JP3750399B2 - 圧接端子および配線器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具などの配線器具などに使用される電線を圧接接続するU字状スリットを備えた圧接部を有する圧接端子および当該圧接端子を具備した配線器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、照明器具などの配線器具に使用されるこの種の圧接端子の圧接部は、ばね性と導電性を有する導電板を180度折返し曲げして略U字状に形成し曲げ部で連結された固定端子部と可動端子部とを備えている。
【0003】
さらに、固定端子部の幅方向中央と可動端子部の幅方向中央とには、曲げ部を介して連通したU字状スリットがそれぞれ穿設されている。また、固定端子部と可動端子部に穿設されているU字状スリットの幅は、当該U字状スリットに圧接接続される電線径より幅狭に形成されている。
【0004】
さらに、U字状スリットの下方開口である曲げ部には、接続される電線が挿入容易なように電線径より大きく面取りが施されている。なお、固定端子部の幅方向中央に穿設したU字状スリットの中心は、可動端子部の幅方向中央に穿設したU字状スリットの中心と一致する形状に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の照明器具などの配線器具に使用される圧接端子は、当該圧接端子の圧接部に穿設されているU字状スリット幅が、当該U字状スリットに接続される電線径より幅狭に形成されていることから、電線を圧接端子のU字状スリットに圧接接続する際の圧接力が、非常に強いため、取付工具としての圧接工具を、必ず、使用しなければならないという問題があった。
【0006】
さらに、電線を圧接部に圧接接続した状態では、圧接力が非常に強いため、圧接端子への応力が非常に大きく、長期間使用した場合、圧接端子が変形したり、破壊するなどの恐れがあるという問題があった。
【0007】
また、電線に捩じれ力が加わると、圧接部のU字状スリットが変形し、電線がU字状スリットから抜け落ちる恐れがあるという問題があった。
【0008】
さらに、異なる電線径の電線を圧接接続する圧接端子では、電線径より幅狭に形成された異なる幅のスリットを直列に段階状に形成しなければならない。
【0009】
このため、圧接端子の圧接部は長手方向に長くなることから、圧接端子の形状が大きくなるという問題があった。
【0010】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、取付工具を必要とすることなく、電線を圧接接続するとともに、圧接端子の形状を大きくすることなく電線径のことなる電線を圧接接続可能とした圧接端子および当該圧接端子を具備した配線器具を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために、請求項1記載に係る本発明の圧接端子は、電線を一端開口したスリットに圧接接続する圧接部を備えたばね性を有する導電板からなり、前記電線が前記スリットにその開口から挿入して取付けられる圧接端子において、前記圧接部は、幅方向略中央に一端を開口し、かつ、取付けられる前記電線の径よりも幅広に形成されたU字状スリットを設けた固定端子部と、前記固定端子部の一端からU字状に折返し曲げ形成された曲げ部で連結され、弾性変形が可能であって、前記U字状スリットに対して徐々に重ねて配置される内側端面側部位を有した可動端子部とを備え、前記U字状スリットを幅方向から見て、前記U字状スリットと前記可動端子部の内側端面との間のスリット幅が、前記取付けられる電線の径よりも幅広の前記一端の開口から奥に行くほど幅狭となるとともに、前記スリット幅の奥側を前記取付けられる電線の径よりも幅狭としたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項2記載に係る本発明の圧接端子は、電線を一端開口したスリットに圧接接続する圧接部を備えたばね性を有する導電板からなり、前記電線が前記スリットにその開口から挿入して取付けられる圧接端子において、前記圧接部は、固定端子部と、この固定端子部の一端からU字状に折返し曲げ形成され曲げ部で連結された弾性変形が可能な可動端子部と備え、前記固定端子部には、幅方向略中央に一端を開口し、かつ、前記取付けられる電線の径よりも幅広に形成されたU字状スリットを設けるとともに、前記可動端子部にも、前記固定端子部のU字状スリットに対向させて幅方向略中央に一端を開口し、かつ、前記取付けられる電線の径よりも幅広に形成されたU字状スリットを設け、前記両U字状スリットを幅方向から見て、前記可動端子部のU字状スリットが前記固定端子部のU字状スリットに対して徐々に重なるように配置される内側端面側部位を前記可動端子部が有し、前記両U字状スリットを幅方向から見て、前記固定端子部のU字状スリットと前記可動端子部の内側端面との間のスリット幅が、前記取付けられる電線の径よりも幅広の前記一端の開口から奥に行くほど幅狭となるとともに、前記スリット幅の奥側が前記取付けられる電線の径よりも幅狭となるように、前記両U字状スリットを幅方向に互いにずらして配置したことを特徴とするものである。
