JP3749121B2 - テレコミュニケーションネットワークにおける同時コールの遂行 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、テレコミュニケーションネットワークにおいて多数のコールを実行する方法及び装置に係る。本発明は、移動テレコミュニケーションネットワーク、特に、いわゆる第3世代(3G)の移動通信システムに関連して説明する。しかしながら、本発明は、有線型ネットワークにも適用できる。UMTS(ユニバーサル移動テレコミュニケーションシステム)のような3G移動システムがUMTSフォーラム及びヨーロピアンテレコミュニケーションスタンダードインスティテュートETSIによって規格化されている。UMTSの現在の状態は、参照文献1ないし4に規定されている。将来の3Gシステムは、単一の移動ステーションへの/からの多数の同時コールを許さねばならないことが示唆されている。換言すれば、移動ステーションは、多数の独立して制御されるトラフィックチャンネルを有していなければならない。
【0002】
【背景技術】
3Gシステムに関連した公知出版物に示された問題点は、多数のコールの取り扱いが「可能であるべき(should-be possible)」レベルでしか特定されていないことである。換言すれば、公知の出版物は、単一の移動ステーションへの/からの多数のコールの管理詳細をほぼ完全に無視している。GSMのような第2世代(2G)システムでは、移動ステーションが2つのコールを有する状態が1つある。このような状態は、加入者が、コール保留(CH)と称する補足サービス(SS)を有する場合に生じる。しかしながら、2G移動ステーションは、多数の独立して制御されるトラフィックチャンネルをもつことがなく、CH状態では、一方のコールのみがアクティブであり、他方のコールは保留状態にある。いわゆる高速データ転送でも、移動ステーションは、多数のタイムスロットを使用するが、全てのタイムスロットは、共通のトラフィックチャンネルに指定される。
【0003】
【発明の開示】
説明の便宜上、「マルチコール」という用語は、多数の独立して制御されるトラフィックチャンネルを用いた単一の移動ステーションへの/からの多数の独立した同時コールを示すのに使用する。あるコールは、移動発信(MO)コールであり、そしてあるコールは、移動着信(MT)コールである。本発明の目的は、このようなマルチコールをサポートするメカニズムを提供することである。移動ステーションのユーザは、出呼びとは独立して入呼びを受信しそして入呼びとは独立して新たな出呼びを発信することができねばならない。この必要性は、既存のシステムにおける補足サービスに対して充分に確立された幾つかの手順をある程度妨げ又はそれに対立する。本発明の別の目的は、このような対立を解消し、そしてそれを最小に保持することである。
【0004】
これらの目的は、独立請求項に記載した本発明の方法及び装置によって達成される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に記載する。
本発明は、無線インターフェイスのように転送容量が限定された送信経路を経て加入者ターミナルが接続されたテレコミュニケーションネットワークにおいて入呼び及び出呼びを許すための新規な基準をベースとする。本発明の第1の特徴によれば、テレコミュニケーションネットワークと加入者ターミナルとの間の多数の独立した同時コールを管理する方法が提供される。公知の方法は、もし新たなコールを許しても、送信経路の使用可能な容量に関連した第1の上限を越えない場合にしかその新たなコールを許さないという段階を含む。
【0005】
第1の上限は、「物理的な上限」又は「使用可能な上限」と称することもできる。2Gシステムでは、送信経路の使用可能な容量内でのみ新たなコールを許す段階は、ほとんど意味のないものである。というのは、無線インターフェイスの容量が1コールだからである。3Gシステムでは、無線ネットワークコントローラRNCは、通常、無線インターフェイスの最大データレートに到達するまで、各同時コールに対してある量のデータレートを割り当てる受け入れ制御機能を有している。或いは又、ネットワークに負荷がかかった場合に、受け入れ制御機能が必要量より小さなデータレートを割り当ててもよい。従って、第1の上限は、無線インターフェイスの物理的データレートにせいぜい等しいが、受け入れ制御がそれを低い値に制限する。本発明の第1の特徴による方法は、同時コールの数に対して、ゼロ以上の少なくとも1つの第2上限を定義し、ネットワークと移動ステーションとの間で同時コールの実際の数を監視し、そして同時コールの実際の数が第2上限より小さい場合にのみ新たな入呼び又は出呼びを許可するという段階を含むことを特徴とする。
【0006】
第2上限に対するより記述的な表現は、「現在上限」である。以下、「上限」という表現(「第1」又は「物理的」という語を伴わない上限それ自体)は、第2上限、即ち現在上限を指す。
