JP3744807B2 - 通信中継システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信中継システムに関し、特に家庭内ネットワークと家庭外ネットワークとの間の通信を携帯電話を使用して中継することのできる通信中継システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭内ネットワークと家庭外ネットワークとの間の通信、特に双方向通信を実現するための通信中継装置が提案されている。例えば、家庭内に設置された空調装置やガスメータ、電気メータ、水道メータなどの家庭内機器と、家庭外に設置された空調制御センタや、ガス、電気、水道の使用量データ収集センタや、警備会社などと双方向通信を行うための通信中継装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、固定電話回線の使用者数は年々減少しており、上述のような従来型の通信中継装置は使用されなくなる可能性がある。更に、固定電話回線を使用した場合、その通信中継装置の家庭内への設置場所も固定する必要があり、通信中継装置を家庭内で移動させるにも電気工事を行う必要があるなどの問題がある。また、家庭内に設置された空調装置やガスメータ、電気メータ、水道メータなどの家庭内機器と、家庭外に設置された空調制御センタや、ガス、電気、水道の使用量データ収集センタや、警備会社などとを固定電話回線を使用して常時接続しておいた場合には、上述のような家庭内機器に外部から常に侵入される可能性があり、制御データや使用量データなどを書き換えられたり、家庭内機器から警備会社への警報が遮断されたりというセキュリティの面からの問題も発生する。
【0004】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯型通信装置を通信回線として使用した通信中継システムを提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係る通信中継システムの特徴構成は、外部の通信センタと宅内機器との間の通信を中継する通信中継システムであって、
前記通信センタに接続されている携帯型通信機器と、前記宅内機器に接続されている通信中継装置とを備え、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間の通信を行うことで、前記通信センタと前記宅内機器との間の通信を中継する構成で、
前記通信中継装置は、
前記携帯型通信機器と通信可能であるか否かを判定する通信可否判定部と、
前記通信可否判定部により通信可能であると判定された場合に、前記携帯型通信機器と通信を行う通信機器側インタフェースと、
前記宅内機器との通信を行う宅内機器側インタフェースと、
前記携帯型通信機器と前記宅内機器との間の通信を制御する通信制御部とを備え、
前記通信センタ及び前記携帯型通信機器は、前記通信中継装置への接続を要求したときに前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記携帯型通信機器と前記通信中継装置とが通信可能であると判定されるまで、前記通信中継装置への接続の要求を保留するように構成されている点にある。
【0006】
また、前記通信センタは、前記携帯型通信機器にアクセスして前記通信中継装置に対する接続を要求したとき、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記携帯型通信機器と前記通信中継装置とが通信可能であると判定されるまで前記通信中継装置への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記通信中継装置への接続の要求を行って前記宅内機器との通信を要求するように構成してもよい。
更に、前記携帯型通信機器は、前記通信中継装置と前記通信センタとの間で通信される情報を格納可能である通信機器メモリを備え、前記携帯型通信機器は、前記通信センタからのアクセスにより前記通信中継装置に対する接続を要求されたとき、前記通信中継装置に対する接続を要求すると共にその要求を前記通信機器メモリに記憶し、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記携帯型通信機器と前記通信中継装置とが通信可能であると判定されるまで前記通信中継装置への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記通信中継装置への接続の要求を行って前記宅内機器との通信を要求するように構成してもよい。
また更に、前記通信中継装置は、前記携帯型通信機器と前記宅内機器との間で通信される情報を格納可能である中継装置メモリとを備え、前記通信センタは、前記携帯型通信機器にアクセスして前記通信中継装置に対する接続を要求したとき、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記携帯型通信機器と前記通信中継装置とが通信可能であると判定されるまで前記通信中継装置への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記通信中継装置への接続の要求を行い、前記通信中継装置は、前記通信センタからのアクセスにより前記宅内機器に対する接続を要求されたとき、その要求を前記中継装置メモリに記憶し、前記宅内機器へアクセスして前記要求を実行させ、その要求結果を前記宅内機器から受信して前記中継装置メモリに記憶すると共に前記通信センタへ送信するように構成してもよい。
