JP3745661B6 - ロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法 - Google Patents

ロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、NC工作機械等にロボットと共に併設されて使用されるトレーチェンジャーの制御方法およびその制御装置に関する。さらに詳しくは、NC工作機械等に素材等をトレーを交換しながら搬出入させる動作をロボット側の制御系にトレーチェンジャーのプログラムを入力することにより行うトレーチェンジャーの制御方法およびその制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トレーチェンジャーは、NC工作機械等に接続され、素材を整列収納しているトレー内の複数の素材をNC工作機械等に順次効率良く供給し、その動作をロボット等と組み合わせ制御しているものである。トレーチェンジャーによる場合、素材はトレーと共に搬入され、トレーと共に搬出される。このトレーとNC工作機械との受け渡しをロボットによって行う。
【0003】
このロボットは、トレーチェンジャーと一体的に最初から付随して製作される場合と、使用する側の都合により後でロボットを付加し一体化させる場合がある。さらに詳述すると、トレーが所定位置に位置決めされた後、ロボットがトレー上の素材等を順次あるいは選択的に受け取りNC工作機械に取り付ける。加工された加工物は同様にロボットによりNC工作機械から外されて搬出され、前記トレーと位置の異なる受け入れ側のトレーに載せられる。NC工作機械とロボットとの受け渡しは、直接の場合と間接的の場合がある。
【0004】
トレーは多段積みになっているので、トレーが加工物で満杯になると空のトレーに変更され、満杯のトレーは回収される。トレーチェンジャーの基本動作はこのようになっているが、素材や加工物の種類が変わると、それに対応してプログラムの制御内容は異なってくる。最初から特定のロボットが付随する場合は、制御のためのプログラム言語等は同じにすることができるが、トレーチェンジャーとロボットを後で一体化させなければならない場合は、プログラム言語等が異なると、動作、インターフェース仕様など信号の授受をスムースにするための調整が必要である。
【0005】
このため、トレーチェンジャーとロボットの製造メーカーが異なる場合に、トレーチェンジャー側とロボット側とで調整のための打ち合わせを要していた。また、一体化してユーザーに納入された後、追加等の仕様が生じた場合も同様な手続きが必要である。このようなことは、作業向上につながるものとは言えず、ダブルワークともなり、非能率的である。従って、どのようなロボットにも対応できる簡素化された制御系が要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような技術的背景に基づいてなされたものであり、次のような目的を達成する。本発明の目的は、どのようなロボットにトレーチェンジャーを取り付けても、制御系が簡素化されるように構成されたロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法およびその制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法は、ロボットを制御するためのロボット制御装置を備えたロボット制御系に組み込まれるトレーチェンジャーの制御方法であって、前記トレーチェンジャーの出荷前に、前記トレーチェンジャー制御機器を検査用の制御装置に接続して前記トレーチェンジャーの動作を検査するステップと、前記トレーチェンジャー内の制御対象であるトレーチェンジャー制御機器を前記ロボット制御装置に接続するステップと、前記トレーチェンジャー制御機器を制御するためのトレーチェンジャー制御プログラムを前記ロボット制御装置に入力するステップと、前記トレーチェンジャーの動作を前記ロボット制御装置の前記トレーチェンジャー制御プログラムにより制御するステップとを有する。そして、前記トレーチェンジャー制御プログラムは、手動操作モードの場合は前記トレーチェンジャーの自動運転を行うタスクを停止し、自動運転モードの場合は前記トレーチェンジャーの手動操作を行うタスクを停止するステップを含むものである。
【0009】
また、上記のロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法において、前記ロボット制御装置の操作装置または外部操作装置の操作により、前記トレーチェンジャー制御プログラムを手動操作モードまたは自動運転モードで呼び出すステップを有することが好ましい
【0010】
また、上記のロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法において、前記トレーチェンジャー制御プログラムは、複数の前記トレーチェンジャーを制御することが可能なものであってもよい
