JP3744332B2 - ハンドルの取付構造およびプロジェクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筺体に対して回動自在にハンドルを取り付けるハンドルの取付構造およびこのハンドルの取付構造を備えたプロジェクタに関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、光源から出射された光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成し、この光学像を拡大投写するプロジェクタが利用されている。
このようなプロジェクタや、その他の電子機器には、光学レンズ、電子部品、その他の部品を収納する筺体が設けられており、この筺体には、持ち運びに便利なように、ハンドル(取っ手)が取り付けられたものがある。
このハンドルは、一般に、コ字形に形成されており、その両端部が軸部材を介して筺体に回動自在に支持されている。
【0003】
プロジェクタ、その他の電子機器では、筺体は、加工が容易なため、プラスチックから形成されていることが多い。このプラスチック製の筺体の内面には、メッキが施されている。
資源の有効活用が求められている現在では、プロジェクタを含む電気機器に関して、リサイクル可能な材料で製造されることが好ましい。
そのため、プラスチックおよび内面メッキの複合材料で形成された筺体を、リサイクル可能な金属で成形することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
金属製材料から成形品を成形するにあたり、薄い金属板をプレス等で板金加工することや、溶融金属を射出するダイキャスト成形することが行われている。
所定厚さの金属板からプレス加工で筺体を成形する場合では、ダイキャストに比べると、金属板を利用するために安価に製造でき、しかも、プレス型で打ち抜く簡単な加工なので、歩留まりがよい。そのため、筺体を板金加工で成形することが好ましい。
【0005】
しかしながら、板金加工された筺体にハンドルを取り付けるにあたり、筺体が薄い金属板から形成されており、これに軸部材を埋め込むために、その取付作業が簡単に行えるとは限らず、しかも、筺体とハンドルとの間の隙間から内部が見える等、取付後の外観も見映えが悪い。
【0006】
本発明の目的は、板金加工で筺体を成形する際に、ハンドルを筺体に見映えよくかつ簡単に取り付けることができるハンドルの取付構造およびプロジェクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のハンドルの取付構造は、板金加工によって形成された金属製の筺体に対して回動自在にハンドルを取り付けるハンドルの取付構造であって、前記筺体の一部を切り欠いて切欠部を形成し、この切欠部の切欠縁に沿って筺体内側に絞りあるいは曲げて起立部を形成し、この起立部に形成した取付孔に前記ハンドルを回動自在に軸支する軸部材を挿入し、前記切欠部を筺体内部から覆う目隠部材を前記起立部に係合させることを特徴とする。
【0008】
このような本発明によれば、それぞれ板金加工によって、筺体に切欠部を形成し、この切欠部の切欠縁に沿って起立部を形成し、起立部に取付孔を形成する。この取付孔に、予めハンドルを装着した軸部材を挿入する。
この状態では、ハンドルと起立部との間から筺体内部が見えることになるので、起立部に目隠部材を係合し、この隙間を目隠部材で閉塞する。
そのため、本発明では、板金加工によりハンドル取付部を金属製の筺体に容易に形成し、この筺体に軸部材を介してハンドルを簡単に取り付けることができる。その上、切欠部が筺体内部から目隠部材で覆われる構成であるので、この切欠部から装置内部が見えることがなく、ハンドル取付後の外観も良好となる。
【0009】
ここで、本発明では、前記軸部材は金属製であり、前記軸部材の回転を規制する回転規制機構を備えた構成が好ましい。
軸部材と筺体とがともに金属製であるため、軸部材が筺体に対して回動すると、金属部材同士が擦れる摩擦音が生じるが、この構成の本発明では、回転規制機構によって、軸部材の筺体に対する回転が阻止されるため、この摩擦音の発生を防止することができる。さらに、摩擦に伴う軸部材の筺体に対するがたつきも防止することができる。
【0010】
また、本発明では、前記回転規制機構は、前記軸部材の端部に形成される平坦面と、前記目隠部材に設けられ前記平坦面と当接して前記軸部材の回転を規制する当接面とを備えて構成されることが好ましい。
この構成の本発明では、軸部材の端部を潰したり、削ったりすることで、平坦面が容易に形成できる。この平坦面と当接する当接面は目隠部材に形成するため、余分な部品を排除して回転規制機構の構造を簡易なものにできる。
【0011】
さらに、本発明では、前記目隠部材には、前記軸部材が挿通する挿通孔と、この挿通孔からの前記軸部材の抜けを防止する抜け防止部材とがそれぞれ設けられている構成が好ましい。
