JP3753427B2 - 圧電式音響装置並びにそれを備えた遊技機及び遊技場用音響システム - Google Patents

圧電式音響装置並びにそれを備えた遊技機及び遊技場用音響システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピエゾスピーカを利用した圧電式音響装置と、その圧電式音響装置を備えた遊技機及び遊技場用音響システムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、パチンコ遊技機は遊技の状態に応じて効果音を発生させる音響装置としてダイナミック型スピーカが一般的に採用されており、そのスピーカの数量は必要に応じ、例えばステレオ音を発生するために2個設けた場合には、それに伴う増幅器も同じ数量必要でありコストが高くなる問題があった。また、効果音の音楽ソースにおいて、効果音に変化を与える方法として、1つの曲であれば、音量を増減するしかなく、効果的な演出のためには異なる曲を用意する必要があり、音声データが増えることになる。それに伴うコストも問題となる。
【0003】
また、従来、遊技場には、場内の適所にスピーカが設置されている。そして、必要な場合に場内アナウンスとして遊技場内情報が報知されるようにしている。遊技場内の全遊技者を対象にした内容を報知する場合にはよいが、中には遊技場内の限られたエリアのみに報知すればよい内容の場合がある。例えば特定の遊技機あるいはスロットマシン台で遊技している遊技者を対象に絞ったサービスを実施しようとする場合等がある。そのような場合、エリアの遊技者は、エリア近くにスピーカがなければ、場内スピーカを介して聞き取ることになり、聞き取り難い問題があった。また、エリア外の遊技者にとっては不要な遊技場内情報を聞かされることになり、遊技への集中をそがれることにもなリ得る。エリア毎にスピーカを設置すればよいが、従来のダイナミック型スピーカでは、スピーカの数に応じた増幅器の数が必要であるためコストがかかる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
また、ダイナミック型スピーカは磁石と、コイルと、振動板とからなり、可聴周波電流を音波にかえる構造であり、この構造上、比較的大きな電流を要するため、その増幅器も高価な回路が必要であった。さらに、コイルに流す電流もスペック以上の電流が流れないようにする制約がある。また、このダイナミック型スピーカは磁石により磁場が発生し、この磁場が遊技機の制御基板等に電気的に影響して誤動作することが考えられる。したがって、従来のダイナミック型スピーカを用いた遊技機では、そのスピーカの装着位置の選択に制約が多く、限られた位置にしか装着できなかった。このようなことの解決方法として、例えば、特許文献1には、ダイナミック型スピーカにかえて圧電素子型のスピーカを用いた遊技機の提案がなされている。圧電素子型のスピーカは磁石を使った構造でないため、制御基板等に対し磁場による電気的影響が少ない効果を奏するが、該公報技術では、複数のスピーカを効果的に使って、しかも、増幅器の数量を増やすことなく構成してコスト問題を解決したものではなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−65959号公報
【0006】
本発明は上記した点に鑑みなされたものであって、増幅器の数量を増大することなく複数のスピーカを作動できて、且つ増幅器自身も高価な回路を必要とせずに、しかも、スピーカの作動のオン・オフが自由自在にでき、周囲の電気部品等に与える負荷の少ない圧電式音響装置並びにそれを備えた遊技機及び遊技場用音響システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
本発明に用いる圧電式音響装置は、圧電セラミックス等のピエゾ素子からなるピエゾスピーカと、音声データを増幅してピエゾスピーカに出力する増幅器と、該スピーカの出力を断続的にオン・オフするスピーカ制御手段と、を備えている
【0008】
本発明を構成するピエゾ素子型のスピーカは、圧電セラミックス等の振動を利用し、いわゆる逆圧電効果により、音声信号の電圧を音波にかえる構造で、その構造上少ない電流(10数mAで振動し音を再生する)で作動する。前述のダイナミック型スピーカにおける、磁石とコイルを使った構造の場合、コイルに流れる電流をオン・オフさせると、コイルに逆起電力が発生し過電流が流れる。したがって、ダイナミック型スピーカでは、オン・オフをする使い方はできなかった。これに対して、ピエゾ素子型のスピーカは、磁石とコイルを使った構造ではなく、再生中の音を突然切ったり、あるいは再生中にスピーカのラインを突然入れたりしても前述のように過電流が流れるようなことが無く、オン・オフが自由自在に出来る。この特徴を利用することによって、音響装置をコスト安く、しかも、効果音を使った多彩な演出ができる。