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1は本発明を適用するトレーチェンジャー1の全体構成を示した外観図である。この発明を理解するためにトレーチェンジャー1の構造を説明する。トレーチェンジャー1は、NC工作機械等に取り付けられ(図示せず)、ワーク交換を自動的に行い工作機械の作業能率を向上させるために開発されたもので、最近はロボットと付随した形態のものが多くなっている。
【0014】
トレーチェンジャー1の本体2は箱型のフレームをなし、アングル材、板金材等で構成されている。この本体2内にトレー3を昇降させるためのアーム昇降部4が設けられ、このアーム昇降部4にトレー3を水平方向(X軸)に移動させるためのアーム走行部5が設けられている。トレー3はアーム6によって受け渡しされ、アーム昇降部4とアーム走行部5はモータ、シリンダ等を有しており(図示せず)、トレーチェンジャー1の制御機器を構成している。
【0015】
また、このトレーチェンジャー1の本体2内には、トレー3の受け台を構成するトレーポート7があり、複数のトレー3を受け収納するようになっている。このトレーポート7は、トレー3を運搬するためのベーシックユニットとして構成されているもので、油圧式昇降テーブル型運搬車を進入させることができる。このトレーポート7は2セット設けられ、1つは、作業前の素材等を収納したトレー3のためであり(例えば図1の左側)、他方は作業後完成した加工物等を収納したトレー3のためのものである(図1の右側)。
【0016】
この複数のトレー3を扱う場合に、トレーポート7にチェーン式とローラ式のトレーバッファを設ける場合もある。図1の左側はチェーン式のトレーバッファ8を設けた例である。このトレーチェンジャー1の本体2上には、単軸のローダ9(ロボット)が取り付けられている。このローダ9は、上方に持ち上げられたトレー3上の素材等を前後方向(Y軸)に移動させるものである。
【0017】
トレーチェンジャー1の基本構成は以上のようになっているが、取り付ける相手工作機械等の仕様によって、トレーチェンジャー1の既存機能の一部が省かれたり、追加されることもある。また、搬出入されるトレー3の向きによって本体2の形態は変わり、その一例として図2に示すのは、正面から出入りさせ(A側から)トレー3をコ字状に搬出入させるタイプの例であるが、図3に示すのは、側面方向(B側から)から2つのトレーポート7に跨って直線的にトレー3を搬出入させるタイプの例である。
【0018】
図4は、トレー3の搬出入の動作方向を模式的に示したものである。左側のトレー3の素材が全てロボットにより、工作機械側に供給され空になると、空になったトレー3は右側に移され、加工物を受け収納するトレーになる。あるいは加工物用のトレーと交換される。さらに詳述すると、搬入側(左側)にある積層トレーの最上段にトレーアームが下降しトレーを検出、把持する。
【0019】
次にトレーアームが上昇端で右へピッチ動作し、直交するローダと平面を形成し、ハンドによるワーク処理を行いながら、搬出側へ移動する。処理済みのトレーは搬出側(右側)に下降し、開放される。このときもトレーの着地を検出して停止する。再度、搬入側(左側)に戻り、次のトレーを準備する。これを繰り返す。本実施の形態においては、ロボットの一形態としてローダ9を設置した形態のトレーチェンジャー1を説明したが、相手工作機械によっては複雑な搬出入動作を要求されることがあり、最近は通常使用されている汎用のロボットを取り付けることが多い。このため、異なる制御上の接続を要し、制御言語等接続に伴う異なる制御形態のものを調整しながら統一を図って接続し一体化させている。
【0020】
次にロボットについて説明する。この実施の形態のロボット(ローダ9)は、ハンドリングロボットで、工作機械等に隣接されワークの供給、取り出しを行うものである。ロボットの形態は色々な形態があり、基本的な構成は公知であるので詳細説明は省略する。このロボットにワークの個数が多い場合にトレーチェンジャーを付して工作機械に取り付けられる。
【0021】
本発明はロボットとトレーチェンジャー1の接続に関わるもので、制御上の煩わしさを解消し簡素化したものである。即ち、トレーチェンジャー1の制御形態を相手ロボットの制御系に全面的に合わせる方法を採用した。これは、トレーチェンジャー1の制御形態がほ々一定であるのに対して、ロボット側の制御形態は種々多様化しているので、ロボット側の制御形態に合わせる方が、工作機械等に取り付ける場合に効率的であるからである。
【0022】
従って、制御については、ロボット側とトレーチェンジャー側の重複する部分が省かれ制御形態は簡素化する。制御装置を外しモーター等のトレーチェンジャー制御機器15を含むトレーチェンジャー1の制御回路をロボット側の制御系の回路に接続させ、ソフトウェアに該当するトレーチェンジャー1のトレーチェンジャー制御プログラム16(ライブラリとも称す。このライブラリは、自動/手動モード以外のモード、例えば半自動等のモードに対しても適用される。)をロボット側の制御系に組み込む。トレーチェンジャー1の制御装置としては、制御機器を制御する専用の制御盤は有しない。手動操作用の操作盤のみである。
【0023】
