JP3751742B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学系を搭載したキャリッジにより原稿を光学的に読み取ってCCD上に結像させ、CCDにより光電変換してアナログ画像信号を得てアナログ処理した後、A/D変換し、さらにデジタル処理を施す画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記画像読み取り装置を搭載したデジタル複写機やプリンタでは、光学的に読み取った画像情報をCCDにより電気信号に変換し、各種の画像処理を施した後、用紙上に出力し、あるいはメモリに記憶させることが行われている。
従来より、この種の画像読み取り装置において、原稿読み取り前(または後)に基準白板を読み取ることによって、信号処理回路の利得の補正を行い、また、シェーディングデータを生成し、その後に読み取った原稿データに対し補正を行うことが一般に行われている。
そのため、基準白板は、キャリッジのホームポジションの近傍に備え付けられることが通常である。
【0003】
ところで、基準白板と原稿台(コンタクトガラス)の位置関係によっては、原稿の白レベルと基準白板の白レベルが異なることがある。
そのため、レベルを合わせるために、A/D変換時のリファレンス電圧を、白板読み取り時と原稿読み取り時とで切り替えることによって、A/D変換時のデータが見掛け上同じになるような調整が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、原稿を連続して読み取る工夫として、原稿通過型のドキュメントフィーダ(以下DFと称する)を装着する場合がある。このDFは、原稿読み取り窓を形成した搬送案内板を有しており、原稿が原稿読み取り窓を通過する過程で、原稿読み取り窓の下方に固定されたキャリッジで原稿読み取り窓部分の原稿を順次読み取るようになっている。
【0005】
このDFを装着したときに、原稿読み取り窓の形状や原稿の紙のこし等によって、原稿台に対し原稿に浮きが発生しやすい。すなわち、原稿台にセットされた原稿を上から圧板で押さえ付けて読み取りを行う圧板モードに比べて、DFモードでは暗い画像になり、基準白板との白レベルバランスが崩れることになる。
また、キャリッジは、原稿読み取り窓位置と基準白板位置を、上記補正のためスキャン毎に往復する必要があった。
【0006】
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、上記のDFを使用した場合にも、白レベルのバランスを一致させることができ、また、キャリッジを読み取り窓位置に固定したまま原稿を読み取れるようにすることができる画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、光学的に読み取った画像情報をアナログ電気信号に変換するCCDと、CCDの後段に設けられ、利得を持つアナログ処理部と、処理されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換器と、全体の制御を司る制御部とを少なくとも備え、原稿読み取り前に基準白板を読み取ることにより、利得の補正とシェーディング補正を行う画像読み取り装置において、自動的に連続して原稿を読み取ることができる原稿通過型のドキュメントフィーダを装着したときに、制御部は、原稿読み取り前後に読み取り窓から背景板のデータをキャリッジに読み取らせ、その読み取り値と基準白板の読み取り値が一致するように、A/D変換器のリファレンス電圧の補正を行うことを特徴とするものである。
【0011】
請求項1記載の発明では、自動的に連続して原稿を読み取ることができる原稿通過型のドキュメントフィーダを装着したときに、原稿読み取り前後に読み取り窓から背景板のデータをキャリッジに読み取らせ、その読み取り値と基準白板の読み取り値が一致するように、A/D変換器のリファレンス電圧の補正を行うことで、キャリッジをスキャン毎に動作させ、基準白板と読み取り窓の間を行き来させる必要が無くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す画像読み取り装置の制御ブロック図である。制御ブロックは、CCD1、アナログ処理部2、A/D変換器3、デジタル処理部4、G/A部(ゲイン/アンプ部)5、G/A部5が有するDAC(D/Aコンバータ)6、CPU7、メモリ8,9から構成されている。
【0014】
図示しない光学系で読み取られた画像情報は、CCD1によってアナログの電気信号に変換され、G/A部5により利得を持つアナログ処理部2で、サンプルホールド、増幅などの処理が施された後、A/D変換器3によりA/D変換され、デジタル処理部4で各種のデジタル処理が施され、半導体レーザの変調信号として出力される。
CPU7はこれら一連の処理を全て制御する。
【0015】
図2は原稿通過型のDFの背景板を示す図、図3は原稿通過型のDFによる読み取りの様子を示す図である。
原稿通過型のDFは、白色の背景板10と原稿案内板11を有している。背景板10の中央と対面する原稿案内板11の部分には、原稿読み取り窓12が形成されている。また、原稿読み取り窓12と対面する背景板10の中央部分には、凹部10aが形成されている。原稿案内板11は、図示しない原稿台上に置かれる。
【0016】
原稿13は、原稿案内板11上を搬送され、背景板10の下を通過するようになっている。そしてこの通過過程で、原稿読み取り窓12の下方に静止しているキャリッジ14に読み取られるものである。すなわち、原稿読み取り窓12に対面して下方に露出する原稿部分を順次読み取るようにするものである。
凹部10aは、鉛筆書きされた両面原稿などによって背景板10が汚れるのを防止するために設けてある。
【0017】
基準白板と原稿台に置かれた基準原稿の白レベルは、白板(または基準原稿)の反射率のばらつき及び、互いの位置関係によって、レベルの差が生じることがある。
従って、この差をA/D変換器3のリファレンス電圧によって調整を行い(増幅器の利得調整においても同様の効果は望めるが)、デジタルデータとして見掛け上同じレベルにしている。
【0018】
