JP3748527B2 - エッチング装置およびエッチング方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エッチング液によって基板表面の膜を膜厚途中までエッチングするエッチング装置およびエッチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置や液晶表示パネル等の製造工程では、基板の表面に形成された薄膜をふっ酸等のエッチング液でエッチングすることによって、薄膜の膜厚を所望の値にまで減じる処理が行われる場合がある。膜厚を制御するためには、膜厚の測定が不可欠となる。
そこで、基板処理装置の処理チャンバ内で基板表面にエッチング液を供給して基板表面の薄膜のエッチングを行う際に、たとえば、一定時間の処理後に、エッチング処理を中断し、処理チャンバから基板が取り出される。そして、別のチャンバや基板処理装置とは別に設けられた膜厚測定装置において、基板表面の薄膜の膜厚が測定される。
【0003】
これに基づいて、エッチング条件が設定され、再び基板処理装置の処理チャンバ内に基板を搬入してエッチング処理が再開される。こうして、所望の膜厚まで薄膜がエッチングされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような処理では、エッチング処理の中断が余儀なくされるうえ、処理チャンバや膜厚測定装置に対する基板の出し入れを処理途中で行う必要があるから、処理工程に著しく長い時間を要し、生産性が悪い。しかも、エッチングの精度の点でも限界があり、高い精度で所望の膜厚を達成することができない。そこで、この発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、基板表面の膜のエッチング処理と並行して膜厚の測定を行うことによって、生産性を向上し、しかも、エッチング処理の精度を向上することができるエッチング装置およびエッチング方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板表面に形成された膜を、エッチング液によって膜厚途中までエッチングするためのエッチング装置であって、基板を保持して回転させる基板保持回転機構(31,34,35)と、この基板保持回転機構によって保持されて回転されている基板表面の膜にエッチング液を供給するエッチング液供給機構(40,41,43,44,45,46,47)と、上記基板保持回転機構に保持されている基板表面の膜の膜厚を測定する膜厚測定装置(50)と、上記基板が上記基板保持回転機構によって保持されて回転されているときにおける上記膜厚測定装置による測定結果に基づいて、上記エッチング液供給機構によるエッチング液の供給を制御する制御手段(60)とを含み、上記制御手段は、上記エッチング液供給機構によって上記基板保持回転機構に保持されている基板にエッチング液が供給されてエッチング工程が行われている途中に、上記エッチング液供給機構によるエッチング液の供給を中断するエッチング液供給中断手段(S27)と、上記エッチング液の供給が中断された状態で上記膜厚測定装置の測定結果である膜厚検出値を検出する膜厚検出手段(S28)と、上記膜厚検出値が所定の目標膜厚に達していればエッチング工程を終了させる手段(S30)と、上記膜厚検出値が上記目標膜厚に達していなければ、上記エッチング液供給機構によるエッチング液の供給を再開させるエッチング液供給再開手段(S37)と、上記膜厚検出値に基づいてエッチングレートを計算するレート計算手段(S35)と、計算されたエッチングレートに基づいて、エッチング液の供給再開後における上記エッチング液供給機構によるエッチング液の供給停止タイミングを定める停止タイミング設定手段(S36)とを含むものであることを特徴とするエッチング装置である。なお、括弧内の英数字は後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
【0006】