【0007】
上記特徴構成によれば、通信可否判定部が、上記携帯型通信機器と通信可能であるか否かを判定し、通信機器側インタフェースが、上記通信可否判定部により通信可能であると判定された場合に、上記携帯型通信機器と通信を行い、宅内機器側インタフェースが、上記宅内機器との通信を行い、通信制御部が、上記携帯型通信機器と上記宅内機器との間の通信を制御することで、固定電話回線を使用することなしに家庭内ネットワークと家庭外ネットワークとの間の双方向通信を実現し、通信センタから宅内機器への指令(宅内機器の制御情報や各種メータに対する指針値の要求など)を円滑に実施することができます。更に、移動体通信回線を実現する携帯型通信機器が任意に持ち運びされることで通信センタと宅内機器との間の通信が不可能になったとしても、通信中継装置は通信可否判定部を備えているため通信が混乱することはなく、統制のとれた通信センタと宅内機器との間の通信を実施することができます。また更に、通信センタと宅内機器との間の通信が常時接続でないため、家庭内ネットワークへ外部から侵入される可能性を低くすることができます。
【0008】
また、通信中継装置が中継装置メモリを備えていれば、上記携帯型通信機器と上記宅内機器との間で通信される通信情報を格納することができることで、通信センタと宅内機器との間の通信が不可能であったとしても、中継装置メモリに通信情報を格納しておくことで、通信情報が失われることを防止することができる。特に、携帯通信機器が通信中継装置から離れて持ち運びされることで通信センタと宅内機器との間の通信が不可能である状況において宅内機器から通信センタへガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等が送信された場合であっても、そのガス漏れ情報等を通信中継装置の中継装置メモリに格納しておくことで、ガス漏れ情報等が失われることが無く、その後、通信可否判定部が通信可能であると判定した場合には即座に通信中継装置から通信センタへガス漏れ情報等を送信することができる。
更に、携帯型通信機器が通信機器メモリを備えていれば、上記携帯型通信機器と上記宅 内機器との間で通信される通信情報を格納することができることで、通信センタと宅内機器との間の通信が不可能であったとしても、通信機器メモリに通信情報を格納しておくことで、通信情報が失われることを防止することができる。特に、携帯通信機器が通信中継装置から離れて持ち運びされることで通信センタと宅内機器との間の通信が不可能である状況において通信センタから宅内機器への指令情報が送信された場合であっても、その指令情報を携帯型通信機器の通信機器メモリに格納しておくことで、指令情報が失われることが無く、その後、通信可否判定部が通信可能であると判定した場合には即座に携帯型通信機器から宅内機器へ指令情報を送信することができる。
【0009】
上記課題を解決するための本発明に係る通信中継システムの特徴構成は、外部の通信センタと宅内機器との間の通信を中継する通信中継システムであって、
前記通信センタに接続されている携帯型通信機器と、前記宅内機器に接続されている通信中継装置とを備え、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間の通信を行うことで、前記通信センタと前記宅内機器との間の通信を中継する構成で、
前記通信中継装置は、
前記携帯型通信機器と通信可能であるか否かを判定する通信可否判定部と、
前記通信可否判定部により通信可能であると判定された場合に、前記携帯型通信機器と通信を行う通信機器側インタフェースと、
前記宅内機器との通信を行う宅内機器側インタフェースと、
前記携帯型通信機器と前記宅内機器との間の通信を制御する通信制御部とを備え、
前記宅内機器及び前記通信中継装置は、前記携帯型通信機器への接続を要求したときに前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記通信中継装置と前記携帯型通信機器とが通信可能であると判定されるまで、前記携帯型通信機器への接続の要求を保留するように構成されている点にある。
【0010】
また、前記宅内機器は、
前記通信中継装置にアクセスして前記携帯型通信機器に対する接続を要求したとき、前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記通信中継装置と前記携帯型通信機器とが通信可能であると判定されるまで、前記携帯型通信機器への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記携帯型通信機器への接続の要求を行って前記通信センタとの通信を要求するように構成してもよい。
