JP3755623B2 - Dcーdcコンバータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、共振型のDCーDCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
DCーDCコンバータとしては、従来より、パルス幅制御(PWM)方式のものがよく知られていた。しかし、PWM方式DCーDCコンバータにおいては、トランジスタ等のメインスイッチ素子が飽和状態と遮断状態との間を遷移する時、必ず能動状態を通らなければならない。能動状態では、メインスイッチ素子に電流が流れており、かつ、電圧が発生しているため、損失が発生する。この損失はスイッチング周波数に比例するから、小型化を図ろうとして、スイッチング周波数を高くするにつれて増大する。損失が増加すると、放熱フィンの大型化等が必要になり、小型化の要請に反する結果となる。しかも、PWM方式DCーDCコンバータは、スイッチングノイズを発生するという問題もある。
【0003】
共振型のDCーDCコンバータは、PWM方式DCーDCコンバータと比較して、スイッチング損失及びスイッチングノイズを著しく低減でき、高周波化による小型化及びノイズ低減にきわめて有用である。共振型のDCーDCコンバータは、基本的には、スイッチ素子によって直流電源を周期的にスイッチングし、それによって共振回路に正弦波状の電流を流し、この電流を、トランスの一次側から二次側に伝送し、二次側に備えられた出力整流平滑回路により、整流平滑して、所望の直流出力電力を得る。
【0004】
例えば、特開昭56ー58777号公報は、トランスの一次巻線及び直流電源間に直列共振回路とスイッチ素子とを接続したDCーDCコンバータにおいて、スイッチ素子をトランスの二次巻線に得られる電圧に応じてパルス幅変調し、共振回路の共振周波数と等しいパルス列を発生するパルス幅変調回路で制御することにより、入力電圧及び負荷の変動を、広範囲にわたって安定化できるDCーDCコンバータを開示している。出力整流平滑回路は、トランスの一次側回路に対して定電圧負荷となるコンデンサ・インプット型回路となっている。平滑コンデンサとしては、通常、電解コンデンサが用いられる。
【0005】
特公平6ー101930号公報は、電界効果トランジスタでなるスイッチ素子に並列にリアクトルを接続し、リアクトルに蓄えられたエネルギーにより、スイッチ素子の寄生容量を、スイッチ素子のオフ期間に充放電することにより、スイッチ素子のサージ電流の発生を防止するようにした共振型スイッチング電源装置(DCーDCコンバータ)を開示している。出力整流平滑回路は、特開昭56ー58777号公報の場合と同様に、やはり、トランスの一次側回路に対して定電圧負荷となるコンデンサ・インプット型回路となっている。
【0006】
また、特公平6ー101930号公報は、メインスイッチの両端電圧がほぼゼロになった後に、メインスイッチをオンにするゼロ電圧ターン・オンを採用することにより、ゼロクロス・スイッチングを実現し、スイッチング周波数の高周波化及びスイッチング損失の低減を図る技術を開示している。
【0007】
上述のように、従来の共振型のDCーDCコンバータにおいて、出力整流平滑回路は、トランスの一次側回路に対して定電圧負荷となるコンデンサ・インプット型となっていた。コンデンサ・インプット型の出力整流平滑回路を用いた場合、平滑コンデンサには、電圧平滑化の充放電過程において、大きなリップル電流が流れる。この種の出力整流平滑回路において、平滑コンデンサとして用いられる電解コンデンサは比較的大きなインピーダンスを有する。このため、電圧平滑化の充放電過程において流れる大きなリップル電流により、電解コンデンサに大きな損失が発生する。電解コンデンサの損失の増大は、信頼性の低下を招く。この問題点を回避する手段として、多数のコンデンサを並列接続する回路構成を採った場合は、コンデンサ数の増大に伴う出力整流平滑回路の大型化、回路基板上での出力整流平滑回路の占有体積の増大を招き、小型化の要請に反する結果となる。
【0008】
