JP3746117B2 - ポストカード作成システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポストカード作成システム、より具体的には、入力媒体に記録された原画像を読み込んで、文字データなどの他のデータと合成し、合成された結果のカラー画像をプリントしてポストカードを作成するポストカード作成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポストカード作成システムは、たとえば年賀はがきや挨拶状、記念カードなどに多く利用されている。たとえばネガフィルムなどに記録された原画像を顧客が写真店に持ち込み、原画像に住所、氏名などの文字データを組み込んで印画紙に焼き付け、ポストカードが作成される。ポストカードは、いかに見栄えがよく、美しく仕上がるかが重要なポイントである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ポストカードには一般に、上述のように画像(写真)と文字が含まれる。そこで、写真を自然の状態で美しく、また文字を読みやすいように、印画紙に焼き付けるのが重要である。従来のシステムでは、写真の部分と文字の部分がポストカードの紙面上で明瞭に分離され、それぞれ別の工程で焼き付けていた。このため、工程が煩雑で操作も難しかった。これは、写真の部分と文字の部分では、見やすく仕上げるための階調が異なるので、両者を印画紙に同時に焼き付けようとすると、その階調制御が困難であったためである。
【0004】
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、写真を自然に見える状態に読みやすい文字とともに簡略な操作でポストカードに形成することが可能なポストカード作成システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ポストカードに記録すべき画像を表わす原画像データを入力する画像入力手段と、画像データを蓄積する蓄積手段と、蓄積された画像データを処理し、原画像データの表わす画像を合成して、ポストカードを作成するための合成画像データを形成する処理手段と、画像を可視表示する表示手段と、処理手段に対する指示およびテキストデータを入力する手操作手段とを含み、合成画像データによってポストカードを作成するポストカード作成システムは、原画像データの表わす画像が組み込まれるポストカードのフォームをテンプレートのデータとして保持するフォーム保持手段を含み、テンプレートは、少なくとも第1および第2の窓を含み、第1の窓は画像が組み込まれる領域であり、第2の窓は文字が組み込まれる領域であり、表示手段はテンプレートを可視表示し、処理手段は、手操作手段によって、表示手段に表示されたテンプレートの第1の窓に組み込む原画像データを選択し、第2の窓に記録すべき文字を入力すると、第1の窓に選択された原画像データの表わす画像を合成し、第2の窓に入力された文字を組み込んで合成画像データを作成する。
【0006】
これにより本発明は、簡略な操作で画像や文字の再生状態を指定することができ、画像を文字とともに同時に印画紙に焼き付け、自然の状態で美しく読みやすいポストカードを形成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明によるポストカード作成システムの実施例を詳細に説明する。まず図2を参照すると、本発明の実施例のポストカード作成システム10は、たとえば新写真システム(アドバンスト・フォトシステム(APS) など)で記録された原画像12を読み込んで、文字データなどの他のデータ14と合成し、合成された結果のカラー画像をプリントして官製または私製のはがき(ポストカード)16を作成する装置である。ここでは、このようにして作成されたはがきを便宜上、「ポストカード」と称する。しかし、本発明はこのようなポストカードの作成のみに限定されるものではなく、原画像と他のデータを合成してプリントするあらゆる用途の画像合成装置に好適に適用される。
【0008】
