JP3231240B2 - 敷 板 - Google Patents

敷 板

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JP3231240B2
JP3231240B2 JP07491996A JP7491996A JP3231240B2 JP 3231240 B2 JP3231240 B2 JP 3231240B2 JP 07491996 A JP07491996 A JP 07491996A JP 7491996 A JP7491996 A JP 7491996A JP 3231240 B2 JP3231240 B2 JP 3231240B2
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捷也 鈴木
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  • Sewage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設現場やイベ
ント会場等において、軟弱な地面に敷設して使用する敷
板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設現場やイベント会場等にお
いて、地面がぬかるみ等を生じて軟弱な場合には、敷板
等を敷設して補強する必要があった。このため、従来で
は軟弱な地面に、合成樹脂よりなる多数の平板状の敷板
本体を、それらの対向端縁で互いに連結しながら、縦方
向及び横方向へ隣接状態で敷設していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
敷板においては、敷板本体が合成樹脂により形成されて
いるため、敷板本体を側溝上に跨がって敷設した場合、
敷板本体の下部に空間が形成されて、大きな重量が掛か
ったときに、敷板本体が破損しやすいという問題があっ
た。
【0004】また、従来の敷板において、敷板本体を側
溝上に跨がって敷設した場合には、合成樹脂製の敷板本
体が側溝上で滑りを生じて、敷板の敷設位置にずれが生
じやすいという問題もあった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、敷板本体を側溝上に跨がって敷設する場
合に、敷板本体に十分な強度を確保することができて、
敷板本体が破損するおそれを防止することができる敷
提供することにある。
【0006】この発明のその他の目的は、敷板本体を側
溝上に跨がって敷設する場合に、敷板本体が側溝上で滑
動して、敷設位置にずれが生じるのを防止することがで
きる敷板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、複数の平板状の敷板
本体を地面に縦方向及び横方向へ隣接状態で敷設し、隣
接する敷板本体間を係合によって連結して使用する敷板
において、前記敷板本体の上面に複数の凹部を形成する
とともに、同凹部の内底部には固定杭又は挿通部材を挿
通するための挿通孔を設け、同挿通孔の内底部には薄肉
部を形成し、前記敷板本体の下面には挿通孔が形成され
補強材を取り付けたものである。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の敷板において、前記補強材には側溝の開口縁と係合
する係止部を設けたものである。請求項3に記載の発明
では、請求項1又は請求項2に記載の敷板において、
記補強材が第1部材と第2部材とに分割され、両部材を
対向端部において互いに伸縮可能に重合接続するように
構成し、前記両部材の下部に側溝の開口縁と係合可能な
係止部を突設したものである。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のうち何れか一項に記載の敷板において、前記補
強材には幅方向の両側縁に補強リブを下方へ向かって突
出形成し、各補強リブに係止部を形成したものである。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の敷板において、前記係止部は補強リブの両端部を残
して形成したものである。
【0011】って、請求項1に記載の敷板を使用する
際には、複数の平板状の敷板本体を軟弱な地面に縦方向