【0009】
そこで、上記課題を解決するために、本発明の圧電式音響装置は、
圧電セラミックス等のピエゾ素子からなる複数のピエゾスピーカと、
音声データを増幅して複数のピエゾスピーカに出力する、該複数のピエゾスピーカが並列に接続された共通の増幅器と、
複数のピエゾスピーカのそれぞれに対応して設けられた複数のスイッチを含み、それらスイッチのオン・オフを制御することで複数のピエゾスピーカの全部又は一部のものへの増幅器の出力を個別かつ独立にオン・オフすることにより、共通の音声データに基づいて各々のピエゾスピーカから断続的な繰り返し音を発生させることが可能なスイッチング回路部を有するスピーカ制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】
これにより、個々スピーカの作動のオン・オフが制御され、断続的に繰り返し音を発生するもの、オン状態で音を発生するものと、オフ状態で音を発生しないものとができることになる。したがって、複数のスピーカの切り換え作動の組み合わせによりさまざまな異なる音を発生し、効果音を使った多彩な演出ができる。ソースとなる音は、1曲の音声データで、連続した音と、断続した音の異なる音が発生可能で多彩な効果音の演出ができるため、音声データ量を少なく抑えることができる。増幅器は共通の増幅器で構成でき、複数のスピーカを1つの増幅器で作動させることができコスト低減が図れる。
【0011】
また、本発明の圧電式音響装置では、スピーカ制御手段は、さらに複数のスイッチをオン・オフ駆動する共通のドライブ回路を備えたことを特徴とする構成としたことにより、指令制御するCPUの出力ポートが少なくすみ、追加部品もドライブICを接続するのみで比較的簡単に回路を構成できる。
【0012】
また、本発明の遊技機は、このような圧電式音響装置と、遊技情報を表示する表示部と、該表示部に遊技の状態に応じた図柄を表示させる指令制御を行なうものであって、その表示演出の発生頻度の大小と連動して複数のピエゾスピーカが異なる効果音を発生するようにスピーカ制御手段を指令制御するメイン制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
これにより、遊技機の遊技の状態に応じて、複数のスピーカの切り換え作動の組み合わせにより、断続的に繰り返し音を発生するもの、オン状態で音を発生するものと、オフ状態で音を発生しないものとができることになる。したがって、さまざまな異なる音を発生したり、音量を増大したり、その組み合わせにより効果音を使った多彩な演出ができる。従って、例えば、いわゆるセブン機と呼ばれる遊技機の遊技中におけるリーチ時に、遊技機の表示部の表示演出に応じて、異なる効果音を発生させることによって演出効果を高めることに寄与できる。また、本発明におけるピエゾスピーカを利用した音声回路では、ソースとなる音は、1曲の音声データのみで多彩な効果音の演出ができるため、音声データ量を少なく抑えることができる。しかも、1つの増幅器で複数のスピーカを作動させることができコスト低減が図れる。
【0014】
さらに、本発明の遊技場用音響システムは、このような圧電式音響装置と、複数の遊技機を配列した遊技機群に対応して設置されたピエゾスピーカに対して複数の音源を選択供給できる入力選択部と、を備えることを特徴とする。
【0015】
また、遊技場用音響システムは、複数のピエゾスピーカを有する圧電式音響装置と、少なくとも複数の遊技機を配列した遊技機群毎に設置された複数のピエゾスピーカの全部または一部のものへの出力を断続的にオン・オフするためにスピーカ制御手段に組み込まれた出力選択部と、を備えることがある
【0016】
