JP2003189135A - デジタルスチルカメラ - Google Patents
デジタルスチルカメラInfo
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- Studio Devices (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Cameras In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子ビューファインダ(EVF)のバックラ
イト用照明素子を無くし外光だけをEVFのバックライ
トにすると共に、EVFの外光採光が不十分な場合にお
ける使い勝手の向上を図る。 【解決手段】 外光だけをバックライトとする電子ビュ
ーファインダと、バックライト用照明素子を持つ液晶パ
ネルと、外光の状態が前記電子ビューファインダのバッ
クライトとするには暗いと判断した場合に前記バックラ
イト用照明素子を点灯して前記液晶パネルをファインダ
として使用させる制御手段とを備える。前記制御手段
は、外光の状態を現在時刻のデータで判断し、また、前
記電子ビューファインダのバックライトとする外光は、
被写体方向に向けられた前部外光採光窓43および上部
外光採光窓42から取り込む構成とする。
イト用照明素子を無くし外光だけをEVFのバックライ
トにすると共に、EVFの外光採光が不十分な場合にお
ける使い勝手の向上を図る。 【解決手段】 外光だけをバックライトとする電子ビュ
ーファインダと、バックライト用照明素子を持つ液晶パ
ネルと、外光の状態が前記電子ビューファインダのバッ
クライトとするには暗いと判断した場合に前記バックラ
イト用照明素子を点灯して前記液晶パネルをファインダ
として使用させる制御手段とを備える。前記制御手段
は、外光の状態を現在時刻のデータで判断し、また、前
記電子ビューファインダのバックライトとする外光は、
被写体方向に向けられた前部外光採光窓43および上部
外光採光窓42から取り込む構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルスチルカメ
ラに関し、特に、電子ビューファインダを備えたデジタ
ルスチルカメラに関する。
ラに関し、特に、電子ビューファインダを備えたデジタ
ルスチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチルカメラは、カメラ背面に
LCDパネル(液晶パネル)を搭載し、撮影した画像を
再生して表示できるようになっている。このLCDパネ
ルは、カメラ撮影時にもレンズを通してイメージセンサ
(例えばCCD)に結像した画像を表示し、ファインダ
の代わりに使用できる様になっている。しかし、このL
CDパネルを高輝度表示して見やすい画像とするにはバ
ックライト用の照明素子を点灯する必要があり、バッテ
リの消耗を早める要因となっている。
LCDパネル(液晶パネル)を搭載し、撮影した画像を
再生して表示できるようになっている。このLCDパネ
ルは、カメラ撮影時にもレンズを通してイメージセンサ
(例えばCCD)に結像した画像を表示し、ファインダ
の代わりに使用できる様になっている。しかし、このL
CDパネルを高輝度表示して見やすい画像とするにはバ
ックライト用の照明素子を点灯する必要があり、バッテ
リの消耗を早める要因となっている。
【0003】このため、従来から、ファインダ内にも小
型のLCDパネルを搭載し、この小型LCDパネル(以
下、電子ビューファインダ:EVFという。)にイメー
ジセンサの結像画像を表示することで、撮像範囲とファ
インダ視野とを一致させると共に、カメラ撮影時にはL
CDパネルのバックライトを消灯できるようにしてい
る。EVFにもバックライトが必要であるが、LCDパ
ネルのバックライトに比較すると小さい光量で済むた
め、バッテリの消耗を抑制することができる。
型のLCDパネルを搭載し、この小型LCDパネル(以
下、電子ビューファインダ:EVFという。)にイメー
ジセンサの結像画像を表示することで、撮像範囲とファ
インダ視野とを一致させると共に、カメラ撮影時にはL
CDパネルのバックライトを消灯できるようにしてい
る。EVFにもバックライトが必要であるが、LCDパ
ネルのバックライトに比較すると小さい光量で済むた
め、バッテリの消耗を抑制することができる。
【0004】近年のデジタルスチルカメラに搭載される
バッテリは、以前に比べて長時間もつ様になってきてい
るが、それでもまだ十分とはいえない。このため、なる