更に、前記携帯型通信機器は、前記通信中継装置と前記通信センタとの間で通信される情報を格納可能である通信機器メモリを備え、前記宅内機器は、前記通信中継装置にアクセスして前記携帯型通信機器に対する接続を要求したとき、前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記通信中継装置と前記携帯型通信機器とが通信可能であると判定されるまで、前記携帯型通信機器への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記携帯型通信機器への接続の要求を行い、前記携帯型通信機器は、前記宅内機器からのアクセスにより前記通信センタに対する接続を要求されたとき、その要求を前記通信機器メモリに記憶し、前記通信センタへアクセスして前記要求を実行するように構成してもよい。
また更に、前記通信中継装置は、前記携帯型通信機器と前記宅内機器との間で通信される情報を格納可能である中継装置メモリとを備え、前記通信中継装置は、前記宅内機器からのアクセスにより前記携帯型通信機器に対する接続を要求されたとき、前記携帯型通信機器に対する接続を要求すると共にその要求を前記中継装置メモリに記憶し、前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記通信中継装置と前記携帯型通信機器とが通信可能であると判定されるまで、前記携帯型通信機器への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記携帯型通信機器への接続の要求を行って前記通信センタとの通信を要求するように構成してもよい。
【0011】
上記特徴構成によれば、通信可否判定部が、上記携帯型通信機器と通信可能であるか否かを判定し、通信機器側インタフェースが、上記通信可否判定部により通信可能であると判定された場合に、上記携帯型通信機器と通信を行い、宅内機器側インタフェースが、上記宅内機器との通信を行い、通信制御部が、上記携帯型通信機器と上記宅内機器との間の通信を制御することで、固定電話回線を使用することなしに家庭内ネットワークと家庭外ネットワークとの間の双方向通信を実現し、宅内機器から通信センタへの情報伝達(警報伝達など)を円滑に実施することができます。更に、移動体通信回線を実現する携帯型通信機器が任意に持ち運びされることで通信センタと宅内機器との間の通信が不可能になったとしても、通信中継装置は通信可否判定部を備えているため通信が混乱することはなく、統制のとれた通信センタと宅内機器との間の通信を実施することができます。また更に、通信センタと宅内機器との間の通信が常時接続でないため、家庭内ネットワークへ外部から侵入される可能性を低くすることができます。
【0012】
また、通信中継装置が中継装置メモリを備えていれば、上記携帯型通信機器と上記宅内機器との間で通信される通信情報を格納することができることで、通信センタと宅内機器との間の通信が不可能であったとしても、中継装置メモリに通信情報を格納しておくことで、通信情報が失われることを防止することができる。特に、携帯通信機器が通信中継装置から離れて持ち運びされることで通信センタと宅内機器との間の通信が不可能である状況において宅内機器から通信センタへガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等が送信された場合であっても、そのガス漏れ情報等を通信中継装置の中継装置メモリに格納しておくことで、ガス漏れ情報等が失われることが無く、その後、通信可否判定部が通信可能であると判定した場合には即座に通信中継装置から通信センタへガス漏れ情報等を送信することができる。
更に、携帯型通信機器が通信機器メモリを備えていれば、上記携帯型通信機器と上記宅内機器との間で通信される通信情報を格納することができることで、通信センタと宅内機器との間の通信が不可能であったとしても、通信機器メモリに通信情報を格納しておくことで、通信情報が失われることを防止することができる。特に、携帯通信機器が通信中継装置から離れて持ち運びされることで通信センタと宅内機器との間の通信が不可能である状況において通信センタから宅内機器への指令情報が送信された場合であっても、その指令情報を携帯型通信機器の通信機器メモリに格納しておくことで、指令情報が失われることが無く、その後、通信可否判定部が通信可能であると判定した場合には即座に携帯型通信機器から宅内機器へ指令情報を送信することができる。
【0013】
本発明に係る通信中継装置の別の特徴構成は、前記通信中継装置は、前記携帯型通信機器の充電機能を具備し、前記通信可否判定部は、前記携帯型通信機器の充電を行うことができるときに、前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が通信可能であると判定するように構成されている点にある。
【0014】
上記特徴構成によれば、通信中継装置が上記携帯型通信機器の充電機能を具備することで、携帯型通信機器は通信中継装置に備わっている充電場所に定期的に置かれることが確実であり、従って、その際に通信センタと宅内機器との間の通信を中継することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に例示した本発明に係る通信中継装置1は、インターネット7を介して外部に設置された通信センタ8と、宅内ネットワーク9を介して宅内に設置された宅内機器10との間の通信を中継する装置である。
【0016】