請求項1の発明に対応する方法の発明である請求項記載の発明は、基板表面に形成された膜を、エッチング液によって膜厚途中までエッチングするためのエッチング方法であって、基板を回転させる基板回転工程と、この基板回転工程と並行して、基板表面の膜にエッチング液を供給するエッチング液供給工程と、上記基板回転工程と並行して、基板表面の膜の膜厚を測定する膜厚測定工程と、上記膜厚測定工程に先だって、エッチング液の供給を中断させるエッチング液供給中断工程と、上記エッチング液の供給が中断された状態で実行される上記膜厚測定工程による測定結果が所定の目標膜厚に達していればエッチング工程を終了させる工程と、上記エッチング液の供給が中断された状態で実行される上記膜厚測定工程による測定結果が上記目標膜厚に達していなければ、エッチング液の供給を再開させるエッチング液供給再開工程と、上記エッチング液の供給が中断された状態で実行される上記膜厚測定工程による測定結果に基づいてエッチングレートを計算するレート計算工程と、計算されたエッチングレートに基づいて、エッチング液の供給再開後におけるエッチング液の供給停止タイミングを定める停止タイミング設定工程とを含むことを特徴とするエッチング方法である。
【0007】
これらの発明によれば、基板を回転させている期間に基板表面の膜厚が測定され、その測定結果に基づいてエッチング液の供給が行われる。これにより、エッチング処理を行う処理チャンバ内で膜厚の測定を並行して行うことができるから、生産性を著しく向上できる。しかも、エッチング処理と並行して膜厚の測定を行うことができるので、膜厚を高精度に制御することができ、基板表面の膜を膜厚途中までエッチングして、高精度に膜厚が制御された膜を基板表面に残すことができる。
【0008】
また、これらの発明では、エッチング液の供給を中断して、膜厚の測定が行われる。エッチング液を供給しているときには、基板表面には波だった状態のエッチング液が存在しているので、膜厚測定装置の出力はやや不安定である。そこで、基板の回転は継続しておき、エッチング液の供給を中断して、膜厚測定装置の出力を安定させる。この安定した出力に基づいて、膜厚が評価され、目標膜厚に達していれば、エッチング処理を終了する。一方、目標膜厚に達していなければ、エッチング液の供給が再開されるとともに、測定結果に基づいてエッチングレートが求められる。このエッチングレートに基づいて、エッチング液の供給停止タイミングが設定される。
【0009】
基板の回転を継続したままで膜厚の測定を行うので、その後のエッチング液の供給の再開を速やかに行うことができるから生産性が良好であり、しかも、膜厚測定装置の安定した出力を用いるので、膜厚を高精度に制御できる。
エッチング液の供給中断の影響を最小限に抑えるためには、エッチング液の供給が中断される期間は短時間(約10秒)以内にとどめることが好ましい。
【0014】
請求項記載の発明は、上記制御手段は、上記停止タイミング設定手段によって設定されたタイミングで上記エッチング液供給中断手段によるエッチング液供給の中断を行い、上記膜厚検出値が上記目標膜厚に達するまで、上記膜厚検出手段、エッチング液供給再開手段、レート計算手段および停止タイミング設定手段による処理を繰り返し実行するものであることを特徴とする請求項記載のエッチング装置である。
【0015】
請求項の発明に対応する方法の発明である請求項記載の発明は、上記停止タイミング設定工程によって設定されたタイミングで上記エッチング液供給中断工程を行い、上記膜厚検出値が上記目標膜厚に達するまで、上記膜厚検出工程、エッチング液供給再開工程、レート計算工程および停止タイミング設定工程を繰り返し実行することを特徴とする請求項記載のエッチング方法である。
これらの発明によれば、エッチング液の供給中断、膜厚検出、エッチングレートの計算などの処理が繰り返し実行されることによって、目標膜厚まで高精度なエッチング処理が行われる。
【0016】
請求項記載の発明は、上記制御手段は、上記基板保持回転機構に保持された基板に上記エッチング液供給手段からのエッチング液が供給されるよりも前に上記膜厚測定装置の測定結果を検出する手段(S23)をさらに含むことを特徴とする請求項または記載のエッチング装置である。
請求項の発明に対応する方法の発明である請求項記載の発明は、上記基板にエッチング液が供給されるよりも前に上記基板表面の膜の膜厚を測定する工程をさらに含むことを特徴とする請求項または記載のエッチング方法である。
【0017】
これらの発明によれば、エッチング処理が開始される前に膜厚が測定されるので、その後にエッチング液の供給を停止したときに、エッチングレートを正確に計算することができる。
