JP3743732B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光情報記録媒体からの信号の記録再生に用いる光学式情報記録再生装置における光ピックアップ装置に関し、特に2焦点対物レンズを有する光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光情報記録媒体には、LD(laser disc)、CD(compact disc)、DVD(digital video disc)等の光ディスクが知られている。これら光ディスクでは、基板厚さなどの異なる仕様で設計されている。また、DVD仕様に含まれる多層構造の光ディスクでは、各層毎に実効上の光ディスクの厚みが異なる。さらに、異なる光ディスクにおいては、それぞれ読み取り対物レンズの最適な開口数NAも異なっている。
【0003】
例えば、CDとDVDのいずれかからでも記録情報を読み取りできる光学式情報読み取り装置光ピックアップ装置(以下、コンビプレーヤという)が求められている。CD再生時の光学系とDVD再生時の光学系では以下のような違いがある。
(1)開口数NAの違い。(DVD再生時が0.6に対して、CD再生時は0.37である)
(2) 光ディスク厚みの違い。(DVD再生時が0.6mmに対して、CD再生時は1.2mmである)
従って、CD/DVDコンビプレーヤの光ピックアップを実現するためには、最低限上記の2つの違いを補正する必要がある。
【0004】
コンビプレーヤにおいては、二つの焦点を有する対物レンズがあると都合がよい。即ち、1つの焦点を有する対物レンズでは、一方の光ディスクに対して最適な開口数NAは他方の光ディスクには不適となり、不適な光ディスクに対しては、球面収差などの収差が発生するからである。
ホログラムレンズを用いた2焦点ピックアップが開発されている(特開平7−98431号公報)。この2焦点ピックアップは、図1(a)(b)に示すように凸対物レンズ1とホログラムレンズ2とからなる複合対物レンズを有する。ホログラムレンズ2には、CD用の開口数NAに相当する領域にわたって複数の同心円の回折溝3が形成されている。この回折溝3によって光源からの光ビームを回折して、この0次回折光と1次回折光に分割して対物レンズ1への入射角度を異ならしめることによって、各光ディスクに応じ記録面上で焦点を結ばせる。この際、回折溝3の形成されていない領域からは光ビームがそのまま透過し0次回折光とともに対物レンズ1で集光されるから、該透過光及び0次回折光と1次回折光とで開口数が変わることになる。図1(a)に示すように回折溝3によって回折された1次回折光は開口数の小さいCD4の読み取り用として利用され、図1(b)に示すように開口数の大きくなる透過光及び0次回折光はDVD5の読み取り用として利用される。
【0005】
この複合対物レンズのホログラムレンズは、透明平面板に同心円状の輪帯凹凸すなわち回折溝3の回折格子を設けて、これに凹レンズ作用を持たせたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ピックアップ光源として用いられる半導体レーザから放射される光ビームのファーフィールドパターンは楕円形状で、
【外1】
Figure 0003743732
つまり、垂直横モードの幅に比べて水平横モードの幅が小さい。また、DVDは、従来のCD等に比べて記録ピットのトラックピッチが狭いため、隣接トラックからのクロストークの影響が大きくなる。これに鑑み、光ピックアップにおいて通常、水平横モードが光ディスクのトラック接線方向(TAN方向)に、垂直横モードが光ディスク半径方向(RAD方向)に対応するように半導体レーザが配置される。この配置により、図2に示すように光ディスク記録面10上のピット11に集光された光ビームのDVD用光スポット12は、TAN方向に長い楕円形状となる。
【0007】
2焦点ピックアップでは、1つの光ビームをCDとDVDとで共用するため、図3に示すように、同様に配置された半導体レーザから生成され複合対物レンズにて集光される1次回折光のCD上での光ビームのCD用光スポット13の形状もTAN方向に長い楕円形状となる。
一方、高記録密度のDVDに対して良好な再生を行うために、コンビプレーヤでは、半導体レーザの波長を従来の780nmよりも短い波長(630〜680nm)のものを採用する必要がある。このため、CD用の対物レンズの開口数は、波長に合わせて従来のCDプレーヤの対物レンズの開口数より小さくするのであるが、2焦点ピックアップにおいて1次回折光として得られるCD用光ビームは、開口数が小さくなることにより光量も小さくなるため、波長の変化に比例して決まる開口数よりも、多少大きめに設定する必要がある。したがって、2焦点ピックアップによるCD上のビームウエスト径は従来のCD用のものよりも絞られて小さくなる。