本発明の第2の特徴によれば、上記方法を実施するためのコール制御機能(CC)を有するネットワーク要素、例えば、移動サービス交換センターが提供される。
本発明の更に別の特徴によれば、加入者データのセットを記憶するための加入者レジスタであって、加入者データの各セットが特定の移動ステーションに関連され、そして当該移動ステーションへの/からの同時コールの数に対する少なくとも1つの上限を記憶するための対応データ構造を含むか又はそれに関連されるような加入者レジスタ、好ましくはホーム位置レジスタHLR又はビジター位置レジスタVLRが提供される。
【0007】
本発明の更に別の特徴によれば、同時コールの数に対する少なくとも1つの上限をセットするように特に適応されたユーザインターフェイスを有し、その上限(1つ又は複数)をテレコミュニケーションネットワークに送信するように構成された移動ステーションのような加入者ターミナルが提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、コールは、音声コール、データコール及びファックスコールのような複数のコール形式に分類される。各形式ごとに個別の上限があるのが好ましい。例えば、マルチメディアサービスは、各コールが1つのデータ流を制御するようなマルチコールとして実施することができる。マルチメディアセッションにおいて、音声、映像及びデータの各々に対して1つのデータ流がある。(映像のデータ流はデータコールにおいて転送されてもよいし、又は映像に対して個別のコール形式があってもよい。)このような同時コールを収集しそして同期することは、コアネットワークでは行われない。コアネットワークは、共通セッションに関連したコール間の関係を確認する必要がない。むしろ、このような同時コールを同期することは、移動ステーション又はそれに接続されたコンピュータ或いはセルラーネットワークに作動的に接続されたアプリケーションサーバにおいて実行されるユーザ又はアプリケーションレベルのソフトウェアのタスクである。
【0008】
少なくとも1つの第2上限(NMAX)が選択され、その数の同時コールを許しても、第1上限を越えないことを照合するために、任意のチェックを行うことができる。しかしながら、コール制御機能が、無線インターフェイスの限界内でデータレートを割り当てることにより、この段階をとにかく実行することを考慮すれば、これは厳密に必要というのではない。現在のバージョンによれば、3G移動ステーションは、データレートに関しては、非常に多数の同時コールをサポートすることができる。これは、このようなコールを編成するユーザの能力を遥かに越えるものであり、従って、実際には、第2の上限は、一般に、無線インターフェイスの最大データレートに到達しない低い数値にセットされる。
【0009】
最初に、加入契約において現在上限(1つ又は複数)を定義することができる。好ましくは、1つ以上の上限が、従来の加入者データと一緒にホーム位置レジスタHLRに記憶される。又、それらの上限は、従来の加入者データと一緒に、MSにサービスするMSC/VLRにも転送される。MSにサービスするMSC/VLRは、同時コールの実際の数を監視し、実際のコール数をコールの上限と比較し、そして実際の数が上限より少ない場合にのみ新たなコールを許す。上述したように、記憶、転送、比較等は、各コール形式に対して個々に実行される。
【0010】
本発明の別の好ましい実施形態によれば、ユーザは、同時コールの現在上限(1つ又は複数)を変更することが許される。これを実施するための若干粗野なメカニズムとして、ユーザは、適当に形式化された無接続メッセージ、例えば、ショートメッセージ又はUSSD(未構成補足サービスデータ)メッセージを送信することができる。ユーザにより馴染み深い解決策として、ユーザは、進歩型の移動ステーション、それに接続されたポータブルコンピュータ、又は個別のコンピュータに常駐するWWWブラウザにより、自分のコンフィギュレーションオプションにアクセスすることができる。
【0011】
本発明の更に別の実施形態によれば、GSM型ネットワークから知られた2つの補足サービスが、より進歩型の(コンフィギュレーション可能な)バージョンに置き換えられる。これらの補足サービスは、BAIC(入呼びの阻止)及びBAOC(出呼びの阻止)であり、これらは、BMIC(N1)(多数の入呼びの阻止)及びBMOC(N2)(多数の出呼びの阻止)に各々置き換えられる。パラメータN1及びN2は、許された同時入呼び又は出呼びの最大数を指示する。N1=N2=0の場合には、BMIC(N)及びBMOC(N)がBAIC及びBAOCに各々等しい。N1=N2=1の場合には、移動ステーションが2Gの移動ステーションのように動作し、即ち単一コールが許されるだけであり、マルチコールは許されない。
【0012】