【0013】
請求項3記載に係る本発明の圧接端子は、前記固定端子部若しくは可動端子部のU字状スリットの一部に凸状ストッパーを設け、この凸状ストッパーにより、圧接接続される電線の線径より幅狭な幅狭部を前記U字状スリットと前記可動端子部の内側端面との間のスリット幅内に形成したことを特徴とするものである。
【0014】
請求項4記載に係る本発明の圧接端子は、前記可動端子部は、外力により前記圧接部に圧接接続された電線をリリース可能な方向に弾性変形することを特徴とするものである。
【0015】
請求項5記載に係る本発明の配線器具は、電線が接続される接続端子を具備する配線器具であって、前記接続端子が請求項1から4の内のいずれか一項に記載の圧接端子であることを特徴とするものである。
【0016】
上記請求項1記載の構成において、可動端子部の内側端面側の一部を固定端子部の幅方向略中央に穿設したU字状スリットに対して、幅方向から見て一部重なる位置に設け、可動端子部の内側端面側と固定端子部に設けたU字状スリットとの間で電線を挟持し保持する構造としたものである。
【0017】
請求項2記載の構成において、可動端子部にも、固定端子部に設けたU字状スリットと同様なU字状スリットを設け、幅方向から見て固定端子部のU字状スリットと可動端子部のU字状スリットとが一致しない位置に形成し、固定端子部のU字状スリットと可動端子部のU字状スリットとの間で電線を挟持し保持する構造としたものである。
【0018】
請求項3記載の構成において、固定端子部のU字状スリットの一部又は可動端子部の端面の一部などに接続される電線の線径より幅狭な幅狭部を形成する凸状ストッパーを設け、圧接端子の圧接部に穿設されたU字状スリットより電線を抜け難くしたものである。
【0019】
請求項4記載の構成において、電線をリリースする方向の外力を可動端子部に加え、当該可動端子部をリリース方向に弾性変形する形状にしたものである。
【0020】
請求項5記載の配線器具は、請求項1ないし4項に記載の圧接端子を具備したものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、照明器具などの配線器具で使われる本発明の実施の形態に係る圧接端子について、図1〜図6を参照して説明する。
【0022】
最初に、本発明の第1実施の形態に係る圧接端子を図1を参照し説明する。
【0023】
第1実施の形態に係る圧接端子1は、長手方向に矩形状をなすばね性を有する導電性からなる導電板を折曲げ形成したもので、先端側にU字状に180度に折曲げ形成された圧接部2と、当該圧接部2の後方上端から後方に向けて連設し設けられた取付部20とから構成している。
【0024】
取付部20は、垂直に配置された圧接部2の後方上端から後方に向け水平に折曲げ形成された水平取付片部21と、この水平取付片部21の後端から上方に向け垂直に曲げ部23を介して折曲げ形成された垂直取付片部22とから構成している。
【0025】
前記取付部の曲げ部23幅方向中央には、折曲げ加工が容易なように、水平取付片部および垂直取付片部に架けてばか孔24が穿設されている。さらに、水平取付片部21の先端両側には、折曲げ加工が容易なように、矩形状の切欠き凹部25,25がそれぞれ形成されている。
【0026】
圧接端子の圧接部2は、水平取付片部21の先端から下方に向け垂直に大きなR状曲げ部を介して折曲げられるとともに、幅方向中央に下方開口した開口部5を有するU字状スリット4が穿設された矩形状の固定端子部3と、前記U字状スリット4の一方側の固定端子主部3aから長手方向に延出形成された長方形の可動端子部10を上方に向け当該可動端子部10の内側端面12が、当該可動端子部10の裏面で固定端子部のU字状スリット4を、幅方向であるAから見て、除々に重なるように曲げ部13を介して180度折り返され略U字状に形成されている。
【0027】