及び横方向へ隣接状態で敷設する。このとき、側溝上に
跨がって敷設される敷板本体があって、その下部に空間
が形成される場合には、敷板本体の下面に補強材を取り
付けて、その敷板本体を補強する。これにより、側溝上
の敷板本体に十分な強度を確保することができて、敷板
本体に大きな重量が掛かったときでも、その敷板本体が
破損するおそれを防止することができる。また、敷板を
側溝上に配置し、杭を挿通孔内に挿通しない場合、その
側溝内に挿通孔を介してごみが落下するのを防止するこ
とができる。
【0012】請求項2に記載の敷板においては、補強材
に側溝の開口縁と係合可能な係止部が設けられている。
このため、敷板本体を側溝上に跨がって敷設する際に、
補強材の係止部を側溝の開口縁に係合させておけば、敷
板本体が側溝上で滑動して、敷設位置にずれが生じるの
を防止することができる。
【0013】請求項3に記載の敷板において、補強材を
敷板本体の下面に取り付ければ、敷板本体を十分に補強
することができる。このため、敷板本体を側溝上に跨が
って敷設した場合に、敷板本体が破損するおそれ、及び
敷設位置にずれが生じるおそれを防止することができ
る。また、側溝の幅が異なる場合、その側溝の幅に適合
するように、補強材の長さを容易に調節して取り付ける
ことができる。
【0014】請求項4に記載の敷板においては、補強材
には幅方向の両側縁に補強リブが下方へ向かって突出形
成されている。このため、補強材を頑強に形成すること
ができて、敷板本体の補強効果を高めることができる。
【0015】請求項5に記載の敷板においては、係止部
が補強リブの両端部を残して形成されている。このた
め、敷板本体を側溝上に跨がって敷設した場合に、補強
リブの両端部が側溝の上端縁に当接して、敷板本体に掛
かる荷重を緩和することができる。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、この発明の第1施形態を、図1
〜図7に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1〜図5に示すように、敷板本体21は
合成樹脂により平面正方形の平板状に形成され、その下
面には複数の補強リブ22が縦方向及び横方向へ所定間
隔おきに突設されている。各3本の取付溝23は敷板本
体21の下端面に縦方向及び横方向へ所定間隔おきに形
成され、それらの溝幅が補強リブ22の突出間隔と一致
するようになっている。
【0020】複数の平面円形状の凹部24は縦方向及び
横方向に延びる両側の取付溝23の中央に位置するよう
に、敷板本体21の上面に形成され、それらの内底部に
は挿通孔25及び薄肉部26が形成されている。そし
て、所要箇所の凹部24から挿通孔25に後述する固定
杭32等を挿通する際に、薄肉部26を破って挿通孔2
5を開口させるようになっている。
【0021】一対の連結突条27は前記敷板本体21の
前後両側面に形成され、各突条27には2つの係合溝2
8が形成されている。各2個の係合突片29は敷板本体
21の左右両側面に形成され、それらの先端には連結突
条27の係合溝28に係合可能な係合部30が形成され
ている。そして、図1〜図3及び図7に示すように、複
数の敷板本体21を地面31上に縦方向及び横方向へ隣
接状態で敷設し、隣接する敷板本体21間を、連結突条
27の係合溝28と係合突片29の係合部30との係合
によって連結するようになっている。
【0022】図1に示すように、固定杭32は所定長さ
の金属丸棒から形成され、その上端には敷板本体21上
の凹部24に係合可能な頭部33が形成されるととも
に、下端には尖鋭部34が形成されている。そして、複
数の敷板本体21を地面31上に敷設した状態で、固定
杭32を各敷板本体21上の凹部24から挿通孔25を
通して、薄肉部26を破りながら地面32に打ち込むこ
とにより、敷板本体21を地面31上に固定するように
なっている。
【0023】図1〜図4に示すように、補強材35は金
属板により平面長方形状に形成され、その中央には平面
円形状の挿通孔36が形成されるとともに、幅方向の両
側縁には補強リブ37が下方に向かって突出形成されて
いる。係止部38は後述する側溝40の溝幅とほぼ同一
幅となるように、各補強リブ38の下端縁にそれらの両
端部から所定量ずつ残して形成され、各係止部38の両
