JP3755721B2 - 通信端末装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認を行い、自端末宛の電子メールを取得する通信端末装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インターネットに接続して、電子メールをやりとりする機能を備えた通信端末装置では、電子メールの配信機能(MTA(Mail TranferAgent))が備えられていない場合、自端末のユーザがアカウントを有しているメールサーバ装置に対して、所定のプロトコル(例えば、POP(後述))を用いて接続し、自端末宛の電子メールが受信されているかどうかを問い合わせ、受信している電子メールを取得するようにしていた。
【0003】
また、このような電子メールの受信確認動作は、通常、所定時間間隔(例えば、30分)で行われ、それにより、通信端末装置は、自端末のユーザ宛の電子メールを取得できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来装置では、常に同じ時間間隔でメールサーバ装置に対して電子メールの受信確認動作を行うため、ユーザが、例えば、緊急に応答メールを取得したい場合など、緊急性のある双方向通信を電子メールを用いて行いたい場合であっても、緊急に応答の電子メールを取得できない。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、ユーザの運用に応じて電子メールの取得動作を行うことのできる通信端末装置およびその制御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、メールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認を行い、自端末宛の電子メールを取得する通信端末装置において、受信予定の電子メールを入力して保存する受信メール予約登録手段と、上記受信メール予約登録手段に登録されている受信予定の電子メールを受信するまで、上記メールサーバ装置に受信確認する時間間隔を短時間値に設定する制御手段を備えたものである。
【0007】
【請求項2】
メールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認を行い、自端末宛の電子メールを取得する通信端末装置において、
受信予定の電子メールを入力して保存する受信メール予約登録手段と、
時間帯に応じて、上記メールサーバ装置に受信確認する時間間隔を設定する一方、上記受信メール予約登録手段に登録されている受信予定の電子メールを受信するまで、上記時間間隔を短時間値に設定する制御手段を備えたことを特徴とする通信端末装置。
【0008】
【請求項3】
メールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認を行い、自端末宛の電子メールを取得する通信端末装置の制御方法において、
受信予定の電子メールを入力して保存する受信メール予約登録手段を備え、
上記受信メール予約登録手段に登録されている受信予定の電子メールを受信するまで、上記メールサーバ装置に受信確認する時間間隔を短時間値に設定するようにしたことを特徴とする通信端末装置の制御方法。
【0009】
【請求項4】
メールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認を行い、自端末宛の電子メールを取得する通信端末装置の制御方法において、
受信予定の電子メールを入力して保存する受信メール予約登録手段を備え、
時間帯に応じて、上記メールサーバ装置に受信確認する時間間隔を設定する一方、上記受信メール予約登録手段に登録されている受信予定の電子メールを受信するまで、上記時間間隔を短時間値に設定するようにしたことを特徴とする通信端末装置の制御方法。
【0010】
【請求項5】
接続されたメールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認をする受信確認手段と、件名を含む電子メールを送受信する通信端末装置であって、
前記件名に所定の情報を配置した送信電子メールを送信する送信手段と、
電子メールを受信した際に、前記所定の情報と受信した電子メールの件名の内容および送信元メールアドレスに基づいて、前記送信電子メールに対する応答メールを受信したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段の判断結果に基づいて、前記所定時間間隔の値を設定する設定手段を備えたことを特徴とする通信端末装置。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施例にかかる通信システムを示している。
【0020】
同図において、データ端末装置TEは、アナログ公衆網PSTNを介し、インターネットサービスプロバイダISPにダイアルアップ接続し、それにより、インターネットINETに接続され、インターネットINETに接続されたサーバ装置SVに対して、種々のサービスを要求することができる。
