JP3754639B2 - 磁石解析装置及び磁石解析方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ等に使用する着磁された磁石の着磁状態を解析する磁石解析装置(マグネットアナライザ)及び磁石解析方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在のモータ業界では、小型化、高トルク化、低損失、及び低騒音が望まれている。そのために、モータに用いる磁石の着磁波形がモータのトルク、コギングトルク、トルクリップル等へ与える影響を解析し、その結果をもとにモータの設計を行っている。
【0003】
着磁波形を知るためには、例えば、周囲に多極磁石を備えたローターを把持する把み部と、その把み部を回転させる回転部と、前記多極磁石に対向する磁気センサーで構成された着磁検査機(実公平6−11515参照)を用いることが考えられる。
この着磁検査機は、多極磁石を回転させ、回転角度を含む多極磁石と磁気センサーとの相対位置及び回転中心から磁気センサーへ向かうラジアル方向(半径方向)の磁束を検出することによって着磁波形を得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この検出結果を用いて磁気計算シミュレーションを行い、例えば、トルク値を設定してモータの設計をした場合には、実際に完成したモータのトルク値がこの設定値からずれるという問題があった。
また、このずれを低減させるためには、経験則に頼らざるを得ないという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、磁石を組み込んだ完成品の設計の精度を向上させることが可能な磁石解析装置及び磁石解析方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、周方向に分割するように多極に着磁された磁石の磁束を検出する磁気検出手段(14)と、前記磁石と前記磁気検出手段の相対位置を検出する位置検出手段(13)とを備える磁石解析装置であって、前記磁気検出手段は、周方向の磁束及び前記周方向と垂直な方向の磁束を検出すること、前記磁気検出手段によって検出された方向の磁束のピーク値又は零値に対応する前記位置検出手段によって検出された相対位置と、前記磁気検出手段によって検出された前記周方向と垂直な方向の磁束のピーク値又は零値に対応する前記位置検出手段によって検出された相対位置との差に基づいて、前記磁束及び/又は前記相対位置の補正を行う補正手段を備えること、を特徴とする磁石解析装置(10)である。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の磁石解析装置において、前記磁気検出手段及び前記位置検出手段の検出結果に基づいて、磁束の大きさ及び/又は方向の解析を行なう磁束解析手段(18)を備えること、を特徴とする磁石解析装置(10)である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の磁石解析装置において、前記磁気検出手段は、一方向の磁束を検出する一方向検出手段と、前記一方向検出手段の設置角度を切り替える切り替え手段とを有し、前記切り替え手段によって前記一方向検出手段が検出する磁束の方向を切り替えることによって、周方向及び前記周方向と垂直な方向の磁束を検出すること、を特徴とする磁石解析装置である。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の磁石解析装置において、前記磁気検出手段及び前記位置検出手段の検出結果に基づいて、着磁波形の周波数成分が前記磁石を含む部分と、その余の部分とが、その磁石の磁力によって相対運動する装置の異常な振動や騒音を発生する周波数であるか否かの周波数解析を行なう周波数解析手段(18)を備えること、を特徴とする磁石解析装置(10)である。
【0010】
請求項5の発明は、周方向に分割するように多極に着磁された磁石の方向の磁束を検出するとともに、前記方向の磁束を検出する位置を前記磁石の相対位置として検出する第1方向磁気検出ステップ(S102,S104)と、前記方向と垂直な方向の磁束を検出するとともに、前記周方向と垂直な方向の磁束を検出する位置を前記磁石の相対位置として検出する第2方向磁気検出ステップ(S102,S104)と、前記第1方向磁気検出ステップにおいて検出された磁束がピーク値又は零値となる前記相対位置と、前記第2方向磁気検出ステップにおいて検出された磁束がピーク値又は零値となる前記相対位置との差に基づいて、前記磁束及び/又は前記相対位置の補正を行う補正ステップ(S109)とを備える磁石解析方法である。
【0011】
