JP3745681B2 - ノズル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はノズル装置に関し、特に複数のノズルチップの取り外し技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ノズル装置は、分注装置、洗浄装置、分析装置などに搭載される。単一のノズルを備えたノズル装置の他、複数のノズルを備えた多連ノズル装置も実用化されている。一方、吸引吐出の対象である液体の相互間においてコンタミネーションを防止するためにディスポーザブルチップ(以下、ノズルチップ)が利用される。つまり、金属製パイプなどで構成されるノズル基部に対し、樹脂製のノズルチップを装着し、その状態で液体の吸引及び吐出を行い、その後、ノズルチップを取り外して廃棄するものである。
【0003】
ところで、ノズルチップの取り外し時においては、一般にチップリムーバが利用される。これは、例えば、U字形状の溝をもった部材として構成され、その溝にノズル基部を挿通させた状態で、そのノズル基部を引き上げると、肥大したノズルチップのチップヘッド上面が溝の下面側に衝突し、その上昇運動が規制され、その結果、ノズル基部からノズルチップが分離する。分離したノズルチップは廃棄ボックス内へ落下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、多連ノズル装置において、複数のノズルに対して全く同時に複数のノズルチップの取り外しを行うと、搬送機構に多大な負荷がかかる。各ノズル基部は各ノズルチップに対して強固に嵌合しているため、両者を分離するのにはかなりの上昇駆動力を要するが、例えば8連ノズルにおいてはノズル1本の場合に比べて8倍の上昇駆動力を発揮させなければならない。特に、複数のノズル及びその連結機構自体も相当の重量を有することから、駆動力不足の問題が顕著となる。駆動源を大型化することも可能であるが、コストアップという問題が生じる。
【0005】
本発明の目的は、複数のノズルチップの取り外し時に生じる力を軽減できるようにすることにある。
【0006】
本発明の他の目的は、比較的小型な駆動源で確実なノズルチップの取り外し動作を行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、複数のノズル基部を備えた可動部としての分注ヘッドと、前記複数のノズル基部に装着される複数のノズルチップと、前記複数のノズル基部を備えた分注ヘッドを搬送する搬送機構と、下方に廃棄ボックスが備えられた廃棄セクションに設けられ、前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記搬送機構による前記複数のノズル基部の相対的な上昇に際して前記複数のノズルチップを取り外す、水平配置された平板状のチップリムーバと、前記チップリムーバを水平方向に進退運動させる機構であって、前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記チップリムーバを前記複数のノズル基部の上昇経路まで前進運動させる進退機構と、を含み、前記チップリムーバは、前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記複数のノズルチップが引っ掛けられる複数段に高さ分けされた複数のフック部を有し、前記複数のフック部は、左右対称の階段状形態を有することを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、複数のノズル基部をチップリムーバに対して相対的に上昇させると、複数のフック部に対して、複数のノズルチップが段階的に(非同時的に)引っ掛けられ、取り外される。よって、駆動力を要するタイミングを分散化することができるので、駆動源に生じる最大負荷を低減できる。望ましくは、複数のフック部は、少なくともノズル基部を挿通させる開口を有し、その開口の縁部分(当接面、上昇規制面)にチップヘッドの上面が突き当てられる。
【0009】
望ましくは、前記複数のフック部は、前記複数のノズル基部の上昇に際して所定個ずつ順番に当接する。ノズル基部の個数をNとした場合、前記の所定個nは1以上(N−1)以下の数である。
【0010】
上記構成において、前記複数のフック部は、左右対称の階段状形態を有する。この構成によれば、チップリムーバにモーメントが加わることを防止できる。
【0011】
(2)また、上記目的を達成するために、本発明は、整列しつつ互いに連結された複数のノズル基部を備えた可動部としての分注ヘッドと、前記複数のノズル基部の先端部が圧入される上部開口をもったチップヘッドを有するディスポーザブル型の複数のノズルチップと、前記複数のノズル基部を備えた分注ヘッドを搬送する搬送機構と、前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記搬送機構による前記複数のノズル基部の上昇に際して、前記複数のノズルチップのチップヘッド上面に当接して当該ノズルチップの上昇運動を規制する、水平配置された平板状のチップリムーバと、下方に廃棄ボックスが備えられた廃棄セクションに設けられ、前記チップリムーバを水平方向に進退運動させる機構であって、前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記チップリムーバを前記複数のノズル基部の上昇経路まで前進運動させる進退機構と、を含み、前記チップリムーバは、前記複数のノズル基部の配列と同一の配列を有し、且つ、2段階に高さ分けされた複数のフック部を有し、前記複数のフック部は、互い違いに設けられた互いに当接面レベルが異なる複数の第1フック部及び複数の第2フック部によって構成されることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1には、本発明に係るノズル装置の好適な実施形態が示されている。