本システム10には、全体として2つのシステム、すなわち編集システム18およびプリントシステム20が含まれる。編集システム18は、たとえば写真店などの顧客の出入りする場所に置かれて、主として顧客および店員などの扱者が操作する。編集システム18は、原画像12を読み込んで、これに文字などの扱者が入力したデータを合成して、合成画像データとして、たとえば記憶媒体 102(図1)に記憶する画像合成編集装置である。合成画像データの記憶された記憶媒体 102は、プリントシステム20に送られる。これを図2では矢印22で概念的に示している。合成画像データをプリントシステム20に送る方法は、このような記憶媒体 102による方法に限定されず、たとえば通信回線による送信などの他の方法であってもよいことは、言うまでもない。プリントシステム20は、記憶媒体 102から合成画像データを読み出して、その記憶画像を再生し、写真プリントを作成して最終的にポストカード16を作成する画像再生装置である。ポストカード16が顧客に渡される。
【0009】
図1を参照すると、実施例の編集システム18は、原画像12を取り込むための画像入力部 104を有する。画像入力部 104は、たとえばフィルムスキャナでよく、たとえば新写真システムのカートリッジを装填してそのネガから原画像12を順次読み込む画像読取装置である。もちろん本発明は、このような新写真システム・カートリッジフィルムのみに限定されるものではなく、たとえば従来の35mmネガフィルム( 135型)などの在来のネガ画像や、たとえば写真プリント(陽画)、フォトCD(コンパクトディスク)、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、通信回線などのあらゆる画像データ源に有利に適用される。画像入力部 104は、それらに対応して、イメージスキャナ、ディスクドライブ、メモリカード接続ポート、受信回路などの画像データ入力装置を備えるように構成される。画像データ入力部 104から入力されたこのような原画像データ12は、制御部 106の制御の下に、画像処理部 108および画像メモリ 110に送られる。
【0010】
画像処理部 108は、入力画像データ12を編集し、画像処理する機能部である。この編集機能には、後述のテンプレート 330(図11)に入力画像や文字を嵌め込んだり、入力画像の変倍、回転、トリミング、サムネール画像(マルチ画面)の作成などが含まれる。また画像処理機能には、入力画像の色補正、階調補正、白バランス調整などが含まれる。画像メモリ 110は、複数のフレームの画像データを蓄積する記憶容量を有するデータ記憶装置であり、原画像データ12を蓄積し、また画像処理部 108が編集および画像処理を行なう画像データを一時記憶するための作業領域も有する。画像処理部 108で処理された画像データは、データ出力部 112へ出力される。
【0011】
データ出力部 112は、本実施例では、たとえばzip ドライブなどの磁気記録装置であり、記憶媒体 102としてzip が用いられる。もちろん本発明は、これのみに限定されず、たとえばフロッピーディスク、追記型光ディスク、メモリカードなどの他の記憶媒体に画像データを記憶するように構成してもよい。データ出力部 112はまた、プリントシステム20に接続可能な通信回線であってもよい。
【0012】
制御部 106は、本装置18全体を統括し制御する制御装置であり、コンピュータによって実現される。前述した画像入力部 104、画像処理部 108、画像メモリ 110、データ出力部 112は、この制御部 106によって制御される。制御部 106にはまた、操作表示部 114が接続されている。操作表示部 114は、操作者の本システム18に対する指示やデータを入力する操作機能部と、原画像や合成画像などの画像、およびシステム18の状態や応答をカラー可視表示する表示機能部とを含む。操作機能部は、たとえばマウスまたはトラックボールなどのポインティングデバイスを含み、またキーパッドやキーボード(いずれも図示せず)を有していてもよい。表示機能部は、たとえばCRT (陰極線管)または液晶表示装置(LCD) などの画像表示装置を有している。もちろん、音声出力装置(図示せず)を備えていてもよい。なお、このような操作機能部に代わって、またはこれに加えて、表示機能部の表示画面にタッチパネルを設けてもよい。また、後述のように手書き文字を画像として取り込むように構成する場合は、このタッチパネルによるか、またはイメージスキャナ 116を設けてもよい。なお、図1において矢印の線は、主として画像データの流れを示す。
【0013】