また、特公平6ー101930号公報は、ゼロクロス・スイッチング技術を開示しているけれども、ゼロクロス・スイッチングを実現するための最適な回路条件の設定については開示していない。ゼロクロス・スイッチングを達成するための回路条件は、入力電圧や負荷電流の変動範囲において幾通りも存在するから、実験による試行錯誤によって定めて行く外はなく、その最適な回路条件を見出すのに多大な労力を必要とした。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、コンデンサ・インプット型出力整流平滑回路を有する共振型のDCーDCコンバータとの比較において、より小型で高効率の共振型のDCーDCコンバータを提供することである。
【0010】
本発明のもう一つの課題は、ゼロクロス・スイッチングを実現するための最適な回路条件を開示し、最適回路条件設定に要する労力を著しく軽減できる共振型のDCーDCコンバータを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係るDCーDCコンバータは、スイッチ素子と、共振回路と、トランスと、出力整流平滑回路とを含む。前記スイッチ素子は、直流電源に対して直列に接続されている。前記共振回路は、前記スイッチ素子と前記トランスの一次巻線との間に接続されている。前記出力整流平滑回路は、前記トランスの二次巻線に接続され、前記トランスの一次側に接続された回路に対して、定電流負荷回路を構成する。
【0012】
上述したように、本発明に係るDCーDCコンバータにおいて、スイッチ素子は、主回路が直流電源に対して直列に接続されており、共振回路はスイッチ素子とトランスの一次巻線との間に接続されており、更に、出力整流平滑回路がトランスの二次巻線に接続されている。この回路構成によれば、スイッチ素子によって直流電源を周期的にスイッチングし、それによって共振回路に正弦波状の電流を流し、この電流を、トランスの一次側から二次側に伝送し、二次側に備えられた出力整流平滑回路により、整流平滑して、所望の直流出力電力を得る共振型のDCーDCコンバータが得られる。
【0013】
しかも、出力整流平滑回路は、従来と異なって、トランスの一次側に接続された回路に対して、定電流負荷回路を構成する。定電流負荷回路は、典型的には、チョーク・インプット型である。チョーク・インプット型の出力整流平滑回路は、整流回路と、その後段において電力伝送ラインに直列に入る出力チョークコイルと、この出力チョークコイルの後段において、電力伝送ライン間に接続される平滑コンデンサとを含む。従って、出力チョークコイルの作用により、平滑コンデンサに流れるリップル電流が小さくなる。このため、本発明に係る出力整流平滑回路は、定電圧負荷回路を用いた従来の出力整流平滑回路と比較して、リップル電流に起因する平滑コンデンサの損失が小さくなる。しかも、平滑コンデンサの本数を減少できるので、平滑コンデンサの占有体積縮小を通して、出力整流平滑回路を小型化し、延ては、全体形状を小型化することができる。
【0014】
また、スイッチング周波数を高周波化した場合、出力チョークコイルの大きさを小さくすることができる。よって、出力整流平滑回路を構成する回路部品の占有体積を、従来用いられていた定電圧負荷回路型の出力整流平滑回路と比較して、より一層小さくすることができる。
【0015】
更に、定電圧負荷回路においては、出力整流ダイオードを流れる電流は、出力電流が平均値となるような正弦波である。これに対して、定電流負荷回路においては、出力整流ダイオードを流れる電流は出力電流を最大値とするほぼ矩形波となる。実際の出力整流ダイオードの順方向電圧降下は電流の増加とともに増加する特性を持つため、発生する損失は定電流負荷回路の方が定電圧負荷回路よりも小さくなる。このため、定電流負荷回路を用いた本発明においては、DCーDCコンバータのより一層の高効率化、低損失化及び小型化が可能になる。
【0016】
本発明に係るDCーDCコンバータにおいても、スイッチ素子の主回路に印加される電圧がほぼ零となるタイミングで、スイッチ素子にスイッチ動作をさせる。これにより、ゼロクロス・スイッチングを実現し、スイッチング周波数の高周波化及びスイッチング損失の低減を図る。
