JPH09163050A - 写真画像の画像処理用記録媒体およびプリント装置 - Google Patents

写真画像の画像処理用記録媒体およびプリント装置

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JPH09163050A
JPH09163050A JP7322864A JP32286495A JPH09163050A JP H09163050 A JPH09163050 A JP H09163050A JP 7322864 A JP7322864 A JP 7322864A JP 32286495 A JP32286495 A JP 32286495A JP H09163050 A JPH09163050 A JP H09163050A
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JP
Japan
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image
recording medium
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image data
image processing
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JP7322864A
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English (en)
Inventor
Kazuo Shioda
和生 塩田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を加工・編集・プリント出力するための
画像処理用記録媒体において、表示装置への適切な表示
を可能とし、かつ加工・編集に必要な情報を失わない記
録形態で写真画像を記録媒体に記録する。 【解決手段】 写真フィルムから撮影画像を読み取るこ
とにより得られる画像データ2と、その画像を表示装置
上あるいはプリント上に所望の色階調で再生するように
画像を処理するための画像処理用パラメータ3と、その
画像データと画像処理用パラメータを使用してパソコン
のモニタにその画像を表示するビューワーソフト4と、
その画像の加工・編集を行う加工・編集ソフト5および
各種テンプレート6とを1つの記録媒体に納める。ま
た、この記録媒体に予め空き領域7を用意し、この記録
媒体内の画像データ2をパソコン上で加工・編集した画
像データをその空き領域7に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真画像の画像処
理用記録媒体およびプリント装置に関し、特に画像の記
録形態およびその形態に従ったプリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真画像を加工・編集してプリントする
際には、まずスキャナ等の読取装置により写真フィルム
を読み取って画像をデジタル画像に変換し、パソコン上
の専用ソフトウェア等によりその画像データの加工・編
集を行い、最後にその画像データをプリンタにより出力
することが行われている。この際、フィルムの読み取
り、およびプリントは、写真店または現像所で専用装置
を用いて行うのが一般的であり、そのためには、それら
専用装置とパソコン間で、画像データをやりとりするた
めの記録媒体が必要となる。
【0003】従来、写真画像のデジタル画像データの記
録媒体として、PhotoCD が知られている。しかし、通常
PhotoCD は読取専用媒体として扱われており、一般ユー
ザがこれに記録を行うことは少ない。そのため通常、加
工・編集前の画像データはPhotoCD で、加工・編集後の
画像データは他の記録媒体で扱われている。
【0004】PhotoCD では、画像の記録形態や色の扱い
が規格化されており、1画像につき、解像度の異なる5
つの画像データが記録されている。PhotoCD は本来、専
用表示装置により写真画像を表示して鑑賞すること、お
よび写真画像を後で焼き増しプリントすることのみを目
的として開発されたものであり、よってこの5つの解像
度はそれぞれ表示あるいは各種定型サイズの写真プリン
トに適するように定められている。そのため、この規格
による記録形態は必ずしも加工・編集に適しているとは
いえない。例えば、この規格による記録形態では、D/
A変換した画像データが一般的な許容レベルの画質で表
示されればよいため、元の写真画像の濃度範囲が適切な
表示に必要な濃度範囲に比べて広すぎる場合は、高濃度
部および/または低濃度部の一部が飽和した状態で画像
が記録される。すなわちこれらの部分に関しては、情報
が欠落しているため、この画像に対し、例えばハイライ
ト部の階調をもう少し出すような加工を行うことはでき
ない。よって、このような加工を行いたい場合、フィル
ムから再度画像を読み直し、さらにPhotoCD の規格によ
らない特別な形態で記録し直さなければならないことに
なる。
