JP3745983B2 - アンダーベース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジャッキベースを支持するアンダーベースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にジャッキベースはアンダーベースを介して屋根上、地盤上などに設置される。アンダーベースとしては、ジャッキベースのベースプレートに対して係合可能に形成された受け部を有するものが知られている。このアンダーベースの場合、受け部にてベースプレートに係合してジャッキベースを支持するので、特に釘止め等しなくてもアンダーベースに対する移動を規制した状態でジャッキベースを支持することができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のアンダーベースには受け部が一つしかないので、ベースプレートの大きさが異なる複数種類のジャッキベースが使用される場合には、それぞれのベースプレートに合った受け部を有するアンダーベースを何種類も用意する必要があった。また使用にあたっては、ジャッキベースごとに適切なアンダーベースを選択しなければならず煩雑さがあった。
【0004】
本発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、ベースプレートの大きさが異なる複数種類のジャッキベースが使用される場合であっても、何種類ものアンダーベースを用意したり、ジャッキベースごとにアンダーベースを選択したりする手間がいらないアンダーベースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、受け部にてジャッキベースのベースプレートに係合してジャッキベースを支持するアンダーベースであって、複数の受け部を有し、各受け部で異なる大きさのベースプレートが係合されるようにするとともに、前記複数の受け部を自身の厚み方向に沿って重ねて形成したことを要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態について図1〜図5に基づき説明する。なお、以下の説明における「上下」は、図3及び図4(c)における「上下」に相当するものである。
【0008】
図1〜図4に示すように、本実施形態におけるアンダーベース10は合成樹脂よりなり、矩形板状の底壁11とその底壁11の周縁に形成された側壁12とを備えた平面略長方形状をなす平皿様に形成されている。
【0009】
側壁12のうち底壁11の長辺に形成されて相互に対向する側壁12aの内側面にはそれぞれ、底壁11の上面に平行な上向きの段差面13が形成されている。この段差面13は、側壁12aの高さ方向における中間部に形成されている。そして図3に示すように、この段差面13よりも上方における側壁12a間の距離D1は、同段差面13よりも下方における側壁12a間の距離D2に比べて大きく形成されている。
【0010】
また、側壁12aの内側面にはそれぞれ、アンダーベース10の長手方向における一端側(図4(a)においては右側)から中途にかけて、上下一対の係止片14,15が形成されている。上側の係止片14は上面が側壁12aの上面と面一に、また下側の係止片15は上面が段差面13と面一になっている。
【0011】
なお、底壁11の短辺に形成されて相互に対向する側壁12bには、前記段差面13及び前記係止片14,15は形成されていない。
本例の場合、底壁11の上面と、側壁12の内側面であって段差面13よりも下方の箇所と、下側の係止片15の下面とで下段の受け部16が構成されている。また、下側の係止片15の上面と、段差面13と、側壁12の内側面であって段差面13よりも上方の箇所と、上側の係止片14の下面とで上段の受け部17が構成されている。このようにアンダーベース10には、同アンダーベース10の厚み方向に沿って二つの受け部16,17が重ねて形成されている。そして、アンダーベース10は、図1(b)及び図2に示すように、これら受け部16,17にてジャッキベース30のベースプレート31に係合してジャッキベース30を支持するようになっている。
【0012】
また、図3及び図4(b)に示すように、アンダーベース10の裏面には、同アンダーベース10の安定性を向上させるためにゴム製の滑り止め部18が設けられている。この滑り止め部18は、アンダーベース10の短手方向両側に同長手方向に沿って配設されて、それぞれ複数箇所においてビス19で固定されている。
【0013】
さらに、アンダーベース10の長手方向両端部、すなわち側壁12bの上面には突起20が各一対設けられている。そして図5に示すように、二つのアンダーベース10を積み重ねたときには、下側のアンダーベース10の突起20が、上側のアンダーベース10の裏面に設けられた補強リブ21間に位置するようになっている。このため、上下に積み重ねられた二つのアンダーベース10の一方に対して横方向の力が作用したときには、各突起20の側面と補強リブ21の側面とが係合し、その結果アンダーベース10相互の移動が規制されるようになっている。よって、運搬時などに複数のアンダーベース10を積み重ねたとき、その積み重ね状態が安定化するようになっている。
【0014】
また前記突起20には、図4(a),(b)に示すように、挿通部として上下方向に貫通する挿通孔22がそれぞれ形成されている。アンダーベース10を屋根上、地盤上など所定箇所に載置して、その挿通孔22から釘を打ち込む等することで、当該所定箇所にアンダーベース10を固定して設置できるようになっている。
【0015】
次に、上記のように構成されたアンダーベース10の作用を説明する。
ジャッキベース30を例えば屋根上に設置して使用する場合には、屋根上の所定箇所にアンダーベース10を載置し、挿通孔22から釘を打ち込んでアンダーベース10を固定させた後、アンダーベース10の受け部16又は受け部17にジャッキベース30のベースプレート31を嵌め込む。
【0016】
ベースプレート31を下段の受け部16に嵌めるときは、図1(a)に示すように、アンダーベース10の長手方向における係止片14,15の欠けた側から、底壁11と下側の係止片15の間にベースプレート31を差し入れる。そして図1(b)に示すように、底壁11の上をスライドさせて所定位置まで移動させる。また、ベースプレート31を上段の受け部17に嵌めるときは、段差面13と上側の係止片14の間にベースプレート31を差し入れる。そして図2に示すように、段差面13の上をスライドさせて所定位置まで移動させる。
【0017】