請求項6の発明は、請求項5に記載の磁石解析方法において、前記第1方向磁気検出ステップ及び/又は前記第2方向磁気検出ステップにおける検出結果及び/又は前記補正ステップにおける補正結果に基づいて、磁束の大きさ及び/又は方向の解析を行なう磁束解析ステップ(S110)を備えること、を特徴とする磁石解析方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。
図1は、本発明による磁石解析装置の実施形態を示すブロック図である。
この磁石解析装置10は、チャック11,モータ12,ロータリエンコーダ13、磁気センサ14等を備えている。
チャック11は、着磁された円筒型の磁石Mを固定する3爪のスクロール型のチャックである。
モータ12は、このチャック11を回転させるギャモータであり、D/A変換器15A、ドライバ15Bを介して、コンピュータ18によって駆動制御されている。
【0013】
ロータリエンコーダ13は、モータ12の出力軸の回転角度α(後述する図2参照)を検出するためのものであり、その出力は、カウンタ16を介して、コンピュータ18のI/Oポートに接続されている。
【0014】
磁気センサ14は、磁石Mの磁束量Bを検出するためのセンサであって、例えば、ガウスメータセンサ14Aとガウスメータ14Bとが用いられている。
図2は、磁束量Bの測定を説明する図であり、円筒型の磁石Mを軸方向から見た図である。
図2に示すように、ガウスメータセンサ14Aは、プローブ141を備え、円筒型の磁石Mのラジアル方向であるX軸方向の磁束量Bxと、プローブ141の設置角度を90°切り換えることによって接線方向であるY軸方向の磁束量Byとを検出するセンサである。磁気センサ14の出力は、A/D変換器17によってデジタル信号に変換された後に、コンピュータ18のI/Oポートに接続されている。
【0015】
コンピュータ18は、入力された磁束量Bx,Byと回転角度αに基づいて、補正処理等が可能なプログラムを備えている。このコンピュータ18には、CRT等の表示装置19、キーボード等の入力装置20、及び、プリンタ又はプロッタ等の出力装置21が接続されている。
【0016】
図3は、本発明による磁石解析装置の動作を示すフローチャートである。
磁石解析装置10が起動されると、コンピュータ18は、D/Aコンバータ15Aに電圧設定を行うことにより、ドライバ15Bを介して、スピード設定をして、モータ12を駆動する(S101)。
S102において、コンピュータ18は、ロータリエンコーダ13からの回転角度αを入力し、測定角度か否かを判断し(S103)、否定の場合には、S102に戻り、肯定の場合には、次のS104に進む。
また、コンピュータ18は、磁気センサ14からX軸方向の磁束量Bxを入力し(S104)、360°になるまで、繰り返して測定する(S105)。
S107において、磁気センサ14のプローブ141を90°回転し、同様にY軸方向の磁束量Byを測定する(S102からS106まで)。
【0017】
次に、コンピュータ18は、S108、S109において、データ補正処理を行なう。データ補正処理は、プローブ141を回転すること等によって生じる測定位置の誤差を低減するために行われる。
図4は、データ補正処理を説明する図であり、横軸は回転角度α、縦軸は磁束量Bx,Byを示している。また、図5は、磁石の磁極及び磁束を説明する図である。
図4及び図5に示すように、N極及びS極の境目(ニュートラルゾーン)NZでは、X軸方向の磁束量Bxは零値、Y軸方向の磁束量Byはピーク値となり、N極及びS極の中央(セントラルゾーン)CZでは、磁束量Bxはピーク値、磁束量Byは零値となるべきである。つまり、磁束量Bx及び磁束量Byの電気角は、90°となるべきである。従って、例えば、n極に等分割で着磁された円筒型磁石Mの磁束量を測定した場合には、X軸方向及びY軸方向の磁束量Bx,Byが零、ピーク値等を示す回転角度の差である回転角度差β(°)は、β=360/(2n)となる。本実施形態では、N極及びS極が各6極である12極の円筒型磁石Mを用いたため、回転角度差βは、15°となるべきである。
【0018】
S108において、コンピュータ18は、磁束量Bx,Byが零値をとる回転角度αであるゼロクロスを求める。コンピュータ18は、磁束量Bxが増加する過程で零値をとる回転角度αxi、減少する過程で零値をとる回転角度αxd、磁束量Byが増加する過程で零値をとる回転角度αyi、減少する過程で零値をとる回転角度αydを測定値から抽出する。コンピュータ18は、隣り合う回転角度αxi,αyi、回転角度αxd,αydの差が15°となるように磁束Byに対応する回転角度αをずらし、磁束量Byを補正磁束量By’に補正する補正処理を行う(S109)(図4参照)。
【0019】