図3を参照すると、プリントシステム20は、画像データ記憶媒体 102から画像データを読み出して写真プリント(図示せず)を作成するディジタルプリンタ 202を有している。これに加えて、またはこれに代わって、プリントシステム20はネガライタ 204を有している。ネガライタ 204は、記憶媒体 102から画像データを読み出して、たとえばCRT などの画像表示装置に元の合成画像を再生し、その表示スクリーンを撮影してネガ 206を形成する画像再生装置である。このネガ 206は、現像されて、銀塩写真プリンタ 208に装填される。銀塩写真プリンタ 208は、ネガ 206から写真を陽画として印画紙に焼き付けて、印画紙プリント(図示せず)を作成する画像記録装置である。ディジタルプリンタ 202または銀塩写真プリンタ 208から出力された写真プリントは、その裏面に接着剤が塗布され、その接着剤面に郵便はがきが接着されて、写真プリントのはがきの大きさからはみ出した周囲部分が裁断され、最終的にポストカード16が形成される。
【0014】
ところで本システムは、ポストカード16に形成する絵柄のひな形をいくつか、フォームすなわちポストカードテンプレートとして保持している。これらのテンプレートのデータは、半固定データメモリ 118に記憶されている。半固定データメモリ 118は、たとえば読出し専用記憶装置であり、テンプレートデータのほかに、たとえば文字フォントなどの他の固定データも記憶されている。テンプレートの一例を図9に示す。
【0015】
図9に示すテンプレート 330の例は、年賀状の例である。年賀はがきに貼付される印画紙は、図11に参照符号 300で示すような大きさの矩形であり、年賀はがきの大きさ(図8の点線 302)より若干大きい。これのような印画紙 300を、同じく矩形のはがき 302に貼付して、はがき 302より大きい周囲の部分 304を裁断する。この部分 304をここでは、背景エリア 304と称する。背景エリア 304に囲まれた矩形領域 306は、図8に概念的に示すように、2つの領域、すなわち中央の矩形のセーフティエリア 308と、これを囲む帯状の中立エリア 310とからなる。印画紙 300に焼き付けられる画像は、背景エリア 304と実画像を含む実画像領域 306とを含む。つまり、画像データとしては、これら2つの領域 304および 306のデータが含まれる。
【0016】
さらに詳細には、背景エリア 304は、裁断の際、はがき 302から完全に切り離される周縁部分であり、セーフティエリア 308は、裁断後に完全に残る中央部分である。つまり、セーフティエリア 308は、はがき 302の大きさより若干小さく設定されている。これに対して中立エリア 310は、裁断の際、切除される可能性のある部分である。したがって中立エリア 310には、少なくとも文字を記録することは避けなければならない。中立エリア 310の外縁310aは、はがき 302の大きさより若干大きい。中立エリア 310の寸法、すなわち中央エリア 308の外縁310bと背景エリア 304の内縁310aの寸法は、次のようにして決まる。はがき 302の矩形の隣り合う2辺を中央領域 308の外縁 310b に接して配置したときに、はがき 302の残りの2辺が周縁エリア 304の内縁310aに接するような位置に、中央エリア 308の外縁310bおよび背景エリア 304の内縁310aを位置決めする。これが限界位置であり、中央エリア 308の外縁310bの寸法は限界値より小さく、背景エリア 304の内縁310aの寸法は限界値より大きくすれば、より安全である。これらの寸法と位置は、プリントシステム20でプリントの裁断に使用する裁断装置の裁断位置に応じて決められる。図9に示すテンプレート 330の例では、文字の記入されるサブ領域 316および 318に、セーフティエリア 308の外縁が点線 308a で示されている。
【0017】
ポストカードテンプレート 330は、図11に例示するように、これらのセーフティエリア 308、中立エリア 310および背景エリア 304を考慮して作成され、本実施例では半固定データメモリ 118に半固定データとして蓄積されている。背景エリア 304は、本実施例では標準反射率18% のグレーに形成されている。これは、プリントシステム20で写真プリント 300に再生されたときに、そのプリント 300から、背景エリア 304が正しくグレーに再現されているか否かを視認することによって、プリント 300の色バランスを確認することができるようにするためと、この再生された領域 304の反射率を標準反射率18% と比較することによって実画像領域 306、とくに後述するサブ領域 312および 314の平均輝度が正しく標準反射率18% で再生されているか否かを確認することができるようにするためである。なお本発明は、この例示的数値18% のみに限定されず、他の適切な数値の反射率が効果的に適用されることは、言うまでもない。