よって、図4に示すように、1次回折光を集光照射し光スポット13をCDの幅広ピット11上を走査したとき、その読み取り信号に折り返しAが発生する場合があり、良好な信号が得られなくなるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、CD再生時における読み取り信号の折り返しの発生を抑えることができる2焦点ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明の光ピックアップ装置は、光源から放射された光ビームを集光する2焦点の集光レンズ部と前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置され該光ビームを回折するホログラムレンズ部とからなる複合対物レンズを有し、異種の光情報記録媒体の記録面に光スポットを形成し、該記録面上の記録部のトラックに対する光スポットの相対的な位置の制御を行なう光ピックアップ装置であって、前記ホログラムレンズ部は、その対称中心が前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置された複数の楕円溝からなる楕円回折格子パターンと前記楕円回折格子パターンが無くこれを挾む透光部とからなり、前記楕円回折格子パターンは、前記記録面に集光する前記楕円回折格子パターンによる光ビームの1次回折光におけるトラック伸長方向に交差する方向の開口数が該トラック伸長方向の開口数より小となるように形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の本発明の光ピックアップ装置は、光源から放射された光ビームを集光する2焦点の集光レンズ部と前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置され該光ビームを回折するホログラムレンズ部とからなる複合対物レンズを有し、異種の光情報記録媒体の記録面に光スポットを形成し、該記録面上の記録部のトラックに対する光スポットの相対的な位置の制御を行なう光ピックアップ装置であって、前記ホログラムレンズ部は、その対称中心が前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置された複数の長円溝からなる長円回折格子パターンと前記長円回折格子パターンが無くこれを挾む透光部とからなり、前記長円回折格子パターンは、前記記録面に集光する前記長円回折格子パターンによる光ビームの1次回折光におけるトラック伸長方向に交差する方向の開口数が該トラック伸長方向の開口数より小となるように形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の本発明の光ピックアップ装置は、光源から放射された光ビームを集光する2焦点の集光レンズ部と前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置され該光ビームを回折するホログラムレンズ部とからなる複合対物レンズを有し、異種の光情報記録媒体の記録面に光スポットを形成し、該記録面上の記録部のトラックに対する光スポットの相対的な位置の制御を行なう光ピックアップ装置であって、前記ホログラムレンズ部は、その対称中心が前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置された複数の円溝及び円弧溝からなる光軸に対称に両側を削除した非等方的円回折格子パターンと前記非等方的円回折格子パターンが無くこれを挾む透光部とからなり、前記非等方的円回折格子パターンは、前記記録面に集光する前記非等方的円回折格子パターンによる光ビームの1次回折光におけるトラック伸長方向に交差する方向の開口数が該トラック伸長方向の開口数より小となるように形成されていることを特徴とする。
【0010】
本発明の光ピックアップ装置によれば、CD再生時に、RAD方向の開口数NAを下げ、異方性分布の光スポットを形成して、ピット周囲のRAD方向の強度分布を広げるので、部品点数を増やすこと無くCD再生時における折り返しの影響のない光スポットを形成できる。
複合対物レンズのホログラムレンズ部にて、楕円パターン、長円パターン、両側カット円パターン等のRAD及びTAN方向の非等方的パターンを設け、光スポットのRAD方向の強度分布を広げることを実現する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図5は、実施例の光ピックアップ装置の一例を示す。ピックアップボディ内には、光源である半導体レーザ21、ハーフミラー22、光ビームを平行光線とするコリメータレンズ23、光ビームを光ディスク30へ集光し光スポットを形成する複合対物レンズ24、及び光スポットからの反射光を受光する光検出器25が設けられている。複合対物レンズ24は、光ビームを集光する凸レンズの集光レンズ部24aと、集光レンズ部の光軸に同軸に配置され該光ビームを回折する複数の楕円溝からなる回折格子パターンが形成された透光平板のホログラムレンズ部24bとからなる。集光レンズ部24a及びホログラムレンズ部24bは筒状ホルダに所定距離離間して設けられている。
【0012】