側端には傾斜面39が形成されている。
【0024】そして、複数の敷板本体21を地面31上
に敷設した際に、地面31に埋設された側溝40上に跨
がって配置される敷板本体21が存在する場合には、敷
板本体21の下面に補強材35を取り付けて、それらの
敷板本体21を補強するようになっている。すなわち、
側溝40上に配置される各敷板本体21の下面におい
て、側溝40の延長方向と交差する方向へ延びる両側部
の取付溝23に一対の補強材35を嵌挿し、取付具41
により敷板本体21に固定する。
【0025】また、補強材35を取り付けた敷板本体2
1を側溝40上に敷設する際には、図1及び図2に示す
ように、各補強材35の係止部38を側溝40の開口縁
に係合させる。この状態で、係止部38の両側傾斜面3
9が側溝40の両側内面に対接し、各敷板本体21が側
溝40上において、側溝40の延長方向と交差する幅方
向へ滑動しないように係止保持される。
【0026】図1〜図4に示すように、前記取付具41
は、挿通部材としてのボルト42と、抜け止め部材とし
てのナット43とを備え、ボルト42には敷板本体21
上の凹部24に係合可能な係合部としての頭部44が形
成されている。そして、ボルト42は敷板本体21の下
面の取付溝23内に補強材35を接合配置した状態で、
敷板本体21上の凹部24から挿通孔25を通して、薄
肉部26を破りながら補強材35の挿通孔36に挿通さ
れる。また、ナット43はボルト42の下端の螺合さ
れ、ボルト42を抜け止めするとともに、補強材35を
敷板本体21に締付固定する。
【0027】次に、前記のように構成された敷板につい
て作用を説明する。さて、建設現場やイベント会場等に
おいて、地面がぬかるみ等を生じて軟弱な場合には、図
1〜図3に示すように、複数の敷板本体21を軟弱な地
面31に縦方向及び横方向へ隣接状態で敷設する。そし
て、隣接する敷板本体21間において、連結突条27の
係合溝28と係合突片29の係合部30とを係合させ
て、各敷板本体21を順に連結する。その後、固定杭3
2を各敷板本体21上の凹部24から挿通孔25を通し
て地面32に打ち込み、敷板本体21を地面31上に固
定する。
【0028】このとき、地面31に埋設された側溝40
上に跨がって敷設される敷板本体21があって、その下
部に空間が形成される場合には、それらの敷板本体21
の下面両側の取付溝23に補強材35を嵌挿し、ボルト
42及びナット43により締付固定する。これにより、
側溝40上に跨がった状態で敷設される各敷板本体21
が補強される。
【0029】また、敷設された敷板本体21上にトラッ
ク等が乗って、特に大きな重量が掛かる場合には、図3
に鎖線で示すように、側溝40上に敷設される敷板本体
21の下面中央の取付溝23にも補強材35を嵌挿す
る。この場合、補強材35をボルト42及びナット43
により締付固定することなく、取付溝23内に嵌挿した
ままの状態で側溝40上に配置する。これにより、側溝
40上の敷板本体21がより強固に補強される。
【0030】さらに、補強材35を取り付けた敷板本体
21を側溝40上に敷設する際には、図1及び図2に示
すように、各補強材35の係止部38を側溝40の開口
縁に係合させる。これにより、係止部38の両側傾斜面
39が側溝40の両側内面に対接して、各敷板本体21
が側溝40の延長方向と交差する幅方向へ滑動しないよ
うに係止保持される。
【0031】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。 (1) この実施形態の敷板を使用した場合には、側溝
40上に跨がって敷設される各敷板本体21に対し、補
強材35により十分な強度を付与することができる。従
って、側溝40上に敷設された敷板本体21の下部に空
間が形成されていても、敷板本体21にトラック等によ
り大きな重量が加わった場合に、それらの敷板本体21
が破損するおそれを防止することができる。 (2) この実施形態の敷板を使用した場合には、敷板
本体21を側溝40上に跨がって敷設した場合に、敷板
本体21の下面に取り付けた補強材35の係止部38が
側溝40の開口縁に係合する。従って、敷板本体21が
側溝40上で滑動して、敷設位置にずれが生じるのを防
止することができる。 (3) この実施形態の補強材35においては、幅方向