なお、エッチング処理を開始する前に膜厚を測定するときには、基板はその回転が停止状態とされていることが好ましい。これにより、より正確な膜厚測定が可能になる。
【0018】
膜厚測定装置は、測定対象の膜に対して光を照射する投光部(52,53)と、測定対象の膜からの反射光を受光する受光部(54,55)と、測定対象の膜から上記受光部に至る受光路に介装され、測定対象の膜からの反射光を拡散均一化して上記受光部に向けて出射するディフューザ(75)とを含むものであってもよい。
この構成によれば、測定対象の膜からの反射光が、ディフューザによって拡散されかつ均一化されるので、測定対象の膜の表面が運動していたり、測定対象の膜から受光部に至る受光路が不安定な場合であっても、受光部に安定な光を入射させることができる。これによって、測定対象の膜が移動または回転している場合や、測定対象の膜上に不安定な(たとえば波打った状態の)液体層等が存在する場合であっても、膜厚の測定を良好に行うことができる。
【0019】
上記ディフューザは、上記受光路において上記受光部の直前に配置されていることが好ましい。この構成により、拡散均一化された安定な光を確実に受光部に入射することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置のレイアウトを説明するための図解的な平面図である。この基板処理装置は、基板の一例である半導体ウエハ(以下単に「ウエハ」という。)Wに対して、その表面に形成された薄膜を膜厚途中までエッチングして、所定膜厚の薄膜をウエハWの表面に残すためのエッチング処理装置である。この基板処理装置は、未処理のウエハWおよび処理後のウエハWを収納するためのカセットCが所定方向に沿って複数個配列されるカセット載置部1と、ウエハWに対してそれぞれエッチング処理を施す複数の処理部21,22,23,24とを備えている。複数の処理部21〜24は、直線搬送路27の両側に沿って配列されており、直線搬送路27には、この直線搬送路27に沿って往復移動可能な主搬送ロボット25が設けられている。また、カセット載置部1の近傍には、カセットCの整列方向に沿って移動可能なインデクサロボット11が設けられていて、このインデクサロボット11は主搬送ロボット25との間でウエハWの受け渡しを行うことができる。
【0021】
未処理のウエハWは、インデクサロボット11によってカセットCから1枚ずつ取り出されて、主搬送ロボット25に受け渡される。主搬送ロボット25は、処理部21〜24のいずれかに未処理のウエハWを搬入する。一方、処理部21〜24によって処理された後のウエハWは、主搬送ロボット25によって搬出され、インデクサロボット11に受け渡された後、カセット載置部1に載置されたカセットCに収容される。主搬送ロボット25は、実際には、処理部21〜24のいずれかでウエハWに対する処理が終了すると、当該処理部から処理済のウエハWを取り出し、その後、当該処理部に対して未処理のウエハWを搬入するように動作する。
【0022】
図2は、処理部21〜24の共通の構成を示す図解図である。処理チャンバ20内に、ウエハWをほぼ水平に保持して鉛直軸線回りに回転するスピンチャック31が備えられている。処理チャンバ20内において、このスピンチャック31の上方には、スピンチャック31に保持されたウエハWの表面に処理液(エッチング液または純水)を供給するためのノズル40と、ウエハWの表面の薄膜の膜厚を測定するための膜厚光学系51とが配置されている。スピンチャック31は、処理チャンバ20内に設けられた有底筒状の処理カップ32に収容されていて、この処理カップ32の底部には、ウエハWの処理に用いられた後の処理液を処理チャンバ20外に導くための排液口33が形成されている。
【0023】
処理チャンバ20の下方には、スピンチャック31の回転軸34に回転駆動力を与える回転駆動機構35が設けられている。
スピンチャック31の上方のノズル40には、薬液タンク41に貯留されたエッチング液(たとえば、バッファドふっ酸(BHF))または純水供給源42からの純水を選択的に供給することができる。より具体的には、薬液タンク41内のエッチング液は、ポンプ43によって汲み出され、薬液供給路44から三方弁45,46を介し、さらに処理液供給路47を介してノズル40に供給できる。また、純水供給源42からの純水は、純水供給路48から、三方弁46を介して、処理液供給路47からノズル40に供給できる。薬液タンク41と三方弁45との間には、薬液循環路49が設けられている。ポンプ43は、常時、駆動状態とされ、エッチング液をノズル40に供給しないときには、ポンプ43によって送り出されたエッチング液は、循環路49を介して薬液タンク41に循環されるようになっている。