【0021】
ここで、サーバ装置SVは、メールサーバ機能や、WWWサーバ機能など、種々の通信機能を備えており、データ端末装置TEは、サーバ装置SVのメールサーバ機能に対して、電子メールの送受信を要求するクライアント機能を備えている。
【0022】
また、データ端末装置TEのユーザは、インターネットサービスプロバイダISPに接続用のユーザカウントを有するとともに、また、サーバ装置SVには、電子メールをやりとりするためのメールアカウントを有している。
【0023】
図2は、データ端末装置TEの構成の一例を示している。
【0024】
同図において、CPU(中央処理装置)1は、このデータ端末装置TEの動作制御を行うものであり、ROM(リード・オンリ・メモリ)2は、CPU1が起動時に実行するプログラムや必要なデータ等を記憶するためのものであり、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)3は、CPU1のワークエリア等を構成するためのものである。
【0025】
キャラクタジェネレータ4は、図形文字の表示データを発生するためのものであり、時計回路5は、現在日時情報を出力するためのものであり、網制御装置6は、このデータ端末装置TEをアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、データモデム7は、アナログ公衆網PSTNを介して、データをやりとりするためのものである。
【0026】
磁気ディスク装置8は、種々のアプリケーションプログラム、ワークデータ、ファイルデータ、画情報データなどの種々のデータを記憶するためのものであり、CRT画面表示装置9は、このデータ端末装置TEを操作するための画面を表示するためのものであり、表示制御部10は、CRT画面表示装置9の表示内容を制御するためのものである。
【0027】
キーボード装置11は、このデータ端末装置TEに種々のキー操作を行うためのものであり、画面指示装置12は、CRT画面表示装置9の任意の点を指示する等の操作作業を行うためのものであり、入力制御部13は、キーボード装置11および画面指示装置12の入力情報を取り込む等するためのものである。
【0028】
これらのCPU1、ROM2、RAM3、キャラクタジェネレータ4、時計回路5、網制御装置6、データモデム7、磁気ディスク装置8、表示制御部10、および、入力制御部13は、バス14に接続されており、これらの各要素間のデータのやりとりは、主としてこのバス14を介して行われる。
【0029】
ここで、本実施例において、基本的には、データ端末装置TEがインターネットINETを介して、他の端末(サーバ装置SVを含む)との間で行うデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、サーバ装置SVにおける電子メールのデータのやりとり(MTA機能)では上位レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
【0030】
また、データ端末装置TEサーバ装置SVに対して、自端末のユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求などのために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP(Post Office Protocol)などを適用することができる。
【0031】
また、TCP/IP,SMTP,POPなどの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETF(Internet Engineering Task Force)というインターネットに関する技術内容をまとめている組織から発行されているRFC(Request For Comments)文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SMTPはRFC821、電子メールの形式は、RFC822,RFC1521,RFC1522(MIME(Multi Purpose Mail Extension)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0032】
さて、データ端末装置TEは、電子メールを取得する際、まず、アナログ公衆網PSTNを介してインターネットサービスプロバイダISPに対し、ダイアルアップ接続を行い、次いで、インターネットINETを介し、サーバ装置SVに対して、POPを適用して、ユーザ宛の電子メールの受信を問い合わせ、受信電子メールがある場合には、その全てを取得するようにしている。また、この電子メールの取得は、所定の取得タイマにより起動される。
【0033】
また、その取得タイマのタイマ値は、図3に示す取得タイマテーブルにしたがって、時間帯によって、異なる値が規定されている。この場合、8時〜17時の時間帯でタイマ値が10分に設定され、それ以外の時間帯では、タイマ値が30分に設定されている。
【0034】