また、ピックアップボディにはトラッキングアクチュエータ及びフォーカスアクチュエータを含む対物レンズ駆動機構26が設けられている。この対物レンズ駆動機構におけるフォーカスアクチュエータは複合対物レンズ24を光ディスク30の記録面に対して垂直な方向に移動し、またトラッキングアクチュエータは複合対物レンズ24を光ディスク30の半径方向に移動する。また、光検出器25の上流には収束、集光或いは収差作用をなす受光用光学系27を設ける場合もある。
【0013】
半導体レーザからのレーザビームは、ハーフミラー22にてコリメータレンズ23へ反射され、コリメータレンズ23で平行ビームにされ、複合対物レンズ24に導かれる。ここでホログラムレンズ部24bはその回折作用によって、半導体レーザからの単一光ビ―ムを0次回折光及び1次回折光に主に分割する。これら回折光は集光レンズ部24aによって光ディスク30に向けて集光され、光ディスク30の情報記録面のピット列上に光スポットを形成する。
【0014】
DVD再生時には、ホログラムレンズ部24bにより回折された0次回折光はホログラムレンズ部を平行平板ガラスの如く周囲透過光と共に透過し、対物レンズ及び光ディスク間距離の設定で光ディスクに図2に示すように集光される。よって、DVD再生時におけるクロストークの影響を抑えることができる。
CD再生時には、ホログラムレンズ部24bにより回折された1次回折光を用いて、ホログラムレンズ部24bは凹トーリックレンズとして機能し、複合対物レンズに非点収差を与え、光ディスク30の半径方向に拡大した光スポットを形成する。
【0015】
記録面で反射された光スポットからの反射光は対物レンズ24を介してハーフミラー22に入射し、これを経て光検出器25の受光部に入る。
ここで例えば、受光用光学系27に非点収差発生素子を用い、光検出器25に4分割光検出器を用い、受光面中心付近にスポット像を形成するとすると、4分割光検出器は、4つの各受光面に結像されたスポット像に応じて電気信号を復調回路32a及びエラー検出回路32bに供給する。復調回路32aは、その電気信号に基づいて記録信号を生成する。エラー検出回路32bは、その電気信号に基づいてフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を生成し、アクチュエータ駆動回路33を介して各駆動信号を各アクチュエータに供給し、これらが各駆動信号に応じて複合対物レンズ24をサ−ボ制御駆動する。
【0016】
このようにして、光ピックアップ装置は、光情報記録媒体の記録面に光スポットを形成し、該記録面上の記録部のトラックに対する光スポットの相対的な位置の制御を行なう。
次に、ホログラムレンズ部24bの回折作用、即ち、記録面に集光する1次回折光におけるトラック伸長方向に交差するRAD方向の開口数が該トラック伸長方向(TAN方向)の開口数より小とする回折格子パターンを説明する。
【0017】
図6及び図7はホログラムレンズ部24bの光軸方向から見た正面図及びその断面図を示す。図に示されるように、透光平板のホログラムレンズ部24bの一面には、その対称中心が集光レンズ部の光軸に同軸に配置された複数の楕円溝からなる楕円回折格子パターン241が形成され、楕円回折格子パターンが無くこれを挾む透光部242が配置されている。この楕円溝の断面は鋸歯状をなし、凹トーリックレンズのマイクロフレネルレンズとなっている。この一対の透光部242は、対応するRAD方向における幅W1がTAN方向における幅W2より大となるように、光ビームの光軸に関して回折格子パターン241を挾むように配置されている。すなわち、透光部242は、対応するトラック伸長方向に交差する方向における幅(RAD方向幅W 1 がトラック伸長方向における幅(TAN方向幅W 2 より大となるように、光ビームの光軸に関して配置されている。
【0018】
図8に示すように、楕円回折格子パターンのホログラムレンズ部24bを用いることによって、光ディスクの記録面10上のピット11周囲のRAD方向の強度分布を広めた光スポット13aが形成される。すなわち、複合対物レンズ24のホログラムレンズ部24bはTAN方向平面からRAD方向平面までにわたって次第に曲率の減少する凹トーリックレンズと同じ作用をなし、これと凸レンズの集光レンズ部24aとの組み合わせによって、図9(a)に示されるように、TAN方向平面における開口数NATANは、図9(b)に示されるように、RAD方向平面における開口数NARADよりも小となるからである。
(複合対物レンズの開口数NARAD,NATANの計算例)
DVDシステムにおける対物レンズ入射瞳周辺の光強度分布を示すσ値を考える。ガウス分布のレーザ射出光が、対物レンズの瞳に入射するとき、中心光強度=I0(≡1)、瞳周辺の光強度=Imとする。
【0019】
そして、Im/I0=Im=exp(−σ)を満たすσが光強度を示すとする。
ガウス分布をψ(γ)=exp(−2γ2)とすると、強度分布0.5(半値)のとき、ψ(γ)=0.5であるから、γ0=[−(ln0.5)/2]1/2となる。
半導体レーザの光ビームの放射角θoを、半値半幅として定義する。
上記γは、放射角θに対してNA=sinθ∝γと書ける。