この例では、基準白板読み取り時は、固定電圧をリファレンス電圧として用いて白板のレベルを設定し、原稿読み取り時のリファレンス電圧を可変として、白板読み取り時の白レベルとデジタルデータが同じになるように調整、設定を行う。
例えば、白板読み取り時に、固定リファレンス電圧にて主走査上の3点のデータを読み取り、平均値AV1を算出する。
【0019】
その後、リファレンス電圧を切り替え、原稿台に置かれた基準原稿(白紙)を、同様に主走査方向に同じ位置の3点を読み取り、平均値AV2を算出する。そして、AV1=AV2となるように、D/Aコンバータ6を設定し、調整を行う。ここで、データの演算及び、D/Aコンバータ6への設定は、CPU7で行われる。このようにして、白板と原稿台の白レベルは調整され、適正な画像を得ることができる。
【0020】
しかしながら、原稿通過型のDFを実装した場合、キャリッジ14は固定で、原稿台上に設けられた原稿案内板11の原稿読み取り窓12を原稿が移動して行くことによって画像を読み取ることになり、原稿のこしによって原稿台との間に隙間が生じ、反射光の減少から、先程の原稿台上の読み取り時(圧板モード時)に比較して暗い方向に白レベルがシフトしてしまうことは前述した通りである。そして、原稿台の読み取り画像とDFを利用した画像とが同一でなくなってしまうことも前述した通りである。
【0021】
そこで第1の実施の形態では、DFを使用して、原稿13を読み取るときに、原稿画像データのピーク検出を行う。このピークデータは原稿13の地肌部のデータであると考えて、原稿13の地肌部は通常白であるので、ピークデータをPK3とすると、
AV1=AV2=PK3
となるように、A/D変換器3のリファレンス電圧を調整する。
この調整値REF3は、
REF3=(PK3/AV2)×REF2
で表される。
ここで、REF2は、原稿台読み取り時のリファレンス電圧(D/Aコンバータ6への設定値)を示す。
【0022】
CPU7は、今読み取ろうとしている原稿13がDFのものか原稿台のものかによって、D/Aコンバータ6に設定する値を切り替えることによって、どの場合においても、適正な画像を得ることができる。
【0023】
次に第2の実施の形態の動作を説明する。
DFを使用して連続した原稿を読み取るときキャリッジ14は、ホームポジションから基準白板に移動して利得調整とシェーディングデータの生成を行う。このときの利得調整値(アナログ処理部2へのフィードバック値)をK1とする。
その後、キャリッジ14は、原稿読み取り窓12の下方に移動する。このとき、まだ原稿13は搬送されていないので、原稿読み取り窓12上の背景板10を読み取る。ここで読み取ったデータの値をD1とする。このD1は、ある任意の1または複数画素の値であるが、複数画素の平均をとった方が、より精度が上がると考えられる。
【0024】
次に、DFから原稿13が搬送され、読み取った後、次の原稿が来るまでに時間があり、その間に先回読んだ同じ画素で同様に背景板10を読み込む。そのときの値をD2とすると、2枚目の原稿13を読み取るときのAD変換器3への調整値REF2は、REF2=REF1×(D2÷D1)
と表される。
【0025】
次に、3枚目以降の原稿を読み取るときの調整値REFnは、REFn=(REFn−1)×(Dn÷D1)となる。この演算を繰り返し、リファレンス電圧を制御することにより、キャリッジ14を基準白板に移動して、ゲインアンプの利得補正を行わずに読み取りばらつきを補正することができる。
【0028】
本実施の形態の画像読み取り装置は、CCD1、アナログ処理部2、A/D変換器3、デジタル処理部4、G/A部(ゲイン/アンプ部)5、G/A部5が有するDAC(D/Aコンバータ)6、CPU7、メモリ8,9を備える。原稿通過型のDFを装着する場合、CPU7は、DF用に設定されているA/D変換器3のリファレンス電圧に切り替える制御を行う。また、CPU7は、原稿読み取り前後に読み取り窓から背景板のデータをキャリッジに読み取らせ、その読み取り値と基準白板の読み取り値が一致するように、A/D変換器3のリファレンス電圧の補正を行う。従って、所期の目的を達成することができる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、自動的に連続して原稿を読み取ることができる原稿通過型のドキュメントフィーダを装着したときに、原稿読み取り前後に読み取り窓から背景板のデータをキャリッジに読み取らせ、その読み取り値と基準白板の読み取り値が一致するように、A/D変換器のリファレンス電圧の補正を行うことで、キャリッジをスキャン毎に動作させ、基準白板と読み取り窓の間を行き来させる必要が無くなるため、キャリッジモータを制御するCPUの負荷軽減及び動作に要する時間の低減を図り、読み取り速度を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す画像読み取り装置の制御ブロック図である。
【図2】原稿通過型のDFの背景板を示す図である。
【図3】原稿通過型のDFによる読み取りの様子を示す図である。
【符号の説明】
1 CCD
2 アナログ処理部
3 A/D変換器
4 デジタル処理部
5 G/A部
6 DAC
7 CPU
8,9 メモリ

Claims (1)

  1. 光学的に読み取った画像情報をアナログ電気信号に変換するCCDと、CCDの後段に設けられ、利得を持つアナログ処理部と、処理されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換器と、全体の制御を司る制御部とを少なくとも備え、原稿読み取り前に基準白板を読み取ることにより、利得の補正とシェーディング補正を行う画像読み取り装置において、
    自動的に連続して原稿を読み取ることができる原稿通過型のドキュメントフィーダを装着したときに、制御部は、原稿読み取り前後に読み取り窓から背景板のデータをキャリッジに読み取らせ、原稿を読み取る毎に読み取った背景板のデータDnと前回のAD変換器への調整値REFn−1より、REFn=REFn−1×(Dn÷D1)としてAD変換器への調整値REFnを求め、背景板の読み取り値と基準白板の読み取り値が一致するように、A/D変換器のリファレンス電圧の補正を行うことを特徴とする画像読み取り装置。
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