通信中継装置1は、携帯型通信機器6が通信中継装置1自身と通信可能であるか否かを判定する通信可否判定部2と、通信可能である場合には携帯型通信機器6との通信を行う通信機器側インタフェース3と、宅内ネットワーク9を介して宅内機器10との通信を行う宅内機器側インタフェース5と、携帯型通信機器6と宅内機器10との間の通信を制御する通信制御部4とを備えてなる。ここで、宅内機器10は、空調装置、パソコン、ガスメータ、電気メータ、水道メータなどの家庭内に設置される機器であり、それぞれは独自に宅内ネットワーク9、通信中継装置1、携帯型通信機器6、およびインターネット7を介して通信センタ8と通信を行うことができるように構成されている。ここで、携帯型通信機器6は、携帯電話、PHS、PDAなどに代表される持ち運び可能な機器である。また、宅内ネットワーク9は、有線又は無線のLAN(ローカルエリアネットワーク)、特定小電力無線、Bluetooth、電力線搬送通信技術などを使用して構築可能である。
【0017】
具体的には、通信中継装置1は携帯型通信機器6の充電器で構成されており、その結果、携帯型通信機器6は、充電するために充電可能な所定の場所に定期的に置かれることが確実である。その結果、充電時または充電器に携帯型通信機器6が装着された時に通信可能となるように構成することで、通信センタ8と宅内機器10とが定期的に通信可能になることが確実になる。
【0018】
以下に、図2を参照して通信センタ8から宅内機器10であるガスメータへの指針値の要求が行われる場合について説明する。まず、工程100において通信センタ8がインターネット7を介して携帯型通信機器6に接続し、通信中継装置1に対する接続を要求する。通信センタ8から通信中継装置1への接続を要求された携帯型通信機器6は、通信中継装置1へのアクセスを試み、接続が成功すれば工程102に進み、接続が失敗すれば工程106へ進む。ここで、携帯型通信機器6が通信機器側インタフェース3と接触しているか、または接触していなくても無線通信等の手段によって通信可能な状態にある場合に、携帯型通信機器6から通信中継装置1への接続が成功する。
【0019】
接続が成功した場合、工程102において通信センタ8は、通信機器側インタフェース3を介して通信制御部4に対して宅内機器10との通信の要求を行う。要求を受けた通信制御部4は、宅内機器側インタフェース5を介して宅内機器10との間の通信を確立し(工程104)、その結果、通信センタ8は宅内機器10であるガスメータの指針値を読み取ることができる。
【0020】
他方で、工程100において通信中継装置1との接続が失敗した場合、つまり、携帯型通信機器6が通信機器側インタフェース3と接触しておらず、更に無線通信等の手段によっても通信不可能な状態にある場合には工程106へ進み、通信センタ8は通信中継装置1への接続要求を保留する。次に工程108において携帯型通信機器6と通信中継装置1との間の接続状態を判定し、接続されているならば工程110に進んで保留を解除し、工程100に戻る。接続されていないならば工程108を定期的に繰り返す。
【0021】
また、上述の場合とは逆に、宅内機器10であるガスメータによって検知されたガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等を通信センタ8に通報する工程について図3を参照して説明する。まず、工程200において宅内機器10であるガスメータが宅内ネットワーク9を介して通信中継装置1に接続し、携帯型通信機器6に対する接続を要求する。宅内機器10から携帯型通信機器6への接続を要求された通信中継装置1は、携帯型通信機器6へのアクセスを試み、接続が成功すれば工程202に進み、接続が失敗すれば工程206へ進む。ここで、携帯型通信機器6が通信機器側インタフェース3と接触しているか、または接触していなくても無線通信によって通信可能な状態にある場合に、携帯型通信機器6から通信中継装置1への接続が成功する。
【0022】
接続が成功した場合、工程202において宅内機器10であるガスメータは、宅内機器側インタフェース5を介して携帯型通信機器6に対して通信センタ8との通信の要求を行う。要求を受けた携帯型通信機器6は、通信センタ8との間の通信を確立し、その結果、宅内機器10であるガスメータは通信センタ8に対してガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等を通報することができる。
【0023】
他方で、工程200において携帯型通信機器6との接続が失敗した場合、つまり、携帯型通信機器6が通信機器側インタフェース3と接触しておらず、更に無線通信等の手段によっても通信不可能な状態にある場合には工程206へ進み、宅内機器10は携帯型通信機器6への接続要求を保留する。次に工程208において携帯型通信機器6と通信中継装置1との間の接続状態を判定し、接続されているならば工程210に進んで保留を解除し、工程200に戻る。接続されていないならば工程208を定期的に繰り返す。
【0024】
