JP2718506B2 - 同軸ケーブル用電気コネクタ - Google Patents

同軸ケーブル用電気コネクタ

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JP2718506B2
JP2718506B2 JP63065603A JP6560388A JP2718506B2 JP 2718506 B2 JP2718506 B2 JP 2718506B2 JP 63065603 A JP63065603 A JP 63065603A JP 6560388 A JP6560388 A JP 6560388A JP 2718506 B2 JP2718506 B2 JP 2718506B2
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敬一 篠田
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ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニー
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、同軸ケーブル用電気コネクタに関し、特に
端部を拘束された導通片を備えたグランド用部材を有す
る同軸ケーブル用電気コネクタに関する。
(従来の技術) コンピータ用の同軸ケーブルにおけるクロストーク現
象は、通常はケーブルのグランド用外部導体により防止
されているが、ケーブルは電気コネクタの内部において
は外部被覆およびグランド用外部導体を除かれて接続さ
れるので電気コネクタの内部においてクロストークを生
じる。この電気コネクタ内のクロストークを防止するた
めの提案が、実開昭62−129776号公報に開示されてい
る。この公報に記載のグランド用部材は、外部被覆およ
びグランド用外部導体を除かれた同軸ケーブル端部に沿
うようにされた複数個の導通片とコネクタの対応の接点
と係合接触するようにされた別な導通片を有する。
(発明が解決しようとする課題) 前記公報に記載のグランド用部材では、コネクタの対
応の接点と係合接触するようにされた別な導通片の各々
は、一端が自由端であるため、押圧してコネクタの接点
に係合接触させる際、自由端側に十分な押圧力を加える
ことができず、不適当な接触状態になるか、または最悪
の場合導通片の破断をもたらすことがある。そのため、
グランド用部材の本来の機能が果たせなくなる。
(課題を解決するための手段) 本発明は、同軸ケーブルの外部導体に結合するように
された導電性材料から作られたグランド用部材を含み、
このグランド用部材が、複数個の平行な導通片および複
数個の平行なシールド片を有し、前記導通片が電気コネ
クタのハウジングに装着された対応の接点と圧接するこ
とにより接触係合され、前記シールド片が当該同軸ケー
ブルに沿つて延びるようにされ、前記導通片が、当該同
軸ケーブルの外部導体に結合された端部と反対側の端部
において拘束されていることを特徴とする同軸ケーブル
用電気コネクタを提供する。
(実施例) 第1図を参照すると、本発明による同軸ケーブル用電
気コネクタ10が分解状態で示されている(ストレインリ
リーフは明瞭にするため図示されていない)。この電気
コネクタは、同じ形状の複数個の接点4を装着した絶縁
体材料のハウジング1と、グランド用の導電性の部材3
を装着したカバー2を含む。
第2図を参照すると、グランド用の導電性の部材3
は、金属シート材から打ち抜き加工された後、図示の形
状に曲げられる。部材3は、同軸ケーブル5(第4図参
照)の導電シールド5cにはんだ付けされるソルダー部3a
と、かぎ形に曲げられた細長い複数個の導通片3bと、各
ケーブルの端部に沿うようにされ、前記導通片よりも短
い多数のシールド片3dと、これらのシールド片の端部を
前記導通片3bに連結するつなぎ部3eと、前記複数個の導
通片の端部を相互に連結する拘束片3fを有する。導通片
3bは、グランド用に必要な数だけ設けられ、それぞれハ
ウジングの接点4のU字形の溝形成部分4bに接触係合す
るようにされた鼓状の被圧接部3cを形成されている。ソ
ルダー部3aは、はんだ付け作業を容易にするための多数
の穴3gをあけられている。
第3図を参照すると、ハウジング1に装着された複数
個の接点4は、ハウジングの角穴1aを通して挿入される
ヘツダーポスト(図示せず)に接触するようにされた接
続端部4aと、他の導体(例えば、絶縁被覆導線)に接続
されるU字形の溝形成部分4bを有する。ハウジング1
は、他のコネクタ部品、すなわちカバー2やストレイン
リリーフを保持するラツチ部1bを一体に形成されてい
る。
このように構成された電気コネクタの組み立てにおい
て、端部において外側絶縁層5dおよび導電シールド5cを
剥がれたリボン状同軸ケーブル5は、その露出した導電
シールド5cをはんだ付けによりグランド用の導電性の部
材3のソルダー部3aにはんだ付けされた後、第4図に示
すように導電性の部材3と共にハウジング1の接点4に
圧接されることによりハウジング1に装着される。これ
により、ハウジング1の接点4は、導電性の部材3の導