S110において、コンピュータ18は、磁束量Bxと、補正磁束量By’を合成し、各回転角度αにおける磁束量Bを求める(図2参照)。コンピュータ18は、各回転角度αにおけるX軸方向の磁束量Bxと、軸方向の補正磁束量By’をもとに、磁束量B=(Bx2 +By’2 1/2 を算出する。
また、コンピュータ18は、各回転角度における磁束の方向θ=tan-1(By’/Bx)を算出する。
【0020】
最後に、コンピュータ18は、回転角度α、磁束量Bx、補正磁束量By’、磁束の方向θを表示装置19に表示すると共に、入力装置20からの指示にしたがって、出力装置21から出力する(S111)。
【0021】
図6及び図7は、本実施形態に係る磁石解析装置の出力結果を示す図であって、図6は、コギングトルクが小さい磁石OKの回転角度αと磁束量B,Bx,By’との関係を示した線図、図7は、コギングトルクが大きい磁石NGの回転角度αと磁束量B,Bx,By’との関係を示した線図である。
【0022】
このように、磁石Mのラジアル方向(X軸方向)の磁束量Bxのみならず、接線方向(Y軸方向)の磁束量By(By’)を測定するガウスメータセンサ14Aを備えるため、磁石Mの磁束量Bをベクトル量として解析することによって、モータ等、磁石を組み込んだ完成品の設計の精度を高めることが可能となった。また、プローブ141の測定位置等による誤差を補正することが可能であるため、測定誤差を減少させることによって、より精度の高い設計が可能となった。
【0023】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、磁石Mは、円筒型の例で説明したが、棒状のものであってもよい。この場合には、モータ12の代わりに、スライダ等の移動装置を用い、エンコーダ13も、リニア型のものを用いればよい。
【0024】
コンピュータ18は、周波数解析を行なうFFT処理が可能なプログラムを備えていてもよい。
図8及び図9は、図6又は図7における磁束量BをFFT解析した結果である周波数と磁束量の関係を示し、図8は、コギングトルクが小さい磁石OK、図9は、コギングトルクが大きい磁石NGを示している。
図8及び図9を比較すると、コギングトルクが低い磁石OKのレベルが全体的に低くなる。
このように、FFT解析の結果からコギングトルクのレベルを判断することができる。
尚、FFTの演算は、FFTアナライザをコンピュータ18に接続して行ってもよい。
【0025】
コンピュータ18は、隣り合う回転角度αxi,αyi、回転角度αxd,αydの差を基に補正を行うが、磁束Bx及び磁束Byは、一方が零値となれば、他方はピーク値となることから、零値及びピーク値での回転角度を検出し、一方が零値となる回転角度を他方がピーク値となる回転角度に合わせることによって補正処理を行ってもよい。
また、コンピュータ18は、プローブ141を回転することによって生じる測定位置の誤差等を低減させるため、磁束Byについて補正処理を行うが、磁束Bxについて、又は、磁束Bx,Byについて補正処理を行ってもよい。それぞれの磁束Bx,Byの測定における回転角度αに生じる誤差を考慮して補正量の分配を行うことが可能である。
【0026】
磁気センサ14は、プローブ141の設置角度を90°切り換えることによってX軸方向及びY軸方向の磁束量Bx,Byを検出するセンサであるが、同様にプローブ141の設置角度を90°切り換えることによって、X軸方向及びY軸方向と直交する方向であるZ軸方向の磁束量Bzを検出できるセンサであってもよい。
また、図10に示すように、磁石解析装置10は、磁気センサ14の代わりに、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の磁束Bx,By,Bzを検出する方向に設置されているプローブを有する3つのガウスメータセンサ14A−1,14A−2,14A−3と、これらに接続された3つのガウスメータ14A−1,14B−2,14B−3とを備える磁気センサ14−2を備えていてもよい。
【0027】
更に、磁気センサ14は、設置角度を自由に設定できるプローブを有するガウスメータセンサ14Aを備え、コンピュータ18は、その設置角度をガウスメータ14Bから入力することによって、補正処理を行い、磁束の大きさ、向きを求めてもよい。
磁石の磁束を3次元ベクトルとして解析することによって、磁石を組み込んだ完成品の設計の精度を高めることが可能となった。
【0028】
なお、この磁石解析装置は、ハミング窓、ブリックマンハウス、ローゼンフィールドの関数が内蔵されている。
また、計算上によるサイン波形との比較をしたり、カーソルによる任意位置での磁束量の表示、及び、縦カーソルによるクロス点角度リストを出すことができる。
【0029】
【発明の効果】