これらの遊技場用音響システムによれば、増幅器とピエゾスピーカとの間に、ピエゾスピーカの全部または一部を断続的にオン・オフするようスピーカ制御手段を設けているため、各ピエゾスピーカを独立に駆動、あるいは全体駆動が容易にでき、遊技場内情報等の音声データを出力すべき必要なエリアのみに案内放送をすることが可能となる。例えば特定の遊技機が設置されたエリアのみにサービスを実施する案内放送をすることが可能となる。また、音声データは、例えば音楽CD、有線放送あるいは店内放送用マイク等を選択するようにでき、使い分けが自由となる。さらに、音源の選択と駆動するピエゾスピーカの選択との組み合わせにより、必要とされる場所に必要な情報を提供できる。また、遊技場内に設けられた複数のスピーカを共通の増幅器で作動させることができコスト低減が図れる。また、ピエゾスピーカは、ダイナミックスピーカに比べ、軽量であるため、取り付け時に取り付け部の補強をする必要がなく、設置の自由度が高い。簡易でコストの安い遊技場用音響システムを実現できる。また、遊技機の設置場所以外、例えば休憩場所あるいは託児場所等にピエゾスピーカが設置された場合、そうした場所のみに案内放送をすることも可能となる。
【0017】
なお、これらの遊技場に設置される遊技機に本発明の圧電式音響装置を備えることができる。その際、遊技機及び遊技場に備えられた複数のピエゾスピーカを共通の増幅器で駆動することも可能となり、その場合には、遊技機及び遊技場のコスト低減が図れ、遊技機及び遊技場の音響集中管理が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき、図面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明のパチンコ遊技機1の正面模式図を示し、パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた正面ガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3は、円状の遊技領域を形成している。遊技盤3下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉(遊技球)は、ハンドル5を含んで構成される玉発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3には釘が多数穿設されているので、レールを通じて遊技盤3に達した玉は、それらの釘に弾かれながら落下するようになっている(釘は図示省略)。
【0019】
遊技盤3には、その中央付近に液晶表示部6(可変表示部)が配設されている。発光素子を用いた表示装置や、リール式の表示装置も採用できる。液晶表示部6には、例えば3桁のアラビア数字が表示される。液晶表示部6の下方には、スタートチャッカー7(始動ゲート)が配置されている。そのスタートチャッカー7の下方には、当該パチンコ遊技機1が大当たりしたときに開放するアタッカー8(大入賞口)と、玉を回収するためのアウト口9が設けられている。
【0020】
遊技機1の台枠の前面上下左右に、ピエゾスピーカ10a,10b,10c,10dを設けている。この型のスピーカは、圧電セラミックスからなるピエゾ振動体に共鳴して音を発生する共鳴体をスピーカボックスとしたユニットに構成しても良いし、スピーカボックスのかわりに、例えば、台枠に直接取り付けることによって、台枠を共鳴体として音を発生するようにすることができる。この共鳴体の種類によってさまざま音が作り出すことができる。本発明では、スピーカが共鳴体をもったものでもよいし、台枠自体が共鳴体としてもよく、共鳴体の構成にかかわらず、これらを総称して、ピエゾスピーカと呼ぶことにしている。なお、ピエゾスピーカ10の取り付け位置は、他の実施例として、内側の遊技盤3の面に付けても良い。ピエゾスピーカ10は、配置の自由性があり、取り付け場所を選ばない特徴がある。
【0021】
次に、図2に示すのは、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20の構成を示すブロック図である。このような遊技制御装置20は、遊技盤3の背面側に配置されるものである。図2に示すように、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20は、メイン基板21(主制御部)、表示基板22(表示制御部)、音声基板23(音声制御部)、ランプ基板24(ランプ制御部)、払出基板25(賞球制御部)および発射基板26(発射制御部)を含むものとして構成されている。各基板が個別にCPUやメモリを備える構成が一般的であるが、図3では省略している。また、各基板には、電源回路部27にて生成された所定電圧の電力が供給される。
【0022】