【0005】一方、パソコン上での画像の加工・編集に
関しては、従来から多くの加工・編集ソフトウェアが市
販されているため、写真画像の加工・編集を行う場合
は、予めこのようなソフトウェアを購入し、操作に習熟
する必要がある。しかし、このようなソフトウェアの多
くは、主として雑誌用の写真や、デザイン関係の画像な
ど、本格的な画像の加工・編集を対象としているため、
機能も多く、操作の習得に時間がかかるだけでなく、価
格も高価である場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、加工・編
集・プリント出力等を、容易にかつ思い通りに行える形
態で写真画像が記録されている記録媒体、およびその形
態で記録されている画像をプリントするプリント装置が
望まれている。
【0007】本発明は上記課題に鑑みて、従来通り表示
装置への適切な表示が可能で、かつ加工・編集に必要な
情報を失わない記録形態で写真画像が記録される記録媒
体と、その記録媒体の画像を容易に加工・編集・プリン
ト出力するための手段および装置とを提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明による画像処理用記録媒体は、撮影画像を記
録した写真フィルムからその画像を読み取ることにより
得られる画像データと、前記画像を表示装置上あるいは
プリント上に所望の色階調で再生するように画像を処理
するための画像処理用パラメータとを備えたことを特徴
とする。
【0009】ここで記録媒体とは、例えば光磁気ディス
クのようなリムーバブルメディアであり、一般ユーザが
読み書き可能なものとする。また記録される画像データ
は、その画像データを再生表示した場合の表示画面中の
ハイライト点およびシャドー点に相当するデータがダイ
ナミックレンジ中に含まれるような、すなわち濃度ヒス
トグラムが飽和しないような変換を行って得たフルレン
ジの画像データであることが望ましい。また画像処理用
パラメータは、必要に応じて変更するためのものである
が、最初に記録媒体に記録されるものは、表示装置また
はプリンタに出力した際に一般的な鑑賞に耐えうるよう
に決定されたパラメータとするのがよい。
【0010】また、本発明による画像処理用記録媒体
は、前記画像データと前記パラメータに加え、前記記録
媒体内の前記画像データを前記パラメータにより画像処
理して表示装置上に画像を表示するビューワーソフトを
さらに備えていてもよい。この場合、このビューワーソ
フトとは、パソコン上で動作し、そのパソコンに接続さ
れるモニタ等の表示装置上に、記録媒体内の画像を表示
する機能を持つソフトウェアである。最初の表示では、
画像は前記の予め決定された最適パラメータに従って表
示されるが、ビューワーソフトの機能により、必要に応
じてパラメータを変更して表示することもできる。
【0011】さらに、本発明による画像処理用記録媒体
は、前記画像データと前記パラメータに加え、前記記録
媒体内の画像データの加工・編集を行う加工・編集ソフ
トを備えたものとしてもよい。この加工・編集ソフト
は、前記ビューワーソフトと独立した形態でも、ビュー
ワーと組み合わされた形態のものでもよい。加工・編集
とは具体的には、画像の一部の切り取り、切取った画像
の別のエリアへの貼付け、他の素材画像、あるいはイラ
スト、飾り文字等のテンプレートと画像の合成などであ
る。この際、素材画像、イラスト、飾り文字等のテンプ
レートは、前記記録媒体上に記録しておいて、加工・編
集ソフトとともに提供してもよいし、他の媒体上のテン
プレートをこの加工・編集ソフトで使用することもでき
る。
【0012】この際、本発明による画像処理用記録媒体
は、前記のように加工・編集した結果得られる、画像と
合成したテンプレートを含む加工・編集後画像データを
記録するための空き領域を有する。これにより、従来の
ように加工・編集の前後で記録媒体を使い分ける必要が
なくなる。
【0013】以上のように、パソコン上で表示調整、あ
るいは加工・編集された画像データをプリントする装置
に関し、本発明では2通りの機能を提供する。
【0014】1つは、本発明によるプリント装置は、表
示調整を行った結果決定された前記画像処理用パラメー
タを記録媒体に記録しておくことにより、そのパラメー
タに従ってプリントを行うことを特徴とする。ここでパ
ラメータに従ってとは、そのパラメータを使用して表示
した際に得られる画像とほぼ同等の画像をプリント上に
再現することを意味する。なお、パラメータに一切変更
を加えなかった場合でもプリントできることはいうまで
もない。
【0015】もう1つは、本発明によるプリント装置
は、前記空き領域に記録された加工・編集後の画像デー
タをプリントすることを特徴とする。この場合も、前記
加工・編集ソフトにより画面上に表示されていたもの
と、ほぼ同等のプリントが出力される。
【0016】
【発明の効果】本発明による写真画像の画像処理用記録
媒体によれば、撮影画像を記録した写真フィルムからそ
の画像を読み取ることにより得られる画像データと、前
記画像を表示装置上あるいはプリント上に所望の色階調
