JP3753032B2 - カード型簡易ボールペン - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード型簡易ボールペンに関し、更に詳しくは、ボールペンの芯を固定部材と折り曲げ部とで好適に把持できるカード型簡易ボールペンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のボールペンは、形状が棒状であり、メモ用紙や小型の手帳とは別々に携帯しなくてはならない為、旅行や出張中に紛失しやすく、いざ使用しようとすると紛失して手元にないため不便であった。
また、このような不便さを解決するためボールペンの芯をカードに固定したカード型の簡易ボールペンが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来開示されているカード型簡易ボールペンは、固定部材と折り曲げ部材とを蝶番で連結したり、ボールペンの芯を伸縮自在のものにしたりするため構造が複雑になり、製造工程数が多くなるのでコスト高となってしまうという問題があった。
また、図3(a)に示すように、構造が簡単なカード型簡易ボールペン100もあるが、このような従来のカード型簡易ボールペン100は、字を書く又は絵を描くときに、図3(b)に示すようにボールペンの芯101Aを固定部材100Aと折り曲げ部材100Bとで挟み、把持部102を指でつまんで片手で把持するが、前記芯101Aを両側から確実に把持しようとしても把持部102の面積が大きいため(把持力を受ける面積が大きいため)把持部102に大きな力を加えられず、その結果、ボールペンの芯101Aを確実に把持するのが難しかった。
また、ボールペンの芯101は、図3(a)及び図3(b)に示すように、固定部材100Aの表面に粘着テープ等で貼り付けて固定されていたため、固定部材100Aと折り曲げ部材100Bとでボールペンの芯101Aを挟んで把持したときに、芯101Aが表面上を動いてしまうため安定して字を書いたり絵を描くことができなかった。
【0004】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、構造が簡単でボールペンの芯を固定部材と折り曲げ部材とで確実に把持できるカード型簡易ボールペンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためになされた請求項1に記載されたカード型簡易ボールペンは、固定部材と折り曲げ部材とから矩形のカードを形成し、前記カードの対角線上にボールペンの芯を固定し、前記ボールペンの芯を、前記固定部材と前記折り曲げ部材とで挟んで把持し、前記固定部材から外部に突出させた前記ボールペンの芯の先で字を書く又は絵を描くカード型簡易ボールペンにおいて、前記固定部材又は前記折り曲げ部材の把持部に貫通孔を設け、前記カードの対角線上に両端を開口した溝を前記固定部材の上面に設けて、前記折り曲げ部材を折り返して、前記溝に嵌合させたボールペンの芯を押さえるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
請求項1に記載された発明によると、固定部材と折り曲げ部材とから矩形のカードを形成し、前記カードの対角線上にボールペンの芯を固定し、前記ボールペンの芯を、前記固定部材と前記折り曲げ部材とで挟んで把持し、前記固定部材から外部に突出させた前記ボールペンの芯の先で字を書く又は絵を描くカード型簡易ボールペンにおいて、前記固定部材又は前記折り曲げ部材の把持部に貫通孔を設け、前記カードの対角線上に両端を開口した溝を前記固定部材の上面に設けて、前記折り曲げ部材を折り返して、前記溝に嵌合させたボールペンの芯を押さえるようにしたことにより、
(1)前記貫通孔に指を挿入して把持すれば把持部の面積が低減でき外部から把持部に大きな把持力を加えることができる。
(2)また、ボールペンの芯を固定部材と折り曲げ部材で確実に把持できるようになる。
その結果、安定して字を書いたり絵が描けるようになる。
【0007】
請求項2に記載されたカード型簡易ボールペンは、請求項1に記載のカード型簡易ボールペンであって、前記ボールペンの芯が互いに色が異なる2つの芯から形成されることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に記載された発明によると、請求項1に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、前記ボールペンの芯を互いに色が異なる2つの芯から形成することにより、字を書いたり絵を描く時に色違いにすることで違いを識別できるので便利である。
【0009】