【0024】
処理カップ32に形成された排液口33には、排液配管36が結合されている。この排液配管36は、三方弁37を介して、薬液タンク41に向かう回収配管38と、廃液配管39とに接続されている。ノズル40から純水が吐出されるときには、三方弁37は排液配管36を廃液配管39に接続して、処理に用いられた後の純水を廃液する。これに対して、ノズル40からエッチング液が供給されるときには、三方弁37は、排液配管36を回収配管38に接続するように制御される。これにより、薬液タンク41にエッチング液を回収できるので、エッチング液の消費量を抑制できる。
【0025】
三方弁37,45,46および回転駆動機構35を制御するために、マイクロコンピュータ等を含む制御部60が設けられている。この制御部60は、膜厚光学系51を含む膜厚測定装置50の出力信号に基づいて、三方弁37,45,46などの制御を行う。
膜厚測定装置50は、上述の膜厚光学系51と、この膜厚光学系51に対して投光用光ファイバ52を介して結合された投光器53と、膜厚光学系51に対して受光用光ファイバ54を介して結合された分光器55とを含む。投光器53は、一定光量の光を発生する。この光は、膜厚光学系51からスピンチャック31に保持されたウエハWの表面に向けて照射される。一方、ウエハWからの反射光は、膜厚光学系51を介して、受光用光ファイバ54から分光器55に与えられるようになっている。この分光器55の出力信号が制御部60に入力される。
【0026】
図3は、膜厚光学系51の構成を説明するための図解図である。膜厚光学系51は、スピンチャック31に近い側から順に、投受光窓部材71、アクロマティックレンズ72、ハーフミラー73および全反射ミラー74をほぼ鉛直方向に沿って配列し、さらに全反射ミラー74からの反射光が向かう方向にディフューザ75を配置して構成されている。
ハーフミラー73は、スピンチャック31に保持されるウエハWに対してほぼ45度の角度(すなわち、水平面に対してほぼ45度の角度)をなす姿勢で設けられており、水平方向(ウエハWの主面に沿う方向)から、投光用光ファイバ52の出射端52aからの光を受け、これをスピンチャック31に保持されたウエハWの表面に向かう鉛直下方に向けて反射する。この光は、アクロマティックレンズ72および投受光窓部材71を介してウエハWの表面に達する。
【0027】
そして、このウエハWの表面に形成された薄膜によって反射された反射光は、投受光窓部材71、アクロマティックレンズ72およびハーフミラー73を順に透過し、全反射ミラー74によってディフューザ75に向けて反射された後、このディフューザ75によって拡散均一化処理を受けて、受光用光ファイバ54の入射端54aに入射する。
すなわち、ディフューザ75は、受光ファイバ54の入射端54aと全反射ミラー74との間に介装されていて、その入射端面75aが全反射ミラー74に対向し、その出射端面75bが受光用光ファイバ54の入射端54aに対向している。
【0028】
アクロマティックレンズ72は、ウエハWからの反射光をディフューザ75の入射端面75aに集束させる働きを有する。また、投受光窓部材71は、たとえば、サファイヤ等の耐薬品性を有する投光部材で構成されていて、膜厚光学系の他の部品をエッチング液から保護する。
受光用光ファイバ54に入射された光は、分光器55によってスペクトル分解処理を受け、この処理結果を表わす信号が制御部60に入力される。制御部60は、入力された分光スペクトルに基づき、ウエハWの表面に形成された薄膜の膜厚を検出する。
【0029】
図4は、ディフューザ75の構成を説明するための斜視図である。ディフューザ75は、ガラス等の透明材料からなっていて、受光用光ファイバ54よりも大径の円柱形状を有している。そして、その入射端面75aおよび出射端面75bは少なくともいずれか一方がサンドブラスト処理等の粗面処理が施された粗面となっていて、その側面、すなわち周面75cは、研磨された研磨面となっている。すなわち、ディフューザ75は、円筒状光学ガラスとしての基本形態を有し、入射端面75aおよび出射端面75bのいずれかを粗面とすることによって、入射端面75aから入射された光を拡散して均一化し、このような処理が施された光を出射端面75bから出射する構成となっている。