で再生するように画像を処理するための画像処理用パラ
メータにより、従来通り表示装置への適切な表示が可能
で、かつ加工・編集に必要な情報を失わない記録形態
で、写真画像を記録することができる。
【0017】また本発明による写真画像の画像処理用記
録媒体に、前記画像データを前記パラメータにより画像
処理して表示装置上に画像を表示するビューワーソフト
をさらに含めることにより、パソコン上で前記画像を、
前記パラメータを必要に応じて調整しながら表示するこ
とができる。
【0018】さらに、本発明による写真画像の画像処理
用記録媒体に、前記画像データの加工・編集を行う加工
・編集ソフトを含めることにより、特別なソフトウェア
を用意することなく、パソコン上でそれらの画像データ
を加工・編集することができる。
【0019】この際、前記画像処理用記録媒体に、この
加工・編集済みの画像を記録するための空き領域を予め
設けておくことにより、加工・編集前後の画像データを
同じ記録媒体で扱うことができる。
【0020】また本発明によるプリント装置によれば、
前記記録媒体から加工・編集前あるいは後の画像データ
を読み取り、前記パラメータを用いて画像処理すること
により、パソコン上で調整あるいは加工・編集した画像
とほぼ同一の画像をプリント出力することができる。
【0021】これは、簡単かつ所望どおりの写真画像の
加工・編集およびプリント出力を可能にし、写真画像の
加工・編集に関するニーズの多様化に対応するものであ
ると同時に、個人による写真画像の手軽な加工・編集を
広く普及させるきっかけとなり得るものであり、実用上
の効果は極めて大きい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による記録媒体およ
びプリント装置の実施の形態を図面にもとづいて説明す
る。図1は本発明による記録媒体の一実施の形態を示す
図であり、図2は本発明による記録媒体およびプリント
装置を含むデジタル写真プリントシステムの概略を示す
ブロック図であり、図3は本発明による記録媒体を含む
パソコンシステムの概略を示すブロック図であり、図4
は本発明による記録媒体を使用した画像の加工・編集作
業の一例を示す図である。
【0023】図1の本発明による記録媒体1は、一般に
広く普及しており、かつ画像データを収納するのに十分
な容量があるリムーバブルメディアで、例えば光磁気デ
ィスク(MO)、大容量フロッピーディスクZip、相
変化型光ディスクPD、リムーバブルハードディスク
(R−HDD)などが挙げられる。この記録媒体1には
図1に示すように、画像データ2、画像処理用パラメー
タ3、ビューワーソフト4、加工・編集ソフト5、テン
プレート6が記録され、さらに加工・編集後の画像を保
存するのに十分な大きさの空き領域7が用意されてい
る。
【0024】はじめに、記録媒体1に含まれるデータあ
るいはソフトウェアなどについて説明する。画像データ
2は、図2のデジタル写真プリントシステムにおいて、
写真フィルムを読取装置8により読み取って得られるも
のである。通常このデジタル写真プリントシステムで
は、読み取られた画像はA/D変換器9によりデジタル
データに変換され、種々の変換処理を施された後フレー
ムメモリ12にフレームメモリデータとして展開される。
ここで本発明で使用される画像データ2を得るために
は、このフレームメモリデータの濃度ヒストグラムが飽
和しないように、すなわちそのデータを再生表示した場
合の表示画面中のハイライト点およびシャドー点に相当
するデータがダイナミックレンジ中に含まれるように、
LOG変換11の処理パラメータを設定しなければならな
い。このようにして得られたフレームメモリデータが、
画像データ2として記録媒体1に記録される。
【0025】このフレームメモリデータをそのまま、標
準的なコントラスト調整およびブライトネス調整が行わ
れたモニタ13に表示すると、絵柄によってはメリハリの
ない画像になってしまうことがある。そのため、モニタ
13上に表示した際の見栄えがよくなるよう、フレームメ
モリデータに対し画像処理を施す。この画像処理は画像
処理手段14により行われるが、本システムではこの画像
処理に使用するパラメータを変更することにより、モニ
タ13の画像の見栄えを調整するようになっており、例え
ば人物の顔の濃度が一定の値になるような値とするなど
の調整が行われる。この調整の結果得られた最適パラメ
ータは、記録媒体1に画像処理用パラメータ3として記
録される。なおパラメータの具体例としては、例えば階
調変換テーブル、あるいは色変換マトリクスのパラメー
タなどが挙げられる。
【0026】このようにして、記録媒体1には各コマ毎
にフレームメモリデータ(=画像データ2)と画像処理
手段14のパラメータ(=画像処理用パラメータ3)がセ
ットで記録される。なお、図2には示されていないが、
このシステムにおいて画像データ2および画像処理用パ
ラメータ3を記録媒体1に記録する際に、一緒にビュー
ワーソフト4、加工・編集ソフト5、テンプレート6を
記録することもできる。またはこれらのソフトあるいは