表示基板22は、メイン基板21より入力される表示制御信号に応じて、液晶表示部6に画像を表示させるための処理を実行する。音声基板23は、入力される音声制御信号に応じてピエゾスピーカ10より音声を出力させる。ランプ基板24は、入力されるランプ制御信号に応じてランプ類11の点滅を制御する。払出基板25は、入力される賞球信号に応じて払出装置12を制御する。これにより、プレーヤーに対して所定量の賞球が払い出される。発射基板26は、プレーヤーがハンドル5(操作部)を操作することに応じて、該ハンドル5に対応して設けられた発射装置13を作動させる。メイン基板21は、CPU14と、プログラム格納用のROM15と、ワーク用のRAM16と、入出力ポート17とを備えており、これらはバスを介して相互通信を行うようになっている。なお、表示基板22、音声基板23、ランプ基板24を合体して1つの基板として作ることも可能であり、液晶・音声・ランプ基板50として構成してもよい。
【0023】
メイン基板21には、スタートチャッカー7、アタッカー8に付設された入賞検知部18が電気的に接続されている。そのような入賞検知部は、有接点式または無接点式のセンサ(スイッチ)により構成することができる。また、可変入賞口として構成されているアタッカー8の開閉は、アタッカー用ソレノイド19の励磁/非励磁が切り換えられることにより実現される。
【0024】
スタートチャッカー7、アタッカー8に玉が入賞すると、入賞検知部18にて入賞検知信号が生成される。メイン基板21のCPU14は、スタート入賞検知部18からスタート入賞検知信号を取得して、その信号取得タイミング(入力タイミング)に応じて所定の電気的処理を実行する。その電気的処理は、パチンコ遊技機1に大当たりを発生させるか否かを決定するための当否抽選処理、その当否抽選処理における当否結果(大当たりかハズレ)を液晶表示部6に導出表示するための表示処理を含む。
【0025】
具体的には、大当たりを発生させるかどうかを決定するための当否抽選処理が実行され、該当否抽選処理の結果を受けて、液晶表示部6に導出表示させるべき図柄が決定され、その決定に基づく表示制御信号(制御コマンド)が表示基板22に入力される。表示基板22は、入力された表示制御信号に応じて、液晶表示部6に図柄、背景等を表示させる。当否抽選処理により大当たりを発生させる旨の決定がなされた場合、液晶表示部6には、所定時間の図柄の変動を経て、大当たり図柄(例えば「777」等のゾロ目)が導出表示されることとなる。同様に、音声出力やランプの点滅について各制御基板は、メイン基板21から伝送される制御信号(制御コマンド)に基づいた制御を実行する。このような制御を行うためのプログラムは、メイン基板21のROM15、各制御基板のROM(図示省略)に格納されている。
【0026】
次に、図3に示すのは、パチンコ遊技機1の音声基板23の構成を示すブロック図である。図3に示すように、パチンコ遊技機1の音声基板23は、CPU30(音声基板用CPU)、ROM31(音声基板用ROM)、RAM32(音声基板用RAM)、音声LSI33、音声データROM34、増幅器35、ラインのスイッチング回路部36、ドライブIC37、ピエゾスピーカ10a,10b,10c,10dを含むものとして構成されている。スイッチング回路部36は、pnp型トランジスタ38a,38b,38c,38dと,抵抗39a,39b,39c,39dとから構成されている。CPU30は、メイン基板21の信号を受ける構成としている。
【0027】
音声基板23の制御の実行は、メイン基板21から伝送される制御信号(制御コマンド)に基づいて行なわれる。音声LSI33は、CPU30から入力される音声制御信号に応じて、音声データROM34の音声データを取りこみ、増幅器35にて増幅して、スピーカ10より音声を出力させる。増幅器35と、スピーカ10a,10b,10c,10dとのライン間に、ラインのスイッチング回路部36を配置接続して、CPU30からの信号を受けて、トランジスタ38a,38b,38c,38dへの入力信号をドライブIC37にて駆動制御し、もってスピーカ10a,10b,10c,10dの作動のオン・オフを制御する。
【0028】
即ち、初期設定でトランジスタ38はオン状態にあり、スピーカ10はオン状態にある。次に入力信号でベース電圧をゼロにすることにより、トランジスタ38をオフ状態にして、スピーカ10もオフ状態にする。つぎに入力信号でベースに電圧が印加されるとトランジスタ38はオン状態、スピーカ10もオン状態になる。スピーカの駆動中において、この出力を切断したりして、オフ−オン−オフを繰り返し、所定の間隔で間欠的にスピーカが音を出すように、トランジスタのベースに印加する入力信号を制御してトランジスタのオン・オフを制御する。