この構成の本発明では、抜け防止部材により、軸部材が目隠部材の挿通孔から誤って抜けることがないので、目隠部材が起立部から外れることがない。
【0012】
また、本発明では、前記抜け防止部材は、前記軸部材の軸方向端面と当接し前記軸部材の装着時に径方向外側に変形する可撓性部材を備えている構成が好ましい。
この構成の本発明では、目隠部材を筺体の起立部に取り付ける際に、軸部材を装着するが、この軸部材の装着作業に伴って抜け部材の取付作業も行われることになる。つまり、軸部材の装着作業により、本来異なる2つの作業が同時に行われるので、作業性が向上する。
【0013】
さらに、本発明では、前記軸部材の平坦面は軸端部を潰して軸径より拡張して形成され、前記抜け防止部材には、前記平坦面が形成された軸端部の端面が当接する位置規制面が設けられる構成が好ましい。
この構成の本発明では、軸部材が挿通孔に入る方向には平坦面で規制し、軸部材が挿通孔から出る方向には位置規制面で規制するので、目隠部材の構造が単純化できる。
【0014】
また、本発明では、前記目隠部材には、筺体内部に冷却空気を導入する空気導入孔が形成されている構成が好ましい。
筺体内部にライト等の熱を発生させる電気機器を収納する場合には筺体内部の冷却が必要とされるが、この構成の本発明では、空気導入孔が目隠部材に形成されているため、筺体に冷却空気層通口が形成されていなくても、空気導入孔を通じて筺体内部に冷却空気を導入することができる。
【0015】
さらに、前記ハンドルと前記筺体の外面とには、それぞれ塗装が施され、前記ハンドルと前記筺体のハンドルを係止する部分との少なくとも一方には前記塗装面より面外方向に突出し塗装が施されていない突出段部が形成されている構成が好ましい。
この構成の本発明では、ハンドルおよび筺体に塗装が施されているため、耐久性を向上させることができる。しかも、前記ハンドルと前記筺体との少なくとも一方、例えば、ハンドルには塗装が施されていない突出段部が形成されているため、筺体塗装面とハンドル塗装面との擦過に伴う異音の発生を防止することができる。
【0016】
また、前述した構成のハンドルの取付構造を備えてプロジェクタを構成してもよい。
この構成の本発明では、板金加工で筺体を成形する際に、ハンドルを筺体に外観よくかつ簡単に取り付けることができるプロジェクタを提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔1.プロジェクタの主な構成〕
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を上方から見た全体斜視図、図2は、プロジェクタ1を下方から見た全体斜視図、図3は、プロジェクタ1の内部を示す斜視図である。
【0018】
図1ないし図3において、プロジェクタ1は、筐体である外装ケース2と、この外装ケース2内に収容された電源ユニット3と、同じく外装ケース2内に配置された平面L字形の光学ユニット4とを備え、全体略直方体形状となっている。
【0019】
外装ケース2は、板金製のアッパーケース21と、アルミニウムあるいは鉄板等を曲げ加工したミドルケース22と、マグネシウム等のダイキャスト製のロアーケース23とで構成されている。そして、これらのケース21、22、23は、互いにネジで固定されている。
【0020】
アッパーケース21は、上面部211およびその周囲に設けられた側面部212で形成され、例えば金型を用いてプレス等で成形加工される。
また、側面部212のフロント部211A側には、投写レンズ46を取り付けるレンズ取付け枠24に対応する丸孔開口211Dが設けられ、丸孔開口211Dの周辺は絞り加工によって内部側に湾曲している。さらに、側面部212のフロント部211Aと直交する1側面には、切欠き部211C(図2参照)が形成されている。
【0021】
ミドルケース22は、前述のようにアルミニウム板等を曲げ加工して成形され、投写レンズ46を挟んで左右に配置される第1ケース部材22Aと第2ケース部材22B、および第1ケース部材22Aの背面側の第3ケース部材22Cとを含み形成され、第1ケース部材22Aと第3ケース部材22Cとの間には、インターフェース用の種々のコネクタが露出されるインターフェース基板22Dが配置・接続され、第2ケース部材22Bと第3ケース部材22Cとの間には、ランプカバー22Eが開閉可能に設けられている。
【0022】
各ケース部材22A,22B,22Cは、プレスやマシニングセンタ等で打ち抜かれた所定形状のアルミニウム板等を適宜曲げ加工することで、前記アッパーケース21およびロアーケース23と組合わされる形状とされている。
【0023】
ミドルケース22の第1ケース部材22Aと第2ケース部材22Bとのフロント221A側の対向面には、前記レンズ取付け枠24に対応する開口(図略)が形成されている。また、ミドルケース22の第2ケース部材22Bのフロント221A側には、図示しない開口部が形成されており、この開口部は、レンズ取付け枠24に形成されている排気口24Aと対向している。
【0024】