【0030】
図5(a)(b)は、ディフューザ75の内部における光の伝搬の様子を示す図である。この図5には、ディフューザ75の入射端面75aおよび出射端面75bの両方に対して粗面処理が施された場合が示されている。入射端面75aに入射した光は、粗面処理が施された入射端面75aの拡散効果によって、ディフューザ75の内方に向けて拡散される。この拡散された光のうち、ディフューザ75の構成材料の全反射角に対応した角度Aの範囲の光は、減衰することなく、出射端面75bに達する。そして、粗面処理が施された出射端面75bの拡散効果によって拡散された光のうち、受光用光ファイバ54の開口数NAで決定される角度φの範囲内の光が、受光用光ファイバ54によって分光器55へと伝達される。
【0031】
図5(a)(b)の比較から理解されるように、ディフューザ75の入射端面75aのいずれの位置にウエハWからの反射光が集光されたとしても、ディフューザ75の出射端面75bに達する光量は同じである。したがって、受光ファイバ54によって分光器55へと伝達される光量は同じである。
これにより、スピンチャック31の回転時に、ウエハWが一定の水平面内で安定せず、図3に示すような歳差運動を行う場合であっても、分光器55には安定した光量の光を伝達することができる。すなわち、図3においてウエハWが実線で示す姿勢の時、ウエハWの表面からの反射光は光路L1を辿ってディフューザ75に至り、ウエハWが一点鎖線で示す姿勢の時には、ウエハWからの反射光は光路L2を通ってディフューザ75に至る。しかし、いずれの場合にも、大口径のディフューザ75はその入射端面75aにおいて反射光を受光することができるから、受光用光ファイバ54に入射する光量は安定している。
【0032】
ノズル40から処理液を供給し、かつスピンチャック31を回転させると、ウエハWの表面には、複雑な形状の処理液層が存在することになる。この状況でも、ウエハWの表面の薄膜からの反射光を大口径の入射端面75aに入射させることができるから、受光用光ファイバ54に安定した光量の光を入射させることができる。したがって、スピンチャック31によってウエハWが回転されているか否か、またノズル40から処理液がウエハWの表面に供給されているか否かに依らずにウエハWの表面の薄膜の膜厚を良好に検出することができる。
【0033】
図6は、制御部60の動作を説明するためのフローチャートである。未処理のウエハWが処理チャンバ20に搬入されてスピンチャック31に保持されると(ステップS1)、ウエハW上の薄膜の目標膜厚が設定されて(ステップS2)、制御部60は、回転駆動機構35を制御して、スピンチャック31の回転を開始させる(ステップS3)。そして、スピンチャック31の回転が安定すると、制御部60は、三方弁45,46を制御することによって、薬液タンク41からのエッチング液を処理液供給路47からノズル40へと導く(ステップS4)。これによって、スピンチャック31に保持されて回転しているウエハWにエッチング液が供給される。このとき、制御部60は、三方弁37を、排液配管36からの処理液が回収配管38に導かれるように制御する。
【0034】
ノズル40からのエッチング液の供給が開始されると、制御部60は、分光器55からの出力に基づいて、膜厚測定を開始する(ステップS5)。この膜厚測定は、ステップS2において設定された目標膜厚になるまで、継続して実施される(ステップS6)。
分光器55からの出力に基づいて測定される薄膜の膜厚が目標膜厚に達すると(ステップS6のYES)、制御部60は、三方弁45を制御して、ポンプ43からの薬液を循環路49へと導き、エッチング液の供給を停止する(ステップS7)。その後、制御部60は、三方弁46を制御することにより、純水供給源42からの純水を処理液供給路47からノズル40へと導く(ステップS8)。これにより、ノズル40から、所定時間にわたってウエハWの表面に純水が供給される。こうして、ウエハW上のエッチング液が洗い流される。
【0035】