テンプレートを、別の手段によって予め、あるいは後に
記録媒体1に記録してもよい。以上のような記録媒体1
へのデータあるいはソフトウェアの記録は、通常写真店
または現像所などで行われる。
【0027】次に、この記録媒体1に記録されている画
像データの、パソコンによる表示あるいは加工・編集に
ついて、図3および図4を用いて説明するが、これは写
真店に限らず一般の家庭で行うことができる作業であ
る。パソコンで記録媒体1の画像データを表示、加工・
編集するためには、パソコンが記録媒体1用のドライバ
17を有することを前提とする。なお、記録媒体1内のデ
ータあるいはソフトは全て、記録媒体1内のものを直接
使用してもよいし、ハードディスク28などの他のメディ
アに一旦コピーして使用してもよい(以下、図3の説明
における「記録媒体1」は、ハードディスクなども含
む)。図3に示すパソコンシステムにおいて、記録媒体
1内の画像データ2を表示するためには、同じく記録媒
体1内にあるビューワーソフト4を起動する。このとき
画像データ2は、起動されたビューワーソフトの機能に
より、フレームメモリ18にフレームメモリデータとして
展開され、標準的なコントラスト調整およびブライトネ
ス調整が行われたモニタ20に表示される。このフレーム
メモリデータは、画像処理手段19により、モニタ20に適
切に表示されるよう画像処理されているが、この際に記
録媒体1内の画像処理用パラメータ3が用いられる。こ
のパラメータ3は、前記のように図2のデジタル写真プ
リンタシステムのモニタ13に現れる画像の見栄えを調整
した結果得られたパラメータであるため、図3のモニタ
20においても、見栄えのよい表示が得られる。しかし、
さらに表示画像の色階調に調整を加えたい場合は、ビュ
ーワーソフト4の機能により画像処理手段19で使用する
パラメータを変更することにより、希望通りの画質を得
ることができる。このときフレームメモリデータは飽和
していないため、PhotoCD 等ではできなかった例えばハ
イライト部の階調を出すといった調整が可能となる。ま
た変更したパラメータを、記録媒体1の画像処理用パラ
メータ3として記録してもよい。なお、図3に示すパソ
コンシステムでは、フレームメモリ18、画像処理手段1
9、画像表示モニタ20が、パソコンのビデオ回路系とは
別に設けられているが、多くの市販のフォトレタッチソ
フトと同様に、パソコンのビデオ回路系のみを用いて同
様の機能を実現することも可能である。なお、一般的な
パソコンのコントラストおよびブライトネスは必ずしも
標準的な設定になっているとは限らず、そのため図2の
モニタ13と図3のモニタ20の表示画像が一致しない場合
もあるが、この場合リムーバブルメディア1に画像デー
タと処理パラメータを記録すると同時にプリントを出力
しておけば、モニタ20をモニタ13に合わせる調整を行う
か、またはモニタ20と出力プリントとの比較から最終プ
リント仕上がりを予想することにより希望通りの画像を
得ることができる。
【0028】次に、画像データ2の加工・編集作業につ
いて説明する。図3のパソコンシステム上で画像データ
2の加工・編集を行うためには、記録媒体1内の加工・
編集ソフト5を起動する。但し、この加工・編集ソフト
5は必ずしも前記ビューワーソフト4と独立したもので
ある必要はなく、ビューワー機能と加工・編集機能とを
兼ね備える1つのソフトウェアであってもよい。ここで
加工・編集機能とは、例えば画像の一部の切取り、切取
った画像の別のエリアへの貼付け、画像の回転や反転、
他の素材画像、あるいはイラスト、飾り文字等のテンプ
レートとの合成などである。この際、素材画像、イラス
ト、飾り文字等を、前記記録媒体上に図1のテンプレー
ト6として記録しておいて、加工・編集ソフトとともに
提供してもよいし、他の媒体上のテンプレートをこの加
工・編集ソフトで使用してもよい。ここでいう加工・編
集機能およびテンプレートは、従来の市販ソフトで提供
されている範囲のものと考えてよいが、本発明の目的が
手軽な加工・編集手段の提供であることから、記録媒体
1に含めるのは、頻繁に使用される機能および利用範囲
の広いテンプレートのみに止めることが望ましい。
【0029】ここで、本発明による記録媒体を使用した
画像の加工・編集作業の一例として、図4に年賀ポスト
カード作成の例を示す。図4の例では、画像データ22
と、飾り文字24と、イラスト25を使用して、レイアウト
21のような年賀ポストカードを作成する。画像データ22
は、適切な色階調の調整を施した後、切取機能によりエ
リア23を切り出して使用する。これに謹賀新年の飾り文
字24と吹き出しイラスト25を合成し、さらに吹き出しイ
ラストの中にはメッセージ26を書き込む。これをレイア
ウトの上半分とし、残りの下半分にあいさつ文、連絡先
等27を書き込み、完成した年賀状を一つの画像として図
1の記録媒体1の空き領域7に保存する。以上の作業を
個人で行った場合は、この記録媒体1を写真店等へ持っ
て行き、プリント依頼することにより、自身で作成した
年賀状をプリントすることができる。
【0030】最後に、例えば上記図4の例のようにして
