JP3752166B2 - ブレードテンショナ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チェーン摺動面を有するブレードシューと、これにばね力を作用させるための板ばね状のブレードスプリングとを備えたブレードテンショナに関し、詳細には、ブレードテンショナ全体のばね特性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
自動車エンジンにおいて、タイミングチェーンやオイルポンプなどの補機駆動用チェーンに緊張力を作用させるためのテンショナとして、ブレードテンショナが用いられている。従来のブレードテンショナは、弧状に湾曲したチェーン摺動面を有するブレードシューと、ブレードシューの基端部を回動自在に支持するとともに、先端部をスライド自在に支持するベース部材と、ブレードシューのチェーン摺動面と逆側に積層配置され、ブレードシューにばね力を作用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリングとから主として構成されている。
【0003】
チェーンの運転時には、ブレードシューのチェーン摺動面上をチェーンが摺動しつつ走行し、このとき、ブレードシューおよびブレードスプリングの変形にともなう弾性反発力が押付荷重としてチェーンに作用して、チェーンに緊張力が維持されるようになっている。
【0004】
ところで、エンジンの使用回転域において、ブレードテンショナが共振を起こすと、チェーンに十分な押付力が作用しなくなって、チェーンが歯飛びを起こしたり、エンジンの点火タイミングがずれたりすることになるため、エンジンの使用回転域では、ブレードテンショナが共振を起こさないようにする必要がある。そのためには、ブレードスプリングのばね定数を大きくすることにより、ブレードテンショナの共振周波数をエンジンの使用回転数よりも高く設定するのが効果的である。
【0005】
ところが、従来のブレードテンショナにおいて、積層されるブレードスプリングの枚数を増やしたり、その板厚を増やすことにより、ばね定数を大きくしようとすると、ブレードスプリングをブレードシューに組み込みにくくなるという不具合が発生する。このため、従来のブレードシューでは、ばね特性を改善するのが容易ではない。
【0006】
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、ばね特性を容易に改善できるブレードテンショナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るブレードテンショナは、弧状に湾曲するチェーン摺動面を有するブレードシューと、ブレードシューの基端部を回動自在に支持する支持部を有し、ブレードシューの先端部をスライド自在に支持するスライド面を有するベース部材と、ブレードシューのチェーン摺動面と逆側に配置され、ブレードシューを介してチェーンにばね力を作用させるための板ばね状のブレードスプリングと、ベース部材にその一端が固定されるとともに、先端がブレードスプリングの長手方向略中央部分と接触し得る補助ばねとを備え、ブレードテンショナをチェーンに組み込んだとき、補助ばねは、たわみが零の状態で先端がブレードスプリングから離れている。
【0008】
請求項1の発明では、ブレードスプリングと接触し得る補助ばねがベース部材に設けられるので、ブレードテンショナの運転時において、補助ばねの先端がブレードスプリングに当接した場合には、ブレードスプリングのみならず、補助ばねの変形による弾性反発力が押付荷重としてチェーンに作用する。これにより、ブレードテンショナ全体のばね定数を大きくすることができる。この場合には、ブレードスプリングとは別個に設けられた補助ばねを用いるようにしたので、ブレードテンショナのばね特性を容易に改善することができる。
【0009】
さらに、この場合には、ブレードテンショナをチェーンに組み込んだとき、補助ばねの先端は、たわみが零の状態でブレードスプリングから離れた状態におかれている。そして、運転中にチェーンがブレードテンショナの側に振れて、ブレードスプリングが補助ばねに当接し、ブレードスプリングおよび補助ばねの双方が変形すると、これらの変形による弾性反発力が押付荷重としてチェーンに作用して、チェーンの振れが抑制される。また、チェーンがブレードテンショナから離れる側に振れた場合には、ブレードシューの曲率半径が小さくなる側にブレードシューおよびブレードスプリングが戻り変形して、ブレードスプリングのみの変形による弾性反発力がチェーンに作用することになる。なお、このとき、補助ばねの先端はブレードスプリングから離れた状態におかれている。
【0010】