ここで、携帯型通信機器6と通信中継装置1との間で通信が行えるか否か、即ち携帯型通信機器6と通信中継装置1とが有線または無線によって接続されているか否かを機械的な手段または電気的な手段を用いて判定する機構は、通信可否判定部2によって実現される。例えば、通信可否判定部2が機械的な手段で実現される場合の例としては、携帯型通信機器6が通信中継装置1の所定の部分に置かれたことを機械的な手段で検知する場合があり、更に具体的には、携帯型通信機器6の使用者が帰宅後、宅内に設置された通信中継装置6の機械的スイッチが設けられたような所定の部分に携帯型通信機器6を置くことで、機械的スイッチがオンになり、図4に示すように携帯型通信機器6の中継装置側インタフェース17と通信中継装置1の通信機器側インタフェース3とが通信可能な状態におかれ、携帯型通信機器6と通信中継装置1の通信が可能であると判定される。従って、本実施形態では、携帯型通信機器6と通信中継装置1との間の通信が可能であるか否か(両者が接続されているか否か)は上述したような通信可否判定部2によって判定される。
【0025】
特に、通信中継装置1が携帯型通信機器6の充電器で構成され、機械的スイッチで構成される通信可否判定部2が図4に例示するような充電部13と接続されて設けられている場合、携帯型通信機器6の使用者は帰宅後に自身の携帯型通信機器6を充電部に置くだけで、上述の機械的スイッチがオンになり、携帯型通信機器6の中継装置側インタフェース17と通信中継装置1の通信機器側インタフェース3とが通信可能な状態におかれ、携帯型通信機器6と通信中継装置1の通信が可能であると判定されると同時に、携帯型通信機器6の充電を行うことができる。
【0026】
或いは、通信可否判定部2が電気的な手段で実現される場合の例としては、携帯型通信機器6が通信中継装置1から所定の範囲内にあることを携帯型通信機器6から送信される電気識別信号で受信する場合があり、その結果、携帯型通信機器6の中継装置側インタフェース17と通信中継装置1の通信機器側インタフェース3とが通信可能な状態におかれ、携帯型通信機器6と通信中継装置1の通信が可能であると判定される。
【0027】
上述の2つの例では、通信中継装置1および携帯型通信機器6が記憶手段を持たないために、通信センタ8と宅内機器10との間で直接通信が行われる場合について説明したが、以下の実施形態では少なくとも何れか一方が記憶手段を備えた場合について説明する。
【0028】
図4は携帯型通信機器6および通信中継装置1の構成図である。
まず、携帯型通信機器6は、インターネット7を介して通信センタ8と信号の送受信を行う送受信部14と、通信中継装置1の通信機器側インタフェース3と通信を行う中継装置側インタフェース17と、通信センタ8と通信中継装置1との間の通信を制御する送受信制御部15とを備えてなる。更に必要であれば、図示したような通信機器メモリ16を設けて、通信センタ8と通信中継装置1との間で通信される情報を、送受信制御部15によって読み出し可能であるように格納することもできる。
【0029】
同様に、通信中継装置1は必要に応じて、携帯型通信機器6と宅内機器10との間で通信される情報を、通信制御部4によって読み出し可能であるように格納する中継装置メモリ11と、通信センタ8と宅内機器10との間で通信される通信情報や、通信状態等を表示する表示部12とを備えている。
【0030】
図4に示すように、携帯型通信機器6または通信中継装置1の内の少なくとも何れか一方が十分な記憶容量を有するメモリを備えている場合には、図2および図3を参照して説明したような、通信センタ8からの宅内機器10(例えばガスメータ)の指針値要求やガスメータからのガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等の伝達といった通信が行われる手順も異なり、この場合の手順について以下に説明する。
【0031】
まず、図5を参照して通信センタ8から宅内機器10であるガスメータへの指針値の要求が行われる場合について説明する。尚、ここでは携帯型通信機器6が十分な記憶容量を有する通信機器メモリ16を備えているとする。
【0032】
工程300において通信センタ8がインターネット7を介して携帯型通信機器6にアクセスし、宅内機器10であるガスメータの指針値の読み取り要求を通信機器メモリ16に登録する。次に、工程302において携帯型通信機器6は通信中継装置1に対する接続を要求する。接続が成功すれば工程304へ進み、接続が失敗すれば工程312へ進む。
【0033】
接続が成功した場合、工程304において携帯型通信機器6は通信機器側インタフェース3を介して通信制御部4に対して宅内機器10との通信の要求を行う。要求を受けた通信制御部4は工程306において、宅内機器側インタフェース5を介して宅内機器10との間の通信を確立する。工程308において携帯型通信機器6が宅内機器10であるガスメータの指針値を読み出し、自身の通信機器メモリ16に格納する。次に、工程310において携帯型通信機器6は通信機器メモリ16から指針値を読み出して通信センタ8に送信する。
【0034】
他方で、工程302において通信中継装置1に対する接続が失敗した場合には工程312に進み、携帯型通信機器6は通信中継装置1への接続要求を保留する。次に工程314において携帯型通信機器6と通信中継装置1との間の接続状態を判定し、接続されているならば工程316に進んで保留を解除して、工程302に戻る。接続されていないならば工程314を定期的に繰り返す。
【0035】
