JP3748748B2 - 吸収性物品の包装材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、生理用ナプキンやパンティライナー等の吸収性物品を個別に包装するための包装材及び該包装材によって吸収性物品が個別に包装されてなる吸収性物品の個装体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
生理用ナプキンやパンティライナー等の吸収性物品の個別包装材としては、柔軟なポリエチレンフィルム等が用いられている。例えば、特開平11−164849号公報では、吸収性物品の包装工程における包装材の走行性及び個装体の外装包装時における作業性を両立させることを目的として、片面に印刷層が所定の面積率で形成された包装材が提案されている。
【0003】
しかし従来の包装材では、吸収性物品の個装体を10個あるいは20個と多数整列させて包装袋に複数個を収納した包装体を成形する際に、個装体同士が滑りやすいという不都合がある。特に、中央部分が盛り上がった形状の吸収性物品や伸縮材料が配された吸収性物品は厚みが不均一であるので、その個装体も厚みが不均一となる。その結果、個装体が更に滑り易くなり、一部個装体が整列状態から飛び出してしまう等の不都合が起こり、効率よく所定の整列包装ができず生産性に劣ることがあった。
【0004】
従って、本発明は、吸収性物品の個装体を複数個整列包装しても、個装体が互いに滑らず、整列包装する際の取り扱い性が良く、生産性向上及び製造経費の低減に資する吸収性物品の包装材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、個装体となしたときの厚みが不均一となることで該個装体の表面が非平面形状となる吸収性物品を個別に包装するための包装材において、前記包装材は、その少なくとも外面に所定の樹脂を主成分とする被膜層を有しており、前記外面側おける静摩擦係数が0.4〜1.2、平均動摩擦係数が0.3〜1.0であり、且つ動摩擦係数測定時に観察される荷重の変動幅が25cN以下であり、前記被膜層の面積率が、前記外面の面積の85%以上である吸収性物品の包装材を提供することにより前記目的を達成したものである。
【0006】
また本発明は、包装材によって吸収性物品が個別に包装されてなる吸収性物品の個装体であって、該個装体は所定形状の隆起部を有し、該隆起部の厚みとその周辺部の厚みとの差が3mm以上であり、且つ該隆起部の幅が、該個装体の幅の50%以下である吸収性物品の個装体を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1〜図3に示すように、本実施形態の吸収性物品の包装材1は、吸収性物品としての生理用ナプキン2を個別に包装するために用いられ、個別に包装されて形成された個装体3は包装袋4に複数個整列され数段に積層されて収納される。
【0008】
包装材1は矩形のシートからなり、外面及び内面を有する。包装材1の内面は、所定の剥離処理がなされてナプキン2が載置される面である。包装材1の外面は、包装材1によってナプキン2が個装されて個装体3となされたときに、該個装体3の外面をなす面である。
【0009】
而して包装材1は、その少なくとも一面、本実施形態においては外面側における静摩擦係数が0.4〜1.2となされている。静摩擦係数が0.4未満であると、個装体3同士が滑りやすくなってしまい、効率良く所定の整列包装ができず生産性が劣ってしまう。静摩擦係数が1.2超であると、個装体3の摩擦が大きくなって、生産ラインにおいて引っかかりが生じて搬送性が低下してしまい、やはり生産性が劣ってしまう。静摩擦係数は、個装体3同士の滑り防止及び生産ラインでの個装体3の搬送性の一層の向上の点から、0.6〜1.0であることが好ましい。
【0010】
また、包装材1は、その外面側における平均動摩擦係数が0.3〜1.0となされている。平均動摩擦係数が0.3未満であると、前述の静摩擦係数の場合と同様に個装体3同士が滑りやすくなってしまい、効率良く所定の整列包装ができず生産性が劣ってしまう。平均動摩擦係数が1.0超であると、個装体3の摩擦が大きくなって、生産ラインにおいて引っかかりが生じて搬送性が低下してしまい、やはり生産性が劣ってしまう。平均動摩擦係数は、個装体3同士の滑り防止及び生産ラインでの個装体3の搬送性の一層の向上の点から、0.4〜0.7であることが好ましい。
【0011】