の両側縁に補強リブ37が下方へ向かって突出形成され
ている。従って、補強材35を頑強に形成することがで
きて、側溝40上に敷設される敷板本体21の補強効果
を向上させることができる。 (4) この実施形態の補強材35においては、係止部
38が補強リブ37の両端部を残して形成されている。
このため、敷板本体21を側溝40上に跨がって敷設し
た場合に、補強リブ37の両端部が側溝40の両側壁の
上端縁に当接する。従って、敷板本体21に掛かる荷重
を補強板35の両端部で受け止めて緩和することができ
る。 (5) この実施形態の取付具41を使用した場合に
は、敷板本体21の下面の取付溝23に補強材35を接
合配置した状態で、敷板本体21から補強材35にボル
ト42を挿通するとともに、そのボルト42にナット4
3を螺合すればよい。従って、取付具41の構成が簡単
であるにも拘らず、敷板本体42の下面に補強材35を
容易かつ確実に固定することができる。 (6) この実施形態のの取付具41においては、挿通
部材としてのボルト42に、敷板本体21の凹部24と
係合可能な係合部としての頭部44が形成されている。
このため、ボルト42を敷板本体21に挿通する際に、
頭部44が凹部24の内底部に係合して、ボルト42を
所定位置に容易に位置決めすることができる。
【0032】(第2実施形態)次に、この発明の第2実
施形態を、図8及び図9に基づいて説明する。さて、こ
の実施形態においては、敷板本体21上の凹部24及び
挿通孔25が平面長四角状に形成されている。また、補
強材35上の挿通孔36も平面長四角状に形成され、補
強材35の補強リブ37の中央部には通孔48が形成さ
れている。さらに、固定杭32は金属板により横断面長
四角状に形成され、その上端には凹部24に係合可能な
平板状の頭部33が形成されるとともに、下端には尖鋭
部34が形成されている。
【0033】一方、取付具41は挿通部材としての挿通
ピン49と、抜け止め部材としての蝶ネジ50及びナッ
ト51とから構成されている。挿通ピン49は金属板に
より横断面長四角状に形成され、その上端には凹部24
に係合可能な平板状の係合部52が形成されるととも
に、下端には通孔53が形成されている。
【0034】そして、補強材35の取り付け時には、敷
板本体21の下面の取付溝23内に補強材35を接合配
置した状態で、敷板本体21上の凹部24から挿通孔2
5を通して、薄肉部26を破りながら、補強材35の挿
通孔36に挿通ピン41を挿通する。その後、補強材3
5の通孔48及び挿通ピン49の通孔53に蝶ネジ50
を挿通するとともに、その蝶ネジ50にナット51を螺
合する。これにより、補強材35が敷板本体21の取付
溝23内に固定される。
【0035】従って、この第2実施形態においても、前
述した第1実施形態と同様の作用効果を発揮することが
できる。 (第3実施形態)次に、この発明の第3実施形態を、図
10に基づいて説明する。
【0036】さて、この実施形態においては、補強材3
5が第1部材35Aと第2部材35Bとに分割して構成
され、両部材35A,35Bを対向端部において互いに
伸縮可能に重合接続するようになっている。そして、前
記第2実施形態と同様に、第1部材35Aの接続端部に
は平面長四角状の挿通孔36が形成されるとともに、補
強リブ37には通孔48が形成されている。また、第2
部材35Bの接続端部には第1部材35Aの挿通孔36
に対応する長孔54が形成されるとともに、補強リブ3
7には第1部材35Aの通孔48に合致する複数の通孔
55が所定間隔おきに形成されている。
【0037】さらに、この実施形態においても、前記第
2実施形態と同様に、取付具41が挿通部材としての挿
通ピン49と、抜け止め部材としての蝶ネジ50及びナ
ット51とから構成されている。挿通ピン49は金属板
により横断面長四角状に形成され、その上端には凹部2
4に係合可能な平板状の係合部52が形成されるととも
に、下端には通孔53が形成されている。
【0038】そして、補強材35の取り付け時には、第
1部材35A及び第2部材35Bを伸縮させて、補強材
35の長さを敷板本体21の幅に適合するように調節す
る。この状態で、敷板本体21の下面の取付溝23内に
補強材35を接合配置し、敷板本体21上の凹部24か
ら挿通孔25を通して、補強材35の第1部材35Aの