請求項2の発明に係るブレードスプリングは、弧状に湾曲するチェーン摺動面を有するとともに、エンジン側の部品に回動自在に支持される基端部と、エンジン側の部品にスライド自在に支持される先端部とを有するブレードシューと、ブレードシューのチェーン摺動面と逆側に配置され、ブレードシューを介してチェーンにばね力を作用させるための板ばね状のブレードスプリングとを備えており、エンジン側の部品に取り付けられた補助ばねの先端が当接し得る受け部がブレードスプリングに設けられるとともに、ブレードテンショナをチェーンに組み込んだとき、補助ばねは、たわみが零の状態で先端がブレードスプリングから離れている。
【0011】
この場合には、請求項1の発明と同様に、運転時において、補助ばねの先端がブレードスプリングに当接した場合には、ブレードスプリングのみならず、補助ばねの変形による弾性反発力が押付荷重としてチェーンに作用するので、ブレードテンショナ全体のばね定数を大きくすることができ、ブレードテンショナのばね特性を容易に改善することができる。さらに、この場合には、ブレードスプリング上で補助ばねの先端が接触する部分に受け部が形成されるので、補助ばねの先端がブレードスプリング上をスムーズに摺動でき、ブレードスプリング表面の摩耗を低減できる。
【0012】
また、この場合には、ブレードテンショナをチェーンに組み込んだとき、補助ばねの先端は、たわみが零の状態でブレードスプリングから離れた状態におかれている。そして、運転中にチェーンがブレードテンショナの側に振れて、ブレードスプリングが補助ばねに当接し、ブレードスプリングおよび補助ばねの双方が変形すると、これらの変形による弾性反発力が押付荷重としてチェーンに作用して、チェーンの振れが抑制される。また、チェーンがブレードテンショナから離れる側に振れた場合には、ブレードシューの曲率半径が小さくなる側にブレードシューおよびブレードスプリングが戻り変形して、ブレードスプリングのみの変形による弾性反発力がチェーンに作用することになる。なお、このとき、補助ばねの先端はブレードスプリングから離れた状態におかれている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、いずれも本発明の一実施態様によるブレードテンショナの正面図であって、図1はチェーンに組み込んだときのセット状態を示し、図2は運転時にブレードスプリングが補助ばねに当接しかつ補助ばねのたわみが零の状態を示し、図3は運転時に補助ばねにたわみが生じた状態を示している。すなわち、図1および図2に示す状態では、ブレードスプリングのみにたわみが生じており、これに対して、図3に示す状態では、ブレードスプリングおよび補助ばねの双方にたわみが生じている。
【0014】
これらの図に示すように、ブレードテンショナ1は、弧状に湾曲したチェーン摺動面2aを有するブレードシュー2と、ブレードシュー2のチェーン摺動面2aと逆側に積層配置されるとともに、ブレードシュー2を介してチェーンにばね力を作用させるための板ばね状の複数枚のブレードスプリング3と、ブレードシュー2を支持するベース部材4と、ベース部材4に設けられた補助ばねとしての板ばね5とから主として構成されている。
【0015】
ブレードシュー2の先端部21および基端部22には、溝21a,22aがそれぞれ形成されており、ブレードスプリング3の各端部3a,3bは、これらの溝21a,22aにそれぞれ挿入されている。
【0016】
ベース部材4の先端には、ブレードシュー2の先端部21が接触しつつスライドし得るスライド面41が形成されている。ベース部材4の他端には、ブレードシュー2の基端部22を回動自在に支持するピン42の一端が固定されている。また、ベース部材4には、ブレードテンショナをエンジン内に据え付けるための複数のボルト穴(図示せず)が形成されており、これらのボルト穴にはボルト44が挿入されている。
【0017】
板ばね5は、その一端がベース部材4の平坦状のベース面4a上に固定されており、先端には半球状部材5aが固着されている。図1に示すように、ブレードテンショナ1がチェーンに組み込まれたセット状態においては、ブレードシュー2およびブレードスプリング3にたわみが生じているものの、板ばね5の半球状部材5aと最下層のブレードスプリング3の下面との間には、所定の隙間cが形成されている。一方、図2および図3に示すように、運転時にブレードスプリング3が板ばね5に当接した状態では隙間cがなくなっており、板ばね5の半球状部材5aは、最下層のブレードスプリング3の下面において長手方向略中央部に当接している。
【0018】
また、板ばね5の半球状部材5aが最下層のブレードスプリング3の下面と当接する個所は、図2および図3に示すように、ブレードシュー2のチェーン摺動面2a上においてチェーン10が摺動接触する領域の逆側に配置されている。
【0019】