そして、このレンズ取付け枠24は、ミドルケース22に取り付けられることにより、ミドルケース22を構成している。なお、排気口24Aの周囲には、例えばプラスチック製のカバー240が貼り付けられている。
また、第2ケース部材22Bには、ロアーケース23側からアッパーケース21側に向かって所定寸法延び、かつ、互いが所定寸法離れた切欠部であるハンドル用開口221Bが設けられ、これらのハンドル用開口221Bにコ字形のハンドル80が回動自在に取り付けられている。
【0025】
ランプカバー22Eは、図2に示すように、例えば、第2ケース部材22B側にねじ等のつまみ部材81を有するとともに、第3ケース部材22Cの端縁に係合されている。このつまみ部材81は、Eリングを介して第2ケース部材22Bに形成されている図示しないナットに螺合されている。つまみ部材81回してナットとの螺合を解除すると、螺合していた分だけ、つまみ部材81がランプカバー22Eより外に飛び出す。そして、このつまみ部材81を掴んで、ランプカバー22Eを、プロジェクタ1の側面に沿ってスライドさせると、当該ランプカバー22Eを外すことができるようになっている。なお、つまみ部材81は、Eリングで支持されているため、ナットとの螺合を解除しても、ランプカバー22Eからは外れない構造となっている。
【0026】
ロアーケース23は、前述のように、マグネシウム等のダイキャスト製とされ、略長方形状の底面部231およびその周囲の側面部232が一体形成されている。内部には、所定箇所に適宜補強リブ等が設けられ、ロアーケース23全体の強度が確保されている。
【0027】
このようなロアーケース23において底面部231の前方の両隅部分には、プロジェクタ1全体の傾きを調整して投写画像の位置合わせを行う高さ位置調整機構7が設けられている。これに対して底面部231の後方側中央部には、樹脂製のフット部材6(図2)が嵌合している。また、ロアーケース23の底面部231には、ファンカバー235が取り付けられている。さらに、ロアーケース23のフロント部232Aには、レンズ取付け枠24に対応して丸孔開口232Dが設けられている。
【0028】
このような外装ケース2には、内部に冷却空気を取り入れるための吸気孔2A、冷却後の空気を排出するための排気口24A、吸気孔2A、操作スイッチ2B、スピーカの位置に対応した多数の孔2C、ハンドル用開口221B等が設けられている。なお、ハンドル用開口221Bからも、内部に冷却空気が取り入れられるようになっている。
【0029】
電源ユニット3は、図5に示すように、外装ケース2内の背面側に配置された図示しない主電源および主電源の後方に配置されたバラストとで構成されている。主電源は、電源ケーブルを通して供給された電力をバラストや図示しないドライバーボード等に供給するものであり、前記電源ケーブルが差し込まれるインレットコネクタ33(図3)、周囲を囲むアルミニウム製の図示しないフレームおよび電源回路等を備えている。
【0030】
バラストは、電力を主に光学ユニット4の光源ランプ411(図4)に供給するものであり、ランプ駆動回路を備えている。
光学ユニット4は、図4に示すように、光源ランプ411から出射された光束を、光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成するユニットであり、インテグレータ照明光学系41、色分離光学系42、リレー光学系43、電気光学装置44、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム45、および投写光学系としての投写レンズ46を備えている。
【0031】
〔2.光学系の詳細な構成〕
図4において、インテグレータ照明光学系41は、電気光学装置44を構成する3枚の液晶パネル441(赤、緑、青の各色光毎にそれぞれ液晶パネル441R,441G,441Bと示す)の画像形成領域をほぼ均一に照明するための光学系であり、光源装置413と、UVフィルタ418と、光束分割素子としての第1レンズアレイ414と、第2レンズアレイ416と、偏光変換素子415と、重畳レンズ419と、反射ミラー424とを備えている。
【0032】
インテグレータ照明光学系41を構成する光源装置413は、放射状の光線を出射する放射光源としての光源ランプ411と、この光源ランプ411から出射された放射光を反射するリフレクタ412とを有する。光源ランプ411としては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、または高圧水銀ランプが用いられることが多い。リフレクタ412としては、放物面鏡を用いるが、楕円面鏡と平行化レンズ(凹レンズ)とを用いてもよい。
【0033】