包装材1は、その動摩擦係数測定時に観察される荷重の変動幅が25cN以下となされている。荷重の変動幅が荷重の変動幅が25cN超であると、個装体3同士の滑り防止効果に劣ってしまう。個装体3同士の滑り防止効果の一層の向上の点から、荷重の変動幅は20cN以下、特に15cN以下であることが好ましい。荷重の変動幅の下限値に特に制限は無く0に近づくほど好ましいが、現実的には下限値は5cN程度となる。
【0012】
尚、本実施形態において前記の静摩擦係数および平均動摩擦係数は、包装材1の外面側同士を接触させて摩擦させたときの値をいう。
【0013】
包装材1の静摩擦係数および平均動摩擦係数は、JIS K 7125に従い以下の方法により測定される。測定環境はJIS K 7100に規定される状態とする。
包装材を縦×横=100mm×100mmの大きさに切り出し、これを測定サンプルとする。
次に、63mm×63mm×厚み7mmのステンレス板につり手がついた機具(63mm×63mmの正面及び背面を有し、63mm×7mmの側面を4面有し、一側面の中央につり手が設けられたステンレス製の治具)に、測定サンプルの測定面(本実施形態においては包装材の外面)が表になるように巻きつけ固定して、測定用のスベリ片を得る。測定サンプルに弛みや皺が出ないように、前記機具の背面全面を測定サンプルで覆い、つり手を通す穴を開けて貼りつけ(包装材の縦方向をつり手と同じ方向に貼り付ける)、更に正面を、テープを用いて貼り付けてスベリ片を得る。
次いで、摩擦係数測定で滑らせる台(縦500mm×横300mmのステンレス板)上に、包装材を縦×横=250mm×100mmの大きさに切り出し、切り出された包装材の測定面(本実施形態においては包装材の外面)が表になるように、ステンレス板上にシワのないように、周りをテープで貼り付けて滑り測定台とする(切り出された包装材の縦方向とステンレス板の縦方向とが同一となるようにする)。
この滑り測定台を水平にした上に、前記スベリ片の背面を当接させておき、該スベリ片上にスベリ片と重りの荷重が計1kgとなるように、荷重をかけて、引張速度200mm/min、引張距離60mm、チャート速度30mm/minの条件にて摩擦係数の測定を行う。
得られたチャートより常法に準じて静摩擦係数を求め、更に動き出した後の平均荷重より平均動摩擦係数を求める。(摩擦係数としては、静摩擦力が0.35kgなら静摩擦係数は0.35となる。)
滑り測定台及びスベリ片に取り付けられた包装材の互いに縦方向同士の摩擦係数を5点、及びそれぞれ横方向の摩擦係数を5点の計10点の平均値を静摩擦係数及び動摩擦係数として求める。
【0014】
動摩擦係数測定時に観察される荷重の変動幅については、引張速度を低速にするほど表面特性の違いが顕著になる傾向にあることから、本発明では、引張速度50mm/min、引張距離80mm、チャート速度30mm/minの条件にて、前記手順に従い測定する。摩擦係数の測定チャートの一例を図4に示す。このチャートより、前記スベリ片が動き出し最初の荷重のピークPを過ぎた後の荷重の極大平均値(動摩擦係数を求めたチャート範囲にて、上記ピークPを過ぎた後の3番目までの極大値の平均値を算出したもの、図4中、A1 、A2 、A3 )及び極小平均値(動摩擦係数を求めたチャート範囲にて、上記ピークPを過ぎた後の3番目までの極小値の平均値を算出したもの、図4中、B1 、B2 、B3 )を各々求め、極大平均荷重と極小平均荷重との差を荷重の変動幅とする。
【0015】
包装材1は、前記静摩擦係数および平均動摩擦係数が測定される面である外面に所定の樹脂を主成分とする被膜層を有していることで、前記静摩擦係数及び平均動摩擦係数並びに荷重の変動幅が前記の範囲内となされている。
【0016】
前記被膜層の主成分である前記樹脂としては、例えばウレタン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体などが用いられる。特に、摩擦性及び耐熱性に優れており、また包装材1の周縁をヒートシールして個装体3を形成する際のヒートシール性が優れる点から、ウレタン樹脂を用いることが好ましい。
【0017】
前記被膜層は、前記樹脂を主成分としている。即ち前記被膜層は、前記樹脂100%から構成されていてもよく、或いは前記樹脂と少量の各種添加剤から構成されていてもよい。該添加剤としては、例えば炭酸カルシウムや硫酸バリウム等の無機フィラーが用いられる。該無機フィラーを用いることで、前記被膜層の表面粗さが大きくなり、一層大きな摩擦力が得られる。前記添加剤の量は、前記被膜層の1〜10重量%程度であることが好ましい。
【0018】
前記被膜層は、包装材1の外面の全面に亘って形成されている。前記被膜層の面積率は、摩擦力の発現部位が一層連続的になり、個装体3同士の滑り防止効果が一層向上する点から、前記外面の面積の85%以上であり、好ましくは95〜100%である。前記被膜層は、半径1cmの円を考えた場合に、包装材1の外面の任意の部分において測定された該円内での前記面積率が前記の値以上となるように形成されていることが好ましい。