【0029】
このようにトランジスタをスイッチとして利用し、もってスピーカの作動のオン・オフを制御する。入力信号を断続的に供給することによって、スピーカ10は断続的な繰り返し音を発生する。このように、トタンジスタを使ったスイッチング回路が、増幅器35と各ピエゾスピーカ10a,10b,10c,10dの間にそれぞれ並列に対応して設けられ、駆動中のピエゾスピーカ10a,10b,10c,10dへの出力を間欠的に切断することによって効果音を発生させるものである。即ち、入力信号によって、スピーカ10a,10b,10c,10dは、個々その作動のオン・オフが制御され、断続的に繰り返し音を発生するもの、オン状態で音を発生するものと、オフ状態で音を発生しないものとができることになる。
【0030】
したがって、スピーカ10a,10b,10c,10dの切り換え作動の組み合わせによりさまざまな異なる音を発生することができる。しかも、1つの音楽ソースで多彩な音が発生できる。なお、複数のチャンネルを駆動制御する目的でドライブIC37を設けており、この方法はCPU30の出力ポートが少なくてすみ、追加部品としてドライブIC37を接続するのみで比較的簡単に回路を構成できる利点がある。また、ドライブIC37によって、スピーカを全て共通に同期させて音を出す方法も可能である。この方が音が明瞭になる効果がある。なお、これに限らず、ドライブIC37を中間に設けなくても、CPU30から直接トランジスタ38a,38b,38c,38dに信号を送って制御する構成も可能である。また、トランジスタ38は、他の実施例として、npn型トランジスタ38としてミュートタイプ(初期設定で無音の状態)で構成することもできる(回路構成の詳細は図示省略)。
【0031】
次に、ピエゾスピーカ10の1つのスピーカの制御について、図4aに示す実施例を説明する。1つのスピーカを使い、先ず、音を流し(初めのリーチがかかった状態)、次の段階で、スピーカをオフしたり、オンしたりを繰り返す状態にして抑揚をつけた音にして演出効果を高めることができる。また、図4bには、増幅器35によって、スピーカの音量を先ず低めにして音を流し(初めのリーチがかかった状態)、次の段階で、スピーカの音量を次第に上げるようにして演出効果を高める例を示している。
【0032】
次に、複数のピエゾスピーカ10の切り換え制御の実施例について表1に基づいて説明する。
【0033】
【表1】
Figure 0003753427
【0034】
遊技機1の遊技の状態に応じて、即ち、遊技機1の液晶表示部6の表示が、いわゆるリーチの状態を表示の時に、上記表1に示すパターンで音声を出力するスピーカ10a,10b,10c,10dを選択し、切り換え制御をする。即ち、発生頻度の多いリーチ1の状態から、発生頻度の少ないリーチ4の状態まで、オンするスピーカの数を増やすようにしたり、あるいはオン・オフを断続的に繰り返す作動をさせたりする。断続的にオン・オフを繰り返すことにより、音に抑揚をつけ、もって、多彩な効果音を発生させてリーチ演出効果を高める(図5a参照)。具体的には、初めリーチがかかった状態はスピーカ10aと10bがオンの状態、10cと10dがオフの状態(リーチ1の状態)、次の段階でスピーカ10aと10bがオンの状態のまま、10cと10dがオン・オフを断続的に繰り返す状態にして音を重ねあわせ異なる効果音で盛り上げる(リーチ2の状態)。さらに次の段階で10cと10dがオン・オフを断続的に繰り返す状態のまま、スピーカ10aと10bも断続的に繰り返す状態にして、さらに抑揚つけた音にして演出効果を高める(リーチ3の状態)。さらに、最終段階で全てのスピーカ10a,10b,10c,10dをオンの状態にして、音量を増大してクライマックスの状態を演出する(リーチ4の状態)。このようにして、前記音声データROM34からの音声データは、1曲のみで多彩な効果音が発生させることができる。上記の切り換え制御のプログラムはROM31に格納されている。リーチ時に一時的にRAM32に記憶される。
【0035】
本発明のピエゾスピーカ10の切り換え制御は、前述のリーチの状態の時に限らず、広く任意の時に、ピエゾスピーカ10に断続的にオン・オフを繰り返す信号を供給して断続的な繰り返し音を発生させることによって、種々の演出に利用できる(図5b参照)。なお、スピーカ10は、1個でモノラルとしてもよく、2個でステレオとして構成することもできる。さらに、音声基板23における増幅器35の前段に、個別の音楽CD33’をソースとして、音声LSI33と、入力切り換えで接続する構成としてもよく、遊技客が好みの音楽を流すことが簡単な構成でできる。なお、スピーカ10は、4つで構成しているが、この数を増やして構成することも可能であり、増幅器35は増やすことなく構成することができる(回路構成の詳細は図示省略)。