第1レンズアレイ414は、光軸方向から見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズ414Aがマトリクス状に配列された構成を有している。各小レンズ414Aは、光源ランプ411から出射されてUVフィルタ418を通る光束を、複数の部分光束に分割している。各小レンズ414Aの輪郭形状は、液晶パネル441の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。たとえば、液晶パネル441の画像形成領域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であるならば、各小レンズ414Aのアスペクト比も4:3に設定する。
【0034】
第2レンズアレイ416は、第1レンズアレイ414とほぼ同様な構成を有しており、小レンズ416Aがマトリクス状に配列された構成を有している。この第2レンズアレイ416は、重畳レンズ419とともに、第1レンズアレイ414の各小レンズ414Aの像を液晶パネル441上に結合させる機能を有している。
【0035】
偏光変換素子415は、第2レンズアレイ416と重畳レンズ419との間に配置されるとともに、第2レンズアレイ416からの光を1種類の偏光光に変換するものであり、これにより、電気光学装置44での光の利用効率が高められている。
【0036】
具体的に、偏光変換素子415によって1種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ419によって電気光学装置44の液晶パネル441R,441G,441B上にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネル441を用いた本実施形態のプロジェクタ1(電気光学装置44)では、1種類の偏光光しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光を発する光源ランプ411からの光のほぼ半分が利用されない。
【0037】
そこで、偏光変換素子415を用いることにより、光源ランプ411からの出射光を全て1種類の偏光光に変換し、電気光学装置44での光の利用効率を高めている。なお、このような偏光変換素子415は、たとえば特開平8−304739号公報に紹介されている。
【0038】
色分離光学系42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー423とを備え、ミラー421、422によりインテグレータ照明光学系41から出射された複数の部分光束を赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有している。
【0039】
リレー光学系43は、入射側レンズ431、リレーレンズ433、および反射ミラー432、434を備え、色分離光学系42で分離された色光、青色光を液晶パネル441Bまで導く機能を有している。
【0040】
電気光学装置44は、3枚の光変調装置となる液晶パネル441R,441G,441Bを備え、これらは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものであり、色分離光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パネル441R,441G,441Bによって、画像情報に応じて変調されて光学像を形成する。
【0041】
クロスダイクロイックプリズム45は、3枚の液晶パネル441R,441G,441Bから出射された各色光ごとに変調された画像を合成してカラー画像を形成するものである。なお、プリズム45には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成される。そして、プリズム45で合成されたカラー画像は、投写レンズ46から出射され、スクリーン上に拡大投写される。
【0042】
以上説明した各光学系41〜45は、図3および図5に示すように、シールド板91が被せられたメインボード90の下方に配置されており、かつ、合成樹脂製の光学部品用筐体としてのライトガイド47内(図5)に収容されている。すなわち、このライトガイド47には、光源装置413を覆う光源保護部471の他、前述の各光学部品414〜419,421〜424,431〜434を上方からスライド式に嵌め込む溝部がそれぞれ設けられている。
【0043】
また、ライトガイド47の光出射側にはヘッド部49が形成されている。ヘッド部49の一端側に液晶パネル441R,441G,441Bが取り付けられたプリズム45が固定され、他端側の半円筒状部分に沿ったフランジ上に投写レンズ46が固定されている。
【0044】
〔3.冷却構造〕
図5ないし図7において、プロジェクタ1内には、前記軸流吸気ファン70により取り込まれた空気が、遠心力ファンであるシロッコファン50から排気ダクト51の排出口51Bを経て、外装ケース2を構成する前記レンズ取付け枠24の排気排気口24Aに排気される第1冷却系統Aと、光学ユニット4の下方に設けられた前記吸気ファン71により取り込まれた冷却空気が、シロッコファン50から排気ダクト51の排出口51Bを経て、前記レンズ取付け枠24の排気排気口24Aに排気される第2冷却系統Bと、およびシロッコファン50の上面とライトガイド47との間に形成される吸気ダクト60により取り込まれた空気が、シロッコファン50から排気ダクト51の排出口51Bを経て、前記レンズ取付け枠24の排気排気口24Aに排気される第3冷却系統(図示せず)とがそれぞれ形成されている。
