JP3176109U - 暗渠排水用素焼陶管 - Google Patents

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Abstract

【課題】暗渠排水路の端末に簡単に蓋をすることができ、施工性及び耐久性に優れた暗渠排水用素焼陶管を提供する。
【解決手段】暗渠排水用素焼陶管1は、受け口13と挿し口12を有する中間素焼陶管の該受け口13と挿し口12を接続すると共に、これら複数の接続した中間素焼陶管を地中に埋設して形成する暗渠排水路の端末に用いられ、暗渠排水路の端末の中間素焼陶管の受け口13に接続して地中に埋設され、中間素焼陶管の受け口13に蓋板21を設けてなる。暗渠排水路の端末の中間素焼陶管に、蓋板21を一体に設けた暗渠排水用素焼陶管1を接続することにより、暗渠排水路の端末を簡便に塞ぐことができ、蓋板21は素焼きからなり、一体に設けられているから、直管部11と略同様な耐久性を備えたものとなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、暗渠排水路端末の素焼陶管の受け口に接続して地中に埋設する暗渠排水用素焼陶管に関する。
従来、この種の暗渠排水路は、地中に暗渠排水パイプを埋設し、暗渠排水パイプにより土壌内を流下する浸透水を制御するために用いられている(例えば特許文献1)。
また、前記暗渠排水パイプには、各種のパイプが用いられ、素焼きの土管である素焼陶管も用いられており、素焼陶管では、直管部の一端に挿し口を有すると共に、他端に受け口を有し、前記直管部の外周には、長さ方向の溝部が円周方向等間隔に複数設けられている。この暗渠排水管は、直管部の一端に挿し口を有すると共に、他端に受け口を有し、前記直管部の外周には、長さ方向の溝部が円周方向等間隔に複数設けられ、受け口に挿し口を挿入して複数の暗渠排水管が水田の地中に埋設され、受け口の内周面と溝部との隙間を水が通ることにより、土壌内の浸透水を制御することができる(例えば特許文献2)。
また、上記の暗渠排水路の端末は、パイプに板材などにより蓋をしてパイプ内部への土砂の浸入を防止しているが、蓋をする作業が煩雑であり、蓋が外れると土砂が侵入する虞があり、さらに、蓋が経時的に腐食して土砂が侵入してしまうことがある。
このような問題を解決するためには、パイプに蓋をすればよいが、従来では、水田用通水管に開閉蓋を固定して設ける水田用通水管(例えば特許文献3)があるが、ボルトなどを用いて固定するものであるから、作業が煩雑である。また、暗渠排水管にキャップを設けるキャップ水閘(例えば特許文献4)があるが、別体のキャップを螺合するものであるから、部材が増加すると共に、取付に手間が掛かる。また、管の端部に設けて蓋をする管端部用キャップ(例えば特許文献5及び6)があるが、外蓋,内蓋や抜止めリングを用いるものであるから、部品数が増加すると共に、取付作業が煩雑となる。また、ワイヤーのリングにより蓋を固定するもの(例えば特許文献7)があるが、管とは別体の蓋を固定するものであり、固定に手間が掛かる。また、管の受け口に蓋を一体に設ける電気溶着継手(例えば特許文献8)があるが、仮に暗渠に電気溶着継手を用いた場合、図6に示すように素焼陶管101の受け口102に電気溶着継手103を接続すると、自重により傾いてしまうため、スペーサなどが必要となり、施工が非常に煩雑となる。また、暗渠排水管の内部にゴムパッキンにより蓋をする水甲栓(例えば特許文献9)があるが、ゴム板,圧縮板及びシャフトなどを組み合わせたものであるから、部材が増加すると共に、取付に手間が掛かる。
特開2003−23882号公報 実用新案登録第3168683号公報 特開2003−301443公報 実開昭62−38934号公報 特開平9−310794号公報 特開平8−247375号公報 実用新案登録第3091955号公報 特開平8−4974号公報 実開昭54−26847号公報
