JP3748069B2 - 照明装置を用いる撮像機器の制御方法 - Google Patents

照明装置を用いる撮像機器の制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置により静止画像あるいは動画像を撮影するカメラを備えた撮像機器の制御方法に関し、特に、夜間等の照度の足りない場合に使用される照明装置を設けたカメラ付き携帯電話装置を含むモバイル情報機器等の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
夜間等の照度の足りない場合に使用される従来の照明装置を設けたカメラ付きモバイル情報機器等の制御方法について、以下に、例えば、照明装置を設けたカメラ付き携帯電話装置の場合を説明する。
【0003】
近年になり、静止画を撮影する静止画カメラの機能を携帯電話装置に備えさせたカメラ付き携帯電話装置が公知になっている。また、静止画カメラとしてだけでなく動画も撮影可能なビデオカメラを携帯電話装置に備えさせたカメラ付き携帯電話装置も発表されている。このようなカメラ付きの携帯電話装置が普及し、使用者数および使用頻度が増加するに伴い、暗い場所におけるカメラの使用回数が増加している。
【0004】
暗い場所、すなわち、照度の低い被写体を鮮明に撮像可能なカメラは、大光量を取り込むために大きなレンズを使用したり、あるいは、高感度な撮像素子(通常はサイズが大きい)を使用する必要があるが、従来のカメラ付きの携帯電話装置におけるカメラ部分は、携帯電話装置に要求される筐体のサイズ及び重量が非常に限られている等の理由から非常に小型かつ薄型のものしか搭載できなかった。
【0005】
そこで、カメラ付き携帯電話装置の使用者からは、暗い場所でも問題なく被写体を撮影できるように、従来のカメラと同様にストロボやフラッシュ等の照明装置を付加する要望がある。
【0006】
図26は、従来の照明装置としてストロボ装置を携帯機本体に設けたカメラ付き携帯電話装置の一部の展開図である。このような構造は、例えば、特開2001−320622号公報に示されている。
【0007】
図26では、メイン基板57上に撮影レンズを含む電子カメラ52が配置されており、電磁シールド56に囲まれた液晶ディスプレイ51の上方に、ストロボ装置53、54が、電子カメラ52と横一列に並設されている。
【0008】
ストロボ装置53、54は、反射傘54の中にストロボ放電管53が配設され、ストロボ放電管53および液晶ディスプレイ51の前方には、透明な板材のプロテクタ55が配置される。また、プロテクタ55におけるストロボ放電管53の前方部分には、配光用の模様(凹凸)が形成される場合もある。また、メイン基板57の裏面には、ストロボ放電管53に瞬間的に大電流を放電させることで発光させるための充電用にメインコンデンサ57が配置されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のカメラ付き携帯電話装置では、キセノン管53、反射傘54、メインコンデンサ57などの携帯電話装置に使用するには比較的大きな部品を使用する必要があり、携帯機本体の小型化、薄型化が困難であるという問題があった。
【0010】
また、最近のように携帯電話装置の電子カメラ52が、静止画以外に動画も撮影できるようになってきたことにより、照明装置としては、常時点灯できる照明装置が要望されているが、今のところ、携帯電話装置のような小型で薄型の筐体に内蔵でき、携帯電話装置のバッテリーでも常時点灯可能な消費電力の少ない照明装置は発表されていないという問題点があった。
【0011】
また、小型で消費電力が少なく常時点灯可能な照明装置の候補として、発光ダイオードを使用した照明装置が提案されている。この場合には、発光ダイオードを使用することにより小型化および薄型化が可能であり、連続発光できることにより動画に対応することはできるが、消費電力が従来よりもあまり小さくならないことが問題として残っている。
【0012】
また、フラッシュ装置あるいはストロボ装置等の短時間発光装置では、光った時が撮影時であるので被使用者に撮影中であることを通知する必要はないが、例えば、ビデオカメラのように常時点灯できる照明装置の場合には、撮影時に被使用者に対して撮影中であることを知らせる必要がある。そのために、従来のビデオカメラ用ライトでは、撮影中のみ点灯する発光ダイオードなどの撮影状態表示部を照明装置とは別途に設けている。しかし、小型化および薄型化が要望される携帯電話装置のようなモバイル情報機器に、このような撮影状態表示部等の通知手段を照明装置とは別に設ける必要があることは、部品点数が増加し、筐体が大きくなることから設計上非常に不利になるという問題がある。
【0013】
本発明は、上述した従来の課題を解消するためになされたものであって、暗い場所でも問題なく被写体を連続撮影できるように常時点灯が可能であり、部品点数も少なく小型かつ薄型の発光ダイオードを利用した照明装置を備えた撮像機器で、消費電力を少なくできる制御方法を提供することを目的とする。また、さらに上記した撮像機器で、部品を付加しないで被使用者に撮影状態を通知可能な制御方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明の請求項1に記載した照明装置を用いる撮像機器の制御方法では、被写体を撮像して画像データを出力する撮像装置と、該撮像装置から出力される画像データに基づき画像を表示する表示装置と、被写体を照明する照明装置と、撮像装置、表示装置および照明装置の動作を使用者が選択入力できる操作釦と、該操作釦の入力により撮像装置の動作および照明装置の点灯を制御する制御部と、撮像装置の撮像動作を制御する制御プログラム、表示装置の表示制御プログラム、照明装置の点灯動作プログラム、操作釦の入力プログラムおよび各プログラムを関連動作あるいは包括するプログラムを記録する部位と、撮像装置から出力される被写体の画像データを一時的に記録する部位と、一時的に記録された被写体の画像データを不揮発性にて記録する部位とを有するメモリとを備える撮像装置の制御方法であって、
【0015】
被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には操作釦の入力により照明装置を点灯させるステップと、撮像装置が撮像した被写体の画像を表示装置にモニタ表示させるステップと、表示装置にモニタ表示された画像をメモリに一時記録する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には操作釦の入力により撮像装置から出力される被写体の画像データをメモリに一時記録するステップと、画像データの一時記録の終了後に、表示装置のモニタ表示を一時記録された画像データの表示に切り替えて表示させ、その切替時に照明装置が点灯されているか否かを判断し、点灯されている場合には消灯させるステップと、一時記録された画像データを不揮発性にて記録する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には操作釦の入力により画像データを不揮発性のメモリに記録するステップとを有することを特徴とする。
【0016】
また、請求項2の本発明は、請求項1に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、撮像装置が撮像した被写体の画像を表示装置に表示させるステップの前に、被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には操作釦の入力により照明装置を点灯させるステップが実施されることを特徴とする。
【0017】
また、請求項3の本発明は、請求項1に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、撮像装置が撮像した被写体の画像を表示装置に表示させるステップの後に、被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には操作釦の入力により照明装置を点灯させるステップが実施されることを特徴とする。
【0018】
また、請求項4の本発明は、請求項1〜3の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には操作釦の入力により照明装置を点灯させるステップに代えて、制御部により、撮像装置から入力する画像データの平均輝度を演算し、該平均輝度の値が予め設定された所定値よりも小さい場合、照明装置を点灯させるステップを有することを特徴とする。
【0019】
また、請求項5の本発明は、請求項1〜3の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、被写体の照度値を検出する照度センサを備え、メモリには各プログラムに加えて照度センサの検出動作プログラムを備える撮像機器の場合、被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には操作釦の入力により照明装置を点灯させるステップに代えて、制御部により、照度センサから出力される照度値に基づき、該照度値が予め設定された所定値よりも小さい場合、照明装置を点灯させるステップを有することを特徴とする。
【0020】
また、請求項6の本発明は、請求項1〜4の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、照明装置の点灯動作プログラムが照明装置を点灯させる照度を変更できる場合、制御部により、照明装置を点灯させるステップでは、当初は低い照度で照明装置を点灯させ、その後の操作釦の入力により撮像装置から出力される被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、制御部により、照明装置を高い照度で点灯させることを特徴とする。
【0021】
また、請求項7の本発明は、請求項5に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、照明装置の点灯動作プログラムが照明装置を点灯させる照度を変更できる場合、制御部により、照度センサから出力される照度値に基づき、該照度値が予め設定された所定値よりも小さい場合、照明装置を点灯させるステップでは、当初は低い照度で照明装置を点灯させ、再度照度値を検出して照度値が予め設定された所定値を超えるか否かを検出し、その後の操作釦の入力により撮像装置から出力される被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、制御部により、照度値が予め設定された所定値を超えていない場合に、照明装置を高い照度で点灯させることを特徴とする。
【0022】
また、請求項8の本発明は、請求項1〜6の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、照明装置の点灯時間を計時する点灯タイマを備え、メモリには点灯動作プログラム中に点灯タイマによる計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、制御部により、操作釦の入力から画像データのメモリへの一時記録が開始されるまでの間で、少なくとも人間の検知可能な期間以上の期間を点灯タイマで計時し、該期間中は照明装置を消灯することを特徴とする。
【0023】
また、請求項9の本発明は、請求項6または7に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、照明装置の点灯時間を計時する点灯タイマを備え、メモリには点灯動作プログラム中に点灯タイマによる計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、制御部により、操作釦の入力から画像データのメモリへの一時記録が開始されるまでの間で、少なくとも人間の検知可能な期間以上の期間を点灯タイマで計時し、該期間中は照明装置を減光することを特徴とする。
【0024】
