JP2006197684A - ブラシレスモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータマグネットの着磁ピッチ誤差や磁気センサの取付け誤差などの影響を低減し、ロータの磁極位置検出精度を向上させて、高精度なモータ制御が可能なブラシレスモータを提供する。
【解決手段】配線基板1に搭載した6個の磁気センサ31から磁気センサ36は、同心円上で機械角180°離れた2個を一組として、それぞれ同位相検出手段11から同位相検出手段13を構成し、ロータマグネット3外周の磁束変化を検知し、各同位相検出手段の出力は演算増幅回路5に入力され、加算による平均化処理が行われた後、上位制御装置10へと送られモータ回転位置を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般産業用途などに使用されるブラシレスモータの磁極検出手段に関する。
従来、ブラシレスモータの回転位置を検出する手段はマグネットの回転位置に応じた信号を発生する磁気センサの出力論理によってモータの位置を検出する方式や、高度な制御精度が求められる場合は光学式エンコーダなどのセンサを用いてCS信号の論理とエンコーダが検出した位置情報を併用してモータの回転位置を検出する方式が用いられている。
一般に磁気センサとしてはホール素子が多く用いられ、マグネットの磁束を感知してロータの磁極位置検出を行っている。これまで磁気センサを使用した位置制御方式として磁極信号のアナログ値を補正する方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−158888号公報
解決しようとする問題点は、ブラシレスモータのロータマグネットやセンサマグネットの着磁ピッチや磁束ばらつき、およびホール素子などの磁気センサ自身の特性や取付け位置のばらつきによって検出誤差が存在するため、ロータ磁極位置の検出精度に限界があることである。
図4に示すとおり磁気センサ21,磁気センサ22,磁気センサ23は、ロータマグネット2の外周に配置されており、ロータマグネット2の回転に応じて互いに位相差がほぼ120°である3相の正弦波状信号を出力し、これらの信号はオペアンプ85からオペアンプ87と抵抗器71から抵抗器79からなる演算増幅回路4によって増幅され、ロータ磁極位置検出のための情報として用いられる。
しかしながら、実際にはロータマグネットの着磁精度や磁気センサの取付け位置などにばらつきがあるため、ロータマグネットが一回転したときに磁気センサが出力する4周期の正弦波状信号の振幅や位相は、図5に示すようにばらついていた。
この磁気センサの源信号のばらつきを上位制御回路の演算処理などで補正することは困難であるため、磁気センサの出力信号の情報を元に高精度なモータ制御を行う上述の方式では、磁気センサ出力信号のばらつきを低減することは非常に重要な課題である。
本発明は上記の課題を解決するもので、ロータマグネットの着磁ピッチ誤差や磁気センサの取付け誤差などの影響を低減し、ロータの磁極位置検出精度を向上させて、高精度なモータ制御が可能なブラシレスモータを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明は、磁気センサにより検出したロータマグネットの磁極位置に応じてステータ巻線に通電するモータにおいて、少なくとも2つの磁気センサの出力信号を平均化してステータ巻線1相分の磁極位置を検出する磁極検出手段を備えたブラシレスモータであり、1相につき少なくとも2つの磁気センサの出力信号が互いに同位相となるように配置し、それら磁気センサの出力信号を演算増幅回路に入力して平均値を求め、位置情報として使用することにより、正弦波信号の位相、振幅ばらつきの影響を低減し、より高精度なモータ制御を実現する。
本発明のブラシレスモータによれば、一回転当たりのロータマグネットの着磁ピッチや磁束ばらつき、およびホール素子などの磁気センサ自身の特性や取付け位置のばらつきなどの影響がすべて平均化され、ばらつきの少ない信号が得られるため、その信号情報を元に精度の良い回転位置検出を行い高精度なモータ制御が可能となる。
磁気センサにより検出したロータマグネットの磁極位置に応じてステータ巻線に通電するモータにおいて、少なくとも2つの磁気センサの出力信号を平均化してステータ巻線1相分の磁極位置を検出する磁極検出手段を備えたブラシレスモータで、磁気センサの出力を平均した値で出力する演算増幅回路を有し、磁気センサが出力する同位相の正弦波状出力信号を加算および増幅する。また、ロータマグネットの磁極数が4の整数倍のとき、2つの磁気センサを機械角で180度離れた位置に配置する。
図1は、本発明の磁極検出手段のブロック構成図である。図1において、配線基板1に搭載した6個の磁気センサ31から磁気センサ36は、同心円上で機械角180°離れた2個を一組として、それぞれ同位相検出手段11から同位相検出手段13を構成している。