また、上述の場合とは逆に、宅内機器10であるガスメータによって検知されたガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等を通信センタ8に通報する工程について図6を参照して説明する。同様に、ここでは携帯型通信機器6が十分な記憶容量を有する通信機器メモリ16を備えているとする。
【0036】
まず、工程400において宅内機器10であるガスメータが宅内ネットワーク9を介して通信中継装置1に接続し、携帯型通信機器6に対する接続を要求する。宅内機器10から携帯型通信機器6への接続を要求された通信中継装置1は、携帯型通信機器6へのアクセスを試み、接続が成功すれば工程402に進み、接続が失敗すれば工程406へ進む。
【0037】
接続が成功した場合、工程402において宅内機器10が携帯型通信機器6に対して通信センタ8への情報送信要求を登録し、携帯型通信機器6はその送信情報(ガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等)を自身の通信機器メモリ16に格納する。次に工程404において、携帯型通信機器6はガス漏れ情報を含んだ送信情報を通信センタ8に送信する。
【0038】
他方で、工程400において携帯型通信機器6との接続が失敗した場合、つまり、携帯型通信機器6が通信機器側インタフェース3と接触しておらず、更に無線通信等の手段によっても通信不可能な状態にある場合には工程406へ進み、宅内機器10は携帯型通信機器6への接続要求を保留する。次に工程408において携帯型通信機器6と通信中継装置1との間の接続状態を判定し、接続されているならば工程410に進んで保留を解除して、工程400に戻る。接続されていないならば工程408を定期的に繰り返す。
【0039】
以上のように携帯型通信機器6が十分な記憶容量を有する通信機器メモリ16を備えている場合について説明したが、以下には通信中継装置1が十分な記憶容量を有する中継装置メモリ11を備えている場合について図7および図8を参照して説明する。
【0040】
工程500において通信センタ8がインターネット7を介して携帯型通信機器6に接続し、通信中継装置1に対する接続を要求する。通信センタ8から通信中継装置1への接続を要求された携帯型通信機器6は、通信中継装置1へのアクセスを試み、接続が成功すれば工程502に進み、接続が失敗すれば工程508へ進む。
【0041】
接続が成功した場合、工程502において通信センタ8は通信機器側インタフェース3を介して通信制御部4にアクセスし、宅内機器10であるガスメータの指針値の読み取り要求を中継装置メモリ11に登録する。次に工程504において、通信中継装置1が宅内機器10であるガスメータの指針値を読み出し、自身の中継装置メモリ11に格納する。次に工程506において、通信中継装置1は中継装置メモリ11から指針値を読み出して通信センタ8に送信する。
【0042】
他方で、工程500において通信中継装置1との接続が失敗した場合、つまり、携帯型通信機器6が通信機器側インタフェース3と接触しておらず、更に無線通信によっても通信不可能な状態にある場合には工程508へ進み、通信センタ8は通信中継装置1への接続要求を保留する。次に工程510において携帯型通信機器6と通信中継装置1との間の接続状態を判定し、接続されているならば工程512に進んで保留を解除して、工程500に戻る。接続されていないならば工程108を定期的に繰り返す。
【0043】
また、上述の場合とは逆に、宅内機器10であるガスメータによって検知されたガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等を通信センタ8に通報する工程について図8を参照して説明する。まず、工程600において宅内機器10であるガスメータが宅内ネットワーク9を介して通信中継装置1に対して通信センタ8への情報送信要求を行い、通信中継装置1はその送信情報(ガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等)を自身の中継装置メモリ11に格納する。次に、宅内機器10から通信センタ8への接続を要求された通信中継装置1は、携帯型通信機器6へのアクセスを試み、接続が成功すれば工程604に進み、接続が失敗すれば工程610へ進む。
【0044】
接続が成功した場合、工程604において通信中継装置1が携帯型通信機器6にアクセスし、通信センタ8との通信を要求する。次に工程606において通信中継装置と通信センタ8との間の通信が確立され、工程608において通信中継装置1が送信情報(ガス漏れ情報(ガス漏れがあったためガス管を遮断した等の情報)等)を通信センタ8に送信する。
【0045】
他方で、工程602において携帯型通信機器6との接続が失敗した場合、つまり、携帯型通信機器6が通信機器側インタフェース3と接触しておらず、更に無線通信等の手段によっても通信不可能な状態にある場合には工程610へ進み、宅内機器10は携帯型通信機器6への接続要求を保留する。次に工程612において携帯型通信機器6と通信中継装置1との間の接続状態を判定し、接続されているならば工程614に進んで保留を解除して、工程602に戻る。接続されていないならば工程612を定期的に繰り返す。
【0046】