また、データ端末装置TEは、電子メールを送信した際、その電子メールが緊急に応答の電子メール(以下、「応答メール」という)メールを必要とする場合(以下、このような電子メールを「緊急メール」という)、取得タイマのタイマ値をより小さい値(例えば、5分)に設定し、応答メールをより迅速に取得できるようにしている。
【0035】
また、応答メールを取得できた後は、取得タイマのタイマ値を元に戻し、通常の電子メール取得動作に復帰できるようにしている。
【0036】
このような応答メールを取得する際に参照する情報として、図4に示すような送信履歴テーブルと、図5に示すような受信履歴テーブルを作成する。
【0037】
送信履歴テーブルは、緊急メールが送信されるたびに1つの要素が作成され、各要素は、緊急メールの宛先メールアドレス(ヘッダ情報の「To:」フィールドの内容)、ヘッダ情報の「Subject:」フィールドの内容、および、応答メールを受信したか否かをあらわす応答メール受信フラグからなる。
【0038】
なお、緊急メールが複数の宛先に送信された場合、おのおのの宛先について、送信履歴テーブルの要素が作成される。
【0039】
また、受信履歴テーブルは、電子メールを受信した際、各受信電子メールについて1つの要素が作成され、各要素は、電子メールのヘッダ情報の「From:」フィールドの内容、および、「Subject:」フィールドの内容からなる。
【0040】
一般に、ユーザが電子メールを受信し、その電子メールに対して返事するための電子メールを作成するとき、「Subject:」フィールドには、「Re:(元の電子メールの「Subject:」フィールドの内容)」という値がセットされる。
【0041】
そこで、送信履歴テーブルの1つの要素について、宛先メールアドレスが「From:」フィールドにセットされ、かつ、「Subject:」フィールドの内容が「Re: (「Subject:」フィールドの内容)」である受信履歴テーブルの要素が見つかった場合、その緊急メールに対する応答メールを受信したと判定することができる。
【0042】
このようにして、本実施例では、緊急メールについての応答メールを受信する際、取得タイマのタイマ値を小さくして、電子メールの取得動作の実行間隔を短くしているので、ユーザが電子メールに対して緊急な返事を要求する場合に、非常に有効である。また、時間帯によって、電子メールの取得動作の実行間隔を設定しているので、例えば、ユーザが就業している時間帯により頻繁に電子メールの取得動作を行うことができるなど、ユーザの電子メール利用形態に応じた電子メールの取得動作を行うことができ非常に便利である。
【0043】
図6は、データ端末装置TEが電子メールを送信する際の処理の一例を示している。
【0044】
送信する電子メールの作成を行うと(処理101)、その電子メールが緊急メールに指定されているかどうかを調べる(判断102)。例えば、「Subje
ct:」フィールドに
【緊急】、
【至急】などの語句が含まれている場合、そのときの電子メールが緊急メールであると判断することができる。
【0045】
緊急メールであって、判断102の結果がYESになるときには、そのときの電子メールの宛先メールアドレスと、「Subject:」フィールドの内容を送信履歴テーブルに追加登録する(処理103)。また、判断102の結果がNOになるときには、この処理103を実行しない。
【0046】
次いで、アナログ公衆網PSTNを介し、インターネットサービスプロバイダISPへダイアルアップ接続し(処理104)、インターネットINETを介し、サーバ装置SVへ電子メールを送信する(処理105)。そして、インターネットサービスプロバイダISPとの接続を終了して、回線を復旧する(処理106)。
【0047】
図7および図8は、電子メールを取得する際の処理の一例を示している。
【0048】
まず、取得タイマがタイムアウトするまで待つ(判断201のNOループ)。取得タイマがタイムアウトして、判断201の結果がYESになるときには、アナログ公衆網PSTNを介し、インターネットサービスプロバイダISPへダイアルアップ接続し(処理202)、インターネットINETを介し、サーバ装置SVのPOPサーバに接続する(処理203)。
【0049】
次いで、POPサーバに対して、自端末宛の電子メールが受信されているかどうかを問い合わせる(処理204)。POPサーバより、電子メールの受信があることが通知された場合(判断205の結果がYES)、受信した電子メールを、メールサーバより全て取得する(処理206)。
【0050】
電子メールの取得を終了すると、POPサーバとの接続を終了し(処理207)、インターネットサービスプロバイダISPとの接続を終了して、回線を復旧する(処理208)。
【0051】
次いで、そのときに受信した全ての電子メールについて、受信履歴テーブルに「From:」フィールドの内容、および、「Subject:」フィールドの内容を追加登録して受信履歴テーブルの内容を更新する(処理209)。
【0052】
次いで、送信履歴テーブルおよび受信履歴テーブルの内容を参照して、応答メールを受信できた緊急メールがあるかどうかを、上述した方法により検索する(処理210)。
【0053】