さらに、U字状スリット4の下方両側には、接続される電線が挿入容易なように、電線径より大きい面取り14,14がそれぞれ設けられている。また、固定端子部3に形成されているU字状スリット幅Dは、当該U字状スリットに取付けられる電線60の径より幅広に形成されている。
【0028】
電線60を圧接端子1の圧接部2に圧接接続する際は、例えば、電線60をU字状スリットの下方開口部5から上方に向け挿入していくと、可動端子部10の先端が反時計方向に回動し、当該可動端子部10を押し拡げながら取付けられ、この結果、電線60は、可動端子部10により、固定端子部のU字状スリット4の側面に圧接接続され、電線60は可動端子部10の内側端面と固定端子部のU字状スリット4により挟持される。
【0029】
図2は第1実施の形態における他の圧接端子を示すもので、当該圧接端子1aの圧接部2aは、第1実施の形態と同一構成からなる幅方向中央に下方開口した開口部5を有するU字状スリット4が穿設された矩形状の固定端子部3と、当該U字状スリット4の一方側の固定端子主部3aから長手方向に延出形成した長方形の可動端子部10を上方に向け当該可動端子部10の内側端面12が、当該可動端子部10の裏面で固定端子部のU字状スリット4の途中から、幅方向であるAから見て、除々に重なるように曲げ部13を介して180度折り返し曲げされ略U字状に形成されている。
【0030】
同様に、固定端子部のU字状スリット4の他方側の固定端子主部3bから長手方向に延出形成した長方形の可動端子部10を上方に向け、当該可動端子部10の内側端面12を、当該可動端子部10の裏面で固定端子部のU字状スリット4を、幅方向であるAから見て、除々に重さなりが少なくなるように曲げ部13を介して180度折り返し曲げされ略U字状に形成されている。さらに、U字状スリット4の下方両側には、接続される電線が挿入容易なように、電線径より大きい面取り14,14がそれぞれ施されている。
【0031】
電線60を圧接端子1aの圧接部2aに圧接接続する際は、例えば、電線60をU字状スリットの下方開口部5から上方に向け挿入していくと、一方側の可動端子部10aの先端が反時計方向に回動し、当該可動端子部10aを押し拡げながら取付けられる。この結果、電線60は、一方側の可動端子部10aにより、固定端子部のU字状スリット4の側面に圧接接続される。なお、電線60は、他方側の可動端子部10bに引っ掛かることから下方に向けて抜け難い構造になっている。
【0032】
図3は本発明の第2実施の形態に係る圧接端子を示すもので、第2実施の形態に係る圧接端子1bの圧接部2bは、取付部の水平取付片部21の先端から下方に向けて大きなR状曲げ部を介して垂直に形成された矩形状の固定端子部3と、当該固定端子部3の下方端からU字状の曲げ部13を介して前記固定端子部3と略平行で、且つ、斜め方向に多少捻って180度折り返し折り曲げられた矩形状の可動端子部18とから構成されている。
【0033】
さらに、固定端子部3の幅方向中央には、下方開口した開口部5を有するU字状スリット4が穿設されている。さらに、可動端子部18にも、固定端子部3のU字状スリット4と同一形状からなる下方開口した開口部5を有するU字状スリット4aが穿設されるとともに、U字状の曲げ部13には、固定端子部のU字状スリット4と可動端子部のU字状スリット4aと連通するスリット6が連続形成され、このスリット6の開口端には、接続される電線が挿入容易なように、面取り14,14がそれぞれ施されている。
【0034】
固定端子部3と可動端子部18とは、多少捻って曲げ部13を介して略U字状に折り曲げ形成されていることから、図3(B)に示すように、可動端子部18のU字状スリット4aは、固定端子部3のU字状スリット4に対して、幅方向であるAから見て、除々に重なるように曲げ部を介して折曲げ形成されている。なお、可動端子部18のU字状スリット4a幅と固定端子部3のU字状スリット4幅は、電線径より幅広にそれぞれ形成されている。
【0035】
電線を圧接部2bに圧接接続する際は、例えば、電線をU字状スリットの下方開口から上方に向け挿入していくと、可動端子部18の先端が時計方向に回動し、当該固定端子部のU字状スリット4に圧接接続される。
【0036】
本発明の第3実施の形態に係る圧接端子を図4〜図6を参照し説明する。
【0037】
図4は第1実施の形態に係る圧接端子の可動端子部にストッパーを設けたもので、可動端子部10の内側端面12に、接続される電線の線径より幅狭な幅狭部35を形成する凸状ストッパー30を突出形成したものである。なお、凸状ストッパーは、固定端子のU字状スリットの内側端面に設けたものであってもよい。
【0038】
