JP3751434B2 - エアゾール缶取付け用整髪具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はエアゾール缶取付け用整髪具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平9‐10037 号が示すように、エアゾール缶上部へ嵌着させる、ステム押下げ用の押釦を有する操作筒から、上端面閉塞の管状柄を起立し、該管状柄前面に連通させて整髪部を付設し、上記押釦操作でエアゾール缶内液体を整髪部へ供給可能に設けたエアゾール缶取付け用整髪具が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の整髪具は、例えば管状柄内と整髪部とを連通する連通孔が整髪用液体の乾燥等で目塞りした場合の掃除が不便である欠点があった。
【0004】
本発明は管状柄と該管状柄前面に付設する整髪部とを、管状柄前面を開口すると共に、該開口面を閉塞可能に設けた台板前面からブラシないし櫛歯等の整髪子を突出する整髪部を設けて、該整髪部を上記開口面へ着脱可能に形成し、上記のように連通孔等が目塞り等した場合は、分解して掃除できるよう設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段としてエアゾール缶1上部へ嵌着させる、ステム押下げ用押釦付き操作筒2から、上端面閉塞の管状柄4を起立し、該管状柄前面に連通させて整髪部21を付設し、上記押釦操作でエアゾール缶内液体を整髪部へ供給可能に設けたエアゾール缶取付け用整髪具において、
上記管状柄の前面を開口5し、該開口を、台板22の前面から複数ないし多数の整髪子を前方突設して形成した整髪部21の上記台板22で、着脱自在に密閉し、
かつ台板 22 下端から垂設した弾性板部 29 下端からレバー 30 を前方突設すると共に、該レバーを後方延長してフック 31 を形成し、該フックを上記管状柄4の下部前面から前方突設した係合板 10 下面に付設した係合子 11 後面へ、上記レバー押上げによるフック 31 の下方揺動で離脱可能に係合させ、
又管状柄4の上面を閉塞する端板6上面から起立板7を上方突出すると共に、該起立板上端から止板8を前方突出し、かつ止板ないし起立板と止板との連結部に挿入孔9を穿設し、
上記挿入孔9内へ、台板を上方延長させて設けた係止板 28 を、上記管状柄に対して台板 22 を傾けた状態でだけ、着脱が可能に嵌合させた。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明すると、1はエアゾール缶、2はその缶上部へ嵌着させた、ステム押下げ用の押釦3を有する操作筒で、該操作筒からは上端面閉塞の管状柄4を起立する。その操作筒は従来周知のように押釦3の押下げによって、エアゾールの頂壁を貫通し、上方付勢されて起立するステムが押下げられ、するとエアゾール缶内液体がそのステムを通り、又管状柄内を通って管状柄前面へ付設する整髪部へ供給できるよう、又押釦を離すと上記ステムが付勢により上昇して、するとステム下端に設けた吐出弁が閉じて上記液体噴出が停止するよう設けたものである。
【0008】
上記管状柄4の前面は下部を残して開口5する。該管状柄の上面は端板6で閉塞しており、その端板の前後方向上面からは起立板7を上方突出し、かつ該起立板上端から止板8を前方突出し、更に止板後部および起立板上部に連通して挿入孔9を穿設している。
【0009】
上記開口下端よりも下方の管状柄部分前面からは係合板10を前方突設し、かつ該係合板下面には係合子11を付設している。尚図示例では管状柄の左右両側外面に、上記起立板7と連結させて外向きフランジ状に張出し板を付設し、かつこれ等張出し板から上端を止板8後部の左右両側に、又下端を係合板10の左右両側に、それぞれ連結させて外側板12,12 を前方突出して、これ等で上記開口部分を二重筒状に形成している。
【0010】
21は台板22と、該台板前面から前方突出する複数の櫛歯23とで形成した整髪部で、その櫛歯は多数のブラシ毛に代えてもよい。それ等櫛歯又はブラシ毛を整髪子とする。櫛歯とする場合は図示のように櫛歯前部に上下方向の透孔24を穿設し、かつ透孔後方の櫛歯部分および台板に管状柄内と上記透孔とを連通する連通孔25を穿設することで、整髪部21内への液体供給を良好に保つことが出来る。
【0011】
台板22の後面からは、台板外周部を外向きフランジ状に残して嵌合周壁26を後方突出して、該嵌合周壁を既述開口5の内周面へ着脱自在に嵌合させて、上記開口面を台板22で密閉する。
【0012】
又上記整髪部の台板22を管状柄4に対して確実に保持させ、又その管状柄からの取外しが容易に行えるよう、台板を上方延長した延長板部27上端から後方への屈折部を介して起立した係止板28を、挿入孔9内へ、上記管状柄に対して台板22を図2のように傾けた状態での着脱が可能に嵌合させる。又台板下端から弾性板部29を垂設し、該板部下端からレバー30を前方突出すると共に該レバーを後方延長してフック31を形成し、該フックを既述係合板10下面の係合子11後面へ、図3が示すようにレバー30上方押上げによってフック31が下方へ揺動し、該揺動で係合子11からフックが離脱可能に係合させる。
【0013】
尚既述係止板28は、図1が示すように嵌合周壁26が開口5の内周面へ嵌合し、かつ係止板28が挿入孔9内へ嵌合する状態で、係止板28前面が挿入孔9前面へ、又開口5前面が台板の外周部後面へ、それぞれ圧接するよう設けるとよい。