【0036】
以上、本発明は、パチンコ遊技機を例にしているが、それ以外にスロットマシンあるいは他のゲーム機における音響装置に置き換えて実施することも可能である。
【0037】
(実施例2)
次に、本発明の音響装置を遊技場内に適用した第2実施例につき図6、7及び表2、3に基づいて説明する。図6は、遊技場内の音響システムの構成を示すブロック図である。ホールコンピュータ60(集中管理装置ともいう)は、CPU61、プログラムを格納したROM62、RAM63、入出力回路64、HDD(ハードディスクドライブ)65を備えている。ホールコンピュータ60は、遊技場内に設置している遊技機の機種データ、例えば「セブン機」、「ハネモノ」、「スロットマシン」等の種別、種別の中で細分化した機種コード等の設置機種のデータベースを、自身のHDD65に蓄積している。また、ホールコンピュータ60は、遊技場内の全体、あるいは一部に案内放送をするためにコード化した放送内容のデータベースを、自身のHDD65に蓄積している。
【0038】
ホールコンピュータ60には入出力回路64を介し、その出力が店内放送制御装置66に接続されている。店内放送制御装置66は、音声データ生成部67とスイッチング手段68(スピーカ制御手段)とから構成されている。遊技場内には、遊技機群を形成するように1列に2つの島(エリア)が6列、島A〜Lが区画して設けられている。島A,Bは1列に並び、島C,Dが並んだ列と相対向するように設けられている。また、島E,Fが並んだ列と、島G,Hが並んだ列とが相対向し、島I,Jが並んだ列と、島K,Lが並んだ列とが相対向して設けられている。
【0039】
本実施例では、表2に示すように設置機種の種別が設定されている。
【0040】
【表2】
Figure 0003753427
【0041】
島A〜Fには、「セブン機(種別コードP1)」が設置されている。島G〜Hには、「ハネモノ(種別コードP2)」が、島I〜Lには「スロットマシン(種別コードS)」が設置されている。そして、種別コードを細分化して機種コードが設定されている。すなわちセブン機(種別コードP1)のうち島Aおよび島Bに設置されたものは機種コードが「001」、島Cに設置されたものは機種コードが「002」、島D及び島Eに設置されたものは機種コードが「003」、島Fに設置されたものは機種コードが「004」に設定されている。「セブン機」の中でもタイプが異なる機種を分けてコードを設定している。
【0042】
また、ハネモノ(種別コードP2)の島Gおよび島Hに設置しているものは機種コード「005」に設定している。スロットマシン(種別コードS)のうち島Iに設置されたものは機種コードが「006」、島Jに設置されたものは機種コードが「007」、島Kに設置されたものは機種コードが「008」、島Lに設置されたものは機種コードが「009」に設定されている。
【0043】
そして、各島A〜Lに対応してピエゾスピーカ10a〜10lが設けられている。すなわち各島に1個、全部で12個設けられている。ピエゾスピーカ10a〜10lは、各島の中央、例えば島の中央に位置する遊技機の上方の天井に装着される。
【0044】
次に、図7は店内放送制御装置66の構成を示すブロック図である。音声データ生成部67は、入力インターフェイス71(入力選択部)と、この入力インターフェイス71と接続されたセレクタ部72(入力選択部)と、セレクタ部72の出力が接続された増幅器35とから構成されている。入力インターフェイス71には、音声データとして、店内放送用マイク73と、音楽CD33’と、有線放送74とが接続されている。これらの音声データは、セレクタ部72により選択される。また、入力インターフェイス71にはホールコンピュータ60の出力が接続されている。
【0045】
スイッチング手段68は、ピエゾスピーカ10a〜10l(図7において10a〜10dまで図示し10e以降省略している、以降同様)と共通の増幅器35との間に接続したスイッチング回路部36と、スイッチング回路部36に接続されたドライブIC37と、ドライブIC37に接続された入力ユーザーインターフェイス75(出力選択部)とから構成されている。スイッチング回路部36は、ピエゾスピーカ10a〜10lに対応して並列に設けられたpnp型トランジスタ38a〜38lと、抵抗39a〜39lとから構成されている。入力ユーザーインターフェイス75は、例えばパソコンのキーボードが用いられ案内放送の必要な島を選択して入力する機能を有している。