アンダーベース10の受け部16又は受け部17に支持された状態のジャッキベース30に上方向(引き抜き方向)の力が作用したときには、ジャッキベース30のベースプレート31の上面が下側の係止片15又は上側の係止片14の下面と係合し、その結果、ジャッキベース30の上方向への移動動作が規制される。また、ジャッキベース30に回転方向の力が作用したときには、ジャッキベース30のベースプレート31の周縁がアンダーベース10の両側壁12aの内側面と係合し、その結果、ジャッキベース30の回転動作が規制される。
【0018】
本実施形態によって得られる効果について、以下に記載する。
・ 段差面13よりも上方における側壁12a間の距離D1、すなわち上段の受け部17の一部を構成する側壁12a間の距離D1は、段差面13よりも下方における側壁12a間の距離D2、すなわち下段の受け部16の一部を構成する側壁12a間の距離D2に比べて大きく形成されている。このため、上段の受け部17で支持可能なベースプレート31の最大サイズは、下段の受け部16で支持可能なベースプレート31の最大サイズよりも大きい。従って、本実施形態のアンダーベース10によれば、各受け部16,17にて異なる大きさのベースプレート31を係合して支持することができ、ベースプレート31の大きさが異なる少なくとも二種類のジャッキベース30に対応することができる。よって、ベースプレート31の大きさが異なる二種類のジャッキベース30が使用される場合であっても、アンダーベース10を二種類用意したり、ジャッキベース30ごとにアンダーベース10を選択したりする手間がいらない。
【0019】
・ 二つの受け部16,17はアンダーベース10の厚み方向に沿って重ねて形成されている。このため、設置スペースに関しては、受け部を一つのみ有するアンダーベースとほとんど変わらない大きさで済み、設置スペースが過度に大きくなるおそれがない。
【0020】
・ 本実施形態のアンダーベース10によれば、係止片14又は係止片15でジャッキベース30のベースプレート31の上面に係合することで、ジャッキベース30を上方向への移動を規制した状態で支持することができる。
【0021】
・ 本実施形態のアンダーベース10によれば、両側壁12aでジャッキベース30のベースプレート31の周縁に係合することで、ジャッキベース30を回転を規制した状態で支持することができる。
【0022】
なお、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・ 受け部の数を3以上としてもよい。この場合も、各受け部で異なる大きさのベースプレート31が係合されるようにすることが好ましい。
【0023】
・ アンダーベース10を合成樹脂に代えて金属で構成してもよい。
・ 滑り止め部18、突起20及び挿通孔22の少なくともいずれか一つを省略して構成してもよい。
【0024】
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記受け部にてベースプレートの上面に係合するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンダーベース。このように構成すれば、ジャッキベースを上方向への移動を規制した状態で支持することができる。
【0025】
・ 前記受け部にて略四角板状をなすベースプレートの周縁に対し少なくとも二位置で係合するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンダーベース。このように構成すれば、ジャッキベースを回転を規制した状態で支持することができる。
【0026】
・ 自身を所定の設置箇所に固定するための釘等の固定部材の挿通を許容する挿通部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンダーベース。このように構成すれば、アンダーベースを所定の設置箇所に容易に固定させることができる。
【0027】
・ 裏面に滑り止め部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンダーベース。このように構成すれば、アンダーベースの安定性を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、ベースプレートの大きさが異なる複数種類のジャッキベースが使用される場合であっても、何種類ものアンダーベースを用意したり、ジャッキベースごとにアンダーベースを選択したりする手間がいらない。
【0029】
また、複数の受け部が自身の厚み方向に沿って重ねて形成されているため、受け部の数が増えても設置スペースが過度に大きくなるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)及び(b)はアンダーベースの使用状態を示す斜視図。
【図2】 同じくアンダーベースの使用状態を示す斜視図。
【図3】 図1(a)の3−3線における断面図。
【図4】 (a)はアンダーベースを示す平面図、(b)は同底面図、(c)は(a)の4c−4c線における断面図。
【図5】 二つのアンダーベースを積み重ねた状態を示す断面図。
【符号の説明】
10…アンダーベース、16,17…受け部、30…ジャッキベース、31…ベースプレート。
Claims (1)
- 受け部にてジャッキベースのベースプレートに係合してジャッキベースを支持するアンダーベースであって、複数の受け部を有し、各受け部で異なる大きさのベースプレートが係合されるようにするとともに、前記複数の受け部を自身の厚み方向に沿って重ねて形成したことを特徴とするアンダーベース。
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JP2001206516A JP3745983B2 (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | アンダーベース |
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JP2001206516A JP3745983B2 (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | アンダーベース |
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JP2001206516A Expired - Lifetime JP3745983B2 (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | アンダーベース |
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- 2001-07-06 JP JP2001206516A patent/JP3745983B2/ja not_active Expired - Lifetime
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