1つの応答メールを発見した場合(判断211の結果がYES)、対応する緊急メールの応答メール受信フラグをオンに更新し(処理212)、全ての緊急メールについての検索が終了したかどうかを調べる(判断213)。判断213の結果がNOになるときには、処理210へ戻り、残りの緊急メールについて処理を実行する。
【0054】
判断210の結果がYESになるとき、または、判断211の結果がNOになるときには、時計回路5より現在時刻を取得し(処理214)、取得タイマテーブルを参照して、取得タイマのタイマ値を得て、そのタイマ値を取得タイマにセットする(処理215)。
【0055】
次に、送信履歴テーブルを調べて、応答メール受信フラグがオンにされている要素が1つ以上あるかどうかを調べ(判断216)、判断216の結果がYESになるときには、取得タイマのタイマ値を、緊急メールについて応答メールの受信間隔に更新する(処理217)。また、判断216の結果がNOになるときには、処理217を実行しない。
【0056】
次いで、取得タイマを再起動し(処理218)、判断201へと戻る。
【0057】
一方、POPサーバに電子メールの受信を問い合わせた際に、受信がないことが通知された場合で、判断205の結果がNOになるときには、POPサーバとの接続を終了し(処理219)、インターネットサービスプロバイダISPとの接続を終了して、回線を復旧し(処理220)、処理214へ移行して、それ以降の処理を実行する。
【0058】
ところで、上述した実施例では、緊急メールを送信した後に、対応する応答メールを受信できるまでの間、取得タイマのタイマ値を小さい値にして、電子メールの取得頻度をより高頻度にすることで、ユーザの要求に応えることができるようにしているが、ユーザが電子メールの受信を予定しているとき、電子メールの取得をより頻繁にして、メールサーバに電子メールが到着した直後に、ユーザが電子メールを閲覧できるようにすると、電子メールの使い勝手が向上する。
【0059】
その場合、図9に示すように、受信予定の電子メールについての情報を登録する受信メール予約テーブルを作成する。この受信メール予約テーブルの各要素は、受信予定の電子メールのヘッダ情報の「From:」フィールドの内容、および、当該電子メールを受信したか否かをあらわす受信フラグからなる。また、この受信メール予約テーブルの各要素は、適宜な入力アプリケーションにより、ユーザにより手動で入力されて、登録される。
【0060】
図10および図11は、この場合に、データ端末装置TEが電子メールを取得する際の処理の一例を示している。
【0061】
まず、取得タイマがタイムアウトするまで待つ(判断301のNOループ)。取得タイマがタイムアウトして、判断301の結果がYESになるときには、アナログ公衆網PSTNを介し、インターネットサービスプロバイダISPへダイアルアップ接続し(処理302)、インターネットINETを介し、サーバ装置SVのPOPサーバに接続する(処理303)。
【0062】
次いで、POPサーバに対して、自端末宛の電子メールが受信されているかどうかを問い合わせる(処理304)。POPサーバより、電子メールの受信があることが通知された場合(判断305の結果がYES)、受信した電子メールを、メールサーバより全て取得する(処理306)。
【0063】
電子メールの取得を終了すると、POPサーバとの接続を終了し(処理307)、インターネットサービスプロバイダISPとの接続を終了して、回線を復旧する(処理308)。
【0064】
次いで、そのときに受信したそれぞれの電子メールについて、受信メール予約テーブルに登録されている「From:」フィールドの内容と、その電子メールのヘッダ情報の「From:」フィールドの内容が一致するものがあるかどうかを検索して調べ、予約メールが受信された場合には、対応する受信メール予約テーブルの受信フラグの値を「オン」に変更して、受信メール予約テーブルの内容を更新する(処理310、判断311、処理312、判断313)。
【0065】
このような受信メール予約テーブルについての処理を終了すると、時計回路5より現在時刻を取得し(処理314)、取得タイマテーブルを参照して、取得タイマのタイマ値を得て、そのタイマ値を取得タイマにセットする(処理315)。
【0066】
次に、受信メール予約テーブルを調べて、受信フラグがオフにされている要素が1つ以上あるかどうかを調べ(判断316)、判断316の結果がYESになるときには、取得タイマのタイマ値を、予約メールの受信間隔に更新する(処理317)。また、判断316の結果がNOになるときには、処理317を実行しない。
【0067】
次いで、取得タイマを再起動し(処理318)、判断301へと戻る。
【0068】
一方、POPサーバに電子メールの受信を問い合わせた際に、受信がないことが通知された場合で、判断305の結果がNOになるときには、POPサーバとの接続を終了し(処理320)、インターネットサービスプロバイダISPとの接続を終了して、回線を復旧し(処理321)、処理314へ移行して、それ以降の処理を実行する。
【0069】