【0017】
ここで、ゼロクロス・スイッチングを実現するために要求される回路定数は、最低入力、かつ、最大負荷時を基準にして定める。この回路定数決定手段に従うと、全入力範囲及び負荷範囲において、ゼロクロス・スイッチング動作を確保することができる。即ち、本発明によれば、ゼロクロス・スイッチングを実現するための最適な回路条件を開示し、最適回路条件設定に要する労力を著しく軽減できる。
【0018】
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照して、更に詳しく説明する。但し、本発明の技術的範囲がこれらの図示実施例に限定されないことは言うまでもない。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る共振型DCーDCコンバータの電気回路図である。図示するように、本発明に係るDCーDCコンバータは、スイッチ素子1、2と、共振回路3と、トランス4と、出力整流平滑回路5とを含む。実施例において、スイッチ素子1、2は2個であり、それぞれはMOSーFET(電界効果トランジスタ)で構成され、ソース及びドレインで構成される主回路が、互いに直列に、かつ、直流電源6に対して直列に接続されている。参照符号7、8はスイッチ素子1、2の並列容量、D1、D2はMOSーFETに含まれるダイオードである。
【0020】
共振回路3は、スイッチ素子1及びスイッチ素子2の接続点a1とトランス4の一次巻線41との間に接続されている。この共振回路3は共振コンデンサ31と共振インダクタ32とを主要素とする直列共振回路を構成している。直列共振回路には、更に、トランス4の漏れインダクタンス分も含まれる。
【0021】
出力整流平滑回路5は、トランス4の二次巻線421、422に接続され、トランス4の一次側に接続された回路に対して、定電流負荷回路を構成する。図示された出力整流平滑回路5はチョーク・インプット型となっており、整流ダイオード51及び52より構成される整流回路と、その後段において電力伝送ラインに直列に入る出力チョークコイル53と、この出力チョークコイル53の後段において、電力伝送ライン間に接続される平滑コンデンサ54とを含む。トランス4の二次巻線421、422は、一端が互いに直列に接続され、その接続点b1が出力端子10に導かれ、他端側に整流ダイオード51、52が接続されている。出力チョークコイル53のインダクタンス値は、トランス4の一次側に換算して、トランス4の一次巻線41のインダクタンス値よりも十分に大きくする。これにより、トランス4の二次側は電流源とみなすことができるようになり、二次側回路は一次側共振回路に影響を及ぼさないものとして扱うことができるようになる。
【0022】
上述したように、本発明に係るDCーDCコンバータにおいて、2つのスイッチ素子1、2は、主回路が互いに直列に、かつ、直流電源6に対して直列に接続されており、共振回路3がスイッチ素子1、2の接続点とトランス4の一次巻線41との間に接続されており、更に、出力整流平滑回路5がトランス4の二次巻線42に接続されている。この回路構成によれば、スイッチ素子1、2によって直流電源6を周期的にスイッチングし、それによって共振回路3に正弦波状の電流を流し、この電流を、トランス4の一次側から二次側に伝送し、二次側に備えられた出力整流平滑回路5により、整流平滑して、所望の直流出力電力を得る共振型のDCーDCコンバータが得られる。スイッチ素子1、2はゲートG1、G2に加えられる信号の周波数を制御することにより制御され、それによって、出力端子9、10に現れる出力電力が制御される。
【0023】
既に述べたように、出力整流平滑回路5は、従来と異なって、トランス4の一次側に接続された回路に対して、定電流負荷回路を構成するチョーク・インプット型整流平滑回路となっている。従って、出力チョークコイル53の作用により、平滑コンデンサ54に流れるリップル電流が小さくなる。このため、本発明に係る出力整流平滑回路5は、定電圧負荷回路を用いた従来の出力整流平滑回路と比較して、リップル電流に起因する平滑コンデンサ54の損失が小さくなる。しかも、平滑コンデンサ54の本数を減少できるので、平滑コンデンサ54の占有体積縮小を通して、出力整流平滑回路5を小型化し、延いては、全体形状を小型化することができる。