【0046】
店内放送制御装置66の制御は、ホールコンピュータ60のCPU61から伝送される制御信号に基づいて行われる。制御信号に基づきセレクタ部72で音楽CD33’、有線放送74あるいは店内放送用マイク73の音声データを選択して取り込み、増幅器35で増幅し、ピエゾスピーカ10a〜10lに音声を出力させる。
【0047】
増幅器35と、スピーカ10a〜10lとのライン間に、スイッチング回路部36を配置接続して、入力ユーザーインターフェイス75からの信号を受けて、トランジスタ38a〜38lへの入力信号をドライブIC37で駆動制御し、ピエゾスピーカ10a〜10lの作動のオン・オフを制御する。即ち、初期設定でトランジスタ38a〜38lはオン状態にあり、ピエゾスピーカ10a〜10lはオン状態にある。次に入力信号でベース電圧をゼロにすることにより、トランジスタ38a〜38lをオフ状態にして、ピエゾスピーカ10a〜10lもオフ状態にする。次の入力信号でベースに電圧が印加されるとトランジスタ38a〜38lはオン状態、スピーカ10a〜10lもオン状態になる。スピーカの駆動中において、トランジスタのベースに印加する入力信号を制御してトンジスタのオン・オフを制御する。このようにトランジスタをスイッチとして利用し、もってスピーカの作動のオン・オフを制御する。
【0048】
入力ユーザーインターフェイス75における選択入力により、ピエゾスピーカ10a〜10lの全体駆動、個々独立駆動ができる。表3に示すように、放送内容が設定されている。
【0049】
【表3】
Figure 0003753427
【0050】
入力ユーザーインターフェイス75で選択された放送コードに応じて、ピエゾスピーカ10a〜10lのうち必要なスピーカ(案内の必要な島に設置されたスピーカ)のみ駆動される。例えば放送コード「1」では、種別コ−ド「ALL」、機種コード「ALL」に設定されており、ピエゾスピーカ10a〜10lの全てが駆動される。例えば音楽CD33’からの音楽を流したり、店内放送用マイク73で全館呼び出し等を行うことができる。放送コード「2」では、種別コード「P1」、機種コード「ALL」に設定されており、「セブン機(種別コードP1)」の全て、従って島A〜島Fに設置されたスピーカ10a〜10fのみに、店内放送用マイク73で「セブン機」で遊技している遊技者を対象にしたサービスを実施する場合の案内放送を流すことができる。サービスとしては、例えば無定量の特典(通常大当たりを1回すると打ち止めとしたりあるいは玉交換をするように仕向けたり店の営業方針をとっているが、大当たりした玉で遊技が続けられる特典)を付与するサービスがあげられる。
【0051】
放送コード「3」では、種別コード「P2」、機種コード「ALL」に設定、放送コード「4」では、種別コード「P1」、機種コード「001」に設定、放送コード「5」では、種別コード「P1」、機種コード「002」に設定、放送コード「6」では、種別コード「S」、機種コード「ALL」に設定および放送コード「7」では、種別コード「S」、機種コード「006&007」に設定されている。例えば放送コード「4」のように、種別コード「P1」で機種コード「001」のみに、すなわち「セブン機」の中で一部の機種のみにサービスが実施されるような場合の案内放送に対応できる。
【0052】
なお、トランジスタ38a〜38lは、他の実施例として、npn型トランジスタ38としてミュートタイプ(初期設定で無音の状態)で構成することもできる。また、入力ユーザーインターフェイス75は、キーボ−ドに換えて、機械的スイッチで構成してもよい。
【0053】
このように、遊技場内情報等の音声データが出力すべきエリアのみに報知可能となる。例えば特定の遊技機が設置されたエリアのみにサービスを実施する案内放送をすることが可能となる。遊技場内に設けられた複数のスピーカを共通の増幅器で作動させることができコスト低減が図れる。また、ピエゾスピーカは、ダイナミックスピーカのような磁力劣化による性能低下がないため耐久性に優れているとともにコーン紙を使用していないため耐水性に優れている。さらに、ダイナミックスピーカに比べ、軽量であるため、取り付け時に取り付け部の補強をする必要がなく、設置の自由度が高い。簡易でコストの安い遊技場内音響システムを実現できる。また、遊技機の設置場所以外、例えば休憩場所あるいは託児場所等にピエゾスピーカが設置された場合、そうした場所のみに案内放送をすることも可能となる。