また、請求項10の本発明は、請求項8に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、撮像装置が自動露出をオン/オフする機能を有する場合、制御部により、照明装置を消灯する期間は、自動露出をオフすることを特徴とする。
【0025】
また、請求項11の本発明は、請求項9に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、撮像装置が自動露出をオン/オフする機能を有する場合、制御部により、照明装置を減光する期間は、自動露出をオフすることを特徴とする。
【0026】
また、請求項12の本発明は、請求項8に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、撮像装置が所定の応答時間間隔で動作する自動露出の機能を有する場合、制御部により、照明装置を消灯する期間が自動露出の応答時間間隔よりも短くなるように、点灯タイマが設定されることを特徴とする。
【0027】
また、請求項13の本発明は、請求項9に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、撮像装置が所定の応答時間間隔で動作する自動露出の機能を有する場合、制御部により、照明装置を減光する期間が自動露出の応答時間間隔よりも短くなるように、点灯タイマが設定されることを特徴とする。
【0028】
また、請求項14の本発明は、請求項1〜5、8、10、12の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、照明装置の点灯時間を計時する点灯タイマを備え、メモリには点灯動作プログラム中に点灯タイマによる計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、制御部により、画像データのメモリへの一時記録の終了から表示装置のモニタ表示を一時記録された画像データの表示に切り替えまでの間で、人間の検知可能な期間だけ点灯タイマで計時し、該期間中は照明装置を消灯することを特徴とする。
【0029】
また、請求項15の本発明は、請求項6、7、9、11、13の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、照明装置の点灯時間を計時する点灯タイマを備え、メモリには点灯動作プログラム中に点灯タイマによる計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、制御部により、画像データのメモリへの一時記録の終了から表示装置のモニタ表示を一時記録された画像データの表示に切り替えまでの間で、人間の検知可能な期間だけ点灯タイマで計時し、該期間中は照明装置を減光することを特徴とする。
【0030】
また、請求項16の本発明は、請求項1〜15の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、表示装置に一時記録された画像データが表示された後、表示装置をモニタ表示に再度切り替えて表示させる場合、制御部により、照明装置を再度点灯させることを特徴とする。
【0031】
また、請求項17の本発明は、請求項1〜15の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、表示装置に一時記録された画像データが表示された後、表示装置をモニタ表示に再度切り替えて表示させる場合、制御部により、表示装置にモニタ画面が表示されていた時の照明装置の点灯状態を検出し、検出された点灯状態で照明装置を点灯させることを特徴とする。
【0032】
また、請求項18の本発明は、請求項1〜17の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、モニタ表示された画像データをメモリに一時記録する時間を計時する一時記録タイマを備え、メモリには各プログラムに加えて一時記録タイマの計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、制御部により、画像データを一時記録する時間を一時記録タイマで計時し、該計時時間が予め設定された所定の撮像時間よりも大きいか否かを判断し、計時時間が予め設定された所定の撮像時間よりも大きい場合には、画像データの一時記憶を終了させ、照明装置を消灯することを特徴とする。
【0033】
また、請求項19の本発明は、請求項1〜17の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法において、モニタ表示された画像データをメモリに一時記録する時間を計時する一時記録タイマを備え、メモリには各プログラムに加えて一時記録タイマの計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、制御部により、画像データを一時記録する時間を一時記録タイマで計時し、該計時時間が予め設定された所定の撮像時間よりも大きいか否かを判断し、計時時間が予め設定された所定の撮像時間よりも大きい場合には、画像データの一時記憶を終了させる前に、照明装置を消灯することを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお、以下の実施の形態は、照明装置を設けたカメラ付き撮像機器としては最も普及している照明装置を設けたカメラ付き携帯電話装置の場合について、特に、夜間等の照度の足りない場合に照明装置使用して撮像する場合の制御方法を主に説明する。なお、カメラ付き携帯電話装置は、撮像機器でもあるが、中央演算素子(CPU)等の制御手段やメモリ等の記憶手段を備えるモバイル情報機器でもある。
【0035】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置の外観形状を示す斜視図である。
【0036】
同図において、1は携帯電話装置の全体を示し、2は液晶(LCD)等を利用して後述する撮像装置6から出力される画像データに基づき画像を表示するの表示装置であり、3は音声を出力するスピーカであり、4は音声を入力するマイクであり、5は携帯電話装置1に対する使用者の動作指示を選択入力できる操作釦であり、6は被写体を撮像して画像データを出力する撮像装置であり、7は被写体を連続して照明するため発光ダイオード等を利用した照明装置であり、8は自分を撮影する場合に撮像装置の位置合わせを行うための鏡である。
【0037】
図1の携帯電話装置1は、携帯時には筐体の長辺の略中央で2つに折り畳んで小さくできるタイプであり、音声通話をする際には、折り畳んだ部分を再度開いて使用者の耳と口に近づけることができる。図1の場合は、撮像装置6の撮影レンズ側および照明装置7の発光部が、携帯電話本体1を折り畳んだ状態で、その外部側に向かって露出するように構成されている。
【0038】
携帯電話装置1の使用方法としては、例えば、携帯電話装置1の使用者が撮像装置6を用いて被写体を撮像する場合、使用者は、携帯電話装置1の折り畳んだ部分を開いてから、撮像装置6の撮影レンズ側(外部側)を撮像したい被写体に向けてから撮像する。この場合には、表示装置2が使用者側を向くので、被写体の画像を、表示装置2にモニタ表示させて、使用者がオンタイムで確認することができる。
【0039】
しかし、例えば、自画像を撮像する場合には、撮像装置6の撮影レンズ側(外部側)を使用者自身に向けた場合、表示装置2が反対向きになり、使用者がモニタ画像を確認できなくなる。その場合には、使用者は鏡8により自画像の状態を確認し、撮影釦5を操作することにより撮像を行う。
【0040】
また、夜等の周囲の照度が低い(暗い)環境下で自画像を撮像する場合には、使用者は、まず撮影釦5を操作して照明装置7を点灯させて被写体である。使用者自身の照明を開始してから、撮像装置6により照明された使用者の自画像を撮像する。また、上記のようにして撮像された画像は、従来のカメラ付き携帯電話装置と同様に、内蔵された記憶部に一旦記録された後、待ち受け画面、電子メールへの添付等に使用することができ、電子メール等の場合には、図示しない送信部により相手先の携帯電話装置等に送信される。
【0041】
なお、図1に示したカメラ付き携帯電話装置1では、撮像装置6の上部に鏡8、下部に照明装置7を配置しているが、これらの配置は必ずしもこの配置に限るということではなく、例えば、照明装置7を撮像装置6の上部に、鏡8を下部に配置してもよい。もちろん、撮像装置6の左右のそれぞれに鏡8、照明装置7を配置することも可能であり、撮像装置6の周囲の一方の側に照明装置7と各務8を配列することも可能である。
【0042】
図2は、図1の携帯電話装置1の一部の内部構成を示すブロック図である。
【0043】
同図の携帯電話装置1において、11は操作釦5の入力により撮像装置6の動作および照明装置7の点灯を制御する制御部、12は各種プログラムおよび画像データ等の情報を記憶しておくメモリであり、以下、図1と同様に、2は表示装置、5は入力装置となる操作釦、6は撮像装置、7は照明装置である。
【0044】
また、制御部11の内部には、中央演算装置(Central Processing Unit)21を有している。メモリ12の内部には、各種プログラムが記録されるプログラム記憶部22、撮像装置6から出力される被写体の画像データを一時的に記録する一時記憶部23、一時記憶された被写体の画像データを後で待ち受け画面や電子メールへの添付等に使用するために不揮発性で記録する不揮発性記憶部24を有している。
【0045】
プログラム記憶部22には、少なくとも撮像装置6の撮像動作を制御する制御プログラム、表示装置2の表示制御プログラム、照明装置7の点灯動作プログラム、操作釦5の入力プログラムおよび各プログラムを関連動作あるいは包括するプログラムを記録する。
【0046】
図2の部分の動作としては、例えば、操作釦5から入力された使用者の選択指示が指示信号として制御部11に入力される。すると、制御部11は、メモリ12のプログラム記憶部22から必要なプログラムを読み出し、照明装置7、撮像装置6、あるいは、表示装置2等に必要な指示を出力する。
【0047】
図3は、図2の制御部11が携帯電話装置1の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【0048】
図3(a)は、例えば、操作釦5の中の撮影モードを選択する釦が押された場合の入力信号(撮影モード選択信号a1)である。図3(b)は、表示装置2にモニタ画像を表示させるための出力信号(モニタ画像表示信号b1)である。図3(c)は、例えば、操作釦5の中の撮影開始を指示する釦が押された場合の入力信号(撮影開始指示信号c1)である。図3(d)は、撮像装置6により撮像された画像データがメモリ12内の一時記憶部23に一時的に記録されるための出力信号(画像一時記録信号d1)である。図3(e)は、一時記憶部23に一時的に記録され画像データを使用者の確認用に表示装置2に表示させるための出力信号(一時記録画像表示信号e1)である。図3(f)は、例えば、操作釦5の中の照明装置7をオンさせる指示の釦が押された場合に照明装置7を連続点灯させるための出力信号(照明信号f1)である。
【0049】
図3の部分の動作としては、例えば、使用者により操作釦5の中の撮影モードを選択する釦が押されると、図3(a)の撮影モード選択信号a1が制御手段11に入力される。これにより、メモリ12内のプログラム記憶部22から撮像に必要なプログラムが読み出され、撮像装置6および表示装置2等に対して動作準備(スタンバイ状態)が進められる。一般的には、撮影モードが選択されると、それを受けた制御部11は、表示装置2に撮像装置6からの画像データをモニタ表示させて使用者に画像を確認させ、使用者からの撮影開始指示を待つ。
【0050】
例えば、夜等の周囲の照度が不足する場合には、使用者により、操作釦5中の照明装置のオンを指示する釦が押される。すると、制御部11は、照明装置7をオンさせる照明信号f1を出力開始する。
【0051】
