JP3743762B1 - 前二車輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】
上記の点を鑑みて、簡単な構造の前二車輪車であり、普通の道路を高速、低速走行する時、コーナーを曲がる時いずれも安定して走行し、前カゴに重い荷物を乗せてもバランス良く走行し、停止している時は常に立った状態になり、荷物を乗せたり下ろしたりすることが安全に出来る事と雪上も走行できる事を課題としたものである。
【解決手段】
車体フレームの前端部にヘッドパイプを垂直又は浅い角度で前車輪側又は後車輪側に傾けて取り付け、このヘッドパイプの内腔に挿入したハンドルポストの下端に設けた連結部の下方にフォークを取り付け、このフォークの先端部に複数の軸受けを内蔵し、浅い角度で左右に斜め下方に向いた相似形の二本の軸受け用パイプを取り付け、複数の軸受けに左右から挿入した二本の軸を連結具で連結し、さらにこの軸の外側に突出した突出部に車輪の中心を固定して回転自在に軸支することにより、この二本の車輪を地面に対して逆ハ字状にして配設したことである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、簡単な構造の前二車輪の走行車に関するものである。
交通の手段として大衆が利用している最も人気のある乗り物である二輪車として、自転車、電動自転車、バイクがある。近年街中で走行する時は交通量が多く歩行者や他の乗り物をよけて走行しなければならない。ある程度のスピードで走行する時は安定した走行をすることが出来るが、人通りの多い場所で重い荷物をカゴに入れて低速で走行しなければならない場合が良くある。このような低速の時にはハンドルを左右によく動かしてバランスをとることが必要であり非常に難いものである。
特開2004−237761公報の前二車輪走行車は左右の前車輪の車軸を軸受けする左右の前フォークを連結杆で結合し、ハンドルの下端部と連結杆とを揺動可能にしているので、構造が複雑である。特開2004−168072公報は左右のフォークが各々単独で上下動可能にして取り付けてあるため、前車輪の一方のフォークに前方の重量が架かり頑丈に製作する必要があり構造も複雑である。前二車輪の間隔が大きく車体の幅が広い。A地点からB地点まで行く場合、最短距離となるのはA地点からB地点までの直線で結ぶ線上となるが、二輪車の場合は前輪でバランスをとるために左右に蛇行しながら走らなければならない。上りの坂道では特に蛇行が激しくなる。特開09−290787公報は走行車の前輪をハ字状に取り付けたものであるが、曲がり難い構造である。市販されている前二車輪車は二個の車輪4、4を別々に取り付けてその各々を動かしているので、回動させる箇所が多く構造が複雑となり価格の高いものになっている。
特開2004−237761公報 特開2004−168072公報 特開09−290787公報
道路には信号器の数も多く一旦停止など止まらなければならないことが多いので、その都度は足で支える必要がある。二輪車を駐輪する時も、後方に取り付けているスタンドを出して止めているが二輪車本体は傾斜した状態になるので不安定になり、子供を乗り下りさせる時や荷物をのせたり下ろしたりする時は注意をしなければならない。また後車輪をのせるスタンドは自転車を上げる時には力を入れて上げなければならない。道路に積雪の多い地方では、積雪した日は自転車、バイクの使用を禁止しているところもある。凍結していない積雪した道路の走ることが出来れば便利に生活することが出来ると思われる。
本発明は、上記の点を鑑みて、簡単な構造の前二車輪車であり、普通の道路を高速、低速走行する時、コーナーを曲がる時いずれも安定して走行し、前カゴに重い荷物を乗せてもバランス良く走行し、停止している時は常に立った状態になり、荷物を乗せたり下ろしたりすることが安全に出来る事と雪上も走行できることを課題としたものである。
そこで、本発明の請求項1記載の前二車輪車(以下、本発明1と言う)は、車体フレーム2の前端部にヘッドパイプ3を垂直又は浅い角度で前車輪側又は後車輪側に傾けて取り付け、このヘッドパイプ3の内腔に下端に連結部5を設けたハンドルポスト1を挿入し、この連結部5の下方にフォーク6を取り付け、このフォーク6の先端部に複数の軸受け9、9・・・を内蔵し、浅い角度で左右に斜め下方に向いた相似形の二本の軸受け用パイプ11、12を取り付け、上記複数の軸受け9、9・・・に左右から挿入した軸17及び軸18の先端同士を連結具10で連結し、さらにこの軸17、18の外側に突出した突出部14、14の各々に車輪4、4の中心を固定して回転自在に軸支することにより、この二本の車輪4、4を地面に対して逆ハ字状にして配設したことを特徴としている。