請求項3に記載されたカード型簡易ボールペンは、請求項1又は請求項2に記載のカード型簡易ボールペンであって、前記固定部材又は折り曲げ部材が字又は絵を印刷できる材料を用いたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載された発明によると、請求項1又は請求項2に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、カード型簡易ボールペンを構成する固定部材又は折り曲げ部材として字又は絵を印刷できる材料を用いることにより、カード型簡易ボールペンに印刷をすれば広告・宣伝効果が得られる。
【0011】
請求項4に記載されたカード型簡易ボールペンは、請求項1から請求項3のうちの何れか1項に記載のカード型簡易ボールペンであって、名刺サイズのケースに収納可能の大きさであることを特徴とするものである。
【0012】
請求項4に記載された発明によると、請求項1から請求項3のうちの何れか1項に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、前記カード型簡易ボールペンを名刺サイズのケースに入れて常に携帯・保護することができるため、ボールペンの紛失を防ぐことができると共にカード型簡易ボールペンの固定部材及び折り曲げ部材の寿命も延びる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係るカード型簡易ボールペンの実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。
図1(a)は、本発明に係るカード型簡易ボールペンの第1実施形態を示す全体斜視図、図1(b)は、図1(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
また、図2(a)は、本発明に係るカード型簡易ボールペンの第2実施形態を示す全体斜視図、図2(b)は、図1(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
【0014】
最初に、図1を参照して本発明に係るカード型簡易ボールペンの第1実施形態について説明する。
第1実施形態のカード型簡易ボールペンの形状は、図1に示すように、
5角形の固定部材1Aと直角三角形の折り曲げ部材1Bとから形成される矩形をしている(以下、カードという)。前記固定部材1Aと前記折り曲げ部材1Bは粘着テープで連結されている。尚、大きさは略名刺の大きさをしている。
前記カードの対角線上には両端を開口した1本の溝1Cが前記固定部材1Aの上面に設けられており、ボールペンの芯2がこの溝1Cに固定される。溝1Cの断面形状は、ボールペンの芯2の径以上の大きさの溝であれば形状は角溝でも丸溝でも良い。
溝1Cにボールペンの芯2を固定する方法は、ボールペンの芯2を動かないように溝1Cに嵌合させ、例えば上方から粘着テープ等により貼り付けることで固定部材1Aに固定することができる。
【0015】
溝1Cにボールペンの芯2を固定する望ましい方法としては、前記カードの全面(上面)をラミネートフィルムで被覆するのが望ましい。本実施の形態では、例えばポリプロピレンのフィルムを使用してカードの全面(上面)を被覆するようにしている。
このようにカードの全面(上面)をラミネートフィルムで被覆することにより、固定部材1Aと折り曲げ部材1Bを連結できると共に前記ボールペンの芯2を溝1Cにさらに確実に嵌合させて固定することができる。
【0016】
カード型簡易ボールペンのボールペン芯2は、本実施形態では、図1に示すように、単色であるが、図2に示すように互いに色が異なる2つの芯11A、11Bを両端を開口した 1 本の溝10Cに嵌合させて使用しても良い。
このようにボールペンの芯2として互いに色が異なる2つの芯11A、11Bを使用すれば、字を書いたり絵を描く時に色違いにすることで違いを識別できるので便利である。
【0017】
また、固定部材1Aの把持部には、貫通孔1Dが設けられている。貫通孔1Dは、1本以上指が入る大きさであれば、孔の形状にはこだわらない。尚、貫通孔1Dは、固定部材1A及び折り曲げ部材1B両方の把持部に設けてもよい。
このように貫通孔1Dを設けたことにより、把持部の把持力を受ける面積が低減できると共に貫通孔1Dに指を挿入して把持すれば外部から把持部に大きな把持力を加えることができるので、ボールペンの芯2を固定部材1Aと折り曲げ部材1Bとで確実に把持できるようになる。従って、安定して字を書いたり絵が描けるようになる。
【0018】
尚、カード型簡易ボールペン1を構成する固定部材1A又は折り曲げ部材1Bは、字又は絵を印刷できる材料が用いられる。
カード型簡易ボールペン1を構成する固定部材1A又は折り曲げ部材1Bに字又は絵を印刷できる材料を用いたことにより、カード型簡易ボールペンに印刷をすれば広告・宣伝効果が得られる。
【0019】
また、カード型簡易ボールペン1の大きさは、略名刺サイズの大きさをしている。