【0024】
また、スイッチング周波数を高周波化した場合、出力チョークコイル53の大きさを小さくすることができる。よって、出力整流平滑回路5を構成する回路部品の占有体積を、従来用いられていた定電圧負荷回路型の出力整流平滑回路5と比較して、より一層小さくすることができる。
【0025】
更に、定電圧負荷回路においては、整流ダイオードを流れる電流は、出力電流が平均値となるような正弦波である。これに対して、定電流負荷回路においては、出力整流ダイオード51及び52を流れる電流は、出力電流を最大値とするほぼ矩形波となる。実際の出力整流ダイオード51及び52の順方向電圧降下は電流の増加とともに増加する特性を持つため、発生する損失は定電流負荷回路の方が定電圧負荷回路よりも小さくなる。このため、定電流負荷回路を用いた本発明においては、DCーDCコンバータのより一層の高効率化、低損失化及び小型化が可能になる。
【0026】
本発明に係る共振型DCーDCコンバータにおいても、スイッチ素子1、2の主回路に印加される電圧がほぼ零となるタイミングで、スイッチ素子1、2にスイッチ動作をさせる。これにより、ゼロクロス・スイッチングを実現し、スイッチング周波数の高周波化及びスイッチング損失の低減を図る。また、スイッチ素子1、2と並列に容量7、8が接続されているため、ターン・オフにおいても、スイッチ素子1、2に流れる電流の立ち下がり波形に対する電圧波形の立ち上がり波形が緩やかになり、スイッチング損失が低減される。
【0027】
ここで、ゼロクロス・スイッチングを実現するために要求される回路定数は、最低入力、かつ、最大負荷時を基準にして定める。この回路定数決定手段に従うと、制御可能な全入力範囲及び負荷範囲において、ゼロクロス・スイッチング動作を確保することができる。即ち、本発明によれば、ゼロクロス・スイッチングを実現するための最適な回路条件を開示し、最適回路条件設定に要する労力を著しく軽減できる。次に、この点について、詳しく説明する。
【0028】
図1に示した共振型DCーDCコンバータの動作モードは次の3つの状態に分けることができる。これらの動作モード状態は、スイッチ素子1のオン、オフに対応するものである。スイッチ素子2のオン、オフを考慮した動作モードは、スイッチ素子1の動作モードと同じである。
【0029】
<状態1>
図2は状態1の場合の等価回路図を示している。図2ではスイッチ素子1がオフで、スイッチ素子2がオンである。図2の各定数の意味するところは次の通りである。
【0030】
Vin:直流電源6から供給される電源電圧
Vds1:スイッチ素子1の電圧
Vc1:共振コンデンサ31の端子間電圧
Vco1:状態1における電圧Vc1の初期値
Cr:共振コンデンサ31の容量値
VL1:共振インダクタ32の端子間電圧
Lr:共振インダクタ32のインダクタンス値
IL1:共振インダクタ32を流れる電流
Vp1:トランス4の一次巻線の端子間電圧
Lm:トランス4の一次巻線インダクタンス値
Io:負荷電流
n:トランス4の巻数比(二次巻数/一次巻数)
特性インピーダンスをZn1とし、角周波数をω1とすると、図2に示した等価回路は、上記各定数を用いて、次のように表すことができる。
【0031】
Zn1={(Lr+Lm)/Cr}1/2
ω1=[1/{Cr(Lr+Lm)}]1/2
Vds1=Vin
IL1={(Vin-Vco1)/Zn1}sin(ω1・t)
Vc1=-(Vin-Vco1)・cos(ω1・t)+Vin
Vp1=(Lm/L)・(Vin-Vco1)・cos(ω1・t)
L=Lr+Lm
【0032】
<状態2>
図3は状態2の場合の等価回路図を示している。図3ではスイッチ素子1、2が共にオフである。図2と同一の参照符号は同一の構成要素及び回路定数を示す。図2とは異なる参照符号の意味するところは次の通りである。
【0033】
Vds2:スイッチ素子1の電圧
Vc2:共振コンデンサ31の端子間電圧