本発明1で言う浅い角度とは、図3、図4に示すようにヘッドパイプ3の取り付け角度が垂直に対して前車輪側に2.9°から後車輪側に−5°の角度の間で傾斜していることを言う。本発明1で言うフォーク6としては、車輪4、4を保持するための剛性があれば良く、このフォーク6の形状は真直ぐ、湾曲、L字状など特に限定するものではなく、また二股になったものでも良い。本発明1で言う逆ハ字状の車輪4、4とは、車輪4、4の取り付け角度が垂直に対して3°〜15°の角度の間で外側上方に傾斜していることを言う。連結具10としてはユニバーサルジョイント、カップリングを使用し、複数使用する場合もある。またフォーク6は連結部5を介して車輪4、4の外側から補助的に取り付けることも出来る。そして本発明1は自転車に限らず電動自転車、モーターバイクへの敵用も可能である。
かかる構成により、図1に示すように本発明1を取り付けた走行車を前進させる時は、連結具10で連結された前二車輪で安定して走行することが出来る。またハンドルを回して曲がる時は、車輪4、4には傾いている角度だけ外側に移動しょうとする力が働いているので、ハンドルは回し易く曲がる方の車輪4だけで安定して曲がることが出来る。ヘッドパイプ1を浅い角度で車体フレーム2に取り付けているので、スムーズに回した方に曲がることが出来る。曲がりながら走行している間は曲がっている側の車輪4だけで走行し、反対側の車輪4は地面より浮いているが車輪4、4は連結具10によって連結されているので、回転し続けることが出来るものである。
本発明の請求項2記載の前二車輪車(以下、本発明2と言う)は、車体フレーム(2)の前端部にヘッドパイプ(3)を垂直又は浅い角度で前車輪側又は後車輪側に傾けて取り付け、このヘッドパイプ(3)の内腔に下端に連結部(5)を設けたハンドルポスト(1)を挿入し、この連結部(5)の下方にフォーク(6)を取り付け、このフォーク(6)を四本とし、各々上記連結部5の両端に二本を対にして、互いに浅い角度で左右に斜め下方に向くように取り付け、この四本のフォーク6、6、6、6の先端部に軸受け9、9・・・をはめ込み、この軸受け9、9・・・の左右から挿入した軸17及び軸18の先端同士を連結具10で連結し、両端の二本を対にしたフォーク6、6、6、6の間に車輪4、4の中心を固定して回転自在に軸支することにより、この二本の車輪4、4を地面に対して逆ハ字状にして配設したことを特徴としている。
本発明2で言う逆ハ字状の車輪4、4とは、車輪4、4の取り付け角度が垂直に対して3°〜15°の角度の間で外側上方に傾斜していることを言う。連結具10としてはユニバーサルジョイント、カップリングを使用し、複数使用する場合もある。またフォーク6は連結部5を介して車輪4、4の外側から補助的に取り付けることも出来る。そして本発明1又は2は自転車に限らず電動自転車、モーターバイクへの敵用も可能である。
かかる構成により、図5に示すように本発明2を取り付けた走行車を前進させる時は、連結具10で連結された前二車輪で安定して走行することが出来る。またハンドルを回して曲がる時は、車輪4、4には傾いている角度だけ外側に移動しょうとする力が働いているので、ハンドルは回し易く曲がる方の車輪4だけで安定して曲がることが出来る。
本発明の請求項3記載の前二車輪車(以下、本発明3と言う)は、上記連結部5の下端に鍔15を有する外パイプ21を延設し、この外パイプ21の内径より外径の小さい内パイプ20をフォーク6の上端に設けたフォーク鍔25に取り付け、この内パイプ20を上記外パイプ21の内腔に挿入し、上記ヘッドパイプ3に対して上下方向に相対移動可能かつ相対回動不能にして設け、さらに鍔15とフォーク鍔25との間に、下方に付勢する弾性体22を取り付けて配設したことを特徴としている。
図6に示している弾性体22は外パイプ21の外側に設けているが、内パイプ20の内側に設けることも可能である。本発明3で言う相対移動可能かつ相対回動不能にしてとは、一方の内パイプ20に縦方向の溝を設け、外パイプ21の内側に杭を取り付け、この杭を溝にはめ込むか又は外側表面に上下方向の溝を付けたパイプ20と内側表面に上下方向の溝を付けた外パイプ21の溝同士を嵌合させることによって上下動可能に回動不能となる。