挿通孔36及び第2部材35Bの長孔54に挿通ピン4
1を挿通する。その後、補強材35の両部材35A,3
5Bの通孔48,55及び挿通ピン49の通孔53に蝶
ネジ50を挿通するとともに、その蝶ネジ50にナット
51を螺合する。これにより、補強材35が敷板本体2
1の取付溝23内に固定される。
【0039】従って、この第3実施形態においても、前
述した第1及び第2実施形態と同様の作用効果を発揮す
ることができる。また、この第3実施形態においては、
特に、補強材35が2つの部材35A,35Bに分割さ
れて、伸縮可能に接続できるようになっている。このた
め、側溝40の幅が異なる場合、その側溝40の幅に適
合するように、補強材35の長さを容易に調節して取り
付けることができる。従って、敷板を側溝40に対して
確実に位置決め固定することができる。
【0040】(第4実施形態)次に、この発明の第4実
施形態を、図11に基づいて説明する。この実施形態の
補強材35においては、前記第1実施形態とは異なり、
係止部38の両側端に傾斜面39が形成されず、係止部
38の両側端が垂直面になっている。このように構成し
た場合、所要の強度を維持しつつ、敷板を側溝40に対
して確実に位置決め固定できるとともに、その他前記第
1実施形態とほぼ同様の作用効果を発揮することができ
る。
【0041】(第5実施形態)次に、この発明の第5実
施形態を、図12に基づいて説明する。この実施形態の
補強材35においては、各補強リブ37上の係止部38
がそれぞれ2つに分割され、各係止部38の外側端に傾
斜面39が形成されている。このように構成した場合、
前記各実施形態とほぼ同様の作用効果を発揮できるとと
もに、軽量化と材料の節約を図ることができる。
【0042】(第6実施形態)次に、この発明の第6実
施形態を、図13に基づいて説明する。この実施形態の
補強材35においては、前記第5実施形態と同様に、各
補強リブ37上の係止部38がそれぞれ2つに分割され
ている。そして、各係止部38の外側端には傾斜面39
が形成されず、係止部38の外側端が垂直面になってい
る。このように構成した場合、前記各実施形態とほぼ同
様の作用効果を発揮できると同時に、軽量化と材料の節
約を図ることができる。
【0043】(第7実施形態)次に、この発明の第7実
施形態を、図14に基づいて説明する。この実施形態の
補強材35においては、前記第4実施形態と同様に、係
止部38の両側端に傾斜面39が形成されず、係止部3
8の両側端が垂直面になっている。また、係止部38の
下端縁には円弧状の切欠部56が形成されている。この
ように構成した場合でも、前記各実施形態とほぼ同様の
作用効果を発揮することができる。
【0044】(第8実施形態)次に、この発明の第8実
施形態を、図15に基づいて説明する。この実施形態の
補強材35においては、補強リブ37が補強材35の両
側下面に長手方向の両端部を残して形成されている。そ
して、各補強リブ37の両端下部に係止部38が突設さ
れ、それらの係止部38の外側端に傾斜面39が形成さ
れている。このように構成した場合でも、前記各実施形
態とほぼ同様の作用効果を発揮することができる。
【0045】なお、この発明は形態を次のように変更し
て具体化することも可能である。 (a) 前記第1実施形態において、3本の補強材35
のうち、中間部の補強材35も両側の補強材35と同様
に敷板本体21に取付固定すること。このようにすれ
ば、敷板上に載る重量物を確実に支持することができ
る。 (b) 前記第1実施形態において、補強材35を中央
部の1本のみにすること。このようにすれば、側溝に対
する敷板の移動を防止することができる。 (c) 前記第1実施形態において、補強材35の係止
部38を省略し、補強リブ37のみを設けること。この
ようにした場合、敷板を地面31上に配置したとき、補
強リブ37が地面31に食い込むようにして使用するこ
とができる。 (d) 前記補強リブ37に下端縁を折り返した折返部
を設け、補強リブ37の強度を向上させること。 (e) 敷板本体21における取付溝23の本数を使用
目的に応じて2本にしたり、4本以上にしたりするこ
と。 (f) 補強材35における補強リブ37及び係止部3
8の形状構成や、取付具41における挿通部材及び抜け
止め部材の構成を適宜に変更すること。