ロボットの操作装置12からトレーチェンジャー制御プログラム16をロボット制御系に入出力させ、ロボット側の言語形態に合わせる。結果的にロボット制御プログラムメモリ10と同様の制御形態にして、ロボットの中央制御装置11(CPUともいう)でトレーチェンジャー1の動作も制御する。この制御形態を示すのが図5のロボット制御系ブロック図である。従来のロボット制御形態は、ロボットを動作させるロボット制御機器17、即ち3次元方向にアームを動作させるロボットであれば、3つの駆動モータを、ロボット制御プログラムメモリ10に従う位置制御を行い駆動し、中央制御装置11を介して制御している。
【0024】
これをキーボード、CRT等を含む端末機器、即ち操作装置12からロボットに関わるデータを入出力させる。ROMは、システムプログラム等を記憶し、RAMは、各データを一時的に記憶するメモリ13であり、予め入力されている位置データ等の情報を記憶している。またこれらのデータの一部は外部インターフェース(I/F)を介して外部記憶手段14に取り出すこともできる。
【0025】
また、例えば、RS232Cインターフェースを介すると、データ伝達の通信手段により、パソコン等に接続が可能となる。このような既存のロボット制御形態にトレーチェンジャー1の制御形態を組み込んだのが前述の図5のロボット制御系ブロック図である。組み込まれたトレーチェンジャー1の動作はロボットの制御形態で制御される。
【0026】
この組み込みは、ロボット制御のタスクを利用する。信号はバスにより双方向に流れるので、ロボットと同じように操作装置12によってトレーチェンジャーに関わるデータを入出力させトレーチェンジャー1を操作することができる。また、外部記憶手段にトレーチェンジャー1関係のデータを取り出すことも可能である。
【0027】
図6は、トレーチェンジャー1の制御形態をロボットの制御形態に組む運用形態の例を示した図で、トレーチェンジャー1のハード部分、即ち、本体等の構造物およびトレーチェンジャー制御機器をユーザー等の相手先にトラック18等で別に納入し即座にロボットと結合させる。トレーチェンジャーとロボットとの本体同士の機構上の結合に加え、制御系においても配線処理を行う。この配線に伴う接続は、公知の省配線システムを適用するので短時間に処置することができる。
【0028】
この省配線システムは、従来のように入出力機器の増減に伴う制御盤の配線工事は必要なく、このシステムの信号伝達は、シリアル通信に変換され流れているため、配線は簡素化されている。結果的に通信と動力電源線の接続だけで機能する。本発明の特徴は、切り離された制御形態のものをハードでなくソフトの状態で相手と結合させる点にある。即ち、トレーチェンジャーのトレーチェンジャー制御プログラム16を相手制御装置に直接組み込んでしまうことにある。例えばインターネット19を利用すれば、相手が遠く離れていても、相手側がトレーチェンジャー1の情報を受取さえすれば、ロボットの制御形態に組み込むことにより、トレーチェンジャー側の人が介在することなく早く設備機械を立ち上げることができる。
【0029】
また、出荷前においては、トレーチェンジャー1を出荷確認用のダミー制御盤20で相手設備に取り付けた状態と同じ状況を再現してチェックを行うので、制御盤がトレーチェンジャー1に付随しなくても据え付けに支障はない。検査が終われば、コネクタ21を外し、据え付けのとき相手制御盤に取り付けるだけの処置で済む。さらに、追加機能が生じた場合も、ソフトで対応が可能なので、追加の制御プログラムを相手に支給すれば、相手はそのソフトを再度組み込むことにより今まで通り処置することができ、場合によっては、相手独自でプログラム内容を変えることも可能である。
【0030】
次にフローチャートについて説明する。図7から図9は、トレーチェンジャーを操作するための流れ図で、プログラマブルコントローラ(PLC)の一部を示しており、本発明の特徴となっている。重要なことは、異なる制御形態を一体化させるには、安全面を充分に考慮しなければならないことである。本制御においては、図7に示すように、トレーチェンジャー制御プログラムの手動操作モードと自動運転モードの切り替えを確実にするようにしている。
【0031】
ステップ101で、手動操作モードか否か判断し、手動操作モードであることが確認されると、手動操作中に自動運転がなされないようにステップ102で自動タスクを停止させる。自動タスクの停止が確認されてステップ103で手動タスクが起動し、手動操作を行う。ステップ104で手動操作が終了すると、元に戻り手動操作の有無の選択操作を繰り返す。また、ステップ105で自動運転モードが確認されると、ステップ106で手動タスクを停止させステップ107で自動タスクを起動させる。ステップ108で自動運転の終了となれば、元の状態に戻る。異なる手動操作については、その都度安全を確認して操作する。トレーチェンジャー1は制御盤はないが、操作盤はPLCに付随して設けられているので、手動操作の場合は、トレーチェンジャー1の操作盤によって操作を行う。
【0032】