明らかに、補足サービスBAIC及びBAOCを削除する必要はない。これらは、これらサービスのより進歩型のバージョンと並列に使用することができる。それとは別に、パラメータN1及びN2は、任意なものとされて、サービスBAIC及びBAOCの名前に付随されてもよい。BAIC(N1)及びBAOC(N2)は、同時コールの数を各々N1及びN2に制限する。N1又はN2が省略される場合には、ゼロにデフォールトし、これは、BAIC及びBAOCのGSM型実施と同等である。
【0013】
パラメータN1及びN2は、2つの個別の上限値と、ユーザコンフィギュレーション可能な現在値とを有するのが好ましい。ネットワークオペレータは、マルチコールを取り扱う能力に対して割増料金を課することができる。この割増料金を支払う意志のない加入者の場合、N1及びN2の上限は1であり、即ちマルチコールは許されない。たとえマルチコールが許されても、それらの数は、ある適度な値に制限される。一方、請求書に対して支払をする会社は、N1及びN2をほとんどのユーザに対して1に制限するように希望し、そしてマルチコールの能力を絶対的に必要とする何人かのユーザに対してのみマルチコールを許すようにしてもよい。ユーザは、N1及びN2の現在値をゼロとこれら上限の低い方との間にセットすることが許される。
【0014】
物理的な上限は、装置認識レジスタEIRに記憶することができる。現在上限が変更されたときには(少なくともそれらが増加されたときには)、EIRを調べて、新たな値が物理的上限内に入るよう確保することができる。或いは又、MSの物理的上限をHLRに記憶するか、又はMS自体でしかそれを知り得ないようにし、MSとRNCが、相互に合意する値をネゴシエーションするようにしてもよい。UMTSに対する現在のプランでは、物理的上限は、コールの固定数ではなく、最大データレート又は帯域巾である。個々の同時コールに対する特性データレートの和が移動ステーションの最大データレートを越えないように、1つ以上の現在上限を特定しなければならない。物理的上限は、データレート(メガビット/秒)で表されるのが好ましいが、現在上限は、各形式の最大コール数として表されるのが好ましい。というのは、この限界は、主として、個々のコールを編成するためのユーザの能力に関連しているからである。最もあり得そうなこととして、同時音声コールの上限が1にセットされるが、これは、同時データ及びファクスコールの数も適度な数値に制限することを意味する。データレートについては、UMTSターミナルは、非常に多数の同時データコールをサポートできるが、各データコールがコールのある点においてユーザの注目を必要とする場合には、ユーザが圧倒されることになる。各データコールに対する特性データレートは、例えば、当該コールに対するネゴシエーションされたサービスクオリティ(QoS)により決定することができる。
本発明の他の好ましい実施形態によれば、ネットワークにおける幾つかのビジー状態を検出するための基準、及びこのような基準を使用するある補足サービスが変更される。
【0015】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
便宜上、幾つかの短縮表示を説明に使用する。「3Gシステム」とは、UMTSのようなマルチコール機能を有するシステムを指す。対応的に、「2Gシステム」とは、マルチコール機能のないシステム、例えば、GSMシステムを指す。「3Gモード」とは、マルチコールが許されたときの3Gシステムのオペレーションを指し、そして「2G」モードとは、マルチコールが許されないときのオペレーションを指す。
図1は、UMTSのような第3世代の移動通信ネットワークのブロック図である。3Gシステムは、完全に標準化されていないことを理解されたい。それ故、全ての用語及び表現は、一例として使用されるもので、説明上の用語として解釈されるべきであり、何らそれに限定されるものではない。
【0016】
UMTS移動ステーションMSは、移動装置MEと、USIM(ユーザ及びサービス及び認識モジュール)とで構成される。MSと無線アクセスネットワークRANとの間には無線インターフェイスUuがあり、RANは、無線ネットワークコントローラRNCの制御下にあるベースステーションBSを含む。回路交換サービスの場合に、RNCは、Aインターフェイスを経て移動サービス交換センターMSCに接続され、そしてパケット交換サービスの場合に、Gbインターフェイスを経てサービスGPRSサポートノードSGSNへ至る接続がある。MSC及びSGSN要素は、個別のUMTS追加区分を含むことができる。MSに関連した加入者データは、ホーム位置レジスタHLRに永久的に記憶され、そして回路交換オペレーションの場合に、データは、そのときMSにサービスしているMSCのビジター位置レジスタVLRへ転送される。GSM/GPRSシステムのA及びGbインターフェイスをUMTSのIuインターフェイスに適応させるための個別のインターワーキングユニットIWUがある。装置関連データを記憶するために、ネットワークは、装置認識レジスタEIRを備えている。加入者特有のデータを入力しそして更新するために、マン−マシンインターフェイスMMIを有するオペレーション・メンテナンス区分O&Mがある。補足サービスを形成しそして管理するために、通常は、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイント(SCP)の進化型バージョンと考えられる専用のサービス制御ノードSCNがある。