以上詳しく説明説明したように、本発明によれば、第1の方向及び第2の方向の磁束及び相対位置を検出し、この検出結果に基づいて補正、周波数解析、磁束解析を行うため、磁石を組み込んだ完成品の設計の精度を向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁石解析装置の実施形態を示すブロック図である。
【図2】磁束量の測定を説明する図である。
【図3】本発明による磁石解析装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】データ補正処理を説明する図である。
【図5】磁石の磁極及び磁束を説明する図である。
【図6】コギングトルクが小さい磁石の回転角度と磁束量の関係を示した線図である。
【図7】コギングトルクが大きい磁石の回転角度と磁束量の関係を示した線図である。
【図8】図6のデータに基づいて、FFT解析した結果を示した線図である。
【図9】図7のデータに基づいて、FFT解析した結果を示した線図である。
【図10】本発明による磁石解析装置の変形形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 磁石解析装置
11 チャック
12 モータ
13 ロータリエンコーダ
14,14−2 磁気センサ
14A ガウスメータセンサ
14B ガウスメータ
15A D/A変換器
15B ドライバ
16 カウンタ
17 A/D変換器
18 コンピュータ
19 表示装置
20 入力装置
21 出力装置
141 プローブ

Claims (6)

  1. 周方向に分割するように多極に着磁された磁石の磁束を検出する磁気検出手段と、
    前記磁石と前記磁気検出手段の相対位置を検出する位置検出手段と
    を備える磁石解析装置であって、
    前記磁気検出手段は、周方向の磁束及び前記周方向と垂直な方向の磁束を検出すること、
    前記磁気検出手段によって検出された方向の磁束のピーク値又は零値に対応する前記位置検出手段によって検出された相対位置と、前記磁気検出手段によって検出された前記周方向と垂直な方向の磁束のピーク値又は零値に対応する前記位置検出手段によって検出された相対位置との差に基づいて、前記磁束及び/又は前記相対位置の補正を行う補正手段を備えること、
    を特徴とする磁石解析装置。
  2. 請求項1に記載の磁石解析装置において、
    前記磁気検出手段及び前記位置検出手段の検出結果に基づいて、磁束の大きさ及び/又は方向の解析を行なう磁束解析手段を備えること、
    を特徴とする磁石解析装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の磁石解析装置において、
    前記磁気検出手段は、
    一方向の磁束を検出する一方向検出手段と、
    前記一方向検出手段の設置角度を切り替える切り替え手段とを有し、
    前記切り替え手段によって前記一方向検出手段が検出する磁束の方向を切り替えることによって、周方向及び前記周方向と垂直な方向の磁束を検出すること、
    を特徴とする磁石解析装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の磁石解析装置において、
    前記磁気検出手段及び前記位置検出手段の検出結果に基づいて、着磁波形の周波数成分が前記磁石を含む部分と、その余の部分とが、その磁石の磁力によって相対運動する装置の異常な振動や騒音を発生する周波数であるか否かの周波数解析を行なう周波数解析手段を備えること、
    を特徴とする磁石解析装置。
  5. 周方向に分割するように多極に着磁された磁石の方向の磁束を検出するとともに、前記方向の磁束を検出する位置を前記磁石の相対位置として検出する第1方向磁気検出ステップと、
    前記方向と垂直な方向の磁束を検出するとともに、前記周方向と垂直な方向の磁束を検出する位置を前記磁石の相対位置として検出する第2方向磁気検出ステップと、
    前記第1方向磁気検出ステップにおいて検出された磁束がピーク値又は零値となる前記相対位置と、前記第2方向磁気検出ステップにおいて検出された磁束がピーク値又は零値となる前記相対位置との差に基づいて、前記磁束及び/又は前記相対位置の補正を行う補正ステップと
    を備える磁石解析方法。
  6. 請求項5に記載の磁石解析方法において、
    前記第1方向磁気検出ステップ及び/又は前記第2方向磁気検出ステップにおける検出結果及び/又は前記補正ステップにおける補正結果に基づいて、磁束の大きさ及び/又は方向の解析を行なう磁束解析ステップを備えること、
    を特徴とする磁石解析方法。
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