【0045】
まず、図5〜7に基づいて、シロッコファン50およびそれに接続される排気ダクト51の説明をする。
シロッコファン50は、扁平の略円形状に形成され外周の接線上に延びた空気排出口50Aを有し、ロアーケース23の底面に、当該ロアーケース23の背面側、かつ、投写レンズ46の軸線延長上から幅方向一端側にずれた位置に設けられている。このシロッコファン50の空気吸込口50Bは上方に向いており、空気排出口50Aは投写レンズ46の軸線の延長上側に向けられている。
【0046】
シロッコファン50の空気排出口50Aには、前記排気ダクト51の一端部51Aが接続され、この排気ダクト51は、例えば合成樹脂製とされるとともに、ロアーケース23の背面側と一側面との、2面に沿って設けられ、ロアーケース23のフロント部232A近傍にまで延びている。そして、排気ダクト51の他端には前記排出口51Bが形成されている。
【0047】
このような排気ダクト51には、シロッコファン50による排気流を曲げる複数の曲折部52が形成されている。
すなわち、シロッコファン50の空気排出口50Aとの連結部である排気ダクト51の一端部51Aは、空気排出口50Aから連続して所定寸法だけ水平になっており、水平部の端部から排気ダクト51の他端の排出口51B側に向かって折曲角が45°以下の角度で立ち上がった第1の曲折部52Aが連続している。
【0048】
そして、第1の曲折部52Aの傾斜の頂部は、ロアーケース23の背面部232Cから側面部232Bに沿うように、平面視で略90°折り曲げられており、この折り曲げ部が第2の曲折部52Bとなっている。
排気ダクト51のロアーケース23の側面部232Bに沿う部位は、第2の曲折部52Bに連続する連続部53とされ、この連続部53の排気側端部には、排気ダクト51の他端の排出口51B側に向かって折曲角が45°以下の角度で立ち上がった第3の曲折部52Cが連続している。
【0049】
ここで、排気ダクト51の一端部51Aおよび第1の曲折部52Aは幅寸法(径寸法)W1、連続部53は幅寸法W1より幅狭の幅寸法W2、第3の曲折部52Cは幅寸法W2より幅狭の幅寸法W3に形成されている。また、このとき、幅寸法W1、W2、W3の部位の高さ寸法は、幅寸法W3の部位が最も大きく、以下、幅寸法W2、幅寸法W1の順に小さくなっている。しかし、断面積は排気ダクト51の全長にわたってほぼ同じに形成されている。
【0050】
このような第1冷却系統Aでは、軸流吸気ファン70によってレンズ取付け枠24の隙間、スピーカ用孔2C等から吸引された冷却空気が、主電源およびバラスト等を冷却しながらシロッコファン50側に流れ、吸引される。そして、最終的に排気ダクト51の排出口51Bを経て、前記レンズ取付け枠24の排気口24Aから外装ケース2外に排気される。
【0051】
前記第2冷却系統Bでは、前記ロアーケース23の裏面に設けられたファンカバー235に覆われ、ライトガイド47の下面に取り付けられた吸気ファン71から吸引された冷却空気が、クロスダイクロイックプリズム45および電気光学装置44を冷却しながらシロッコファン50側に流れ、吸引される。そして、最終的に排気ダクト51の排出口51Bを経て、レンズ取付け枠24の排気口24Aから外装ケース2外に排気される。
【0052】
前記第3冷却系統では、図7に示すように、ライトガイド47の光源ランプユニット48を取り付ける近傍の開口等から取り込まれた冷却空気を、ライトガイド47とシロッコファン50および排気ダクト51との間に形成された吸気ダクト60から、シロッコファン50の空気吸込口50Bに送り、そこからシロッコファン50および排気ダクト51を流通させ、排気ダクト51の排出口51Bからレンズ取付け枠24の排気口24Aを経てプロジェクタ1の外部に排出する。
【0053】
吸気ダクト60が形成されるライトガイド47とシロッコファン50および排気ダクト51との間には、蓋部材61が介在されている。この蓋部材61には、シロッコファン50の空気吸込口50Bに対応する開口61Aが形成されており、このような蓋部材61は、ライトガイド47の下面にねじ止めで取り付けられるようになっている。
【0054】
蓋部材61の上面には、図7にも示すように、ライトガイド47下面側に突出し、上記開口61Aに跨る第1下仕切部材62と、光源用仕切部としての第2下仕切部材63と、上枠64とが一体的に設けられている。第1下仕切部材62は、蓋部材61の幅方向に沿って設けられ、第2下仕切部材63は、略L字状に形成され、辺の一部を第1下仕切部材62と平行に配置して設けられている。
【0055】