【0018】
図9に示すテンプレート 330の例では、実画像領域 306に2つの領域すなわち窓 312および 314が含まれている。これらの窓 312および 314は、顧客が所望の画像をその中に組み込むための領域であり、その画像は画像入力部 104からシステム18に取り込まれる。画像を組み込む際、2つの窓 312および 314の画像の明るさは、画像処理部 108によって整合される。これについては、後に詳述する。窓 312および 314の数は、1つでも3つ以上でもよく、これらの例示的数値に限定されない。
【0019】
実画像領域 306はさらに、この例では2つのサブ領域 316および 318が形成されている。一方のサブ領域 316には、本実施例では、たとえば挨拶文などの所定の文字 320、この例では「あけましておめでとう」がその背景の絵柄とともに形成されている。この文字 320は、この例では図案化された画像であり、したがってイメージデータとしてテンプレートデータに含まれている。このサブ領域 316には、顧客が操作表示部 114を操作して入力した文字 322を形成するように構成してもよい。
【0020】
他方のサブ領域 318は、扱者が操作表示部 114を操作して入力した文字 324を形成する領域である。文字 324は、この例では住所、氏名および日付などである。テンプレートデータには、サブ領域 318の背景の絵柄も含まれている。文字 324として使用する書体すなわちフォントは、半固定データメモリ 118にいくつかの種類が保持されている。また、文字 324の大きさ、すなわちポイントは、画像処理部 108による変倍操作で可変である。サブ領域 318の背景の明るさは、本実施例では、他の窓 312または 314より若干明るく、つまり標準反射率18% より明るく設定されている。文字 324に黒または暗い色を指定して、かつネガライタ 204を使用して写真プリント 300を再生する場合は、文字 324の部分と背景の絵柄との間の階調差を大きくしない方が有利である。これは、両者の間の階調差が大きい、すなわち絵柄のエッジが急峻であると、ネガライタ 204の管面撮影によってネガ 206を形成する際、暗い文字部分にその周囲の背景部分からの光がかぶって、再生画像の文字部分がぼけ、細く見えることを避けるためである。本実施例では、このように文字の色および明るさと、背景部分の明るさを調整している。
【0021】
各窓 312、 314、 316および 318の明るさは、画像処理部 108によって次のように整合される。画像嵌め込み窓 316および 318の画像については、これに嵌め込まれた画像の平均輝度が標準反射率18% に実質的に等しくなるようにする。さらに、これらの画像嵌め込み窓 316および 318と文字組込み窓 312および 318との平均輝度が実質的に18% で再生されるように設定する。このように明るさを設定することによって、画像(写真)が美しく、また文字が読みやすく、ポストカード16に再生される。
【0022】
ポストカード16を作成するには、図4に示すように、まず、ポストカードテンプレート 330に画像や文字を合成する画像合成 400を行ない、さらにこのポストカードに関連する必要なデータを付加して記憶媒体 102に記憶させる編集 500を行なう。本実施例では、画像合成 400は顧客が行ない、編集 500は、たとえば写真店の店員などの扱者が行なう。画像の記憶された記憶媒体 102は、たとえばプリント業者のラボに持ち込まれ、ポストカード16を作成するプリント 502を行なう。
【0023】
動作状態において、操作表示部 114の、たとえばマウスまたはタッチパネルを操作して、ポストカード注文サービスを選択する(図5のステップ 402)。つぎに、組み込みたい原画像12を担持した、たとえば新写真システムのカートリッジなどの入力媒体を画像入力部 104にセットする。次いで、操作表示部 114を操作して、この入力媒体を選択する(ステップ 403)。また、ポストカード16として得られるプリントの種類、本実施例ではネガライタ 204によるプリントか、ディジタルプリンタ 202によるプリントかを指定する(ステップ 404)。
【0024】