【0017】
新たな加入者契約に署名するときには、加入者データがHLRに記憶される。加入者データは、各コール形式(音声、データ、ファックス等)に対する現在上限も含む。物理的上限を含む移動ステーションの仕様は、EIR、HLR又はMS自体に記憶することができる。MSのユーザは、適当に形式化されたショートメッセージ又はUSSDメッセージを送信することにより、或いは好ましくは、移動ステーションで又はインターネットに接続された個別のコンピュータ(図示せず)でインターネットを経てアプリケーションサーバASにアクセスすることにより、各コール形式に対する現在上限を変更することができる。
【0018】
図2Aは、現在コールの数を監視するためのMSC/VLR内のデータ構造体20を示す。本発明の好ましい実施形態によれば、データ構造体20は、音声、データ及びファックスコールに対する個々の上限(NMAXv、NMAXD、NMAXF)と、同時コールの個々の現在数(Nv、ND、NF)を各々含む。最大数は、最初にHLRに記憶され、そこから、MSにサービスするMSC/VLRへ転送される。MSC間ハンドオーバーの間に、データ構造体20は、新たなMSC/VLRに転送されねばならない。
【0019】
図2Bは、新たなコールを許可又は拒絶するためのテストを示すフローチャートである。図2Bは、各コール形式(音声、データ及びファックス等)に対して個々の上限を有する本発明の好ましい実施形態に関するものである。ステップ21では、新たなコールの要求が検出される。ステップ22では、コール形式(音声、データ又はファックス)が決定される。ステップ23では、このコール形式に対する現在数Nが、その同じコール形式の現在上限NMAXと比較される。このコール形式に対してN=NMAXである(即ち既に上限に達している)場合には、ステップ27においてコールが拒絶される。ステップ21は、公知のテストに対応するもので、新たなコールが、無線インターフェイスのような送信経路の物理的又は使用可能な容量を越えるかどうかテストされる。もしそうであれば、ステップ27においてコールが拒絶される。さもなくば、ステップ25において、このコール形式の数Nが1だけ増加され、そしてステップ26において、コールが許可される。当然、コールが解除されるときには、このコール形式の数Nが1だけ減少されるが、図2Bには明確に示されていない。
【0020】
ビジー状態に対する変更
ネットワーク決定のユーザビジー(NDUB)と、ユーザ決定のユーザビジー(UDUB)の2種類のビジー状態がある。2Gシステムでは、移動ステーションの1つと、トラフィックチャンネルのみがビジーである場合に、NDUB状態が検出される。本発明によれば、MSの1つのトラフィックチャンネルが割り当てられた場合に、NDUB状態が必ずしも検出されない。又、MSの全てのトラフィックチャンネルが割り当てられたかどうかテストするだけでは充分でない。本発明によれば、同時コールの実際の数が現在上限に等しい場合にNDUB状態が検出される。多数のコール形式(音声、データ、ファックス等)に対してNDUB検出を個々に実行するのが好ましい。
【0021】
ネットワーク決定のユーザビジー状態(NDUB)は、ユーザがUDUB状態を指示した場合にも検出される。この場合、ネットワークは、ユーザがUDUBをキャンセルするまでNDUB状態を維持する。ユーザは、この特徴を使用して、ユーザが新たなコールの受信を希望しないことを指示することができる。
図3Aに示すように、移動発信(MO)コール確立手順においては、ユーザの選択が次のようにネットワークに指示される。ステップ3−11において、MSは、SETUP(設定)メッセージをMSCに送信する。ステップ3−12では、MSCがCALL_PROCEEDING(コール進行)メッセージでMSに応答する。ステップ3−13では、MSCがALERTING(警報)メッセージをMSに送信する。ステップ3−14では、MSCがCONNECT(接続)メッセージをMSに送信する。ステップ3−15では、MSが原因コード「ユーザビジー」を伴うCONNECT_ACK(接続確認)メッセージで応答する。ステップ3−16では、「ユーザビジー」に応答して、MSCがそのMSに対するNDUB状態を登録する。
【0022】
図3Bは、移動着信(MT)コール確立手順において、MSユーザの選択がネットワークにいかに指示されるかを示す。ステップ3−21では、MSCがSETUP(設定)メッセージをMSに送信する。ステップ3−22では、ユーザがコールを受け入れる場合に、MSは、原因コード「ユーザビジー」を伴うCALL_CONFIRMED(コール確認)メッセージを送信する。ユーザがコールを拒絶する場合には、MSは、原因コード「ユーザビジー」を伴うRELEASE(解除)メッセージを送信する。「ユーザビジー」に応答して、ステップ3−23では、MSCがこのMSに対するNDUB状態を登録する。