かかる構成により、図6に示すように本発明3を取り付けた走行車は、車輪4、4に受ける振動や衝撃を車体に伝わらないように緩衝させることが出来るものである。
本発明の請求項4記載の前二車輪車(以下、本発明4と言う)は、上記複数のフォーク6が二本であって、上記連結部5の下端に鍔15、15を有する外パイプ21、21を二本延設し、この外パイプ21、21の内径より外径の小さい内パイプ20、20を各々のフォーク6、6の上端に設けたフォーク鍔25、25に取り付け、この内パイプ20、20を上記外パイプ21、21の内腔に其々挿入し、上記ヘッドパイプ3に対して上下方向に相対移動可能かつ相対回動不能にして設け、さらに上記鍔15、15と上記フォーク鍔25、25との間に、下方に付勢する弾性体22、22を取り付けて配設したことを特徴としている。
図7に示している弾性体22、22は外パイプ21、21の外側に設けているが、内パイプ20、20の内側に設けることも可能である。
かかる構成により、図7に示すように本発明4を取り付けた走行車は、車輪4、4に受ける振動や衝撃を車体に伝わらないように緩衝させることが出来るものである。
本発明の請求項5記載の前二車輪車(以下、本発明5と言う)は、上記フォーク6が一本であって先端部に長方形のバランス板19を進行方向に対して直角に水平に取り付け、このバランス板19の中央部の前後に突出するように進行方向に向けてバランス軸23を取り付け、上記軸受け用パイプ11、12の接続部の中央部の前方と後方に、軸受け用穴24、24を有する板26、26を対向して立設し、この軸受け用穴24、24に上記バランス軸23を軸支することによって、上記軸受け用パイプ11、12を左右回動自在にして設け、さらに上記バランス板19と軸受け用パイプ11、12との間に、上下に付勢する弾性体27、27を介在したことを特徴としている。
かかる構成により、図8に示すように本発明5を取り付けた走行車は、道路の傾斜や起伏によって生じる車輪4、4の左右の変則的な揺動をフォーク6に伝わらないように緩衝させることが出来るものである。
本発明の請求項6記載の前二車輪車(以下、本発明6と言う)は、上記ヘッドパイプ3から後方に向けて円筒状受け口28を取り付け、この円筒状受け口28の上部中央に設けた方形の窓29の左右に略垂直に立つ支持板30、30を取り付け、上記円筒状受け口28に上記車体フレーム2を挿入して回動自在に設け、上記方形の窓29を通して上記車体フレーム2上に中立板31を略垂直にして立設し、さらに上記支持板30、30と上記中立板31との間に左右に付勢する弾性体32、32を配設したことを特徴としている。
図9に示している弾性体32、32は円筒状受け口28の外側に設けているが、車体フレーム2の内側に内蔵することも可能である。
かかる構成により、図9に示すように本発明6を取り付けた走行車は、道路の傾斜や起伏によって生じる車輪4、4の左右の変則的な揺動を車体フレーム2に伝わらないように緩衝させることが出来るものである。
本発明1の効果として、図1に示すようにヘッドパイプ1を浅い角度で車体フレーム2に取り付けているので、ハンドルを回した時の重心移動が少なく運転者の体重移動によりスムーズに曲がることが出来る。図4に示すように車輪4、4を逆ハ字状に取り付けることによって、車輪4、4の傾いている角度だけ外側に重心移動しようとする力が働いているので、運転者は直進している状態から曲がる方向に重心移動しようとする時には、ハンドルは非常に回し易くスムーズに重心移動することが出来る。また左右から挿入した軸17及び軸18の先端同士を連結具10で連結しているので、車輪4、4は連動して回転し水平な場所を直進する時は三車輪で走行して傾斜した場所では重心移動した一方の車輪4だけで安定して走行することが出来るものである。そして曲がりながら走行している間は曲がっている側の車輪4だけで走行し、反対側の車輪4は地面より浮いているが、車輪4、4は一本の軸7で連結され回転し続けるので、反対側に方向を変えて曲がった場合も同じ速度を持続して曲がることが出来る。