制御部 106は、これらの選択、指定操作に応動して、半固定データメモリ 118からそれに記憶されているいくつかのテンプレートデータを読み出し、操作表示部 114の表示スクリーンに表示する(ステップ 405)。このときの表示画面は、本実施例では、たとえば複数のテンプレート 330を縮小してマルチ画面にて表示し、ポインティングカーソルの指示したテンプレート 330を別な表示領域すなわち窓 602(図10)に拡大表示するように構成されている。この窓 602に表示されたテンプレート 330でよければ、操作者は、表示スクリーンに表示されている「確定」ボタン(図示せず)をクリックして、これを選択する(ステップ 406)。なお、窓 602は、ポストカード 330が横長位置および縦長位置のいずれでも表示できるように、本実施例ではおおむね正方形に形成されている。
【0025】
これに応動して制御部 106は、入力画像データを読み込む(ステップ 407)。たとえば、原画像12がネガまたはプリント写真の場合はイメージスキャナにより、磁気ディスクの場合は磁気ディスクドライブから、また光ディスクやメモリカードの場合はそれぞれMOドライブやメモリカードリーダ(いずれも図示せず)により、所望の画像データが読み込まれる。読み込まれた1コマの画像データは、制御部 106の制御の下に画像メモリ 110に蓄積される。こうして、所望の画像データを順次読み込み、画像メモリ 110に蓄積する。
【0026】
読み込んだいくつかの画像を、制御部 106は、縮小してサムネール画像を作成し、これを操作表示部 114の表示スクリーンに可視表示する(図6のステップ 410)。サムネール画像は、図10に示す表示スクリーン 600の例では、領域 604に表示される。そこで操作者は、表示スクリーンのガイダンス表示に従って操作表示部 114を操作して、ポストカード16へ取り込みたい画像を選択する(ステップ 411)。この選択は、操作表示部 114のポインティングデバイスを操作して、スクリーン画面上で所望の画像をカーソルにより指示してクリックし、テンプレート 330の所望の窓 312または 324へドラッグすることによって行なわれる。この場合、所望により、被合成画像の変倍、回転、トリミングなどの画像操作を行なうことができる。これらの画像操作は、図10に示す表示スクリーン 600の例では、表示画面 600に含まれる「位置合わせ」ボタン 608、「サイズ調整」ボタン 610および「回転」ボタン 614を操作して行なわれる。これらの位置指定、変倍、回転およびトリミングなどは、表示操作部 114に応動して制御部 106の制御の下に画像処理部 108によって行なわれる。
【0027】
選択された画像は、画像処理部 108によってテンプレート 330の画像と合成され、図10に例示するように、窓 602にポストカードの全体像として表示される。図9に示す例のようにテンプレート 330に複数の被合成画像用窓 312および 324があれば(ステップ 413)、ステップ 410から 412までをそれぞれの窓 312および 324について繰り返す。合成画像が満足ゆくものであれば、操作者は表示スクリーン 600の「決定」ボタン 614をクリックする。ここで操作者は、操作表示部 114を操作して文字を入力することができる(ステップ 415)。
【0028】
ここで入力する文字データは本実施例では、前述のように窓 316に記載する文字 322を示すテキストデータである。所望に応じて、他の窓 318にも文字 324を入力することができる。これについては、後に詳述する。手書き文字の場合は、操作表示部 114のタッチスクリーンのほかに、たとえばイメージスキャナ 116を利用してもよい。好適な実施例では、ここで顧客が入力できる文字は、たとえば、かな、英数字、記号などである。これらは、制御部 106によって操作表示部 114の表示スクリーンにキーボード、キーパッドなどを表示して、ポインティングデバイスで入力する。また、サブ領域 316および 318について文字のフォント、サイズおよび色なども指定する。入力された文字は、画像処理部 108によってテンプレート 330と合成され、図11に例示するようなポストカードの合成画像としてスクリーンの窓 602に表示される(ステップ 416)。
【0029】