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、敷板本体を側溝上に跨がって敷設する場合
に、敷板本体に十分な強度を確保することができて、敷
板本体が破損するおそれを防止することができる。
た、敷板を側溝上に配置し、杭を挿通孔内に挿通しない
場合、その側溝内に挿通孔を介してごみが落下するのを
防止することができる。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、敷板本体
を側溝上に跨がって敷設する場合に、敷板本体が側溝上
で滑動して、敷設位置にずれが生じるのを防止すること
ができる。
【0052】請求項3〜請求項5に記載の発明によれ
ば、敷板本体を十分に補強することができて、敷板本体
を側溝上に跨がって敷設した場合に、敷板本体が破損す
るおそれ、及び敷設位置にずれが生じるおそれを防止す
ることができる。また、側溝の幅が異なる場合、その側
溝の幅に適合するように、補強材の長さを容易に調節し
て取り付けることができる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の敷板の第1実施形態を示す使用状
態の部分断面図。
【図2】 図1の2−2線における部分断面図。
【図3】 同じく敷板の使用状態の部分平面図。
【図4】 その敷板本体と補強材と取付具とを分解して
示す斜視図。
【図5】 同じく敷板本体の底面図。
【図6】 図4の6−6線における部分拡大断面図。
【図7】 敷板の連結部分を拡大して示す部分断面図。
【図8】 この発明の敷板の第2実施形態を示す分解斜
視図。
【図9】 その敷板本体の一部と固定杭とを分解して示
す部分断面図。
【図10】 この発明の第3実施形態の補強材と取付具
との分解斜視図。
【図11】 この発明の第4実施形態を示す補強材の正
面図。
【図12】 この発明の第5実施形態を示す補強材の正
面図。
【図13】 この発明の第6実施形態を示す補強材の正
面図。
【図14】 この発明の第7実施形態を示す補強材の正
面図。
【図15】 この発明の第8実施形態を示す補強材の正
面図。
【符号の説明】
21…敷板本体、23…取付溝、24…凹部、25…挿
通孔、31…地面、35…補強材、35A…第1部材、
35B…第2部材、36…挿通孔、37…補強リブ、3
8…係止部、40…側溝、41…取付具、42…挿通部
材としてのボルト、43…抜け止め部材としてのナッ
ト、44…係合部としての頭部、49…挿通部材として
の挿通ピン、50…抜け止め部材を構成する蝶ネジ、5
1…抜け止め部材を構成するナット、52…係合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 9/08 E03F 5/04 E01C 5/00 - 5/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の平板状の敷板本体を地面に縦方向
    及び横方向へ隣接状態で敷設し、隣接する敷板本体間を
    係合によって連結して使用する敷板において、 前記敷板本体の上面に複数の凹部を形成するとともに、
    同凹部の内底部には固定杭又は挿通部材を挿通するため
    の挿通孔を設け、同挿通孔の内底部には薄肉部を形成
    し、前記敷板本体の下面には挿通孔が形成された補強材
    を取り付けた敷板。
  2. 【請求項2】 前記補強材には側溝の開口縁と係合する
    係止部を設けた請求項1に記載の敷板。
  3. 【請求項3】 記補強材が第1部材と第2部材とに分
    割され、両部材を対向端部において互いに伸縮可能に重
    合接続するように構成し、前記両部材の下部に側溝の開
    口縁と係合可能な係止部を突設した請求項1又は請求項
    2に記載の敷板。
  4. 【請求項4】 前記補強材には幅方向の両側縁に補強リ
    ブを下方へ向かって突出形成し、各補強リブに係止部を
    形成した請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の
    敷板。
  5. 【請求項5】 前記係止部は補強リブの両端部を残して
    形成した請求項4に記載の敷板。
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