べくバッテリの消耗を抑制する必要があり、EVFのバ
ックライトとして外光を採用することが考えられる。例
えば、特開昭10―171361号公報記載のビデオカ
メラでは、ファインダ上部に外光採光用の窓を取り付け
て外光をEVFの背面に取り入れる構造を設け、外光が
不十分な場合に発光ダイオードを点灯してEVF背面を
照明する様になっている。
バッテリは、以前に比べて長時間もつ様になってきてい
るが、それでもまだ十分とはいえない。このため、なる
べくバッテリの消耗を抑制する必要があり、EVFのバ
ックライトとして外光を採用することが考えられる。例
えば、特開昭10―171361号公報記載のビデオカ
メラでは、ファインダ上部に外光採光用の窓を取り付け
て外光をEVFの背面に取り入れる構造を設け、外光が
不十分な場合に発光ダイオードを点灯してEVF背面を
照明する様になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
外光採光用の窓がファインダ上部に一カ所だけ設けら
れ、光が上方から照射されている場合以外には採光が十
分でなくなるという問題がある。即ち、ファインダを覗
きながら順光で撮影しているときは外光採光用の窓は頭
の影で覆われてしまい、逆光で撮影しているときは入射
光が外光採光用の窓に斜めに入射する関係で、採光が不
十分になってしまう。従って、上述した従来技術では、
バックライト用の発光ダイオードが必須になり、部品コ
ストが嵩むという問題がある。
外光採光用の窓がファインダ上部に一カ所だけ設けら
れ、光が上方から照射されている場合以外には採光が十
分でなくなるという問題がある。即ち、ファインダを覗
きながら順光で撮影しているときは外光採光用の窓は頭
の影で覆われてしまい、逆光で撮影しているときは入射
光が外光採光用の窓に斜めに入射する関係で、採光が不
十分になってしまう。従って、上述した従来技術では、
バックライト用の発光ダイオードが必須になり、部品コ
ストが嵩むという問題がある。
【0006】本発明の第1の目的は、EVFのバックラ
イト用発光ダイオードを無くし外光だけをEVFのバッ
クライトとしたデジタルスチルカメラを提供することに
ある。
イト用発光ダイオードを無くし外光だけをEVFのバッ
クライトとしたデジタルスチルカメラを提供することに
ある。
【0007】本発明の第2の目的は、EVFの外光採光
が不十分な場合における使い勝手の向上を図ったデジタ
ルスチルカメラを提供することにある。
が不十分な場合における使い勝手の向上を図ったデジタ
ルスチルカメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するデジ
タルスチルカメラは、外光だけをバックライトとする電
子ビューファインダと、バックライト用照明素子を持つ
液晶パネルと、外光の状態が前記電子ビューファインダ
のバックライトとするには暗いと判断した場合に前記バ
ックライト用照明素子を点灯して前記液晶パネルをファ
インダとして使用させる制御手段とを備えることを特徴
とする。この構成より、電子ビューファインダがバック
ライト光量不足で使用できないとき、ユーザの操作を待
たずに自動的に液晶パネルが点灯されファインダとして
使用可能となるため、デジタルスチルカメラの使い勝手
が向上する。
タルスチルカメラは、外光だけをバックライトとする電
子ビューファインダと、バックライト用照明素子を持つ
液晶パネルと、外光の状態が前記電子ビューファインダ
のバックライトとするには暗いと判断した場合に前記バ
ックライト用照明素子を点灯して前記液晶パネルをファ
インダとして使用させる制御手段とを備えることを特徴
とする。この構成より、電子ビューファインダがバック
ライト光量不足で使用できないとき、ユーザの操作を待
たずに自動的に液晶パネルが点灯されファインダとして
使用可能となるため、デジタルスチルカメラの使い勝手
が向上する。
【0009】好適には、上記において、前記制御手段
は、前記外光の状態を現在時刻のデータで判断すること
を特徴とする。この構成により、外光センサを用いずに
外光状態を判断でき、部品コストを低減することが可能
となる。
は、前記外光の状態を現在時刻のデータで判断すること
を特徴とする。この構成により、外光センサを用いずに
外光状態を判断でき、部品コストを低減することが可能
となる。
【0010】更に好適には、前記電子ビューファインダ
のバックライトとする外光は、被写体方向に向けられた
外光採光窓から取り込む構成としたことを特徴とする。
この構成により、電子ビューファインダのバックライト