このノズル装置は例えば検体前処理装置などに組み込まれるものである。もちろん、このノズル装置は、他の装置などに組み込まれてもよい。
【0016】
図1において、分注ヘッド10は可動部であり、この分注ヘッド10はヘッド搬送機構11によって三次元的に自在に搬送される。分注ヘッド10は、本実施形態において、直線状に整列した複数本、例えば8本、のノズル基部12を有している。すなわち、いわゆる多連ノズルを構成している。各ノズル基部12は例えば金属製のパイプ状部材などによって構成され、各ノズル基部12間のピッチは所定値とされている。
【0017】
図1に示されるように、各ノズル基部12の先端部12Aには、それぞれノズルチップ14が着脱自在に装着される。本実施形態においては、複数のノズル基部12の先端部12Aが互いに同一の高さ(レベル)に揃えられており、各ノズル基部12に対しては一括してノズルチップ14が装着される。
【0018】
ノズルチップ14は例えば樹脂製の透明部材によって構成され、その先端部には吸引及び吐出を行うための開口14Aが形成されている。ノズルチップ14の上端部にチップヘッド14Bが形成されており、上記の先端部12Aが挿入される開口部が形成されている。その開口部の周囲はチップヘッド14Bの上面14Cである。ノズルチップ14の装着時には、上記のように、ノズルチップ14の開口部内にノズル基部12の先端部12Aが圧入され、これによって両者が嵌合する。これによって複数のノズルすなわち多連ノズルが構成される。ちなみに、未使用のノズルチップ14はチップラック16上に保持されており、ノズルチップ14の装着時においては、分注ヘッド10がチップラック16の上方に位置決めされ、その状態から分注ヘッド10を下方に引き下ろすことにより各ノズル基部12に対してそれぞれノズルチップ14が装着される。
【0019】
分注セクション22においては、試験管ラック26がラック搬送機構24によって搬送される。試験管ラック26には、複数本の試験管28が所定のピッチで起立保持されている。
【0020】
各試験管28内には試料や試薬などの液体が収容されている。分注ヘッド10を搬送して各試験管28内にノズルチップ14の先端部を差込み、その状態で液体の吸引が実行される。そして、他の複数本の容器に対して、吸引された液体が吐出される。ポンプ機構18は、各ノズル基部12に連結されており、具体的には例えばエアチューブ19などを介して連結されている。ポンプ機構18は各ノズル基部12に対して個別的に接続されてもよいし、各ノズル基部12に対して共通の配管を介して接続されてもよい。
【0021】
制御部20は、ノズル装置の全体動作を制御しており、具体的には、ヘッド搬送機構11、ポンプ機構18、ラック搬送機構24及び後述するアクチュエータ36などの動作制御を行っている。
【0022】
本実施形態において、廃棄セクション30には、チップリムーバユニット32が設けられている。すなわち、液体の分注後を、必要に応じて各ノズル基部12から使用済みのノズルチップ14が取り外される。そのためのセクションが廃棄セクション30である。
【0023】
チップリムーバユニット32は、本実施形態において、プレート状(後に図2に示すように水平配置された平板状)のチップリムーバ34と、そのチップリムーバ34を水平方向に進退動作させるアクチュエータ36とを有している。チップリムーバ34の下方には、落下する各ノズルチップを収容する廃棄ボックス40が設けられている。
【0024】
チップリムーバ34には、分注ヘッド10におけるノズル基部12の配列と同一の配列で複数のフック部38が形成されている。各フック部38は、だるま穴あるいは溝としての開口部を有している。その開口部の下側の縁部分は当接面として機能する。すなわち、ノズル基部12を開口部に挿通させた状態において、ノズル基部を上方に引き上げると、ノズルチップ14の上面14Cが当接面に当接してその上方への動きが規制され、これによってノズル基部12からノズルチップ14が取り外される。その取り外されたノズルチップ14は廃棄ボックス40内に落下する。
【0025】
チップリムーバ34における複数のフック部38は、非同一の当接面レベルを有している。すなわち、各フック部38における当接面のレベルが完全に一致していると、複数のノズルチップ14が一度に取り外されることになり、その結果、ヘッド搬送機構11に対して多大な負荷が生じる。本実施形態においては、その負荷を軽減するため、各フック部38における当接面のレベルが段階的に形成されている。よって、複数のノズルチップ14の全部が一度に取り外されるのではなく、1つずつあるいは所定個ずつノズルチップ14が取り外されるため、従来方式に比べてヘッド搬送機構11に対する負荷を軽減することができる。チップリムーバ34の具体的な形状については後に図3及び図4を用いて説明する。