また、蓋部材61の排気ダクト51側端部は緩やかな傾斜で立ち上がり、その最終端には立上り部61Bが形成されるとともに、蓋部材61の上面の一部には、立上り部61Bに続く側面部61C(図7参照)が、立上り部61Bから第1下仕切部材62まで連続して設けられ、立上り部61Bと側面部61Cとで枠が形成されている。
【0056】
シロッコファン50および排気ダクト51の上方に配置される前記ライトガイド47の一角部には、光源ランプユニット48が着脱可能に取り付けられており、この光源ランプユニット48内には前記光源ランプ411等が収容されている。
【0057】
一方、ライトガイド47の底部裏面一部には凹部47Bが形成され、この凹部47Bに続く底部裏面には、排気用開口47Aが形成されている。また、ライトガイド47の底部裏面には、前記蓋部材61側に突出する第1上仕切部材72と、光源用仕切部としての第2上仕切部材73と、下枠74とが形成されており、これら第1上仕切部材72は前記第1下仕切部材62と、第2上仕切部材73は前記第2下仕切部材63と、下枠74は上枠64と、それぞれの端部同士が当接するようになっている。
【0058】
そして、凹部47Bおよび第1上仕切部材72、第1下仕切部材62にわたる空間内に、前記蓋部材61の立上り部61Bおよび側面部61Cとで形成された枠部が嵌り込むようになっている。このように、蓋部材61とライトガイド47との間の空間、言い換えれば、排気ダクト51とライトガイド47との間の空間は、枠で囲われた空間となっており、この空間が、前記吸気ダクト60を構成するとともに、蓋部材61の開口部61Aからシロッコファン50の空気吸込口50Bに通じている。
【0059】
このようなライトガイド47の底面には、所定間隔を保って細長形状の第1下部開口47Cおよび第2下部開口47Dが形成され、さらに、第1上仕切部材72と第2下部開口47Dとの間には第3下部開口47Eが形成されている。
一方、上ライトガイド57には、第1下部開口47Cおよび第2下部開口47Dに対応する第1上部開口57Cおよび第2上部開口57Dが形成されている。
【0060】
〔4.ハンドルの取付構造〕
ハンドル80の外装ケース2への取付構造が図8から図10に示されている。図8は、ハンドル80が外装ケース2へ取り付けられる状態を示す分解斜視図である。
図8において、外装ケース2のミドルケース22には、切欠部であるハンドル用開口221Bが互いに所定間隔を離して2カ所形成されている。これらのハンドル用開口221Bは、それぞれ矩形状に形成されており、このハンドル用開口221Bの矩形状の切欠縁に沿って筺体内側に曲げて起立部222が形成されている。
【0061】
これらの起立部222は、ハンドル用開口221Bを挟んで互いに対向配置されており、かつ、そのミドルケース22の幅方向中心側に円形の取付孔223が形成され、そのミドルケース22の幅方向端部側に矩形状の係合孔224が形成されている。
取付孔223および係合孔224は、それぞれハンドル用開口221Bを挟んで互いに対向配置されている。取付孔223にはハンドル80を回動自在に軸支する金属製の軸部材81が挿入される。この軸部材81は、略丸軸状に形成されており、その一端部が径方向に潰されて形成された平坦面81Aとされる。この平坦面81Aは軸部材81の軸径より拡張して形成されている。
【0062】
起立部222には、ハンドル用開口221Bを筺体内部から覆うプラスチック製の目隠部材82が係合される。
目隠部材82の詳細な構成が図9に示され、ハンドル80の取付構造の断面が図10に示されている。
図9および図10において、目隠部材82は、互いに対向する起立部222を含めハンドル用開口221Bを覆うに十分な大きさを有するカップ状に形成されており、その互いに対向する側面部には、軸部材81が挿通する挿通孔82Aが形成され、その平面部には筺体内部に冷却空気を導入する空気導入孔82Bが複数形成されている。目隠部材82はハンドル80との干渉を避けるために、ハンドル80側の端部が開口されている。
また、目隠部材82の内側側面には、起立部222の係合孔224と係合する係合突起82Cが2カ所互いに対向して形成される。
【0063】
この目隠部材82の挿通孔82Aの近傍側面には、挿通孔82Aからの軸部材81の抜けを防止する抜け防止部材83が設けられている。
抜け防止部材83は、目隠部材82の側面から挿通孔82Aの軸芯方向に延びて形成された腕部83Aと、この腕部83Aの先端に直角形成された係止部83Bとを備えている。抜け防止部材83は、軸部材81の装着時に径方向外側に変形するように(図10の想像線参照)可撓性部材、例えば、弾性プラスチックから形成されるものであり、目隠部材82と同じ材質あるいは異なる材質から形成される。
【0064】
腕部83Aの上面は、軸部材81の端部に形成される平坦面81Aの端面と当接して軸部材81の回転を規制する当接面83Cとされ、係止部83Bの内側面は軸部材81の軸端部の端面と当接する位置規制面83Dとされる。
ここで、軸部材81の端部に形成される平坦面81Aと、目隠部材82に設けられる当接面83Cとから軸部材81の回転を規制する回転規制機構84が構成される。