光量がカメラの姿勢によって大きく変動することがなく
なる。
のバックライトとする外光は、被写体方向に向けられた
外光採光窓から取り込む構成としたことを特徴とする。
この構成により、電子ビューファインダのバックライト
光量がカメラの姿勢によって大きく変動することがなく
なる。
【0011】更に好適には、上記において、前記外光採
光窓はポップアップ式のストロボ機構に併設されたこと
を特徴とする。この構成により、外光採光の採光方向を
選択可能となり、バックライト用の照明素子を持たない
電子ビューファインダの使用時間を延ばすことができ
る。
光窓はポップアップ式のストロボ機構に併設されたこと
を特徴とする。この構成により、外光採光の採光方向を
選択可能となり、バックライト用の照明素子を持たない
電子ビューファインダの使用時間を延ばすことができ
る。
【0012】上記目的を達成するデジタルスチルカメラ
は、外光だけをバックライトとする電子ビューファイン
ダと、ポップアップ式のストロボ機構と、該ストロボ機
構のストロボ発光器に併設され被写体方向から入射する
外光を採光して前記電子ビューファインダのバックライ
トとする前部外光採光窓とを備えることを特徴とする。
この構成により、カメラの姿勢によって電子ビューファ
インダのバックライト光量の変動が少なくなり、見やす
くなる。
は、外光だけをバックライトとする電子ビューファイン
ダと、ポップアップ式のストロボ機構と、該ストロボ機
構のストロボ発光器に併設され被写体方向から入射する
外光を採光して前記電子ビューファインダのバックライ
トとする前部外光採光窓とを備えることを特徴とする。
この構成により、カメラの姿勢によって電子ビューファ
インダのバックライト光量の変動が少なくなり、見やす
くなる。
【0013】更に好適には、上記において、デジタルス
チルカメラを正立状態にしたとき上方からの外光を取り
込み前記電子ビューファインダのバックライトとする上
部外光採光窓を備えたことを特徴とする。この構成によ
り、電子ビューファインダのバックライト光量を大きく
することができる。
チルカメラを正立状態にしたとき上方からの外光を取り
込み前記電子ビューファインダのバックライトとする上
部外光採光窓を備えたことを特徴とする。この構成によ
り、電子ビューファインダのバックライト光量を大きく
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態に係るデジタル
スチルカメラを前側から見た斜視図であり、図2はこの
デジタルスチルカメラの背面側を見た斜視図である。
スチルカメラを前側から見た斜視図であり、図2はこの
デジタルスチルカメラの背面側を見た斜視図である。
【0016】本実施形態に係るデジタルスチルカメラ1
0は、本体基部11と、本体前面に突出する鏡筒部12
とを備える。本体基部11は、前カバー13及び後カバ
ー14に挟まれて構成され、前カバー13には、グリッ
プ部15が一体に成形されている。グリップ部15の内
部には図示しない電源電池を収納する電池室が設けられ
ている。
0は、本体基部11と、本体前面に突出する鏡筒部12
とを備える。本体基部11は、前カバー13及び後カバ
ー14に挟まれて構成され、前カバー13には、グリッ
プ部15が一体に成形されている。グリップ部15の内
部には図示しない電源電池を収納する電池室が設けられ
ている。
【0017】この本体基部11の上面から背面にかけ
て、各種の撮影操作部が設けられている。図示する例で
は、グリップ部15の上面にシャッタボタン16が配置
され、その後部にマクロボタン17や強制ストロボボタ
ン18が設けられ、更にその後部に、撮影モード設定ダ
イヤル19やモード切替スイッチ20が設けられてい
る。モード切替スイッチ20の上部には、プッシュ式の
電源スイッチ21が設けられている。
て、各種の撮影操作部が設けられている。図示する例で
は、グリップ部15の上面にシャッタボタン16が配置
され、その後部にマクロボタン17や強制ストロボボタ
ン18が設けられ、更にその後部に、撮影モード設定ダ
イヤル19やモード切替スイッチ20が設けられてい
る。モード切替スイッチ20の上部には、プッシュ式の
電源スイッチ21が設けられている。
【0018】デジタルスチルカメラ10の背面側には、
図2に示す様に、LCDパネル25が設けられている。
このLCDパネル25は、撮影済みの画像の再生画像を
表示したり、撮影時のイメージセンサの撮像画像を表示
する様になっている。また、LCDパネル25には、各
種のパラメータ設定を行うときの設定画面が表示され、