使用者が、表示装置2に表示されたモニタ画像を一時記録を開始しようとして、例えば、使用者により操作釦5中の撮影開始を指示する釦が押されると、制御部11は、撮影開始指示信号c1をメモリ12出力し、撮像装置6から入力する画像データをメモリ12内の一時記憶部23に画像一時記憶信号d1として出力して記録させる。
【0052】
使用者が、表示装置2に表示されたモニタ画像の一時記録を終了しようとして、操作釦5中の撮影終了を指示する釦が押されると、制御部11は、不図示の撮影終了指示信号をメモリ12出力し、撮像装置6から入力する画像データの出力(画像一時記憶信号d1)を中止させる。また、画像の一時記録が終了した場合、制御部11は、メモリ12内の一時記憶部23に記録された画像データを表示装置2に出力して、表示装置2の表示内容をモニタ表示から一時記憶された画像データの表示に切り替えて、使用者がその画像データを不揮発性で記録するか否かを確認できるように表示させる(一時記録画像表示信号e1)。
【0053】
表示装置2の表示内容をモニタ表示から一時記憶された画像データの表示に切り替わるタイミングで、制御部11は、照明装置7をオンさせる照明信号f1の出力を停止して、照明装置7をオフ(消光)させる。
【0054】
図4は、図1〜3で示した携帯電話装置1の処理動作を示すフローチャートである。
【0055】
ステップS1では撮影モードの選択指示が入力されたか否かの判断を行ない、撮影モードの選択指示が入力された場合(S1:YES)には、撮像装置6、表示装置2等に、例えば、スタンバイ指示を出力してカメラとしての機能を始めさせる。撮影モードの選択指示が入力されない場合(S1:NO)には、携帯電話装置1は再び待ち受け状態になり、ステップS1の判断を繰り返す。
【0056】
ステップS2では使用者による照明が必要であるか否かが判断されるが、携帯電話装置としては、操作釦5中の照明装置7をオンさせるための指示入力の釦が押されたか否かが制御部11で判断される。使用者が照明を必要とする場合、すなわち、照明装置7をオンさせるための指示入力の釦が押された場合(S2:YES)には、制御部11から照明装置7に対して照明信号f1が出力され始め、照明装置7が連続点灯(オン)される(S3)。使用者が照明を必要としない場合、すなわち、照明装置7をオンさせない指示入力の釦が押された場合(S2:NO)には、制御部11から照明装置7に対して照明信号f1が出力されず、照明装置7が点灯されずに次のステップS4に進む。
【0057】
ステップS2の照明の要否の判断が終了すると、表示装置7には、制御部11から画像データのモニタ画像表示信号b1が出力され、モニタ画面が表示される(S4)。
【0058】
このモニタ画像を見ながら、使用者により一時記録するか否かを判断されるが、携帯電話装置としては、操作釦5中の撮影モードを終了させるための指示入力の釦が押されたか否かが制御部11で判断される(S5)。使用者が一時記録を必要としない場合、すなわち、撮影モードを終了させるための指示入力の釦が押された場合(S5:YES)には、制御部11から次の撮影開始指示c1を待たずに次のステップS21に進み、使用者が一時記録を必要とする場合、すなわち、撮影モードを終了させるための指示入力の釦が押されない場合(S5:NO)には、制御部11から次の撮影開始指示c1を待つ次のステップS6に進む。
【0059】
ステップS6では、使用者によりモニタ表示されている画像の一時記録を開始するか否か判断されるが、携帯電話装置としては、操作釦5中の撮影開始指示c1を入力する釦が押されたか否かが制御部11で判断される。使用者が一時記録を開始する場合、すなわち、撮影開始指示c1を入力する釦が押された場合(S6:YES)には、制御部11からメモリ12の一時記憶部23に対して画像一時記録信号d1が出力され始め、一時記憶部23に画像データが一時記録される(S7)。使用者が一時記録を開始しない場合、すなわち、撮影開始指示c1を入力する釦が押されない場合(S6:NO)には、制御部11からメモリ12の一時記憶部23に対して画像一時記録信号d1が出力されず、再びステップS5の判断が繰り返される。
【0060】
次のステップS8では、使用者によりモニタ表示されている画像の一時記録を終了するか否か判断されるが、携帯電話装置としては、操作釦5中の撮影終了指示を入力する釦が押されたか否かが制御部11で判断される。使用者が一時記録を終了する場合、すなわち、撮影終了指示を入力する釦が押された場合(S8:YES)には、制御部11からメモリ12の一時記憶部23に対する画像一時記録信号d1の出力が終了することにより、一時記憶部23への画像データの一時記録が終了する(S9)。使用者が一時記録を終了しない場合、すなわち、撮影終了指示を入力する釦が押されない場合(S8:NO)には、制御部11からメモリ12の一時記憶部23に対して画像一時記録信号d1が出力され続けるので、再びステップS8の判断が繰り返される。
【0061】
撮影画像の画像データが一時記録が終了すると、照明装置が点灯中であるか否か、すなわち、照明信号f1が照明装置7に出力中であるか否かが制御部11により判断される(S10)。照明装置が点灯中である場合(S10:YES)には、制御部11からの照明信号f1の出力が停止され、照明装置7が消灯する(S11)。照明装置が点灯中でない場合(S10:NO)には、制御部11は何もしないで次のステップS12に進む。
【0062】
照明点灯中の判断が終了すると、制御部11は、一時記憶部23に記録された画像データを今度は読み出して、撮像装置6から入力するモニタ画像用の画像データに代えて一時記憶部23から読み出された画像データ(一時記録画像表示信号e1)を表示装置7に送出して表示させる(S12)。
【0063】
次のステップS13では、使用者により表示されている一時記録画像の再生画像を保存(不揮発性記憶)するか否か判断されるが、携帯電話装置としては、操作釦5中の保存指示を入力する釦が押されたか否かが制御部11で判断される。使用者が一時記録の再生画像を保存する場合、すなわち、保存指示を入力する釦が押された場合(S13:YES)には、制御部11からメモリ12の一時記憶部23と不揮発性記憶部24に対して、画像データの転送指示が出力されることにより、一時記憶部23の画像データが不揮発性記憶部24に保存される(S14)。使用者が一時記録の再生画像を保存しない場合、すなわち、保存指示を入力する釦が押されない場合(S13:NO)には、制御部11は何もしないで次のステップS15に進む。
【0064】
次のステップS15では、使用者により撮影を終了するか撮影を継続するかが判断されるが、携帯電話装置としては、ステップS5と同様に、操作釦5中の撮影モードを終了させるための指示入力の釦が押されたか否かが制御部11で判断される(S15)。使用者が撮影を終了させる場合、すなわち、撮影モードを終了させるための指示入力の釦が押された場合(S15:YES)には、制御部11は撮影モードを終了させ(S16)。使用者が撮影を継続する場合、すなわち、撮影モードを終了させるための指示入力の釦が押されない場合(S15:NO)には、制御部11は、次の一時記録画像を判断するための前処理として、照明オン指示を判断するステップS2に戻る。
【0065】
ステップS5で、使用者が一時記録を必要としない場合、すなわち、撮影モードを終了させるための指示入力の釦が押された場合(S5:YES)に進むステップS21では、ステップS10と同様に、照明装置が点灯中であるか否か、すなわち、照明信号f1が照明装置7に出力中であるか否かが制御部11により判断される。照明装置が点灯中である場合(S21:YES)には、制御部11からの照明信号f1の出力が停止され、照明装置7が消灯する(S22)。照明装置が点灯中でない場合(S21:NO)には、制御部11は何もしないで撮影モードを終了させる次のステップS16に進む。
【0066】
上記のように携帯電話装置1を制御した場合、照明装置7は、画像データの一時記録が終了して、表示装置2の表示内容がモニタ表示から一時記録された画像データの再生画像に切り替わる時に自動的に消灯されるので、不要な電力の消費を低減させることができる。
【0067】
このように、本実施の形態では、暗い場所でも問題なく被写体を連続撮影できるように常時点灯が可能であり、部品点数も少なく小型かつ薄型の発光ダイオードを利用した照明装置を備えた撮像機器を利用して撮影する際に、照明が必要なくなり次第、自動的に照明を消灯させることができるので、操作性が向上して撮影環境を改善でき、照明装置を用いる撮像機器に対して消費電力が少ない制御方法を提供することができる。
【0068】
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2のカメラ付き携帯電話装置の外観形状を示す斜視図である。
【0069】
図5のカメラ付き携帯電話装置1aが、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は、以下の各点である。
【0070】
(1) 撮像装置6、照明装置7が、表示装置2と同じ側に配置されている点。
【0071】
(2) この場合、撮像装置6の位置合わせは表示装置2を見ながらできるため、鏡8が削除されている点。
【0072】
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0073】
また、実施の形態1とは構造が異なる本実施の形態でも、動作については実施の形態1と同様に図4のフローチャートに従って実施される。
【0074】
従って、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、暗い場所でも問題なく被写体を連続撮影できるように常時点灯が可能であり、部品点数も少なく小型かつ薄型の発光ダイオードを利用した照明装置を備えた撮像機器を利用して撮影する際に、照明が必要なくなり次第、自動的に照明を消灯させることができるので、操作性が向上して撮影環境を改善でき、照明装置を用いる撮像機器に対して消費電力が少ない制御方法を提供することができる。
【0075】
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0076】
なお、図6のカメラ付き携帯電話装置が、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は、次の点である。
【0077】
(3) メモリ12中に、図示していないが、撮影モードにおける照明点灯時の照明状態を記憶する部位を有する点。
【0078】
その他の構成では、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる点が挙げられ、その他は実施の形態1と同様である。
【0079】
また、実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と動作上で異なる点は、以下の点である。
【0080】
(4) 撮影モードを終了するか否かを判断するステップS15で、撮影を終了せずにステップS2に戻る場合、メモリ12から照明点灯時の照明状態を読み出し、撮影時に照明が点灯していたか否かを判断する(S31)。撮影時に照明が点灯していた場合(S31:YES)には、ステップS3に戻って照明を点灯させ、撮影時に照明が点灯していなかった場合(S31:NO)には、ステップS4に戻って照明を点灯させないでモニタ画面を表示させる点。
【0081】
その他の動作は、実施の形態1と同様である。
【0082】
このように、本実施の形態では、撮像装置の撮影モードにおける照明点灯時の照明状態を記憶しておき、撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続する場合には、記憶されていた照明状態に基づいて照明の必要性を判断するので、実施の形態1、2の効果に加えて、不要な照明時間を無くすことができ、消費電力の低減が可能になり、撮影モード継続時には照明の点灯および非点灯を自動的に判断して実施するため、使用者の操作性をさらに向上させることができる。
【0083】
実施の形態4.