こうして水洗工程が終了すると、制御部60は、三方弁46を制御することによって純水の供給を停止し、さらに回転駆動機構35を制御することによって、ウエハW表面の水分を振り切って乾燥させるために、スピンチャック31を高速回転させる(ステップS9)。このような高速回転による乾燥工程が終了すると(ステップS10)、制御部60は、回転駆動機構35を制御してスピンチャック31の回転を停止させる(ステップS11)。こうして、ウエハWの振り切り乾燥が完了し、その後、主搬送ロボット25(図1参照)によって処理済のウエハWがチャンバ20外に搬出される(ステップS12)。
【0036】
図7は、分光器55の出力に基づいてモニタされる膜厚の時間変化を示す図である。エッチング液を供給している期間T1において、膜厚がリアルタイムで測定されていて、その検出値はエッチングの進行に伴って減少していく。そして、膜厚の検出値が目標膜厚に達した時点で、エッチング液の供給は停止され、期間T2には、ウエハWに純水が供給されて水洗処理が行われる。そして、期間T3にはスピンチャック31が高速回転されて、水切り乾燥処理が行われる。
【0037】
以上のように、この動作例によれば、エッチング液をウエハWの表面に供給してその表面の薄膜を膜厚途中までエッチングする過程で、当該薄膜の膜厚がリアルタイムで検出される。そして、当該膜厚検出値が目標膜厚に達した時点で、エッチングを停止することとしている。これによって、目標膜厚に高精度に制御された薄膜をウエハW表面に残すことができる。
図8は、この発明の実施形態に係る基板処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。この実施形態の説明では、上述の図1〜図5を再び参照する。
【0038】
図8には、制御部60の動作が示されている。すなわち、未処理のウエハWが処理チャンバ20に搬入されてスピンチャック31に保持されると(ステップS21)、ウエハW上の薄膜の目標膜厚が設定される(ステップS22)。その後、制御部60は、分光器55の出力を参照して、ウエハW表面の膜の膜厚を測定した後(ステップS23)、回転駆動機構35を制御して、スピンチャック31の回転を開始させる(ステップS24)。そして、スピンチャック31の回転が安定すると、制御部60は、三方弁45,46を制御することによって、薬液タンク41からのエッチング液を処理液供給路47からノズル40へと導く(ステップS25)。これによって、スピンチャック31に保持されて回転しているウエハWにエッチング液が供給される。このとき、制御部60は、三方弁37を、排液配管36からの処理液が回収配管38に導かれるように制御する。
【0039】
エッチング液の供給が開始されてから一定時間が経過すると(ステップS26)、制御部60は、スピンチャック31の回転は継続させる一方で、三方弁45を制御して、ポンプ43からの薬液を循環路49へと導き、エッチング液の供給を中断する(ステップS27)。この状態で、ウエハW表面の状態が安定するまで数秒間(2〜3秒)待機した後、制御部60は、分光器55の出力を参照して、ウエハW表面の膜の膜厚を検出する(ステップS28)。この検出された膜厚が目標膜厚に達していれば(目標膜厚以下であれば)(ステップS29のYES)、エッチング処理を停止させるために、制御部60は、三方弁46を制御することにより、純水供給源42からの純水を処理液供給路47からノズル40へと導く(ステップS30)。これにより、ノズル40から、所定時間にわたってウエハWの表面に純水が供給される。こうして、ウエハW上のエッチング液が洗い流される。
【0040】
こうして水洗工程が終了すると、制御部60は、三方弁46を制御することによって純水の供給を停止し、さらに回転駆動機構35を制御することによって、ウエハW表面の水分を振り切って乾燥させるために、スピンチャック31を高速回転させる(ステップS31)。このような高速回転による乾燥工程が終了すると(ステップS32)、制御部60は、回転駆動機構35を制御してスピンチャック31の回転を停止させる(ステップS33)。こうして、ウエハWの振り切り乾燥が完了し、その後、主搬送ロボット25(図1参照)によって処理済のウエハWがチャンバ20外に搬出される(ステップS34)。
【0041】