本発明2の効果として、図5に示すように車輪4、4を逆ハ字状に取り付けることによって、車輪4、4の傾いている角度だけ外側に重心移動しようとする力が働いているので、運転者は直進している状態から曲がる方向に重心移動しようとする時には、ハンドルは非常に回し易くスムーズに重心移動することが出来る。また左右から挿入した軸17及び軸18の先端同士を連結具10で連結しているので、車輪4、4は連動して回転し水平な場所を直進する時は三車輪で走行して傾斜した場所では重心移動した一方の車輪4だけで安定して走行することが出来るものである。
本発明3の効果として、図6に示すように鍔15とフォーク鍔25との間に弾性体22を設けることによって、車輪4、4に受ける振動や大きな衝撃を吸収して車体に伝わらないように緩衝させて乗り心地を良くすることが出来るものである。
本発明4の効果として、図7に示すように鍔15、15とフォーク鍔25、25との間に弾性体22、22を設けることによって、車輪4、4に受ける振動や大きな衝撃を吸収して車体に伝わらないように緩衝させて乗り心地を良くすることが出来るものである。
本発明5の効果として、図8に示すようにバランス板19と軸受け用パイプ8又は軸受け用パイプ11、12との間に弾性体27、27を介在することによって、車輪4、4に受ける道路の傾斜や起伏によって生じる変則的な左右の揺動を吸収し、車体本体への微妙な左右方向の重心移動が伝わらないように緩衝させ運転し易くすることが出来るものである。
本発明6の効果として、図9に示すようにヘッドパイプ3取り付けた円筒状受け口28と車体フレーム2との間に左右に付勢する弾性体32、32を設けることによって、道路の傾斜や起伏によって生じる車輪4、4の左右の変則的な揺動を車体フレーム2に伝わらないように緩衝させることが出来る。また運転者が直進している状態から曲がる方向に重心移動しようとする時には、ハンドルを回す以前に車体本体を傾斜させて重心移動を補助し曲がり易くすることが出来るものである。
車体フレーム2の前端部に取り付けたヘッドパイプ3を垂直に対して浅い角度で前車輪側又は後車輪側に傾けて取り付け、ハンドルポスト1がヘッドパイプ3を貫通した部分に取り付けた連結部5を介して一本又は複数本のフォーク6、6・・・の先端部に取り付けた複数の軸受け10、10・・・に挿入した17、18に車輪4、4を固定し、逆ハ字状に回転自在に軸支し、ハンドルポスト1の下方に取り付けた鍔15とフォーク鍔25との間に下方に付勢する弾性体22を取り付け、フォーク6の先端に取り付けたバランス板19と軸受け用パイプ11、12との間に上下に付勢する弾性体27、27を設け、ヘッドパイプ3取り付けた円筒状受け口28と車体フレーム2との間に左右に付勢する弾性体32、32を設けたことである。
実施の形態の一例として、図1は本発明1の前二車輪車の斜視図(手前の車輪4のスポークを省略している)を示している。車体フレーム2の前端部にヘッドパイプ3を垂直又は浅い角度で前車輪側又は後車輪側に傾けて取り付け、このヘッドパイプ3の内腔に下端に連結部5を設けたハンドルポスト1を挿入し、この連結部5の下方にフォーク6を取り付け、このフォーク6の先端部に複数の軸受け9、9・・・を内蔵し、浅い角度で左右に斜め下方に向いた相似形の二本の軸受け用パイプ11、12を取り付け、上記複数の軸受け9、9・・・に左右から挿入した軸17及び軸18の先端同士を連結具10で連結し、さらにこの軸17、18の外側に突出した突出部14、14の各々に車輪4、4の中心を固定して回転自在に軸支することにより、この二本の車輪4、4を地面に対して逆ハ字状にして配設したことで構成されている。
従来の二輪の走行車はハンドル軸の延長線が車輪4の接地点より後方にあるので、ハンドルを回した時に重心が回した方向に移動して回した方向に車体が傾き回り易くなっている。例えば連結部5の下方にフォーク6、6・・・を取り付けた前二車輪車のヘッドパイプ3を前方斜め下方に二輪の走行車と同じ角度で取り付けた場合は、車輪4、4の間隔が開いた状態で地面に接地しているので、その接地点は車体の延長線より外側になるので、先ず曲がる方の車輪4に重心移動をさせてからでないと回ることは出来ない。この接地点が外側にある長さだけ重心移動させる時に大きな力が必要となり、細かく左右にハンドル操作をして前進走行すること不可能である。