【0023】
図3Cは、MSで開始されるコール解除手順においてMSのユーザがUDUB状態のキャンセルをいかに通知するかを示す。ステップ3−31において、MSは、ファシリティ情報エレメント「キャンセルビジー」を伴うDISCONNECT(切断)メッセージをMSCに送信する。UDUB状態をキャンセルするこのDISCONNECTメッセージに応答して、ステップ3−32において、MSCは、このMSに対するNDUB状態をキャンセルする。
図3Dは、ネットワークで開始されるコール解除手順を示す。ステップ3−41において、MSCは、DISCONNECTメッセージをMSに送信する。ステップ3−42において、MSは、ファシリティ情報エレメント「キャンセルビジー」を伴うRELEASE(解除)メッセージをMSCに送信する。UDUB状態をキャンセルするRELEASEメッセージに応答して、ステップ3−43において、MSCは、このMSに対するNDUB状態をキャンセルする。
【0024】
他の補足サービス(SS)に対する変更
「ユーザビジー」状態により次の補足サービスがトリガーされ、それに応じてそれらの振る舞いを変更しなければならない。即ち、CW(コール待機)、CFB(ビジー時コール再送)、及びCCBS(ビジー加入者へのコールの完了)。更に、次の補足サービスは、マルチコールオペレーションと対話するエレメントを含む。即ち、MPTY(多当事者コール)、CH(コール保留)、及びECT(明確なコール転送)。これらの補足サービスに対する変更を以下に詳細に説明する。
【0025】
CW(コール待機)SSの場合、設定シグナリングは、公知の設定シグナリングと必ずしも相違しない。現在の仕様によれば、シグナルパラメータは、特殊な警報トーン(コール待機)を与えねばならないことを指示する。この情報をシグナルパラメータにおいて搬送することは厳密に必要とされない。というのは、MSがこの状態自体を検出できるからである。ユーザがビジーな場合には、2Gシステムと3Gシステムとの間でCW状態に差はない。しかしながら、MSユーザが2Gモードを選択するがCWをアクチベートしない場合には、差が生じる。MSがビジーの場合には、入呼びが与えられず、一方、3Gモードでは、入呼びが独立したコールとして与えられる。この問題は、同時コールの上限を1にセットする(一時的に)ことにより解決することができる。ここで、MSがビジーでありそしてCWがアクチベートされない場合には、2Gシステムの場合と同様に、入呼びが阻止される。
【0026】
CH(コール保留)は、2Gシステムに存在する。というのは、多数のコールが単一のトラフィックチャンネルを共用しなければならないからである。CHオペレーションにおいては、1つのコールがアクチベートされ、そして他のコールが保留される。CHは、3Gシステムでは冗長機能であることが明らかである。しかしながら、それに対応する機能は、ユーザがそのとき取り扱えないコールをミューティングするために依然有用である。
同様に、MPTY(多当事者コール)は、3Gシステムでは冗長なSSと考えられる。というのは、多数のコールのスピーチ経路を移動ステーションにおいて結合できるからである。それでも、MPTYを個別の補足サービスとして実施するのが好ましい。というのは、ネットワーク(MSではなく)においてスピーチ経路を結合しそしてその結合されたスピーチ経路をMSに与えると、エアインターフェイスリソース及びMSのバッテリが節約されるからである。
【0027】
CFB(ビジー時コール再送)補足サービスでは、サービスされるユーザは、そのサービスされるユーザのISDN番号ヘアドレスされたコールであって、ネットワーク決定のユーザビジー(NDUB)又はユーザ決定のユーザビジー(UDUB)のいずれかのビジー状態に遭遇するコールを、別のユーザへネットワーク再指向させることができる。
図4は、本発明に関連した仮説シナリオを示すシグナリング図である。明瞭化のために、このシグナリング図は相当に簡単化されており、リソース指定等のルーチンタスクは省略されていることを理解されたい。ステップ402において、物理的上限を含むMSの仕様がEIRに記憶される。ステップ404において、異なるコール形式に対する現在上限NMAXを含む加入者データがHLRに記憶される。ステップ406では、MSユーザが、同時コールに対する現在上限NMAXをセットするためにアプリケーションサーバーASにアクセスする。ステップ408では、ASがHLRから上限を検索する。ステップ410では、ASが現在上限をMSユーザに示す。ステップ412では、MSユーザが新たな上限を次のようにセットする。音声コールの数NMAXV=1、データコールの数NMAXD=5、ファックスコールの数NMAXF=1。