【0019】
前記被膜層の面積率が100%未満である場合、該被膜層は、所定のパターン、例えば亀甲模様、格子模様等の所定の繰り返しパターンや、文字、図形、記号等のパターンで形成される。
【0020】
前記被膜層は、例えば前記樹脂を主成分とする樹脂液を、各種印刷方法、例えばグラビア印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷等の印刷方法によって、包装材1を構成するフィルムの一面に塗布・乾燥させることで形成される。また、ホットメルトコーター等を用い、包装材1を構成するフィルムの一面に前記樹脂を薄膜状に塗工し乾燥させて前記被膜層を形成することもできる。
【0021】
前記被膜層は、その坪量が0.05〜5g/m2 、特に1〜3g/m2 となるように形成されていることが、所望の摩擦力が発現し、且つ包装材1の周縁をヒートシールして個装体3を形成する際のヒートシール性が維持される点から好ましい。
【0022】
包装材1の構成材料としては、ポリエチレン〔直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)〕、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EA)、スチレン−イソプレン共重合体(SIS)、スチレン−ブタジエン共重合体(SBS)、オレフィン系エラストマー等の一種又はそれらの混合物が挙げられる。包装材1は、これらの材料の単層フィルム又は積層フィルムから構成される。また、包装材1の内面に後述する剥離処理を行う場合には、包装材1に耐熱性が要求されることから、包装材1の内面側に密度が0.93g/cm3 以上のポリエチレンやポリプロピレン等の耐熱性を有する樹脂を用いることが好ましい。
【0023】
包装材1を構成するフィルムに前記被膜層が形成される前に、該フィルムに所定の表面加工を施し、その表面を梨地面やエンボス面となして、得られる包装材1の風合い等を向上させてもよい。また前記フィルムにコロナ放電処理等の表面処理を施し、該シートと前記被膜層との密着性を高めてもよい。
【0024】
包装材1における内面はナプキン2に当接する面である。そして、該内面には、ナプキンの非肌当接面側に塗布された、着衣への固着用のホットメルト粘着剤に対する剥離処理がなされていることが好ましい。剥離処理には、シリコーン等の剥離剤が用いられる。包装材1の内面に剥離剤をムラなく均一に塗工する点から、該内面の平均表面粗さ(Ra)は0〜10μm、特に0〜5μmであることが好ましい。
【0025】
中央部分が盛り上がった形状のナプキンや伸縮材料が配されたナプキンを図1に示す個装体3となすと、該個装体3は、中央部の厚みが他の部位よりも厚い隆起部を有し、厚みの不均一な立体形状を有するものとなる。このような立体形状の個装体を図2及び図3に示すように包装袋に入れると、その工程中に個装体3同士が滑って一部の個装体が整列状態から飛び出してしまう等の不都合が起こり易い。しかし、本実施形態の包装材1を用いれば、包装材1外面の微細な凹凸が互いに係合して滑り難くなる。その結果、個装体を複数個整列包装する際の取り扱い性が良好となり、生産性が高くなり製造経費の低減が図られる。即ち、包装材1は、個装体となしたときの厚みが不均一となることで該個装体の表面が非平面形状となるナプキン等の吸収性物品の包装材料として特に好適である。
【0026】
特に、包装材1によってナプキン等の吸収性物品を個別に包装して個装体3を形成したときに、図5に示すように、個装体3における隆起部3aの厚みT1とその周辺部3bの厚みT2との差が3mm以上、特に4mm以上であり、且つ隆起部3aの幅W1が、個装体3の幅W2の50%以下、特に30%以下であるような、表面が非平面形状である個装体であっても、包装材として本実施形態の包装材を用いることにより、個装体が互いに滑らず、整列包装する際の取り扱い性が良くなる。ここで、隆起部3aの幅W1とは、個装体3を平面視したときのXY平面におけるX方向及びY方向に関して測定された隆起部3aの長さのうち、短い方をいい、隆起部3aが最狭部(例えばくびれ部)を有する場合には、該最狭部の幅が隆起部3aの幅W1となり、隆起部3aが一定の幅である場合には当該幅が隆起部3aの幅W1となる。また隆起部3aが最狭部を有さず且つ一定の幅でもない場合(例えば幅が連続的に広がる場合又は狭くなる場合等)には、最大幅が隆起部3aの幅W1となる。
【0027】
〔実施例1〕
個装フィルムAの製造