略、略名刺サイズの大きさにしたことにより、名刺サイズのケース(例えば塩化ビニル製のケース)に入れて常に携帯・保護することができるため、ボールペンの紛失を防ぐことができると共にカード型簡易ボールペン1の固定材料1A及び折り曲げ材料1Bの寿命も延びる。
【0020】
次に、図2を参照して本発明に係るカード型簡易ボールペンの第2実施形態について説明する。
第1実施形態のカード型簡易ボールペンと第2実施形態のカード型簡易ボールペンとの構成の大きな違いは、図2に示すように、
(1)ボールペンの芯として、互いに色が異なる2つのボールペンの芯11A、11Bを1本の溝10Cに嵌合させて使用している点。
(2)貫通孔10Dを固定部材10Aだけでなく折り曲げ部材10Bにも設けた点。
である。
【0021】
第2実施形態のカード型簡易ボールペンの形状は、図2に示すように、
5角形の固定部材10Aと直角三角形の折り曲げ部材10Bとから形成される矩形をしている(以下、カードという)。前記固定部材10Aと前記折り曲げ部材10Bは粘着テープで連結されている。尚、大きさは略名刺の大きさをしている。
前記カードの対角線上には両端を開口した 1 本の溝10Cが前記固定部材10Aの上面に設けられており、互いに色が異なる2つのボールペンの芯11A、11Bがこの溝10Cに固定される。溝10Cの断面形状は、2つのボールペンの芯11A、11Bそれぞれの径以上の大きさの溝10Cであれば形状は角溝でも丸溝でも良い。
【0022】
このように互いに色が異なる2つのボールペンの芯11A、11Bを用いることにより、字を書いたり絵を描く時に色違いにできるので違いを簡単に識別できるので便利である。
【0023】
溝10Cに2つのボールペンの芯11A、11Bを固定する方法は、ボールペンの芯11A、11Bのそれぞれを動かないように溝10Cに嵌合させ、例えば上方から粘着テープ等を貼り付けることで固定部材10Aに固定することができる。
【0024】
溝10Cに2つのボールペンの芯11A、11Bを固定する望ましい方法としては、前記カードの全面(上面)をラミネートフィルムで(例えばポリプロピレンのフィルムで)被覆するのが望ましい。
このようにカードの全面(上面)をラミネートフィルムで被覆することにより、固定部材10Aと折り曲げ部材10Bを連結できると共に2つのボールペンの芯11A、11Bを溝10Cにさらに確実に嵌合させて固定することができる。
【0025】
また、固定部材10Aの把持部には、貫通孔10Dが設けられている。貫通孔10Dは、固定部材10A及び折り曲げ部材10B両方の把持部に設けられる。
孔の大きさは、1本以上指が入る大きさであれば、孔の形状にはこだわらない。
このように貫通孔1Dを設けたことにより、把持部の把持力を受ける面積が低減できると共に貫通孔1Dに指を挿入して把持すれば外部から把持部に大きな把持力を加えることができるので、2つのボールペンの芯11A、11Bを固定部材10Aと折り曲げ部材10Bとで確実に把持できるようになる。従って、安定して字を書いたり絵が描けるようになる。
【0026】
以上、第1実施形態のカード型簡易ボールペン及び第2実施形態のカード型簡易ボールペンについて説明したが、本発明に係るカード型簡易ボールペンはこれに限定されるものでなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない範囲で適宜変更して実施可能である。
例えば本実施形態では、打ち抜きした厚紙を使ってカード型簡易ボールペンを形成したが、簡単に折り曲げることができるプラスチックや布を用いて同じ構成・作用を有するカード型簡易ボールペンを形成しても良い。
【0027】
【発明の効果】
以上の構成と作用からなる本発明によれば以下の発明の効果が得られる。
1)請求項1に記載の発明によれば、固定部材と折り曲げ部材とから矩形のカードを形成し、前記カードの対角線上にボールペンの芯を固定し、前記ボールペンの芯を、前記固定部材と前記折り曲げ部材とで挟んで把持し、前記固定部材から外部に突出させた前記ボールペンの芯の先で字を書く又は絵を描くカード型簡易ボールペンにおいて、前記固定部材又は前記折り曲げ部材の把持部に貫通孔を設け、前記カードの対角線上に両端を開口した溝を前記固定部材の上面に設けて、前記折り曲げ部材を折り返して、前記溝に嵌合させたボールペンの芯を押さえるようにしたことにより、
(1)前記貫通孔に指を挿入して把持すれば把持部の面積が低減でき外部から把持部に大きな把持力を加えることができる。
(2)また、ボールペンの芯を固定部材と折り曲げ部材で確実に把持できるようになる。
その結果、安定して字を書いたり絵が描けるようになる。
2)請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、前記ボールペンの芯を互いに色が異なる2つの芯から形成することにより、字を書いたり絵を描く時に色違いにすることで違いを識別できるので便利である。