この設定画面上でカーソル移動を行うカーソルボタン2
6がLCDパネル25の脇に設けられている。
図2に示す様に、LCDパネル25が設けられている。
このLCDパネル25は、撮影済みの画像の再生画像を
表示したり、撮影時のイメージセンサの撮像画像を表示
する様になっている。また、LCDパネル25には、各
種のパラメータ設定を行うときの設定画面が表示され、
この設定画面上でカーソル移動を行うカーソルボタン2
6がLCDパネル25の脇に設けられている。
【0019】鏡筒部12の内側には、ズームレンズ鏡筒
28が収納され、このズームレンズ鏡筒28に撮影レン
ズ29が組み込まれている。ズームレンズ鏡筒28は、
図2に示す様に、鏡筒部12の側部に設けられたズーム
ボタン30が操作されたとき、ズームアップ/ズームダ
ウンが行われる。
28が収納され、このズームレンズ鏡筒28に撮影レン
ズ29が組み込まれている。ズームレンズ鏡筒28は、
図2に示す様に、鏡筒部12の側部に設けられたズーム
ボタン30が操作されたとき、ズームアップ/ズームダ
ウンが行われる。
【0020】LCDパネル25の上部位置には、図2に
示すように、小型LCDパネルで成るEVFの接眼部3
1が設けられており、鏡筒部13の上部位置には、外光
採光ユニット40が取り付けられている。この外光採光
ユニット40は、本実施形態では、固定式ストロボ発光
器のハウジングに一体に併設されている。
示すように、小型LCDパネルで成るEVFの接眼部3
1が設けられており、鏡筒部13の上部位置には、外光
採光ユニット40が取り付けられている。この外光採光
ユニット40は、本実施形態では、固定式ストロボ発光
器のハウジングに一体に併設されている。
【0021】図3は、外光採光ユニット40の模式図で
ある。扁平な矩形筒体でなる外光採光ユニット40は、
その後端部にEVF41が設けられており、上面に上部
採光窓42が取り付けられ、前面に前部採光窓43が取
り付けられている。また、図1に示すように、前部採光
窓43の脇には、ストロボ発光器32が併設されてい
る。外光採光ユニット40内には、ハーフミラー44が
収納されており、上部採光窓42から内部に入射した外
光はハーフミラー44で反射してEVF41の背面を照
明し、前部採光窓43から内部に入射した外光は、ハー
フミラー44を透過してEVF41の背面を照明する様
になっている。
ある。扁平な矩形筒体でなる外光採光ユニット40は、
その後端部にEVF41が設けられており、上面に上部
採光窓42が取り付けられ、前面に前部採光窓43が取
り付けられている。また、図1に示すように、前部採光
窓43の脇には、ストロボ発光器32が併設されてい
る。外光採光ユニット40内には、ハーフミラー44が
収納されており、上部採光窓42から内部に入射した外
光はハーフミラー44で反射してEVF41の背面を照
明し、前部採光窓43から内部に入射した外光は、ハー
フミラー44を透過してEVF41の背面を照明する様
になっている。
【0022】図4は、上述したデジタルスチルカメラ1
0の撮像系及び制御系のブロック図である。デジタルス
チルカメラの撮像系,制御系は本体基部11(図1)内
に設けられ、撮影レンズ29の光路上に配置されるCC
D等のイメージセンサ50は、イメージセンサ50の出
力信号を取り込む撮像回路51に接続される。また、撮
像回路51は、画像メモリ52と、着脱自在にデジタル
スチルカメラ10に装着されるメモリカード等の外部記
憶装置53と、LCDパネル25及びその駆動装置と、
EVF41及びその駆動装置と、制御CPU55とに、
バス56によって相互接続される。
0の撮像系及び制御系のブロック図である。デジタルス
チルカメラの撮像系,制御系は本体基部11(図1)内
に設けられ、撮影レンズ29の光路上に配置されるCC
D等のイメージセンサ50は、イメージセンサ50の出
力信号を取り込む撮像回路51に接続される。また、撮
像回路51は、画像メモリ52と、着脱自在にデジタル
スチルカメラ10に装着されるメモリカード等の外部記
憶装置53と、LCDパネル25及びその駆動装置と、
EVF41及びその駆動装置と、制御CPU55とに、
バス56によって相互接続される。
【0023】デジタルスチルカメラ10の本体基部11
内には、更に、ストロボ制御部58と、ズーム制御部5
9と、自動焦点(AF)制御部60と、絞り制御部61
とが設けられ、これらは、シャッタボタン16等の撮影
操作部62から入力されたユーザ指示に基づき、制御C
PU55が制御する様になっている。