図7は、本発明の実施の形態4のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0084】
なお、図7のカメラ付き携帯電話装置が、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0085】
従って、実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1とは動作上で異なり、その相違点は、以下の点である。
【0086】
(5) 上記した実施の形態1では、表示装置2にモニタ画像を表示させる動作(S4)のタイミングが、照明装置7を点灯させるか否かの判断(S2)、および、点灯させる場合の点灯動作(S3)の後であったが、本実施の形態では、照明装置7を点灯させるか否かの判断(S43)、および、点灯させる場合の点灯動作(S44)の前に、表示装置2にモニタ画像を表示させる動作(S42)を実施させる点。
【0087】
その他の動作は、実施の形態1と同様である。
【0088】
このように、本実施の形態では、ステップS1で撮影モードが選択された直後には、先にモニタ画像の表示を行ない、その表示内容を確認してから使用者が照明の必要性を判断できるので、使用者によるモニタ画像確認が実施されるまでの照明装置7の消費電力を低減でき、また、モニタ画像の照度が照明装置の点灯により明るくなるのみで表示されている内容は変わらないので、実施の形態1、2の効果に加えて、使用者によってモニタ画像が確認される時間も短縮させることができることから、モニタ画像確認中の照明装置7の消費電力についても低減させることができる。従って、不要な照明時間をさらに低減させることができ、さらなる消費電力の低減が可能になる。
【0089】
実施の形態5.
図8は、本発明の実施の形態5のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0090】
なお、図8のカメラ付き携帯電話装置が、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は、実施の形態3と同様に、上記(3)に記載した点であり、また、後述するように処理動作が異なるので、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0091】
また、実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1とは動作上で異なり、その相違点は、以下の点である。
【0092】
(6)実施の形態4に説明した点灯動作より先にモニタ画像を表示させた場合で、さらに実施の形態3に説明した撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続させようとする場合には、実施の形態3と同様のステップに戻ると、戻った時にモニタ画像表示ができなくなってしまう。そこで、本実施の形態では、撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続させる場合には、撮影時に照明画点灯されているか否かのステップS31の結果にかかわらず、何れの判断後もモニタ画像を表示させるステップS64およびS65の処理動作を追加し、実施の形態3と同様に、記憶されていた照明状態に基づいて照明の必要性を判断できるようにした点。
【0093】
その他の動作は、実施の形態1と同様である。
【0094】
図8の各ステップに基づいて相違点を説明すると、まず、照明装置7を点灯させるか否かの判断(S53)、および、点灯させる場合の点灯動作(S54)の前に、表示装置2にモニタ画像を表示させる動作(S52)を実施させる点が異なる。
【0095】
さらに、撮影モードを終了するか否かを判断するステップS15で、撮影を終了しないで戻る場合、メモリ12から照明点灯時の照明状態を読み出し、撮影時に照明が点灯していたか否かを判断する(S31)。撮影時に照明が点灯していた場合(S31:YES)には、モニタ画像を再び表示させて(S64)から、ステップS54に戻って照明を点灯させ、撮影時に照明が点灯していなかった場合(S31:NO)には、モニタ画像を再び表示させて(S65)から、ステップS5に戻って照明を点灯させないで撮影モード終了を判断するステップS5に戻る点が異なる。
【0096】
このように、本実施の形態では、撮像装置の撮影モードにおける照明点灯時の照明状態を記憶しておき、撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続する場合には、記憶されていた照明状態に基づいて照明の必要性を判断し、さらに、ステップS1で撮影モードが選択された直後には、先にモニタ画像の表示を行ない、その表示内容を確認してから使用者が照明の必要性を判断できるので、上記した実施の形態3に記載した効果と、上記した実施の形態4に記載した効果の双方を同時に得ることができる。
【0097】
実施の形態6.
図9は、本発明の実施の形態6のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0098】
なお、図9のカメラ付き携帯電話装置が、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0099】
従って、実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1とは動作上で異なるが、最も動作が近いものは実施の形態4であるので、実施の形態4との相違点について、以下に示す。
【0100】
(7) 上記した実施の形態4では、表示装置2にモニタ画像を表示させる動作(S42)の後に、使用者により照明をオンさせるか否かの判断を実施させていた(S43)。しかし、本実施の形態では、照明装置7を点灯させるか否かの判断を撮像装置6から入力する画像データの画像の平均輝度値を制御部11で演算し、その演算値と予め設定されている所定値(照明が必要と判断する場合の境界値となる平均輝度値)とを比較(S73)し、演算値が所定値よりも小さい場合(S73:YES)には、自動的に照明を点灯させ(S44)、演算値が所定値よりも小さくない場合には(S73:NO)には、照明を点灯させないで撮影モード終了を判断するステップS5に進む点が異なる。
【0101】
その他の動作は、実施の形態4と同様である。
【0102】
このように、本実施の形態では、照明を点灯させるか否かの判断を、撮像装置6から入力する画像データの画像の平均輝度値により自動的にできるようにしたので、上記した実施の形態4の効果に加え、使用者の誤判断による不要な照明装置の点灯時間を無くして、適切な場合のみに照明を点灯するようにして、撮像装置の消費電力を低減させることができる。また、照明の点灯を自動的に行うため、使用者の操作性も向上させることができる。
【0103】
実施の形態7.