図8は手動タスクの場合で、ステップ201で手動操作の対象をデスプレイ画面で選択し、ステップ202でインターロックの有無を確認し、手動操作のインターロックが解除されていれば、ステップ203で選択したアーム横移動処理の動作を可能とし、手動操作をして例えばトラブルのあったトレー3を正常にしてトレーチェンジャー1を最適な状態にする操作を行う。ステップ204で動作が完了すると元に戻る。次のアーム下降処理の操作を行う場合は、インターロックの解除をその都度確認しながら作業を進める。実際の手動操作は、トレーチェンジャー1に備え付けられた操作盤によってトレーの状態を目視しながら行う。これら操作は、ロボット付属の操作パネル、例えばテイーチングペンダントなどを汎用的に使用することも可能であるが、本実施形態では、ロボットの入出力/通信機能などによる外部操作装置で行うようにしている。
【0033】
図9は、自動タスクの場合で、ステップ301で自動起動指示をデスプレイ画面で行い自動運転画面として、ステップ302、303のようにアーム横移動処理、アーム下降処理を自動的に行う。動作が完了した時点(ステップ304,ステップ305)で次の処理の動作を行うようにしている。このようにシリアルに動作を繰り返し選択された自動運転のサイクルを終了する(ステップ306)。
【0034】
このようにして、トレーチェンジャー単独による制御と同様に、ロボット制御系に組み込まれても単独と同じように安全を確保し、安全運転を重視した制御系としている。手動操作の場合は、図示していないがロボット側は当然のことながら工作機械側の方もトレーチェンジャー1に及ぼす自動運転は行えないようにしている。以上事例として、トレーチェンジャーをロボットの制御系に組み込むことで説明したが、トレーチェンジャーの形態は実施形態に限定されないことはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ロボット制御系にトレーチェンジャーの制御を組み込むようにしてロボットと同じ制御系で据え付けの作業を簡素化することができた。その結果、納入期間が短縮でき、安全が確保されコストを削減することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、トレーチェンジャーの全体構成を示す外観図である。
【図2】図2は、トレーを正面から搬出入する形式のトレーチェンジャーを示す外観図である。
【図3】図3は、トレーを側面から搬出入する形式のトレーチェンジャーを示す外観図である。
【図4】図4は、トレーの搬出入方向を示す説明図である。
【図5】図5は、トレーチェンジャーを含むロボット制御系のブロック図である。
【図6】図6は、トレーチェンジャーをロボットに取り付ける状態を模式的に示した説明図である。
【図7】図7は、手動操作モードと自動運転モードの切り替えを示すフローチャート図である。
【図8】図8は、手動操作モードによる操作状況を示すフローチャート図である。
【図9】図9は、自動運転モードによる運転状況を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…トレーチェンジャー
2…本体
3…トレー
8…ローダ
9…ロボット制御機器
10…ロボット制御プログラムメモリ
11…中央制御装置
12…操作装置
15…トレーチェンジャー制御機器
16…トレーチェンジャー制御プログラムメモリ

Claims (3)

  1. ロボットを制御するためのロボット制御装置を備えたロボット制御系に組み込まれるトレーチェンジャーの制御方法であって、
    前記トレーチェンジャーの出荷前に、前記トレーチェンジャー制御機器を検査用の制御装置に接続して前記トレーチェンジャーの動作を検査するステップと、
    前記トレーチェンジャー内の制御対象であるトレーチェンジャー制御機器を前記ロボット制御装置に接続するステップと、
    前記トレーチェンジャー制御機器を制御するためのトレーチェンジャー制御プログラムを前記ロボット制御装置に入力するステップと、
    前記トレーチェンジャーの動作を前記ロボット制御装置の前記トレーチェンジャー制御プログラムにより制御するステップとを有し、
    前記トレーチェンジャー制御プログラムは、手動操作モードの場合は前記トレーチェンジャーの自動運転を行うタスクを停止し、自動運転モードの場合は前記トレーチェンジャーの手動操作を行うタスクを停止するステップを含むものであるロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法。
  2. 請求項1に記載のロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法において、
    前記ロボット制御装置の操作装置または外部操作装置の操作により、前記トレーチェンジャー制御プログラムを手動操作モードまたは自動運転モードで呼び出すステップを有するロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法。
  3. 請求項1,2のいずれか1項に記載のロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法において、
    前記トレーチェンジャー制御プログラムは、複数の前記トレーチェンジャーを制御することが可能なものであるロボット制御系トレーチェンジャーの制御方法。
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