【0065】
図10に示される通り、ハンドル80には軸部材81が挿通される孔部80Aが形成され、この孔部80Aの開口端側には突出段部80Bが端面80Cより外側に突出形成されている。ハンドル80の表面には、突出段部80Bを除いて塗装が施されている。
起立部222を含めた外装ケース2の外面には塗装が施されている。
【0066】
上述のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)板金加工によって形成された金属製の外装ケース2に対して回動自在にハンドル80を取り付けたから、このハンドル80を持ってプロジェクタ1を容易に持ち運ぶことができる。
(2)外装ケース2の一部を切り欠いてハンドル用開口221Bを形成し、このハンドル用開口221Bの切欠縁に沿って筺体内側に曲げて切り起こす起立部222を形成し、この起立部222に形成した取付孔223にハンドル80を回動自在に軸支する軸部材81を挿入し、ハンドル用開口221Bを筺体内部から覆う目隠部材82を起立部222に係合したから、ハンドル用開口221Bの形成、起立部222の形成および取付孔223の形成を、それぞれ板金加工によって行えるので、外装ケース2の成形を容易に行える。しかも、ハンドル80と起立部222との間を目隠部材82で覆うことになるので、ハンドル取付後の見映えが良好となる。
【0067】
(3)金属製の軸部材81の回転を規制する回転規制機構84を備えて構成したから、回転規制機構84によって、軸部材81の外装ケース2に対する回転が阻止されるため、軸部材81が外装ケース2に対して回動するとに伴う摩擦音の発生を防止することができる。その上、この摩擦に伴う軸部材81の外装ケース2に対するがたつきも防止することができる。
【0068】
(4)回転規制機構84を、軸部材81の端部に形成される平坦面81Aと、目隠部材82に設けられ平坦面81Aと当接して軸部材81の回転を規制する当接面83Cとから構成したから、軸部材81の端部を潰して平坦面81Aが容易に形成できる他、この平坦面81Aと当接する当接面83Cを目隠部材82に設けるので、余分な部品を排除して回転規制機構84の構造を簡易なものにできる。
【0069】
(5)目隠部材82には、軸部材81が挿通する挿通孔82Aと、この挿通孔82Aからの軸部材81の抜けを防止する抜け防止部材83とがそれぞれ設けられているから、抜け防止部材83により、軸部材81が目隠部材82の挿通孔82Aから誤って抜けることがなく、目隠部材82が起立部222から外れることがない。
【0070】
(6)抜け防止部材83は、軸部材81の軸方向端面と当接し軸部材81の装着時に径方向外側に変形する可撓性部材から構成しているので、軸部材81を装着することで、目隠部材82の起立部222への取付作業と、抜け防止部材83の取付作業とが同時に行われ、作業性が向上する。
【0071】
(7)軸部材81の平坦面81Aは軸端部を潰して軸径より拡張して形成され、抜け防止部材83には、平坦面81Aが形成された軸端部の端面が当接する位置規制面83Dが形成されているから、軸部材81が挿通孔82Aに入る方向では平坦面81Aで規制し、軸部材81が挿通孔82Aから出る方向には位置規制面83Dで規制するので、目隠部材82の構造が簡略化できる。
【0072】
(8)目隠部材82には、筺体内部に冷却空気を導入する空気導入孔82Bが形成されているから、この空気導入孔82Bを通じて外装ケース2内に冷却空気を導入することができる。
そのため、軸流吸気ファン70等の冷却手段とともに装置の内部冷却を十分に行うことができる。
【0073】
(9)ハンドル80と外装ケース2の外面とには、それぞれ塗装が施され、ハンドル80には塗装面より面外方向に突出し塗装が施されていない突出段部80Bが形成されているので、外装ケース2とハンドル80との当接面において、外装ケース2の塗装面とハンドル80の塗装面との擦過に伴う異音の発生を防止することができる。
【0074】
(10) 目隠部材82の内側側面には、起立部222の係合孔224と係合する係合突起82Cが形成されるため、目隠部材82を起立部222に装着した後は、目隠部材82は起立部222に係止されるため、誤って外れることがない。
【0075】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、回転規制機構84を必ずしも設けることを要しない。仮に設ける場合でも、軸部材81の丸端部を一部切り欠いて平坦面81Aを形成してもよい。
【0076】
また、前記実施形態では、ハンドル80には塗装面より面外方向に突出し塗装が施されていない突出段部80Bが形成された構成としたが、本発明は、塗装が施されない塗装段部を外装ケース2の起立部222に形成してもよい。
さらに、本発明では、抜け防止部材83は1個の目隠部材82に対して必ずしも2カ所設けることを要しない。軸部材81の平坦面81Aが軸径より拡張して形成されるのなら、平坦面81Aが形成されていない側の抜け防止部材83を省略することができる。逆に、抜け防止部材83を2カ所設けるなら、軸部材81の平坦面81Aが軸径より拡張して形成することを要しない。