ステップ 416において本実施例では、画像処理部 108は、たとえば色および濃度補正などの画像処理も行なう。たとえば、前述のように、実画像領域 306、とくに被合成画像のサブ領域 312および 314の平均輝度がテンプレート 330で指定されている標準反射率18% に実質的に等しくなるように、サブ領域 312および 314の明るさを補正する。また、前述のステップ 404でプリントの種類としてディジタルプリンタ 202によるものを指定されていれば、たとえば文字 324用のサブ領域 318の背景の明るさを他の窓 312または 314より若干明るく、つまり標準反射率18% より明るく設定する。その場合、このような色補正および階調補正を操作表示部 114の操作により、たとえば窓 312または 314を指定して、手動で調整することもできる。こうして画像処理 416が完了すると、制御部 106は、操作表示部 114の表示スクリーンに合成結果のポストカード全体の画像 306(図11)を表示し、合成画像の確認とその記憶媒体 102へ記憶するか否かの確認を求める。操作者が確認した旨を入力すると、本実施例ではここで、店員の操作を促すガイダンスメッセージを表示する。
【0030】
そこで、合成画像の記憶媒体 102、たとえばzip がデータ出力部 112へ挿入されると(図7のステップ 420)、扱者が顧客データなどの、ポストカードに関連する書誌データを入力する(ステップ 421)。入力される顧客データには、たとえば店番号、顧客番号などを含む注文番号がある。この注文番号の入力によって、記憶媒体 102の流通に供することができる。店番号は、編集システム18に固有でよく、たとえば半固定データメモリ 118に半固定的に設定してもよい。または、カードリーダによってIDカードから入力するようにしてもよい。表示スクリーンの「確認」ボタンをクリックすると、これに応動して制御部 106は、画像処理部 108、画像メモリ 110およびデータ出力部 112を制御して、記憶媒体 102に合成画像データおよび顧客データを記録する(ステップ 422)。ここで、記憶媒体 102をデータ出力部 112から取り出し、また画像入力部 104にセットされたカートリッジフィルムなどの入力媒体を取り出すことができる(ステップ 423)。こうして画像合成処理 400(図4)が終了する。
【0031】
図4に戻って、店の扱者は、後刻、編集システム18を操作して、画像データ記憶媒体 102に顧客情報などの追加テキストデータを入力する。顧客が合成画像データを入力した記憶媒体 102をデータ出力部 112にセットして、操作表示装置 114を操作し、注文番号を入力する。これに応動して制御部 106は、記憶媒体 102から該当する注文番号の合成画像データを読み出して、これを操作表示部 114の表示スクリーンに表示する。表示される内容は、本実施例では、ポストカード16の合成画像 306と、注文番号などである。表示スクリーンには、住所、郵便番号、姓、名、電話番号、日付などをかな漢字で入力できる領域が単数または複数用意されている。扱者は、たとえば注文伝票の記載に従って、これらの入力領域に操作表示部 114の操作により必要な書誌データを入力することができる。入力された書誌データは、操作表示部 114の表示スクリーンの所定の領域に文字として可視表示される。入力された文字データはまた、制御部 106の制御の下に画像処理部 108で画像データに変換され、ポストカード 300のサブ領域 318に組み込まれ、ポストカード 300の全体画像として表示される。
【0032】
扱者はここで、操作表示部 114を操作して確認操作をすると、入力書誌データが画像データ記憶媒体 102に注文番号と対応して記録される。この記憶媒体 102は、編集システムのデータ出力部 112から取り出され、プリント業者に送られる。プリント業者では、記憶媒体 102をプリントシステム20にセットしてプリント 502(図4)を行なう。なお、顧客データを顧客自身が入力するようにシステムを構成してもよい。その場合は、かな漢字を簡単に入力できる機能を備えるのが有利である。これは、たとえば、典型的な住所や氏名を一覧表に表示してこれから選択させたり、郵便番号の地名への自動変換機能を利用することにより、実現される。また、記憶媒体 102に記録しないで、または記憶した場合でも、データ出力部 112を、たとえば公衆電話網などの通信回線に接続して、プリント業者のプリントシステム20に合成画像データを書誌データとともに転送してもよい。
【0033】
プリントシステム20では、画像データ記憶媒体 102を、たとえばディジタルプリンタ 202にセットする。ディジタルプリンタ 202では、記憶媒体 102から画像データを読み出して写真プリント 300(図11)を作成する。