そこで、本考案は、上記問題点を解決するものであり、暗渠排水路の端末に簡単に蓋をすることができ、施工性及び耐久性に優れた暗渠排水用素焼陶管を提供することを目的とする。
請求項1の考案は、受け口と挿し口を有する中間素焼陶管の該受け口と挿し口を接続すると共に、これら複数の接続した中間素焼陶管を地中に埋設して形成する暗渠排水路の端末に用いられ、前記暗渠排水路の端末の前記中間素焼陶管の受け口に接続して地中に埋設する暗渠排水用素焼陶管において、前記暗渠排水用素焼陶管は、管本体と、この管本体の一端に設けられ前記中間素焼陶管の前記受け口に接続する挿し口と、前記管本体の他端に連通して設けられ前記中間素焼陶管の前記受け口と外径が同一の筒部と、この筒部に一体に設けられ該筒部を塞ぐ蓋体とを備え、前記管本体,挿し口,筒部及び蓋体が素焼からなることを特徴とする。
請求項2の考案は、前記蓋体が板状をなし、前記筒部は内周面が内側から外側に向かって拡大し、その内周面に前記蓋体を設け、この蓋体の外径が前記管本体の内径より大きいことを特徴とする。
請求項3の考案は、前記筒部が受け口であり、前記暗渠排水用素焼陶管は、前記管本体の断面形状が前記中間素焼陶管の断面形状と同一であり、前記受け口及び挿し口が前記中間素焼陶管の前記受け口及び挿し口と同一形状であることを特徴とする。
請求項4の考案は、前記暗渠排水用素焼陶管は、前記挿し口が前記管本体と同径であり、前記管本体の外周には、長さ方向の溝部が円周方向等間隔に複数設けられ、前記溝部は前記挿し口の管端部に開口し、前記受け口の内周面は、前記管本体側に設けた第1テーパー面と、この第1テーパー面と前記受け口の端部との間に設けた第2テーパー面とを備え、第1及び第2テーパー面は外側に向かって拡大すると共に、第1テーペー面の角度が第2テーパー面の角度より大きく、前記第1テーパー面と第2テーパー面の接合部に前記蓋体を一体に設けたことを特徴とする。
請求項5の考案は、前記暗渠排水用素焼陶管の長さが前記中間素焼陶管と同一であること特徴とする。
請求項1の考案によれば、暗渠排水路の端末の中間素焼陶管に、蓋板を一体に設けた暗渠排水用素焼陶管を接続することにより、暗渠排水路の端末を簡便に塞ぐことができ、蓋板は素焼きからなり、一体に設けられているから、管本体と略同様な耐久性を備えたものとなる。
また、筒部が中間素焼陶管の受け口と外径が同一であるから、施工において、中間素焼陶管の受け口に暗渠排水用素焼陶管の挿し口を接続し、筒部を載置することにより、暗渠排水用素焼陶管を同一高さ位置に据え付けることができる。
請求項2の考案によれば、製造において、蓋板の材料を受け口に嵌めて取り付け、焼き固めることにより、蓋板を一体の設けた素焼陶管を簡便に製造することができる。
請求項3の考案によれば、暗渠排水路に用いる中間素焼陶管に、蓋板を設けることにより、暗渠排水用素焼陶管を形成することができ、中間素焼陶管と略同一の型を用いて暗渠排水用素焼陶管を製造できる。また、暗渠排水用素焼陶管の受け口に挿し口を接続しようとしても蓋板により接続することができないため、間違って配管することがない。尚、この種のものは、管本体の長さが異なっていても同一の型を用いて製造できる。
請求項4の考案によれば、蓋板の材料を受け口の第1テーパー面と第2テーパー面の接合部に嵌めることにより、蓋板の材料の位置決めが容易となり、焼き固めることにより、蓋板を一体の設けた素焼陶管を簡便に製造することができる。この暗渠排水用素焼陶管では、その溝部と中間素焼陶管の受け口内周面との隙間を水が通ることにより、土壌内の浸透水を制御することができる。
請求項5の考案によれば、蓋体以外は中間素焼陶管と同一な暗渠排水用素焼陶管が得られる。
本考案の実施例1を示す暗渠排水用素焼陶管の断面図である。 同上、中間素焼陶管の断面図である。 同上、暗渠排水路の断面図である。 同上、素焼陶管の要部の断面図である。 本考案の実施例2を示す暗渠排水用素焼陶管の断面図である。 従来例の暗渠排水路の断面図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な暗渠排水用素焼陶管を採用することにより、従来にない暗渠排水用素焼陶管が得られ、その暗渠排水用素焼陶管について記述する。