【0054】
なお、遊技場に設置される遊技機に本発明の圧電式音響装置を備えることができる。その際、遊技機及び遊技場に備えられた複数のピエゾスピーカを共通の増幅器で駆動することも可能となり、その場合には、遊技機及び遊技場のコスト低減が図れ、遊技機及び遊技場の音響集中管理が可能となる。
【0055】
また、スピーカ制御手段(具体的にはスイッチング回路部36、ドライブIC37、入力ユーザーインターフェイス75)は、他からの制御信号(例えばホールコンピュータ60)に基づいて、または自ら制御信号を発して、入力信号を断続的に供給することによって、ピエゾスピーカ10a・・・に断続的な繰り返し音を発生させるように構成してもよい。
【0056】
なお、実施例1と実施例2とで共通して説明した、ピエゾスピーカ10a・・・、増幅器35、スピーカ制御手段としてのスイッチング回路部36、ドライブIC37等は、本発明の圧電式音響装置を構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機の正面模式図。
【図2】図1の遊技機の構成を示すブロック図。
【図3】図1の遊技機の音声基板の構成を示すブロック図。
【図4】本発明のピエゾスピーカの制御の概念を示した図。
【図5】本発明の複数のピエゾスピーカの切り換え制御の概念を示した図。
【図6】本発明に係る遊技場内の音響システムの構成を示すブロック図。
【図7】店内放送制御装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 遊技機
6 液晶表示部
10a,10b,10c,10d,10e〜10l ピエゾスピーカ
21 メイン基板(メイン制御手段)
23 音声基板
30 CPU
31 ROM
32 RAM
33 音声LSI
34 音声データROM
35 増幅器
36 スイッチング回路部(スピーカ制御手段)
37 ドライブIC(スピーカ制御手段)
60 ホールコンピュータ
61 CPU
66 店内放送制御装置
67 音声データ生成部
68 スイッチング手段(スピーカ制御手段)
71 入力インターフェイス(入力選択部)
72 セレクタ部(入力選択部)
75 入力ユーザーインターフェイス(出力選択部)

Claims (6)

  1. 圧電セラミックス等のピエゾ素子からなる複数のピエゾスピーカと、
    音声データを増幅して前記複数のピエゾスピーカに出力する、該複数のピエゾスピーカが並列に接続された共通の増幅器と、
    前記複数のピエゾスピーカのそれぞれに対応して設けられた複数のスイッチを含み、それらスイッチのオン・オフを制御することで前記複数のピエゾスピーカの全部又は一部のものへの前記増幅器の出力を個別かつ独立にオン・オフすることにより、共通の音声データに基づいて各々のピエゾスピーカから断続的な繰り返し音を発生させることが可能なスイッチング回路部を有するスピーカ制御手段と、
    を備えることを特徴とする圧電式音響装置。
  2. 前記スピーカ制御手段は、さらに前記複数のスイッチをオン・オフ駆動する共通のドライブ回路を備える請求項1記載の圧電式音響装置。
  3. 請求項1又は2に記載された圧電式音響装置と、
    遊技情報を表示する表示部と、
    該表示部に遊技の状態に応じた図柄を表示させる指令制御を行なうものであって、その表示演出の発生頻度の大小と連動して前記複数のピエゾスピーカが異なる効果音を発生するように前記スピーカ制御手段を指令制御するメイン制御手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  4. 前記メイン制御手段は、入力信号を断続的に供給することによって、前記ピエゾスピーカに断続的な繰り返し音を発生させる請求項3記載の遊技機。
  5. 請求項1又は2に記載された圧電式音響装置と、
    複数の遊技機を配列した遊技機群に対応して設置された前記ピエゾスピーカに対して複数の音源を選択供給できる入力選択部と、
    を備えることを特徴とする遊技場用音響システム。
  6. 請求項又はに記載された遊技機を含む請求項5に記載の遊技場用音響システム。
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