通片3bと接触係合すると共に、同軸ケーブル5の低誘電
率の絶縁層5bに食い込み中央の信号用導体(図示せず)
と接触係合する。ここで、本発明による電気コネクタ10
は、リボン状同軸ケーブルと同様にばらばらに分離した
同軸ケーブルを接続するのに用いてもよい。
第5A図、第5B図および第6図を参照して、前記の導電
性の部材3の導通片3bおよび前記公報に記載の導通片3B
のそれぞれとハウジング1の接点4との間の圧接につい
て述べる。第5A図に示すように、本発明におけるグラン
ド用部材3の導通片3bをハウジング1に装着された接点
4のU字形の溝形成部分4bに圧接する際、導通片3bの一
端はソルダー部3aおよび隣接のシールド片3dにより拘束
され、他端は拘束片3fにより拘束されているので、接点
4の両側における圧接力F1,F2は均衡しており良好な圧
接状態が得られる。一方、前記公報に記載のグランド用
部材の導通片3Bは、その一端がソルダー部などにより拘
束されていても、他端が自由端なので、接点4の両側の
圧接力F3,F4が不均衡になり、第5B図で符号Eを付した
矢印のところに示すように自由端が折れ曲がつたり、最
悪の場合には破断したりして不適正な圧接状態をもたら
す(第6図参照)。
第7図から第9図を参照すると、本発明の第2実施例
による電気コネクタの構成が示されている。この実施例
の電気コネクタは、グランド用部材およびカバーの一部
を除いて第1実施例の電気コネクタと同様な構成を有す
る。すなわち、第7図に示すように、グランド用部材3A
は、導通片3b′の先端に広幅の拘束片3hをエツチングま
たは打ち抜きにより形成されている点を除けば第2図に
示すグランド用部材3と同様な構成を有する。カバー部
材2Aは、前記グランド用部材3Aの拘束片3hを受け入れて
拘束する第8b図に示すような凹部2aを形成されている。
第9図に示すように、第2実施例による電気コネクタ
の組み立てにおいて、グランド用部材3Aの拘束片3hがカ
バー2Aの凹部2aに挿入されて拘束された状態において、
グランド用部材3Aの被圧接部3cは、電気コネクタのハウ
ジングに装着された接点4のU字形溝形成部分4bに良好
に係合接触する。第2実施例において、カバーに凹部2a
を形成する代わりに、グランド用部材3Aの拘束片3hを接
着剤等を用いてカバーに係止させるようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明は、次の効果を有する。
グランド用部材の導通片は、両端において拘束されて
いるので、電気コネクタのハウジングに装着された接点
に良好に圧接される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例による電気コネクタの分解斜
視図、第2図はグランド用部材の斜視図、第3図は第1
図に示す電気コネクタのハウジングの断面図、第4図は
同軸ケーブルを取り付けた状態における本発明の電気コ
ネクタの部分断面図、第5A図は本発明におけるグランド
用部材の導通片と接点の圧接状態を示す図および第5B図
と第6図は従来技術におけるグランド用部材の導通片と
接点の圧接状態を示す図、第7図は本発明の第2実施例
による電気コネクタのグランド用部材の破断斜視図、第
8A図は第2実施例の電気コネクタのカバーの裏面を示す
図、第8B図は第8A図のカバーの線VIII B−VIII Bに沿つ
た断面図および第9図は第2実施例におけるグランド用
部材、カバーおよび接点のU字形溝形成部分の関連構成
を示す図である。 図において、 1……コネクタのハウジング、2……カバー、3……グ
ランド用部材、3b,3B……導通片、4……接点、5……
同軸ケーブル、10……電気コネクタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸ケーブルの外部導体に結合するように
    された導電性材料から作られたグランド用部材を含み、
    このグランド用部材が、複数個の平行な導通片および複
    数個の平行なシールド片を有し、前記導通片が電気コネ
    クタのハウジングに装着された対応の接点と圧接するこ
    とにより接触係合され、前記シールド片が当該同軸ケー
    ブルに沿って延びるようにされた同軸ケーブル用電気コ
    ネクタにおいて、 前記導通片が、当該同軸ケーブルの外部導体に結合され
    た端部と反対側の端部において拘束されていることを特
    徴とする同軸ケーブル用電気コネクタ。
JP63065603A 1988-03-18 1988-03-18 同軸ケーブル用電気コネクタ Expired - Fee Related JP2718506B2 (ja)

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JPS61218079A (ja) * 1985-03-25 1986-09-27 富士通株式会社 両面実装用端子連結体
JPH0414858Y2 (ja) * 1986-02-07 1992-04-03

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