図2に示している本発明1は、ヘッドパイプ3の取り付け角度を垂直に対して後車輪側に−5°の間の浅い角度で傾けて取り付けたものである。このようにヘッドパイプ3を浅い角度で取り付けることによってハンドルを回した時に前二車輪を略水平に回すことが出来る。そして車体フレーム2とヘッドパイプ3との間の角度を−5°で取り付けることは、ハンドルを回した時に車体フレーム2の先端に取り付けたヘッドパイプ3の位置が上方に少し上がりながら重心移動をすることであり重さによる抵抗がハンドルに感じられるが、この反面車輪4、4の直進性は良くなる。この直進性と車輪4、4を連結具10で固定させ常に連動して回転させることによって直進性は非常に良くなり、安定して走行することが出来るものである。車輪4、4の取り付け幅は運転者が車体本体に乗った時に、三車輪だけで安定して立つことが可能な範囲において、出来るだけ狭くすることによって曲がる時の重心移動をし易くすることが出来る。
図3に示している本発明1は、ヘッドパイプ3の取り付け角度を垂直に対して前車輪側に2.9°の間の浅い角度で傾けて取り付けたものである。このようにヘッドパイプ3を浅い角度で取り付けることによってハンドルを回した時に前二車輪を略水平に回すことが出来る。そして車体フレーム2とヘッドパイプ3との間の角度を2.9°で取り付けることは、ハンドルを回した時に車体フレーム2の先端に取り付けたヘッドパイプ3の位置が下方に少し下がりながら重心移動をすることであり重さによる抵抗はハンドルに感じられない。この反面ハンドルは回り易くなるので、出来るだけ浅い角度で取り付けることで車輪4、4の直進性を良くすることが出来る。
実施の形態の一例として図4に示しているのは、フォーク6の先端部に複数の軸受け9、9・・・を内蔵し、浅い角度で左右に斜め下方に向いた相似形の二本の軸受け用パイプ11、12を中央部で連結して取り付け、この複数の軸受け9、9・・・に左右から挿入した軸17及び軸18の先端同士を連結具10で連結したものである。このように一本又は二股のフォーク6の先端部に軸受け用パイプ11、12を取り付けることによって、二本の車輪4、4を逆ハ字状にして保持することが出来る。
本発明1の左右の車輪4、4の取り付け部分の軸17、18を浅い角度として垂直に対して3°〜15°で取り付けている効果としては、逆ハ字状に取り付けている車輪4,4は常に外側に重心移動しようとする力が働いていることになるので、小刻みにハンドルを動かして前進走行する時に、走行車の重心移動を外側上方に傾けている角度だけ、重心移動を容易にして曲がる体勢に移行し易すい状態にしているので、走行車のコントロールをし易くすることが出来る。地面に接地している車輪4、4の幅は28cm以上必要であり安定して直進することが出来る。また曲がる時は車輪4、4を平行に取り付けた場合と同様に曲がる方の一方の車輪4だけでスムーズに曲がることが出来る。そして軸17、18の先端同士をユニバーサルジョイントで連結することによって、車輪4、4は連動して回転することが出来るので、地面に接地していない側の車輪4も同じ速度で地面に接地することが出来る。
本発明1の自転車に乗って水平で平坦な地面を前進する時は三車輪で安定して走行することが出来るが、微妙に傾斜しているところや工事後の補修した場所などは前二輪が左右に重心移動するので、その都度重心移動した側の一本の車輪4だけでハンドルのコントロールをして走行すれば良い。また曲がる時には曲がる一方の車輪4だけで安定して曲がり、反対側の車輪4は車体が傾いているので地面から浮いて空回りすることになる。本発明1の車輪4、4の接地点が二点になるので、後輪と合わせて三点で立っている。これは地面が平坦であればその状態で停止していることになり、三車輪のいずれかに鍵を掛ければ移動することなく安定して立っているので、子供を乗せたり荷物を前カゴに入れたりすることを安全に行うことが出来るものである。
実施の形態の一例として、市販の自転車のヘッドパイプ3と車体フレーム2を切断してパイプを継ぎ足し、ヘッドパイプ3の取り付け角度を垂直に対して−2°にして溶接し、連結部5の下方に取り付けたフォーク6は、12cm前方に湾曲させた二本のフォーク6、6の間に、横方向に補強用パイプを二箇所に差し渡して溶接し、両フォーク6、6の先端に四箇所に軸受け9、9、9、9を内蔵した軸受け用パイプ8を取り付け、この軸受け9、9、9、9に焼入れをした45Cの長さ20cmの10mmの二本のシャフトを挿入し、このシャフトの先端同士を株式会社サンユーのL−10のユニバーサルジョイントで連結しシャフトの突出部に車輪4、4の中心を固定して取り付け、車輪4、4の接地点の幅を30cmにして回転自在に軸支した自転車を製作したところ、長年乗り慣れている従来の自転車とは当初バランス感覚がまったく違って乗り難かったが、練習によって普通に前進走行も小回りも出来るようになった。前カゴに重い荷物を乗せた場合は、バランスが非常に良くなり乗り易くなった。曲がる時には曲がる一方の車輪4だけで安定して曲がり、一時停止をする時はペダルに足を乗せた状態で停止することも簡単に出来た。ハンドルを回した時に回した方に重心移動は少なく車体の傾きも少なく安定して回すことが出来た。