次に、図1中の二点鎖線は、ブレードテンショナをチェーンに組み込む前の状態におけるブレードシュー2のチェーン摺動面2aを示している。このチェーン摺動面2aに対してベース部材4のベース面4aと平行に接線Lを引き、この接線Lから下方にブレードテンショナの変位(たわみ)δをとり、変位δのときのブレードテンショナのばね荷重をWとする。このとき、図1中の実線に示すセット状態においては、δ=δ0,W=W0である。
【0020】
同様に、図2および図3において、ブレードシュー2のチェーン摺動面2aに対してそれぞれ接線L1,L2 を引く。そして、図2に示す状態のとき、δ=δ1(>δ0 ),W=W1(>W0 )とし、図3に示す状態のとき、δ=δ2(>δ1 ),W=W2(>W1)とする。この場合、図2においては、板ばね5のたわみが零なので、ばね荷重W1はブレードスプリング3のみによる荷重を示している。図3では、板ばね5が撓んでいるので、ばね荷重W2はブレードスプリング3および板ばね5双方による荷重を示している。
【0021】
次に、ブレードテンショナにおけるばね荷重Wと変位δとの関係をグラフに表したものが図4である。図1ないし図3を参照しつつ、図4について説明する。図4中、δ=0,W=0の原点は、ブレードテンショナをチェーンに組み込む前の状態を示している(図1中の二点鎖線参照)。次に、δ=δ0,W=W0 の点A0 は、ブレードテンショナをチェーンに組み込んだセット状態を示している(図1中の実線参照)。また、このときのばね定数k1 は、ブレードスプリング3のみのばね定数を表している。
【0022】
図4中の点A0 から変位δがさらに大きくなると、荷重−変位線図は、δ=δ1,W=W1 の点A1 に移行する。このとき、図2に示すように、最下層のブレードスプリング3が板ばね5先端の半球状部材5aと接触しているが、板ばね5のたわみは零である。したがって、このときのばね定数もk1 である。
【0023】
変位δがさらに増大すると、荷重−変位線図は、点A1 から点A2 に移行する。このとき、図3に示すように、板ばね5にたわみが生じている。すなわち、荷重−変位線図中の区間A1 A2 では、ブレードスプリング3および板ばね5の双方が撓んでおり、ばね定数k2 は、区間OA1 部分のばね定数k1 よりも大きくなっている。
【0024】
このように本実施態様では、ベース部材4に板ばね5が設けられており、ブレードシュー2およびブレードスプリング3のたわみがある一定値を超えてさらに増加すると、板ばね5が撓むようになっているので、ブレードテンショナの運転時においてブレードシューの振幅が増大したときには、ブレードスプリング3のみならず、板ばね5の変形による弾性反発力が押付荷重としてチェーンに作用する。これにより、ブレードテンショナ全体のばね定数を大きくすることができる。この場合には、ブレードスプリング3とは別個に設けられた板ばね5が用いられるので、ブレードテンショナのばね特性を容易に改善できる。
【0025】
〔他の実施態様〕
図5ないし図7は、本発明の他の実施態様によるブレードテンショナの正面図であって、これらは、前記実施態様の図1、図2、図3にそれぞれ相当しており、これらの図において、前記実施態様と同一符号は同一または相当部分を示している。
【0026】
この実施態様においては、前記実施態様における板ばね5のかわりに、補助ばねとしてコイルばね50が設けられている点が前記実施態様と異なっている。コイルばね50は、ベース部材4のベース部40に取り付けられたケース部材51の内部に配設されている。コイルばね50には、筒状部材52が上方から被せられており、該筒状部材52の上部には、半球状部材53が固着されている。
【0027】
この場合においても、前記実施態様と同様に、ブレードシュー2およびブレードスプリング3のたわみがある一定値を超えてさらに増加すると、補助ばねとしてのコイルばね50が撓むようになっているので、ブレードテンショナの運転時においてブレードシューの振幅が増大したときには、ブレードスプリング3のみならず、コイルばね50の変形による弾性反発力が押付荷重としてチェーンに作用する。これにより、ブレードテンショナ全体のばね定数を大きくすることができる。この場合には、ブレードスプリング3とは別個に設けられたコイル50が用いられるので、ブレードテンショナのばね特性を容易に改善できる。
【0028】
なお、前記各実施態様においては、ブレードスプリング3上で補助ばねの先端が接触する部分にとくに受け部が設けられていない例を示したが、図8に示すように、ブレードスプリング3のうちの最下層のブレードスプリング30の長手方向略中央部分に、補助ばねの先端が当接する平坦状の受け面30fを形成するようにしてもよい。
【0029】
この場合には、補助ばねの先端がブレードスプリング上をスムーズに摺動でき、ブレードスプリング表面の摩耗を低減できる。