この点について、同時音声コールの数は1に制限されるので、MSは、2G装置と同様に動作する。しかしながら、多数のデータコールを取り扱うことができ、この例では、音声コールに含まれる間に1つのファックスコールを取り扱う。ステップ414では、ASが変更された上限をHLRに送信し、HLRは、それらをMSC/VLRへ送信する。(任意であるが、AS又はHLRのいずれかがEIRを調べて、新たな限界が妥当なものであることを、ハードウェアの能力を考慮してチェックすることができる。)ステップ416では、MSがSETUP(設定)メッセージを送信することによりデータコールを開始する。ステップ418ないし420では、MSCが、現在データコールの数(ND=0)を、現在データコールの最大数(NMAXD=5)と比較し、そしてCONNECT(接続)メッセージをMSへそしてSETUPメッセージをPSTNへ送信することによりコールを許す。MSCは、データコールの現在数NDを1に増加する。
【0028】
図4に示すステップ406ないし414とは別に、MSユーザは、適当に形式化されたショートメッセージ又はUSSDメッセージをネットワークに送信することができ、その一例を図5について以下に説明する。
ステップ422では、進行中のデータコールがユーザの注目を完全に浴びず、ユーザは、音声コールを開始する。ステップ424ないし426では、MSCは、現在音声コールの数(NV=0)を音声コールの最大数(NMAXV=1)と比較し、そしてCONNECTメッセージをMSに送信することによりコールを許す。MSCは、現在音声コールの数NVを1にセットする。
【0029】
ステップ428では、別の加入者が移動着信(MT)音声コールをMSへ出そうと試みる。ステップ430において、MSCは、現在音声コールの数(NV=1)を音声コールの最大数(NMAXV=1)と比較し、そしてステップ432において、RELEASEメッセージをPSTNに送信することによりMTコールを拒絶する。MS加入者が、例えば、CFB補足サービスを有する場合には、それがこの点においてトリガーされる(コールは、音声メールのような別の番号へ再指向される)。
【0030】
ステップ434では、進行中の音声コールの会話が、おそらく情報の特定断片について問い合わせするために、別のデータコールを発するようにユーザに要求すると仮定する。ユーザは、音声コールに加えて2つの進行中データコールを有するので、ユーザビジー状態を信号することによりそれ以上のコールを辞退するように判断する。このようなシグナリングの詳細は、図3AのMOコール確立手順について既に説明した。
ステップ436ないし438では、MSCは、再び、現在データコールの数(ND=1)を現在データコールの最大数(NMAXD=5)と比較し、そしてCONNECTメッセージをMSに送信することによってコールを許可する。又、これは、現在データコールの数NDを2に増加する。ステップ440では、MSは、原因コード「ユーザビジー」を伴うCONNECT_ACKメッセージを送信する。ステップ442では、MSCがUDUB状態を検出し、そしてNDUB状態をセットする。
【0031】
ステップ444では、別の加入者が、MTデータコールをMSへ発信しようと試みる。現在データコールの数(ND=0)は、データコールの最大数(NMAXD=1)より小さいが、NDUB状態であるために、MSCがこの比較を実行する必要がない。ステップ446では、MSCが、RELEASEメッセージを発呼者に送信することによりMTデータコールを拒絶する。
ステップ448では、別の加入者がMTファックスコールをMSへ発信しようと試みる。ステップ450ないし452では、MSCが現在ファックスコールの数(NF=0)を現在データコールの最大数(NMAXF=1)と比較し、そしてCONNECTメッセージを発呼者に送信することによりコールを許可する。又、これは、現在ファックスコールの数NFを1に増加する。従って、本発明の好ましい実施形態によれば、ユーザは、各コール形式に対してUDUB状態を個々にアクチベートすることができる。この例では、MSは、データコールに対してビジーである(UDUBのために)が、ファックスコールには使用できる。
【0032】
次いで、MSは、後者のデータコールを終了する。又、ユーザは、データコールに対してUDUB状態をキャンセルしようとする。ステップ454では、MSは、ファシリティ情報エレメント「キャンセルビジー」を伴うDISCONNECTメッセージを送信する。このDISCONNECTメッセージに応答して、ステップ456ないし458では、MSCは、RELEASEメッセージをPSTNに送信し、同時データコールの数NDを減少し、そしてこのMSに対してNDUB状態をキャンセルする。
【0033】