内には、更に、ストロボ制御部58と、ズーム制御部5
9と、自動焦点(AF)制御部60と、絞り制御部61
とが設けられ、これらは、シャッタボタン16等の撮影
操作部62から入力されたユーザ指示に基づき、制御C
PU55が制御する様になっている。
【0024】更に、制御CPU55には、時計機能63
と、世界各地の日の出日の入りデータを格納したROM
64と、LCDパネル25のバックライト用照明素子2
5aとが接続されており、バックライト用照明素子25
aは、後述するように制御CPUによって点灯/消灯制
御される。
と、世界各地の日の出日の入りデータを格納したROM
64と、LCDパネル25のバックライト用照明素子2
5aとが接続されており、バックライト用照明素子25
aは、後述するように制御CPUによって点灯/消灯制
御される。
【0025】図5は、上述した構成のデジタルスチルカ
メラで電源スイッチ21を投入してから撮影モードに入
るまでの処理手順を示すフローチャートである。図1に
示す電源スイッチ21がユーザによって投入される(ス
テップS1)と、制御CPU55は、時計機能63から
現在時刻データを読み込む(ステップS2)。
メラで電源スイッチ21を投入してから撮影モードに入
るまでの処理手順を示すフローチャートである。図1に
示す電源スイッチ21がユーザによって投入される(ス
テップS1)と、制御CPU55は、時計機能63から
現在時刻データを読み込む(ステップS2)。
【0026】制御CPU55は、次に、読み込んだ現在
時刻から現在の外光状態がEVF41を照明するのに十
分な明るさか否かを判定する(ステップS3)。このデ
ジタルスチルカメラ10は、初期設定画面において大ま
かな地名(例えば、東京、札幌、九州など、外国であれ
ば、ハワイ、台湾、北京など)を選択して設定できるよ
うになっており、ユーザがこのデジタルスチルカメラ1
0を使用する大まかの地域を選択していれば、現在の時
刻から外光の光量を算出することができる。
時刻から現在の外光状態がEVF41を照明するのに十
分な明るさか否かを判定する(ステップS3)。このデ
ジタルスチルカメラ10は、初期設定画面において大ま
かな地名(例えば、東京、札幌、九州など、外国であれ
ば、ハワイ、台湾、北京など)を選択して設定できるよ
うになっており、ユーザがこのデジタルスチルカメラ1
0を使用する大まかの地域を選択していれば、現在の時
刻から外光の光量を算出することができる。
【0027】例えば、札幌にいて12月20日の午前5
時に電源スイッチ21が投入された場合には、現在時刻
と日の出日の入りデータ64とを照らし合わせ、まだ所
定光量より少なく暗いため、ユーザがEVF41を覗い
ても暗くEVFは使用不能であるから、LCDパネル2
5のバックライト用照明素子25aを点灯し、LCDパ
ネル25をファインダ代わりに使用させる必要があると
判断できる。
時に電源スイッチ21が投入された場合には、現在時刻
と日の出日の入りデータ64とを照らし合わせ、まだ所
定光量より少なく暗いため、ユーザがEVF41を覗い
ても暗くEVFは使用不能であるから、LCDパネル2
5のバックライト用照明素子25aを点灯し、LCDパ
ネル25をファインダ代わりに使用させる必要があると
判断できる。
【0028】このため、ステップS3で、外光状態がE
VF41を照明するのに十分でないと判断した場合に
は、ステップS4に進み、LCDパネル25のバックラ
イト照明素子25aを点灯し、撮影モードに入ってシャ
ッタボタン16の押下を待機する。ステップS3で外光
状態がEVF41の照明に十分であると判断した場合に
は、ステップS3からステップS4を飛び越してステッ
プS5に入り、LCDパネル25のバックライト照明素
子25aの点灯制御は行わない。
VF41を照明するのに十分でないと判断した場合に
は、ステップS4に進み、LCDパネル25のバックラ
イト照明素子25aを点灯し、撮影モードに入ってシャ
ッタボタン16の押下を待機する。ステップS3で外光
状態がEVF41の照明に十分であると判断した場合に
は、ステップS3からステップS4を飛び越してステッ
プS5に入り、LCDパネル25のバックライト照明素
子25aの点灯制御は行わない。
【0029】この様なバックライト照明素子25aの点
灯制御を行うことで、バッテリの無駄な消費を抑制でき
ると共に、バックライト用照明素子25aの点灯が必要
な場合には自動的にLCDパネル25にイメージセンサ
50の撮像画像が表示されるため、ユーザはEVF41
が見えないためにシャッタチャンスを逃すということが
なくなり、使い勝手が向上する。