本発明1の自転車に乗って水平で平坦な地面を前進する時は三車輪で安定して走行することが出来るが、微妙に傾斜しているところや工事後の補修した場所などは前二輪が左右に重心移動するので、その都度重心移動した側の一本の車輪4だけでハンドルのコントロールをして走行すれば良い。また曲がる時には曲がる一方の車輪4だけで安定して曲がり、反対側の車輪4は車体が傾いているので地面から浮いて空回りすることになる。本発明1の車輪4、4の接地点が二点になるので、後輪と合わせて三点で立っている。これは地面が平坦であればその状態で停止していることになり、三車輪のいずれかに鍵を掛ければ移動することなく安定して立っているので、子供を乗せたり荷物を前カゴに入れたりすることを安全に行うことが出来るものである。
本発明2の実施の形態の一例として、図5は本発明2の斜視図を示している。上記複数のフォーク6、6、6、6を四本とし、各々上記連結部5の両端に二本を対にして、互いに浅い角度で左右に斜め下方に向くように取り付け、この四本のフォーク6、6、6、6の先端部に軸受け9、9・・・をはめ込み、この軸受け9、9・・・の左右から挿入した軸17及び軸18の先端同士を連結具10で連結し、両端の二本を対にしたフォーク6、6、6、6の間に車輪4、4の中心を固定して回転自在に軸支することにより、この二本の車輪4、4を地面に対して逆ハ字状にして配設したことで構成されている。
図5に示している本発明2は、四本のフォーク6、6、6、6の先端に取り付けた軸受けハウジング9、9・・・に複数の軸受け13、13・・・をはめ込み、この軸受け13、13・・・の左右から挿入した軸17及び軸18の先端同士を連結具10で連結し、両端の二本を対にしたフォーク6、6、6、6の間に車輪4、4の中心を固定したものである。この点が構造的に実施例1とは異なっているが、各部位の寸法、材質等は実施例1と同様のものを用いた。
本発明3の実施の形態の一例として、図6は本発明3の説明図を示している。上記連結部5の下端に鍔15を有する外パイプ21を延設し、この外パイプ21の内径より外径の小さい内パイプ20をフォーク6の上端に設けたフォーク鍔25に取り付け、この内パイプ20を上記外パイプ21の内腔に挿入し、上記ヘッドパイプ3に対して上下方向に相対移動可能かつ相対回動不能にして設け、さらに鍔15とフォーク鍔25との間に、下方に付勢する弾性体22を取り付けて配設したことで構成されている。
図6に示しているのは、鍔15に延設した外パイプ21の内腔にフォーク6の上端に設けたフォーク鍔25に取り付けた内パイプ20を挿入し、ヘッドパイプ3に対して上下方向に相対移動可能かつ相対回動不能にして設け、鍔15とフォーク鍔25との間に下方に付勢する弾性体22を取り付けたものである。車輪4、4が受ける地面の衝撃を上下動に変換し、弾性体22で緩衝させて乗り心地を良くすることが出来るものである。
本発明3の弾性体22としてはコイルバネ、油圧、空圧を使用することが出来る。図6ではコイルバネを外パイプ21の外側に設けているが、別の弾性体22の取り付け部として内パイプ20の内側に設けることも可能である。
本発明4の実施の形態の一例として、図7は本発明4の使用説明図を示している。上記複数のフォーク6が二本であって、上記連結部5の下端に鍔15、15を有する外パイプ21、21を二本延設し、この外パイプ21、21の内径より外径の小さい内パイプ20、20を各々のフォーク6、6の上端に設けたフォーク鍔25、25に取り付け、この内パイプ20、20を上記外パイプ21、21の内腔に其々挿入し、上記ヘッドパイプ3に対して上下方向に相対移動可能かつ相対回動不能にして設け、さらに上記鍔15、15と上記フォーク鍔25、25との間に、下方に付勢する弾性体22、22を取り付けて配設したことで構成されている。