樹脂組成物として、密度0.935g/cm3 のL−LDPE70重量%および密度0.925g/cm3 のLDPEの30重量%をブレンドしたものを用いた。この樹脂組成物をTダイから押し出して厚さ35μmの単層のフィルムを形成した。このフィルムの片面にウレタン樹脂からなる坪量1.0g/m2 の被膜層を形成した。被膜層は、その面積率が100%となるように形成された。次いでフィルムの反対面に、剥離剤としてのシリコンを塗工し乾燥させて剥離処理を施し、個装フィルムAを得た。
【0028】
〔実施例2〕
個装フィルムBの製造
ウレタン樹脂を用いて坪量1.5g/m2 の被膜層を形成した。これ以外は実施例1と同様にして個装フィルムBを得た。
【0029】
〔比較例1〕
個装フィルムCの製造
被膜層の面積率を50%とする以外は実施例1と同様にして個装フィルムCを得た。
【0030】
〔比較例2〕
個装フィルムDの製造
被膜層を形成しない以外は実施例1と同様にして個装フィルムDを得た。
【0031】
〔性能評価〕
実施例及び比較例で得られた個装フィルムについて、その外面側の静摩擦係数および平均動摩擦係数ならびに荷重の変動幅を前述の方法によって測定した。
また各個装フィルムを用いて中央部分が盛り上がった形状の隆起部を有するナプキンを図1に示す状態に個装し、個装体を20個整列させて包装袋にパック詰めしたときのライン加工性を以下の基準で評価した。尚、この個装体は、厚みが不均一であり表面が非平面形状となっていた(平坦ではなかった)。併せて該個装体における隆起部の厚みT1とその周辺部の厚みT2との差、及び隆起部の幅W1の個装体の幅W2に対する割合を測定した。尚、T1及びT2の値は、ダイヤルゲージ型厚み計を用い、10g/cm2 の荷重下で測定した。
これらの結果を纏めて表1に示す。
【0032】
〔個装体のパック詰め時のライン加工性〕
○・・・個装体同士の滑りが発生せずトラブル無くパック詰め出来た。
×・・・個装体同士が滑り、整列状態が崩れてパック詰め出来なかった。
【0033】
【表1】
【0034】
表1に示す結果から明らかなように、整列状態の崩れ易い厚みが不均一な個装体をパック詰めする場合、被膜層が形成されており、静摩擦係数および平均動摩擦係数ならびに荷重の変動幅が特定の範囲内にある各実施例の個装フィルムを用いると、個装体同士の滑りが発生せず、円滑にパック詰めできることが判る。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、吸収性物品の個装体を複数個整列包装しても、個装体が互いに滑らず、整列包装する際の取り扱い性が良く、生産性向上及び製造経費の低減に資する吸収性物品の包装材が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性物品の包装材によって包装された生理用ナプキンの個装体の斜視図である。
【図2】本発明の吸収性物品の包装材によって包装された生理用ナプキンの個装体を複数個収納してなる包装袋の一部破断斜視図である。
【図3】図2におけるIII −III 線断面図である。
【図4】包装材の外面の摩擦係数の測定チャートの一例を示す図である。
【図5】個装体の縦断面を示す模式図である。
【符号の説明】
1 包装材
2 生理用ナプキン
3 個装体
4 包装袋
Claims (5)
- 個装体となしたときの厚みが不均一となることで該個装体の表面が非平面形状となる吸収性物品を個別に包装するための包装材において、前記包装材は、その少なくとも外面に所定の樹脂を主成分とする被膜層を有しており、前記外面側おける静摩擦係数が0.4〜1.2、平均動摩擦係数が0.3〜1.0であり、且つ動摩擦係数測定時に観察される荷重の変動幅が25cN以下であり、前記被膜層の面積率が、前記外面の面積の85%以上である吸収性物品の包装材。
- 前記個装体は、中央部の厚みが他の部位よりも厚い隆起部を有することで厚みが不均一となるものである請求項1記載の吸収性物品の包装材。
- 前記樹脂が、ウレタン樹脂からなる請求項1又は2記載の吸収性物品の包装材。
- 前記個装体は、前記隆起部の厚みとその周辺部の厚みとの差が3mm以上であり、且つ該隆起部の幅が、該個装体の幅の50%以下である請求項2記載の吸収性物品の包装材。
- 請求項1記載の包装材によって吸収性物品が個別に包装されてなる吸収性物品の個装体であって、該個装体は所定形状の隆起部を有し、該隆起部の厚みとその周辺部の厚みとの差が3mm以上であり、且つ該隆起部の幅が、該個装体の幅の50%以下である吸収性物品の個装体。
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