灯制御を行うことで、バッテリの無駄な消費を抑制でき
ると共に、バックライト用照明素子25aの点灯が必要
な場合には自動的にLCDパネル25にイメージセンサ
50の撮像画像が表示されるため、ユーザはEVF41
が見えないためにシャッタチャンスを逃すということが
なくなり、使い勝手が向上する。
【0030】本実施形態で、単に現在時刻から外光状態
を判断できるのは、外光採光窓として上部採光窓42の
他に、前部採光窓43を設けているためである。前部採
光窓43は、撮影レンズ29と同じ方向すなわち被写体
の方向を向いており、被写体からの反射光を取り込みこ
れをEVF41の主たる照明光とし、上部採光窓42の
入射光はEVF41の照明光としては補助的なものとし
ているためである。
を判断できるのは、外光採光窓として上部採光窓42の
他に、前部採光窓43を設けているためである。前部採
光窓43は、撮影レンズ29と同じ方向すなわち被写体
の方向を向いており、被写体からの反射光を取り込みこ
れをEVF41の主たる照明光とし、上部採光窓42の
入射光はEVF41の照明光としては補助的なものとし
ているためである。
【0031】スチルカメラはビデオカメラと違って正立
状態で横長画像を撮影するばかりでなく、カメラの姿勢
を90°横に倒して縦長の画像を撮影する場合が多々あ
り、このため、従来技術のビデオカメラの様に上部採光
窓42しか設けていない場合には、スチルカメラの姿勢
によって採光できる光量が大幅に変化してしまう。
状態で横長画像を撮影するばかりでなく、カメラの姿勢
を90°横に倒して縦長の画像を撮影する場合が多々あ
り、このため、従来技術のビデオカメラの様に上部採光
窓42しか設けていない場合には、スチルカメラの姿勢
によって採光できる光量が大幅に変化してしまう。
【0032】しかし、本実施形態のデジタルスチルカメ
ラ10では、カメラの姿勢によって入射光量が大幅に変
化する上部採光窓42の他、カメラの姿勢によって入射
光量があまり変化しない前部採光窓43からの入射光も
EVF41の照明光として利用するため、バックライト
用の照明素子を設けていないEVF41でも、昼間はな
るべく長時間使用することができ、また、図5のステッ
プS3の判定をカメラの姿勢に関わらず行うことが可能
となる。
ラ10では、カメラの姿勢によって入射光量が大幅に変
化する上部採光窓42の他、カメラの姿勢によって入射
光量があまり変化しない前部採光窓43からの入射光も
EVF41の照明光として利用するため、バックライト
用の照明素子を設けていないEVF41でも、昼間はな
るべく長時間使用することができ、また、図5のステッ
プS3の判定をカメラの姿勢に関わらず行うことが可能
となる。
【0033】尚、図5に示す処理手順は、ユーザが初期
設定画面で現在時刻や存在地域のデータを入力した場合
に適用されるものであり、初期データの設定がされてお
らず或いはバッテリが消耗して初期データが消去してし
まった後にこのデジタルスチルカメラを使用する場合に
は、必ずLCDパネル25のバックライトを点灯してフ
ァインダ代わりとし、或いは、初期設定画面を表示して
初期データの入力を促すようにする。
設定画面で現在時刻や存在地域のデータを入力した場合
に適用されるものであり、初期データの設定がされてお
らず或いはバッテリが消耗して初期データが消去してし
まった後にこのデジタルスチルカメラを使用する場合に
は、必ずLCDパネル25のバックライトを点灯してフ
ァインダ代わりとし、或いは、初期設定画面を表示して
初期データの入力を促すようにする。
【0034】上述した実施形態では、現在時刻のデータ
と日の出日の入りデータを用いて現在の外光の状態がE
VF41のバックライトとして使用できるか否かを判断
したが、外光センサの部品コストの方が安価であれば、
外光センサを取り付け、このセンサ検出値によって外光
状態を判断することも可能である。
と日の出日の入りデータを用いて現在の外光の状態がE
VF41のバックライトとして使用できるか否かを判断
したが、外光センサの部品コストの方が安価であれば、
外光センサを取り付け、このセンサ検出値によって外光
状態を判断することも可能である。
【0035】図6は、本発明の第2の実施形態に係るデ
ジタルスチルカメラの斜視図である。第1の実施形態の
デジタルスチルカメラと同一部材に同一符号を付し、そ
の説明は省略する。
ジタルスチルカメラの斜視図である。第1の実施形態の
デジタルスチルカメラと同一部材に同一符号を付し、そ
の説明は省略する。
【0036】前述した第1の実施形態では、固定式スト