以上のように、図5〜図8を参照して、携帯型通信機器6または通信中継装置1の少なくとも一方が備える記憶装置を使用した通信工程について説明したが、記憶装置を備えていたとしても必ずしも記憶装置を使用する必要はなく、図2および図3を参照して説明したような通信工程が実施されることもある。
【0047】
上述の実施形態では通信中継装置1が通信センタ8と宅内機器10との間の通信を中継することのみについて説明したが、通信中継装置1にCPUなどの演算装置や表示部12を設けることで、通信中継装置1が宅内機器の制御情報や各種メータの指針値を管理し、表示部12にそれらの情報を表示させることもできる。例えば、使用者が通信中継装置1を操作することで宅内機器10であるガスメータの指針値を表示部12に表示させたり、空調装置の設定温度を変更したりすることができるように構成することもできる。
【0048】
尚、上述の実施形態では、携帯型通信機器6と通信中継装置1とが接続されていない(通信不可能である)状態において、通信可否判定部2がそれらの接続状態を判定する工程を定期的に行うことについて説明したが、必ずしもこの形態に限定されない。例えば、通信可否判定部2が定期的に接続状態の判定を行うのではなく、携帯型通信機器6と通信中継装置1とが接続される同時に、携帯型通信機器6または通信中継装置1から通信可能である旨の信号が発信され、それを受けて即座に通信が行われるような形態も取り得る。上述の実施形態では、携帯型通信機器6と通信中継装置1とが接続されたとしても、通信可否判定部2により実施される定期的な接続状態判定を待ってから通信が行われるが、ここで説明した形態では、通信可否判定部2による定期的な判定を待つことなく、携帯型通信機器6と通信中継装置1とが接続される(通信可能になる)と同時に通信を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 通信中継システムの構成図である。
【図2】 通信センタから宅内機器への通信工程を説明する図である。
【図3】 宅内機器から通信センタへの通信工程を説明する図である。
【図4】 通信中継システムの別の構成図である。
【図5】 通信センタから宅内機器への通信工程を説明する図である。
【図6】 宅内機器から通信センタへの通信工程を説明する図である。
【図7】 通信センタから宅内機器への通信工程を説明する図である。
【図8】 宅内機器から通信センタへの通信工程を説明する図である。
【符号の説明】
1 通信中継装置
2 通信可否判定部
3 通信機側インタフェース
4 通信制御部
5 宅内機器側インタフェース
6 携帯型通信機器
7 インターネット
8 通信センタ
9 宅内ネットワーク
10 宅内機器
11 中継装置メモリ
12 表示部
13 充電部

Claims (9)

  1. 外部の通信センタと宅内機器との間の通信を中継する通信中継システムであって、
    前記通信センタに接続されている携帯型通信機器と、前記宅内機器に接続されている通信中継装置とを備え、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間の通信を行うことで、前記通信センタと前記宅内機器との間の通信を中継する構成で、
    前記通信中継装置は、
    前記携帯型通信機器と通信可能であるか否かを判定する通信可否判定部と、
    前記通信可否判定部により通信可能であると判定された場合に、前記携帯型通信機器と通信を行う通信機器側インタフェースと、
    前記宅内機器との通信を行う宅内機器側インタフェースと、
    前記携帯型通信機器と前記宅内機器との間の通信を制御する通信制御部とを備え、
    前記通信センタ及び前記携帯型通信機器は、前記通信中継装置への接続を要求したときに前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記携帯型通信機器と前記通信中継装置とが通信可能であると判定されるまで、前記通信中継装置への接続の要求を保留するように構成されている通信中継システム。
  2. 前記通信センタは、
    前記携帯型通信機器にアクセスして前記通信中継装置に対する接続を要求したとき、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記携帯型通信機器と前記通信中継装置とが通信可能であると判定されるまで前記通信中継装置への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記通信中継装置への接続の要求を行って前記宅内機器との通信を要求するように構成されている請求項1記載の通信中継システム。
  3. 前記携帯型通信機器は、前記通信中継装置と前記通信センタとの間で通信される情報を格納可能である通信機器メモリを備え、
    前記携帯型通信機器は、
    前記通信センタからのアクセスにより前記通信中継装置に対する接続を要求されたとき、前記通信中継装置に対する接続を要求すると共にその要求を前記通信機器メモリに記憶し、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記携帯型通信機器と前記通信中継装置とが通信可能であると判定されるまで前記通信中継装置への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記通信中継装置への接続の要求を行って前記宅内機器との通信を要求するように構成されている請求項1記載の通信中継システム。