図10は、本発明の実施の形態7のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0104】
なお、図10のカメラ付き携帯電話装置が、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は、実施の形態3および実施の形態5と同様に、上記(3)に記載した点であり、また、後述するように処理動作が異なるので、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0105】
従って、実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1とは動作上で異なるが、最も動作が近いものは実施の形態6であるので、実施の形態6との相違点について、以下に示す。
【0106】
(8)実施の形態6に説明した照明を点灯させるか否かの判断を、撮像装置6から入力する画像データの画像の平均輝度値により自動的にできるようにした場合には、実施の形態4に説明した場合と同様に、点灯動作より先にモニタ画像を表示させている。この場合で、さらに実施の形態3に説明した撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続させようとする場合には、実施の形態3と同様のステップに戻ると、戻った時にモニタ画像表示ができなくなってしまう。そこで、本実施の形態でも、実施の形態5と同様に、撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続させる場合には、撮影時に照明画点灯されているか否かのステップS31の結果にかかわらず、何れの判断後もモニタ画像を表示させるステップS64およびS65の処理動作を追加し、実施の形態3あるいは実施の形態5と同様に、記憶されていた照明状態に基づいて照明の必要性を判断できるようにした点。
【0107】
その他の動作は、実施の形態6と同様である。
【0108】
図10の各ステップに基づいて相違点を説明すると、まず、実施の形態5と類似するように、撮像装置6から入力する画像データの画像の平均輝度値が予め設定されている所定値(照明が必要と判断する場合の境界値となる平均輝度値)未満であるか否かの判断(S83)、および、点灯させる場合の点灯動作(S54)の前に、表示装置2にモニタ画像を表示させる動作(S52)を実施させる点が異なる。
【0109】
さらに、撮影モードを終了するか否かを判断するステップS15で、撮影を終了しないで戻る場合、メモリ12から照明点灯時の照明状態を読み出し、撮影時に照明が点灯していたか否かを判断する(S31)。撮影時に照明が点灯していた場合(S31:YES)には、モニタ画像を再び表示させて(S64)から、ステップS54に戻って照明を点灯させ、撮影時に照明が点灯していなかった場合(S31:NO)には、モニタ画像を再び表示させて(S65)から、ステップS5に戻って照明を点灯させないで撮影モード終了を判断するステップS5に戻る点が異なる。
【0110】
このように、本実施の形態では、撮像装置の撮影モードにおける照明点灯時の照明状態を記憶しておき、撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続する場合には、記憶されていた照明状態に基づいて照明の必要性を判断し、さらに、ステップS1で撮影モードが選択された直後には、先にモニタ画像の表示を行ない、その表示内容を確認してから使用者が照明の必要性を判断できるので、上記した実施の形態5に記載した効果と、上記した実施の形態6に記載した効果の双方を同時に得ることができる。
【0111】
実施の形態8.
図11と図12は、本発明の実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置の外観形状を示す斜視図である。また、図13は、図11の携帯電話装置1bあるいは図12の携帯電話装置1c一部の内部構成を示すブロック図である。
【0112】
図11のカメラ付き携帯電話装置1bが、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は、図12のカメラ付き携帯電話装置1cが、図5に示した実施の形態2のカメラ付き携帯電話装置1aと構造上で異なる点と同じであり、以下の点である。
【0113】
(9) 被写体の照度を検出する照度センサ9を備え、メモリ12には各プログラムに加えて照度センサ9の検出動作プログラムを備える点。
【0114】
(10) メモリ12中に、図示していないが、照度センサ9の検出結果を記憶する部位を有する点。
【0115】
その他の構成では、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録される各プログラムの内容が異なる点が挙げられ、その他は実施の形態1と同様である。
【0116】
図14は、本発明の実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0117】
本実施の形態の処理動作が、実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と動作上で異なる点は、以下の点である。
【0118】
(11) 上記した実施の形態1では、使用者により照明をオンさせるか否かの判断を実施させ(S2)、操作釦5により照明をオンさせるか否かを選択させていた。しかし、本実施の形態では、照明装置7を点灯させるか否かの判断を、照度センサ9から入力する検出結果(照度値)を、制御部11で、その検出結果と予め設定されている所定値(照明が必要と判断する場合の境界値となる照度値)とを比較(S92)し、検出結果の照度値が所定値よりも小さい場合(S92:YES)には、自動的に照明を点灯させ(S3)、検出結果が所定値よりも小さくない場合には(S92:NO)には、照明を点灯させないでモニタ画像を表示させるステップS4に進む点が異なる点。
【0119】
その他の動作は、実施の形態1と同様である。
【0120】
このように、本実施の形態では、照明を点灯させるか否かの判断を、照度センサ9から入力する検出結果(照度値)により自動的にできるようにしたので、上記した実施の形態1の効果に加え、使用者の誤判断による不要な照明装置の点灯時間を無くして、適切な場合のみに照明を点灯するようにして、撮像装置の消費電力を低減させることができる。また、照明の点灯を自動的に行うため、使用者の操作性も向上させることができる。
【0121】
実施の形態9.
図15は、本発明の実施の形態9のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0122】
なお、図15のカメラ付き携帯電話装置が、図11〜14に示した実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置1b、1cと構造上で異なる点は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0123】
従って、実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置1b、1cとは動作上で異なり、その相違点は、実施の形態4と類似する以下の点である。
【0124】
(12) 上記した実施の形態8では、表示装置2にモニタ画像を表示させる動作(S4)のタイミングが、照度センサ9の検出結果(照度値)と予め設定されている所定値の照度値とを比較する判断(S92)、および、点灯させる場合の点灯動作(S3)の後であったが、本実施の形態では、検出結果(照度値)と予め設定されている所定値の照度値とを比較する判断(S103)、および、点灯させる場合の点灯動作(S44)の前に、表示装置2にモニタ画像を表示させる動作(S42)を実施させる点。
【0125】
その他の動作は、実施の形態1と同様である。
【0126】
このように、本実施の形態では、ステップS1で撮影モードが選択された直後には、先にモニタ画像の表示を行ない、その表示内容を確認してから使用者が照明の必要性を判断できるので、使用者によるモニタ画像確認が実施されるまでの照明装置7の消費電力を低減でき、また、モニタ画像の照度が照明装置の点灯により明るくなるのみで表示されている内容は変わらないので、実施の形態8の効果に加えて、使用者によってモニタ画像が確認される時間も短縮させることができることから、モニタ画像確認中の照明装置7の消費電力についても低減させることができる。従って、不要な照明時間をさらに低減させることができ、さらなる消費電力の低減が可能になる。
【0127】
実施の形態10.
図16は、本発明の実施の形態10のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0128】
なお、図16のカメラ付き携帯電話装置が、図11〜14に示した実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置1b、1cと構造上で異なる点は、実施の形態3と類似する次の点である。
【0129】
(13) メモリ12中に、図示していないが、撮影モードにおける照明点灯時の照明状態を記憶する部位を有する点。
【0130】
その他の構成では、図11〜14に示した実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置1b、1cと構造上で異なる点は図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる点が挙げられ、その他は実施の形態8と同様である。
【0131】
また、実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置1b、1cと動作上で異なる点も、実施の形態3と類似する以下の点である。
【0132】
(14) 撮影モードを終了するか否かを判断するステップS15で、撮影を終了せずにステップS2に戻る場合、メモリ12から照明点灯時の照明状態を読み出し、撮影時に照明が点灯していたか否かを判断する(S31)。撮影時に照明が点灯していた場合(S31:YES)には、ステップS3に戻って照明を点灯させ、撮影時に照明が点灯していなかった場合(S31:NO)には、ステップS4に戻って照明を点灯させないでモニタ画面を表示させる点。
【0133】
その他の動作は、実施の形態8と同様である。
【0134】
このように、本実施の形態では、撮像装置の撮影モードにおける照明点灯時の照明状態を記憶しておき、撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続する場合には、記憶されていた照明状態に基づいて照明の必要性を判断するので、実施の形態8の効果に加えて、不要な照明時間を無くすことができ、消費電力の低減が可能になり、撮影モード継続時には照明の点灯および非点灯を自動的に判断して実施するため、使用者の操作性をさらに向上させることができる。
【0135】
実施の形態11.
図17は、本発明の実施の形態11のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0136】
なお、図17のカメラ付き携帯電話装置が、図15に示した実施の形態9のカメラ付き携帯電話装置と構造上で異なる点は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0137】
従って、実施の形態9のカメラ付き携帯電話装置とは動作上で異なり、その相違点は、実施の形態7と類似する以下の点である。
【0138】
(13)実施の形態8に説明した照明を点灯させるか否かの判断を、照度センサ9の検出結果(照度値)と予め設定されている所定値の照度値とを比較することにより自動的にできるようにし、実施の形態9に説明した場合と同様に、点灯動作より先にモニタ画像を表示させている場合で、さらに実施の形態3に説明した撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続させようとする場合には、実施の形態3と同様のステップに戻ると、戻った時にモニタ画像表示ができなくなってしまう。そこで、本実施の形態でも、実施の形態5および実施の形態7と同様に、撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続させる場合には、撮影時に照明画点灯されているか否かのステップS31の結果にかかわらず、何れの判断後もモニタ画像を表示させるステップS64およびS65の処理動作を追加し、実施の形態3、実施の形態5あるいは実施の形態7と同様に、記憶されていた照明状態に基づいて照明の必要性を判断できるようにした点。
【0139】
その他の動作は、実施の形態9と同様である。
【0140】
図17の各ステップに基づいて相違点を説明すると、まず、実施の形態9と類似するように、照度センサ9の検出結果(照度値)が予め設定されている所定値の照度値未満であるか否かの判断(S123)、および、点灯させる場合の点灯動作(S54)の前に、表示装置2にモニタ画像を表示させる動作(S52)を実施させている。
【0141】
さらに、撮影モードを終了するか否かを判断するステップS15で、撮影を終了しないで戻る場合、メモリ12から照明点灯時の照明状態を読み出し、撮影時に照明が点灯していたか否かを判断する(S31)。撮影時に照明が点灯していた場合(S31:YES)には、モニタ画像を再び表示させて(S64)から、ステップS54に戻って照明を点灯させ、撮影時に照明が点灯していなかった場合(S31:NO)には、モニタ画像を再び表示させて(S65)から、ステップS5に戻って照明を点灯させないで撮影モード終了を判断するステップS5に戻る点が異なる。
【0142】
このように、本実施の形態では、撮像装置の撮影モードにおける照明点灯時の照明状態を記憶しておき、撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続する場合には、記憶されていた照明状態に基づいて照明の必要性を判断し、さらに、ステップS1で撮影モードが選択された直後には、先にモニタ画像の表示を行ない、その表示内容を確認してから使用者が照明の必要性を判断できるので、上記した実施の形態5に記載した効果と、上記した実施の形態6に記載した効果の双方を併せた実施の形態7の効果と、上記した実施の形態9の効果を同時に得ることができる。
【0143】
実施の形態12.