【0034】
または、画像データ記憶媒体 102をネガライタ 204にセットしてもよい。ディジタルプリンタ 202を使用するか、ネガライタ 204を使用するかは、記憶媒体 102に記録されている画像出力方法の指定による。この指定は、前述した編集システム18において顧客がステップ 404で指定したプリントの種類による。ネガライタ 204は、記憶媒体 102から画像データを読み出して、たとえばCRT などの画像表示装置に元の合成画像を再生する。この表示スクリーンに再生された画像は、撮影してネガ 206に記録される。ネガ 206は現像、定着されて、銀塩写真プリンタ 208に装填される。銀塩写真プリンタ 208では、このネガ 206から写真を陽画として印画紙に焼き付けて、印画紙プリント 300を作成する。印画紙プリント 300に再生された画像は、テンプレート 330とこれに合成された原画像12および入力データ14のうちの住所、姓、名、挨拶文などの文字情報である。
【0035】
ポストカードテンプレート 330は、前述のように、背景エリア 304が、本実施例では標準反射率18% のグレーに設定されている。そこで、ディジタルプリンタ 202または銀塩写真プリンタ 208から出力された写真プリント 300は、背景エリア 304を視認して、それが正しくグレーに再現されているか否かを確認することができる。これによってプリント 300の実画像領域 306の色バランスを確認することができる。また、再生された背景エリア 304の反射率が標準反射率18% にほぼ等しくなっているか否かを検査することによって、実画像領域 306、とくにサブ領域 312および 314の平均輝度が正しく標準反射率18% で再生(プリント)されたか否かを確認することができる。こうして作成された写真プリント 300の裏面に接着剤を塗布し、この接着剤面に郵便はがきの本文面を接着する。その後、写真プリント 300のはがきの大きさ 302からはみ出した周囲部分を裁断し、最終的にポストカード16が形成される。この裁断がセーフティエリア 308に及ぶことはなく、したがって、領域 306内の重要な画像が割除されたり、文字の一部が切れたり、また余白すなわち背景エリア 304が部分的に残ったりすることは、ない。もちろん本実施例では、プリントシステム20における上述の工程はすべて、自動化されている。
【0036】
【発明の効果】
このように本発明によれば、簡略な操作で画像(写真)や文字の再生状態を指定することができ、写真を文字とともに同時に印画紙に焼き付け、自然の状態で美しく読みやすいポストカードを形成することができる。本発明は、ポストカードの作成に限らず、画像を合成して編集するあらゆる処理装置、とくに文字と画像を合成、編集してハードコピーを作成する画像処理装置に効果的に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるポストカード作成システムにおける編集システムの実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明によるポストカード作成システムの実施例の全体構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図2に示す実施例におけるプリントシステムの実施例を示す機能ブロック図である。
【図4】図2に示す実施例における全体の処理の例を概略的に示すフロー図である。
【図5】図1に示す実施例における画像合成フローの例を示すフロー図である。
【図6】図5のフローの続きのフロー図である。
【図7】図6のフローの続きのフロー図である。
【図8】本発明の実施例におけるポストカードの記録領域の例を説明するための説明図である。
【図9】同実施例において使用されるポストカードテンプレートの例を示す説明図である。
【図10】図1に示す実施例における操作表示装置に表示される画像選択操作画面の表示例を示す図である。
【図11】同実施例において作成されるポストカード用写真プリントの例を示す平面図である。
【符号の説明】
18 編集システム
16 ポストカード
20 プリントシステム
106 制御部
108 画像処理部
118 半固定データメモリ
112 データ出力部
330 テンプレート

Claims (13)

  1. ポストカードに記録すべき画像を表わす原画像データを入力する画像入力手段と、