ロボ機構に外光採光ユニット40を併設したが、本実施
形態では、ポップアップ式ストロボ機構に外光採光ユニ
ット40aを併設している。このため、ストロボ機構の
ポップアップ前後で、上部採光窓42と前部採光窓43
の各入射光の方向が、図6に図示する例では、約30度
変化することになる。ストロボ機構をポップアップした
からといって必ずしもストロボ発光を行う必要はなく、
本実施形態では、単に外光採光窓の方向を変えるために
ポップアップ機構を利用するだけの設定も可能としてい
る。
ロボ機構に外光採光ユニット40を併設したが、本実施
形態では、ポップアップ式ストロボ機構に外光採光ユニ
ット40aを併設している。このため、ストロボ機構の
ポップアップ前後で、上部採光窓42と前部採光窓43
の各入射光の方向が、図6に図示する例では、約30度
変化することになる。ストロボ機構をポップアップした
からといって必ずしもストロボ発光を行う必要はなく、
本実施形態では、単に外光採光窓の方向を変えるために
ポップアップ機構を利用するだけの設定も可能としてい
る。
【0037】このように、外光採光窓(上部採光窓42
及び前部採光窓43)の方向を変える構成を持つこと
で、照明素子を持たないEVF41のバックライトとし
て最適な外光採光方向を選択でき、LCDパネル25を
ファインダ代わりに使わなければならない時間を短くす
ることが可能となる。
及び前部採光窓43)の方向を変える構成を持つこと
で、照明素子を持たないEVF41のバックライトとし
て最適な外光採光方向を選択でき、LCDパネル25を
ファインダ代わりに使わなければならない時間を短くす
ることが可能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、外光だけをバックライ
トとする電子ビューファインダ(EVF)を昼間なるべ
く長く使用することが可能となり、また、EVFを使用
できない時間帯にはLCDパネルのバックライトが点灯
してLCDパネルをファインダ代わりに自動的に使用で
きるようにしたため、バックライト用照明素子を持たな
いEVFを搭載したデジタルスチルカメラの使い勝手が
向上する。
トとする電子ビューファインダ(EVF)を昼間なるべ
く長く使用することが可能となり、また、EVFを使用
できない時間帯にはLCDパネルのバックライトが点灯
してLCDパネルをファインダ代わりに自動的に使用で
きるようにしたため、バックライト用照明素子を持たな
いEVFを搭載したデジタルスチルカメラの使い勝手が
向上する。
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデジタルスチル
カメラの前面側の斜視図である。
カメラの前面側の斜視図である。
【図2】図1に示すデジタルスチルカメラの背面側の斜
視図である。
視図である。
【図3】図1に示すデジタルスチルカメラに搭載されて
いる外光採光ユニットの模式図である。
いる外光採光ユニットの模式図である。
【図4】図1に示すデジタルスチルカメラの撮像系及び
制御系のブロック図である。
制御系のブロック図である。
【図5】図1に示すデジタルスチルカメラで電源スイッ
チを投入してから撮影モードに入るまでの処理手順を示
すフローチャートである。
チを投入してから撮影モードに入るまでの処理手順を示
すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るデジタルスチル
カメラの斜視図である。
カメラの斜視図である。
10 デジタルスチルカメラ
25 LCDパネル
25a バックライト照明素子
31 EVFの接眼部
32 ストロボ発光器
40 固定式の外光採光ユニット
40a ポップアップ式の外光採光ユニット
41 EVF(電子ビューファインダ)
42 上部採光窓
43 前部採光窓
50 イメージセンサ
63 時計機能
64 日の出日の入りデータ
Claims (6)
- 【請求項1】 外光だけをバックライトとする電子ビュ
ーファインダと、バックライト用照明素子を持つ液晶パ
ネルと、外光の状態が前記電子ビューファインダのバッ
クライトとするには暗いと判断した場合に前記バックラ
イト用照明素子を点灯して前記液晶パネルをファインダ
として使用させる制御手段とを備えることを特徴とする
デジタルスチルカメラ。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記外光の状態を現在
時刻のデータで判断することを特徴とする請求項1に記