図18は、本発明の実施の形態12のカメラ付き携帯電話装置の制御部11が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【0144】
なお、図18のカメラ付き携帯電話装置が、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は、次の点である。
【0145】
(14) メモリ12中に、図示していないが、撮影モードにおける照明点灯時の照明レベルの段階を記憶する部位を有する点。
【0146】
その他の構成では、図1に示した実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と構造上で異なる点は図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる点が挙げられ、その他は実施の形態1と同様である。
【0147】
また、実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置1と動作上で異なる点は、以下の点である。
【0148】
(15) 照明装置7を点灯させるステップS3では、照明信号f2のレベルが低いAの状態で点灯させておき、撮影開始指示が入力されたことを判断するステップS6で入力が確認された場合(S6:YES)に、制御部11により、照明装置7を照明信号f2のレベルが高いBの状態で照明装置を点灯させる点。
【0149】
(16) 実施の形態8以降のように照度センサ9を有している場合には、制御部11により、照度センサ9から出力される照度値に基づき、その照度値が予め設定された所定値よりも小さい場合(S92)、照明装置7を点灯させるステップ(S3)では、当初は照明信号f2のレベルが低いAの状態で点灯させておき、再度照度値を検出して照度値が予め設定された所定値を超えるか否かを検出し、その後の操作釦5の入力(S6)により撮像装置6から出力される被写体の画像データをメモリ12に一時記録するステップ(S7)では、制御部11により、照度値が予め設定された所定値を超えていない場合に、照明装置7を照明信号f2のレベルが高いBの状態で照明装置を点灯させる点。
【0150】
その他の動作は、実施の形態1と同様である。
【0151】
このように、本実施の形態では、照明装置の点灯動作プログラムが照明装置を点灯させる照度を変更できる場合に、照明装置の点灯動作を開始する当初では、照明装置7を照明信号f2のレベルが低いAの状態で照明装置を点灯させておき、撮影開始の時点で、照明装置7を照明信号f2のレベルが高いBの状態で照明装置を点灯させるように制御するので、実施の形態1の効果に加えて、さらに点灯動作の開始後から、撮影開始までの消費電力を低減させることができる。従って、限られた電力を有効活用でき、撮影時には良好な画質を得ることができる。
【0152】
実施の形態13.
図19は、本発明の実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置の制御部11が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【0153】
なお、図19のカメラ付き携帯電話装置が、図18に示した実施の形態12のカメラ付き携帯電話装置と構造上で異なる点は、以下の点である。
【0154】
(17) 不図示の照明装置の点灯時間を計時する点灯タイマを備える点。
【0155】
その他は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0156】
従って、実施の形態12のカメラ付き携帯電話装置とは動作上で異なり、その相違点は、以下の点である。
【0157】
(18) 照明装置の点灯動作を開始する当初における照明装置7の照明信号f2のレベルが低いAの状態から、撮影開始の時点における照明装置7を照明信号f2のレベルが高いBの状態にする前に、少なくとも人間の検知可能な期間以上の期間を点灯タイマで計時し、その計時期間中だけ照明装置7を消灯するように制御する点。
【0158】
また、本実施の形態のカメラ付き携帯電話装置が、実施の形態12に示した撮影モードにおける照明点灯時の照明レベルの段階において段階に余裕を有している場合には、消灯する代わりに人間が検知可能な範囲で減光するように制御しても良い。
【0159】
このように、本実施の形態では、撮影画像を記録する前に撮影される人が判別可能な期間だけ照明を消灯するので、実施の形態1の効果に加えて、特に撮影することを知らせる部品を別途に用意しなくとも、撮影される人に容易に撮影開始を認識させることができる。
【0160】
実施の形態14.
図20は、本発明の実施の形態14のカメラ付き携帯電話装置の制御部11が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【0161】
なお、図20のカメラ付き携帯電話装置が、図19に示した実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置と構造上で異なる点は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0162】
その他は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0163】
従って、実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置とは動作上で異なり、その相違点は、以下の点である。
【0164】
(19) 少なくとも人間の検知可能な期間以上の期間というパラメータのみを用いて点灯タイマで計時しようとすると、人間の検知能力にはバラツキがあるため、どうしてもタイマの設定時間は長めになってしまう。これに対して、照明装置7の照度を、画像一時記録期間d4の開始前に一度下げる期間を、「撮像装置6の自動露出応答時間より短くする」という値が比較的明確な別パラメータで期間を設定する点。
【0165】
このように、本実施の形態では、撮影画像を記録する前に、撮像装置6の自動露出応答時間より短い期間で、撮影される人が判別可能な期間だけ照明を消灯するので、実施の形態19よりも短い期間で、特に撮影することを知らせる部品を別途に用意しなくとも、撮影される人に容易に撮影開始を認識させることができる。
【0166】
実施の形態15.
図21は、本発明の実施の形態15のカメラ付き携帯電話装置の制御部11が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【0167】
なお、図21のカメラ付き携帯電話装置が、図19に示した実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置と構造上で異なる点は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
その他は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0168】
従って、実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置とは動作上で異なり、その相違点は、以下の点である。
【0169】
(20) 少なくとも人間の検知可能な期間以上の期間を点灯タイマで計時する際には、自動露光機能は必要なくなるので、その計時期間中は、撮像装置6の自動露光機能を停止(OFF)させる点。
【0170】
このように、本実施の形態では、撮影画像を記録する前に、撮影される人が判別可能な期間だけ照明を消灯する間は、撮像装置6の自動露光機能をオフさせるので、実施の形態13の効果に加えて、さらに電力消費量を低減させることができる。
【0171】
実施の形態16.
図22は、本発明の実施の形態16のカメラ付き携帯電話装置の制御部11が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【0172】
なお、図22のカメラ付き携帯電話装置が、図19に示した実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置と構造上で異なる点は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0173】
その他は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0174】
従って、実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置とは動作上で異なり、その相違点は、以下の点である。
【0175】
(21) 少なくとも人間の検知可能な期間以上の期間を点灯タイマで計時し、その計時期間中だけ照明装置7を消灯するように制御する期間が、撮影画像を記録する前ではなく、撮影画像の一時記録終了のステップS9から一時記録画像を表示装置7に表示させるステップS12までの間に変更されている点。
【0176】
また、本実施の形態のカメラ付き携帯電話装置が、実施の形態12に示した撮影モードにおける照明点灯時の照明レベルの段階において段階に余裕を有している場合には、実施の形態13の場合と同様に、本実施の形態の場合でも消灯する代わりに人間が検知可能な範囲で減光するように制御しても良い。
【0177】
このように、本実施の形態では、撮影が終了して表示装置7に表示させる画像がモニタ画像から一時記録画像に切り替わる前に、撮影される人が判別可能な期間だけ照明を消灯するので、実施の形態1の効果に加えて、特に撮影することを知らせる部品を別途に用意しなくとも、撮影される人に容易に撮影終了を認識させることができる。また、本実施の形態は、例えば、照明装置7を、撮影装置6の自動露光機能が動作中は消灯させることができるので、自動露光機能に影響を与えないようにすることができる。なお、本実施の形態の効果は、特に、一瞬の内に撮影が完了する静止画を撮像する場合に有効である。
【0178】
実施の形態17.
図23は、本発明の実施の形態17のカメラ付き携帯電話装置の制御部11が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【0179】
なお、図23のカメラ付き携帯電話装置が、図19に示した実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置と構造上で異なる点は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0180】
その他は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0181】
従って、実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置とは動作上で異なり、その相違点は、以下の点である。
【0182】
(22) 少なくとも人間の検知可能な期間以上の期間を点灯タイマで計時し、その計時期間中だけ照明装置7を消灯するように制御する期間が、撮影画像を記録する前に加えて、撮影画像の一時記録終了のステップS9から一時記録画像を表示装置7に表示させるステップS12までの間の2期間に変更されている点。
【0183】
すなわち、本発明の実施の形態17では、実施の形態13の動作と実施の形態16の動作の両方を実施させるようにしたものである。また、実施の形態13に代えて、実施の形態14、あるいは、実施の形態15と、実施の形態16との両方を実施させるように制御を変更しても良い。
【0184】
また、本実施の形態のカメラ付き携帯電話装置が、実施の形態12に示した撮影モードにおける照明点灯時の照明レベルの段階において段階に余裕を有している場合には、実施の形態13、16の場合と同様に、本実施の形態の場合でも消灯する代わりに人間が検知可能な範囲で減光するように制御しても良い。
【0185】
このように、本実施の形態では、撮影画像を記録する前と、撮影が終了した後に、撮影される人が判別可能な期間だけ照明を消灯するので、実施の形態1の効果に加えて、特に撮影することを知らせる部品を別途に用意しなくとも、撮影される人に容易に撮影の開始と終了の双方を認識させることができる。
【0186】
実施の形態18.