【0020】
ここで、NA0=sinθ0∝γ0とし、光ビームの半値半幅がθ0のとき、任意のθでの光強度を考える。
【0021】
【数1】
NA0:γ0=NA:γより、
γ=γ0×NA/NA0
∴σ=2γ2
=2γ2×(NA/NA02
=2×[−ln(0.5)/2]×(NA/NA02
=−ln0.5×(NA/A02
となる。
【0022】
半導体レーザの光ビームの放射角は、一般には、半値半幅で
【0023】
【数2】
Figure 0003743732
程度と考えられる。
一方、光ディスク側開口数NAobj=0.6、半導体レーザ側開口数NALD=0.104とし、光ディスク側焦点距離f′obj=3.3、半導体レーザ側焦点距離f′LD=19.09とすると、
【0024】
【数3】
Figure 0003743732
を得る。
このとき、TAN方向での対物レンズ入射瞳周辺での光強度分布を示すσ値は
【0025】
【数4】
Figure 0003743732
を得る。
同様にRAD方向でのσ値はσRAD=0.104を得る。
【0026】
ここで、周辺光量は、
【0027】
【数5】
ImTAN=exp(−σTAN)=0.216
ImRAD=exp(−σRAD)=0.901
となる。即ち、図2のように、TAN方向RAD方向で異方性分布となる。
この異方性分布が対物レンズに入射して、集光後の光ディスク上での光強度分布は、RAD方向に狭く、TAN方向に広い分布となる。
【0028】
一方、CDシステムにおいては、対物レンズへの入射光分布(ファーフィールドパターン)が上と同一で、CDを再生する時、NA=0.375として考えると、σ値も同時に変化し、
【0029】
【数6】
σTAN=0.599
σRAD=0.041
となる。この時、周辺強度は、
【0030】
【数7】
ImTAN=exp(−0.599)=0.550
ImRAD=exp(−0.041)=0.960
である。
この時光ディスク上の光分布は、多少TAN方向に広い異方性分布となる。
【0031】
CDピットに対しては、この状態で幅広ピットを再生した時、光強度が狭いため、図4に示すように信号の折り返しが発生する。
RAD方向の集光スポット幅をTAN方向より大きくするように、回折格子パターンのRAD方向の溝ピッチをTAN方向より大きくして、光ディスク側のNAを、
【0032】
【数8】
NATAN=0.375
NARAD=0.25
とTAN及びRAD方向にて非等方的にする。すると、以下の値を得る。
【0033】
【数9】
σTAN=0.599
σRAD=0.018
ImTAN=0.550
ImRAD=0.982
この時、光ディスク上の光スポットの所定強度分布は、図8のようになり、ピット幅に対して充分広くなり、読み取り信号の折り返しがなくなる。
(他のホログラムレンズ部の例)上記実施例では、複数の楕円溝からなる回折格子パターンが形成された透光平板のホログラムレンズ部24bを用いている。この楕円パターンに加えて、図10に示すようにRAD及びTAN方向に配置された長円パターン241aの非等方的パターンを、また図11に示すようにRAD及びTAN方向に配置された、光軸に対称に両側を削除した非等方的円パターン241bを設け、光スポットのRAD方向の強度分布を広げることができる。光スポットの強度分布を、複合対物レンズのホログラムレンズ部の回折格子パターン形状を適宜設計することで補正することができる。すなわち、図10及び図11から明らかなように、透光部242は、対応するトラック伸長方向に交差する方向(RAD方向)における幅がトラック伸長方向(TAN方向)における幅より大となるように、光ビームの光軸に関して配置されている。
【0034】
ホログラムレンズ部はPMMAなどのプラスチック、光学ガラスから形成され、そのレプリカは、ダイヤモンドターニングマシーンなどの超精密旋盤で回折格子パターンの金型を製作し、これを用いて、射出成形法、フォトポリマー法によって、製造される。
さらに、上記実施例では、ホログラムレンズ部を離間配置した別個の集光レンズ部の組み合わせの複合対物レンズとしたが、一面に集光レンズ部を形成しかつ、他面に収差補正された屈折面のホログラムレンズ部を形成した一体型の複合対物レンズとしてもよい。
【0035】
更に、この光ピックアップ光学系よれば、DVDシステムによる、2層の記録層を有する光ディスクに同時に2つの光ビームを集光できる。
このように、本発明の光ピックアップ光学系は、入射側に配置されるホログラムレンズ部及び光ビームの光軸にわたってそのホログラムレンズ部を挾む透光部からなるホログラムレンズ、並びに集光レンズを含み、ホログラムレンズ及び集光レンズをそれらの主面の法線が入射光線の光軸に一致させ配置されている。入射光線が透光部へ直接入射するようにホログラムレンズ部の横断面面積が入射光線の横断面面積より小である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 二焦点複合対物レンズの概略構成図。
【図2】 DVDの記録面の拡大平面図。
【図3】 CDの記録面の拡大平面図。