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1〜図4は本考案の実施例1を示し、同図に示すように、暗渠排水用素焼陶管1を用いる暗渠排水路2は、複数の中間素焼陶管3を接続して形成される。この中間素焼陶管3は、素焼きの土管からなり、管本体たる直管部11の一端に挿し口12を有すると共に、他端に受け口13を有し、前記直管部11の外周には、長さ方向の溝部14が円周方向等間隔に複数設けられている。そして、外径Dの前記受け口13に挿し口12を挿入して接続され、これら複数の中間素焼陶管3が水田などの地中に埋設される。
前記受け口13の内周面には、前記直管部11側に設けた第1テーパー面15と、この第1テーパー面15と受け口13の端部との間に設けた第2テーパー面16とを備え、第1及び第2テーパー面15,16は角部である接合部17において接合されており、第1及び第2テーパー面15,16は外側に向かって拡大すると共に、第1テーパー面15の角度が第2テーパー面16の角度より大きく形成されている。
また、前記溝部14は前記挿し口12の管端部12Tに開口し、直管部11の略全長に設けられている。そして、前記中間素焼陶管3の受け口13に挿し口12を挿入すると、挿し口12の管端部12Tが第2テーパー面16に当接して接続され、中間素焼陶管3の有効長さLは、前記当接位置と管端部12Tとの間隔である。尚、管端部12Tは直管部11の管端部でもある。
この例では、前記暗渠排水用素焼陶管1は、前記中間素焼陶管3に蓋体たる蓋板21を一体に設けてなる。具体的には、完成した中間素焼陶管3の受け口13に前記蓋板21の材料を固定し、この場合、受け口13の接合部17に前記蓋板21の材料を固定して取り付け、焼き固めることにより、受け口13に蓋板21が一体に固定される。そして、蓋板21の後面21Aが前記当接位置に位置する。尚、暗渠排水用素焼陶管1の直管部11は、前記中間素焼陶管3の直管部11と同一長さであってもよいし、短くても良く、前記中間素焼陶管3も長さの異なるものを組み合わせて使用してもよい。
次に、前記暗渠排水用素焼陶管1の使用方法につき説明する。水田に溝31を掘削し、挿し口12と受け口13とを接続して複数の中間素焼陶管3,3を溝31の底部32の配置し、これにより埋め戻し前の暗渠排水路2を構成する。そして、その暗渠排水路2の端末の中間素焼陶管3に、暗渠排水用素焼陶管1を接続する。この場合、端末の中間素焼陶管3の受け口13に、暗渠排水用素焼陶管1の挿し口12を挿入接続すると、両者の受け口が同形で、両者の受け口13,13の外径が同一であるから、受け口13,13を底部32に載置することにより、両者の直管部11,11の中心を一直線に配置することができ、暗渠排水路2の端末に蓋板21により蓋をすることができる。このようにして素焼陶管1,3を配管した後、溝31を埋め戻し、その暗渠排水路2においては、受け口13の内周面と溝部14との間で水が流れ、土壌内の水が中間素焼陶管3内に流入・流出し、土壌内を流下する浸透水を制御することができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、受け口13と挿し口12を有する中間素焼陶管3の該受け口13と挿し口12を接続すると共に、これら複数の接続した中間素焼陶管3,3を地中に埋設して形成する暗渠排水路4の端末に用いられ、暗渠排水路4の端末の中間素焼陶管3の受け口13に接続して地中に埋設する暗渠排水用素焼陶管1において、暗渠排水用素焼陶管1は、管本体たる直管部11と、この直管部11の一端に設けられ中間素焼陶管3の受け口13に接続する挿し口12と、直管部11の他端に連通して設けられ中間素焼陶管3の受け口13と外径が同一の筒部たる受け口13と、この受け口13に一体に設けられ該受け口13を塞ぐ蓋体たる蓋板21とを備え、前記直管部11,挿し口12,受け口13及び蓋板21が素焼からなるから、暗渠排水路2の端末の中間素焼陶管3に、蓋板21を一体に設けた暗渠排水用素焼陶管1を接続することにより、暗渠排水路4の端末を簡便に塞ぐことができ、蓋板21は素焼きからなり、一体に設けられているから、直管部11と略同様な耐久性を備えたものとなる。