図24は、本発明の実施の形態18のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0187】
なお、図24のカメラ付き携帯電話装置が、図18に示した実施の形態12のカメラ付き携帯電話装置と構造上で異なる点は、以下の点である。
【0188】
(23) 不図示の撮影時間を計時する撮影時間タイマを備える点。
【0189】
その他は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0190】
従って、実施の形態12のカメラ付き携帯電話装置とは動作上で異なり、その相違点は、以下の点である。
【0191】
(24) 撮影が開始されるステップS6の後に、撮影時間タイマによる計時が開始され、制御部11では、その計時値が予め設定された所定値Tを超えたか否かを監視する(S132)。計時値が予め設定された所定値Tを超えた場合(S132:NO)には、撮影画像の一時記録を終了する(S9)。計時値が予め設定された所定値Tを超えない場合(S132:YES)には、撮影終了指示が有ったか否かを確認し(S8)、無ければ(S8:NO)、撮影画像の一時記録S7を継続し、撮影終了指示が有れば(S8:YES)、撮影画像の一時記録を終了する(S9)する点。
【0192】
このように、本実施の形態では、撮影画像の記録をタイマ設定で制限し、タイマ設定時間以上は撮影できないようにして、撮影画像の一時記録が終了したら照明を消灯させるので、実施の形態1の効果に加えて、撮影時間タイマを使用する際にも照明の点灯時間による消費電力が低減するように制御することができるので、消費電力を低減させることができる。
【0193】
実施の形態19.
図25は、本発明の実施の形態19のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【0194】
なお、図25のカメラ付き携帯電話装置が、図24に示した実施の形態18のカメラ付き携帯電話装置と構造上で異なる点は、図に示された範囲ではないが、メモリ12のプログラム記憶部22に記録されるプログラムの内容が異なる。
【0195】
従って、実施の形態12のカメラ付き携帯電話装置とは動作上で異なり、その相違点は、以下の点である。
【0196】
(25) 撮影が開始されるステップS6の後に、撮影時間タイマによる計時が開始され、制御部11では、その計時値が予め設定された所定値Tを超えたか否かを監視し(S132)する点は同じであるが、計時値が予め設定された所定値Tを超えた場合(S132:NO)には、ステップS10で照明の確認をして点灯している場合(S10:YES)には消灯して(S11)から、撮影画像の一時記録を終了する(S149)。また、計時値が予め設定された所定値Tを超えない場合(S132:YES)には、撮影終了指示が有ったか否かを確認し(S8)、無ければ(S8:NO)、撮影画像の一時記録S7を継続し、撮影終了指示が有れば(S8:YES)、ステップS10で照明の確認をして点灯している場合(S10:YES)には消灯して(S11)から、撮影画像の一時記録を終了する(S149)する点。
【0197】
このように、本実施の形態では、実施の形態18と同様に、撮影画像の記録をタイマ設定で制限し、タイマ設定時間以上は撮影できないようにするが、撮影画像の一時記録が終了する前に、照明を消灯させるので、実施の形態18よりもさらに照明の点灯時間による消費電力が低減するように制御でき、より消費電力を低減させることができる。
【0198】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0199】
請求項1、2および16の本発明は、暗い場所でも問題なく被写体を連続撮影できるように常時点灯が可能であり、部品点数も少なく小型かつ薄型の発光ダイオードを利用した照明装置を備えた撮像機器を利用して撮影する際に、照明が必要なくなり次第、自動的に照明を消灯させることができるので、操作性が向上して撮影環境を改善でき、照明装置を用いる撮像機器に対して消費電力が少ない制御方法を提供することができる。
【0200】
請求項3の本発明は、撮影モードが選択された直後には、先にモニタ画像の表示を行ない、その表示内容を確認してから使用者が照明の必要性を判断できるので、使用者によるモニタ画像確認が実施されるまでの照明装置の消費電力を低減でき、また、モニタ画像の照度が照明装置の点灯により明るくなるのみで表示されている内容は変わらないので、使用者によってモニタ画像が確認される時間も短縮させることができることから、モニタ画像確認中の照明装置の消費電力についても低減させることができ、不要な照明時間をさらに低減させることができ、さらなる消費電力の低減が可能になる。
【0201】
請求項4の本発明は、照明を点灯させるか否かの判断を、撮像装置から入力する画像データの画像の平均輝度値により自動的にできるようにしたので、使用者の誤判断による不要な照明装置の点灯時間を無くして、適切な場合のみに照明を点灯するようにして、撮像装置の消費電力を低減させることができる。また、照明の点灯を自動的に行うため、使用者の操作性も向上させることができる。
【0202】
請求項5の本発明は、照明を点灯させるか否かの判断を、照度センサから入力する検出結果(照度値)により自動的にできるようにしたので、使用者の誤判断による不要な照明装置の点灯時間を無くして、適切な場合のみに照明を点灯するようにして、撮像装置の消費電力を低減させることができる。また、照明の点灯を自動的に行うため、使用者の操作性も向上させることができる。
【0203】
請求項6および7の本発明は、照明装置の点灯動作プログラムが照明装置を点灯させる照度を変更できる場合に、照明装置の点灯動作を開始する当初では、照明装置を照明信号のレベルが低い状態で照明装置を点灯させておき、撮影開始の時点で、照明装置を照明信号のレベルが高い状態で照明装置を点灯させるように制御するので、点灯動作の開始後から、撮影開始までの消費電力を低減させることができ、限られた電力を有効活用でき、撮影時には良好な画質を得ることができる。
【0204】
請求項8および9の本発明は、撮影画像を記録する前に撮影される人が判別可能な期間だけ照明を消灯または減光するので、特に撮影することを知らせる部品を別途に用意しなくとも、撮影される人に容易に撮影開始を認識させることができる。
【0205】
請求項10および11の本発明は、撮影画像を記録する前に、撮影される人が判別可能な期間だけ照明を消灯または減光する間は、撮像装置の自動露光機能をオフさせるので、電力消費量を低減させることができる。
【0206】
請求項12および13の本発明は、撮影画像を記録する前に、撮像装置の自動露出応答時間より短い期間で、撮影される人が判別可能な期間だけ照明を消灯または減光するので、特に撮影することを知らせる部品を別途に用意しなくとも、撮影される人に容易に撮影開始を認識させることができる。
【0207】
請求項14および15の本発明は、撮影が終了して表示装置に表示させる画像がモニタ画像から一時記録画像に切り替わる前に、撮影される人が判別可能な期間だけ照明を消灯または減光するので、特に撮影することを知らせる部品を別途に用意しなくとも、撮影される人に容易に撮影終了を認識させることができる。また、照明装置を撮影装置の自動露光機能が動作中は消灯させることができるので、自動露光機能に影響を与えないようにすることができる。なお、本実施の形態の効果は、特に、一瞬の内に撮影が完了する静止画を撮像する場合に有効である。
【0208】
請求項17の本発明は、撮像装置の撮影モードにおける照明点灯時の照明状態を記憶しておき、撮影モードを終了するか否かの判断で撮影を継続する場合には、記憶されていた照明状態に基づいて照明の必要性を判断するので、不要な照明時間を無くすことができ、消費電力の低減が可能になり、撮影モード継続時には照明の点灯および非点灯を自動的に判断して実施するため、使用者の操作性をさらに向上させることができる。
【0209】
請求項18の本発明は、撮影画像の記録をタイマ設定で制限し、タイマ設定時間以上は撮影できないようにして、撮影画像の一時記録が終了したら照明を消灯させるので、撮影時間タイマを使用する際にも照明の点灯時間による消費電力が低減するように制御することができ、消費電力を低減させることができる。
【0210】
請求項19の本発明は、撮影画像の記録をタイマ設定で制限し、タイマ設定時間以上は撮影できないようにするが、撮影画像の一時記録が終了する前に、照明を消灯させるので、照明の点灯時間による消費電力が低減するように制御でき、消費電力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のカメラ付き携帯電話装置の外観形状を示す斜視図である。
【図2】 図1の携帯電話装置の一部の内部構成を示すブロック図である。
【図3】 図2の制御部が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】 図1〜3で示した携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態2のカメラ付き携帯電話装置の外観形状を示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態3のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態4のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態5のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の実施の形態6のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態7のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置の外観形状を示す斜視図である。
【図12】 本発明の実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置の外観形状を示す斜視図である。
【図13】 図11の携帯電話装置あるいは図12の携帯電話装置一部の内部構成を示すブロック図である。
【図14】 本発明の実施の形態8のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の実施の形態9のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図16】 本発明の実施の形態10のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図17】 本発明の実施の形態11のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図18】 本発明の実施の形態12のカメラ付き携帯電話装置の制御部が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【図19】 本発明の実施の形態13のカメラ付き携帯電話装置の制御部が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【図20】 本発明の実施の形態14のカメラ付き携帯電話装置の制御部が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【図21】 本発明の実施の形態15のカメラ付き携帯電話装置の制御部が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【図22】 本発明の実施の形態16のカメラ付き携帯電話装置の制御部が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【図23】 本発明の実施の形態17のカメラ付き携帯電話装置の制御部が携帯電話装置の各部を制御するための指示信号を出力するタイミングを示すタイミングチャートである。
【図24】 本発明の実施の形態18のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図25】 本発明の実施の形態19のカメラ付き携帯電話装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図26】 従来の照明装置としてストロボ装置を携帯機本体に設けたカメラ付き携帯電話装置の一部の展開図である。
【符号の説明】
1、1a〜1c 携帯電話装置、 2 表示装置、 3 スピーカ、 4 マイク、 5 操作釦、 6 撮像装置、 7 照明装置、 8 鏡、 9 照度センサ、 11 制御部、 12 メモリ、 21 CPU、 22 プログラム記憶部、 23 一時記憶部、 24 不揮発性記憶部。

Claims (19)