図5は、あるコンフィギュレーションパラメータをセットするためのユーザインターフェイスを有する移動ステーションのような加入者ターミナルを示す。この例において、ユーザインターフェイスは、ディスプレイ50と、ソフトウェアプログラマブルオプションキー51及び52と、アップ/ダウンキー53及び54とを備えている。このようなユーザインターフェイスは、例えば、Nokia2110GSMターミナルから知られている。本発明の更に別の特徴によれば、ユーザインターフェイスのコンフィギュレーションパラメータは、上記同時コールの数に対して、ゼロ以上の少なくとも1つの第2の上限(NMAX)を含み、そして加入者ターミナルは、上記少なくとも1つの第2の上限(NMAX)をテレコミュニケーションネットワークへ送信する。
【0034】
参照記号MS1は、ユーザが同時データコールの数の対する上限(NMAXD)を定義する間の移動ステーションを指す。ユーザは、アップ/ダウンキー53及び54を使用することにより限界を変更し、そしてプログラマブルOKキー51でその選択を受け入れることができる。参照記号MS2は、ユーザが、ディスプレイ50に示すように、限界を定義し終えたときの移動ステーションを指す。この段階において、プログラマブルキー51は、「送信」を意味する。ユーザがこのキーを押すと、移動ステーションは、同時データコールの数に対するユーザの上限を含むメッセージ55をネットワークに送信する。この例では、メッセージ55は、#789V1D5F1#のようなUSSDメッセージとして示されており、ここで、キャラクタ#は、USSDメッセージの輪郭を定め、789は、このコンフィギュレーションのコードであり、そしてV1、D5及びF1は、音声、データ及びファックスコールの上限を各々特定する。
【0035】
以上の説明は、本発明の特定の実施形態を例示するものに過ぎない。本発明は、第3世代の移動通信システムについて説明したが、加入者ターミナルへの送信経路がADSL(非対称的デジタル加入者ライン)接続のような高速接続であるような有線ネットワークにも適用できる。従って、本発明は、これらの例や使用した用語に限定されるものではなく、請求の範囲内で種々の変更がなされ得る。
参照文献:
1.UMTSシステム要求事項01.03
2.一般的UMTSアーキテクチャー23.01
3.ネットワークの原理23.05
4.UMTSサービスに関する原理22.01
これら全ての参照文献は、参考としてここに取り上げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第3世代の移動通信ネットワーク(UMTS)のブロック図である。
【図2A】 現在コールの数を監視するためのMSC/VLR内のデータ構造を示す図である。
【図2B】 新たなコールを許すテストを示すフローチャートである。
【図3A】 ユーザ検出ビジー状態の取り扱いを示すシグナリング図である。
【図3B】 ユーザ検出ビジー状態の取り扱いを示すシグナリング図である。
【図3C】 ユーザ検出ビジー状態の取り扱いを示すシグナリング図である。
【図3D】 ユーザ検出ビジー状態の取り扱いを示すシグナリング図である。
【図4】 本発明に関連した仮説シナリオを示すシグナリング図である。
【図5】 同時コールの数に対する上限をセットするように特に適応されるユーザインターフェイスを有する加入者ターミナルを示す図である。
Claims (16)
- 1組の加入者データに各々関連した加入者ターミナル(MS)とテレコミュニケーションネットワーク(PLMN)との間で送信経路(Uu)を経て多数の独立した同時コールを管理する方法であって、上記送信経路の使用可能な容量に関連した第1の上限内のみで新たなコールを許す段階を含む方法において、
上記同時コールの数に対して、ゼロ以上の少なくとも1つの第2上限(NMAX)を定義し、
上記ネットワークと上記加入者ターミナルとの間で同時コールの実際の数(N)を監視し、そして
同時コールの実際の数(N)が上記少なくとも1つの第2上限(NMAX)より小さい場合にのみ上記加入者ターミナル(MS)への/からの新たなコールを許可する、
という段階を含むことを特徴とする方法。 - 上記少なくとも1つの第2上限(NMAX)は、多数の加入者の各々に対し、好ましくは当該加入者ターミナルに関連した上記1組の加入者データと一緒に、個々に記憶される(404)請求項1に記載の方法。
- 上記コールは、音声、データ、テレファックス及び映像の少なくとも2つを含む多数の形式に分類され、そして
上記定義、監視及び許可段階は、各コール形式に対して別々に実行される請求項1又は2に記載の方法。 - 加入者ターミナルのユーザには、少なくとも1つの第2上限を設定するための手段が与えられる請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
- 上記少なくとも1つの第2上限(NMAX)は、その数の同時コールを許可しても上記第1上限を越えることがないように選択される請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