    画像データを蓄積する蓄積手段と、
    該蓄積された画像データを処理し、前記原画像データの表わす画像を合成して、ポストカードを作成するための合成画像データを形成する処理手段と、
    画像を可視表示する表示手段と、
    前記処理手段に対する指示およびテキストデータを入力する手操作手段とを含み、前記合成画像データによってポストカードを作成するポストカード作成システムにおいて、該システムは、
    原画像データの表わす画像が組み込まれるポストカードのフォームをテンプレートのデータとして保持するフォーム保持手段を含み、
    該テンプレートは、少なくとも第1および第2の窓を含み、第1の窓は画像が組み込まれる領域であり、第2の窓は文字が組み込まれる領域であり、
    前記表示手段は前記テンプレートを可視表示し、
    前記処理手段は、第1および第2の窓の平均の明るさを所定の値のグレーに実質的に等しくなるように調整し、かつ、前記手操作手段によって、前記表示手段に表示されたテンプレートの第1の窓に組み込む原画像データを選択し、第2の窓に記録すべき文字を入力すると、第1の窓に前記選択された原画像データの表わす画像を合成し、第2の窓に前記入力された文字を組み込んで前記合成画像データを作成することを特徴とするポストカード作成システム。
  2. 請求項に記載のシステムにおいて、前記テンプレートは、第1および第2の窓を囲繞し前記ポストカードの大きさより大きい内縁を有する背景領域を有し、該背景領域は、明るさが前記所定の値に実質的に等しいグレーであることを特徴とするポストカード作成システム。
  3. 請求項に記載のシステムにおいて、第2の窓において前記文字の背景となる部分は、前記第1の窓の平均の明るさより明るく設定されていることを特徴とするポストカード作成システム。
  4. 請求項に記載のシステムにおいて、前記テンプレートは、前記ポストカードの大きさより小さい外縁を有する中央領域と、該中央領域を囲繞し、前記背景領域に囲まれた中立領域とを含むことを特徴とするポストカード作成システム。
  5. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記手操作手段は、前記文字の大きさ、書体および色を指定する手段を含むことを特徴とするポストカード作成システム。
  6. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記テンプレートは第1の窓を複数有し、前記手操作手段は、該複数の第1の窓を選択的に指定する手段を含むことを特徴とするポストカード作成システム。
  7. 請求項に記載のシステムにおいて、前記テンプレートは第1の窓を複数有し、前記処理手段は、該複数の第1の窓について、それらに嵌め込まれる画像の平均的な明るさが前記所定の値のグレーに実質的に等しくなるように調整することを特徴とするポストカード作成システム。
  8. 請求項に記載のシステムにおいて、前記手操作手段は、前記作成するポストカードに関する書誌データを入力する手段を含むことを特徴とするポストカード作成システム。
  9. 請求項に記載のシステムにおいて、該システムはさらに、前記合成画像データを前記書誌データとともに記憶媒体に記憶する出力手段を含むことを特徴とするポストカード作成システム。
  10. 請求項1に記載のシステムにおいて、該システムはさらに、前記合成画像データによってポストカードを作成するプリント手段を含むことを特徴とするポストカード作成システム。
  11. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記画像入力手段は、前記原画像データを画像記録媒体から前記蓄積手段に取り込む画像読取り手段を含むことを特徴とするポストカード作成システム。
  12. 請求項に記載のシステムにおいて、前記処理手段は、第2の窓において、文字に黒または暗い色が指定されると、該文字の背景と該文字との間の階調差を、前記ポストカードに該文字と該文字の背景とを印刷する際に該文字が細くなることを避けることが可能になるように調整することを特徴とするポストカード作成システム。
  13. 請求項1に記載のシステムにおいて、前記所定の値のグレーは、標準反射率が 18% のグレーであることを特徴とするポストカード作成システム。
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