図5は第1実施の形態に係る他の圧接端子の可動端子部にストッパーを設けたもので、対向し形成された一対の可動端子部10,10の内側端面12,12に接続される電線の線径より幅狭な幅狭部35bを形成する凸状ストッパー30,30を突出形成したものである。なお、凸状ストッパーは、固定端子部のU字状スリットの内側端面に設けたものであってもよい。また、凸状ストッパーは、一方側の可動端子部又は固定端子部のU字状スリットの一方側端面にのみ形成したものであってもよい。
【0039】
図6は第2実施の形態に係る圧接端子の可動端子部にストッパーを設けたもので、可動端子部18のU字状スリット4aの一方側端面又は両側端面に、接続される電線の線径より幅狭な幅狭部35cを形成する凸状ストッパー30を突出形成したものである。なお、凸状ストッパーは、固定端子部のU字状スリットの内側端面に設けたものであってもよい。
【0040】
次に上記実施の形態に係る圧接端子の作用を説明する。
【0041】
請求項1記載の構成において、可動端子部の内側端面の一部を固定端子部の幅方向中央に穿設したU字状スリットに対して、幅方向から見て重なる位置に設け、可動端子部の内側端面と固定端子部に設けたU字状スリットとの間で電線を挟持し保持する構造としたので、従来の圧接端子に比べ、電線接続時の急激な圧接応力をなくすことができる。さらに、圧接力は可動端子を設けたことで低減でき、圧接工具なしでも、接続可能である。
【0042】
また、接続された電線に捩じれ力が働いても、保持部であるU字状スリットは、そせい変形せずに、可動端子部の弾性変形で吸収できるので、電線は抜けることはない。
【0043】
さらに、外形を大きくすることなく、異なる電線を保持する圧接端子を得ることが可能である。
【0044】
請求項2記載の構成において、可動端子部にも、固定端子部に設けたU字状スリットと同様なU字状スリットを設け、幅方向から見て固定端子部のU字状スリットと可動端子部のU字状スリットとが一致しない位置に形成し、固定端子部のU字状スリットと可動端子部のU字状スリットとの間で電線を挟持し保持する構造としたので、電線を、一方側の可動端子部により固定端子部のU字状スリットの側面に圧接接続することができる。
【0045】
請求項3記載の構成において、固定端子部のU字状スリットの一部又は可動端子部の端面の一部などに、接続される電線の線径より幅狭な幅狭部を形成する凸状ストッパーを設けたので、圧接端子の圧接部に穿設されたU字状スリットより電線が抜け難くなる。
【0046】
請求項4記載の構成において、可動端子部に外部から電線をリリースする方向に外力を加え、当該可動端子部をリリース方向に弾性変形する形状にしたので、専用工具なしで、電線の取り外しが可能である。
【0047】
請求項5に記載したように、配線器具(図示せず)に当該発明に係る電線が接続される請求項1ないし4項に記載の圧接端子である接続端子を具備したものであってもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上詳記したように請求項1記載〜請求項2記載の本発明によれば、可動端子部の内側端面の一部を固定端子部の幅方向略中央に穿設したU字状スリットに対して一部重なる位置に設け、可動端子部の内側端面と固定端子部に設けたU字状スリットとの間で挟持し電線を保持する構造としたので、以下の効果を奏する。
【0049】
第1に、電線を圧接部に圧接接続した際、圧接端子への内部応力が低減するので、長期間使用した場合でも、圧接端子が変形したり、破壊する等の恐れは生じない。
【0050】
第2に、電線を圧接部に圧接接続する際、圧接力の低減により、専用工具なしでも接続可能となる。
【0051】
第3に、圧接端子の形状を大きくすることなく、異なる径の電線を圧接端子の圧接部に確実に接続可能となる。
【0052】
第4に、接続された電線に捩じれ力が働いても、可動端子の弾性変形で吸収できるので、圧接端子の圧接部はそせい変形せず、確実に、電線は圧接端子の圧接部に接続可能となる。
【0053】
請求項3記載の本発明によれば、固定端子部のU字状スリット又は可動端子部のU字状スリットに、圧接部に接続される電線の線径より幅狭部を形成する凸状ストッパーを設けたので、圧接部に圧接接続した電線が抜け難くなる。
【0054】
請求項4記載の本発明によれば、外力により圧接部に圧接接続される電線をリリース可能な方向に可動端子部を弾性変形可能にしたので、専用工具なしで、電線の取り外しが可能である。
【0055】
請求項5記載の本発明によれば、接続端子が請求項1ないし4項に記載の圧接端子を具備する配線器具である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る圧接端子を示すもので、