- 上記第1の上限は、最大データレートを特定し、各コール又はコール形式に対して、特性データレートがあり、そして少なくとも1つの第2上限は、上記同時コールの特性データレートの和が上記第1の上限を越えないように特定される請求項5に記載の方法。
- 上記実際の数(N)が上記少なくとも1つの第2上限(NMAX)と少なくとも同程度の大きさである場合に、ネットワーク検出ユーザビジー(NDUB)状態が検出される請求項1ないし6のいずれかに記載の方法。
- ネットワーク検出ユーザビジー(NDUB)状態は、ユーザ検出ビジー状態(UDUB)に応答しても検出される請求項7に記載の方法。
- 上記テレコミュニケーションネットワークは、セルラー移動ネットワークであり、そして上記送信経路は、無線インターフェイスを含む請求項1ないし8のいずれかに記載の方法。
- テレコミュニケーションネットワーク( PLMN )と加入者ターミナル( MS )との間の送信経路の使用可能な容量に関連した第1の上限内のみで該加入者ターミナル( MS )に対して新たなコールを許すようにされているようなテレコミュニケーションネットワーク (PLMN) のためのネットワーク要素であって、移動サービス交換センター (MSC) 等のコール制御機能を有するネットワーク要素において、
多数の加入者ターミナル(MS)の各々に対し、その加入者ターミナルへの/からの同時コールの数について、少なくとも1つの第2上限(NMAX)を記憶し、
上記ネットワーク要素と上記加入者ターミナルとの間で同時コールの実際の数(N)を監視し、そして
同時コールの実際の数(N)が上記少なくとも1つの第2上限(NMAX)より小さい場合にのみ上記加入者ターミナル(MS)への/からの新たなコールを許可する、
ように構成されたことを特徴とするネットワーク要素。 - 上記ネットワーク要素は、実質的にそれ自体知られた補足サービスであるビジー時コール再送CFBを与えるように構成され、そして上記ネットワーク要素は、同時コールの実際の数(N)が上記少なくとも1つの第2上限(NMAX)に少なくとも等しい場合に上記CFB補足サービスを与えるように構成される請求項10に記載のネットワーク要素。
- 上記ネットワーク要素は、実質的にそれ自体知られた補足サービスであるコール待機CWを与えるように構成され、そしてこのCW補足サービスは、進行中のコールが設定段階又は解除段階にある場合に移動着信コールを与えるように構成される請求項10又は11に記載のネットワーク要素。
- ターミナルへの及び/又はターミナルからの少なくとも1つのコールをサポートしそして少なくとも1つの補足サービスを上記少なくとも1つのコールに関連付けさせるように構成されたテレコミュニケーションネットワーク要素、好ましくは移動サービス交換センター(MSC)において、上記少なくとも1つの補足サービスは、上記加入者への及び/又はからのコールを阻止することを含み、この阻止は、上記ターミナルへの/からの同時コールの数を、上記ネットワーク要素の外部から正の整数にセットできる現在上限に制限することを特徴とするテレコミュニケーションネットワーク要素。
- 上記現在上限は、上記ターミナルのユーザ、上記ネットワークのオペレータ及び上記少なくとも1つのコールについて支払するエンティティの少なくとも1つによってセットできる最大値へ制限される請求項13に記載のテレコミュニケーションネットワーク要素。
- テレコミュニケーションネットワーク( PLMN )と加入者ターミナル( MS )との間の送信経路の使用可能な容量に関連した第1の上限内のみで加入者ターミナル( MS )に対して新たなコールを許すようにされているようなテレコミュニケーションネットワーク (PLMN) のための加入者レジスタ (HLR,VLR) であって、特定の加入者ターミナル (MS) に各々関連した加入者データのセットを記憶するための手段を備えているような加入者レジスタ(HLR,VLR)において、加入者データ(404)の多数のセットの各々は、当該加入者ターミナルへの/からの同時コールの数に対して少なくとも1つの第2上限(NMAX)を記憶するために対応データ構造体(20)を含むか又はそれに関連付けされることを特徴とする加入者レジスタ。
- 移動ステーション(MS)のような加入者ターミナルであって、テレコミュニケーションネットワーク(PLMN)への送信経路(Uu)と、複数のコンフィギュレーションパラメータをセットするためのユーザインターフェイスとを有し、上記送信経路(Uu)の使用可能な容量に関連した第1の上限内で多数の独立した同時コールを可能にする加入者ターミナルにおいて、
上記複数のコンフィギュレーションパラメータは、上記同時コールの数に対して、ゼロ以上である少なくとも1つの第2上限(NMAX)を含み、そして
上記加入者ターミナルは、上記少なくとも1つの第2上限(NMAX)をテレコミュニケーションネットワークに送信するように構成されたことを特徴とする加入者ターミナル。
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