図7に示しているのは、二個の鍔15、15に延設した二本の外パイプ21、21の内腔に二本のフォーク6の上端に設けたフォーク鍔25、25に取り付けた二本の内パイプ20、20を挿入し、ヘッドパイプ3に対して上下方向に相対移動可能にして設け、鍔15、15とフォーク鍔25、25との間に下方に付勢する弾性体22、22を取り付けたものである。車輪4、4が受ける地面の衝撃を上下動に変換し、弾性体22、22で緩衝させて乗り心地を良くすることが出来るものである。
本発明5の実施の形態の一例として、図8は本発明5の使用説明図を示している。上記フォーク6が一本であって先端部に長方形のバランス板19を進行方向に対して直角に水平に取り付け、このバランス板19の中央部の前後に突出するように進行方向に向けてバランス軸23を取り付け、上記軸受け用パイプ8の中央部又は上記軸受け用パイプ11、12の接続部の中央部の前方と後方に、軸受け用穴24、24を有する板26、26を対向して立設し、この軸受け用穴24、24に上記バランス軸23を軸支することによって、上記軸受け用パイプ11、12を左右回動自在にして設け、さらに上記バランス板19と軸受け用パイプ11、12との間に、上下に付勢する弾性体27、27を介在したことで構成されている。
図8に示している本発明5は、一本又は二股にしたフォーク6の先端部に取り付けたバランス板19に前後に突出して進行方向に向けてバランス軸23を取り付け、軸受け用パイプ11、12の中央部の前方と後方に、軸受け用穴24、24を有する板26、26を対向して立設し、この軸受け用穴24、24にバランス軸23を軸支し、バランス板19と軸受け用パイプ11、12との間に、上下に付勢する弾性体27、27を設けたものである。本発明5を取り付けた自転車で道路を走った場合、道路の傾斜や起伏によって生じる車輪4、4の左右の変則的な揺動をフォーク6に伝わらないように緩衝させることが出来るものである。
実施の形態の一例として、本発明5の弾性体27としてはコイルバネ、板バネ、ゴム、油圧、空圧などを使用することが出来る。
本発明6の実施の形態の一例として、図9は本発明6の斜視図を示している。上記ヘッドパイプ3から後方に向けて円筒状受け口28を取り付け、この円筒状受け口28の上部中央に設けた方形の窓29の左右に略垂直に立つ支持板30、30を取り付け、上記円筒状受け口28に上記車体フレーム2を挿入して回動自在に設け、上記方形の窓29を通して上記車体フレーム2上に中立板31を略垂直にして立設し、さらに上記支持板30、30と上記中立板31との間に左右に付勢する弾性体32、32を配設したことで構成されている。
図9の示している本発明6は、ヘッドパイプ3の後方に取り付けた円筒状受け口28に車体フレーム2の先端を挿入し、二箇所に間隔を設けて取り付けた支持板30、30の間の中央の位置に車体フレーム2に立設した中立板31を設け、この中立板31と支持板30、30の間に弾性体32、32を設けることによって、道路の傾斜や起伏によって生じる前車輪4、4と車体フレーム2との間に生じる左右の変則的な捻じれを元の状態に戻すことが出来るものである。
図9に示している本発明6は、二箇所に設けることや車体フレーム2内に設けることも出来る。弾性体32としてはコイルバネ、板バネ、油圧バネ、空気圧ゴムなどを使用することが出来る。
本発明1の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明1の実施の形態の一例を示す説明図である。 本発明1の実施の形態の一例を示す説明図である。 本発明1の実施の形態の一例を示す説明図である。 本発明2の実施の形態の一例を示す説明図である。 本発明3の実施の形態の一例を示す説明図である。 本発明4の実施の形態の一例を示す説明図である。 本発明5の実施の形態の一例を示す説明図である。 本発明6の実施の形態の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 ハンドルポスト
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
4 車輪
5 連結部
6 フォーク
9 軸受け
10 連結具
11 軸受け用パイプ
12 軸受け用パイプ
13 軸受けハウジング
14 突出部
15 鍔
17 軸
18 軸
19 バランス板
20 内パイプ
21 外パイプ
22 弾性体
23 バランス軸
24 軸受け用穴
25 フォーク鍔
26 板
27 弾性体
28 円筒状受け口
29 方形の窓
30 支持板
31 中心板
32 弾性体

Claims (6)