【図4】 読み取り信号のグラフ。
【図5】 実施例の二焦点複合対物レンズを有する光ピックアップ装置の概略構成図。
【図6】 実施例の二焦点複合対物レンズのホログラムレンズ部の光軸方向から見た正面図。
【図7】 図6線BBの断面図。
【図8】 CDの記録面の拡大平面図。
【図9】 実施例の二焦点複合対物レンズの概略構成図。
【図10】 他の実施例の二焦点複合対物レンズのホログラムレンズ部の光軸方向から見た正面図。
【図11】 他の実施例の二焦点複合対物レンズのホログラムレンズ部の光軸方向から見た正面図。
【主要部分の符号の説明】
21 半導体レーザ
22 ハーフミラー
23 コリメータレンズ
24 複合対物レンズ
24a 集光レンズ部
24b ホログラムレンズ部
25 4分割光検出器
26 アクチュエータ
30 光ディスク
32 エラー検出回路
32a 復調回路
33 アクチュエータ駆動回路
241 楕円回折格子パターン
242 透光部

Claims (6)

  1. 光源から放射された光ビームを集光する2焦点の集光レンズ部と前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置され該光ビームを回折するホログラムレンズ部とからなる複合対物レンズを有し、異種の光情報記録媒体の記録面に光スポットを形成し、該記録面上の記録部のトラックに対する光スポットの相対的な位置の制御を行なう光ピックアップ装置であって、前記ホログラムレンズ部は、その対称中心が前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置された複数の楕円溝からなる楕円回折格子パターンと前記楕円回折格子パターンが無くこれを挾む透光部とからなり、前記楕円回折格子パターンは、前記記録面に集光する前記楕円回折格子パターンによる光ビームの1次回折光におけるトラック伸長方向に交差する方向の開口数が該トラック伸長方向の開口数より小となるように形成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記透光部は、対応する前記トラック伸長方向に交差する方向における幅が前記トラック伸長方向における幅より大となるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
  3. 光源から放射された光ビームを集光する2焦点の集光レンズ部と前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置され該光ビームを回折するホログラムレンズ部とからなる複合対物レンズを有し、異種の光情報記録媒体の記録面に光スポットを形成し、該記録面上の記録部のトラックに対する光スポットの相対的な位置の制御を行なう光ピックアップ装置であって、前記ホログラムレンズ部は、その対称中心が前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置された複数の長円溝からなる長円回折格子パターンと前記長円回折格子パターンが無くこれを挾む透光部とからなり、前記長円回折格子パターンは、前記記録面に集光する前記長円回折格子パターンによる光ビームの1次回折光におけるトラック伸長方向に交差する方向の開口数が該トラック伸長方向の開口数より小となるように形成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  4. 前記透光部は、対応する前記トラック伸長方向に交差する方向における幅が前記トラック伸長方向における幅より大となるように配置されていることを特徴とする請求項3記載の光ピックアップ装置。
  5. 光源から放射された光ビームを集光する2焦点の集光レンズ部と前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置され該光ビームを回折するホログラムレンズ部とからなる複合対物レンズを有し、異種の光情報記録媒体の記録面に光スポットを形成し、該記録面上の記録部のトラックに対する光スポットの相対的な位置の制御を行なう光ピックアップ装置であって、前記ホログラムレンズ部は、その対称中心が前記集光レンズ部の光軸に同軸に配置された複数の円溝及び円弧溝からなる光軸に対称に両側を削除した非等方的円回折格子パターンと前記非等方的円回折格子パターンが無くこれを挾む透光部とからなり、前記非等方的円回折格子パターンは、前記記録面に集光する前記非等方的円回折格子パターンによる光ビームの1次回折光におけるトラック伸長方向に交差する方向の開口数が該トラック伸長方向の開口数より小となるように形成されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
  6. 前記透光部は、対応する前記トラック伸長方向に交差する方向における幅が前記トラック伸長方向における幅より大となるように配置されていることを特徴とする請求項5記載の光ピックアップ装置。
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