一方、エッチング液の供給を中断して測定した膜厚が目標膜厚に達していなければ(ステップS29のNO)、制御部60は、ステップS23,S28でそれぞれ検出された膜厚に基づいて、エッチングレートを算出する(ステップS35)。さらに、制御部60は、算出されたエッチングレートに基づいて、目標膜厚までエッチングするために必要と推測されるエッチング時間を見積って設定する(ステップS36)。それとともに、制御部60は、三方弁45,46を制御することによって、ノズル40へのエッチング液の供給を再開させ(ステップS37)、ウエハWに対してステップS36で設定されたエッチング時間にわたってエッチング液を供給する(ステップS38)。
【0042】
上記設定されたエッチング時間が経過すると(ステップS38のYES)、ステップS27からの処理が再度行われる。すなわち、エッチング液の供給が中断され(ステップS27)、スピンチャック31が回転している状態で、膜厚検出が行われる(ステップS28)。この検出された膜厚が目標膜厚に達していれば(ステップS29のYES)、水洗工程、乾燥工程およびウエハ搬出工程(ステップS30〜S34)が行われる。
【0043】
ステップS29において、膜厚が目標膜厚に達していないと判断されると、ステップS35からの処理が再度行われる。ただし、ステップS35におけるエッチングレートの計算は、直前の2つの時点において測定された膜厚検出値に基づいて行われることが好ましい。
図9は、分光器55の出力に基づいてモニタされる膜厚の時間変化を示す図である。エッチング液を供給している期間T11には、膜厚の検出値は、エッチングの進行に伴って減少していくが、ウエハWの表面におけるエッチング液の波打ち等に起因して、比較的大きな振幅で振れている。一定時間経過後に、エッチング液の供給を停止すると、数秒後にはウエハWの表面のエッチング液の大部分が遠心力によって排除されるため、膜厚の検出値が安定する。したがって、この安定な検出値を利用することにより、エッチングレートを正確に計算することができ、このエッチングレートを利用して、必要なエッチング時間を正確に求めることができる。
【0044】
以上のように、この実施形態によれば、エッチング液の供給を中断して膜厚の検出を行うこととしているので、分光器55の安定した出力に基づいて正確な膜厚検出が可能である。したがって、エッチングレートの計算およびエッチング時間の設定を正確に行うことができるので、高精度に制御された膜厚の膜をウエハWの表面に残すことができる。
しかも、ウエハWの回転は継続した状態でエッチング液の供給を中断して膜厚の測定が行われるので、その後のエッチング処理の再開は速やかに行うことができ、良好な生産性を達成することができる。
【0045】
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は他の形態で実施することもできる。たとえば、上記の実施形態では、被処理基板としてウエハを例にとったが、この発明は、液晶表示パネル用ガラス基板や光ディスク用基板等の他の種類の基板の処理に対しても適用することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る基板処理装置のレイアウトを説明するための図解的な平面図である。
【図2】処理部の構成を示す図解図である。
【図3】膜厚測定装置の構成を説明するための図解図である。
【図4】ディフューザの構成を説明するための斜視図である。
【図5】ディフューザの内部における光の伝搬の様子を示す図である。
【図6】 エッチング処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。
【図7】膜厚検出値の時間変化を示す図である。
【図8】 この発明の実施形態に係る基板処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】 上記実施形態における膜厚検出値の時間変化を示す図である。
【符号の説明】
W ウエハ
11 インデクサロボット
20 処理チャンバ
21〜24 処理部
25 主搬送ロボット
27 搬送路
31 スピンチャック
35 回転駆動機構
40 ノズル
41 薬液タンク
42 純水供給源
47 処理液供給路
50 膜厚測定装置
51 膜厚光学系
52 投光用光ファイバ
52a 出射端
53 投光器
54 受光用光ファイバ
54a 入射端
55 分光器
71 投受光窓部材
72 アクロマティックレンズ
73 ハーフミラー
74 全反射ミラー
75 ディフューザ
75a 入射端面(粗面)
75b 出射端面(粗面)