【0077】
さらに、前記実施形態では、3つの光変調装置を用いたプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、1つの光変調装置のみを用いたプロジェクタ、2つの光変調装置を用いたプロジェクタ、あるいは、4つ以上の光変調装置を用いたプロジェクタにも適用可能である。
また、本発明のハンドルの取付構造は、プロジェクタ以外の電気製品にも適用できる。
【0078】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のハンドルの取付構造およびプロジェクタによれば、板金加工で筺体を成形する際に、ハンドルを筺体に見映えよくかつ簡単に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプロジェクタを上方から見た全体斜視図である。
【図2】前記実施形態のプロジェクタを下方から見た全体斜視図である。
【図3】前記実施形態のプロジェクタの内部を示す全体斜視図である。
【図4】前記実施形態のプロジェクタの各光学系を模式的に示す平面図である。
【図5】前記実施形態のプロジェクタの光学ユニットの構成部品を示す斜視図である。
【図6】前記実施形態のプロジェクタの冷却構造を示す斜視図である。
【図7】前記実施形態のプロジェクタの冷却構造の一部を下方から見た斜視図である。
【図8】ハンドルの取付構造を示す分解斜視図である。
【図9】目隠部材を示す斜視図である。
【図10】ハンドルの取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ
2 外装ケース(筐体)
21 アッパーケース
22 ミドルケース
23 ロアーケース
80 ハンドル
80B 突出段部
81 軸部材
81A 平坦面
82 目隠部材
82A 挿通孔
82B 空気導入口
83 抜け防止部材
83C 当接面
83D 位置規制面
84 回転規制機構
222 起立部
223 取付孔
221B ハンドル用開口(切欠部)

Claims (9)

  1. 板金加工によって形成された金属製の筺体に対して回動自在にハンドルを取り付けるハンドルの取付構造であって、
    前記筺体の一部を切り欠いて切欠部を形成し、この切欠部の切欠縁に沿って筺体内側に絞りあるいは曲げて起立部を形成し、この起立部に形成した取付孔に前記ハンドルを回動自在に軸支する軸部材を挿入し、前記切欠部を筺体内部から覆う目隠部材を前記起立部に係合させることを特徴とするハンドルの取付構造。
  2. 請求項1に記載のハンドルの取付構造において、
    前記軸部材は金属製であり、前記軸部材の回転を規制する回転規制機構を備えたことを特徴とするハンドルの取付構造。
  3. 請求項2に記載のハンドルの取付構造において、
    前記回転規制機構は、前記軸部材の端部に形成される平坦面と、前記目隠部材に設けられ前記平坦面と当接して前記軸部材の回転を規制する当接面とを備えて構成されることを特徴とするハンドルの取付構造。
  4. 請求項3に記載のハンドルの取付構造において、
    前記目隠部材には、前記軸部材が挿通する挿通孔と、この挿通孔からの前記軸部材の抜けを防止する抜け防止部材とがそれぞれ設けられていることを特徴とするハンドルの取付構造。
  5. 請求項4に記載のハンドルの取付構造において、
    前記抜け防止部材は、前記軸部材の軸方向端面と当接し前記軸部材の装着時に径方向外側に変形する可撓性部材を備えていることを特徴とするハンドルの取付構造。
  6. 請求項5に記載にハンドルの取付構造において、
    前記軸部材の平坦面は軸端部を潰して軸径より拡張して形成され、前記抜け防止部材には、前記平坦面が形成された軸端部の端面が当接する位置規制面が設けられていることを特徴とするハンドルの取付構造。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のハンドルの取付構造において、
    前記目隠部材には、筺体内部に冷却空気を導入する空気導入孔が形成されていることを特徴とするハンドルの取付構造。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のハンドルの取付構造において、
    前記ハンドルと前記筺体の外面とには、それぞれ塗装が施され、前記ハンドルと前記筺体のハンドルを係止する部分との少なくとも一方には前記塗装面より面外方向に突出し塗装が施されていない突出段部が形成されていることを特徴とするハンドルの取付構造。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のハンドルの取付構造を備えたプロジェクタ。
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