  1. 車体フレーム(2)の前端部にヘッドパイプ(3)を垂直又は浅い角度で前車輪側又は後車輪側に傾けて取り付け、このヘッドパイプ(3)の内腔に下端に連結部(5)を設けたハンドルポスト(1)を挿入し、この連結部(5)の下方にフォーク(6)を取り付け、このフォーク(6)の先端部に複数の軸受け(9、9・・・)を内蔵し、浅い角度で左右に斜め下方に向いた相似形の二本の軸受け用パイプ(11、12)を取り付け、上記複数の軸受け(9、9・・・)に左右から挿入した軸(17)及び軸(18)の先端同士を連結具(10)で連結し、さらにこの軸(17、18)の外側に突出した突出部(14、14)の各々に車輪(4、4)の中心を固定して回転自在に軸支することにより、この二本の車輪(4、4)を地面に対して逆ハ字状にして配設したことを特徴とする前二車輪車。
  2. 車体フレーム(2)の前端部にヘッドパイプ(3)を垂直又は浅い角度で前車輪側又は後車輪側に傾けて取り付け、このヘッドパイプ(3)の内腔に下端に連結部(5)を設けたハンドルポスト(1)を挿入し、この連結部(5)の下方にフォーク(6)を取り付け、このフォーク(6)を四本とし、各々上記連結部(5)の両端に二本を対にして、互いに浅い角度で左右に斜め下方に向くように取り付け、この四本のフォーク(6、6、6、6)の先端部に軸受け(9、9・・・)をはめ込み、この軸受け(9、9・・・)の左右から挿入した軸(17)及び軸(18)の先端同士を連結具(10)で連結し、両端の二本を対にしたフォーク(6、6、6、6)の間に車輪(4、4)の中心を固定して回転自在に軸支することにより、この二本の車輪(4、4)を地面に対して逆ハ字状にして配設したことを特徴とする前二車輪車。
  3. 上記連結部(5)の下端に鍔(15)を有する外パイプ(21)を延設し、この外パイプ(21)の内径より外径の小さい内パイプ(20)をフォーク(6)の上端に設けたフォーク鍔(25)に取り付け、この内パイプ(20)を上記外パイプ(21)の内腔に挿入し、上記ヘッドパイプ(3)に対して上下方向に相対移動可能かつ相対回動不能にして設け、さらに鍔(15)とフォーク鍔(25)との間に、下方に付勢する弾性体(22)を取り付けて配設したことを特徴とする請求項1記載の前二車輪車。
  4. 上記複数のフォーク(6)が二本であって、上記連結部(5)の下端に鍔(15、15)を有する外パイプ(21、21)を二本延設し、この外パイプ(21、21)の内径より外径の小さい内パイプ(20、20)を各々のフォーク(6、6)の上端に設けたフォーク鍔(25、25)に取り付け、この内パイプ(20、20)を上記外パイプ(21、21)の内腔に其々挿入し、上記ヘッドパイプ(3)に対して上下方向に相対移動可能かつ相対回動不能にして設け、さらに上記鍔(15、15)と上記フォーク鍔(25、25)との間に、下方に付勢する弾性体(22、22)を取り付けて配設したことを特徴とする請求項1記載の前二車輪車。
  5. 上記フォーク(6)が一本であって先端部に長方形のバランス板(19)を進行方向に対して直角に水平に取り付け、このバランス板(19)の中央部の前後に突出するように進行方向に向けてバランス軸(23)を取り付け、上記軸受け用パイプ(11、12)の接続部の中央部の前方と後方に、軸受け用穴(24、24)を有する板(26、26)を対向して立設し、この軸受け用穴(24、24)に上記バランス軸(23)を軸支することによって、上記軸受け用パイプ(11、12)を左右回動自在にして設け、さらに上記バランス板(19)と軸受け用パイプ(11、12)との間に、上下に付勢する弾性体(27、27)を介在したことを特徴とする請求項1記載の前二車輪車。
  6. 上記ヘッドパイプ(3)から後方に向けて円筒状受け口(28)を取り付け、この円筒状受け口(28)の上部中央に設けた方形の窓(29)の左右に略垂直に立つ支持板(30、30)を取り付け、上記円筒状受け口(28)に上記車体フレーム(2)を挿入して回動自在に設け、上記方形の窓(29)を通して上記車体フレーム(2)上に中立板(31)を略垂直にして立設し、さらに上記支持板(30、30)と上記中立板(31)との間に左右に付勢する弾性体(32、32)を配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の前二車輪車。
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