載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項3】 前記電子ビューファインダのバックライ
トとする外光は、被写体方向に向けられた外光採光窓か
ら取り込む構成としたことを特徴とする請求項1または
請求項2に記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項4】 前記外光採光窓はポップアップ式のスト
ロボ機構に併設されたことを特徴とする請求項3記載の
デジタルスチルカメラ。 - 【請求項5】 外光だけをバックライトとする電子ビュ
ーファインダと、ポップアップ式のストロボ機構と、該
ストロボ機構のストロボ発光器に併設され被写体方向か
ら入射する外光を採光して前記電子ビューファインダの
バックライトとする前部外光採光窓とを備えることを特
徴とするデジタルスチルカメラ。 - 【請求項6】 デジタルスチルカメラを正立状態にした
とき上方からの外光を取り込み前記電子ビューファイン
ダのバックライトとする上部外光採光窓を備えたことを
特徴とする請求項5に記載のデジタルスチルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001386294A JP2003189135A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | デジタルスチルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001386294A JP2003189135A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | デジタルスチルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003189135A true JP2003189135A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27595479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001386294A Pending JP2003189135A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | デジタルスチルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003189135A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004014068A1 (ja) * | 2002-08-05 | 2004-02-12 | Nikon Corporation | カメラおよび画像補正装置 |
JP2005221970A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Canon Inc | 光学機器の制御装置、制御方法および撮影装置 |
US7868944B2 (en) | 2004-02-09 | 2011-01-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Control unit for optical apparatus and image pickup apparatus |
-
2001
- 2001-12-19 JP JP2001386294A patent/JP2003189135A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004014068A1 (ja) * | 2002-08-05 | 2004-02-12 | Nikon Corporation | カメラおよび画像補正装置 |
JP2005221970A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Canon Inc | 光学機器の制御装置、制御方法および撮影装置 |
US7868944B2 (en) | 2004-02-09 | 2011-01-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Control unit for optical apparatus and image pickup apparatus |
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