VL2:共振インダクタ32の端子間電圧
IL2:共振インダクタ32を流れる電流
Vp2:トランス4の一次巻線の端子間電圧
ILo2:状態2における電流IL2の初期値
Cp:並列容量7、8の容量値
特性インピーダンスをZn2とし、角周波数をω2とすると、図3に示した等価回路は、上記各定数を用いて、次のように表すことができる。
【0034】
Zn2=(Lr/C)1/2
ω2=[1/(C・Lr)]1/2
Vds2=Vin-{C/(2・Cp)}・ILo2・Zn2・sin(ω2・t)
IL2=ILo2・cos(ω2・t)
Vc2=(C/Cr)・ILo2・Zn2・sin(ω2・t)+Vco2
Vp2=0
C=2・Cp・Cr/(2・Cp+Cr)
【0035】
<状態3>
図4は状態3の場合の等価回路図を示している。図4ではスイッチ素子1、2が共にオフである。そして、スイッチ素子1と並列のダイオードD1がオンである。図2と同一の参照符号は同一の構成要素及び回路定数を示す。図2とは異なる参照符号の意味するところは次の通りである。
【0036】
Vds3:スイッチ素子1の電圧
Vc3:共振コンデンサ31の端子間電圧
Vco3:状態3における電圧Vc3の初期値
VL3:共振インダクタ32の端子間電圧
IL3:共振インダクタ32を流れる電流
特性インピーダンスをZn3とし、角周波数をω3とすると、図4に示した等価回路は、上記各定数を用いて、次のように表すことができる。
【0037】
Zn3=(Lr/Cr)1/2
ω3=[1/(Lr・Cr)]1/2
Vds3=0
IL3={ILo3・Zn3・cos(ω3・t)-Vco3・sin(ω3・t)}/Zn3
Vc3=ILo3・Zn3・sin(ω3・t)+Vco3・cos(ω3・t)
Vp3=0
図5は各部の動作波形図と状態1〜3との関係を示している。図5(a)は動作波形上における状態1の位置を表示し、図5(b)は同じく状態2を表示し、図5(c)は同じく状態3を表示している。図5において用いられている参照符号は、前述した通りである。ここで、最低入力、最大負荷時に、次の条件で回路定数を決定することにより、ゼロクロス・スイッチングの回路動作を実現することができる。
【0038】
この点について、図6を参照して以下に説明する。
<状態1:スイッチ素子2がオンしている期間>
(1)共振回路3の電流を、正弦波の0〜π/2の期間に相当する波形にする。図6では、共振回路3に含まれる共振インダクタ32の電流ILIが、共振波形の0〜π/2の期間に流れている。
(2)オン時間終了時の電流が負荷電流を一次側に換算した値の2倍(2・n・Io)となるようにする。ここで、nはトランス4の巻数比(二次巻線/一次巻線)、Ioは負荷電流である。図6において、オン時間終了時である(π/2)の時に、共振インダクタ32に流れる電流IL1がIL1=2・n・Ioとなっている。
【0039】
<状態2:スイッチ素子2がオフしてからスイッチ素子1の電圧VDSがクランプするまでの期間>
(3)直列に接続された2つのスイッチ素子1、2の中点(接続点a1)において、共振電圧の描く軌跡Vaが、両方のスイッチ素子1、2が共にオフしている期間(デッドタイム;Td)で、正弦波の0〜π/2の期間に相当する波形にする。但し、正弦波の最大値を迎える前に、電源電圧Vinにクランプされる。図6に図示された共振電圧の描く軌跡Vaは、図3に示す回路において、共振コンデンサ31の容量値Cr及び共振インダクタ32のインダクタンス値Lrに対し、並列容量7、8の容量値Cpを付加した直列共振回路によって得られる。
【0040】
<状態3:スイッチ素子1の電圧がクランプしてから共振電流がゼロに減少するまでの期間>
(4)反対側のスイッチ素子2をオンさせる時、理想的には共振電流IL1がゼロに戻っているようにする。但し、この期間が長くなり逆方向に流れてしまうと、再び並列容量7を充電するためにゼロ電圧ターンオンができなくなる。
【0041】
上記条件(1)〜(4)を満たすことにより、制御可能な全入力範囲及び負荷範囲において、ゼロクロス・スイッチングを実現することができる。