【0014】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、エアゾール缶取付け用整髪具の管状柄4前面を開口5し、該開口面を、台板22前面から複数ないし多数の整髪子を前方突設して設けた整髪部21の上記台板で、着脱自在に密閉したから、管状柄から整髪部を外した分解状態でそれ等を洗浄し、又台板が有する連通孔25等の掃除が出来ることとなってその連通孔の目塞り等を容易に除去することが出来る。
【0015】
又台板22後面から、台板外周部を残して嵌合周壁26を後方突設してその嵌合周壁26を管状柄開口5の内周面へ嵌合させることで、上記開口面の密閉が容易であると共に、台板22下端から弾性板部29を介してレバー30を前方へ突出し、又レバーを後方延長してフック31を形成して、該フックを、管状板下部から前方突設した係合板10下面の係合子11へ、上記レバーの押上げによるフックの揺動で離脱可能に係合させ、又管状柄上面の端板6から起立する起立板7上端から挿入孔9付きの止板8を前方突設しておき、その挿入孔9内へ、台板を上方延長させて設けた係止板28を嵌合させることで、管状柄の開口面に対する整髪部台板の着脱が容易かつ確実となって、上記レバー操作によりフック31を係合子11から外さない限り管状柄から整髪部21が外れることはなく、又上記挿入孔9内への係止板28嵌合に際して、管状柄4に対して台板22を傾けた状態でだけ、その嵌合が可能としたから、上記のように係合子11からフック31を外した後、台板22を図2のように傾けない限り、整髪部21を管状柄4から外すことは不可能となり、よって管状柄からの整髪部21の脱落を確実に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明整髪具をエアゾール缶へ嵌合させた状態で示す、要部を断面とする側面図である。
【図2】 図1の状態から、整髪部を取外し途中の状態で示す断面図である。
【図3】 整髪具の管状柄が有する係合子から、その整髪具の整髪部が有するフックの取外し操作方法を示す説明図である。
【図4】 管状柄から整髪部を外した状態で示す、整髪具の分解斜視図である。
【符号の説明】
2…操作筒 4…管状柄
5…開口 9…挿入孔
21…整髪部 22…台板
30…レバー 31…フック
Claims (1)
- エアゾール缶1上部へ嵌着させる、ステム押下げ用押釦付き操作筒2から、上端面閉塞の管状柄4を起立し、該管状柄前面に連通させて整髪部21を付設し、上記押釦操作でエアゾール缶内液体を整髪部へ供給可能に設けたエアゾール缶取付け用整髪具において、
上記管状柄の前面を開口5し、該開口を、台板22の前面から複数ないし多数の整髪子を前方突設して形成した整髪部21の上記台板22で、着脱自在に密閉し、
かつ台板 22 下端から垂設した弾性板部 29 下端からレバー 30 を前方突設すると共に、該レバーを後方延長してフック 31 を形成し、該フックを上記管状柄4の下部前面から前方突設した係合板 10 下面に付設した係合子 11 後面へ、上記レバー押上げによるフック 31 の下方揺動で離脱可能に係合させ、
又管状柄4の上面を閉塞する端板6上面から起立板7を上方突出すると共に、該起立板上端から止板8を前方突出し、かつ止板ないし起立板と止板との連結部に挿入孔9を穿設し、
上記挿入孔9内へ、台板を上方延長させて設けた係止板 28 を、上記管状柄に対して台板 22 を傾けた状態でだけ、着脱が可能に嵌合させた
ことを特徴とするエアゾール缶取付け用整髪具。
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JP03397498A JP3751434B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | エアゾール缶取付け用整髪具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03397498A JP3751434B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | エアゾール缶取付け用整髪具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11206455A JPH11206455A (ja) | 1999-08-03 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Families Citing this family (3)
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JP5093467B2 (ja) * | 2007-08-24 | 2012-12-12 | 花王株式会社 | 櫛付き容器 |
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-
1998
- 1998-01-29 JP JP03397498A patent/JP3751434B2/ja not_active Expired - Fee Related
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