  1. 被写体を撮像して画像データを出力する撮像装置と、
    該撮像装置から出力される画像データに基づき画像を表示する表示装置と、
    前記被写体を照明する照明装置と、
    前記撮像装置、前記表示装置および前記照明装置の動作を使用者が選択入力できる操作釦と、
    該操作釦の入力により前記撮像装置の動作および照明装置の点灯を制御する制御部と、
    前記撮像装置の撮像動作を制御する制御プログラム、前記表示装置の表示制御プログラム、前記照明装置の点灯動作プログラム、前記操作釦の入力プログラムおよび前記各プログラムを関連動作あるいは包括するプログラムを記録する部位と、前記撮像装置から出力される前記被写体の画像データを一時的に記録する部位と、前記一時的に記録された被写体の画像データを不揮発性にて記録する部位とを有するメモリと
    を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には前記操作釦の入力により前記照明装置を点灯させるステップと、
    撮像装置が撮像した被写体の画像を前記表示装置にモニタ表示させるステップと、
    前記表示装置にモニタ表示された画像をメモリに一時記録する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には前記操作釦の入力により前記撮像装置から出力される前記被写体の画像データをメモリに一時記録するステップと、
    前記画像データの一時記録の終了後に、前記表示装置のモニタ表示を一時記録された画像データの表示に切り替えて表示させ、その切替時に前記照明装置が点灯されているか否かを判断し、点灯されている場合には消灯させるステップと、
    前記一時記録された画像データを不揮発性にて記録する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には前記操作釦の入力により前記画像データを不揮発性のメモリに記録するステップと
    を有することを特徴とする照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  2. 前記撮像装置が撮像した被写体の画像を前記表示装置に表示させるステップの前に、
    前記被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には前記操作釦の入力により前記照明装置を点灯させるステップ
    が実施されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  3. 前記撮像装置が撮像した被写体の画像を前記表示装置に表示させるステップの後に、
    前記被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には前記操作釦の入力により前記照明装置を点灯させるステップ
    が実施されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  4. 前記被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には前記操作釦の入力により前記照明装置を点灯させるステップに代えて、
    前記制御部により、前記撮像装置から入力する画像データの平均輝度を演算し、該平均輝度の値が予め設定された所定値よりも小さい場合、前記照明装置を点灯させるステップ
    を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  5. 前記被写体の照度値を検出する照度センサを備え、前記メモリには前記各プログラムに加えて前記照度センサの検出動作プログラムを備える撮像機器の場合、
    前記被写体を照明装置により照明する必要が有るか否かを使用者が判断し、必要がある場合には前記操作釦の入力により前記照明装置を点灯させるステップに代えて、
    前記制御部により、前記照度センサから出力される照度値に基づき、該照度値が予め設定された所定値よりも小さい場合、前記照明装置を点灯させるステップを有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  6. 前記照明装置の点灯動作プログラムが照明装置を点灯させる照度を変更できる場合、
    前記制御部により、前記照明装置を点灯させるステップでは、当初は低い照度で照明装置を点灯させ、
    その後の前記操作釦の入力により前記撮像装置から出力される前記被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、前記制御部により、前記照明装置を高い照度で点灯させる
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  7. 前記照明装置の点灯動作プログラムが照明装置を点灯させる照度を変更できる場合、
    前記制御部により、前記照度センサから出力される照度値に基づき、該照度値が予め設定された所定値よりも小さい場合、前記照明装置を点灯させるステップでは、当初は低い照度で照明装置を点灯させ、再度照度値を検出して前記照度値が予め設定された所定値を超えるか否かを検出し、
    その後の前記操作釦の入力により前記撮像装置から出力される前記被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、前記制御部により、前記照度値が予め設定された所定値を超えていない場合に、前記照明装置を高い照度で点灯させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  8. 前記照明装置の点灯時間を計時する点灯タイマを備え、前記メモリには前記点灯動作プログラム中に前記点灯タイマによる計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、
    前記被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、前記制御部により、前記操作釦の入力から画像データのメモリへの一時記録が開始されるまでの間で、少なくとも人間の検知可能な期間以上の期間を前記点灯タイマで計時し、該期間中は前記照明装置を消灯する
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  9. 前記照明装置の点灯時間を計時する点灯タイマを備え、前記メモリには前記点灯動作プログラム中に前記点灯タイマによる計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、
    前記被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、前記制御部により、前記操作釦の入力から画像データのメモリへの一時記録が開始されるまでの間で、少なくとも人間の検知可能な期間以上の期間を前記点灯タイマで計時し、該期間中は前記照明装置を減光する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  10. 前記撮像装置が自動露出をオン/オフする機能を有する場合、
    前記制御部により、前記照明装置を消灯する期間は、前記自動露出をオフする
    ことを特徴とする請求項8に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  11. 前記撮像装置が自動露出をオン/オフする機能を有する場合、
    前記制御部により、前記照明装置を減光する期間は、前記自動露出をオフする
    ことを特徴とする請求項9に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  12. 前記撮像装置が所定の応答時間間隔で動作する自動露出の機能を有する場合、
    前記制御部により、前記照明装置を消灯する期間が前記自動露出の応答時間間隔よりも短くなるように、前記点灯タイマが設定されることを特徴とする請求項8に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  13. 前記撮像装置が所定の応答時間間隔で動作する自動露出の機能を有する場合、
    前記制御部により、前記照明装置を減光する期間が前記自動露出の応答時間間隔よりも短くなるように、前記点灯タイマが設定されることを特徴とする請求項9に記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  14. 前記照明装置の点灯時間を計時する点灯タイマを備え、前記メモリには前記点灯動作プログラム中に前記点灯タイマによる計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、
    前記被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、前記制御部により、前記画像データのメモリへの一時記録の終了から前記表示装置のモニタ表示を一時記録された画像データの表示に切り替えまでの間で、人間の検知可能な期間だけ前記点灯タイマで計時し、該期間中は前記照明装置を消灯する
    ことを特徴とする請求項1〜5、8、10、12の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  15. 前記照明装置の点灯時間を計時する点灯タイマを備え、前記メモリには前記点灯動作プログラム中に前記点灯タイマによる計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、
    前記被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、前記制御部により、前記画像データのメモリへの一時記録の終了から前記表示装置のモニタ表示を一時記録された画像データの表示に切り替えまでの間で、人間の検知可能な期間だけ前記点灯タイマで計時し、該期間中は前記照明装置を減光する
    ことを特徴とする請求項6、7、9、11、13の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  16. 前記表示装置に前記一時記録された画像データが表示された後、前記表示装置をモニタ表示に再度切り替えて表示させる場合、
    前記制御部により、前記照明装置を再度点灯させる
    ことを特徴とする請求項1〜15の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  17. 前記表示装置に前記一時記録された画像データが表示された後、前記表示装置をモニタ表示に再度切り替えて表示させる場合、
    前記制御部により、前記表示装置にモニタ画面が表示されていた時の前記照明装置の点灯状態を検出し、検出された点灯状態で前記照明装置を点灯させる
    ことを特徴とする請求項1〜15の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  18. 前記モニタ表示された画像データをメモリに一時記録する時間を計時する一時記録タイマを備え、前記メモリには前記各プログラムに加えて前記一時記録タイマの計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、
    前記被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、前記制御部により、前記画像データを一時記録する時間を前記一時記録タイマで計時し、該計時時間が予め設定された所定の撮像時間よりも大きいか否かを判断し、計時時間が予め設定された所定の撮像時間よりも大きい場合には、前記画像データの一時記憶を終了させ、前記照明装置を消灯する
    ことを特徴とする請求項1〜17の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
  19. 前記モニタ表示された画像データをメモリに一時記録する時間を計時する一時記録タイマを備え、前記メモリには前記各プログラムに加えて前記一時記録タイマの計時動作プログラムを備える撮像機器の場合、
    前記被写体の画像データをメモリに一時記録するステップでは、前記制御部により、前記画像データを一時記録する時間を前記一時記録タイマで計時し、該計時時間が予め設定された所定の撮像時間よりも大きいか否かを判断し、計時時間が予め設定された所定の撮像時間よりも大きい場合には、前記画像データの一時記憶を終了させる前に、前記照明装置を消灯する
    ことを特徴とする請求項1〜17の何れかに記載の照明装置を用いる撮像機器の制御方法。
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