  4. 前記通信中継装置は、前記携帯型通信機器と前記宅内機器との間で通信される情報を格納可能である中継装置メモリとを備え、
    前記通信センタは、
    前記携帯型通信機器にアクセスして前記通信中継装置に対する接続を要求したとき、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記携帯型通信機器と前記通信中継装置とが通信可能であると判定されるまで前記通信中継装置への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記通信中継装置への接続の要求を行い、
    前記通信中継装置は、
    前記通信センタからのアクセスにより前記宅内機器に対する接続を要求されたとき、その要求を前記中継装置メモリに記憶し、前記宅内機器へアクセスして前記要求を実行させ 、その要求結果を前記宅内機器から受信して前記中継装置メモリに記憶すると共に前記通信センタへ送信するように構成されている請求項1記載の通信中継システム。
  5. 外部の通信センタと宅内機器との間の通信を中継する通信中継システムであって、
    前記通信センタに接続されている携帯型通信機器と、前記宅内機器に接続されている通信中継装置とを備え、前記携帯型通信機器と前記通信中継装置との間の通信を行うことで、前記通信センタと前記宅内機器との間の通信を中継する構成で、
    前記通信中継装置は、
    前記携帯型通信機器と通信可能であるか否かを判定する通信可否判定部と、
    前記通信可否判定部により通信可能であると判定された場合に、前記携帯型通信機器と通信を行う通信機器側インタフェースと、
    前記宅内機器との通信を行う宅内機器側インタフェースと、
    前記携帯型通信機器と前記宅内機器との間の通信を制御する通信制御部とを備え、
    前記宅内機器及び前記通信中継装置は、前記携帯型通信機器への接続を要求したときに前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記通信中継装置と前記携帯型通信機器とが通信可能であると判定されるまで、前記携帯型通信機器への接続の要求を保留するように構成されている通信中継システム。
  6. 前記宅内機器は、
    前記通信中継装置にアクセスして前記携帯型通信機器に対する接続を要求したとき、前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記通信中継装置と前記携帯型通信機器とが通信可能であると判定されるまで、前記携帯型通信機器への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記携帯型通信機器への接続の要求を行って前記通信センタとの通信を要求するように構成されている請求項5記載の通信中継システム。
  7. 前記携帯型通信機器は、前記通信中継装置と前記通信センタとの間で通信される情報を格納可能である通信機器メモリを備え、
    前記宅内機器は、
    前記通信中継装置にアクセスして前記携帯型通信機器に対する接続を要求したとき、前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記通信中継装置と前記携帯型通信機器とが通信可能であると判定されるまで、前記携帯型通信機器への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記携帯型通信機器への接続の要求を行い、
    前記携帯型通信機器は、
    前記宅内機器からのアクセスにより前記通信センタに対する接続を要求されたとき、その要求を前記通信機器メモリに記憶し、前記通信センタへアクセスして前記要求を実行するように構成されている請求項5記載の通信中継システム。
  8. 前記通信中継装置は、前記携帯型通信機器と前記宅内機器との間で通信される情報を格納可能である中継装置メモリとを備え、
    前記通信中継装置は、
    前記宅内機器からのアクセスにより前記携帯型通信機器に対する接続を要求されたとき、前記携帯型通信機器に対する接続を要求すると共にその要求を前記中継装置メモリに記憶し、前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が接続されていなければ、前記通信可否判定部によって前記通信中継装置と前記携帯型通信機器とが通信可能であると判定されるまで、前記携帯型通信機器への接続の要求を保留し、通信可能であると判定されると前記携帯型通信機器への接続の要求を行って前記通信センタとの通信を要求するように構成されている請求項5記載の通信中継システム。
  9. 前記通信中継装置は、前記携帯型通信機器の充電機能を具備し、
    前記通信可否判定部は、前記携帯型通信機器の充電を行うことができるときに、前記通信中継装置と前記携帯型通信機器との間が通信可能であると判定するように構成されている請求項1〜8の何れか一項に記載の通信中継システム。
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