体の点検用開口部または立ち上がり管に係合される係合部を下端開口部に形成するとともに前記下端開口部の口径よりも縮径された口径の上端開口部を有し前記立ち上がり管の内側に配設される筒状の口径変換支持体と、
    この口径変換支持体の上端開口部に係合され前記立ち上がり管に支持される蓋体と略同一面位置に縮径蓋体を支持する縮径蓋受け枠と
    を備えたことを特徴とする既設排水桝の点検口蓋装置。
  2. 口径変換支持体は、下部口径変換支持部材と上部口径変換支持部材とにて形成され、
    この下部口径変換支持部材は、排水桝本体の点検用開口部に係合される係合部を下端開口部に形成するとともにこの下端開口部の口径より縮径された口径の上端開口部を形成しかつ下端開口部と上端開口部との間に下部から上部に向って縮径される縮径筒部を形成し、
    前記上部口径変換支持部材は、下部口径変換支持部材の上端開口部に接続される下端開口部と縮径蓋受け枠を係合する上端開口部とを有しかつこの下端開口部に連続して下部から上部に向って縮径される縮径筒部とこの縮径筒部に連続して上端開口部までの立ち上がり筒部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の既設排水桝の点検口蓋装置。
  3. 口径変換支持体の下部両側部にはこの口径変換支持体の軸方向と平行でかつこの口径変換支持体の外径より狭めた互いに平行の狭小部をそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1または2記載の既設排水桝の点検口蓋装置。
  4. 縮径蓋受け枠を係合する口径変換支持体の上端開口部の呼び径を150mmないし200mmとしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の既設排水桝の点検口蓋装置。
  5. 排水桝本体はポリプロピレン系の合成樹脂にて成形され、口径変換支持体は塩化ビニル樹脂にてブロー成形されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の既設排水桝の点検口蓋装置。
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