このようにして、本実施例では、ユーザが電子メールの受信を予定しているとき、電子メールの取得をより頻繁にしているので、メールサーバに電子メールが到着した直後に、ユーザが電子メールを閲覧できるようにすることができ、それにより、電子メールの使い勝手が向上する。
【0070】
ところで、上述した各実施例は、アナログ公衆網PSTNを介してインターネットサービスプロバイダISPにダイアルアップ接続することで、インターネットINETに接続する端末について、本発明を適用する場合を説明したが、本発明は、インターネットINETに常時接続されている端末についても、同様にして適用することができる。
【0071】
なお、上述した各実施例は、インターネットを利用して電子メールを送受信するシステムについて適用した場合を説明したが、それ以外の電子メールシステムについても、本発明を同様にして適用することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが電子メールの受信を予定しているとき、電子メールの取得をより頻繁にしているので、メールサーバに電子メールが到着した直後に、ユーザが電子メールを閲覧できるようにすることができ、それにより、電子メールの使い勝手が向上するという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる通信システムを示したブロック図。
【図2】データ端末装置TEの構成の一例を示したブロック図。
【図3】取得タイマテーブルの一例を示した概略図。
【図4】送信履歴テーブルの一例を示した概略図。
【図5】受信履歴テーブルの一例を示した概略図。
【図6】データ端末装置TEが電子メールを送信する際の処理の一例を示したフローチャート。
【図7】データ端末装置TEが電子メールを取得する際の処理の一例を示したフローチャート。
【図8】データ端末装置TEが電子メールを取得する際の処理の一例を示したフローチャート(続き)。
【図9】受信メール予約テーブルの一例を示した概略図。
【図10】データ端末装置TEが電子メールを取得する際の処理の他の例を示したフローチャート。
【図11】データ端末装置TEが電子メールを取得する際の処理の他の例を示したフローチャート(続き)。
【符号の説明】
TE データ端末装置
Claims (5)
- メールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認を行い、自端末宛の電子メールを取得する通信端末装置において、
受信予定の電子メールを入力して保存する受信メール予約登録手段と、
上記受信メール予約登録手段に登録されている受信予定の電子メールを受信するまで、上記メールサーバ装置に受信確認する時間間隔を短時間値に設定する制御手段を備えたことを特徴とする通信端末装置。 - メールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認を行い、自端末宛の電子メールを取得する通信端末装置において、
受信予定の電子メールを入力して保存する受信メール予約登録手段と、
時間帯に応じて、上記メールサーバ装置に受信確認する時間間隔を設定する一方、上記受信メール予約登録手段に登録されている受信予定の電子メールを受信するまで、上記時間間隔を短時間値に設定する制御手段を備えたことを特徴とする通信端末装置。 - メールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認を行い、自端末宛の電子メールを取得する通信端末装置の制御方法において、
受信予定の電子メールを入力して保存する受信メール予約登録手段を備え、
上記受信メール予約登録手段に登録されている受信予定の電子メールを受信するまで、上記メールサーバ装置に受信確認する時間間隔を短時間値に設定するようにしたことを特徴とする通信端末装置の制御方法。 - メールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認を行い、自端末宛の電子メールを取得する通信端末装置の制御方法において、
受信予定の電子メールを入力して保存する受信メール予約登録手段を備え、
時間帯に応じて、上記メールサーバ装置に受信確認する時間間隔を設定する一方、上記受信メール予約登録手段に登録されている受信予定の電子メールを受信するまで、上記時間間隔を短時間値に設定するようにしたことを特徴とする通信端末装置の制御方法。 - 接続されたメールサーバ装置に所定時間間隔で電子メールの受信確認をする受信確認手段と、件名を含む電子メールを送受信する通信端末装置であって、
前記件名に所定の情報を配置した送信電子メールを送信する送信手段と、
電子メールを受信した際に、前記所定の情報と受信した電子メールの件名の内容および送信元メールアドレスに基づいて、前記送信電子メールに対する応答メールを受信したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段の判断結果に基づいて、前記所定時間間隔の値を設定する設定手段を備えたことを特徴とする通信端末装置。
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