【0026】
図2には、分注ヘッド10及びチップリムーバ34が示されている。チップリムーバ34は、本実施形態において平板状の部材として構成され、上述したようにアクチュエータ36によって前後動する。分注ヘッド10は、図1に示したヘッド搬送機構11によって搬送され、各ノズルチップ14の取り外し時には、分注ヘッド10が一旦下方に引き下げられ、その状態でチップリムーバ34が前方に送り出され、各フック部38の開口部にノズル基部12が位置決めされる。その後、分注ヘッド10が所定速度で上方に引き上げられる。すると、各フック部38の作用によって、ノズルチップ14がそれぞれ取り外されることになるが、本実施形態においては、各フック部38における下面すなわち当接面のレベルが段階的に設定されているため、各ノズルチップ14は段階的に取り外されることになる。
【0027】
ここで、図2において、分注ヘッド10は例えば8個のノズルユニット42を有している。各ノズルユニット42は、ノズル基部12、それに装着されるノズルチップ14、ノズル基部12の上方に設けられたバネ46などの機構によって構成される。バネ46はノズルユニット42に対して不必要に上方への突き上げ力が発生した場合にそれを弾性的に受け止める手段である。図2においてはジャミングセンサなどの各部材については図示省略されている。ちなみに、フレーム44は各ノズルユニット42を案内保持するための部材である。
【0028】
図3には、図1及び図2に示したチップリムーバ34の一例が断面図として示されている。上述したように、チップリムーバ34には、ノズル基部の配列と同一の配列で複数のフック部38が形成されている。具体的には、図3において、フック部38−1からフック部38−8までの8個のフック部が形成されている。各フック部38は、その中央部分にU字溝形状を有する開口41を有しており、その下側の縁部分は当接面40を構成している。上述したように、その当接面40には図1及び図2に示したノズルチップ14における上面14Cが当接され、その当接によってノズルチップの引っ掛けが行われる。
【0029】
図3に示されるように、各フック部38における当接面の高さは、チップリムーバ34の中心から段階的に低くなっており、換言すれば、チップリムーバ34の左右端側から中央にかけて、当接面40のレベルが段階的に高くされている。よって、8連のノズルにおいては、最も外側にある2つのノズルチップが最初に取り外され、次に、それより一段階内側の2つのノズルチップが取り外され、これが中央に向けて段階的に繰り返される。
【0030】
図3に示す例においては、2本のノズルチップが4回に分けて取り外されることになる。図3に示す例では、外側より内側の方が当接面40のレベルが高いが、もちろん、内側に比べて外側において当接面40のレベルを高くするようにしてもよい。図3に示すような左右対称の階段形状によれば、チップリムーバ34について回転モーメントの発生を防止できるという利点がある。すなわち、例えば右側から左側にかけて段階的にノズルチップの取り外しを行おうとすると、どうしてもチップリムーバ34にモーメントが加わることになるが、図3に示すような対称形状によれば、そのような問題を未然に防止することができる。
【0031】
図4には、チップリムーバ60の他の例が示されている。この例においては、8つのフック部62,64が形成されているが、それらは4つの第1のフック部62と4つの第2のフック部64とから構成されている。ここで第1のフック部62の当接面66のレベルは、第2のフック部64の当接面68のレベルよりも低く、すなわち当接面のレベルについて見ると、右から左にかけて互い違いに設定されている。よって、図4に示す構成例によれば、多連ノズルを上方に引き上げると、まず最初に1つおきの4つのノズルチップが同時に取り外され、その後に残りの1つおきの4つのノズルチップが取り外されることになる。このような構成によっても、従来方式に比べてヘッド搬送機構に生ずる負荷を軽減することができ、具体的にはその負荷を半分に軽減することができる。
【0032】
図5〜図8には、図3に示したチップリムーバ34を用いた場合におけるノズルチップ取り外し時の動作が示されている。図5から図8にかけて段階的に図示されているように、最初に外側の2つのノズルチップ14が取り外され、次にそれらより1つ内側の2つのノズルチップ14が取り外され、これが段階的に繰り返され、最終的に8個の全ノズルチップ14が取り外されることになる。この構成によれば、8個のノズルチップを同時に取り外す場合に比べて、ヘッド搬送機構に生ずる負荷を4分の1にすることができる。
【0033】
図9〜図11には、図4に示したチップリムーバ60を用いた場合におけるノズルチップ取り外し時の動作が示されている。図9から図11にかけて示されるように、第1段階においては1つおきの4つのノズルチップ14が取り外され、次に残りの1つおきの4つのノズルチップ14が取り外される。
【0034】