上記(1)〜(4)のゼロクロス・スイッチングの条件を満たすように、状態1〜3の各状態について解くと、次のような式が得られれる。
【0042】
Cr=2・(Vo+Vf)・Io・(T/2)/(Vin2−2・Cp)
Lr=(1/4)・{Vin2・n2・(16・Ton2+Td・π2・Tmin)-(Vf+Vo)2・T2・π2}/{(Vf+Vo)・
Io・T・n2・π2}
Lm=(Vo+Vf)・T/(Io・4・n2)
ここで、
Vf:出力整流ダイオード51、52の順方向電圧降下
T:スイッチング周期
Ton:スイッチ素子1、2がオンしている期間
Td:デッドタイム, Ton=T/2−Td
である。従って、共振コンデンサ31の容量値Cr、共振インダクタ32のインダクタンス値Lr及びトランス4の一次巻線41のインダクタンス値Lmを、上記式を満たすように設定することにより、ゼロクロス・スイッチングを行なわせることができる。容量値Cr、インダクタンス値Lr及びインダクタンス値Lmの値は、デットタイムTd、トランス4の巻数比n及びスイッチ素子1、2の並列容量Cpが与えられることを条件として、上記式を使用することにより、求めることができる。
【0043】
デットタイムTd、トランス4の巻数比n、スイッチ素子の並列容量Cpの値は次のようにして決定できる。
(1)2つのスイッチ素子1、2の内、上側のスイッチ素子2がオンしている期間に、直流電源6から直流電圧Vinのエネルギーが供給される。このときの入力電流の波形が正弦波の0〜π/2に相当し、最大値が2・n・Ioである場合に、入力電力と出力電力との関係を求める。入力電力Pinは、直流電源6から供給される直流電圧Vinと、入力電流の平均値との積となるから、
Pin=Vin・(2・n・Io)・(2/π)・(Ton/T)
と表すことができる。出力電力Poutは、
Pout=(Vo+Vf)・Io
と表すことができる。コンバータ変換効率をηとすると、
Pout=η・Pin
であるから、
Vin・(2・n・Io)・(2/π)・(Ton/T)=(Vo+Vf)・Io/η
となる。よって、巻数比nは、
n=(Vo+Vf)・π・T/(4・Vin・Ton・η)
の式から求められる。
(2)デッドタイムTdについては、制御可能な値(実際には約200μs)以上に選ぶ。
(3)スイッチ素子の並列容量Cpの値は、スイッチ素子として用いるパワーMOS−FETの出力容量以上の値を選ぶ。このスイッチ素子と並列にコンデンサを接続することにより、大きくすることができる。
【0044】
次に、上述のようにして得られた設計条件に基づいて得られた回路の動作について説明する。
(1)ω1・Ton=π/2
(2)ILo1=0
(3)ILo2=2・n・Io
入力電圧が最低で最大負荷のとき、共振電流を正弦波の0〜π/2の波形とし、最大値を2・n・Ioとすることにより、実効電流を必要最小限の値にすることができる。その結果、スイッチ素子1、2及び共振インダクタ32の損失を低減することができる。また、スイッチ素子1、2の電圧及び電流の波形を、正弦波である共振波形とすることにより、ノイズの発生量を低減することができる。
(4)ω2・Td=π/2
この条件により、デッドタイムTdの期間が終了した時に、スイッチ素子1、2の電圧をゼロにすることがきる。よって、ターン・オン時のスイッチング損失をなくすることができる。
【0045】
次に具体的な回路定数値を与えた場合について説明する。入力電圧範囲DC240V〜380V、出力電圧5V、負荷電流範囲DC3A〜30A、最低入力、最大負荷時のスイッチング周波数250kHzのDCーDCコンバータの設計方法について説明する。
条件として、
Vo=5V
Vf=0.5V
Io=30A
T=4μs
Vin=240V
を与える。そして、最低入力電圧240Vで、最大負荷電流30Aの場合の回路定数値を求める。
【0046】
Td=300ns
η=85%
Cp=250pF
とすると、
トランス4の巻数比nは、
n=1/20=0.05
となる。ここで、変換効率ηは、5V出力の共振型DCーDCコンバータで通常得られると考えられる値である。またスイッチ素子1、2の並列容量Cpは使用するパワーMOSーFETの出力容量の値を想定して決定した。