また、筒部が中間素焼陶管3の受け口13と外径が同一であるから、施工において、中間素焼陶管3の受け口13に暗渠排水用素焼陶管1の挿し口12を接続し、暗渠排水用素焼陶管1の筒部たる受け口13を載置することにより、暗渠排水用素焼陶管1を同一高さ位置に据え付けることができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、前記蓋体が板状をなし、筒部たる受け口13は内周面が内側から外側に向かって拡大し、その内周面に蓋体たる蓋板21を設け、この蓋板21の外径が管本体たる直管部11の内径より大きいから、製造において、蓋板21の材料を受け口13に嵌めて取り付け、焼き固めることにより、蓋板21を一体の設けた素焼陶管1を簡便に製造することができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、前記筒部が受け口13であり、暗渠排水用素焼陶管1は、管本体たる直管部11の断面形状が中間素焼陶管3の断面形状と同一であり、受け口13及び挿し口12が中間素焼陶管3の受け口13及び挿し口12と同一形状であるから、暗渠排水路2に用いる中間素焼陶管3に、蓋板21を設けることにより、暗渠排水用素焼陶管1を形成することができ、中間素焼陶管3と略同一の型を用いて暗渠排水用素焼陶管1を製造できる。また、暗渠排水用素焼陶管1の受け口13に挿し口12を接続しようとしても蓋板21により接続することができないため、間違って配管することがない。尚、この種のものは、直管部11の長さが異なっていても同一の型を用いることができる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、暗渠排水用素焼陶管1は、挿し口12が管本体たる直管部11と同径であり、直管部11の外周には、長さ方向の溝部14が円周方向等間隔に複数設けられ、溝部14は挿し口12の管端部12Tに開口し、受け口13の内周面は、直管部11側に設けた第1テーパー面15と、この第1テーパー面15と受け口13の端部との間に設けた第2テーパー面16とを備え、第1及び第2テーパー面15,16は外側に向かって拡大すると共に、第1テーパー面15の角度が第2テーパー面16の角度より大きく、第1テーパー面15と第2テーパー面16の接合部17に蓋体たる蓋板21を一体に設けたから、蓋板21の材料を受け口13の第1テーパー面15と第2テーパー面16の接合部17に嵌めることにより、蓋板21の材料の位置決めが容易となり、焼き固めることにより、蓋板21を一体の設けた素焼陶管1を簡便に製造することができる。この暗渠排水用素焼陶管1では、その溝部14と中間素焼陶管3の受け口13内周面との隙間を水が通ることにより、土壌内の浸透水を制御することができる。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、暗渠排水用素焼陶管1の長さが中間素焼陶管3と同一であるから、蓋板21以外は中間素焼陶管3と同一な暗渠排水用素焼陶管1が得られる。
図5は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例の暗渠排水用素焼陶管1Aは、直管部11Aには溝部14が形成されておらず、直管部11Aの一端側により挿し口12Aを構成し、直管部11Aの他端に、前記挿し口12に接続する筒部22を設け、この筒部22の外径が前記受け口13の最大径と同一である。また、前記筒部22の内周面が外側に向って拡大するテーパー面状をなし、筒部22の内周面に蓋板21が一体に設けられている。尚、直管部11Aは前記直管部11より薄肉に形成されている。また、直管部11Aの長さは直管部11の長さと同じか、短く、この例では、短い方が好ましい。また、筒体22の第1テーパー面15と第2テーパー面16の接合部17に蓋板21を一体に設けている。