なお、本実施形態においては、廃棄セクション30において、ノズル基部12の昇降経路に対してチップリムーバ34を前進運動させるようにしたが、チップリムーバ34側を固定しておいて、ヘッド搬送機構11による分注ヘッド10の水平運動を用いて、各フック部38の開口部に各ノズル基部12を係合させるようにしてもよい。すなわちアクチュエータ36は必ずしも設けなければならないものではない。
【0035】
また、変形例としては、ノズルチップの取り外し時において、分注ヘッド10を固定しておいてチップリムーバ34を下方に運動させ、上記同様の作用効果を得ることもできる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数のノズルチップの取り外し時に生じる力を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るノズル装置の好適な実施形態が示す概念図である。
【図2】 分注ヘッド及びチップリムーバを示す斜視図である。
【図3】 チップリムーバの一例を示す断面図である。
【図4】 チップリムーバの他の例を示す断面図である。
【図5】 図3に示すリムーバを用いた場合におけるノズルチップ取り外し時の動作を説明するための図である。
【図6】 図3に示すリムーバを用いた場合におけるノズルチップ取り外し時の動作を説明するための図である。
【図7】 図3に示すリムーバを用いた場合におけるノズルチップ取り外し時の動作を説明するための図である。
【図8】 図3に示すリムーバを用いた場合におけるノズルチップ取り外し時の動作を説明するための図である。
【図9】 図4に示したチップリムーバを用いた場合におけるノズルチップ取り外し時の動作を説明するための図である。
【図10】 図4に示したチップリムーバを用いた場合におけるノズルチップ取り外し時の動作を説明するための図である。
【図11】 図4に示したチップリムーバを用いた場合におけるノズルチップ取り外し時の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 分注ヘッド、11 ヘッド搬送機構、12 ノズル基部、14 ノズルチップ、16 チップラック、18 ポンプ機構、20 制御部、22 分注セクション、30 廃棄セクション、32 チップリムーバユニット、34 チップリムーバ、36 アクチュエータ。

Claims (3)

  1. 複数のノズル基部を備えた可動部としての分注ヘッドと、
    前記複数のノズル基部に装着される複数のノズルチップと、
    前記複数のノズル基部を備えた分注ヘッドを搬送する搬送機構と、
    下方に廃棄ボックスが備えられた廃棄セクションに設けられ、前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記搬送機構による前記複数のノズル基部の相対的な上昇に際して前記複数のノズルチップを取り外す、水平配置された平板状のチップリムーバと、
    前記チップリムーバを水平方向に進退運動させる機構であって、前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記チップリムーバを前記複数のノズル基部の上昇経路まで前進運動させる進退機構と、
    を含み、
    前記チップリムーバは、前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記複数のノズルチップが引っ掛けられる複数段に高さ分けされた複数のフック部を有し、
    前記複数のフック部は、左右対称の階段状形態を有することを特徴とするノズル装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記複数のフック部は、前記複数のノズル基部の上昇に際して所定個ずつ順番に当接することを特徴とするノズル装置。
  3. 整列しつつ互いに連結された複数のノズル基部を備えた可動部としての分注ヘッドと、
    前記複数のノズル基部の先端部が圧入される上部開口をもったチップヘッドを有するディスポーザブル型の複数のノズルチップと、
    前記複数のノズル基部を備えた分注ヘッドを搬送する搬送機構と、
    前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記搬送機構による前記複数のノズル基部の上昇に際して、前記複数のノズルチップのチップヘッド上面に当接して当該ノズルチップの上昇運動を規制する、水平配置された平板状のチップリムーバと、
    下方に廃棄ボックスが備えられた廃棄セクションに設けられ、前記チップリムーバを水平方向に進退運動させる機構であって、前記複数のノズルチップの取り外し動作時に、前記チップリムーバを前記複数のノズル基部の上昇経路まで前進運動させる進退機構と、
    を含み、
    前記チップリムーバは、前記複数のノズル基部の配列と同一の配列を有し、且つ、2段階に高さ分けされた複数のフック部を有し、
    前記複数のフック部は、互い違いに設けられた互いに当接面レベルが異なる複数の第1フック部及び複数の第2フック部によって構成されることを特徴とするノズル装置。
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