これらを前述したCr、Lr、Lmの表現式に代入すると、
Cr=10.96nF
Lr=33.55μH
Lm=73.33μH
が求まる。
【0047】
ここで、出力チョークコイル53のインダクタンス値Lf(トランス4の一次側換算値)を、インダクタンス値Lmよりも十分に大きくすることにより、トランス4の二次側は電流源とみなすことができる。よって、二次側回路は一次側共振回路に影響を及ぼさない。ここで、出力チョークコイル53のインダクタンス値Lfを、インダクタンス値Lmの10倍に相当する値とする。Lm=73.33μHであるから、
Figure 0003755623
となる。
【0048】
これらの素子定数を使用して、図1に示した共振型DCーDCコンバータの回路動作について、回路シュミレーションを行なった。結果を、図7及び図8に示す。ここで、参照符号VG1、VG2は、パワーMOSーFETでなるスイッチ素子1、2のゲートG1、G2を駆動する電圧波形であり、電圧が発生している期間では、スイッチ素子1、2がオンの状態にある。
【0049】
図7は最低入力電圧で、かつ、最大負荷電流の時の各部の動作波形を示している。入力電圧240V、負荷電流30A、スイッチング周波数225kHzのときに、出力電圧は5.03Vとなった。スイッチ素子1、2は、電圧がほぼゼロの時にオンしている。厳密には、電流が逆方向に流れている時にオンしているが、この期間ではスイッチ素子1、2と並列のダイオードD1、D2に電流が流れており、従って、スイッチ素子1、2の電圧はほぼゼロである。
【0050】
図8は最大入力電圧で、かつ、最小負荷電流における各部の動作波形を示している。入力電圧380V、負荷電流3A、スイッチング周波数550kHzのときに出力電圧は4.97Vとなった。片側のスイッチ素子をオフした後、もう片方のスイッチ素子がオンするまでのデッドタイムTdの内に、スイッチ素子の中点の電圧VDSが0Vまで降下している。
【0051】
上記結果から、スイッチング周波数を制御することにより、入力電圧及び負荷電流の変動に対して、ゼロクロス・スイッチング動作を達成しながら、出力電圧をほぼ5Vに安定化できることが検証された。
【0052】
図9は本発明に係る共振型DCーDCコンバータの別の実施例を示す回路図である。この実施例では、トランス4の二次巻線42にダイオード511〜514で構成された全波整流回路を付加してある。他は図1に示した回路と実質的に同一である。
【0053】
図10は本発明に係る共振型DCーDCコンバータの更に別の実施例を示す回路図である。実施例において、出力整流平滑回路5は、トランス4の二次巻線42に整流ダイオード51、出力チョークコイル532及び平滑コンデンサ54でなる整流平滑回路と、整流ダイオード52、出力チョークコイル531及び平滑コンデンサ54でなる整流平滑回路とを、平滑コンデンサ54を共用する状態で接続した回路構成となっている。
【0054】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(a)コンデンサ・インプット型出力整流平滑回路を有する共振型DCーDCコンバータとの比較において、より小型で、高効率の共振型DCーDCコンバータを提供することができる。
(b)ゼロクロス・スイッチングを実現するための最適な回路条件を開示し、最適回路条件設定に要する労力を著しく軽減できる共振型DCーDCコンバータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る共振型DCーDCコンバータの電気回路図である。
【図2】図1に示した共振型DCーDCコンバータの動作モードである状態1の場合の等価回路図を示している。
【図3】図1に示した共振型DCーDCコンバータの動作モードである状態2の場合の等価回路図を示している。
【図4】図1に示した共振型DCーDCコンバータの動作モードである状態3の場合の等価回路図を示している。
【図5】図1に示した共振型DCーDCコンバータの各部の動作波形図と状態1〜3との関係を示している。
【図6】図1に示した共振型DCーDCコンバータの動作を説明する図である。