このように本実施例では、暗渠排水用素焼陶管1Aは、管本体たる直管部11Aと、この直管部11Aの一端に設けられ中間素焼陶管3の受け口13に接続する挿し口12Aと、直管部11Aの他端に連通して設けられ中間素焼陶管3の受け口13と外径が同一の筒部22と、この筒部22に一体に設けられ該筒部22を塞ぐ蓋体たる蓋板21とを備え、前記直管部11A,挿し口12A,筒部22及び蓋板21が素焼からなり、前記蓋体が板状をなし、筒部22は内周面が内側から外側に向かって拡大し、その内周面に蓋体たる蓋板21を設け、この蓋板21の外径が管本体たる直管部11の内径より大きいから、請求項1及び2に対応して、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、この例では直管部11Aが直管部11より薄く、短いから、材料費を軽減することができる。
尚、本考案は、本実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、請求項1〜3では溝部の無い素焼陶管を用いてもよく、この場合は直管部に孔を設けることが好ましい。
1 暗渠排水用素焼陶管
2 暗渠排水路
3 中間素焼陶管
4 暗渠排水路
11 直管部(管本体)
12 挿し口
12T 管端部
13 受け口(素焼陶管の受け口、暗渠排水用素焼陶管の筒部)
14 溝部
15 第1テーパー面
16 第2テーパー面
21 蓋板(蓋板)
22 筒部

Claims (5)

  1. 受け口と挿し口を有する中間素焼陶管の該受け口と挿し口を接続すると共に、これら複数の接続した中間素焼陶管を地中に埋設して形成する暗渠排水路の端末に用いられ、
    前記暗渠排水路の端末の前記中間素焼陶管の受け口に接続して地中に埋設する暗渠排水用素焼陶管において、
    前記暗渠排水用素焼陶管は、管本体と、この管本体の一端に設けられ前記中間素焼陶管の前記受け口に接続する挿し口と、前記管本体の他端に連通して設けられ前記中間素焼陶管の前記受け口と外径が同一の筒部と、この筒部に一体に設けられ該筒部を塞ぐ蓋体とを備え、前記管本体,挿し口,筒部及び蓋体が素焼からなることを特徴とする暗渠排水用素焼陶管。
  2. 前記蓋体が板状をなし、前記筒部は内周面が内側から外側に向かって拡大し、その内周面に前記蓋体を設け、この蓋体の外径が前記管本体の内径より大きいことを特徴とする請求項1記載の暗渠排水用素焼陶管。
  3. 前記筒部が受け口であり、
    前記暗渠排水用素焼陶管は、前記管本体の断面形状が前記中間素焼陶管の断面形状と同一であり、前記受け口及び挿し口が前記中間素焼陶管の前記受け口及び挿し口と同一形状であることを特徴とする請求項2記載の暗渠排水用素焼陶管。
  4. 前記暗渠排水用素焼陶管は、
    前記挿し口が前記管本体と同径であり、
    前記管本体の外周には、長さ方向の溝部が円周方向等間隔に複数設けられ、前記溝部は前記挿し口の管端部に開口し、
    前記受け口の内周面は、前記管本体側に設けた第1テーパー面と、この第1テーパー面と前記受け口の端部との間に設けた第2テーパー面とを備え、第1及び第2テーパー面は外側に向かって拡大すると共に、第1テーペー面の角度が第2テーパー面の角度より大きく、前記第1テーパー面と第2テーパー面の接合部に前記蓋体を一体に設けたことを特徴とする請求項3記載の暗渠排水用素焼陶管。
  5. 前記暗渠排水用素焼陶管の長さが前記中間素焼陶管と同一であること特徴とする請求項4記載の暗渠排水用素焼陶管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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