(A)は斜視図を示す。 (B)は側面図を示す。
【図2】同上第1実施の形態における他の圧接端子を示すもので、
(A)は斜視図を示す。 (B)は側面図を示す。
【図3】本発明の第2実施の形態に係る圧接端子を示すもので、
(A)は斜視図を示す。
(B)は側面図を示す。
(C)は正面図を示す。
【図4】本発明の第3実施の形態に係る圧接端子を示すもので、
(A)は第1実施の形態に係る圧接端子に凸状ストッパーを設けた圧接端子を示す斜視図。
(B)は第1実施の形態に係る圧接端子に凸状ストッパーを設けた圧接端子を示す側面図。
【図5】本発明の第3実施の形態に係る圧接端子を示すもので、
(A)は第1実施の形態に係る他の圧接端子に凸状ストッパーを設けた圧接端子を示す斜視図。
(B)は第1実施の形態に係る他の圧接端子に凸状ストッパーを設けた圧接端子を示す側面図。
【図6】本発明の第3実施の形態に係る圧接端子を示すもので、
(A)は第2実施の形態に係る圧接端子に凸状ストッパーを設けた圧接端子を示す斜視図。
(B)は第2実施の形態に係る圧接端子に凸状ストッパーを設けた圧接端子を示す側面図。
(C)は第2実施の形態に係る圧接端子に凸状ストッパーを設けた圧接端子を示す正面図。
【符号の説明】
2…圧接部,
2a…圧接部,
2b…圧接部,
3…固定端子部,
4…U字状スリット,
4a…U字状スリット,
10…可動端子部,
12…内側端面,
13…曲げ部,
18…可動端子部,
30…凸状ストッパー,
35…幅狭部,
35b…幅狭部,
35c…幅狭部。
Claims (5)
- 電線を一端開口したスリットに圧接接続する圧接部を備えたばね性を有する導電板からなり、前記電線が前記スリットにその開口から挿入して取付けられる圧接端子において、
前記圧接部は、
幅方向略中央に一端を開口し、かつ、取付けられる前記電線の径よりも幅広に形成されたU字状スリットを設けた固定端子部と、前記固定端子部の一端からU字状に折返し曲げ形成された曲げ部で連結され、弾性変形が可能であって、前記U字状スリットに対して徐々に重ねて配置される内側端面側部位を有した可動端子部とを備え、
前記U字状スリットを幅方向から見て、前記U字状スリットと前記可動端子部の内側端面との間のスリット幅が、前記取付けられる電線の径よりも幅広の前記一端の開口から奥に行くほど幅狭となるとともに、前記スリット幅の奥側を前記取付けられる電線の径よりも幅狭としたことを特徴とする圧接端子。 - 電線を一端開口したスリットに圧接接続する圧接部を備えたばね性を有する導電板からなり、前記電線が前記スリットにその開口から挿入して取付けられる圧接端子において、
前記圧接部は、
固定端子部と、この固定端子部の一端からU字状に折返し曲げ形成され曲げ部で連結された弾性変形が可能な可動端子部と備え、
前記固定端子部には、幅方向略中央に一端を開口し、かつ、前記取付けられる電線の径よりも幅広に形成されたU字状スリットを設けるとともに、
前記可動端子部にも、前記固定端子部のU字状スリットに対向させて幅方向略中央に一端を開口し、かつ、前記取付けられる電線の径よりも幅広に形成されたU字状スリットを設け、前記両U字状スリットを幅方向から見て、前記可動端子部のU字状スリットが前記固定端子部のU字状スリットに対して徐々に重なるように配置される内側端面側部位を前記可動端子部が有し、
前記両U字状スリットを幅方向から見て、前記固定端子部のU字状スリットと前記可動端子部の内側端面との間のスリット幅が、前記取付けられる電線の径よりも幅広の前記一端の開口から奥に行くほど幅狭となるとともに、前記スリット幅の奥側が前記取付けられる電線の径よりも幅狭となるように、前記両U字状スリットを幅方向に互いにずらして配置したことを特徴とする圧接端子。 - 前記固定端子部若しくは可動端子部のU字状スリットの一部に凸状ストッパーを設け、この凸状ストッパーにより、圧接接続される電線の線径より幅狭な幅狭部を前記U字状スリットと前記可動端子部の内側端面との間のスリット幅内に形成したことを特徴とする請求項1記載又は請求項2記載の圧接端子。
- 前記可動端子部は、外力により前記圧接部に圧接接続された電線をリリース可能な方向に弾性変形することを特徴とする請求項1から3の内のいずれか一項に記載の圧接端子。
- 電線が接続される接続端子を具備する配線器具であって、前記接続端子が請求項1から4の内のいずれか一項に記載の圧接端子であることを特徴とする配線器具。
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