同位相検出手段11から同位相検出手段13により、ロータマグネット3外周の磁束変化を検知し、各同位相検出手段の出力は演算増幅回路5に入力されて、後述する加算による平均化処理が行われた後、上位制御装置10へと送られロータ磁極位置を検出する。
ここで、本発明の磁極検出手段を搭載したブラシレスモータについて説明する。図2において、ロータマグネット3は、外周面をほぼ均等に8極着磁しており、磁気センサ31から磁気センサ36が出力する正弦波状出力信号は、電気角360°×4=1440°でモータ1回転(360°)となる。
同位相検出手段11を構成する磁気センサ31と磁気センサ32は、ロータマグネット3を挟んで互いに向かい合う位置(機械角180°)に配置しており、ロータマグネット3の回転位置に応じて互いに同位相となる正弦波状信号を出力する。すなわち、磁極数を4の整数倍(実施例1では2)にすることで、機械角で180°離れた磁極を同極にすることができ、同位相の正弦波状信号を得ることができる。
同位相検出手段12を構成する磁気センサ33と磁気センサ34、同位相検出手段13を構成する磁気センサ35と磁気センサ36についても、上記と同様に同位相の正弦波状信号を出力する位置に配置する。各同位相検出手段は、互いに位相差が120°になるように配置しており、検出した3相の正弦波状信号に基づき3相ステータ巻線(図示せず)の通電電流を制御する点は従来と同じである。
上述した同位相の正弦波状信号は演算増幅回路5に入力され、加算および適当な重み付けがなされ、誤差が平均化によって低減された精度のよい1相分の正弦波状信号となる。演算増幅回路5は、オペアンプ61からオペアンプ63と、抵抗器41から抵抗器58で構成され、増幅率や各信号の重み付けは抵抗値の調節によって設定可能である。
図2において、電圧V1から電圧V4は第1相の磁気センサ31および磁気センサ32の出力電圧を示している。ここで磁気センサ31と磁気センサ32は互いに同位相の電圧を出力するのでV1=V3、V2=V4と考えられる。この関係と基準電圧V5、抵抗器
41から抵抗器44および抵抗器53の抵抗値によってオペアンプ61の正入力端子電圧V6が求まり、最終的にオペアンプ61の出力電圧V7は、式1で求まる。
Figure 2006197684
一方、各磁気センサは上述したように配線基板の同心円上で機械角180°に配置しているため、磁気センサを搭載した配線基板をステータに固定するとき、仮に回転軸に対して取付け誤差が発生しても、加算による平均化処理で相殺することができる。本発明の磁極検出手段により着磁ピッチ誤差や磁気センサの取付け誤差などの影響を低減した後の正弦波状信号の波形を図3に示している。
なお、実施例1では、各相に対して2個の磁気センサを機械角で180°に配置して、磁気センサの取付け誤差の影響を低減したが、電気角360°の整数倍としても同位相の正弦波状信号が得られる。この場合、磁気センサの取付け誤差の影響が出やすくなる。また、磁気センサを1相当たり3個以上配置してそれらの平均値を求めることも可能であるが高価となる。またロータマグネットではなく、磁極位置検出のために設けられたセンサマグネットなどの磁束を検知する構成にすることも可能である。また120°位相差の3相正弦波信号のうち1相は他の2相信号に基づき演算で求めることができるため、演算増幅回路5の1相分を省略することも可能である。
本発明のブラシレスモータは、産業用途などのモータ制御の高精度化に有用である。
本発明の磁極検出手段のブロック構成図 本発明の磁極検出手段を搭載したブラシレスモータの説明図 本発明の磁極検出手段における出力信号の参考波形図 従来の磁極検出手段を搭載したブラシレスモータの説明図 従来方式の磁極検出手段における出力信号の参考波形図
符号の説明
1 配線基板
3 ロータマグネット
5 演算増幅回路
11、12、13 同位相検出部
31、32、33、34、35、36 磁気センサ

Claims (3)

  1. 磁気センサにより検出したロータマグネットの磁極位置に応じてステータ巻線に通電するモータにおいて、少なくとも2つの磁気センサの出力信号を平均化してステータ巻線1相分の磁極位置を検出する磁極検出手段を備えたブラシレスモータ。
  2. 磁気センサの出力を平均した値で出力する演算増幅回路を有し、磁気センサが出力する同位相の正弦波状出力信号を加算および増幅する請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. ロータマグネットの磁極数が4の整数倍のとき、2つの磁気センサを機械角で180度離れた位置に配置した請求項1に記載のブラシレスモータ。
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