3)請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、カード型簡易ボールペンを構成する固定部材又は折り曲げ部材として字又は絵を印刷できる材料を用いることにより、カード型簡易ボールペンに印刷をすれば広告・宣伝効果が得られる。
4)請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のうちの何れか1項に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、前記カード型簡易ボールペンを名刺サイズのケースに入れて常に携帯・保護することができるため、ボールペンの紛失を防ぐことができると共にカード型簡易ボールペンの固定部材及び折り曲げ部材の寿命も延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明に係るカード型簡易ボールペンの第1実施形態を示す全体斜視図である。
(b)図1(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
【図2】 (a)本発明に係るカード型簡易ボールペンの第2実施形態を示す全体斜視図である。
(b)図1(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
【図3】 (a)従来のカード型簡易ボールペンの1実施形態を示す全体斜視図である。
(b)図3(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
【符号の説明】
1、10 カード型簡易ボールペン
1A、10A 固定部材
1B、10B 折り曲げ部材
1C、10C 溝
1D、10D 貫通孔
2、11A、11B ボールペンの芯
2A、11C、11D 芯の先
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード型簡易ボールペンに関し、更に詳しくは、ボールペンの芯を固定部材と折り曲げ部とで好適に把持できるカード型簡易ボールペンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のボールペンは、形状が棒状であり、メモ用紙や小型の手帳とは別々に携帯しなくてはならない為、旅行や出張中に紛失しやすく、いざ使用しようとすると紛失して手元にないため不便であった。
また、このような不便さを解決するためボールペンの芯をカードに固定したカード型の簡易ボールペンが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来開示されているカード型簡易ボールペンは、固定部材と折り曲げ部材とを蝶番で連結したり、ボールペンの芯を伸縮自在のものにしたりするため構造が複雑になり、製造工程数が多くなるのでコスト高となってしまうという問題があった。
また、図3(a)に示すように、構造が簡単なカード型簡易ボールペン100もあるが、このような従来のカード型簡易ボールペン100は、字を書く又は絵を描くときに、図3(b)に示すようにボールペンの芯101Aを固定部材100Aと折り曲げ部材100Bとで挟み、把持部102を指でつまんで片手で把持するが、前記芯101Aを両側から確実に把持しようとしても把持部102の面積が大きいため(把持力を受ける面積が大きいため)把持部102に大きな力を加えられず、その結果、ボールペンの芯101Aを確実に把持するのが難しかった。
また、ボールペンの芯101は、図3(a)及び図3(b)に示すように、固定部材100Aの表面に粘着テープ等で貼り付けて固定されていたため、固定部材100Aと折り曲げ部材100Bとでボールペンの芯101Aを挟んで把持したときに、芯101Aが表面上を動いてしまうため安定して字を書いたり絵を描くことができなかった。
【0004】
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、構造が簡単でボールペンの芯を固定部材と折り曲げ部材とで確実に把持できるカード型簡易ボールペンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためになされた請求項1に記載されたカード型簡易ボールペンは、固定部材と折り曲げ部材とから矩形のカードを形成し、前記カードの対角線上にボールペンの芯を固定し、前記ボールペンの芯を、前記固定部材と前記折り曲げ部材とで挟んで把持し、前記固定部材から外部に突出させた前記ボールペンの芯の先で字を書く又は絵を描くカード型簡易ボールペンにおいて、前記固定部材又は前記折り曲げ部材の把持部に貫通孔を設け、前記カードの対角線上に両端を開口した溝を前記固定部材の上面に設けて、前記折り曲げ部材を折り返して、前記溝に嵌合させたボールペンの芯を押さえるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