【図7】図1に示した共振型DCーDCコンバータの回路動作についての回路シュミレーション結果を示す図である。
【図8】図1に示した共振型DCーDCコンバータの回路動作についてのもう一つの回路シュミレーション結果を示す図である。
【図9】本発明に係る共振型DCーDCコンバータの別の実施例を示す回路図である。
【図10】本発明に係る共振型DCーDCコンバータの更に別の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
1、2 スイッチ素子
3 共振回路
4 トランス
5 出力整流平滑回路

Claims (7)

  1. スイッチ素子と、共振回路と、トランスと、出力整流平滑回路とを含むDCーDCコンバータであって、
    前記スイッチ素子は、2つであり、互いに直列に、かつ、直流電源に対して直列に接続されており、
    前記共振回路は、前記スイッチ素子の接続点と前記トランスの一次巻線との間に接続されており、
    前記出力整流平滑回路は、前記トランスの二次巻線に接続され、前記トランスの一次側に接続された回路に対して、定電流負荷回路を構成し、
    前記共振回路の回路定数は、
    前記スイッチ素子の一方がオンしている期間において、前記共振回路の電流を、正弦波の0〜π/2の期間に相当する波形にするとともに、オン時間終了時の電流が負荷電流を一次側に換算した値の2倍となり、
    前記スイッチ素子の一方がオフしてから前記スイッチ素子の他方のドレイン−ソース間電圧がクランプするまでの期間において、直列に接続された2つの前記スイッチ素子の中点における、共振電圧の描く軌跡が、両方の前記スイッチ素子が共にオフしている期間で、正弦波の0〜π/2の期間に相当する波形となり、
    前記スイッチ素子の他方の電圧がクランプしてから共振電流がゼロに減少するまでの期間において、前記スイッチ素子の一方をオンさせる時、共振電流がゼロに戻っているように選定されている
    DCーDCコンバータ。
  2. 請求項1に記載されたDCーDCコンバータであって、
    前記スイッチ素子の主回路に印加される電圧がほぼ零となるタイミングで前記スイッチ素子にスイッチ動作をさせるDCーDCコンバータ。
  3. 請求項2に記載されたDCーDCコンバータであって、
    前記主回路に印加される電圧がほぼ零となるタイミングで前記スイッチ素子にスイッチ動作をさせる回路定数は、最低入力、かつ、最大負荷時を基準にして定められるDCーDCコンバータ。
  4. 請求項3に記載されたDCーDCコンバータであって、
    前記スイッチ素子は、前記共振周波数の約2倍を最低とするスイッチング周波数で動作させ、前記共振回路の共振電流の最大値が、最大出力電流を前記トランスの一次側に換算した値の約2倍となるように動作させる
    DCーDCコンバータ。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載されたDCーDCコンバータであって、
    前記出力整流平滑回路は、整流回路と、出力チョークコイルと、平滑コンデンサとを含み、
    前記整流回路は、前記トランスの前記二次巻線に生じる電圧を整流して出力し、
    前記出力チョークコイルは、前記整流回路の後段において電力伝送ラインに対して直列に挿入され、
    前記平滑コンデンサは、前記出力チョークコイルの後段において、電力伝送ライン間に接続されているDCーDCコンバータ。
  6. 請求項5に記載されたDCーDCコンバータであって、
    前記出力チョークコイルのインダクタンス値は、前記トランスの一次側に換算した一次側換算値が、前記トランスの一次巻線のインダクタンス値よりも十分に大きいDCーDCコンバータ。
  7. 請求項6に記載されたDCーDCコンバータであって、前記出力チョークコイルは、前記一次側換算インダクタンス値が、前記トランスの前記一次巻線のインダクタンス値の約10倍であるDCーDCコンバータ。
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