【0030】
また、前記各実施態様では、ただ一つの補助ばねを設けた例を示したが、ブレードテンショナに要求されるばね特性に応じて、一つのブレードテンショナに複数の補助ばねを設けるようにしてもよい。
【0031】
さらに、前記各実施態様では、ベース部材とともにユニット化されたブレードテンショナを例にとって説明したが、本発明は、ベース部材とともにユニット化されていない、つまり、ベース部材に相当するエンジン側の部品にブレードシューが取り付けられるように構成されたブレードテンショナであってもよい。このとき、補助ばねも同様に、エンジン側の部品に取り付けられる。
【0032】
この場合においても、前記各実施態様と同様に、運転時には、ブレードスプリングのみならず、補助ばねの変形による弾性反発力が押付荷重としてチェーンに作用するので、ブレードテンショナ全体のばね定数を大きくすることができ、ブレードテンショナのばね特性を容易に改善することができる。
【0033】
また、本発明によるブレードテンショナは、とくに自動車エンジンのタイミングチェーン用として好適であるが、オイルポンプなどの補機駆動用チェーンに適用するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るブレードテンショナによれば、ブレードスプリングと接触し得る補助ばねをベース部材に設けたので、または、エンジン側の補助ばねと当接するようにブレードスプリングを設けたので、ばね特性を容易に改善できるようになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるブレードテンショナの正面図であって、チェーンに組み込まれたときのセット状態を示している。
【図2】本発明の一実施態様によるブレードテンショナの正面図であって、運転時においてブレードスプリングが補助ばねに当接しかつ補助ばねのたわみが零の状態を示している。
【図3】本発明の一実施態様によるブレードテンショナの正面図であって、運転時において補助ばねにたわみが生じた状態を示している。
【図4】前記ブレードテンショナ(図1〜図3)において、ばね荷重Wと変位δとの関係を示すグラフである。
【図5】本発明の他の実施態様によるブレードテンショナの正面図であって、前記実施態様の図1に相当する図である。
【図6】本発明の他の実施態様によるブレードテンショナの正面図であって、前記実施態様の図2に相当する図である。
【図7】本発明の他の実施態様によるブレードテンショナの正面図であって、前記実施態様の図3に相当する図である。
【図8】前記各実施態様におけるブレードスプリングの変形例を示す拡大部分図である。
【符号の説明】
1: ブレードテンショナ
2: ブレードシュー
3: ブレードスプリング
4: ベース部材
5: 板ばね(補助ばね)
10: チェーン
2a: チェーン摺動面
21: 先端部
22: 基端部
41: スライド面
42: ピン(支持部)
δ: 変位
W: ばね荷重
Claims (2)
- チェーンに緊張力を作用させるためのブレードテンショナであって、
弧状に湾曲するチェーン摺動面を有するブレードシューと、
前記ブレードシューの基端部を回動自在に支持する支持部を有し、前記ブレードシューの先端部をスライド自在に支持するスライド面を有するベース部材と、
前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と逆側に配置され、前記ブレードシューを介してチェーンにばね力を作用させるための板ばね状のブレードスプリングと、
前記ベース部材にその一端が固定されるとともに、先端が前記ブレードスプリングの長手方向略中央部分と接触し得る補助ばねとを備え、
前記ブレードテンショナをチェーンに組み込んだとき、前記補助ばねは、たわみが零の状態で前記先端が前記ブレードスプリングから離れている、
ことを特徴とするブレードテンショナ。 - チェーンに緊張力を作用させるためのブレードテンショナであって、
弧状に湾曲するチェーン摺動面を有するとともに、エンジン側の部品に回動自在に支持される基端部と、エンジン側の部品にスライド自在に支持される先端部とを有するブレードシューと、
前記ブレードシューの前記チェーン摺動面と逆側に配置され、前記ブレードシューを介してチェーンにばね力を作用させるための板ばね状のブレードスプリングとを備え、
前記ブレードスプリングには、エンジン側の部品に取り付けられた補助ばねの先端が当接し得る受け部が設けられており、
前記ブレードテンショナをチェーンに組み込んだとき、前記補助ばねは、たわみが零の状態で前記先端が前記ブレードスプリングから離れている、
ことを特徴とするブレードテンショナ。
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