請求項1に記載された発明によると、固定部材と折り曲げ部材とから矩形のカードを形成し、前記カードの対角線上にボールペンの芯を固定し、前記ボールペンの芯を、前記固定部材と前記折り曲げ部材とで挟んで把持し、前記固定部材から外部に突出させた前記ボールペンの芯の先で字を書く又は絵を描くカード型簡易ボールペンにおいて、前記固定部材又は前記折り曲げ部材の把持部に貫通孔を設け、前記カードの対角線上に両端を開口した溝を前記固定部材の上面に設けて、前記折り曲げ部材を折り返して、前記溝に嵌合させたボールペンの芯を押さえるようにしたことにより、
(1)前記貫通孔に指を挿入して把持すれば把持部の面積が低減でき外部から把持部に大きな把持力を加えることができる。
(2)また、ボールペンの芯を固定部材と折り曲げ部材で確実に把持できるようになる。
その結果、安定して字を書いたり絵が描けるようになる。
【0007】
請求項2に記載されたカード型簡易ボールペンは、請求項1に記載のカード型簡易ボールペンであって、前記ボールペンの芯が互いに色が異なる2つの芯から形成されることを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に記載された発明によると、請求項1に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、前記ボールペンの芯を互いに色が異なる2つの芯から形成することにより、字を書いたり絵を描く時に色違いにすることで違いを識別できるので便利である。
【0009】
請求項3に記載されたカード型簡易ボールペンは、請求項1又は請求項2に記載のカード型簡易ボールペンであって、前記固定部材又は折り曲げ部材が字又は絵を印刷できる材料を用いたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載された発明によると、請求項1又は請求項2に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、カード型簡易ボールペンを構成する固定部材又は折り曲げ部材として字又は絵を印刷できる材料を用いることにより、カード型簡易ボールペンに印刷をすれば広告・宣伝効果が得られる。
【0011】
請求項4に記載されたカード型簡易ボールペンは、請求項1から請求項3のうちの何れか1項に記載のカード型簡易ボールペンであって、名刺サイズのケースに収納可能の大きさであることを特徴とするものである。
【0012】
請求項4に記載された発明によると、請求項1から請求項3のうちの何れか1項に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、前記カード型簡易ボールペンを名刺サイズのケースに入れて常に携帯・保護することができるため、ボールペンの紛失を防ぐことができると共にカード型簡易ボールペンの固定部材及び折り曲げ部材の寿命も延びる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係るカード型簡易ボールペンの実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。
図1(a)は、本発明に係るカード型簡易ボールペンの第1実施形態を示す全体斜視図、図1(b)は、図1(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
また、図2(a)は、本発明に係るカード型簡易ボールペンの第2実施形態を示す全体斜視図、図2(b)は、図1(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
【0014】
最初に、図1を参照して本発明に係るカード型簡易ボールペンの第1実施形態について説明する。
第1実施形態のカード型簡易ボールペンの形状は、図1に示すように、
5角形の固定部材1Aと直角三角形の折り曲げ部材1Bとから形成される矩形をしている(以下、カードという)。前記固定部材1Aと前記折り曲げ部材1Bは粘着テープで連結されている。尚、大きさは略名刺の大きさをしている。
前記カードの対角線上には両端を開口した1本の溝1Cが前記固定部材1Aの上面に設けられており、ボールペンの芯2がこの溝1Cに固定される。溝1Cの断面形状は、ボールペンの芯2の径以上の大きさの溝であれば形状は角溝でも丸溝でも良い。
溝1Cにボールペンの芯2を固定する方法は、ボールペンの芯2を動かないように溝1Cに嵌合させ、例えば上方から粘着テープ等により貼り付けることで固定部材1Aに固定することができる。
【0015】
溝1Cにボールペンの芯2を固定する望ましい方法としては、前記カードの全面(上面)をラミネートフィルムで被覆するのが望ましい。本実施の形態では、例えばポリプロピレンのフィルムを使用してカードの全面(上面)を被覆するようにしている。