75c 周面(研磨面)
A ディフューザの全反射角に対応した角度
φ 受光用光ファイバの開口数NAに対応した角度

Claims (6)

  1. 基板表面に形成された膜を、エッチング液によって膜厚途中までエッチングするためのエッチング装置であって、
    基板を保持して回転させる基板保持回転機構と、
    この基板保持回転機構によって保持されて回転されている基板表面の膜にエッチング液を供給するエッチング液供給機構と、
    上記基板保持回転機構に保持されている基板表面の膜の膜厚を測定する膜厚測定装置と、
    上記基板が上記基板保持回転機構によって保持されて回転されているときにおける上記膜厚測定装置による測定結果に基づいて、上記エッチング液供給機構によるエッチング液の供給を制御する制御手段とを含み、
    上記制御手段は、上記エッチング液供給機構によって上記基板保持回転機構に保持されている基板にエッチング液が供給されてエッチング工程が行われている途中に、上記エッチング液供給機構によるエッチング液の供給を中断するエッチング液供給中断手段と、上記エッチング液の供給が中断された状態で上記膜厚測定装置の測定結果である膜厚検出値を検出する膜厚検出手段と、上記膜厚検出値が所定の目標膜厚に達していればエッチング工程を終了させる手段と、上記膜厚検出値が上記目標膜厚に達していなければ、上記エッチング液供給機構によるエッチング液の供給を再開させるエッチング液供給再開手段と、上記膜厚検出値に基づいてエッチングレートを計算するレート計算手段と、計算されたエッチングレートに基づいて、エッチング液の供給再開後における上記エッチング液供給機構によるエッチング液の供給停止タイミングを定める停止タイミング設定手段とを含むものである
    ことを特徴とするエッチング装置。
  2. 上記制御手段は、上記停止タイミング設定手段によって設定されたタイミングで上記エッチング液供給中断手段によるエッチング液供給の中断を行い、上記膜厚検出値が上記目標膜厚に達するまで、上記膜厚検出手段、エッチング液供給再開手段、レート計算手段および停止タイミング設定手段による処理を繰り返し実行するものであることを特徴とする請求項記載のエッチング装置。
  3. 上記制御手段は、上記基板保持回転機構に保持された基板に上記エッチング液供給手段からのエッチング液が供給されるよりも前に上記膜厚測定装置の測定結果を検出する手段をさらに含むことを特徴とする請求項または記載のエッチング装置。
  4. 基板表面に形成された膜を、エッチング液によって膜厚途中までエッチングするためのエッチング方法であって、
    基板を回転させる基板回転工程と、
    この基板回転工程と並行して、基板表面の膜にエッチング液を供給するエッチング液供給工程と、
    上記基板回転工程と並行して、基板表面の膜の膜厚を測定する膜厚測定工程と、
    上記膜厚測定工程に先だって、エッチング液の供給を中断させるエッチング液供給中断工程と、
    上記エッチング液の供給が中断された状態で実行される上記膜厚測定工程による測定結果が所定の目標膜厚に達していればエッチング工程を終了させる工程と、
    上記エッチング液の供給が中断された状態で実行される上記膜厚測定工程による測定結果が上記目標膜厚に達していなければ、エッチング液の供給を再開させるエッチング液供給再開工程と、
    上記エッチング液の供給が中断された状態で実行される上記膜厚測定工程による測定結果に基づいてエッチングレートを計算するレート計算工程と、
    計算されたエッチングレートに基づいて、エッチング液の供給再開後におけるエッチング液の供給停止タイミングを定める停止タイミング設定工程とを含むことを特徴とするエッチング方法。
  5. 上記停止タイミング設定工程によって設定されたタイミングで上記エッチング液供給中断工程を行い、上記膜厚検出値が上記目標膜厚に達するまで、上記膜厚検出工程、エッチング液供給再開工程、レート計算工程および停止タイミング設定工程を繰り返し実行することを特徴とする請求項記載のエッチング方法。
  6. 上記基板にエッチング液が供給されるよりも前に上記基板表面の膜の膜厚を測定する工程をさらに含むことを特徴とする請求項または記載のエッチング方法。
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