作成された記録媒体1内の加工・編集後の画像データを
プリントするプリント装置について、再び図2を用いて
説明する。図2のデジタル写真プリントシステムにおい
て記録媒体1内の画像データ2あるいは空き領域7に記
録された画像データを、プリンタ16にプリント出力する
場合、この画像データは記録媒体への記録時と同様、一
旦フレームメモリ12に展開される。また記録媒体1内の
画像処理用パラメータ3は画像処理手段14に取り込ま
れ、モニタ13には、前記パソコンシステムのモニタ20に
表示されたものとほぼ同等の画像が再現される。このと
き画像処理手段14と、プリンタ16へのプリント出力用の
画像処理を行う画像処理手段15は連動しており、画像処
理手段14に設定されたパラメータに対応するパラメータ
が画像処理手段15に設定されるようになっている。これ
により出力されるプリント上には、モニタ13に表示され
た画像とほぼ同等の画像、すなわち画像の加工・編集者
がパソコンのモニタ20上で見ていた画像、またはプリン
トとの対比で仕上がりを予測した画像とほぼ同等の画像
が再現されることになる。
【0031】以上説明したように、本発明による記録媒
体およびプリント装置は、従来であれば複数の記録媒体
を使い分け、高価なソフトウェアを購入し、その機能を
習得しなければならず、またそのようにしたとしても必
ずしも思い通りのものが得られなかった写真画像のプリ
ントを、1つの記録媒体で、その記録媒体に記録されて
いるソフトを使用して、安くて手軽に、かつ希望通りに
実現できるようにするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録媒体の一実施の形態を示す図
【図2】本発明による記録媒体およびプリント装置を含
むデジタル写真プリントシステムの概略を示すブロック
【図3】本発明による記録媒体を含むパソコンシステム
の概略を示すブロック図
【図4】本発明による記録媒体を使用した画像の加工・
編集作業の一例を示す図
【符号の説明】
1 記録媒体 2 画像データ 3 画像処理用パラメータ 4 ビューワーソフト 5 加工・編集ソフト 6 テンプレートなど 7 空き領域 8 フィルム読取装置 9 A/D変換器 10 CCD補正手段 11 LOG変換手段 12 フレームメモリ 13 モニタ 14 第1の画像処理手段 15 第2の画像処理手段 16 プリンタ 17 記録媒体1用ドライバ 18 パソコンシステムのフレームメモリ 19 パソコンシステムの画像処理手段 20 パソコンシステムのモニタ 21 年賀ポストカードのレイアウト 22 年賀ポストカードの画像データ 23 切り取りエリア 24 飾り文字 25 イラスト 26 メッセージ 27 あいさつ文 28 パソコンシステムのハードディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画像を記録した写真フィルムから該
    画像を読み取ることにより得られる画像データと、前記
    画像を表示装置上あるいはプリント上に所望の色階調で
    再生するように画像を処理するための画像処理用パラメ
    ータとを備えたことを特徴とする画像処理用記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体内の前記画像データを、前
    記パラメータにより画像処理して、表示装置上に画像を
    表示するビューワーソフトを、さらに備えたことを特徴
    とする請求項1記載の画像処理用記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体内の画像データの加工、編
    集を行う加工編集ソフトをさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の画像処理用記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項記載の記
    録媒体に記録されている前記画像データを、前記画像処
    理用パラメータにより画像処理して、プリント上に再生
    することを特徴とするプリント装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体が、前記画像データを加工
    編集した後の画像データを記録できる領域を有すること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像
    処理用記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の記録媒体の前記領域に記
    録されている、前記加工編集後の画像データをプリント
    することを特徴とする画像プリント装置。
JP7322864A 1995-12-12 1995-12-12 写真画像の画像処理用記録媒体およびプリント装置 Pending JPH09163050A (ja)

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