このようにカードの全面(上面)をラミネートフィルムで被覆することにより、固定部材1Aと折り曲げ部材1Bを連結できると共に前記ボールペンの芯2を溝1Cにさらに確実に嵌合させて固定することができる。
【0016】
カード型簡易ボールペンのボールペン芯2は、本実施形態では、図1に示すように、単色であるが、図2に示すように互いに色が異なる2つの芯11A、11Bを両端を開口した 1 本の溝10Cに嵌合させて使用しても良い。
このようにボールペンの芯2として互いに色が異なる2つの芯11A、11Bを使用すれば、字を書いたり絵を描く時に色違いにすることで違いを識別できるので便利である。
【0017】
また、固定部材1Aの把持部には、貫通孔1Dが設けられている。貫通孔1Dは、1本以上指が入る大きさであれば、孔の形状にはこだわらない。尚、貫通孔1Dは、固定部材1A及び折り曲げ部材1B両方の把持部に設けてもよい。
このように貫通孔1Dを設けたことにより、把持部の把持力を受ける面積が低減できると共に貫通孔1Dに指を挿入して把持すれば外部から把持部に大きな把持力を加えることができるので、ボールペンの芯2を固定部材1Aと折り曲げ部材1Bとで確実に把持できるようになる。従って、安定して字を書いたり絵が描けるようになる。
【0018】
尚、カード型簡易ボールペン1を構成する固定部材1A又は折り曲げ部材1Bは、字又は絵を印刷できる材料が用いられる。
カード型簡易ボールペン1を構成する固定部材1A又は折り曲げ部材1Bに字又は絵を印刷できる材料を用いたことにより、カード型簡易ボールペンに印刷をすれば広告・宣伝効果が得られる。
【0019】
また、カード型簡易ボールペン1の大きさは、略名刺サイズの大きさをしている。
略、略名刺サイズの大きさにしたことにより、名刺サイズのケース(例えば塩化ビニル製のケース)に入れて常に携帯・保護することができるため、ボールペンの紛失を防ぐことができると共にカード型簡易ボールペン1の固定材料1A及び折り曲げ材料1Bの寿命も延びる。
【0020】
次に、図2を参照して本発明に係るカード型簡易ボールペンの第2実施形態について説明する。
第1実施形態のカード型簡易ボールペンと第2実施形態のカード型簡易ボールペンとの構成の大きな違いは、図2に示すように、
(1)ボールペンの芯として、互いに色が異なる2つのボールペンの芯11A、11Bを1本の溝10Cに嵌合させて使用している点。
(2)貫通孔10Dを固定部材10Aだけでなく折り曲げ部材10Bにも設けた点。
である。
【0021】
第2実施形態のカード型簡易ボールペンの形状は、図2に示すように、
5角形の固定部材10Aと直角三角形の折り曲げ部材10Bとから形成される矩形をしている(以下、カードという)。前記固定部材10Aと前記折り曲げ部材10Bは粘着テープで連結されている。尚、大きさは略名刺の大きさをしている。
前記カードの対角線上には両端を開口した 1 本の溝10Cが前記固定部材10Aの上面に設けられており、互いに色が異なる2つのボールペンの芯11A、11Bがこの溝10Cに固定される。溝10Cの断面形状は、2つのボールペンの芯11A、11Bそれぞれの径以上の大きさの溝10Cであれば形状は角溝でも丸溝でも良い。
【0022】
このように互いに色が異なる2つのボールペンの芯11A、11Bを用いることにより、字を書いたり絵を描く時に色違いにできるので違いを簡単に識別できるので便利である。
【0023】
溝10Cに2つのボールペンの芯11A、11Bを固定する方法は、ボールペンの芯11A、11Bのそれぞれを動かないように溝10Cに嵌合させ、例えば上方から粘着テープ等を貼り付けることで固定部材10Aに固定することができる。
【0024】
溝10Cに2つのボールペンの芯11A、11Bを固定する望ましい方法としては、前記カードの全面(上面)をラミネートフィルムで(例えばポリプロピレンのフィルムで)被覆するのが望ましい。
このようにカードの全面(上面)をラミネートフィルムで被覆することにより、固定部材10Aと折り曲げ部材10Bを連結できると共に2つのボールペンの芯11A、11Bを溝10Cにさらに確実に嵌合させて固定することができる。
【0025】
また、固定部材10Aの把持部には、貫通孔10Dが設けられている。貫通孔10Dは、固定部材10A及び折り曲げ部材10B両方の把持部に設けられる。
孔の大きさは、1本以上指が入る大きさであれば、孔の形状にはこだわらない。
このように貫通孔1Dを設けたことにより、把持部の把持力を受ける面積が低減できると共に貫通孔1Dに指を挿入して把持すれば外部から把持部に大きな把持力を加えることができるので、2つのボールペンの芯11A、11Bを固定部材10Aと折り曲げ部材10Bとで確実に把持できるようになる。従って、安定して字を書いたり絵が描けるようになる。
【0026】
以上、第1実施形態のカード型簡易ボールペン及び第2実施形態のカード型簡易ボールペンについて説明したが、本発明に係るカード型簡易ボールペンはこれに限定されるものでなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない範囲で適宜変更して実施可能である。
例えば本実施形態では、打ち抜きした厚紙を使ってカード型簡易ボールペンを形成したが、簡単に折り曲げることができるプラスチックや布を用いて同じ構成・作用を有するカード型簡易ボールペンを形成しても良い。
【0027】
【発明の効果】
以上の構成と作用からなる本発明によれば以下の発明の効果が得られる。
1)請求項1に記載の発明によれば、固定部材と折り曲げ部材とから矩形のカードを形成し、前記カードの対角線上にボールペンの芯を固定し、前記ボールペンの芯を、前記固定部材と前記折り曲げ部材とで挟んで把持し、前記固定部材から外部に突出させた前記ボールペンの芯の先で字を書く又は絵を描くカード型簡易ボールペンにおいて、前記固定部材又は前記折り曲げ部材の把持部に貫通孔を設け、前記カードの対角線上に両端を開口した溝を前記固定部材の上面に設けて、前記折り曲げ部材を折り返して、前記溝に嵌合させたボールペンの芯を押さえるようにしたことにより、
(1)前記貫通孔に指を挿入して把持すれば把持部の面積が低減でき外部から把持部に大きな把持力を加えることができる。
(2)また、ボールペンの芯を固定部材と折り曲げ部材で確実に把持できるようになる。
その結果、安定して字を書いたり絵が描けるようになる。
2)請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、前記ボールペンの芯を互いに色が異なる2つの芯から形成することにより、字を書いたり絵を描く時に色違いにすることで違いを識別できるので便利である。
3)請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、カード型簡易ボールペンを構成する固定部材又は折り曲げ部材として字又は絵を印刷できる材料を用いることにより、カード型簡易ボールペンに印刷をすれば広告・宣伝効果が得られる。
4)請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求項3のうちの何れか1項に記載のカード型簡易ボールペンにおいて、前記カード型簡易ボールペンを名刺サイズのケースに入れて常に携帯・保護することができるため、ボールペンの紛失を防ぐことができると共にカード型簡易ボールペンの固定部材及び折り曲げ部材の寿命も延びる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明に係るカード型簡易ボールペンの第1実施形態を示す全体斜視図である。
(b)図1(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
【図2】 (a)本発明に係るカード型簡易ボールペンの第2実施形態を示す全体斜視図である。
(b)図1(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
【図3】 (a)従来のカード型簡易ボールペンの1実施形態を示す全体斜視図である。
(b)図3(a)の固定部材と折り曲げ部材とでボールペンの芯を挟んで片手で把持する前の状態を示す図である。
【符号の説明】
1、10 カード型簡易ボールペン
1A、10A 固定部材
1B、10B 折り曲げ部材
1C、10C 溝
1D、10D 貫通孔
2、11A、11B ボールペンの芯
2A、11C、11D 芯の先
Claims (4)
- 固定部材と折り曲げ部材とから矩形のカードを形成し、前記カードの対角線上にボールペンの芯を固定し、前記ボールペンの芯を、前記固定部材と前記折り曲げ部材とで挟んで把持し、前記固定部材から外部に突出させた前記ボールペンの芯の先で字を書く又は絵を描くカード型簡易ボールペンにおいて、
前記固定部材又は前記折り曲げ部材の把持部に貫通孔を設け、前記カードの対角線上に両端を開口した溝を前記固定部材の上面に設けて、前記折り曲げ部材を折り返して、前記溝に嵌合させたボールペンの芯を押さえるようにしたことを特徴とするカード型簡易ボールペン。 - 請求項1に記載のカード型簡易ボールペンであって、前記ボールペンの芯が互いに色が異なる2つの芯から形成されることを特徴とするカード型簡易ボールペン。
- 請求項1又は請求項2に記載のカード型簡易ボールペンであって、前記固定部材又は折り曲げ部材が字又は絵を印刷できる材料を用いたことを特徴とするカード型簡易ボールペン。
- 請求項1から請求項3のうちの何れか1項に記載のカード型簡易ボールペンであって、名刺サイズのケースに収納可能の大きさであることを特徴とするカード型簡易ボールペン。
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